SQLite format 3@ &- }>~~%}i%!indexverses_indexversesCREATE UNIQUE INDEX verses_index on "verses" (book_number, chapter, verse) tablebooks_allbooks_allCREATE TABLE "books_all" ("book_number" NUMERIC, "short_name" TEXT, "long_name" TEXT, "book_color" TEXT, "is_present" NUMERIC)wItableversesversesCREATE TABLE "verses" ("book_number" NUMERIC, "chapter" NUMERIC, "verse" NUMERIC, "text" TEXT){UtablebooksbooksCREATE TABLE "books" ("book_color" TEXT, "book_number" NUMERIC, "short_name" TEXT, "long_name" TEXT)CktableinfoinfoCREATE TABLE "info" ("name" TEXT, "value" TEXT) `w`'right_to_leftfalse)strong_numbersfalse/russian_numberingfalse languageja )+chapter_stringチャプター##7description聖公会続編, 1934 }W8~~~}~[~<~}}}#1#66ff99祈マナセの祈り&+#66ff992エズエズラ記2) 1#ffcc662マカマカベア記2) 1#ffcc661マカマカベア記1 %#ff9fb4Y龍ベルと龍 %#ff9fb4Eスザスザンナ %#ff9fb4@バルバルク書/%7#ff9fb4;エレ手紙エレミヤの手紙Gs#ff9fb41アザアザリヤの祈りと三人のユダヤ人の歌#66ff99シラシラ書%#66ff99知知恵の書8U#ffcc99エスエステル記(ギリシャ語)#+#ffcc99ユデユディト書 %#ffcc99トビトビト書&+#ffcc991エズエズラ記1X#|vpjd^X"&!5 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メエダの子孫、クタの子孫、カレアの子孫、バルクの子孫、セラルの子孫、トメイの子孫、ナシの子孫、アテパの子孫。{Noヤイロの子孫、ダイサンの子孫、ノエバの子孫、カセバの子孫、ガゼラの子孫、オジアの子孫、ピノエの子孫、アサラの子孫、バスタイの子孫、アサナの子孫、マアニの子孫、ナピシの子孫、アクブの子孫、アキパの子孫、アスルの子孫、パラキムの子孫、バサレムの子孫、/MWアクドの子孫、ウタの子孫、ケタブの子孫、アカバの子孫、スバイの子孫、アナンの子孫、カトアの子孫、ゲドルの子孫、8Li宮仕はエサウの子孫、アシパの子孫、タバオテの子孫、ケラの子孫、サウの子孫、パレアの子孫、ラバナの子孫、アガバの子孫、,KQ門衞はサルムの子孫、アタルの子孫、トルマンの子孫、ダクビの子孫、アテタの子孫、サビの子孫、すべて百三十九人。?Jy聖歌隊の者はアサフの子孫百二十八人。aI;レビ人はイエスとカドミエルとバンナとスデヤの子孫七十四人。[H/パスロの子孫一千二百四十七人、カルメの子孫一千十七人。G'祭司はサナシブの子孫の中のイエスの子なるエドの子孫九百七十二人、エンメルテの子孫一千五十二人、6Fgサナアの子孫は三千三百三十人。mESカラモラロとオノの子孫は七百二十五人、エレクの子孫は三百四十五人、D}マカロンのものは百二十二人、ベトリオンのものは五十二人、ニピの子孫は百五十六人。|Cqカデアサとアンミデオのものは四百二十二人、キラマとガベのものは六百二十一人、pBYカリアテアリオのものは二十五人、カピラとベロテのものは七百四十三人、Aネトパのものは五十五人、アナトテ、のものは百五十八人、ベタスモテのものは四十二人、^@5バイテロの子孫は三千五人、ベテロモンの子孫は百二十三人、?'アンニの子孫は百一人、アロムの子孫、バサイの子孫は三百二十三人、アルシプリテの子孫は百十二人、>-エゼキヤの子アテルの子孫は九十二人、キランとアゼタの子孫は六十七人、アザルの子孫は四百三十二人、=アドニカムの子孫は六百六十七人、バゴイの子孫は二千六十六人、アデヌの子孫は四百五十四人、g<G ベバイの子孫は六百二十三人、アスタデの子孫は一千三百二十二人、/;W エラムの子孫は一千二百五十四人、ザトイの子孫は九百四十五人、コルベの子孫は七百五人、バニの子孫は六百四十八人、d:A パアテ・モアブの子孫、イエスとヨアブの子孫は二千八百十二人、09[ アレの子孫は七百五十六人、 8 民とその指導者の數はこれなり。ポロの子孫は二千百七十二人、サパテの子孫は四百七十二人、`79彼らはエルサレムに、又ユダヤの中の他の地に、各自己が町にに歸れり。卽ち彼らはその指導者ゼルバベル、イエス、ネヘミヤ、ザライヤ、レサイヤ、ヨネネオ、アルドケオ、ベエルサロ、アスパラソ、レエリヤ、ロイモ、及びバアナと共に上りしなり。G6又これは、バビロンの王ネブカデネザルによりバビロンに伴ひ來られ、他國人としてそこに住みし、俘囚の中より上りしユダヤの人々なり。5彼はペルシヤ王ダリヨスの治世の第二年、ニサンの月卽ち正月に、王の前にて智慧の言を語りたり。b4=祭司ピネハスの子らとアロンの子ら、サライヤの子なるヨセデクの子イエス、ユダ族のパレの血統なるダビデ家のサラテエルの子なるゼルバベルの子ヨアキム。y3kこれはその宗族の中の宗家に從ひ、諸の區別に從ひて出で行きたる人々の名なり。g2Gその兄弟たち皆樂を奏せしが、彼はこれを彼らと共に行かしめたり。81iダリヨスは千人の騎兵を遣はして、彼等が安全にエルサレムに歸り着くまで共に居らしめ、又樂器、鼓、笛などを携へしめたり。0 9此の後宗家の長等その族に從ひて選ばれ、その妻、息子、娘等と共に、僕、婢、家畜などを携へて出で行けり。5/c?エルサレムと、主の御名によりて呼ばるる宮とを建てしめ給へばなり。かくて彼ら音樂と歡喜とをもて七日の間これを祝せり。.>彼らもその先祖たちの神を讚めたたへたり。そは主、彼らに自由と解放とを與へて出で行かしめ、- =かくて彼其等の書をとりて出で、バビロンに來りて、すべてこれをその兄弟たちに語りしに、,w<祝すべきかな、我に智慧を與へ給へる汝。われ汝に感謝す。我等の先祖たちの主よ。』v+e;『勝利は汝より來る。智慧は汝より來る。又榮光は汝のもの、我は汝の僕なり。*w:若者そこを出でし時、エルサレムに向ひて、顏を天に擧げ、天の王を讚美していへり。h)I9かれ又クロスが別ち置きしすべての器具をバビロンより送り返へしぬ。又クロスが命ぜしことをばすべて實行せしめ、これをエルサレムに送るべきことを命じたり。d(A8又かれ町を守りし者に、土地と報酬とを與へんことを書き送れり。'7レビ人には、宮の工事終りてエルサレムの築かるる日まで、その負擔金を與へんことを書き送れり。&6かれ又彼らの負擔金と、祭司たちがそれによりて仕へまつる祭服を彼らに與へんことを書き送り、S%5又町を建てんとてバビロンより來るすべてのものは、彼らのみならず、彼らの子孫も、共に來りし祭司たちも、皆その自由を與へられんがためなり。/$W4又十七箇の幡祭を獻ぐべき誠あれば、日々壇の上に獻げらるべき其等の幡祭のために、年毎に他の十タラントを與へられ、m#S3又宮の竣工まで彼らは年毎にその建築のために二十タラントを與へられ、 "92彼らの所有となりしすべての國は貢を免され、その時エドム人の保ち居りしユダヤ人の村々は彼らに返へされ、!y1しかのみならず彼、その領土を去りてユダヤに赴くすべてのユダヤ人のために、その自由につきて書き送れり。卽ち役人も總督も方伯も庫官も、強ひて彼らの戸の内に入ることなく、e C0彼又ケレスリヤ及びピニケに居るすべての方伯、及びレバノンに居る者に宛て、レバノンより杉の木をエルサレムに携へ行きて、彼と共に町を築けと書き送れり。3_/その時ダリヨス王起ちて彼に接吻し、彼のために、すべての庫官、方伯、將軍、總督に宛て書を記して、彼らが、彼及びエルサレムを築かんとて彼と共に行くすべての人々を、安全にその道に行かしめんことを命じたり。wg.されば今、主なる王よ。わが汝に求むる所、わが汝に願ふ所は、汝より出づる寛大に外ならず。されば請ふ、汝の誓を遂げ、汝の口をもて天の王に誓ひ給ひし所を果し給へ。』--汝は又、ユダヤがカルデヤ人によりて荒らされし時、エドム人の燒き拂ひし宮を建つることを誓ひ給へり。nU,エルサレムより携へ去られしすべての器具、卽ちクロスがバビロンを滅ぼして、再びこれを彼處に送らんと誓ひし時、別ち置きし所のものを送り返すことを約し給へり。#?+その時かれ王にいへり『汝の誓約を憶え給へ。汝の國に來り給ひし時、汝は誓ひて、エルサレムを建つることと、}s*ここに於て王彼にいふ『何にても汝の記しし所に勝りたる汝の欲するものを求めよ。我らこれを與へん。汝は最も賢しと見られたれば、わが次席に坐してわが從弟と呼ばるべし。』')かくいひて彼、口を閉づ。その時すべての民叫びていへり『眞理は大にしてすべてのものよりも強し。』)K(又眞理の審判の中に不義なし。眞理こそ萬世に亙りて力たり國たり權たり威たるなれ。ああ祝すべきかな眞理の神。』#?'眞理は人を偏り見ず、又差別をなさず、すべての不義と惡とを離れて義を行ふ。すべての人そのわざを喜ぶなり。^5&されど眞理は存りて、常に強く、生き又勝ちて永遠に至らん。kO%酒も義しからず、王も義しからず、女も義しからず、すべての人の子らも義しからず、又彼らの業も義しからず。彼らの中には眞理なく、その不義によりて自ら滅ぶ。&E$全地は眞理に向ひて呼はり、天はこれを祝福す。すべての業は震ひ戰けど、眞理には義しからぬもの一つだになし。w#此等のものを造り給ふ者は大ならずや。げに眞理は大にしてすべてのものよりも強し。D"『君たちよ。女は強からずや。地は大にして天は高く、日は速かにその道を走る。卽ち天の周圍を廻りて、一日にして再び己が所に歸る。gG!その時王と貴族たち互に見廻はしたれば、かれ眞理につきて語り始むpY 君たちよ。彼等がかくするを見て、いかで女を強からずといふを得んや。』J 然るに王はその時これに見蕩れ、口を開きたるままにてこれを眺め、かの女笑へば彼も笑ひ、かの女眉を顰むれば、慰めんとてこれに諛ひぬ。veかの女王の頭より冠を取りてこれを己が頭に戴き、その左手をもて王を打ちぬ。y kされどわれ王と王の妾アパメ、卽ち貴きバルタコの娘が王の右に坐するを見しに、 汝ら今我を信ぜざるか。王はその力に於て大ならずや。すべての領土彼に觸るるを恐れざるや。O 多くの人は女のために滅び、躓き、又罪を犯せり。O 多くの人は女のために惑はされてその奴隸となる。0 [人は父母に勝りて妻を愛す。ve又獅子を見、暗闇に歩み、盜み、掠め、奪ひしものをその戀人の許に携へ行く。jM人は劍を取り、掠め、盜まんがため遠く出で行き、海と河とに船出す。&Eこれによりて汝ら、女の汝らを治むるを知るべし。汝らは働き勞して女の許にすべてのものを携へ行くにあらずや。X)又その妻と共に生涯を過し、父をも母をも、國をも忘る。X)人は彼を育てし己が父と己が國とを離れてその妻に著く。S此等のものを悉く投げ出してその女に見とれ、口を開きたるまま眼をこれに注ぎ、金銀又はいかなる善きものにも勝りてこれをわがものとせんとす。s_人もし、金銀及びその他の善きものを手にし、淑かにして美しき女を見なば、yk彼らは又人のために衣服を作り、人に光榮を加ふ。女なくして人在り得ざるなり。jMげに彼らは女より出づ、女は酒の出づる葡萄園を培ふ人々を養ひ育つ。B女は王を、又海と陸とを治むる民を産む。,~Q『君たちよ。王は大にして、人は多く、酒亦強からずや。されど此等を治め、その上に立つは、女にあらずして何者ぞ。g}G 次に、女と眞理につきて語りし第三の者(卽ちゼルバベル)語り初む|} 君たちよ。かく人々に從はるれば、王こそ最も強き者にあらずや。』かくいひて默しぬ。v{e 彼ら彼のまはりを見張り、何人も去らずしてその務を盡し、又事毎に彼に從ふ。mzS かく民も軍隊も皆彼に從ふ。且彼臥し横はり、飮み食ひて、休息をなす。Fy 切れといはば切り、植ゑよといはば植ゑん。[x/打てといはば打ち、荒せといはば荒し、築けといはば築き、gwGげに彼は唯の人なり。彼殺せといはば彼ら殺し、赦せといはば赦し、Jv 軍人にあらず、戰爭に關係なく、地を耕すものも亦同じ。その蒔きしものを再び刈り取らば、皆これを王の許に携へ來り、これに貢を納めん。Au{彼らは殺すにも殺さるるにも王の命に背かず。彼等もし勝利を得なば、分捕物のみならず他のすべてのものをも、王の許に携へ來らん。#t?彼互に戰へといはば、彼等戰はん。又彼等を敵の許に遣はさば、行きて、山をも、石垣をも、塔をも打ち毀たん。 s9されど王は最も強し。かれは彼らの主にして、彼らを治め、いかなる事にても彼らに命じ、彼らはこれに從ふ、prY『君たちよ。海と陸とその中のすべてのものを治むる人はその力勝れずや。Wq )その時第二の者、卽ち王の力につきて語りしもの言ひ始むp-君たちよ。かかることをなさしむるを見れば、酒は最も強きものにあらずや。』かく語りて彼口を噤みぬ。Roされど酒より醒むる時は、己がなせしことを覺えず。gnG彼ら杯を持つ時は友また兄弟に對する愛をも忘れ、時には劍をも拔くm}又それはあらゆる心を富ましめ、王をも總督をも忘れしめ、すべてのことを大言せしむ。jlMそれはいかなる思をも朗にし、樂しくし、悲哀をも負債をも忘れしむ。|kq王をも孤兒をも、奴隸をも自主をも、富める者をも貧しき者をも、皆一つ心となす。jwかくいふ『君たちよ、酒はいかに強きかな。それはこれを飮むすべての人を誤らしむ。si_その人々彼らにいへり『汝らの記しし所に從ひて汝らの意を我らに告げよ。』 h彼いへり『若ものたちを呼べ、彼ら自ら己が言を説明すべし。』彼ら召されたれば入り來りぬ。ggG己は審判者の席に坐しぬ。かくて記したるもの彼らの前に讀まれぬ。f'而して彼使者を遣はしてペルシヤ及びメデヤのすべての君侯たちと總督、將軍、方伯、及び大官を召し、yek 王眼を醒ましし時、彼等記したるものを取りて彼に與へければ、彼これを讀みぬ。sd_ 第三の者記しぬ『女こそ最も強けれ。されど最後の勝利を得るは眞理なり。』Bc 第二のもの記しぬ『王こそ最も強けれ。』Bb 第一のもの記しぬ『酒こそ最も強けれ。』ay 彼らいひけるは『王起き給はん時、一人彼に記したるものを渡さん。而して王と三人の君侯たちとに、その言を最も賢しと判斷せられしその人、定められたる如く優勝者とならん。』m`Sその時彼等各その言を記し、これを封じて、ダリヨス王の枕の下に置く。m_S彼その智慧の故にダリヨスの次席に坐し、ダリヨスの從弟と呼ばれん。』^3これに紫の衣を着せ、金の杯にて飮ませ、金の床に臥させ、金の馬銜ある車、麻の頭巾、及び首輪を與へん。\]1『いざ我ら各最も強き一つのものにつきていはん。その言他のものに勝りて賢しと見ゆる者に、ダリヨス王大なる賞與と優勝の印として大なる名譽を與へ、U\#その時、王の身を守りし三人の若き侍衞たち互に言ひぬ[!彼等飮食し、滿ち足りて家に歸りし時、ダリヨス王その寢室に到りて寢ねしが、やがて眠より醒めぬ。Z!インドよりエテオピアに至るまで二百十七州の、彼の下なるすべての總督、將軍、及び方伯を招けり。7Y iここにダリヨス王大なる饗宴を催して、そのすべての臣、その家に生れしすべての者、メデヤ及びペルシヤのすべての君侯たち、ZX-此の書讀まれたれば、ラツモと書記官サメリオ、及び彼らの同僚騎兵と武裝せる人々の群と共に、エルサレムに向ひて急ぎ行き、その工事を中止せしめたり。かくてエルサレムに於ける宮の建築はペルシヤ王ダリヨスの治世の第二年まで止みたりき。[W/又その惡事進みて、王たちの煩ひとならざるやうにせり。』V されば我命じて、彼等の町を建つることを止めしめ、堅く此の命に背く者なきやう心せしめ、 U  T MSその時王史官ラツモとベルテトモ、書記官サメリオ竝びにその同僚、サマリヤ、スリヤ、及びピニケに住める者に宛て次の如き返書を記したり。SRされば今我等汝に告げ奉る。主なる王よ。若し此の町再び建てられ、石垣新にせられなば、汝は今よりケレスリヤとピニケに通路を失ひ給ふべし。』 Q  P vOeされどわが主なる王に奏聞す。もし御心にかなはば父祖たちの諸書を檢ベ給へ。ON宮に關ることにつきては、我等これを等閑にせず。M もし此の町建てられ、石垣築かれなば、彼等は貢を拒むのみならず、王たちに對して背かん。eLC我が主、王よ、知り給へ。汝の許より上り來りしユダヤ人、エルサレムに到りてかの背き悖れる惡しき町を築き、その市場と衣垣とを繕ひ、宮の礎を据ゑんとす。 K QJされどペルシヤ王アルタシヤスタの時に、ベレモ、ミテラダテ、ダベリオ、ラツモ、ベルナトモ、及び書記官サメリオは、サマリヤと他の地に住む彼らの同僚と共に、ユダとエルサレムに住める人々に逆ひて次の如き書を彼の許に書き送れり。I'此等は皆、俘虜となりし人々と共に、サナバサルによりて、バビロンよりエルサレムに携へ歸られたり。^H5此等の金銀の器は悉く携へ來られ、五千四百六十九に達しぬ。&GE その數はこれなり。金杯一千、銀杯一千、銀の香爐二十九、金の壜三十、銀のもの二千四百十、及び他の器具一千。FF 彼はこれをユダの牧伯サナバサルに渡しぬ。Ew さてペルシヤ王クロス此等のものを携へ來りし時、これをその庫司ミテラダテに渡し、D! クロス王も亦ネブカデネザルがエルサレムより運び出して偶像の宮に据ゑたる主の聖器を携へ來れり、Cy 彼らの周圍に住める人々は、銀と金とをもて、馬と家畜とをもて、又心を動かされて誓願をなせる多くの人々によりて獻げられたる多くの供物をもて、すべての事に彼らを助けたり。hBIその時ユダとベニヤミンの宗家の長立ちぬ。又祭司とレビ人、竝びに主がその靈を動かし給へる人々はエルサレムに在し給ふ主のために家を建てんとて上り行きぬ。 A  @ !?;さればもし汝等の中誰にてもその民たるものあらば、主をして、己と共にあらしめ、ユダヤの地なるエルサレムに上り行きて、イスラエルの主の家を建てよ。そは彼はエルサレムに宮居し給ふ主なればなり。d>A我に命じて彼のためにユダヤの地なるエルサレムに家を建てしむ。|=q『ペルシヤ王クロスかくいふ。イスラエルの主、至高き主、我を全世界の王となし、<主ペルシヤ王クロスの靈を動かし給ひたれば、彼その國中に普く宣命を傳へ、詔書を發していへりu; eペルシヤ王クロスの第一年に、エレミヤの口による主の御言の成就せんがため、u: e:かくて此の地その安息を享くるまで、荒れ居る間休みて、終に七十年滿ちたり。@9 {9ペルシヤ人の世を治むるまで、彼らは、預言者エレミヤの口によりて主の語り給ひし御言を成就せんため、彼とその子らの僕となれり。8 '8その貴き器具をば彼ら悉く毀ちて空くせり。又劍をもて殺されざりし人々をば彼バビロンに携へ行きぬ。r7 _7又彼らは主の家を燒き、エルサレムの石垣を崩し、火をもてその塔を燒きぬ。(6 K6彼らは主の聖器を大なるも小なるも悉く取り、主の櫃の諸の器具及び王の貨財と共にこれをバビロンまで運び行けり。X5 +5彼らはその若者を聖き宮の周圍にて劍をもて殺し、若き男をも少女をも老人をも子供をも赦さざりき。そは主これを悉く彼らの手に渡し給ひたればなり。4 4されば主その民をその大なる不敬虔の故に怒り、カルデヤの王たちに命じてこれを擊たしめ給へり。u3 e3されど彼等その使者を嘲り、主が彼らに語り給ひし日に、その預言者を侮りぬ。@2 {2されば彼らの先祖たちの神、その使者を送りて彼らを呼び返へしぬ。そは主彼らの上に、又主の住處の上に憐憫を垂れ給ひたればなり。11 ]1且民の司と祭司たち多くの惡しき事を行ひ、すべての國々の汚辱に過ぎて、エルサレムにある聖別されし主の宮を瀆したり。L0 0此の後ネブカデネザル彼を主の名によりて誓はしめしが、彼これを拒みて叛き、その頸と心を頑にして、イスラエルの神なる主の律法を犯しぬ。 / /彼も主の御前に惡を行ひ、預言者エレミヤによりて主の口より語られし御言に心を用ひざりき。. 9.セデキヤをユダヤとエルサレムの王となせり。その時セデキヤは二十一歳なりしが、十一年の間世を治めたり。 - -されば一年の後ネブカデネザル使者を遣はして、主の聖器と共に彼をバビロンに携へ來らしめ、o, Y,彼は三月と十日の間エルサレムにて世を治めしが、主の御前に惡を行へり。l+ S+その子エホヤキム彼に代りて世を治めしが、王となりし時十八歳なりき。*  *されど彼につきて記されたる此らのこと、及びその不潔と不敬虔は王たちの歴代史に録さる。 ) )ネブカデネザル又主の聖器を取りて運び出し、これをバビロンに於ける己が宮の中に据ゑたり。 ( (バビロンの王ネブカデネザル彼の所に攻め上り、銅の鎖もて彼を縛り、バビロンにつれ行けり。 ' 'エホヤキムはユダヤとエルサレムを初めて治めし時二十五歳なりき。彼は主の御前に惡を行へり。&  &エホヤキム貴族たちを縛りしが、その兄弟ザラケを捕へて、これをエジプトより伴れ來りぬ。o% Y%エジプトの王また彼の兄弟エホヤキムをユダヤとエルサレムの王となせり。T$ #$また、民に銀百タラント、金一タラントの税を課しぬ。# 3#彼はエルサレムに於て三月の間イスラエルを治めしが、その時エジプトの王彼をエルサレムの位より下せり。" 3"ここに於て民ヨシアの子エホアハズを取りて、その父ヨシアの代りに王となせり。その時彼二十三歳なりき。,! S!此等のことはユダヤの諸王の歴史の書に錄さる。ヨシアのなせしすべての行爲、その光榮、主の律法につきての理解、彼のさきになしし諸の事、竝びに今語りし事など、すべてイスラエルとユダの列王の書に録さる。J   ユダヤ全國ヨシアのために喪に服せり。その時預言者エレミヤ、ヨシアのために哀歌を作りしが、主なる人々今も猶女たちと共に彼のために哀悼をなす。これはイスラエルのすべての國に於て絶えずなさるべき命令として定められしなり。r _かくて彼第二の車に乘り、エルサレムに歸りて死に、先祖の墓に葬られたり。( Kその時王その僕らにいへり『我を戰場より運び出せ、われいたく弱れり』と。直ちに僕等彼を軍陣の外に伴ひ出しぬ。x kかくてメギドの平野にて、彼と戰ひしに、君侯たちヨシア王に逆ひて下り來れり。 3されどヨシアはその車に歸らず、主の口によりて語られたる預言者エレミヤの言を蔑して、彼と戰を交へぬ。  我は汝を擊たんために主なる神より遣はされず。わが戰はユフラテにてなさるるなり。主は我と共にあり。げに主は我と共にありて我を急ぎ進ましめ給ふ。されば我を離れよ。主に逆ふな。』 }されどエジプト王使者を彼に遣はしていふ『ユダヤの王よ、我と汝と何の關係あらんや。g Iヨシアの此等のすべての行爲の後に、エジプトの王パロ、ユフラテのほとりなるカルケミシを攻め擊たんとて上り來りければ、ヨシアこれを禦がんとて出で行きぬ。 彼の代に起りし事の中、人々がすべての民と國とに勝りて主に罪を犯し、惡を行ひていかに彼を悲ましめ、主の御言イスラエルに向ひて、いかに確く立ちしかにつきては既に記されたり。c Aヨシアの諸の業は敬虔の心より出でたれば主の御前に正しかりき。Q 此の過越祭はヨシアの治世の十八年に行はれしなり。p [イスラエルのすべての王たちの中には、ヨシアが祭司、レビ人、ユダヤ人、及びエルサレムに住めるすべてのイスラエル人と共に行ひし如きかかる過越祭を行へる者なし。c Aかかる過越祭はサムエルの時より以來イスラエルに行はれざりき。r _さればその時そこにありしイスラエルの子ら過越と除酵祭を七日の間催せり。  –A }[17-18]かく主の犧牲に關る事ども、その日成し遂げられ、ヨシア王の命に從ひて、過越祭は守られ、犧牲は主の祭壇の上に供へられたり。@ {かつすべての門には門衞ありて、誰もその日々の勤より逃るる能はざりき。そは彼らの兄弟なるレビ人等彼らのために備へたればなり。. Wアサフの子らなる聖歌隊の者もまた、ダビデの定に依り、アサフ、ザカリヤ、及び王の侍從エデヌと順序に從ひて居りぬ。+ Q祭司たちは夜に至るまで脂をささげ、レビ人は己らのため、又その兄第なる祭司のため、アロンの子らのために備へぬ。4  c これをすべての民の前に置けり。而して後彼等己らのために、又彼らの兄弟なる祭司たち、及びアロンの子らのために備へぬ。   彼ら定められし如く火にて過越のものを炙り、銅の器と鍋の中に犧牲を煮てよき香を放たしめ、   –6  g [10-11]此等のもの備はりし時、祭司たちとレビ人ら酵入れぬパンを持ち、宗族に從ひ、父祖の家の區分に從ひ、モーセの書に記されし如く、主に獻げんとて、正しき順序にて民の前に立ちぬ。かく彼らこれを朝の内になせり。a  = エコニヤとサマイヤ、その兄弟ナタナエル、サビヤ、オキエロ、及びヨラム、卽ち千人の長たりし人々、レビ人らに過越のため五千の羊と七百の犢を與へたり。 !宮司ヒルキヤとザカリヤ、及びスエロ、祭司たちに過越のために二千六百の羊と三百の犢を與へたり。O 集れる民にヨシア三萬の小羊と小山羊、及び三千の犢を與へたり。此等は彼が民と祭司及びレビ人に約せし如く、王の所有物の中よう與へしなり。( K順序により過越を獻げ、汝らの兄弟たちのために犧牲を備へ、モーセの與へられし主の誡に從ひて過越の祭を守れ。』 5汝らこれを、イスラエルの王ダビデの錄しし所に基づき、又その子ソロモンの威徳に依りてなせ。己が兄弟なるイスラエルの子らの前に立つレビ人なる汝ら、汝らの族の諸の班に從ひ、聖所の中に立ちて、F 『汝らもはやそれを肩に舁く要なければ、汝らの神なる主に仕へ、その民イスラエルを助け、汝らの父祖の家及び宗族に從ひて己を備へよ。F 彼又イスラエルの宮仕なるレビ人らに、主に對して己を潔め、ダビデの子ソロモン王の建てし家の中に、主の聖き櫃を置くことを命じたり。~ w卽ち祭司たちに祭服を纒はしめ、これをその日々の班に從ひて宮の中に立たしめたり。 !ここにヨシア、エルサレムに於て主に對して過越の祭を行ひ、正月の十四日に過越の犧牲を獻げたり。 e~~}}L||{-zzyyEx ww1vvQussqq/ppownnxmm.ll kNjjihgff5ee dtcccvbbaK``j_x_^s]x\\[wZYYX3WYVU`T}SSQQKPPYOONNJMM9LKJJIIHHGE`DD4CBBA}A@*??+>H=t<juA且俘囚より歸り來れる人々イスラエルの神なる主に犧牲を獻げたり。卽ち全イスラエルのために牡牛十二、牡羊九十六、小羊七十二、Ii @同時に此等のもののすべての重さ記されたり。h?彼と共にありしはピネハスの子エレアザルにて、彼らと共にありしはイエスの子ヨサバデとサバンノの子モエテ、及びレビ人らなりき。すべてのもの數へられ、量られて彼等に渡されぬ。g >我ら三日其處に留りて金銀を量り、四日目にこれをウリヤの子なる祭司マルモテに渡したり。}fs=我ら正月の十二日にテラ河を去りてエルサレムに來るまで主の力ある御手我らと共にありき。主は我らを途中の攻擊より、すべての敵より救ひ給ひたれば我らエルサレムに來れり。yek<かくて金銀及びエルサレムにありし諸の器具を受け、これを主の宮に携へ行けり。Sd;されば汝ら、これをエルサレムにある我等の主の家の室に居る祭司とレビ人の長たちに、又イスラエルの宗家の長たる人々に渡すまで、心して守れ』8ci:而してわれ彼等にいへり『汝等の主にありて聖なるが如く此等の器も聖なり。又金銀は我らの父祖の主なる主に對する獻物なり。 b 9 a 8`w7王とその議官、貴族及び全イスラエルの與へたる我等の主の家の金及び聖器を量れり。_'6かくてわれ祭司の長たちの中十二人、エセレビヤとアサメミ、及び彼らと共なる彼らの兄弟十人を別ち、v^e5我ら又此等のことにつきて我等の主に求め、主の我らを顧み給ふことを知れり。]'4我ら王に、我等の主の御力は主を求むる人々と共にあり、すべての道に於て彼らを支へ給はんといへり。\3そはわれ王に我らの敵に對して我らを守らしめんがため、歩兵と騎兵とを乞ふを恥ぢたればなり。A[{2われ若き人々のために我等の主の御前に斷食を誓ひ、我らと我らの子ら、及び我らと共にある家畜のために安全なる旅路を主に乞へり。 Z 1!Y;0アセビヤ及びカンヌネオの子らなるアンヌオとその兄弟オサイヤ、彼等の子ら二十人、ダビデ及び長たる人々がレビ人の務のために定めたる宮仕の中よりの二百二十人の宮仕にして、その名は表にて示さる。bX=/我等の主の力ある御手をもて彼らの伴ひ來れるは、イスラエルの子なるレビの子、モオリの子孫の中より悟ある人々、アセベビヤとその子ら、及び兄弟十八人、>Wu.これに命じてロデオとその兄弟、及びその所の庫官に語りて、我らの主の家に於て祭司の務を行ひ得る人々を我らに造はさしめたり。jVM-而してわれ彼らに乞ひて、庫の所に居りし隊長ロデオの許に行かしめ、 U , T +IS *然るに祭司とレビ人の中誰も見えざりしかば、Rw)われ彼らをテラと呼ばるる河のほとりに集め、三日の間天幕を張りて、これを閲せり。gQG(バゴの子孫の中にてはイスタルクロの子ウテ、彼と共なる男七十人。,PQ'最後のアドニカムの子孫の中にては、(これはその名なり)エリパラト、ゲウエル、サマイヤ、彼らと共なる男七十人、mOS&アスタテの子孫の中にてはアカタンの子ヨアンネ、彼と共なる男百十人。gNG%バビの子孫の中にてはベバイの子ザカリヤ、彼と共なる男二十八人。mMS$バニヤの子孫の中にてはヨサピヤの子サリモテ、彼と共なる男百六十人。mLS#ヨアブの子孫の中にてはエゼロの子アバデヤ、彼と共なる男二百十二人、mKS"サパテヤの子孫の中にてはミカエルの子ザライヤ、彼と共なる男七十人、gJG!エラムの子孫の中にてはゴトリヤの子エシヤ、彼と共なる男七十人、AI{ ザトエの子孫の中にてはエゼロの子セケニヤ、彼と共なる男三百人、アデンの子孫の中にてはヨナタンの子、彼と共なる男二百五十人、|Hqパアテ・モアブの子孫の中にてはザライヤの子エリヤオニヤ、彼と共なる男二百人、gGGポロの子孫の中にてはザカリヤ。彼と共なる男百五十人と數へらる。,FQピネハスの子孫の中にてはゲルソン、イタマルの子孫の中にてはガマエル、ダビデの子孫の中にてはセケニヤの子アド、#E?これはアルタシヤスタの治世に、その宗家に從ひ、區分に從ひて、我と共にバビロンより上り來りし者の長なり。D'さればわれ、わが神なる主の御助によりて勵まされ、イスラエルの中より我と共に行く人々を集めたり。vCe王とその議官、及びそのすべての友と貴族の眼の前にて我に名譽を與へ給へり。YB+その時學士エズラいへり『祝すべきかな、わが父祖の神なる唯一の主。主はエルサレムにあるその家に榮光を歸せんがため、此等のことを王の心に入れ、 A汝の神及び王の律法を犯す者は、死刑若くは他の刑罰、罰金若くは投獄によりて罰せられん。』n@U又汝エズラは、神の智慧に從ひて有司及び審判者を立て、スリヤ及びピニケに於ける汝の神の律法を知るすべての者を審かしむべし。又これを知らぬ者をば汝教ふべし。h?Iわれ又汝に命ず。税又は他の負擔を祭司とレビ人、聖歌隊のもの、門衞、宮仕、又此の宮のために傭はれたる人々に課すべからず。何人も彼らに課税する權利なし。)>K神の律法に從ひて至高き神に速かにすべての事をなすべし。これ王とその子らの國の上に御怒の臨まざらんためなり。a=;その額は銀百タラント、小麥百石、酒百斗、又鹽量なかるべし。b<=又われアルタシヤスタ王はスリヤ及びピニケに於ける庫官らに、至高き神の律法の朗讀士なる祭司エズラが求むるものは速かにこれを與ふべきことを命じたり。;w又汝の神の宮の用のために、汝の思ひ出すものは何にても王の庫より取りて與ふべし。m:S又エルサレムにある汝の神の宮の用のために汝に與へられたる主の聖器、 9又汝と汝の兄弟が金銀をもて爲さんと思ふことは、何にてもこれを汝の神の御心に從ひてなせ。8 彼らをしてエルサレムにある彼らの神なる主の祭壇の上に、主に向ひて犧牲を獻げしむべし。P7及びエルサレムにある彼等の神なる主の宮のために人々の與へたるもの、卽ち牡牛と牡羊と小羊のための金銀と、これに關係あるものを悉く集め、_67 又われとわが友等の約せしイスラエルの主への獻物をエルサレムに運ぶべし。又バビロン全州に見出さるる、エルサレムに於ける主のための、すべての金銀、v5e 彼らは主の律法に記されし所に照らしてコダヤ及びエルサレムの狀態を視察し、4} われとわが友なる七人の議官に善しと見えたれば、これを望む者は皆汝と共に行くべし。b3= われ寛大の取扱をなすことに決したれば、命じて、ユダヤ人、祭司とレビ人、及びわが領土内にある彼等の國人の中、望む者を汝と共にエルサレムに行かしむ。j2M 『アルタシヤスタ王より主の律法の朗讀士なる祭司エズラに書を送る。1'さてアルタシヤスタ王より、主の律法の朗讀士なる祭司エズラに書き送られたる委任狀の寫はこれなり。)0Kエズラはいと大なる熟練を持ちたれば、主の律法と誡命とを少しも犯さず、全イスラエルに詔命と審判とを教へたり。M/これは王の第七年の五月なりき。彼らは正月の朔日にバビロンより出で、主が彼のために與へ給ひし安全なる旅路を辿りてエルサレムに來れり。.-イスラエルの子らと祭司とレビ人、聖歌隊のもの、門衞、宮仕の中の或もの彼と共にエルサレムに赴きぬ。s-_王は彼に名譽を與へたり。そは彼の求むる所すべてその心に合ひたればなり。2,]此のエズラは、イスラエルの神によりて與へられたるモーセの律法に精通したる學士にして、バビロンより上り來れるなり。++Oサレムはサドクの子、サドクはアヒトブの子、アヒトブはアマリヤの子、アマリヤはオジヤの子、オジヤはメメロテの子、メメロテはザライヤの子、ザライヤはサビヤの子、サビヤはボカの子、ボカはアビサイの子、アビサイはピネハスの子、ピネハスはエレアザルの子、エレアザルは大祭司アロンの子なり。* 此等のことの後、ペルシヤ王アルタシヤスタ世を治めし時、エズラ來りぬ。此のエズラはアザライヤの子、アザライヤはゼクリヤの子、ゼクリヤはヒルキヤの子、ヒルキヤはサレムの子、 )9そは主アツスリヤの王の謀略を彼らに向けしめ、イスラエルの神なる主の業に彼らの手を強め給ひたればなり。R(又彼らは七日の間除酵祭を守り、主の御前に樂めり。\'1 而して俘囚より歸り來れるイスラエルの子らこれを食せり。卽ちそれは己をその地の異教徒の憎むべきものより聖め別ちて、主を求めしすべての人々なり。&! 彼らは俘囚より歸り來れるすべての人々とその兄弟なる祭司たち、及び己等のために過越を獻げたり。 % –4$a [10-11]又俘囚より歸り來れるイスラエルの子等は、正月の十四日に、祭司とレビ人及び俘囚より歸り來れる人々の、共に聖別せられし時に過越祭を行ひぬ。そは彼ら聖別せられたればなり。レビ人も皆共に聖別せられたり。M# 祭司とレビ人は又、祭服を纒ひ、その區分に從ひて立ち、モーセの書に從ひて、イスラエルの神なる主に仕へぬ。又門衞等は各その門を守りぬ。"!又十二の牡山羊をばイスラエルの罪のために、イスラエルの諸の族の十二の君侯の數に從ひて獻げぬ。^!5主の宮の聖別禮に彼等は牡牛百、牡羊二百、小羊四百を獻げ、, Qイスラエルの子ら、祭司、レビ人、及び俘囚より歸り來りて加へられし人々モーセの書に記されたる所に從ひて行ひぬ。jMかくてその家ダリヨス王の第六年、アダルの月の二十三日に落成せり。G彼らこれ等のことを、ペルシヤの諸王クロス、ダリヨス、及びアルタシヤスタの許可をもて、イスラエルの神なる主の誡命に從ひて終りぬ。mSかくて預言者アガイオ及びザカリヤの預言し居る間に、宮の工事進みぬ。dA心して宮の工事を見張り、ユダヤ人の長老等と宮司とを助けたり。 !その時ケレスリヤ及びピニケの總督シシンネとサテラブザネ、その同僚と共にダリヨス王の命に從ひ、X)"我ダリヨス王、これに從ひて速かに行はんことを命ず。』&E!されば人々のその御名に呼ばはる主は、エルサレムに於ける主の家を手を延べて妨げ又は毀つ者を悉く滅し給はん。/ 此の命令の中に記されたるいかなることにてもこれを犯し、若くは等閑にする者は、誰にもせよ、己が家より木を取り出されて、その上に擧げられ、又そのすべての所有物は王のために沒收せらるべし。&E又彼らをして灌祭をいと高き神に獻げしめ、王とその子等のために、卽ち彼らの生命のために祈ることを得しめよ。;o又穀物、鹽、酒、油を年毎に絶たず、エルサレムに居る祭司たちが日々の用のためにこれを求むる時、何事をも問はずして與へよ。_7又ケレスリヤ及びピニケの租税の一部は主の犧牲のために、卽ち牡牛と牡羊及び小羊のために、心して此等の人々に、ことに牧伯ゼルバベルに與へらるべし。2]『我またその再建を完うせんことを命ず。主の家の工事竣るまで、彼ら努めてこれを見守り、ユダヤの俘囚人らを助くべし。?wされば彼スリヤ及びピニケの總督シンシネとサテラブザネ、及びその同僚、又スリヤ及びピニケの主君たちに命じて、その所を亂さず、主の僕ゼルバベルとユダヤの牧伯とユダヤ人の長老たちに、その所に主の家を建てしめたり。V%又ネブカデネザルがエルサレムの家より取りてバビロンに運び行きし主の家の聖器は金銀ともエルサレムの家に、その以前ありし所に置かるべし』と。Y+その家は高さを六十キユビト、廣さを六十キユビトにし、巨石三列とその國の新木一列とをもて造らるべし。その工費はクロス王の家より給せらるべし。5c『クロス王の第一年に、クロス人々が絶えざる火をもて犧牲を獻げんために、エルサレムなる主の家を建つることを命じたり。Sその時ダリヨス王命じてバビロンに保存されたる記錄を探らしめしに、メデヤ州のエクバタナ宮殿に於て、此等のことの記されたる卷物見出されぬ。S而してもしエルサレムに在る主の家の建築クロス王の許可をもて爲されしこと見出されなば、我らの主なる王の御心もて、これを我らに證し給へ。』 されば王よ。若し御心にかなはば、バビロンに在る我らの主なる王の王室記錄を調べしめ給へ。V %さればサナバサロ此處に來りて、エルサレムに在る主の家の礎を据ゑたり。その時より今に至るまでこれを建てつつありしが猶未だ竣らざるなり』と。 !此等のすべての器具を携へ行き、これをエルサレムの宮に据ゑ、そこに主の宮を建てよと命じ給へり。w g又ネブカデネザルがエルサレムの家より運び出して己が宮に据ゑ付けし金銀の聖器をば、クロス王バビロンの宮より再び取り出してこれをゼルバベルと牧伯サナバサロに渡し、 されどクロス、バビロン國を治めし第一年に、クロス王書をもて此の家を建つることを許したり。pY彼等此の家を倒してこれを燒き、人々を俘虜にしてバビロンに携へ行けり。nUされど我らの父祖たち天に在すイスラエルの主に逆ひて罪を犯し、その御怒を引き起せる時、主これをバビロンの王、カルデヤ人の王ネブカデネザルの手に渡し給へり。此の家は多くの年の前、強く大なるイスラエルの王によりて建てられ、且完うせられたり。U# 彼等我らに答ふ『我らは天地を造り給へる主の僕なり。P 我等書を以て汝に奏聞し、事に當る主なる者の何人なるかを汝に知らしめんがため、彼らに質問し、主なる人々の名を書き列ぬることを命じたり。#? されば我ら此等の長老たちに問ひていへり『誰の命令によりて汝ら此の家を建て、此の工事の礎を据うるや』と。,Q 而してその工事大なる速力をもて爲され、彼らの手によりて頻に進められ、あらゆる尊崇と關心とをもて成し遂げらる。    b=スリヤとピニケの總督シシンネ、及びサテラブザネがその同僚なるスリヤ及びピニケの方伯等と共にダリヨスに書き送れる書の謄寫。『ダリヨス王に平安あれ。~!彼らはその工事を妨げられず、彼らにつきてダリヨスに書を奉りて、その返書を得る時にまで至れり。y}kされどユダヤ人の長老たち恩惠を受けぬ。そは主、俘囚人を顧み給ひたればなり。)|K『誰の許可によりて汝らは此の家と此の家根を建て、又他の諸の事をなすか。これ等のことをなす工師は誰なるか。』{!その同じ時スリヤとピニケの總督シシンネは、サテラブザネ及びその同僚と共に來りて彼等にいへり。Mz其時サラテエルの子ゼルバベルとヨセデクの子イエス立ちて、エルサレムに主の家を建てしが、主の預言者たち彼らと共にありて彼らを助けぬ。y さてダリヨスの治世の第二年に、預言者アガイオと、アドの子なる預言者ザカリヤ、ユダヤとエルサレムのユダヤ人等に預言せり。卽ち彼らイスラエルの神なる主の御名によりて彼らに預言せり。exCI又その祕なる謀略と説服と騷擾とをもて、クロス王の生ける間は常にこれを妨げたり。されば彼らはダリヨスの治世に至るまで二年の間その工事を妨げられたり。ywkHされどその地の異教徒等ユダヤの人々を壓へ、これを圍みて、その工事を妨げぬ。 vG我らはペルシヤ王クロスの我らに命ぜし如く、我らのみにてイスラエルの主に家を建てん』と。#u?Fゼルバベルとイエス、及びイスラエルの宗家の長等これに答ふ『汝らは我らの神なる主に家を建つべきにあらず。8tiEわれらも汝らと同じく、汝らの主に從ひ、我らをここに來らしめしアツスリヤの王アスバサレテの時よりこれに犧牲をささぐ。』s!Dされば彼らゼルバベルとイエス、及び宗家の長等の所に行きてこれにいふ『我らも汝らと共に建てん。r C卽ち彼ら、それは俘囚より歸り來りし人々イスラエルの神なる主に宮を建つるなるを悟れり。qwBユダとベニヤミンの族の敵たるものどもこれを聞きし時、ラツパの響のゆゑを知りぬ。DpA人々民の泣く聲とラツパとを聽きわくること能はざる程なりき。そは群衆甚だしくラツパを鳴らして、その聲遠くより聽かれたればなり。Xo)@されど多くの人々はラツパを用ひ、喜びて大聲に叫びぬ。 n9?祭司、レビ人、宗家の長等の中に以前の家を見たりし老人ありけるが、此の建物に來りて悲み又いたく泣けり。m->すべての民はラツパを鳴らし、高らかに聲を擧げて、主の家のわざのために主に向ひ、感謝の歌を歌へり。#l?=彼等高らかに歌ひ、感謝の歌をもて主を稱へたり。そは主の善美と榮光は全イスラエルの上に永へにあればなり。pkY<イスラエルの王ダビデの命ぜし如く、感謝の歌をうたひ、主を讚美したり。j;祭司たちは祭服を纒ひ、樂器とラツパをもて、又アサフの子らなるレビ人らは鐃鈸をもて、Ci:彼等又二十歳以上のレビ人を主の業に任じたり。その時、イエス起ちあがり、その子らと兄弟たち、その兄弟カドミエル、エマダブンの子ら、イリアドンの子なるヨダの子ら、及び彼等の子らと兄弟たち、すべてのレビ人ら皆一つ心にて工事に取りかかり、神の家の業を進むるために勞したり。かくて家造等主の宮を建てたり。|hq9彼らがユダヤとエルサレムに來りし第二年の二月の朔日に、神の宮の礎を据ゑたり。g8エルサレムの神の宮に來りて後第二年の二月に、サラテエルの子ゼルバベルとヨセデクの子イエスと彼等の兄弟たち、祭司とレピ人、又俘囚よりエルサレムに歸り來りしすべての人々工事を始め、9fk7シドンとツロより來りし人々に飮ものと食もの、及び車を與へたり。これペルシヤ王クロスによりて彼らのために記されたる命令に從ひ、レバノンより杉の木を携へ來り、これを筏にてヨツパの港まで運ばしめんがためなり。9em6彼ら又石工及び木匠に金錢を與へ、 d95神の宮未だ竣工せざりしが神に對していかなる誓約にてもなしたる者は、七月の朔日より、犧姓をささげ始む。jcM4又この後常の供物と安息日、新月、及びすべての聖祭の犧牲を供へぬ。bw3彼等又律法に命ぜられし如く假廬の祭を行ひ、定められたる如く日々犧牲を獻げたり。!a;2又その地の他の國民の或る人々彼等の許に集りて、己が所に祭壇を築きぬ。そはその地のすべての國民は彼らに敵對し、彼らを壓へたればなり。彼らは時に從ひて犧牲を供へ、朝夕共に燔祭を主に獻げたり。v`e1神の人モーセの書に明かに命ぜられたる處に從ひて、その上に燔祭を供へたり。8_i0その時ヨセデクの子イエスとその兄弟なる祭司たち、サラテエルの子ゼルバベルとその兄弟たち、イスラエルの神の祭壇を備へ、/^W/されど七月近づきてイスラエルの子ら皆己が所にありし時、人々一つとなりて東に面したる第一の門の前の廣場に集りぬ。S].かくて祭司たちとレビ人、民の中なる或もの及び聖歌隊のものと門衞等はエルサレムとその地方に住み、すべてのイスラエル人はその村々に住めり。\-又その業のために、宮の庫に金一千斤、銀五千斤、及び祭服百襲を納むることを約したり。;[o,彼らの宗家の長たる人々の或者、エルサレムにある神の宮に來りし時、彼らの力に應じて其の元の所に再び家を建てんことを誓ひ、mZS+酪駝四百三十五、馬七千三十七、騾馬二百四十五、駄馬五千五百二十五。UY#*僕婢は七千三百三十七人、樂人と歌手は二百四十五人。X!)かくイスラエルのすべての人々は、僕婢を除きて、十二歳以上のもの四萬二千三百六十人に達したり。5Wc(そはネヘミヤとアタリヤ彼等に向ひて、ウリムとトンミムを着けたる大祭司起るまでは聖務にたづさはるなといひたればなり。V''此等の人々の親戚の項目の、記錄簿の中を探りて見出されざりしものは、祭司の現職より退けられたり。 ~~i}}}U||{u{zyy_xwEvvPuu$t}ss/rr6qq2pp nn>=<Fuこの二人共に室内に閉ぢ籠りたる時、トビア床よりたち上りていひぬ『姉妹よ、起きよ。主我等を憐み給はんがため、我等祈らん。』vEe惡鬼その臭氣を嗅ぎて、エジプトのはてまで逃げゆきしが、御使かれを縛れり。)DKかれ往きし時、ラフアエルの言を思ひ出し、炭火を焚きて、その上に魚の心臟と肝臟とを載せ、燻して煙を立てたり。NC 晩餐終りて彼等トビアをその娘の許に伴ひ往けり。B『子よ、心安かれ。天地の主、この汝の悲哀に對して、汝に喜悦を與へ給はん。心安かれ、娘よ。』Aエデナ彼のいひし如くなし、娘を其處に伴ひ入りて、泣けり。娘も涙にくれければ、かれ言ひぬ。@wラグエルその妻エデナを呼びていふ『姉妹よ、他の室を備へて娘を其處に伴ひ往け。』'?Iかくて彼等食ひ初む。s>_かれ又その妻エデナを呼び、帳簿を取りて契約書を書き、これに捺印したり。}=s さて彼その娘サラを呼び、その手を取りて、彼をトビアに、妻として與へ、且いふ『今モーセの律法に從ひ、この女を娶りて、汝の父のもとに伴ひ往け。』ラグエル彼等を祝しぬ。h<I ラグエルいふ『慣習に從ひて、汝今よりかの女を娶れ。そは汝はかれの兄弟にして、かれは汝の有なればなり。憐憫の神、汝らに最も善きものを、そなへ給はん。』; 我わが子を七人の男に嫁がしめしに、彼等これに近づきたるその夜の中に皆死ねり。されど今は樂しめ。』トビア彼にいふ『汝等契約をなし、われと契約を結ぶまでは、我等何をも食ふまじ。』^:5 汝わが子を娶るべければなり。されどわれ汝に眞實を語らん。9 ラファエルこれをラグエルに傳へたれば、ラグエル、トビアにいひぬ『食へ、飮め、樂め。:8m彼の妻エデナも、娘サラも泣きぬ。彼等喜びてその人々を欵待し、群の牡羊を屠りて、彼等の前に多くの肉を備へたり。 トビア、ラファエルに言ふ『兄弟アザリヤよ、途にて汝が語りしことを言ひて、それに結末をつけよ。』;7o而して彼トビアを祝していへり『汝は優れたる善き人の子なり』と。ラグエルは、トビトの目盲ひたるを聞きし時、悲みて泣きぬ。F6ラグエル躍りあがりて彼に接吻して泣きぬ。v5e彼等いふ『彼猶生きて健全なり。』その時、トビアいひぬ『彼はわが父なり。』 49彼いふ『我等の兄弟トビトを知るか。』彼等答ふ『われ彼を知る』と。彼更に問ひていふ『彼は健全なりや。』G3ラグエル彼等に『兄弟たちよ、汝等何處より來るか』と問ひければ、彼等答へて云ふ『我等はニネベに俘虜となり居るナフタリの子らなり』2}ラグエルその妻エデナにいひけるは『この若者、いかにわが從兄弟トビトに似たる』と。O1 彼等エクバタナに來りて、ラグエルの家に赴きぬ。サラ彼等を迎へて挨拶し、彼等もまた彼に挨拶せり。かくてサラ彼等を家の中に伴ひ入れたり。/0Wさらば惡鬼その臭を嗅ぎて外に逃れ、いつまでも歸り來ることなからん。汝かの女に近づく時、二人共に起ちて、慈悲の神を呼び奉れ。かれ汝等を救ひ、汝等に慈悲を垂れ給はん。懼るな、かの女は、夙くより、汝のために備へられ居たる者なり。汝は彼を救ひ、彼は汝と共に往かん。われ想ふに汝は必ず彼によりて子を生まん。』トビア此等のことを聞きて、かの娘を愛し、その魂ひたすらかれを慕へり。/}汝婚禮の室に入らば、炭火をとりて、その上に魚の心臟と肝臟とを燻して煙を立つべし。./御使彼にいふ『汝親戚の家より妻を娶るべしと汝の父の命ぜし言を憶えぬか。われに聽け、兄弟よ、この女必ず汝の妻となり、惡鬼とは何の關係なきに至らん。そはかれ今宵汝の妻となるべければなり。{-o我はわが父の一人子なれば、入りて前の人々と同じく死なんことを恐る。その女に來る人々の外は誰をも害はぬ惡鬼、この娘を愛し居るなり。されば我死にて、わが父と母との生命を、わがために悲みて墓に下らしめんことを懼る。彼等には、己等を葬るべき他の子なし。』G, その時、若者御使に言ひぬ『兄弟アザリヤよ、われ、この娘七人の男に嫁ぎしことと、其等の人々皆婚禮の室にて死にたることとを聞けり。F+ この少女は美しくして聰き者なり。されば我に聽け。われ、彼の父に告げん。我等ラゲスより歸りて後、婚姻の禮を行はん。われ知る。ラグエルは、モーセの律法に從ひて、その娘をば決して他の人に與へざるを。然らずば彼死に當るべき者とならん。そは、他の何人に歸するよりも、その財産は汝に歸すべきものなればなり。』g*G その財産は汝の嗣ぐべきものなり。汝は彼の唯一の親戚なればなり。Y)+ 『兄弟よ、我ら今日ラグエルの許に宿らん。彼は汝の親戚にて、サラと云ふ一人娘あり。この娘、妻として汝に與へられんがため、我これをいひ出でん。I(  彼等ラゲスに近づきたるとき御使若者に言ひぬd'Aされど膽嚢は、眼に白き膜をもつ人に塗れば、その人癒されん。』q&[彼いふ『心臟と肝臟とは、もし惡鬼又は惡靈何人かを苦めなば、我らこれを、その男又は女の前に燻して煙をたて、これによりてその人の惱まされぬやうにするためなり。 %若者御使に問ひけるは『兄弟アザリヤよ、かの魚の心臟と肝臟と膽嚢とは何の用をなすか』と。5$c若者御使の命ぜし如くなせり。されど彼等その魚を燒きて之を食せり。かくて二人の者その途に進み、エクバタナに近づけり。#}御使彼にいふ『魚をさきて、その心臟と肝臟と膽嚢とを取り、これを安全に貯へ置け。』y"k御使彼に『魚を捕へよ』といひければ、若者その魚を捕へて、地に引き揚げたり。y!k若者身體を洗はんとて下りしに、河の中より魚跳び出でて、若者を飮まんとせり。  さて彼等その旅路に出で立ちけるが、夕に及びてテグリス河のほとりに達し、其處に宿れり。9mかくてアンナ泣くことを止めたり。yk善き御使彼とともに往き、彼の旅路祝せらるべければ、彼健全にて再び歸らん。』トビト彼にいふ『姉妹よ、心を惑はすな。かれ健全にて歸らん。汝の目再び彼を見るべし。mS主より我等の生活の爲に與へられたるもの、我等のために允ち足れり。』gG銀を銀に加へんとて貪るな。我等の子のために安全を期すべきなり。P然るにその母アンナ泣きてトビトにいふ『いかなれば汝我等の子を送り出せしか。彼は我等の前に、入るにも出づるにも、我らの手の杖ならずや。:mかくて彼ら同意せり。その時トビト、トビアにいひぬ『旅の準備をせよ。往きて恙なく歸り來れ』と。その子旅に必要なるものを備へし時、父彼にいひけるは『この人と共に往け、願くは、天に在す神、汝らの旅路を祝し、主の御使汝等に伴はんことを』と。ここに於て彼ら二人旅立ち、若ものの犬も彼らと共に往けり。^5汝もし健全にて歸らば汝の賃銀に幾ばくかの割増を加へん。』)Kされどわれ汝に幾許の賃銀を與ふべきか、我に告げよ。一日に一ドラクマ及びわが子と同じく日用のものを與へんか。 トビト彼にいふ『よくこそ來つれ、兄弟よ。われ汝の族と汝の家系とを尋ねたればとて怒るな。汝は優れたる善き家系より出でたる兄弟なり。われは大セメヤの子アナニヤとヨナタンとを知る。我ら共に禮拜のためにエルサレムに往きて、初子、及びわれらの收穫の十分の一を供へたることあり。彼等は我らの兄弟たちの過誤に迷ひ行かざりき。兄弟よ、汝は善き家柄より出でたり。ve 彼いふ『我は、なんぢの兄弟たちのうちなる大アナニヤの子、アザリヤなり。』nU かれトビトにいふ『汝の求むるは、族なるか、家系なるか。若くは汝の子と共に往くべき雇人なるか。』トビト彼にいふ『兄弟よ、われ汝の生と汝の名とを知りたし。』jM トビト彼にいふ『兄弟よ、汝は何族、何家の人なるか、我に告げよ。』B トビア彼を呼べば、彼入りて互に挨拶す。3_ラファエル彼にいふ『往け、遲るな。』彼入りて父にいふ『視よ、われ、我と共に行く人を見出せり。』父いふ『彼をわが許に呼び來れ、われ彼の何族の者なるか、又彼は汝と共に行くに足る信ずべき人なるかを見ん。』[/トビア彼にいふ『我を待て、我わが父にこの事を告げん。』)K御使彼にいふ『われ汝と共に往かん、われよくその道を知る。われ我等の兄弟ガバエルと共に宿したることもあり。』,Qされどトビアこれを知らずして彼にいふ『われ汝と共にメデアのラゲスまで行くを得べきか、汝その所をよく知るか。』[ /彼出でゆきて人を探したるに、御使ラファエルを見出せり。G トビト彼に證書を與へて曰ふ『誰か汝と共に行くべき人を探せ。我生くる間は彼に報酬を與へん。されば行きてその金子を受け取るべし。』m Sされど我この人を知らざるに、如何にしてその金子を受け取り得んや。』{  qその時トビア答へて曰ふ『父よ、汝の命ぜしことは、何にてもすべてこれを行はん。A {子よ、我ら貧しくとも懼るな。汝もし神を懼れて、凡ての惡より離れ、彼の御前に御心にかなふことをなさば、多くのものを持たん。』wわれ今、メデアのラゲスなるガブリヤの子ガバエルに預けし銀十タラントを汝に示す。{o又常に主なる神を祝し、汝の道の直くせられんことと、汝の歩及び汝の計量の榮えんこととを祈れ。いかなる民も皆計畫をもたず。されど主は自らすべての善きものを與へ、又御意のままに、おのが欲する者を卑くし給ふ。子よ、わが誡命を憶え、これを汝の心より消すな。s_すべての聰き人より勸告を求め、いかなる勸告にても益なるものは輕んずな。[/義人の葬の時に汝の糧を注ぎ出せ。されど罪人には與ふな。V%汝の糧を飢ゑたる者に與へ、汝の衣服を裸なる者に與へよ。すべて汝の豐なるものをもて施濟をなせ。又施濟をなす時、汝の目惜み見ざるやうにせよ。|q汝の自ら憎むことを誰にもなすな。醉ふ程の酒を飮むな。醉ひたるまま道を行くな。_7汝のために働くものの賃銀を滯らしむな。手づからこれを渡すべし。汝神に仕へなば、報償汝に來らん。子よ、汝のすべてのわざを愼み、汝の行状に心せよ。?w 子よ、汝の兄弟を愛せよ。心の中に汝の兄弟たちの中より、汝の國人の息子、娘たちの中より妻を娶ることを輕しむな。輕蔑の中に滅亡と多くの患難あり。又浪費の中に、衰微と大なる窮乏あり。そは浪費は飢饉の母なればなり。4a 子よ、すべての淫行を愼しめ。先づ汝の先祖たちの裔より妻を娶れ。汝の父の族にあらざる異邦り女を娶るな。そは我等は預言者たちの子なればなり。子よ、ノア、アブラハム、イサク、ヤコブを憶えよ。古の我らの先祖たちは皆その兄弟たちより妻を娶り、その子らによりて祝福を得たり。彼等の裔は地を嗣がん。yk 施濟はすべてこれをなす者にとりて、いと高きものの御前に善き賜物となるなり。g~G そは施濟は、人を死より救ひ、暗黒に陷らしむることなければなり。X}) かくして汝、必要の日のために自ら善き寶を貯ふるなり。|汝の持物の量に從ひて施濟をなせ。汝の持物少くとも、その少きによりて施濟をなすことを懼るな。>{u汝の持物より施濟をなせ。又施濟をなす時汝の眼を貪らしむな。汝の顏を貧しき人より背けずば、神の御顏汝より背けられざるべし。|zqそは汝もし眞理を行はば、汝のなすわざ榮えん。すべて義を行ふ人々にしかあらん。,yQ子よ、汝の一生の間汝の主なる神を憶え、罪に心を向けず、主の誡命を犯さず、一生の間義を行ひ、不義の道を歩むな。,xQ子よ、汝なほ胎内にありし時、かれ汝のために多くの危難に遭ひしことを憶えよ。彼死なば、わが側に、一つ墓に葬れ。Kwかくて彼を呼びて言ふ 『子よ、我死なば我を葬れ。又汝の母を輕んずな。汝の一生の間彼を尊びて、その心に適ふことをなせ。彼を惱ますな。/vW心の中にいひけるは『我は死を求めたれば、死ぬる前に、わが子トビアを呼びて、彼にこのことを示さざるべけんや』と。uu eその日トビト、メデアのラゲスなるガバエルに預けたる金子のことを思ひ出し、 taさて、二人の祈、大なる神の榮光の前に聽かれ、bラファエル彼等を癒さんがために遣はされたり。即ちトビトの目より白き膜を取り除き、ラグエルの娘サラをトビトの息子トビアに妻配はせ、且かの惡鬼アスモデオスを縛らんがためなり。そはサラはトビアのものと定められたればなり。その同じ時、トビト歸りて己が家に入り、ラグエルの娘サラは己が二階座敷より下り來れり。ss_またわれわが俘囚の地に於てわが名とわが父の名とを穢せしこと絶えてなし。我はわが父の一人娘にして、父には他に後を嗣ぐべき子も、近き兄弟もなく、又われを妻として偕に居るべき養子もなし。わが七人の夫は既に死ねり。われいかで生くるを得ん。我を殺すこと御心ならずば、願はくは我を顧み、われを憐み、今より後悔辱をきくことなからしめ給へ。』[r/主よ、汝知り給ふ。われは人に對して罪を犯せしことなし。mqS 願はくはわれ地より解き放たれて、もはやこの嘲罵を聞かざらんことを。Xp) 主よ、今われわが眼を汝に注ぎ、わが顏を汝に向け奉る。koO 而して彼窓際にて神に向ひ、祈りて言ふ『讚むべきかな主よ、わが神よ、主の聖にして貴き御名は永遠に讚むべきかな。汝のすべての御業は、とこしへに汝を稱へん。n) サラ此等の事を聞きて、甚しく嘆き悲み、自ら縊れんと思へり。されどかれ言ひぬ『我はわが父の一人娘なれば、もし我これをなさば、父の恥となり、彼の老年を、悲みの中に、墓に下らしめん』と。5mc 何故我等を鞭打つか。彼等死にたれば、汝も彼等と共に往け。願はくは、我ら、汝の息子をも娘をも永遠に見ざらんことを。』Elそはかの女七人の男に嫁ぎたれど、その夫等彼と寢る前に惡靈アスモデオス彼等を殺したればなり。その婢等かれに言ふ『汝、夫たちを締め殺したるを知らざるか。汝既に七人の夫を持ちたるも、その一人の名をだに用ひしことなし。 kその同じ日にメデヤのエクバタナに於て、ラグエルの娘サラその父の婢たちより辱められたり。@jyこれ我ら汝の誡命を行はず、汝の御前に眞理をもて歩まざりしが故なり。主よ、今、汝の眼によしと見給ふところに從ひて我をあしらひ給へ。生くるよりも死ぬる方むしろわれに益なり。われ僞の非難を聞きていたく悲む。今われをわが苦惱より救ひ、永遠の場所に入れと命じ給へ。願はくは御顏をわれより背け給ふ勿れ。』|iq今、わが罪及びわが先祖たちの罪に從ひて我に行ひ給ふ御審判は多樣にして眞なり。Mh彼等汝の誡命に背きたれば、汝我らを略奪に遭はしめ、俘囚と死とにわたし、又我らの散らされ居る國々に於て、我等を恥辱の諺となし給へり。5gc願はくは我を憶え、我をみそなはし給へ。わが罪とわが無知、又わが先祖たちが主の御前に犯せし罪の故に我を罰し給ふ勿れ。;fo『主よ、汝は義しくして、汝のすべての御業、すべての道は憐憫なり、眞理なり。汝は永遠に眞にして義しき審判をもて審き給ふ。8e mわれ嘆き悲み、泣きつつ祈りて言ふxdi妻答へて言ふ『それは、わが賃銀の外に、贈物として我に與へられしなり』と。されどわれ彼を信ぜざりしかば、これをその持主に返せといひて、彼を辱めたり。然るに妻答へて我に言ふ『汝の施濟と汝の義しき業とは何處にあるか。視よ、汝のすべてのわざは明なり。』ncU 仔山羊わが家に來りし時鳴き始めたれば、我わが妻に云ふ『この仔山羊何處より來りしか、盜みたるにはあらざるか、持主に返せ、盜みたるものを食するは不法なり。』Xb) 彼等その賃銀を拂ひ、猶そのほかに仔山羊をも與へたり。sa_ その頃わが妻アンナ婦室にて紡績をなし、作りしものをその持主に屆けしに、9`k われその壁の上に雀居りしを知らず、目をあけ居る時、雀わが目に温き糞を落し、わが目に白き膜生じたり。われ醫者に行きしも彼等われを助け得ざりしが、アキアカロス我を養ひて、わがエリマイスに行く時までに及べり。_  われ彼を葬りて歸りしその夜、わが身穢れたれば、顏に帕を掛けず、庭の壁ぎわに寢ねたり。G^隣の人々嘲りて言ふ『此人、この事柄に由りて死刑にせらるるを未だ恐れず。彼そのために逃れたるに、視よ、彼再び死人を葬りたり』と。j]Mその時我泣きぬ。日暮れしかば我出でて墓を堀り、その死骸を葬れり。\'われアモスの預言を思ひ出せり。曰く『汝等の節筵を悲傷に變らせ、汝らの歌を悉く哀哭に變らしめん』[[/而してわれ歸りて身を潔め、悲哀の中にわがパンを食せり。yZkわれ何物をも食せず、直に起ちて、日の入る時までその死骸を奧の室に運び入れ、vYe彼歸りて云ふ『父よ、わが國人の一人締め殺されて、市場に投げ棄てらる』と。\X1われ多くの肉を見たれば、わが子トビアにいひぬ『主を憶ゆる兄弟のうちの貧しき人を誰にても探ね出して此處に伴ひ來れ。視よ、我汝のために待つ』と。sW a我わが家に歸り、わが妻アンナとわが子トビア再びわが許に來りし時、ペンテコステ即ち七週の聖祭の日に、わがために祝宴設けられたれば、われ食せんために席に就けり。GV  かくてアキアカロスわがために執成したれば、我ニネベに往きぬ。アキアカロスは王の酒人、王の印璽を持つ者、王の家宰、又會計を司る者なりき。サケルドノス彼を、己が次の位に任じたり。而してアキアカロスはわが兄弟の子なり。VU 'その後五十日を經ずして、王の二人の息子王を殺してアララテの山に逃れたり。而してその子サケルドノス彼に代りて王位に即きぬ。サケルドノスはわが兄弟アキエルの子アキアカロスを用ひてその國の會計及び他のすべての事務を司らしめたり。 T かくてわがすべての持物奪はれ、わが妻アンナとわが子トビアとの他は一つの物だに殘らざりき。S /その時、ニネベ人の一人行きてわがことを王に告げ、いかにわが彼等を葬りて、私に身を隱せしかを語れり。而してわれ、死刑にせられんがために、探ね求めらるることを知りしかば、恐れて逃れたり。R  又セナケリブ王ユダヤより逃げ來りし人を殺しし時も、我これを私に葬れり。そはかれ怒に任せて多くの人を殺したればなり。その屍體王によりて探ね求められしも、遂に見出されざりき。Q '裸なる人々に衣服を着せ、又わが國人の死にてニネベの石垣の外に投げられたるを見てはこれを葬れり。P  シャルマネセルの時に、我わが兄弟たちに多くの施濟をなして、飢ゑたる人々にパンを與へ、@O {シャルマネセル死にし時、その子セナケリブ代りて王位に即きしが、此の時この國道騷しくなりて、われメデアに行くこと能はざりき。 N 而して我メデアに赴き、ラゲスにて、ガブリアの兄弟ガブリエルの手に銀十タラントを預けたり。 M  至高者、シャルマネセルの前にて我に恩惠と寵愛とを與へ給ひければ、我遂に彼の厨人となれり。>L y こは我心を盡して神を憶えたるによる。HK  されど我は之を食ふまじとわが身を抑へたり。J - 我捕虜として、ニネベに運び去られし時、わが兄弟たち及びわが親戚の者どもは、異邦人のパンを食へり。~I w われ人と成りてわが親族の裔よりアンナを娶りて妻とし、彼によりてトビアを産めり。CH 又その第三の十分の一をばわが父の母デボラの命ぜし如く、定められたる人々に與へぬ。そは我、わが父に孤兒として遺されたればなり。RG われその第一の十分の一をエルサレムにて役ふるレビの子等に頒ち、次に第二の十分の一を賣りて年毎にエルサレムに赴き、そこにてこれを費せり。MF されど我は永遠の誡律によりて、すべてのイスラエル人に命ぜられたる如く、初穗と收穫の十分の一と羊の初剪の毛とを携へて、祭の時、屡ひとりにてエルサレムに上り、これを祭壇に持ち行きて、アロンの子らなる祭司たちにささげたり。E  共に去り行きしすべての族は、牝犢バアルに犧牲を獻げ、わが父ナフタリの家もしかなせり。D +われわが國、イスラエルの地にありて、年なほ若かりし時、わが父ナフタリの族は皆、犧牲をささげんがためにイスラエルのもろもろの族の中より選ばれたるエルサレムの家より、墮ちて去りゆけり。そのころエルサレムにはいと高き主の御住居なる宮潔められ、且萬代に亙りて建てられありき。UC %われトビト、わが一生の間、眞理と正義との道を歩み、我とともにアッスリヤの地ニネベに行きしわが兄弟たち、及びわが國人に衆くの施濟をなせり。RB このトビトは、アッスリアの王シャルマネセルの時、アセルの上なるガリラヤのガデシ・ナフタリの右に位するテスベより虜へ移されたるものなり。!A ?ナフタリの族アシエルの裔ガバエルの子、アドエルの子、アナニエルの子、タビエルの子なるトビトの物語の書。R@ 7そは彼等、集りて教へられし御言を悟りたればなり。? 6その時彼等己が道に行き、各飮み食ひて樂み、持たぬものに分前を與へて、大なる歡喜をなせり。v>e 5さればレビ人すべての事を民に告げていへり『此の日は聖日なり、悲むな』と。m=S 4今日は主の聖日なればなり。又悲むな。主は汝らに光榮を與へ給はん。』p<Y 3されば行きて、脂を食ひ、甘きものを飮め。持たぬ人にはその分前を贈れ。g;G 2『此の日は主の聖日なり。(彼ら律法を聽きし時、皆泣きたりき。): 1その時アタラテ大祭司なる朗讀士エズラと、群衆を教へしレビ人、及びすべての人にいへりB9} 0又イエス、アンノ、サラビヤ、イアデノ、ヤクボ、サバテオ、アウテア、マイアンナ、カリタ、アザリヤ、ヨザブデ、アナニヤ、パリヤ、及びレビ人等は主の律法を教へ、主の律法を人々に讀み聽かせ、これを彼等に悟らしめたり。8} /すべての民これに答へて『アァメン』といひ、その手を擧げて地上に臥し、主を拜みぬ。73 .彼律法を開きし時彼等皆直ちに立ちあがれり。かくてエズラ全能なる萬軍の神、至高き神なる主を祝したり。6w -その時エズラ群衆の前に律法の書をとりて群衆の前に出で、その正面に恭しく坐せり。5w ,左の方にパルデオ、ミサエル、メルキヤ、ロタスボ、ナバリヤ、及びザカリヤ立てり。4! +彼の傍には、右の方にマタテヤ、サムモ、アナニヤ、アザリヤ、ウリヤ、エゼキヤ、及びバアルサモ、^35 *祭司なる律法朗讀士エズラ、造られたる木の壇の上に立ちぬ。22] )かれ宮の門の前なる廣場に於て、朝より午に至るまですべての男女の前にこれを讀みしに、群衆は悉く律法に心を止めたり。1! (大祭司エズラ七月朔日に、男女の全群、及びすべての祭司たちに聽かしめんがため律法を携へ來れり。#0? '彼等祭司なる朗讀士エズラにいへり『イスラエルの神なる主によりて與へられたるモーセの律法を携へ來れ』と。d/A &ここにすベての民東に面したる宮の門の前なる廣場に共に集れり。A.{ %祭司とレビ人、及びイスラエルの中なる人々は七月の朔日にエルサレムとその地に住みぬ。かくてイスラエルの子らその住處を得たり。|-q $此等は皆異邦の女を妻としたるものにして、彼らはこれをその子らと共に出したり。s,_ #ノオマの子孫の中にてはマジテヤ、ザバデア、エド、ユエル、及びバナイヤ。+ "バアニの子孫の中にては、エレミヤ、モンデ、イスマエロ、ユエル、マムダイ、ペデヤ、アノ、カラバシオシ、エナシボ、マムニタネモ、エリアシ、バンノ、エリアリ、ソメイ、セレミヤ、ナタニヤ。エゾラの子孫の中にてはセシ、エズリル、アザエロ、サマト、ザムブリ、ヨセボ。 * !アソムの子孫の中にては、マルタンネオ、マタテヤ、サバネオ、エリパラト、マナセ及セメイ。) アンナの子孫の中にては、エリオナ、アセア、メルキヤ、サベオ、及びシモン、コサメオ。(3 アデの子孫の中にてはナアト、モオシヤ、ラクノ、ナイド、マタニヤ、セステル、バルヌオ、及びマナセア。v'e マニの子孫の中にては、マムコ、エデオ、ヤスボ、ヤサエロ、及びヒエレモテ。p&Y ベバイの子孫の中にては、ヨハンネ、アナニヤ、ヨザバデ、及びエマテイ。 % ザモテの子孫の中にてはエリアダ、エリアシモ、オトニヤ、ヤリモテ、サバト、及びザルデオ。$! エラの子孫の中にては、マタニヤ、ザカリヤ、エズリエロ、オアブデオ、ヒエレモテ、及びアエデヤ。5#c イスラエルの中の、ポロの子孫の中にては、ヒエルマ、イエデヤ、メルキヤ、マエロ、エレアザル、アシビヤ、及びバシネア。9"m 門衞の中にてはサルモとトルバネ。I! 聖歌隊の者の中にては、エリアシボとバクロ。  レビ人の中にては、ヨザバデ、セメイ、コリオ、又の名はカリタ、パテオ、ユダ、及びヨナ。 パイスルの子孫の中にてはエリオナ、マシア、イスマエル、ナタナエル、オキデロ、及びサロア。 又エンメルの子孫の中にてはアナニヤとザブデオ、マネ、サメオ、ヒエレエル、及びアザリヤなり。mS 彼等その妻を出さんと誓ひ、その愆の贖をなさんために牡羊を獻げたり。 ~}}||s{{zyyy9x}x w|vvuuu-ss%rrQqoonZnmmGll kjjGiipi'hMgfeedccbbbaa `__^^9]]@\\D[[EZYYY&XX(WVVSS6RRPOOLNMMMLL9KJJIGFeEDDfCA@??j?>J=<<2;;99877`6l44B33&211N00/o/-.b---,,&+v**O*))a(''W&&:%%$#"e"$! N^YsTa+ v  J M |}彼らいふ『我らはイスラエルの子らの顏を恐れず。見よ、此民は烈しき戰をなす力なし。eCアキオル此らの事を言ひ終りし時、天幕の周圍に立ちしすべての民の間に眩き起り、オロペルネスの隊長らと海岸の民、及びモアブの民等彼を殺すべしと言へり。e Cされどもし之に反し、この民に罪なくば、我主よ、願くは過ぎ行き給へ。恐らくは彼らの主なる神彼らを護り、彼らに味方し、我らは全地の前に耻をさらさん。』J  故に我主なる總督閣下よ、若し此民にして過誤をなし、その神に對して罪を犯さば、われら彼等の躓の原因を考へ上り行きて之に打ち勝たん。Y +されど彼らは今、その神に立ち歸り、その散らされたる地より歸り來り、聖所のあるエルサレムを占領せしが、その處は荒れ廢れたれば、山地に住めり。k O然るに彼ら、神の示し給へる道を離れしかば、數多の烈しき戰によりて亡され、捕虜として他國に牽き行かれ、神の宮は地に引き倒され、その町々は敵に奪はれたり。 9而して彼ら、その神の御前に罪を犯さざりし間は榮えたり。そは罪を憎み給ふ神、彼らと偕にありたればなり。彼らはカナン人、ペリジ人、エブス人、シケム人、ギルガシ人らを亡して、多年その地に住めり。'かく彼等はアモリ人の地に住み、ヘシボンを攻め亡し、ヨルダンを渉りて、すべての山地を占領したり。s_彼らをシナイ山とカデシ・バルネアに導き、荒野のすべての民を逐ひ出せり。<s かくて神は彼等の前に紅海を涸らし、#? 彼らその神に呼はりければ、神は不治の疫病をもてエジプトの全地を擊ち、エジプト人は遂に彼等を逐ひ出せり。3 是に於てエジプト王、彼らに逆ひて起ち、巧に彼らを治め、煉瓦を造る卑しきものとなし、奴隸となしたり。J  然るに饑饉カナンの地に廣まりたれば、彼らエジプトに下り、其處に寓り、殖え增して大なる群衆となり、數へ盡すこと能はざる程となれり。;o 時に彼らの神、彼らに、その寓りし所を離れて、カナンの地に行くことを命じたれば、彼らはその地に住み、金銀家畜に富みたり。ta彼等はその先祖たちの道を棄てて、天の神、卽ち彼らの知りし神を拜せしをもて、神々の目の前より逐ひ出されたれば、メソポタミアに逃れ、多くの日の間彼處に留りたり。#?メソポタミアに寓れり。そは彼等はカルデアの地に在りし彼らの先祖たちの神々に從ふことを好まざりし故なり。3~aこの民はカルデア人より出で、}アンモンの子らの長アキオルこれに答へていふ 『我主よ、願くは汝の僕の口より出づる一言を聞き給へ。我は汝に近く山地に住む此民の實情を奏聞せん。願くは僞なき僕の言を聞き給へ。X|)又西方の民に優りて出で降らざる理由を我に告げよ』と。q{[彼等にいふ『カナンの子らよ、山地に住む此民は何ものぞ。その住む町々の狀とその軍隊の數、その兵士の長所、その民に君臨する王とその軍隊の大將につきて我に語れ。z'彼大に之を怒り、モアブのすべての侯伯、アンモンのすべての大將、海岸のすべての總督を召し集めて、^y 7イスラエルの子ら戰爭の準備をなし、山地の通路を塞ぎ、山々の頂を固め、平野に防備を施せしこと、アツスリア軍の總司令官オロペルネスに知られたれば、#x?而して彼その冠に灰を蒙り、力の限り主に呼はりて、主いつまでもイスラエルの全家を顧み給はんことを願へり。_w7大祭司ヨアキムと主の御前に立つすべての祭司、又主に事ふるすべての人々は、麻布を腰に纒ひて、日々の燔祭を獻げ、又民の誓願と任意の供物を獻げたり。\v1 神は彼らの祈を聞き、彼らの惱を見そなはし給へり。そはユダヤ全國、及びエルサレムのすべての民は全能の主の御前に、多くの日の間斷食したればなり。euC 聲を含せて熱心にイスラエルの神に呼はり、彼等の妻子を捕虜に、彼らの財産を滅亡に、聖所を褻瀆と嘲笑とに委せて、諸國民の喜とならしめ給ふ勿れと願へり。Mt すべての男、女、幼き者に至るまでエルサレムの住民は皆、宮の前に跪伏し、頭に灰を蒙り、主の御前に麻布を擴げ、祭壇の周圍に麻布を置き、5sc 彼等も、その妻も、その子らも、その家畜も、すべての寄寓者も、傭人も、金をもて買はれし僕婢も皆その腰に麻布を纒ひぬ。r 時にイスラエルのすべての民大なる熱心をもて神に祈り、又大なる熱心をもてその心を謙くせり。q イスラエルの子らは、エルサレムに住む民の長老らと共に、大祭司ヨアキムの命に從ひたり。p彼等に山地の通路を守ることを命じたり。そは此等の通路はユダヤに入る途に當り、その途は狹く、多くとも二人竝び歩むこと能はざる程なれば、敵の近づくを容易に止め得ればなり。Jo 又その頃エルサレムにありし大祭司ヨアキムは、ドタイムに近き平地のエスドレロンに對するベツリア及びベトメスタイムの人々に書を送り、8ni先づすべての山々の頂上を占領し、壘をその村々に築き、戰のために糧食を貯へたり。此は彼等の畑刈られて間もなければなり。2m]故に彼らはサマリアのすべての海岸、コネ、ベテホロン、ベルマイム、エリコ、コバ、エソラ、及びサレムの谷に使を送り、)lKこれ彼らは、新に俘囚より歸り、ユダヤの民は近頃漸く集り、聖器と聖壇と聖堂とは、褻瀆より潔められたればなり。ak;されば彼ら大に恐れ、エルサレムなる神の宮につきて憂へたり。j さてユダヤに住みしイスラエルの子らは、アツスリア王ネブカデネザルの總司令官オロペルネスの諸國民になせしこと、そのすべての神殿を掠奪して、全く荒れ廢れしめしことを聞けり。vie ゲバとスクトポリスとの間に陣し、一箇月の間滯在して軍隊の行李を集めたり。ah; 彼はユダヤの大山脈に對するドテアに近きエスドレロンに下り、*gM然るに彼は、彼らの國境を毀ち、森を切り倒したり。こは諸國の神々を亡し、諸國民をして、唯ネブカデネザル王のみを拜せしめ、すべての舌、すべての族をして彼のみを神と呼ばしめよとの命ありしに由るなり。pfYその周圍にあるすべての國民は、花環と舞踏と鼓とをもて彼等を迎へたり。e-其時、彼とその軍隊は海岸に下り、大なる町々に哨兵を置き、條約のために彼等の中より人々を選びたり。Od使者らオロペルネスの許に來りて、かく宣べたり。mcS視よ、我らの町々とその住民は汝の僕なれば御意のままに爲し給へ』と。Db視よ、すべての家屋、すべての土地、すべての麥畑、すべての羊、すべての牛、すべての羊の欄、御前にあれば、御意のままに用ひ給へ。a-『視よ、大王ネブカデネザルの僕なる我ら、御前に平伏す。願くは汝の目に善しと見ゆるままになし給へ。>` y彼ら使者を遣し、和を講じていひけるは9_kされば彼に對する恐怖と戰慄、海邊に住むすべての人々に、シドンとツロの人々に、スルとオキナに住む人々に、又エムナアンに住むすべての人々に臨めり。又アゾトとアシケロンに住むすべての人々もいたく彼を恐れたり。q^[かくて彼麥刈の時に、ダマスコの平野に下りて、すべての畑を燒き、その牛羊の群を亡し、町々を掠奪し、その平野を荒し、そのすべての若者らを劍の刄にかけて殺せり。g]G又彼ミデアンの子らを圍みて、その天幕を燒き、羊の欄を掠めたり。\!而して彼キリキアの境を取りて、敵對ふものを殺し、アラビアの南に向へるヤペテの境にまで到れり。[3彼又ユフラテ河を渉りてメソポタミアに入り、アアボナイ河に沿へるすべての町々を亡して海にまで到れり。)ZKプド及びルドを亡し、ラシスのすべての幼兒、及びケリア人の地の南の荒野に在りしイシマエル人の子らを虜にせり。mYSかくて彼すべての軍、歩兵、騎兵、戰車を率ゐて、そこより山地に進み、X'彼らはニネベを出で、三日路してベクテレテの平野に到り、上キリキアの左手の山に近く陣營を張れり。W-かくて彼と共に行きし諸國の民は蝗の如く、地の砂の如く、その數多きによりて數へ盡すこと能はざりき。MVかくて彼とその全軍、ネブカデネザル王の先驅となり、その戰車、騎兵、選び出したる歩兵をもて、西方の地の面を蔽ひ盡さんとて出で行けり。BU王の庫より多くの糧食と金とを携へたり。vTe駱駝と騾馬をもて多くの行李を運び、又糧食として無數の羊、牛、山羊を備へ、-SU彼これを戰時編制となし、Rその主の命に從ひて、戰のために選びし兵は十二萬人及び騎馬の弓兵一萬二千人と數へられたり。Qここにオロペルネスその主の前より出で行きて、アツスリア軍のすべての長官、隊長、將校を集む。,PQ 故に汝愼みて、汝の主の命に違ふことなく、わが汝に命ぜし如くこれを成し遂ぐべし。汝決してこれに背くべからず。』gOG 我はわが生命にかけて又わが王國の力に由りて、必ず我言を果さん。pNY 若し敵對ふものあらば憐むことなく、之を屠り、到る處に之を掠奪すべし。/MW されば汝、先づ行きてわがためにそのすべての沿岸を征服せよ。彼ら汝に降らば、わがために、處刑の日までこれを守れ。?Ly 又彼らを虜として地の極にまで移さん。gKGかくてその屍は谷々河々に滿ち、大河は屍のために溢るるに至らん。GJなんぢ彼らに命じて地と水とを獻ぜしめよ。我はわが怒を彼らに漏し、わが軍をして全地を蹂躪らしめ、これを分捕物として兵士に與へん。?Iy王の命に服從せざりし西方の國を討て。,HQ『全地の主なる大王かく宣ふ。視よ、汝わが前より出で立ち、力に自信ある者、歩兵十二萬人、騎兵一萬二千人を率ゐ、8Gi會議終りし時、アツスリア王ネブカデネザルは、その軍隊の總司令官にして王に次ぐ位に在るオロペルネスを召し、命じていへりpFY而して彼等、王の命に從はざりしすべての者を滅すべしとの敕令を發しぬ。&EEすべての臣下、すべての高官を呼び集めて、祕密の計畫を示し、その名指したるすべての地を罰すべしと命じたり。D 3第十八年五月二十二日に、アツスリアの王ネブカデネザルはその誓に從ひ、すべての地を罰すべしと宣言し、 C かくて王及び之に從ふ諸國の軍隊はニネベに凱旋し、百二十日の間休養し、且祝宴を催したり。 B アルパクサドをラガウの山中にて捕へ、投鎗をもて刺し貫き、全くこれを滅して今日に至れり。 A その町々を占領し、エクバタナに進入して、城樓を奪ひ、民家を掠奪し、繁華なる都を蹂躪り、7@ i 王はその治世の第十七年に、アルパクサド王に對して軍を進め、これを打ち破り、アルパクサドの軍隊、騎兵及び戰車を粉碎し、k? Q 是に於てネブカデネザル王甚しく諸國民を怒り、その王位と王國とによりて誓ひ、キリキア、ダマスコ、シリアのすべての境の民を罰し、劍をもてモアブのすべての民アムモンの子ら、ユダヤ、エジプトを始め、二つの海の境の内なる民を鏖にすべしと定めたり。p> [ 然るにすべての民はアツスリアの王ネブカデネザルの命を輕んじて、戰に參加せざりき。彼等は王を恐れず、王を侮り、使者を辱めて、彼等の許より空しく歸らしめたり。{= q タニス、メンピス、エテオピアの境に至るまでのエジプトのすべての民を召集せり。I<  サマリアと其町々、ヨルダン河よりエルサレムに至る地方、ベタネ、ケロス、カデシ、エジプトの大河、タバネス、ラメセス、ゴセンの全地、Z; /カルメル、ギレアデ、上ガリラヤ、エスドレロンの大平野、s: aここに於てアツスリアの王、ネブカデネザルは使を遣して、全ペルシヤの民、西方の民、キリキア、ダマスコ、レバノン、レバノンの彼方の地、海に沿へる地のすべての民、9 山地に住むすべての民、ユフラテ河、テグリス河、フダスペス河沿岸のすべての民、エリミア人の王アリオクの領する平野の民等彼を迎へ、ケロドの子らの多くの民等、戰のために集り來れり。~8 w其頃ネブカデネザル王は、ラガウの境なる大平野に於て、アルパクサド王と戰ひしが、7 3門の高さは七十キユビト、幅四十キユビトにして、王の大軍はこの門より出陣し、歩兵はこの門を守りたり。6  城の門に樓を据ゑしが、その樓の高さは百キユビト、その土臺の廣さは六十キユビトなりき。F5 エクバタナとその周圍に、幅三キユビト長さ六キユビトの切石を用ひて石垣を築き、その高さを七十キユビト厚さを五十キユビトとなせり。?4 {大なる都ニネベにありて、アツスリヤ人を治めしネブカデネザル治世の第十二年、エクバタナにありてメデアを治めしアルパクサドは、A3{されど彼、その死に先立ちて、ネブカデネザル及びアメシユエロスの陷れしニネベの滅亡を聞き、死ぬる前にニネベの故に喜をなせり。X2)彼は百二十七歳の時、メデアのエクバタナに於て死ねり。1 彼も老いて崇められ、その舅と姑とを光榮をもて葬り、彼等の遺産と、父トビトの遺産を嗣げり。>0u アンナの死ねる時、彼をもトビトと偕に葬りたり。而してトビアその妻及びその子等と偕にエクバタナなる舅ラグエルの許に至れり。{/o 子らよ、施濟は何をなすか、又正義は如何に救ふかを想へ。』 此等の事を言ひつつ、彼その床にて魂を渡したり。トビトその時百五十八歳なりき。トビア彼を光榮をもて葬れり。>.u 汝禮を盡して我を葬れ。又汝の母と我とを偕に葬れ。もはやニネベには住むな、子よ、アマンが己を育てしアキアカロスに何をなせしか、いかに彼を光明より暗黑に伴ひ行きしか、又彼にいかなる事をなせしかを見よ。然るにアキアカロスは救はれたれど、アマンは己が應報を受けて暗黑の中に下り行きぬ。マナセは施濟をなして、彼のために備へられたる死の罠より救はれたれど、アマンはその罠に陷りて亡びたり。d-A 汝律法と誡命とを守れ。又汝榮えんがために憐憫と正義とを表せ。y,k子よ、今ニネベより出でよ。そは、預言者ヨナのいひし言必ず成るべければなり。+かくてすべての國民主を祝し、主の民神を讚めまつり、主その民を高くし給はん。而して、眞理と正義とをもて主なる神を愛するすべての人々、我等の兄弟たちに憐憫を施しつつ喜ばん。v*e而してすべての民等は立ち歸りて、眞に主なる神を畏れ、彼らの偶像を葬らん。)されど神再び彼等を憐みて、その國に歸らしむべし。彼等そこに神の宮を建つべけれど、その世の時期滿つるまでは、その宮以前の宮の如くにはあらじ。その後彼等、俘囚より還り、光榮を以てエルサレムを建てん。又その中に在る神の宮も預言者たちのいへるが如く光榮を以て建てられん。(+子よ、メデアに往け。そは、我、預言者ヨナのニネベに對して豫言せしことを信ず。ニネベはやがて亡さるべけれど、メデヤには猶、暫の間平和あらん。又我等の兄弟ら良き地より全地の上に散らされ、エルサレムは荒れはて、その中なる神の家も燒かれて、時至るまで荒れたるままにてあらん。e'Cさて彼、年いたく老いたれば、その子と、その子の六人の子等を呼びて、これにいひぬ『子よ、汝の子らを伴へ。視よ、我は年老いて、將にこの世を去らんとす。^&5彼施濟をなし、益主なる神を畏れて、彼に感謝をささげたり。"% ?かくてトビトその感謝を終へたり。彼その目盲しは五十八歳の時なりしが、八年の後再び見ることを得たるなり。,$Q 而してそのすべての巷は、ハレルヤを唱へ、讚美をささげていはん『汝を永遠に高め給ひし神は讚めまつるべきかな。』j#M エルサレムの巷は綠柱石と紅玉、及びオフルの寶石を舖きつめられん。#"? そは、エルサレムは、青玉と綠玉、及び貴き寶石をもて築かれ、その石垣と櫓と塞とは純金をもて建てらるべし。B! わが魂よ。大なる王なる神を讚めまつれ。  ああ幸幅なるかな、汝を愛する人々。彼等は汝の平和の故に樂しまん。幸福なるかな、汝のすべての鞭撻のために悲しむ人々。汝のすべての光榮を見ん時、彼等汝のために喜び、永遠に樂まん。#? 喜べ、いとどしく喜べ、義しき者の子等のために。そは彼等集ひ來りて義しき者の主を讚めたたふべければなり。  災害なるかな、汝を憎むすべての人々。されど幸福なるかな、永へに汝を愛するすべての人々。eC 多くの國民遠くより來りて、主なる神の御名に、その手にある供物、卽ち天の王への供物をささげん、萬代より萬代まで、人々汝をほめて、喜びの歌をうたはん。<q 善きものをもて主に感謝をささげ、永遠の王を讚めまつれ。これ、その幕屋、汝の中に、再び歡喜をもて建てられ、かれ、俘囚人たる者どもを汝の中にて喜ばしめ、不幸なる人々を、とこしへに汝の中にて、愛せんがためなり。>u ああエルサレムよ、聖なる都よ。彼、汝の子等の行爲の故に、汝を鞭打ち給ふとも、義しき者の子等の上に、再び憐憫を垂れ給はん。mS 願くは、すべての人に語らしめ、エルサレムにて彼に感謝を獻げしめよ。s_ 我わが神を崇め、わが魂は天の王をほめまつり、その偉大なることを喜ばん。V% 若し汝等、汝らの全心、全靈をもて彼に向ひ、その御前に眞理を行はば、かれ御顏を汝等より隱し給はじ。されば汝等、かれ汝等のために何をなし給ふかを見、汝等の口を全く開きて、彼に感謝し、正義の主を祝し、永遠の王を崇めよ。我わが俘囚の地に於て彼に感謝し、且罪深き民等の中にてその御能力と稜威とを示す。歸れ、罪人らよ。主の御前に正義を行へ。彼汝等を受けて、汝等に憐憫を垂れ給ふとも、誰かよく之を知らんや。G 彼は、我等の不義の故に我らを鞭打ち給へど、再び我等に憐憫を施し給ひ、我等を、汝らの散らされ居るすべての民の中より、集め給はん。2] 主の大なる事を示し、すべての生ける者の前にて彼を崇めよ。そは彼は我等の主にして、神は永遠に我等の父に在せばなり。3 異邦人の前にて彼に感謝せよ、汝らイスラエルの子等よ。そは彼、我等を彼等の間に散らし給ひたればなり。/W そは彼、人を鞭打ちて憐憫を示し給ふ。かれ人を陰府に導き下りて、再び携へ上り給ふ。その御手より逃れ得るものなし。H さてトビト喜悦に溢れ、祈を書き記していひぬ  かくて彼等は、神の大にして不思議なる御業と、主の御使の彼等に顯れし事を言ひあらはせり。B 彼等起ち上れる時、もはや彼を見ざりき。5c されば今神に感謝せよ。そは我を遣はし給ひしものに、我歸るべければなり。故にすべて此等の起りし事を書物に書き記せ。』 今日に至るまで我汝等に顯れたれど、何をも飮み又食ひしことなかりき。汝等は幻を見たるなり。/W 永遠に神を讚めまつれ、そは我が來りしは己が意に由らず、神の、御意によればなり。されば汝ら永へに神を崇めまつれ。I  御使彼等に云ふ『懼るな。平安汝等にあらん。^ 5 二人共に心騷ぎて地に平伏したり。そは彼等懼れたればなり。 ' 我は聖徒の祈を備へ、かつ聖者の榮光の御前に往來する七人の聖なる天使の一人なるラフアエルなり。』R  神汝及び汝の嫁サラを癒さんとて我を遣したまへり。 9 又汝食事を止め、急ぎ起ちあがりて死骸を掩ひし時、汝の善行我に隱れざりき。われ汝と共に在りたればなり。2] 汝と汝の嫁サラ祈りし時、われ汝等の祈の聲を聖者の御前に携へ上れり。汝死にし者を葬れる時、我また汝と共に居りたり。,Q 我汝等に何をも隱さじ、『王の密事をかばふはよきことなれど、神の御業は榮光をもてこれを現はすべし』と我いへり。B されど罪を行ふものは己が生命の敵なり。- そは施濟は人を死より救ひ、すべての罪より潔むればなり。施濟及び正義を行ふものは生命に充たされん。- 斷食と施濟と正義との伴ふ祈は良し。少しの義は多くの不義に勝る。銀を貯ふるよりも施濟をなすは良し。5c 王の密事をかばふは良きことなれど、神の御業は榮光をもてこれを現はすべし。善をなせ、然らば惡汝を見出すことなからん。<s その時かれ密かに二人を呼びていひぬpY かくて天の使を呼びて彼に云ふ『汝の持ち來りしすべての物の半を取れ。』?y 老人彼に云ふ『かくなすは當然なり。』/W そは彼われを恙なく汝の許に伴れ歸り、又わが妻をも癒し、わがためにわが金子を携へ歸り、且汝をも癒したればなり。』[~/ 彼云ふ『父よ、彼にわが所有の半を與ふるも我に不足なし。F}  さてトビト、その子トビアを呼びてこれに云ふ『子よ、視よ、これは汝と偕に往きしかの人への報酬なり。汝は彼に猶多く與ふべきなり。』X|) トビアの婚禮七日の間、大なる歡喜をもて續けられたり。 {9 かくてニネベに於ける彼のすべての兄弟たちのうちに喜悦ありき。アキアカロス及びその甥ナスバスも來りて、$zA 神彼に憐憫を垂れ給ひたればトビト彼等の前にて感謝せり。トビトその嫁サラに近づきてこれを祝し、『よくこそ來つれ、娘よ。汝を我等に導き給ひし神は讚むべきかな、汝の父も汝の母も幸福なれ』といふ。Py トビト出でて、ニネベの門に赴き、神を崇め且喜びて、その嫁を迎へたり。トビトの歩むを見たる人々、彼が見る事を得たるによりて驚き合へり。&xE 視よ我、わが子トビアを見る事を得たり。』その子も喜び、入りてメデアに於て遭ひたる大なる事を父に告げたり。Vw% 彼泣きて云ふ『讚むべきかな、神よ。汝の御名は永遠に讚むべきかな。汝のすべての聖なる御使は讚むべきかな。汝は我を鞭打ち、又我を憐み給へり。Fv かれその子を見るを得、その首を抱きたり。|uq その目疼き出したれば、トビトこれを、こすりしに、白き膜目の緣よりむけ落ちて、Ut# 魚の膽嚢をその目に當てて『心安かれ、父よ』といふ。s トビト、戸の所に出でゆきて門の所に於てつまづきしが、その子、彼のもとに走りゆきて父を抱き、)rK アンナ走り寄りてその子の首を抱き、『子よ、我汝を再び見たれば、いつにても死なん』といひて、二人偕に泣きぬ。qw 彼その刺戟にて、必ず之をこすらん。さすれば白き膜落ちて彼汝を見得るに至らん。』p ラフアエル云ふ『われ知る、トビヤよ、汝の父、目を開かん。されば汝、その目に魚の膽汁を塗れ。#o? 而してその子の來るを見出したれば、彼トビアの父に云ふ『視よ、わが子と、彼と共に往きし人と歸り來れり。』On さてアンナその子の往きし道を眺めて坐し居たり。|mq されど汝の手にかの魚の膽嚢を携へよ。』彼等その道に往き、犬彼等の後に從ひぬ。?ly 我等汝の妻に先立ち行きて家を備へん。)kK 彼等旅立ちてニネベに近づきし頃、ラフアエル、トビアにいふ『兄弟よ、汝いかなる狀にて父と別れしかを憶えぬか。7j i これらのことの後、トビア、神その旅路を守り給ひしが故に神を崇めつつ進み行きぬ。彼又ラグエルとその妻エデナとを祝せり。i} 而してその娘に向ひ『汝の舅と姑とを敬へ、彼等は既に汝の親となれり。我に汝の令聞を聞かしめよ』と言ひて、これに接吻せり。而してエデナ、トビアにいふ『愛する兄弟よ、願はくは天の主汝を強め、われ主の御前に喜悦を得んがために、我にわが娘サラによりて汝の子らを見ることを得しめ給はんことを。視よ、われわが娘を特に汝に委ぬ。なんぢこれを惱ますな。』h 彼等を祝していひぬ『わが子らよ。天の神、わが死ぬる前に、汝等を榮えしめ給はん』と。gw ラグエル起ちて彼に、その妻サラとその財産の半、僕婢、家畜、及び金銀を頒ち與へ、Of トビヤいふ『否、我をわが父の許に去らしめよ。』e その舅彼にいふ『我と共に留まれ。われ汝の父に使を遣して、汝のいかに暮し居るかを知らしめん』odW その妻彼に『默せ、我を欺くな、わが子は死ねるなり』と答ふ。而して彼日毎に、彼等の行きし途に行きて、晝は糧を食はず、夜はその子トビアのために泣くことを止めず、ラグエルがトビヤを引き止めて、其處にて過せといひし婚筵の十四日盡くるまでに及びぬ。ac; その時トビト彼にいふ『默せ、心を煩はすな、彼は健全なり。』ab; 『子よ、わが目の光なる汝に先だたれて、われ何を欲せんや。』 a9 然るにその妻彼に言ふ『かく遲るるを見れば、わが子は死にたるなり。』而して彼その子のために泣きていひぬ!`= 彼いたく嘆けり。;_o トビト曰ひぬ『恐らくは彼等引き留られ居るならん。然らずばガバエル死にて、トビアに金子を與ふる者居らずなりしならん』と。 ^  さてその父トビト日ごとに、指折り數へ居たりしが、旅の日數盡きたるに彼等猶歸らざりしかば、m]S 彼等朝早く旅立ちてその婚筵に來れり。かくてトビアその妻を祝したり。8\i ラフアエル往きて、ガバエルの許に宿り、彼にその證書を渡せしかば、ガバエル封印せられたる袋を持ち來りて之を彼に渡しぬ、a[; されどわが父日を數ふ。もしわれ遲れなば、彼いたく嘆かん。』OZ そはラグエルわれを去らしめじと誓ひたればなり。kYO 『兄弟アザリヤよ、願はくは一人の僕と二匹の駱駝とを携へて、メデアのラゲスなるガバエルの許に往き、わがためにかの金子を受け取り、且かれを婚筵に伴ひ來れ。5X g トビア、ラフアエルを呼びて言ふGW終りて後に、その財産の半をとりて、安らかに父の許に歸るべきことを告げ、かつ『その殘餘をば、われとわが妻の死せん時に』といひぬ。V婚筵終る前にラグエル、トビアに婚筵の十四日滿つるまでは決してそこを去るべからざることと、XU)而してかれ、彼等のために、十四日の間婚筵を續けたり。FTラグエルその僕等に命じて、墓を埋めしむ。_S7汝は讚むべきかな。汝はその親たちの獨子なる二人のものに憐みを垂れ給へり。主よ、彼等を憐み給へ。喜悦と憐憫とをもて彼等の生命を健全に保ち給へ。』5Rc汝は讚むべきかな。汝は我を喜ばしめ、わが恐れ居りしことを起らしめず、却つて、大なる憐憫をもて我等をあしらひ給へり。IQ その時ラグエル神を讚めたたへていへり 『讚むべきかな、神よ。汝はすべての潔く聖なる祝福をもて崇められ給はん。汝の聖徒とすべての造られたるものは汝を崇め、すべての御使と汝の選び給ひしものはとこしへに汝を崇め奉るべし。 rn~}|{wzyyy1xiwwvujtts'rGqq$ppIo=ncmll!kkjbii9hgffedd"bga``N_^^]v\[ZZTYeXWVVTTT1SiRR=Q0PONN5MLHKJJDIHHFGFEEKDSC^BB Af@@ ?)>> =<;:98z765k44)3@2o100C/.--(,,*))%('&&g%%$#"q!!S ;kQxVy`*>[ME , m x %o4r>3u ユデト彼に曰ふ『われ誰なればとてわが主に逆はん。彼のよしと見給ふことは、速かにこれを爲さん。これわが一生の喜とならん。』`29 此處にバゴアス、オロペルネスの前より出で行きて、かの女に來り曰けるは『この美しき乙女よ、恐るな。わが主の許に來り、その御前に崇められ、葡萄酒を飮みて我らと共に樂み、この日ネブカデネザル王に仕ふるアツスリアの娘らの一人の如くなれ』S1 視よ、若し我らかかる婦人をして我らに侍ることなく去らしめば、我らの耻とならん。もし我ら彼の女を招かずば、却つてかれに罵り笑はれん』と。20] 其時彼その家司なる宦官バゴアスに曰けるは『行きて汝と共に在るヘブルの婦を説き勸め、來りて我らと共に飮食せしめよ。/ 第四日に及びて、オロペルネスその近臣のために祝宴を催せしが、將校らをばこれに招かざりき。R. かれ身を潔めて天幕に歸り、夕食終るまで留まれり。- 主なるイスラエルの神に、その民の子らを高めんがために道を示し給はんことを求めたり。_,7 さればオロペルネスその衞兵に、彼を止むなと命じたり。かくてユデトは三日の間陣營に宿り、夜毎にベツリアの谷に出で行き、陣營の傍なる泉に身を洗ひ、+- オロペルネスに使を遣はし『わが主よ、人々に命じて、汝の婢を祈のために出で行かしめ給へ』といひぬ。 * 其時オロペルネスの僕ら彼を天幕に伴れ來れり。かれ夜半まで眠り、曉の鐘の前に起き出でて、D) ユデト彼にいふ『我主よ、汝の魂は活く。汝の婢は其らのものを費し盡さざる前に、主は我手によりてその定めたることを爲し給はん。』;(o オロペルネス彼にいふ『若し汝の食物盡きなば、我ら如何にして同じものを汝に與ふべきか、此處には汝の民一人もあらぬなり。』/'W ユデトいひけるは『我は其を食はじ。恐くは躓を來らさん。われはわが携ふるものをもて我がために食物を作るべし』と。=& u 其時彼、命じてかの女を、銀の器の置かるる室に伴れ來らしめ、僕らに、かれの爲めに食物を備へ、葡萄酒を與ふることを命じたり。\%1 汝は容貌美しく、言に智慧あり。汝眞にその言の如くに爲さば、汝の神はわが神たるべく、汝はネブカデネザル王の家に住み、その譽は全地に廣まらん。』A${ オロペルネスも亦彼の女に言ひぬ『神よく、我が手に入るべき民、わが主を輕しむる彼らの上に滅亡來らぬ前に、汝を我に遣し給へり。# 『地のこの極より彼の極に到るも、かかる容貌美しく、その言智慧に滿てる婦はあらじ。』|"q その時、この言オロペルネスとその僕らを喜ばしめ、かれらその智慧に驚きて言へりu!c われ汝を導きてユダヤの中を通り、エルサレムに到り、汝の位を其中に立てん。而して汝は彼らを牧ふものなき羊の如く追ひ出さん。一匹の犬も汝に向ひて口を開かざるべし。此らのことはわが先見によりてわれに示され、われは之を汝に語らんがために遣されたり。』  我は歸りて之を汝に告げ、汝すべての軍勢を繰り出し給はば、彼らの中誰も汝を防ぐものなからん。_7 汝の僕は信心深く、日夜天の神に仕ふ。されば我主よ、われ汝と共に居り、夜は谷に出行きて神に祈らん。さらばかれ彼らの罪を犯せし時を我に示し給はん。hI 汝の婢はすべて此等の事を知れば、彼らの前より逃れ來れり。而して神、汝と共に事を爲さしめんがために我を遣はし給へり。全地は驚き、之を聞くもの皆驚かん。  されば誰か彼らに返言を傳へなば、彼ら之を行ひ、その日の中に汝にわたされて滅び失すべし。#? 彼ら使をエルサレムに遣はして、議會より許可を受けしめんとせり。そは彼處に住む人々もかくなしたればなり。# 又エルサレムにて神の御前に仕ふる祭司たちのために聖め別ちて貯へ置ける糓物の初穗、葡萄酒と油の十分の一を食せんと決心したり。これらのものは、民らの手を觸るべからざるものなりしなり。Y+ 彼等の食糧は盡き、その水乏しくなりたれば、彼ら議りて家畜を殺さんとし、神その律法をもて食ふべからずと禁じ給ひしすべてのものを食はんとせり、5 されど今、わが主敗れ給ふことなく、又その企圖空うせらるることなくして、死彼らの上に降らんがため、彼らの罪は彼らに打ち勝ちぬ。彼らこれによりて惡を行ふ時は、いつにても神の御怒を招くべし。) されば主よ、能はざる所なき主よ、彼の言をなほざりにせず、これを汝の心に保ち給へ。その言は眞なり。そはわが民は神に對して罪を犯すにあらずば罰せらるることなく、又劍彼らを仆すことなし。hI さてアキオルの汝の會議に於て述べしことにつきて、我らその言を聞けり。そはベツリアの人彼を救ひ、彼はその汝に語りしすべてのことを彼らに告げたればなり。M そは我ら、汝の智慧と汝の魂の賢き謀略とを聞けり。全王國中にて汝のみ勇氣あり、知識に秀で、又戰の業に優れたること全地に言ひ傳へらる。`9 全地の王ネブカデネザルの活き給ふ如く、またその力の活くる如く、彼はすべての活けるものを支へんために汝を遣はし給ひたれば、啻に汝によりて彼に仕ふる人々のみならず、野の獸、家畜、空の鳥も亦ネブカデネザルとその全家の力によりて生きん。2] 汝若し汝の婢の言に從ひ給はば、神は汝の企て給ふ事を成し遂げしめ給はん。かくてわが主決してその企を仕損じ給ふまじ。0Y その時ユデト彼に答へていふ 『請ふ汝の僕の言を受け、汝の婢に御前にて語らしめ給へ。我は此夜わが主に虛僞を語らじ。 誰も汝を害はじ。わが主ネブカデネザル王の僕らに爲す如く、われ汝に良きもてなしをなさん。』J されば今、何故汝は彼らより逃れて我らに來りしかを語れ。汝は己を救はんがため來れり。安んぜよ、汝は今宵よりいつまでも生くるを得ん、8i もし、山地に住む汝の民我を侮らざりしならば、われ彼らに對して鋒を擧げざりしならん。されど彼らは自ら此らの事をなせり。@ { その時オロペルネス、ユデトに言ひけるは『婦よ、心安かれ、恐るな。我は全地の王なるネブカデネザルに仕へんと欲せる者を害せず。D ユデト、彼とその僕らの前に來りし時、彼等皆その容貌の美きに驚けり。ユデト跪伏して彼を拜せしが、彼の僕らはこれを起たしめたり。  彼ら彼の女の事を彼に告げたれば、かれ銀の燭臺を先き立てて天幕の前の空地に出で來れり。! ; その時オロペルネスは天葢にて蔽はれたる 彼の床にありしが其床は紫と金と碧玉と貴き寶石とにて造られたり。v e オロペルネスの近臣とそのすべての僕ら出で行きて、彼を天幕に伴ひ入れたり。  彼ら皆その美さに驚き、彼の故にイスラエルの子らに驚き、各自その隣に語りていふ『誰か、かかる婦を持てるこの民を侮るを得ん。彼らの一人だも殘すべからず。恐らくは全地を欺かん。』 # その時、人々全陣營より集り來れり。彼の來りしこと營の中に聞えたればなり。彼らオロペルネスに己のことを告ぐるまで、彼はその天幕の外に立ち居りしに、人々出で來りて、彼の周圍に集れり。s_ 彼ら百人の兵を選びて、彼とその婢とを守り、オロペルネスの天幕に送れり。#? 汝彼の前に立つ時、汝の心に恐るることなく、憚らず汝の言を述べよ。さらばかれ、汝を正しくあしらふべし。』,Q 『汝は、我らの主の御前に急ぎ來りて汝の生命を救へり。今彼の天幕に來れ。我ら汝を導きて、汝を彼の手にわたさん。a; 人々彼の言を聞き、又容貌を見て、その美さに驚き、之にいへりY+ 我は汝の軍の總司令官オロペルネスの前に眞の事を告げ、彼の進みて一人の兵をも害ふことなく、すべての山地を平ぐべき道を彼に示さんとて來れり。』 彼ら彼を捕へて、『何の民ぞ、何處より來りしぞ、何處へ行くぞ』と問ひしかば、彼答へて、『我はヘブルの婦女にて、彼らより逃れたり。そは彼らは汝らに與へられて亡ぼさるべければなり。gG 彼ら眞直に谷を越えて進みしかば、アツスリア人の哨兵彼に會へり。K 彼らこれを開きたり。 ユデトはその婢と共に出で行きしが、町の人々は彼を見送り、その山を降り、谷を過ぎて姿の見えずなるまでに至れり。y かれ彼らにいひけるは『願くは町の門をわがために開きて、出で行かしめ、汝の我に告げし事を成し遂げしめよ』と。かくて彼ら若者に、かの女の言ひし如く門を開けと命じければ、) 『我らの先祖たちの神、願くは汝に恩惠を垂れ給はんことを。願くは汝の企圖を成し遂げしめ給ひて、イスラエルの子らの榮となし、エルサレムの譽と爲し給はんことを』と。かくて彼ら神を拜せり。s~_ 然るに彼ら、彼の容貌變り、衣服更りて、その甚だ美しきを見て、驚き言ひぬ}- かくて彼等ベツリアの町の門に至りしに、オジアと町の長老なるカブリとカルミそこに立てるを見出せり。S| 而してその婢に葡萄酒の革壼と油の瓶を與へ、炒麥と無花果の塊、いと良きパンをもて囊を滿し、そのすべての容器を共に包みて、彼に負はせたり。J{ かつその足に靴をはき、腕輪、鎖、指環、耳輪なぞ、あらゆる飾を身につけ、彼を見るすべての人々の目を惑はさんと、思ふままに化粧せり。nzU その纒ひたりし麻布を解き、寡婦服を脱ぎ、水をもてその身を洗ひ、いと貴き香油を塗り、髮を編み、髮飾を着け、夫マナセの生き居りし時纒ひし喜びの衣を着けたり。yy そのひれ伏したる所に起ち上り、 その婢を呼びて、安息日及び祭日を過せる家に歸り、fx G さて彼はイスラエルの神に呼はることを止め、此らの言を終りし時、Yw+ 願くは、すべての國民と汝の族をして、汝の神に在すこと、卽ち全能の神に在して、汝の外にイスラエルの民を護り給ふものなきことを知らしめ給へ。』bv= 願くはわが言と欺とを、彼らの傷となし、穽となし給へ。彼らは汝の契約、汝の聖め給ひし家、シオンの頂、汝の子らのものなる家に逆ひて殘虐を企つるなり。Mu さなり、さなり、ああわが父の神、イスラエルの嗣業の神、天地の主、すべての水の創造主、あらゆる造られしものの王よ。わが祈を聽き給へ。etC そは汝の御力は多人數の中になく、又強き人の中になし。汝は惱む者の神、虐げらるる者の助主、弱きものの支主、漂泊人の護主、望なき者の救主にて在し給ふ。#s? わが唇の巧によりてその僕をばその君と共に、その君をば僕と共に擊ち給へ。婦の手もて彼らの威嚴を碎き給へ。r' 彼等の傲慢を見そなはし、汝の御怒を彼等の上に遣り給へ。寡婦なるわが手に、わが思ふ力を與へ給へ。q 汝の御力にて彼らの力を打ち碎き、汝の御怒をもて彼らの兵力を弱め給へ、そは彼らは主の聖所を瀆し、主の榮光の御名を置き給ふ幕屋を犯し、劍をもて主の祭壇の角を斬り倒さんとすればなり。!p; 視よ、アツスリア人はその力を增し、その馬と騎兵との故に心傲り、その歩兵の力を誇り、楯、鎗、弓、石投に依り頼む。彼等は、汝は戰を破り給ふ主にて在すことを知らざるなり。『主』は汝の御名なり。Po 然り、汝の定め給ひし事どもは御前に立ちていふ『視よ、われ此處に在り』と。そは汝のすベての道は備へられ、汝の裁斷は豫め知らるればなり。 n 汝は唯此等の事を爲し給ひしのみならず、前にありしことと、それに續きて起りし事とを爲し給へり。又汝は今あるものと後あらんものとを企て給ふに、汝の企て給ふものは皆出で來るなり。]m3 又その妻らを掠められしめ、その娘らを虜となし、そのすべての分捕物を汝の愛し給ふ子らに頒ち給へり。彼等は汝の熱心をもて動かされ、彼らの血の汚を憎み、汝に呼はりて御助を乞へり。ああ神よ、我神よ、願くは、寡婦なるわが願をも聽き給へ。Sl されば汝、その有司たちを死にわたし、その欺によりて汚せし床を血に染め、その君侯たちを僕らと共に擊ち、その君侯たちを座の上に殺し給へり。$kA 『ああ我父シメオンの主なる神よ、處女を汚さんとてその帶を解き、腿を露はして辱しめ、胎を汚して耻を與へし異國人に主は怨を報い給へり。そは然すべからずと汝の告げ給ひしことを彼ら犯したればなり。Oj  ユデト卽ち跪伏し、頭に灰を蒙り、着たる麻布を脱ぎぬ。それは夕の香を、エルサレムなる主の家に獻げ居る時なりければ、大聲に呼はりて言へりLi$かくて彼ら天幕より歸り、各自己が所に行けり。&hE#其時オジアと長たち、彼にいへり『願くは安らかに行け。主なる神汝に先ち行きて、我らの敵に怨を復ひ給はん。』pgY"されどわがなす業を問ふな。これを爲し遂ぐるまではわれこれを告げじ。』\f1!汝ら今宵、門に立て。我わが侍女と偕に出で行かん。汝らがこの町を敵の手にわたすべしと約せし日限の中に、主は我手によりてイスラエルを顧み給はん。e! その時ユデトいひけるは『願くは我に聽け。我は我民の子らが、後の世まで傳ふべき一の事を爲さん。Ad{されば今、我らのために祈れ。汝は敬虔なる婦なれば、主は我らに雨を送りて我らの水瓶を滿たし、我らは再び落膽せざるに至らん。』#c?されど人々はいたく渇き、我らを強ひてかく語らしめ、我らを誓はしめたれば、我らはその誓を破ること能はず。2b]これ汝の智慧の示されたる初の日にあらず、汝の生涯の初より、人は汝の智慧を知れり。これ汝の心根の善きに由りてなり。a'其時オジア答ていふ『汝の言ふ所のすべての事は善き心をもて言はるれば、汝の言に逆ひ得るものなし。q`[神は彼らの心を試むるために、彼等になせし如く、火をもて我らを試み給はず、又我らに怨を復し給はざりき。されど唯、彼に近づくものを鞭ちて彼らを誡め給ふなり。』t_a神のアブラハムに爲し給ひしこと、イサクを試み給ひしこと、スリアのメソポタミアにて母の兄弟ラバンの羊を飼ひ居りし時、ヤコブに起りしすべてのことを想ひ起すべし。^我ら今、われらの先祖たちに爲し給ひし如く、我らを試み給ふ主なる我らの神に感謝せん。G]されば兄弟たちよ、我ら模範を我らの兄弟たちに示さん。そは彼らの魂我らにかかり、聖所も、家も、祭壇も我らの上に置かれたればなり。s\_我らの服役は恩惠を來さず、我らの主なる神は却つて之を屈辱に變へ給はん。-[S我ら奴隸となり居る處にて、異邦人の間に、かれ、我らの兄弟たちの殺戮と、地の俘囚と、われらの嗣業の荒廢とを我らの上に臨ましめん。かくて我らは、我らを捕虜とせる者どもの前に、躓となり、嘲笑とならん。/ZWそはもし、神我らを輕しめ給はば、ユダヤ全國は荒れ廢れ、我らの聖所は掠められ、かれ我らの口より冐瀆を求め給はん。2Y]されど我らは彼の外に他の神を知らざれば、我らは、かれの我らをも、われらの族の何人をも輕しめ給はざらんことを望む。X我らの先祖たちは、このために、劍にわたされ、掠められ、我らの敵の前に甚しく敗れたりしなり。)WKそはこの我らの代に於て、今日我らの族、家、民、及び町の中に、誰も昔の如く、手にて造れる神々を拜むものなし。,VQされば我ら神よりの御救を待ち望み、我らを助け給はんがため主に呼はるべし。御心に適はば主我らの聲を聞き給はん。#U?汝ら主なる我らの神の計畫を審くな。神は人にあらねば嚇かされ給はず、又人の子にあらねば躊ひ給ふことなし。GTかれ五日の内に我らを助くるを欲し給はずとも、その御心のままに日毎に我らを護り、若くは我らの敵の前にて我らを亡ぼす力を持ち給ふ。S5汝らは人の心の深さを知る能はず、又人の思ふ事をすら知る能はざるに、いかですべての物を造り給ひし神を搜り、その御心を知り、御思を悟るを得ん。否わが兄弟たちよ、主なる我らの神を怒らしむな。dRA もし全能の主を試みなば、汝ら決して何事をも知る能はざるべし。vQe 汝ら誰なれば、この日神を試み、神を差置きて、人の子の間に立たんとするや。vPe 彼ら彼の許に來りければ、彼らに語りて言ひぬ 『ああ汝らベツリアの民の有司たちよ、願くは我に聽け。そはなんぢらの此日民らに語りし言は正しからず。汝らは神と汝らとの間に誓を立て、此らの日の中に主汝らを助け給はずば、この町を我らの敵に渡さんと約せり。O3 ここに於て彼は、そのすべての財産を管理する侍女を遣はして、オジアと町の長老カブリとカルミを招けり。 N  彼、人々の水に乏しきに落膽して、有司に向ひ、呟きし言を聞けり。ユデトは又オジアが人々に語りしすべての言、彼らに誓ひて、五日の後アツスリア人に町を渡さんといひし言を聞けり。XM)彼甚しく神を畏れたれば、彼を譏るもの一人もなかりき。MLしかも彼はその容貌美はしく、見るに心地よかりき。夫マナセ金銀、僕婢、家畜、及び土地を彼に遺したれば、彼、それらのものをもて暮しぬ。DKかれ寡婦となりてより、安息日の前日、安息日、新月祭の前日、新月祭、及びイスラエルの家の祭日と祝日の外は、日々斷食をなしたり。mJSその家の屋根の上に天幕を張り、腰に麻布を纒ひ、寡婦の衣を着けたり。II ユデトは寡婦にて、三年四ケ月家に在りしが、H#彼は畑に立ちて麥束を束ぬるものを監督し居りしが、暑熱のため頭を冐されて床に就き、ベツリアの町にて死にたりしかば、これをドタイムとバラモンとの間なる野に、その先祖たちと偕に葬れり。vGeその夫マナセは、同族のものにて、且血緣なりしが、大麥の刈穫の時に死たり。kF Q其時イスラエルの子、サラサダイの子、サラミエルの子、ナタナエルの子、エリアブの子、エリフの子、アヒトブの子、ラパイムの子、ギデオンの子、アナニアの子、エルキアの子、オジエルの子、ヨセフの子、オクスの子、メラリの娘なるユデトこれを聞けり。}Es かくて彼は人々を散らし、各自己が天幕に歸らしめぬ。彼等は己が町の石垣若くは戌樓に赴けり。又婦等と子供らを家に歸したり。かくて彼ら町の中にありて、心甚しく沈みたり。sD_若し此らの日過ぎて、なほ御助我らに來らずば、我は汝らの言に從ふべし。』kCO時にオジア彼らに告げて曰く『兄弟たちよ、勇め、我ら猶五日の間耐え忍ばん。其間に主なる我らの神は、我らに憐を垂れ給はん。彼は全く我らを棄て給はざるべし。pBYかくて集れるもの、一つとなりて泣き悲み、大聲に主なる神に呼ばはれり。A我ら、汝らに向ひて、天と地と我らの先祖の主なる神とを證とせん。彼は我らの罪と我らの先祖たちの罪に從ひて、我らを罰し給へど、今日我らの言ひしが如くには爲し給はざるべし。』@/捕虜となさるる方却つて我らに益なり。われらは彼らの僕婢となりて、己が生命を存へしめん。かくて我ら、我らの嬰兒の死ぬるをまのあたりに見ず、われらの妻と子らの弱りつつ死ぬるを見ざるべし。?}されば今、彼らを呼びて、全市を、戰利品としてオロペルネスの民とその全軍とに渡せ。>3今われらには何らの助なし。神は彼らの手に我らを賣り、渴と滅亡とをもて、彼らの前に我らを抛ち給へり。J= 『願くは神、我らと汝らとの間を審き給はんことを。そは汝らはアツスリアの子らと平和の言を交さざりければ、大なる災害われらに來れり。&<Eその時すべての民オジアと町の長との所に來り集り、若者も婦も子供も、大聲もて叫び、すべての長老らに言ひぬ。;;oここをもて幼き者は喪心し、婦と若者たちは渴のために喘ぎて、町の衢や門の通路に倒れ、彼らの中には最早何の力もあらざりき。:その水漕空しくなりて、彼らは一日分の水だに持たざりければ、分量を定めてこれを飮ましめたり。>9uかくてアツスリアの全軍、その歩兵、戰車、及び騎兵、三十四日の間彼らを圍みたれば、ベツリアの民のすべての水瓶乏しくなれり。>8u此處にイスラエルの子ら主なる彼らの神に呼はれり。こはすべての敵彼らを圍み、逃るべき道の無きを見て彼らの心臆したればなり。77g次いでエサウの子らはアンモンの子らと共にドタイムに對する山地に陣を張り、兵を分ちて南と東とに人を送り、モクムルの溪流に沿ひたるクシに近きエクレベルの彼方に到らしめ、その他のアツスリア軍は平地に營を列ねて全地の面を蔽ひ、その天幕と行李とは寄り集りて大なる群をなし、甚しく夥しき數となれり。J6 さればアンモンの子らの軍勢、五千のアツスリアの子らと共に、去りて谷間に陣を張り、イスラエルの子らの水とその源なる泉とを占領せり。,5Q此らの言オロペルネスの眼とそのすべての僕らの眼によしと見えければ、かれ彼等の言の如くなすべきことを命じたり。y4kかくて汝は、彼らの叛きて穩に汝を迎へざりし罪に惡をもて報ゆることを得ん。』 39さらば彼ら及び彼らの妻子は、飢餓のために亡び、劍彼等に臨む前に、彼等はその住む市街の中に仆れ臥さん。92k ベツリアのすべての住民は、この泉より彼らの水を得れば、やがて渴きは彼らを殺し、彼らはその町を棄てん。我らと我らの民らは近き山の頂に登り、その上に陣を張りて之を見守り、一人も町より出づるものなからしめん。21] その陣に留り、汝の軍隊のすべての人を止め、唯汝の僕らをして山の麓より湧き出づる泉を、その手に收めて守らしめ給へ。0} さればわが主よ、陣を布きて彼等と戰ひ給ふな。さすれば汝の民の一人も亡びざるべし。2/] このイスラエルの子らは、その鎗に依り頼まずして、その住む山の高きに頼れり。この山の頂に登るは容易からざればなり。p.Y 『願くは我らの主聽き給はんことを。汝の軍隊に一人の損害もなかるべし。--時にエサウの子らのすべての長等、モアブの民のすべての有司等、及び海に沿へる地の隊長ら來りて言へり,町への登路を偵察し、泉の源に來りて之を奪ひ、番兵を置き、己も亦人々と共に進みたり。+!されど二日目に、オロペルネスは、そのすべての騎兵をベツリアにあるイスラエルの子らの前に列べ、g*G斯くて各自武器を執り、篝火を樓の上に焚きて、終夜之を守りたり。z)mさてイスラエルの子ら、彼らの群を見し時、いたく憂へて、自各その隣人に言ひけるは、『此らの人々、地の面をなめ盡さば、高き山も谷も岡も彼らの重さに耐えざるべし』と。V(%彼らはベツリアに近き谷の泉の傍に營を張りしが、ドタイムよりベルマイムの間に廣がり、ベツリアよりエスドレロンに對するキアモンまで連りたり。V'%その勇士ら其日の中に其陣營を移したりしが、その兵士の數は、歩兵十七萬人、騎兵一萬二千人、その外に軍需品と、徒歩のものの數甚だ夥しかりき。& 翌くる日オロペルネス、その全軍と、彼の聯盟に加はりしすべての民を指揮し、ベツリアに向ひて陣營を進め、先づ山地の高き所を占領して、イスラエルの子らに戰を挑むことを命じたり。 %オジアは之を彼の家に招待し、長老らのために饗筵を催し、終夜イスラエルの神に助を祈れり。I$ かくて彼らはアキオルを慰め、大に彼を讚め、D#『ああ天の主なる神よ、願はくは彼らの高慢を見そなはし給へ。わが民の卑しきを憐み給へ。此の日汝に聖め別たるるものを顧み給へ。』X")是に於て、人々は平伏して神を拜し、神に呼はりて言ひぬ\!1彼答へて、オロペルネスの會議の決議と彼がアツスリアの君侯たちの中にて語りし言『及びオロペルネスがイスラエルの家に對して語りし大言を告げたり。q [彼等、町のすべての長老等を召び集めたるに、すべての青年たちも、婦たちも共にその會議に列し、人々の中にアキオルを立たしめ、オジアはその起りし事を尋ねしかば、3その頃の有司たちはシメオンの族、ミカの子オジア、ゴトニエルの子カブリ、メルキエルの子カルミなりき。)Kイスラエル人はその町より下りて、彼の許に來り、その縛を解きてベツリアに伴れ來り、町の有司たちに彼を渡せり。&E されど彼らは、ひそかに山の麓に忍び寄り、アキオルを縛りて投げ出し、丘の麓に置きてその主の許に歸り行けり。nU 町の人々丘の上に彼等を見たる時、武器をとりて町を出で、彼等に向はんとて丘の頂に登り、石投を用ひ得る人々は、皆彼らの登るを防ぎ、彼等に向ひて石を投げたり。 9 僕らは彼を引きて陣營より平野に伴ひ出し、平野の國の中より山地の國に移し、ベツリアの下なる泉に來れり。;o ここにオロペルネス、彼の天幕に仕ふる僕らに命じてアキオルを捕へしめ、ベツリアに引き到りて、イスラエルの子らに渡さしむ。D 汝は汝の心の中に、彼らの捕はれざらんことを望むとも、汝の顏を伏すな。我既にこれをいへり。わが言は一つだに地に落ちざるべし。』L汝は、彼らと共に亡さるるまでは死なざるべし。dA今わが僕汝を山地に引き歸り、坂の上の町々の一つに汝を置かん。&Eその時、わが軍隊の劍と、我に仕ふる者の群汝の側を過ぎ、わが歸らん時、汝は殺されし者どもの間に倒れ居らん。b=汝の罪の日に、此らの言を語りたるアンモンの傭人なる汝アキオルよ、エジプトより出で來りし此民にわが仇を報ゆるまでは、汝此後再びわが顏を見ざるべし。0Y我ら彼らを燒き拂はん。山々は彼らの血に醉ひ、田畑は屍骸にて滿ち、彼らの歩は我らの前に立たず、全く亡さるべしと、全地の主なるネブカデネザル王いひ給ふ。げに彼いひ給ふ『わが言は空しくならざるべし』と。hI王はその軍隊を送りて、地の面より彼らを亡さん。彼らの神は彼らを救はじ。我ら、王の僕は、一人の如くに彼らを亡さん。彼らは我らの馬の力を支へ得ざるべし。 『アキオル及びエフライムの傭人らよ、汝誰なれば今日我らの間に預言して、彼らの神彼らを護れば我等イスラエル人の民と戰ふべからずといふや。抑もネブカデネザルの外に神とは誰ぞや。C 會議に列せる人々の騷ぎ止みし時、アツスリア軍の總司令官オロペルネス、もろもろの他國民の前にて、アキオルとモアブ人とに言ひぬ。さればオロペルネス閣下よ。我ら今上り行かん。彼らは汝の全軍のために飮まるベき餌食なり。』 ~}}I|~|&{zz3y>wwHvv@uu)tOs-rqponnllzkji`hegfedccxbba2`L__ ^^2][\\?[}ZYWWaVUTSRQPPOBNMM,LKJJRIIJHHG"FlEDDCgBB4Ar@??5>f==0< [est:2:17]王一切の婦人に超てエステルを愛しければエステルはすべての處女にまさりて王の前に恩寵と厚情を得たり王つひに后の冕をかれの首に戴かせ彼をしてワシテにかはりて后とならしむ*=M[est:2:16]かくエステルは王の家に召いれられてアハシユエロス王にいたれり是その治世の第七年十月即ちテベテの月なり|<q[est:2:15]ここにモルデカイの叔父アビハイルの女すなはちモルデカイが取ておのれの女となしたるエステル入て王にいたるべき順番にあたりけるが彼は婦人をつかさどる王の侍從ヘガイが言きかせたる事の外には何をももとめざりきエステルは凡て彼を見る者によろこばれたり~;u[est:2:14]而して夕に往き朝におよびて婦人の第二の局に還り妃嬪をつかさどる王の侍從シヤシガスの手に屬す王これを喜こびて名をさして召すにあらざれば重ねて王にいたることなし*:M [est:2:13]女子の王にいたるは是のごとしその婦人の局より出て王の家にゆく時には凡てその望む物をことごとく與へらるm9S [est:2:12]女子はおのおの婦人の則にしたがひて十二ケ月を經しかる後順番にいりてアハシユエロス王にいたる是その潔淨の日を終るはかくのごとくなるが故なり即ち沒藥の油を用ふること六ヶ月また各種の薫物および婦人の潔淨ごとにあつる物等を用ふること六ヶ月$8A [est:2:11]またモルデカイはエステルの模樣およびその如何になれるかを知んため日々に婦人の局の庭の前をあゆめり67e [est:2:10]エステルはおのれの民をもおのれの宗族をも顯はさざりき其はモルデカイこれを顯はすなかれと彼に言ふくめたればなり66e [est:2:9]この女子ヘガイの意にかなひて之が惠を受たり即はちヘガイすみやかに之に潔淨の物およびその分を與へまた王の家の中より七人の侍女を擧てこれに附そはしめ彼とその侍女等を婦人の局の中なる最も佳き處に移しぬ}5s[est:2:8]王の命令と詔言の聞え傳はり衆多の女子シユシヤンの城にあつめられてヘガイの手にわたされし時エステルも亦王の家に携へられてゆき婦人を管理るヘガイの手に交されしが4/[est:2:7]かれその叔父の女ハダツサすなはちエステルを養ひ育てたり是は父も母もなかりければなりこの女子顏貌勝れてうるはしかりしがその父母の死たる後モルデカイこれを取ておのれの女となせるなりG3[est:2:6]かれはバビロンの王ネブカデネザルが擄へゆきしユダのヱコニヤとともに擄はれ往る俘囚の中にありてヱサレムより移されたる者なり>2u[est:2:5]茲にシユシヤンの城に一人のユダヤ人ありその名をモルデカイと曰ひキシの曾孫シメイの孫ヤイルの子にしてベニヤミン人なり1-[est:2:4]斯して王の御意に適ふ女子を取りワシテに代りて后とならしめたまへと王この事を善として然なしぬ'0G[est:2:3]願はくは王御國の各州において官吏を擇び之をして美はしき處女をことごとくシユシヤンの城に集めしめ婦人を管理る王の侍從ヘガイの手にわたして婦人の局に入らしめ而して潔淨の物をこれに與へたまへ/[est:2:2]ここに王の前に事ふる僕等いひけるは請ふ美しき少き處女等を王のために尋もとめん@. {[est:2:1]これらの事の後アハシユエロス王忿怒とけてワシテおよび彼が爲たる所またその彼にむかひて議定めしところの事を憶ひおこせり=-s[est:1:22]かくて王の諸州に徧ねく書をおくりもろもろの州にその文字にしたがひて書おくりもろもろの民にその言語にしたがひて書おくり凡て男子たる者はその家の主となるべくまたおのれの民の言を用ひてものいふべしと諭しぬk,O[est:1:21]王と牧伯等この言を善としければ王メムカンの言のごとく爲たり6+e[est:1:20]王の下したまはん御詔この大なる御國に徧ねく聞えわたる時は妻たる者ことごとくその夫を大小となく共に敬まふべしと:*m[est:1:19]王もし之を善としたまはばワシテは此後ふたたびアハシユエロス王の前に來るべからずといふ王命を下し之をペルシヤとメデアの律法の中に書いれて更ること無らしめ而してその后の位を彼に勝れる他の者に與へたまへQ)[est:1:18]而して后の此所行を聞るペルシヤとメデアの諸夫人もまた今日王のすべての牧伯等に是のごとく言ん然すれば必らず藐視と忿怒多く起るべしZ(-[est:1:17]后のこの事あまねく一切の婦女に聞えて彼らつひにその夫を藐め觀て言んアハシユエロス王后ワシテに己のまへに來れと命じたりしに來らざりしと'[est:1:16]メムカン王と牧伯たちの前に答へて曰ふ后ワシテは唯王にむかひて惡き事をなしたる而已ならず一切の牧伯たちおよびアハシユエロス王の各州のもろもろの民にむかひてもまた之を爲るなり&5[est:1:15]后ワシテ、アハシユエロス王が侍從をもて傳へし命を爲ざれば法律にしたがひて如何に彼になすべきや%[est:1:14]時に彼の次にをりし者はペルシヤおよびメデアの七人の牧伯カルシナ、セタル、アデマタ、タルシシ、メレス、マルセナ、メムカンなりき是みな王の面を見る者にして國の第一に位せり).$U [est:1:13]是において王時を知る智者にむかひて言ふ(王はすべて法律と審理に明かなる者にむかひて是の如くするを常とせり*#M [est:1:12]しかるに后ワシテ侍從が傳へし王の命に從ひて來ることを肯はざりしかば王おほいに憤ほりて震怒その衷に燃ゆB"} [est:1:11]后ワシテをして后の冠冕をかぶりて王の前に來らしめよと言り是は彼觀に美しければその美麗を民等と牧伯等に見さんとてなりき`!9 [est:1:10]第七日にアハシユエロス王酒のために心樂み王の前に事ふる七人の侍從メホマン、ビスタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、セタルおよびカルカスに命じ   [est:1:9]后ワシテもまたアハシユエロス王に屬する王宮の内にて婦女のために酒宴をまうけたりV%[est:1:8]その飮むことは法にかなひて誰も強ることを爲ず其は王人として各々おのれの好むごとく爲しむべしとその宮内のすべての有司に命じたればなり#?[est:1:7]金の酒盃にて酒を賜ふその酒盃は此と彼おのおの異なり王の用ゐる酒をたまふこと夥だし王の富有に適へり8i[est:1:6]白緑青の帳幔ありて細布と紫色の紐にて銀の環および蝋石の柱に繋がるまた牀榻は金銀にして赤白黄黒の蝋石の上に居らる5c[est:1:5]これらの日のをはりし時王また王の宮の園の庭にてシユシヤンに居る大小のすべての民のために七日の間酒宴を設けたり[est:1:4]時に王その盛なる國の富有とその大なる威光の榮を示して衆多の日をわたり百八十日に及びぬJ [est:1:3]その治世の第三年にその牧伯等および臣僕等のために酒宴を設けたりペルシヤとメデアの武士および貴族と諸州の牧伯等その前にありきpY[est:1:2]アハシユエロス王シユシヤンの城にてその國の祚に坐しをりける當時  [est:1:1]アハシユエロスすなはち印度よりエテオピヤまで百二十七州を治めたるアハシユエロスの世5c[12:6]然るに王に貴ばれしブゲ人ハンメダタの子ハマン、王の二人の宦宮のためにモルデカイとその民を苦しめんことを謀れり。dA[12:5]王はモルデカイに命じて宮廷に仕へしめ、彼に報を與ヘたり。}[12:4]而して王此等の事を記憶にとどめんがため記錄を作り、モルデカイも亦之を記しぬ。|q[12:3]王二人の宦官を詮議せしに、彼等その罪を白狀したれば、之を死刑に處したり。>u[12:2]その時かれ、彼等の語るを聞きて、その目的を索り、彼らがアルタシヤスタ王を弑せんとするを知りたれば、これを王に告げぬ。 [12:1]モルデカイは宮廷にて、宮殿を守る王の二人の宦官、ビグダン及びテレシと共に眠れり。J  [11:12]モルデカイこの夢を見、神の爲さんと定め給ひし事を見し時目ざめ、その夢を心に保ちて夜に至り、如何にかしてこれを知らんと願へり。p [ [11:11]光と日昇り、低き者は高くせられ、自ら高しとする者は滅ぼされたり。# A [11:10]ここに於て、彼ら神に向ひて叫びしがその叫より、小き泉の如きもの出で、大なる河となり、洪水となれり。c A[11:9]義しき國人は皆心憂へ、その災害を恐れて、滅亡に備へたり。u  e[11:8]視よ、暗黑と陰欝、患難と苦痛、又悲哀と地上に於ける大なる混亂の日を。~  w[11:7]その叫によりて、すべての國人戰の用意をなし、義しき民に逆ひて戰はんとせり。i  M[11:6]視よ、二つの大なる龍戰はんとて出で來れり。その叫は大なりき。T  #[11:5]視よ、騷音と混亂、雷と地震、及び地上の鳴動を。7  i[11:4]又バビロンの王ネブカデネザルがユダの王エコニヤと共にエルサレムより移せし俘囚人の一人なりしが、その夢は次の如し。x k[11:3]彼はユダヤ人にして、スサの町に住み、大なる人にて、王の宮廷に仕ふる者、K [11:2]アルタシヤスタ大王在位の第二年、ニサンの月の第一日、ベニアミンの族なるキシの子シメイの子ヤイロの子モルデカイ一つの夢を見たり。 かくてイスラエルの子らを恐れしめしもの、ユデトの日にも、その死後にも、永くあらざりき。J イスラエルの家七日の間、彼のために喪に服したり。かれ死ぬる前に、その所有物を夫マナセの近親のものと、己が近親のものとに頒ちたり。\1彼は益人々に尊ばれ、その夫の家にて、年老い、百五歳となり、その婢に暇を與へぬ。かれベツリアにて死にしかば、人々彼をその夫マナセの墓に葬れり。>u多くの人、彼を娶らんと欲せしも、その夫マナセの死にて、その民に加はりし後、かの女の一生の間、かれを知れる男誰もなかりき。)Kその後人々その嗣業の地に歸り、ユデトはベツリアに赴きて、その所有物にて暮し、その時代に、全國に尊ばれたり。}民らエルサレムにて、聖所の前に、三月の間饗筵をつづけ、ユデトも彼らと共に留れり。2]ユデトも亦、民らの與へしオロペルネスの全ての家財を獻げ、彼がその寢臺より取りたる天蓋を、供物として主に獻げたり。)Kさて彼らエルサレムに入りし時、神を拜せり。民らは、潔められし後、全き燔祭と任意の供物、及び禮物を獻げたり。_~7災害なるかな、わが族に逆ひて起り立つ國民ら。全能の主は、審判の日に彼らに讐を返し、彼らの肉に火と蟲とを加へ給はん。彼らは永遠に苦み泣くべし。』;}oすべての犧牲もかぐはしき香とはならず、すべての肥えたるものも汝の燔祭とするに足らず、唯主を恐るるもののみ永遠に大なり。2|]山々は水のために、その基より動き、岩も汝の御前には蠟の如くに熔けん。されど汝は、汝を懼るるものに憐憫を垂れ給ふ。q{[願くは、すべての造られしものを汝に仕へしめ給へ。そは汝言ひ給へば、彼らは造られ、汝その靈を出し給へば、彼らは建てられたり。汝の御聲を拒むもの一人だになし。z 我はわが主に新しき歌を歌はん。ああ主よ、汝は大にして稜威あり、その御力に敵し得るものなし。y- 乙女の子ら彼らを刺し貫き、逃ぐる者の子らの如くに彼らを傷けぬ。彼らはわが主の戰によりて亡びたり。x3 その時、わが卑き者ども聲高く叫び、わが弱き者ども恐れて地に伏したり。彼らその聲を揚げて逃れ行けり。dwA ペルシヤ人はその勇氣に慄ひ戰き、メデア人はその膽力に驚きぬ。v} その靴は彼の目を迷はし、その美しさは彼の魂を虜にし、劍終に彼の首を刺し通したり。Mu彼はイスラエルの虐げらるるものを上げんために、寡婦の衣を脱ぎ、顏に香油を塗り、髮に飾をつけ、彼を欺かんとて、身に麻の薄衣を纒ひぬ。t彼らの強き者、若者らの手によりて倒れしにもあらず。テイタンの子ら彼を擊ちしにもあらず。巨人等彼を壓へしにもあらず。メラリの娘なるユデト、その容貌の美しきをもて彼を弱めたるなり。jsMされど全能の主は、一人の婦女の手によりて、彼らの望を奪ひ給へり。;ro彼は、わが境を燒き盡し、わが若者を劍をもて殺し、乳呑兒を地に抛ち、幼きものを蹂躪り、わが處女らを分捕物とせんと言へり。 q9アツスリアは北より、山を出でて來り、十萬の軍勢を率ひ、その群は急湍を堰き止め、その騎馬は丘を蔽へり。/pW主は戰を破り給ふ神なり。そはその軍の中にて、民らの眞中にて、われを逐ひ苦むるものの手より、我を助け出し給へり。Qoユデト言ふ 『わが神に向ひ鼓をもて歌ひ始め、わが主に向ひ鐃鈸をもて歌へ。彼に向ひ詩と讚美との調をなせ。彼を崇め、その御名を呼びまつれ。n -其時ユデトこの感謝の歌を、全てのイスラエルの中に歌ひ、すべての民らは聲高らかにこの讚歌を歌へり。m 彼も彼と共にありしものも、自らオリブの冠を作り、彼は先頭に立ちて踊りつつすべての婦たちを導き、イスラエルのすべての男たちは武具を着けしまま冠をいただき、口に歌を唱ひつつ從へり。hlI その時イスラエルのすべての婦女たち彼を見んとて共に走り來り、彼を祝し、彼の爲に踊れり。ユデトは手に樹の枝をとり、彼と共に居りし婦たちに之を與へたり。k) 民ら三十日の間陣營を掠め、ユデトにオロペルネスの天幕、そのすべての金銀の器、寢臺、容器、すべての家財を與へしかば、彼は之を取りて、その騾馬に載せ、又その荷車を備へてこれに載せたり。j# 汝は汝の手によりで、すべて此らの事を爲し、イスラエルに善き事を爲せり。神は之を喜び給ふ。全能の主と共に、汝は永久に譽むべきかな』と。すべての民これに和して、『眞に然り』といへり。\i1 彼らユデトの許に來りし時、一つとなりて彼を祝し、且言ひぬ『汝はエルサレムの誇、イスラエルの大なる榮なり。げに汝こそわが國人の大なる喜びなれ。zhm其時大祭司ヨアキム及びエルサレムに住むイスラエルの子らの長老たち、神のイスラエルに彰はし給ひし恩惠を見んがため、又ユデトを見てこれに挨拶せんがために出で來れり。g!殺戮を終へて歸りしイスラエルの子らは、殘りしものを得、山地及び平地の町々も得る所甚多かりき。f 殘りてベツリアにありしものは、アツスリア人の陣營を襲ひ、之を掠奪して甚しく富みたり。4eaイスラエルの子ら之を聞きて、一齊に敵に逐ひかかり、彼らを殺してコバイにまで到れり。エルサレムの人々及び山地の人々も同じく來れり。(人々彼らに敵の陣營に起りしことを語りたればなり。)又ギレアデ及ひ[び]ガリラヤの人々も敵の側面に迫りて、大に彼らを殺し、ダマスコを過ぎて其境にまで到れり。ndU其時オジア使をベトマスタイム、ベバイ、コパイ、コラ、及びイスラエルのすべての境に遣して、その爲されし事を告げ、又敵を逐ひかけて亡ぼすべきことを傳へたり。bc=又ベツリアの周圍の山地に陣を布きしものらは、皆逃げ去れり。ここに於てイスラエルの子ら、彼らの中にて戰士たりしものは悉く、敵に向ひて走りかかれり。>buかくて恐怖と戰慄彼らに臨み、一人もその隣人の前に止り得るものなく、皆共に走り出でて、平地及び山地のあらゆる路に逃れたり。ca A天幕に居りしものども此らの事を聞きし時、その出來事に驚けり。2`]アツスリア人の隊長ら此らの言を聞きし時、その上衣を裂き、彼らの心大に怕惑ひ、陣營悉く泣き悲みて大なる響をなせり。S_『此らの奴隸どもたばかりを爲し、ヘブルの婦女恥をネブカデネザル王の家に與へたり。そは視よ、オロペルネスは首を失ひて地に横はり居る』と。^ ユデトの宿りし天幕に入りしに、彼女を見ざりしかば、走り出でて人々を呼び、叫びていひぬI] 彼大聲に泣き叫び、呻き悲みてその衣をさき、&\E答あらざれば、彼戸を開きて寢室に入りしに、オロペルネスは死にて床に投げ出され、その頭は取り去られありき。[!バゴアス入りて天幕の戸を叩けり。そは彼、オロペルネスはユデトとともに睡れりと思ひたればなり。bZ= かくて彼らオロペルネスの天幕に到り、その執事に語りて言ふ『我等の主を醒ませ。奴隸ども全滅せられんとて、大膽にも下り來りて、我らに戰を挑むなり。』PY アツスリアの子等之を見し時、その班長等に使者を送れり。而して班長等はその隊長等及び千卒長等の許に、またすべての指揮官等の許に來れり。)XK 朝の來るや否や、石垣の上にオロペルネスの首をかけ、すべての人武器を執り、隊を組みて、山の登路に出で行けり。AW{ アキオルはイスラエルの神が爲し給ひしすべての事を見て、深く神を信じ、その陽の皮に割禮を施し、イスラエルの家に結び付きたり。dVA 彼の語り終へし時、民ら大聲に叫び、全市は喜びの聲を擧げたり。qU[されば汝が此らの日に爲せしことを我に語れ』と。その時ユデト民の中にて、己がなせしすべての事を彼に告げ、その出で行きし日より彼らに語りし時までの事を示せり。T彼ら、かれを蘇生らしめし時、彼はユデトの足下にひれ伏し、之を崇めていひぬ『汝はユダのすべての天幕の中に、又もろもろの國人の中に祝せられん。汝の名を聞くものは皆驚くべし。hSI此處に彼等オジアの家よりアキオルを呼び出しけるに、彼來りてオロペルネスの首の、集れる人々の中の一人の手にあるを見て、その面を伏せ、倒れて氣を喪へり。R#されど汝ら此等の事を爲す前に、まづアンモン人アキオルをわが許に呼び寄せよ。これは彼、イスラエルの家を侮りしもの、又殺さん許りとなして彼を我らに送りし者を、見且知らんがためなり。』Qwその時、汝らとイスラエルのすべての境に住むものとは彼らを追ひ、彼らを倒すべし。wPgアツスリア人らは、その甲冑を着けて陣營に行き、その隊長らを起し、オロペルネスの天幕に走り行き、その居らぬを見ば、恐怖彼らを襲ひ、彼ら、汝らの前より遁げ去らん。'OG又朝となりて、日の地上にあらはるるや否や、汝ら悉くその武器をとり、すべての勇士は町を出で、大將を立て、アツスリアの子らの哨兵を襲はんがため、野に降り行くばかりになし、しかも降り行かずに居れ。N 其時ユデト彼らに言ひけるは『我兄弟よ、今我に聽き、この首をとり、石垣の櫓にかけよ。cM? かくて神此らのことを汝の永遠の讚となし、善き事をもて汝に報い給はん。そは汝、わが民の患難のために、その生命をも惜まず、我らの神の御前に眞直なる道を歩みて、我らの敗に仇を返したればなり。』すべての民ら『實に然り、實に然り』といへり。sL_ そは、なんぢの希望は、永遠に神の御力を憶ゆる人々の心より失せ去るまじ。K/ オジア彼にいひけるは『讚むべきかな、娘よ、汝は至高神の御前にて、地のすべての婦女たちの上にあり。讚むべきかな、汝を導きて我らの敵の長の頭を擊たしめ給へる天地の造主、われらの主なる神。MJ 其時すべての民いたく驚き、跪伏して神を拜し、一つとなりていへり『讚むべきかな、我等の神、汝は此の日、汝の民の敵を空しくし給へり。』MI 主活き給へば、わが行く道にて我を守り給へり。わが容貌彼を欺き、彼を滅ぼしたれど、彼は我を汚し、我を辱めて罪を犯すこと能はざりき。』H かれ囊より首を取り出し、彼らに示していひけるは『看よ、アツスリアの軍の總司令官なるオロペルネスの首を。看よ、彼が醉ひ臥したる天葢を。主は婦女の手によりて彼を擊ち給へり。Gy その時かれ聲を張りあげて彼らにいひぬ『讚めまつれ、神を讚めまつれ、イスラエルの家よりその憐憫を取り去らず、此夜わが手によりて、我らの敵を滅し給へる神を讚めまつれ。』tFa 彼ら、小なるも大なるも、共に走り出でぬ。そは彼らユデトの歸り來りしを訝りたればなり。彼ら門を開きて、彼らを迎へ、光のために火を焚きてその周圍を取りかこみぬ。sE_ 町の人々彼の聲を聞き、急ぎ門に下り來りて、町の長老たちを呼び集めたり。D5 ユデトは遠くより、門の番兵どもにいひぬ『開け、門を開け、神、我らの神は、我らと偕に在し、この日なし給ひしことによりて、その御力をイスラエルの中に、又その強さを敵に向ひて彰はし給へり。』VC% 婢は之をその食物の囊に入れ、二人は常の如く祈禱のために出で行きぬ。かくて彼等陣營を過ぎ、谷を廻り、ベツリアの山を登りて、町の門に來れり。&BE その身體寢臺の下に轉び倒れて、天葢を柱より引き落したり。やがて彼出でて、オロペルネスの首を婢にわたしぬ。jAM 而してかれ、力の限り彼の頸を、二度擊ちたれば、その頭彼より離れ、@! 寢臺に近づき、その頭髮を捕へて言ひぬ、『ああイスラエルの神よ、今、この時、我を強め給へ』と。m?S かくて彼は、オロペルネスの頭の方なる寢臺の柱に來りて彼の劍を取り、>! 今こそ汝の嗣業を助くべき時、我らに逆ひて起つ敵を滅さんがため、わが企圖を果すべき時なれ』と。Z=- さればすべてのもの出で行き、小なるも大なるも、一人として寢室に留まるものなかりき。その時ユデト床の傍に立ちて、心の中に祈り言ひけるは、『ああ全能の主なる神よ、願くは今、此時、エルサレムの譽のために、我手の業を見そなはし給へ。q<[ ユデトはその婢に、その寢室の外に立ちて、彼の常の如く出で來るを待つべしと命じたり。そはかれ祈禱のため出で行くべしといひ、且之をバゴアスにも告げたればなり。a;; ユデト獨り天幕に殘り、オロペルネスはその床に醉ひ伏したり。s: a 夕になりたれば、僕らは急ぎ退き、バゴアスは天幕の戸を閉ぢて侍者らをその主の前より退けぬ。彼等皆行きてその床に入れり。そは饗宴長びきて、彼ら皆疲れたればなり。9! オロペルネス彼によりていたく喜び、生れしより以來、何の日に飮みしよりも多くの酒を飮みたり。』U8# かくて彼はその婢の作りしものを取りて食ひ且飮めり。G7 ユデト答ふ『わが主よ、われ今飮まん。そはわが生命、この日、わが生れしより以來の、全ての日に優りて、わが中に崇めらるればなり。』R6 オロペルネス彼にいふ『飮みて我らと共に樂め』と。 5 さてユデト入りて坐せしに、オロペルネスの心蕩け、その魂動かされて、かれの偕に居ることを甚しく願へり。彼は初めてかの女を見し日より、機あらば之を誘はんと待ち構へ居たりしなり。N4 かくてかれ起ちて、その晴衣と婦の飾を悉く身に纒へり。その婢行きて、オロペルネスの前に彼の女の座を設け、羊の毛皮をそこに敷きたり。この毛皮は、彼が敷きて坐し、且食するための、日毎の用にとて、バゴアスより受けしものなり。  ~}|{zzy3x~ww vutsr}qqqqp1oo$n mlgkktjjJihh~gjfqfedkdbb!a``;__<^^\\[BZZXX^WVVrUUU@TSRRQQ0PPPOOBNN6M_LLKFJuJ#IH GFEE9CC=B{A@@,?.>><< ; :j88N7655432100/+.i--"++5*=)*'&4%$x##P"! Zqo:)\oq Np 6 . W 8lj 6|e[est:9:18]されどシユシヤンにをるユダヤ人はその十三日と十四日とにあひ集まり十五日にやすみてその日に酒宴をなして喜こべり {[est:9:17]アダルの月の十三日にこの事をおこなひ十四日にやすみてその日に酒宴をなして喜こべり~zu[est:9:16]王の諸州にあるその餘のユダヤ人もまた相あつまり立ておのれの生命を保護しその敵に勝て安んじおのれを惡む者七萬五千人をころせり然れどもその所有には手をかけざりきHy [est:9:15]アダルの月の十四日にシユシヤンのユダヤ人また集まりシユシヤンの内にて三百人をころせり然れどもその所有物には手をかけざりきxy[est:9:14]王かく爲せと命じシユシヤンにおいて詔旨を出せりマンの十人の子は木に懸らるrw] [est:9:13]エステルいひけるは王もし之を善としたまはば願くはシユシヤンにあるユダヤ人に允して明日も今日の詔旨のごとくなさしめ且ハマンの十人の子を木に懸しめたまへjvM [est:9:12]王きさきエステルにいひけるはユダヤ人シユシヤンの城の内にて五百人を殺しまたハマンの十人の子をころせり王のその餘の諸州においては幾何なりしぞや汝また何か求むるところあるやかならず許さるべし尚何かねがふところあるや必らず成就らるべしtua [est:9:11]シユシヤンの城の内にて殺されし者の數をその日王にまうしあげければCu [est:8:2]王ハマンより取かへせし己の指環をはづしてモルデカイに與ふ而してエステル、モルデカイをしてハマンの家をつかさどらしむdB C [est:8:1]その日アハシユエロス王ユダヤ人の敵ハマンの家を后エステルに賜ふモダカイもまた王の前に來れり是はエステル彼が己と何なる係りなるかを告たればなりA [est:7:10]人々ハマンを其モルデカイをかけんとて設けし木の上に懸たり王の震怒つひに解く@/ [est:7:9]時に王の前にある一人の侍從ハルボナいひけるは王の爲に善き事を言たりしかのモルデカイを懸んとてハマンが作りたる五十キユビトの木ハマンの家に立をるなりと王いひけるは彼をその上に懸よ0?Y [est:7:8]王宮殿の園より歸りて酒宴の場にいたりしにエステルのをる牀榻の上にハマン俯伏ゐたれば王いひけるは彼はまた家の内にてわが前に后を辱しめんとするかと此ことば王の口より出るや人々ハマンの面をおほへり_>7 [est:7:7]王怒り酒宴の席をたちて宮殿の園に往きければハマンたちあがりて后エステルに生命を乞り其はかれ王のおのれに禍災をなさんと決めしを見たればなり,=Q [est:7:6]エステルいひけるはその敵その仇人は即ちこの惡きハマンなりと是によりてハマンは王と后の前にありて懼れたり<- [est:7:5]アハシユエロス王后エステルにこたへて言けるは之をなさんと心にたくめる者は誰また何處にをるやS; [est:7:4]我とわが民は賣れて滅ぼされ殺され絶されんとす我らもし奴婢に賣れたるならんには我默してはべらん敵人は王の損害を償なふ事能はざるなり}:s [est:7:3]后エステルこたへて言けるは王よ我もし王の御目の前に恩を得王もし善と見たまはばわがもとめにしたがりこわが生命をわれに賜へまたわが願にしたがひてわが民を我に賜へt9a [est:7:2]この第二の酒宴の日に王またエステルに言けるは后エステルよなんぢのもとめは何なるやかならず許さるべし汝のねがひは何なるや國の半分にいたるとも成就らるべし]8 5 [est:7:1]王またハマンとともに后エステルと酒宴せんとて來れり'7G [est:6:14]かれら尚ハマンとものいひをる間に王の侍從きたりてハマンをうながしエステルが設けたる酒宴にのぞましむm6S [est:6:13]しかしてハマンおのが遇る事をことごとくその妻ゼレシとその朋友等に告げるにその智者等およびその妻ゼレシかれに言けるは彼のモルデカイすなはちなんぢがその前に敗れはじめたる者もしユダヤ人ならば汝これに勝ことを得じ必らずその前にやぶれんと55 [est:6:12]かくてモルデカイは王の門にかへりたりしがハマンは愁へなやみ首をおほふておのれの家にはしりゆき{4o [est:6:11]ここにおいてハマン衣服と馬とを取りモルデカイにその衣服を着せ彼をして邑の街衢を乘とほらしめその前に呼はりて云ふ王の尊ばんと欲する人には是のごとくなすべしとi3K [est:6:10]王ハマンに言けるは急ぎなんぢが言しごとくその衣服と馬とを取り王の門に坐するユダヤ人モルデカイに斯なせよなんぢが言しところを一も缺こと無らしめよ2/ [est:6:9]これを王の最も貴とき一人の牧伯の手にわたし王の尊ばんとする人に其衣服を衣せしめこれを馬にのせて邑の街衢をみちびき通り王の尊とばんと欲する人には是のごとくなすべしと呼はらしむべし&1E [est:6:8]王の着たまへる衣服を携さへ來らしめかつ王の乘たまへる馬即ちその頭に王の冠冕を戴ける馬をひき來らしめj0M [est:6:7]ハマンすなはち王にいひけるは王の尊ばんと欲する人のためにはz/m [est:6:6]ハマンやがて入きたりしに王かれにいひけるは王の尊とばんと欲する人には如何になさば善らんかとハマン心におもひけるは王の尊ばんとずる者は我にあらずして誰ぞやと. [est:6:5]王の臣僕等王につげてハマン庭に立をると言ければ王かれをして入來らしめよと言ふq-[ [est:6:4]ここにおいて王誰ぞ庭にあるやと問ふこの時ハマンは己がモルデカイのために設けたる木にモルデカイを懸ることを王に奏せんとして已に王の家の外庭に來りて居るM, [est:6:3]王すなはち言けるは之がために何の榮譽と爵位をモルデカイにあたへしや王に事ふる臣僕等こたへて何をも彼にあたへしこと無しといへり>+u [est:6:2]モルデカイ曾て王の侍從の二人戸を守る者なるビグタンとテレシがアハシユエロス王を殺さんと謀れるを告たりと記せるに遇ふ+* Q [est:6:1]その夜王ねむること能はざりければ命じて日々の事を記せる記録の書を持きたらしめ王の前にこれを讀しめけるにI) [est:5:14]時にその妻ゼレシとその一切の朋友かれに言けるは請ふ高五十キユビトの木を立しめ明日の朝モルデカイをその上に懸んことを王に奏せ而して王とともに樂しみてその酒宴におもむけとハマンこの事を善としてその木を立しめたり(y [est:5:13]然れどユダヤ人モルデカイが王の門に坐しをるを見る間は是らの事も快樂からずc'? [est:5:12]しかしてハマンまた言けらく后エステル酒宴を設けたりしが我のほかは何人をも王とともに之に臨ましめず明日もまた我は王とともに后に招かれをるなり]&3 st:5:11]而してハマンその富の榮耀とその子の衆多ことと凡て王の己を貴とびし事また己をたかくして王の牧伯および臣僕の上にあらしむることを之に語れり%y [est:5:10]されどもハマン耐忍びて家にかへりその朋友等および妻ゼレシをまねき來らしめz$m [est:5:9]かくてハマンはその日よろこび心たのしみて出きたりけるがハマン、モルデカイが王の門に居て己にむかひて起もあがらず身動もせざるを見しかば痛くモルデカイを怒れり#) [est:5:8]われもし王の目の前に恩を得王もしわが所求をゆるしわが願意を成就しむることを善としたまはば願くは王とハマンまたわが設けんとする酒宴に臨みたまへわれ明日王の宣まへる言にしたがはんO" [est:5:7]エステル言けるは我が所求わが願意は是なりM! [est:5:6]酒宴の時王またエステルに言けるは汝の所求は何なるやかならずゆるさるべしなんぢの願意は何なるや國の半分にいたるとも成就らるべし; o [est:5:5]ここに於て王ハマンを急がしめてエステルの言るごとくならしめよと命じ王とハマンやがてエステルが設けたる酒宴に臨めり&E [est:5:4]エステルいひけるは王もし善としたまはば願くは今日わが王のために設けたる酒宴に王とハマンと臨みたまへ,Q [est:5:3]王かれに言けるは后エステルなんぢ何をもとむるやなんぢの願意は何なるや國の半分にいたるとも汝にあたふべしS [est:5:2]王后エステルが庭にたちをるを見てこれに恩をくはへ其手にある金圭をエステルの方に伸しければエステルすすみよりてその圭の頭にさはれり;o [est:5:1]第三日にエステル后の服を着王の家の内庭にいり王の家にむかひて立つ王は王宮の玉座に坐して王宮の戸口にむかひをりしがJ [15:16]王は憂ひ、彼の僕らは皆、彼を慰めたり。_7 [15:15]されど彼は、その語り居る時、再び氣を喪ひて倒れたり。Y+ [15:14]主よ、汝は驚くべく、汝の御顏は恩惠にて滿てり。』) [15:13]その時彼いひぬ『わが主よ、われ汝を見るに、神の御使の如く、わが心は汝の威光の故に恐れ惑ふ。D [15:12]彼を抱きて、『我に語れ』といへり。J [15:11]かくて彼、その金圭を彼の頸の上に置き、q[ [15:10]汝は死ぬることあらじ、わが命令はわが臣民に關るのみ、近く寄れ。』jM [15:9]『エステルよ、こは何事ぞや、我は汝の兄弟なり、心を安んぜよ。b= [15:8]その時神、王の心を變へて柔和ならしめ給ひければ、王は憂ひてその玉座より躍び下り、再び氣づくまでその腕にて彼を抱き、優しき言をもて慰め曰けるは>u [15:7]王は威光に輝く顏を擧げて、つらつら彼を視たり。后は倒れ、青ざめ、氣を失ひて、彼を導きし侍女の頭の上に身をかがめたり。kO [15:6]やがて彼、すべての戸を過ぎて王の前に立ちぬ。王はその玉座に坐し、黄金と寳石とをもてまばゆく飾りたる、威めしき王衣もて身を裝ひ、いと畏しく見えたり。! [15:5]彼はその美しさ完く、その容貌は快活にして愛らしかりき。されどその心は恐怖のために惱みぬ。<s [15:4]他の侍女は、かれの裳をとれり。U# [15:3]一人の侍女に寄りかかりて、なよやかに歩を運び、 ' [15:2]卽ち彼はすべてのものをみそなはし給ふ救主なる神に祈りたる後、晴衣を着け、二人の侍女を伴ひ、u  e [15:1]三日目に彼その祈禱を終へし時、その悲哀の衣を脱ぎて、晴衣を纒ひたり。9 k[14:19]すべてのものに勝りて力ある神よ、希望なきものの聲を聽き、害ふものの手より我らを救ひ、我を恐怖より救ひ出し給へ。』3 _[14:18]汝の婢は、此處に來りし日より今日に至るまで、汝によりて喜ぶ外に何の喜をも持たず。ああ主よ、アブラハムの神よ、  [14:17]汝の婢はハマンの食卓に食せず、王の饗筵にも出でず、又獻祭の酒をも飮みしことなし。%[14:16]汝はわがなくてならぬものを知り給ふ。そは我は人の前に出づる日に、わが頭の上に高き位のしるしを戴くを厭ふ。われこれを月のものの布片の如くに厭ひ、我が獨り居る時も之を着けぬなり。B}[14:15]ああ主よ、汝は一切のことを知り給ふ。我がいかに不義の光榮を憎み、割禮なき者及びすべての異邦人の寢床を厭ふかを知り給ふ。ta[14:14]汝の御手をもて我らを救ひ、孤獨にして汝の外に助なき我らを助け給へ。K [14:13]獅子の前にて、わが口に雄辯を與へ給へ。その心を變へ、我らに逆ひて戰ふものを憎ましめ給へ。彼及び彼と心同じきものとを滅し給へ。N [14:12]ああ主よ、我らを覺え給ひて、我らの苦惱の時に汝自らを示し、我に勇氣を與へ給へ。ああ神々の王にして、すべての主權を保ち給ふ主よ。+O [14:11]ああ主よ、汝の主權を無きが如き者どもに與へ給ふことなく、又彼らをして我らの倒るるを笑はしめ給ふことなく、反つて彼らの計畫を彼らに返し、我らに逆ひてこれを始めし彼らを世の見せしめとなし給へ。q[ [14:10]異邦人の口を開きて偶像を讚美せしめ、肉の王を永久に崇めしめたり。2] [14:9]汝が御口をもて定め給ひし事を廢し、汝の嗣業を滅し、汝を讚むるものの口を塞ぎ、汝の家と汝の祭壇との榮光を消し、 [14:8]然るに彼らは、我らが俘囚の苦痛の中にあるをもて滿足せず、その偶像と手を打ち合ひ、pY[14:7]そは我ら彼らの神々を拜したればなり。ああ主よ、汝は義しく在せり。v~e[14:6]然るに我らは、汝の御前に罪を犯したれば、汝我らを敵の手に渡し給へり。6}e[14:5]ああ主よ、わが幼かりし時より、わが族の中にて聞きたるは、汝はイスラエルをすべての民らの中より選び、我らの先祖を彼らの祖先の中より永久の嗣業として選び、彼らに約束し給ひし事を爲し終へ給へることなり。0|[[14:4]わが危險は迫り近けり。S{[14:3]イスラエルの主なる神に祈ていへり『ああ主よ、汝のみ我等の王にましませり。願くは心さびしき婦なる我を助け給へ。汝の外に我助手はなし。 z[14:2]その美しき衣服を脱ぎて、苦惱と悲歎との衣を着け、價高き香油に代へて灰と糞とを頭に蒙り、その身を甚しく卑くし、喜のために常に飾りしすべての部分を、その亂れたる髮にて蔽ひ、`y ;[14:1]后エステルも亦死の恐の中にありたれば、主の御許に至り、x)[13:18]すべてのイスラエルも同じく、心を盡して主に呼はれり。彼らの死その眼の前に迫り居たればなり。xwi[13:17]わが祈を聽きて汝の嗣業を憐み給へ。ああ主よ、我らの悲哀を歡喜に代へ、我らを活かし、汝の御名を讚めしめ給へ。汝を讚むるものの口を亡ぼし給ふ勿れ、ああ主よ。』kvO[13:16]汝のためにエジプトより救ひ出し給へる汝の分を輕しめ給ふ勿れ。uuc[13:15]ああ主よ、神よ、王よ、アブラハムの神よ、汝の民を赦し給へ。そは彼ら我らを亡ぼさんとて眼を我らに向く。彼らは始より汝のものなる嗣業を亡ぼさんことを欲せり。t[13:14]されどわがこれを爲ししは、人の榮光を神の榮光に優れりとせざるに由る。又唯神なる汝の外には、何ものにも跪伏さざるに由る。ああ神よ、我は決して傲慢によりこれをなせしにあらず。qs[[13:13]我はイスラエルの救のために、甘んじて彼の足の裏に接吻をもなせり。`r9[13:12]主よ、汝は凡ての事を知り給ふ。汝は、我が高ぶれるハマンに禮せざりしは、輕蔑にも傲慢にもあらず、又光榮を求むるためにもあらざるを知り給へり。qq[[13:11]汝はすべてのものの主にして、世には主に在す汝を拒み得るものなし。bp=[13:10]汝は天と地と、天下のあらゆる奇しきものとを造り給へり。Ao{[13:9]言へり『ああ主よ、主よ、全能の王よ、全世界は汝の力の中にあり。汝若しイスラエルを救はんと定め給はば、誰か汝に逆ひ得ん。pnY[13:8]ここに於てモルデカイは、主のすべての御業を思ひめぐらし、祈りて、}ms[est:4:17]ここにおいてモルデカイ往てエステルが凡ておのれに命じたるごとく行なへりRl[est:4:16]なんぢ往きシユシヤンにをるユダヤ人をことごとく集めてわがために斷食せよ三日の間夜晝とも食ふことも飮むこともするなかれ我とわが侍女等もおなじく斷食せんしかして我法律にそむく事なれども王にいたらん我もし死べくば死べしMk[est:4:15]エステルまたモルデカイに答へしめて曰くj[est:4:14]なんぢ若この時にあたりて默して言ずば他の處よりして助援と拯救ユダヤ人に興らんされど汝どなんぢの父の家は亡ぶべし汝が后の位を得たるは此のごとき時のためなりしやも知るべからず=<<,;;:u99^88177Q65j4322J1p000>/..=-~-,++6**) (('o&&H%%=$##c"""4! AE5qvWU\o1x;   ] C , R`z5=[H/我はよき兒にして、我がためによきたましひを與へられん。*GM智慧との交の喜なると、智慧の手の働には盡きざる富あると、智慧とたえず交るは悟なると、智慧の言と親しむは大なる譽なるとを考へし時、われ行きて、如何にして、智慧を我がために取り得んかと求めたりき。F 我これらの事を自ら思ひめぐらし、また我心の中に思をこらして智慧との交の、不死なると、5Ec我わが家に入り來る時、智慧の許にて憩を得ん。智慧と語る時は、おぞましき事なし。智慧と住む事には苦なく喜と樂とあり。/DW恐れらるる王たちもわがことを聞かば、我をおそれん。我が民の中に我はよきもの、戰に勇ましきものなるをあらはさん。BC我は民等を支配せん。國々は我に從はん。sB_ 智慧の故に我は不死をもち、我が後に來る者のために、永遠の記念を殘さん。)AK 我默す時、彼等我を待ち居らん。我唇をひらく時、彼等我に心をむけ、我かたり續くる時、彼等その手を口におかん。a@; 我審く時、心すばやき事を知られ、王たちの前にあがめられん。?w 智慧の故によりて、我は多くの人々の中に譽を得、若けれども長老たちの中に榮を得。Y>+ されば、我は智慧をわが許にとり、我とともに住はせんと心を定めたり。智慧は我によき謀をあたへ、心づかひと悲の中に、勇氣を與ふるを知ればなり。n=U人、經驗の多きを望むか。智慧は古きを知り、來るべきものをいひ當つ。智慧は言の妙なるを悟り、謎を解くことを知り、また、徴と不思議と、時と期との末を先見す。V<%もし人、義を愛せば、智慧の働による果はもろもろの德なり。智慧は自制と悟と、義と、勇氣とを教ふ。人の世に、これらにまさりて益あるものなし。|;qよし悟は働をなすとも、智慧にまさりて、ありとしあるものを造り出すものありや。:!富は人生においての望ましき持ものなりとも、すべてのものに働く智慧にまさりて富多きものありや。a9;智慧は神の知識の奧儀をうけ、神のためにその業を選びいだす。28]智慧は神とともに住むものとせられしそのけだかき生に譽あらしめぬ。かくてすべてを支配したまふ主、これを愛したまふ。/7W我は若き時より、智慧を愛して、これを求めたり。我は、智慧をわが花嫁とせんことを求め、その美しさに魅せられたり。l6 S智慧は全き力をもて、極より極にいたり、すべてのものを、よきに定む。[5/光には夜これにかはる。されど智慧には惡の勝つことなし。 49智慧は陽よりも美しく、あらゆる星座の上にあり。光と比べらるる時、その前にあることを見出さるればなり。F3神は智慧とともに住む人の外は愛し給はず。n2U智慧は一つにして、すべてのことを爲す力をもち、自ら保つとともに、すべてのものを新にす。また世々に聖きたましひの中を通り、人々を神の友、また豫言者となす。|1q智慧は永遠の光よりのかがやき、神の働の染なき鏡、神の善きことの像なればなり。&0E智慧は神の息にしてまた力、全能者の榮光の明なるかがやきなり。されば、汚れたるものは智慧の中に入るを得ず。8/i智慧は如何なる動よりも、その動滑なり。げに、智慧は、その清らかさの故に、すべてのものに滿ち、すべてのものを貫くなり。S.惠あり、人を愛し、堅く、また確にして、心わづらはず、力にみち、またすべてを見分け、悟速にして、清く、またいとすばやき人の心をうち貫く。^-5そはすべてのものの造り手なる智慧自ら我に教へたればなり。U,#祕れたるものも、あらはなるものも、我は悉く學べり。5+c生けるものの性質と、野の獸の暴ぶると、風の荒るると、人の思と、草木の種々なると、根のもてる力とを知らしめたまへり。0*[年のめぐりと、星の座位と、O)時の始と、終と、中と、黃道の移と、時候の變と、(}神自ら、あるとしあるものにつける謬なき知識を我にあたへ、世界の組立と萬象の動と、d'A我らも、我らの言も、また悟も、あらゆる巧も神の手の中にあり。0&Yされど我にむかひては、神ねがはくは、みこころに從ひて、いふべきことを賜はんことを。また、我にたまひしものに、ふさはしき思を思はしめたまはんことを。神自ら智慧をも導き、また賢き者を正したまへばなり。A%{我にとりて、智慧は盡きざる寳のごとし。また、これを用ふるものは神と親しむ。戒によりて與へられし賜の故に、彼等は神に喜ばる。L$ 我は何のよこしまもなくしてこれを學びたれば、/#W 我はこれらの富をよろこぶ、智慧これを導くがゆゑなり。ただ智慧の、これらのものの母たることは我これを知らざりき。"  智慧によりて、よろづの善きもの我に來りぬ。また、智慧の手には、計り難き多くの富あり。A!{ 健康よりも、美しさよりも、我は智慧を愛し、光よりもむしろ智慧をもつことを願ふ。その輝かしき光は、寢ね休むことなければなり。J   また、いかなる寳玉をも、智慧に比べんと思はざりき。すべての金は智慧の前には小さき砂のごとく、銀はその前に土と見らるべければなり。我は王冠よりも、王座よりも、智慧をよろこび、富もこれに比ぶれば無きにひとしと見ぬ。3この故に、われは祈をなし、それによりて悟を與へられぬ。神に呼び求めたりしに、智慧の心を與へられぬ。mSすべての人の生命に入る道のただ一つなるは、その去りゆく時にひとし。^5王とても、これと異なれる生涯のはじめをもてるものあらず。L襁褓の中に育てられ、心づかひの中に守られぬ。b=我もまた、生れ出でては、世の常の空氣を吸ひ、人と同じき地の上に落ちつきぬ。ようづの人と等しく、わがはじめの聲としては世にも同じき泣き聲をいだし、 人の種の血に合はされ、寢より來る樂によりてつくられ、母の胎にて、十月の中に肉となりぬ。. W我もまた、よろづのもののごとく、やがては死ぬべきものなり。地より生れたるもの、はじめて造られしものより出でぬ。[/されば我が言によりて誡を受けよ。かくて汝は益を受けん。jMされど賢き者の多きは、世の救にして、悟ある王はその民の安きなり。 また道にて嫉妬の心をもつがごときことを爲さざるべし。嫉妬は智慧との交を持たざればなり。Z-智慧の何なるか、如何にして出で來りしかにつきては、我宣ぶるところあらん。奧義を汝らよりかくすことあらじ。されど我は、智慧を創造のはじめより跡づけ、明なる光をもて知らるるに至らしめん。また我は、眞理を過ぎ去らしむることをせじ。されば民の君たちよ、王位と王杖とを喜とせば、智慧をうやまへ。さらば汝らの支配は永遠ならん。[/されば、智慧をねがひ求むることは國への道を安からしむ。?y腐敗なきことは、人を神に近づかしむ。 智慧を愛するはその律法を守ることにして、その誡を守ることは、腐敗なきことを慥ならしめ、 智慧のまことなる始は、誡を願ひ求むることにして、誡を求むることは智慧を愛することなり。8i智慧は自ら行きめぐりて、おのれにふさはしきものを求め、彼等の道にあらはれて惠を示し、いかなる望にも答ふべければなり。 智慧を思ふことは完き悟にして、智慧のために目醒めをるものは、速かにその惱より解かれん。 3朝早く起きいでて智慧を求むるものは、勞することなし。その門口に智慧の坐せるを、見出すべければなり。g G 智慧はこれを知らんとするものに先立ち、まづみづからを知らしむ。 - 智慧は輝かしくして、衰ふることなく、これを愛するものに容易く見られ、これを求むるものに見出さる。  されば、汝の願をわが言の上に置け。これを慕へよ。さらばその誡によりて鍛鍊せられん。3 聖きものを聖く保てる人々は、自らもまた聖くせられ、教を受けたりしものは、いかに答ふべきかを知らん。&E されば王侯たちよ、我なんぢらに言をあたへん。それによりて汝ら智慧を學び、正しき道より落ちざることを得ん。L力あるものの上に來る査はいかめしきものなり。  凡てのものの權力者なる主は、人をかたより見たまふことなく、大なるものを崇めたまはず。小きも大なるも、ともに造りたまへるは主にして、すべてのものを、等しく慮りたまへばなり。w低きにある人は、あはれみによりて赦さる。されど、強き人は、強くたづねらるべし。-恐るべく、また速かに、かれ汝らに來りたまはん。高き位にあるものには嚴しき審判を與へらるればなり。!汝らはその國の仕人なるに、正しき審判をなさず。律法を守らず、神のみ旨に隨ひて歩まざればなり。Sなんぢらの權は主より與へられ、なんぢらの王位は至高者より與へられたるなり。主は汝らの業をたづねいだし、汝らのはかりごとを審きたまはん。ve數ある民の上に權あるものどもよ、澤なる國々を誇るものどもよ、耳を傾けよ。] 5されば王たちよ、聽きて悟れ。地の果までの審士らよ、學べ。;~o暴風は彼等に吹き向ひ、嵐のごとく、彼等を吹き飛ばさん。かくて無法は全地を荒地とし、また彼等の惡行は、王位をも覆へさん。8}i石投より出づるがごとく、みいかりの雹は投げ出されん。海の水も、彼等に向ひて、怒り立たん。川々は用捨なく彼等を呑まん。#|?電光の箭は、ねらひたがはず飛びゆかん。よく引かれたる大弓よりいづるごとく雲の中よりいでて、的に飛びゆく{-また強きみ怒りを、劍として硏ぎたまはん。かくて、世は主とともに、無情のものとの戰ひにいでゆかん。Bz聖きを、うち難き楯として取りたまはん。[y/義を胸當としてまとひ、へだてなき審判を兜としたまはん。 xその熱心を、武具として取り、造りたまへるものを、ものの具として、敵をしりぞけたまはん。Vw%これによりて、彼は、妙なる王冠と、美しきかんむりとを主の手より受けん。右のみ手をもて、彼等をおほひ、み腕をもて彼等をかばひたまへばなり。v-されど義しきものは永遠に生く。またその賃銀は主による。また、彼等についての思慮は至高者より來る。wug不信者の望は風に運ばるるもみがらのごとく、また嵐の前に消えゆく泡のごとく、また風にあふ煙のごとく散らされ、また、ただ一日留まれる客の思出のごとく過ぎ去るなり。Gt かくのごとく我らもまた、生るるとともに空しくなり、徳のごときは、その示すべき印だにもたず。ただ我らの惡のゆゑに我らは潰えゆく。8si あるはまた、的に射出されたる矢のごとし。大氣は裂かるれど、また直ちに融けあへば、人はその過ぎ行きしところさへ知らず。神の奧義を知らず、聖きの與ふる賃銀を望まず、穢なきたましひに襃美あるをわきまへず。=wかれらはかく論じ、それによりて迷ひ出でたり。かれらの惡は、かれらを盲たらしめ、< 彼を罪して恥づべき死をも與へん。かれの言によりて、彼を訪れ給ふことあるべければなり。;}攻擊と迫害とをもて彼を驗べ、それによりて、彼の柔和を知り、彼の忍耐を知るを得ん。:w正しきもの神の子ならば神彼を支持し、立ち向ふものの手より彼を救ひ出したまはん。m9Sいざ我ら彼の言のまことなるやを見、彼の臨終の如何なるやを見定めん。D8彼は贋金として我らを扱ひ、我らの道を、汚れたるもののごとくに避く。義者の終はこれをめでたしとし、神をその父なりなどととなふ。7'我らにとりて、ただこれを見るさへも厭はし。彼の生涯は他のものに似ず、彼の行路はいとど異なれり。R6彼は我らにとりて、我らが思の卻くるものとなれり。[5/ 我は神につきて知るありととなへ、自ら神の子なりと稱ふ。b4= 我ら義者を待伏せん。そは彼は我らにとりて無益のものにして、我等の業に反き、律法に罪を犯す我等を咎め、いましめにそむく我らの罪を數へあぐればなり。d3A 我らが力こそは正義の律法なれ、弱きは益なきことを明にせらる。2} 義しき貧者を我ら壓へん、また寡婦をもゆるさず、年多く經たる白髮をも敬はざるべし。51c 我らの驕樂にあづからぬものあらざれ。いづこにも、我らが歡樂の表象を殘しおかん。こは我らの分、我らの遺讓なればなり。O0薔薇の莟もて我らを冠せん。その萎れゆかぬ間に。/價高き葡萄酒と香料とにて我らをみたさん。春の花の我らを行き過ぐるものなからしめん。.-されば、いざ、あるがままなる善きものを樂み、造られしものを用ふるに、若者のごとくひたすらにせん。#-?我らの生涯は過ぎゆく影、我らの臨終には日延あらず。そは固く封印せられありて、誰とて歸り來るものあらず。,時とともに我らの名は忘られ行く。また、我らの業を憶ゆるものなからん。我らの生命は浮雲のごとくすぎゆき、陽の光に追ひしかれ、その熱にうち負くる、かの狹霧のごとく散りゆく。s+_その消え失する時身は灰となりゆく。かすかなる大氣のごと靈はうすれゆき、>*uただゆくりなく我らは生れしにて、この後とても、無きに等しきものにてあらん。我らが鼻の息は煙、理は我らの心動くときの火花、X) +彼等は、正しきわきまへなくして、自らいへり。我らの生命は短くして悲み多し。人の臨終には、せんすべなく、陰府より出で歸りしものあるを知らず。m( Uされど敬虔ならぬ者はその手と言とをもて死をよび寄せ、それを友なりと思ひつつ、自らはほろび失す。彼等は死と契約を結ぶ。かかるものの類にふさはしければなり。&' I義は不死なればなり。[& 1神はすべてのものを、そのながらへんがためにつくりたまひ、世にある種々のいきものは健けきもの、その中にほろびの毒あらず。陰府の支配地上になし。r% _ 神は死をつくりたまはず。生けるものの失するを、よろこびたまはざるなり。 $  なんぢの、あやまれる生涯によりて死を招き求むな。なんぢの手の業によりて、ほろびをよぶな。L#  ゆゑに、益なきつぶやきに心し、舌を惡口よりつつしめ。ひそかなることばも空しくは出でゆかず。いつはりをなす口は、たましひを取り去る。]" 5 嫉妬の耳ありて、すべてを聽き、つぶやきの音は、蔽はれず。4! c 敬虔ならぬ者は、そのおもひはかりの中に檢を受け、その言のきこえは主にとどかん。又その不法なる業は、あらはにされん。  !されば、不義をいふものは、誰も見脱がされず、義それをあらはにするとき、これを釋放さざるべし。l S主の靈は人の世に滿ち、すべてを保つ者は、人の聲を知りたまへばなり。p [智慧の靈は、人を愛するもの、冐瀆者を、その唇のゆゑに、不問に付せず。彼のこころばせにつきて神は證をなし、彼のこころのまことなる監督、彼の舌の聽者にいます。  いましめの聖靈は、いつはりを遁れ、不明の心より立ち去り、不義いり來れば、うちまどふなり。o Y智慧は、惡巧の心に、入り來ることなく、罪に賣られし身に住はざるなり。 }よこしまなる思は神を離るれど、ためされしみ力は、こころなきものを、うちまどはす。 主は主をこころむることなき者に見出され、主に不信ならぬものに、あらはれたまふなり。  義を愛でよ。地をさばくものどもよ。よろしきをもて主をおもひ、まごころもて主をもとめよ。6e[11:1]プトレミオとクレオパトラの治世の第四年、祭司にしてレビ人なりと自稱せるドシテオとその子プトレミオ、眞のものなりと稱するプリムの書を持ち來りプトレミオの子ルシマコス、エルサレムにありて之を譯したり。 [10:13]而して此らの日はアダルの月に彼等に臨まん。卽ちその月の十四日と十五日とに、神の御前にて、集會と歡喜と悦樂とをもて臨み、代々限りなくその民イスラエルのうちにあらん。S [10:12]神はその民を顧み、その嗣業を義しとし給へり。   [10:11]此らの二つの籤は、審判の時、期、又日に、すべての國民のために神の前に出で來れり。}s [10:10]故に彼は二つの籤を作り、一つは神の民のため、一つは諸國民のためとなせり。  [10:9]我國民は、神に呼はりて救はれし、このイスラエルなり。主はその民を救ひ、我らをすべての害より救ひ出し給へり。神は諸國民の間に爲し給はざりし兆と、大なる不思議を行ひ給へり。dA[10:8]諸國民は、ユダヤ人の名を滅ぼさんとて集りしものどもなり。6g[10:7]二つの龍は我とハマンなり。2][10:6]河となれる小き泉ありて、そこに光あり、日あり、又多くの水ありき。この河は、王の娶りて后となせしエステルなり。pY[10:5]我は此等の事に、關る夢を憶ゆ。その一つだに空しくなれるものなし。X)[10:4]その時モルデカイいひぬ『神此等の事を爲し給へり。 +[est:10:3]ユダヤ人モルデカイはアハシユエロス王に次ぐ者となりユダヤ人の中にありて大なる者にしてその衆多の兄弟によろこばれたり彼はその民の福祉をもとめその一切の宗族に平和の言をのべたりき [est:10:2]アハシユエロス王が權勢と能力をもて爲たる一切の事業および彼がモルデカイを高くして大いなる者とならしめたる事の委き話はメデアとペルシヤの列王の日誌の書に記さるるにあらずやd  C[est:10:1]アハシユエロス王國土および海の島々に貢をたてまつらしむz m [est:9:32]エステルの語プリムにかかはる是等の事をかたうせり是は書にしるされたり^ 5[est:9:31]斷食と悲哀のことにつきてプリムのこれらの日を堅うしてその定めたる時を守らしむすなはちユダヤ人モルデカイと后エステルが曾てかれらに命じたるごとくまたユダヤ人等が曾てみづから己のためおよびおのれの子孫のために定めたるがごとし0Y[est:9:30]すなはちモルデカイ、アハシユエロスの國の百二十七州にある一切のユダヤ人に平和と眞實の言語をもて書をおくり?w[est:9:29]かくてアビハイルの女なる后エステルとユダヤ人モルデカイおほいなる力をもて此プリムの第二の書を書おくりてこれを堅うす1[est:9:28]この兩の日をもて代々家々州々邑々において必ず記念てまもるべき者となしこれらのプリムの日をしてユダヤ人の中に廢せらるること無らしめまたこの記念をしてその子孫の中に絶ること無らしむst:9:27]ユダヤ人あひ定め年々その書るところにしたがひその定めたる時にしたがひてこの兩の日をまもり己とおのれの子孫および凡て已につらなる者これを行ひつづけて廢すること無くlQ[est:9:26]このゆゑに此兩の日をそのプルの名にしたがひてプリムとなづけたり斯りしかばこの書のすべての詞によりこの事につきて見たるところ己の遇たるところに依てuc[est:9:25]その事王の前に明かになりし時王書をおくりて命じハマンがユダヤ人を害せんとはかりしその惡き謀計をしてハマンのかうべに歸らしめ彼とその子等を木に懸しめたり`9[est:9:24]アガグ人ハンメダタの子ハマンすなはちすべてのユダヤ人の敵たる者ユダヤ人を滅ぼさんと謀りプルすなはち籤を投てこれを滅ぼし絶さんとしたりしが$A[est:9:23]ここをもてユダヤ人はその已にはじめたるごとくモルデカイがかれらに書おくりしごとく行なひつづけたり"=[est:9:22]この兩の日にユダヤ人その敵に勝て休みこの月は彼のために憂愁より喜樂にかはり悲哀より吉日にかはりたれば是らの日に酒宴をなして喜びたがひに物をやりとりし貧しき者に施與をなすべしと諭しぬ_7[est:9:21]アダルの月の十四日と十五日を年々にいはふことを命じ$~A[est:9:20]モルデカイこれらの事を書しるしてアハシユエロス王の諸州にをるユダヤ人に遠きにも近きにも書をおくりT}![est:9:19]これによりて村々のユダヤ人すなはち石垣なき邑々にすめる者はアダルの月の十四日をもて喜樂の日酒宴の日吉日となして互に物をやりとりす o~h}}T||I{zzlyxww%vv5uumtt sKrr>qpoo`nmmBl;kjj i hhg`gfeeTdddWcc:bbYaa`8__d^]\\D[ZYXXWVUU+TT9S RRsRQAPONMMKKJIImHGFFEaD~CCBB@?a>=m<<;K:::9Q8A77 55^443m2H1z00^//%.9-}-G,g++**"))'''&%1$##"M! U&/s){ mKK  T & 4 ubrLoY{+不信のものは、汝の腕の力によりて鞭うたれたり。かくて彼等は不思議なる雨と、雹と逃れがたき驟雨とに追はれ、また、火によりて滅しつくされたり。Lzされど汝の手は、これより逃るることあたはず。Syされど人は、よしその惡によりて殺すことありとも、行き去りし靈を返らしむる事あたはず。陰府のうけたりしたましひを再び解放つことあたはず。xw 汝は生命と、死との上に權をもち、また陰府の門まで導き降り、また導きのぼり給ふ。;wo まことに彼等の癒されしは藥草によるにあらず、また柔ぐる油によるにあらず、主よ、すべてのものを癒す、汝の御言によるなり。v 彼等は咬まれたり、そは彼等に汝の命令を思ひいださせん爲なりき。されど彼等は、すみやかに救はれたり。そは彼等、忘却の淵に陷り、汝の惠により、御助より洩さるることなからんためなり。2u] されど汝の兒等は、毒龍の齒すらもこれに勝ち得ざりき。そは汝の憐彼等のありし處をよぎり、彼等を癒し給ひたればなり。_t7 まことに彼等は、蝗と蠅の咬みたりしによりて殺され、彼等の生命には癒を見出さざりき。彼等はかかる事によりて、罰せらるるに相應しきものなればなり。s3かくてこの事により、汝は我等の敵に教へて、汝はあらゆる惡より救ひ出し給ふものなるを知らしめ給へり。Srこれに、顏を向けたるものは、救はれたりしが、そはただこれを見たりしがゆゑにあらず、すべてのものの救主よ、汝のゆゑによりて救はれしなり。q'ただ暫時戒のために彼等苦しめられ、救のしるしを與へられ、それによりて、汝の掟の戒を思ひ出せり。;po野獸の恐しき怒汝の民に來り、また彼等が、まがれる蛇の咬みたるによりて、滅びんとせし時、汝の怒はいやはてまで續けられず、noUそは、暴虐をもて、民をあしらひたる彼等に、耐へ難き缺亡與へらるるは當然の事なりき。かくて、この民にその敵の苦しめらるるを、見しむるをよしとし給ひしなり。*nMかくて汝の敵は、食を欲すれど、彼等に送られしものの、いとはしさのゆゑに、あるべき食慾さへもいとはしくなれり。されどこれら汝の民は、ただ暫時食の缺けたるに苦しみたれど、いとよき味のものをとれり。>muされど、汝の民の上には、かかる罰にかはりて、惠をほどこし、鶉を食物として備へ給ひぬ。それは食慾の願に叶ふよき味をもてり。l かくて彼等は、かかるものによりて、その相應しき罰をうけ、多くの蟲によりて苦しめらる。&kEまた他の生物に較ぶるも、これらは人、これを見んと望む美しさを持たず、神の譽と神の祝福とを失へるものなり。j!彼等はいとも憎むべきものを拜む。生命なき他のものに較ぶるも、これらは何ものよりも惡しきなり。niUされど、朽つべきものなれば、その無法の手の業によりて死にたるものをつくり出す。彼は自ら拜むものに勝ればなり。彼は生命をもてども彼等はこれを持たざるなり。>huこれらは人のつくりしものにして、自らの例をかりたるものによりてつくらる。人は己が權に從ひて、神を己の如くつくり得るなり。g#彼等は、國々の偶像をもすべて、神なりとす。されど、これらはその眼をつかひて見ず、その鼻によりて息をせず、その耳によりて聞かず、その指によりて持たず、その足は歩むことを得ざるなり。f'されど、彼等はいとも愚にして、幼兒よりもそのたましひ弱く、民の敵にして、これを壓ふるものなり。#e? かかる人は、己が罪を犯せるを、すべてのものよりもよく知り、地のものより、脆き器と、彫像とをつくるなり。Ad{ 彼は、我等の生活を遊戲となし、我等の生涯を求むる祭となす。彼は言ふ、人は惡しき道によるとも、得べき問にものを得べきなりと。2c] 彼は己をつくり給ひしものを知らず、彼の中に生けるたましひをふき入れ、生ける靈をあたへ給ひしものを知らざればなり。mbS 彼の心は灰にして、彼の望は土よりも價なく、彼の生涯は土塊にも劣る。?aw 彼は心に思ひわづらふなり。そは、その權の失はるるゆゑにあらず、またその生命の短きゆゑにもあらず。ただ彼は、金細工人と、銀細工人とに向ひて競ひ、また眞鍮をつくるものにならひ、にせものをつくる事を自ら誇るなり。W`'また、彼は惡しき事のために働き、同じ土より空しき神をつくり出す。土よりつくられて、ただしばしを經たるものなれど、またしばしにして、己がとられたる土に歸り行くなり。かくて、彼に貸されたる、たましひはこれを返すことを求めらる。Q_陶師は、柔かき土をこね、我等のために種々なる器をつくるために働く、また、同じ土より、潔き事に用ふる器と、しからざるものとを、同じ方法によりてつくるなり。されど、いかなるものに用ひらるべきかは、つくるもの自らこれを定む。/^W彼等は惡しきものを愛し、かかる望をもつに相應しく、彼等の爲すこと、望むこと、拜むこと、みなかくの如きものなり。] 愚なるものは、それを見るによりて、慾に導かれ、死にたる像の生命なき姿に、心を動かす。,\Q我等は人の術の惡しきたくみによりて迷されず、畫師の空しきわざ、さまざまの色に塗られたる形に迷はされざるなり。g[G汝に知らるるは全き義にして、汝の支配を知ることは不死の根なり。2Z]我ら罪を犯すとも、我らは汝のものにして、汝の支配を知る。されど、我らは罪を犯さず、我等汝のものなるを知ればなり。Y されど、我らの神よ、汝はめぐみあり、また眞なり、忍耐と憐とをもて、すべてのものを定め給ふ。8Xi不義なるものの邪に臨むものは、罪を犯すものをかへりみる公平にして、人々が、それによりて誓ふものの權にはあらざるなり。bW=かかる、重なれる罪の故に、正しき禍は彼等に及ばん。彼等は偶像に心おくによりて、神につきて惡を思ひ、聖きを侮りて、僞の中に不義なる誓をなせばなり。Vw生命なき偶像におのれをまかせ、惡しき誓をなせども、彼等は渦の己に來るを思はず。 U彼等は物狂しきまでにうかれ、また僞の預言をなし、不義なる生活を續け、また輕々しく誓ふ。yTkこれら名もなき偶像の禮拜はあらゆる惡の始にして、また源、また、その終なり。/SW戰と、うけたるめぐみに對する忘恩と、たましひを汚すことと、性の混亂と、結婚の無秩序と、姦淫と、放埓とに滿さる。R かくて、すべての事は混亂の中に、血と殺人と盜と欺と、腐敗と、不信と、さはぎと、僞と、8Qi彼等はその生活をも、婚姻の聖きをも守ることをせず、裏切ることによる死、または正しからざる産兒による惱を互に與へ合ふ。,PQおごそかなる祭の中に兒等を殺し、又は祕密なる奧義を營み、又は不思議なる祭禮にことよせて、己を忘れし宴を催す。MO彼等の迷へるは神を知ることにかかはるのみをもて足らず、神を知らざるによりて、烈しき爭の中に住みつつ、多くの惡を彼等は平和と呼べり。8Niかくて、これは生命のためにかくれたる危險となりぬ。人は災と暴虐とにとらはれて、傳ふべからざる名を、石と木とに授けん。&ME民等は、彼の手の業の美しさにひかれて、昨日までただ人として崇められしものを拜むべきものとなすにいたれり。)LK彼は、權威あるものを喜ばしむることあるべきやを願ひ、その術を用ひて、この似たる形を更に大なる美しさに變へ、SKされど、またこの禮拜はこれを知らざるものによりて、更に高きものとせられたり。これをつくるものの、望と願とによりてすすめられたればなり。J/また、遠くすむによりて、そこにてこれを崇むるを得ざる人々は、遠くよりこれに似たるものを思ひ出し、己が崇むる王の見ゆる像をつくり、その熱心によりて居らざるも居るが如くに、へつらふなり。>Iuかくて、時を經るとともに、この不信のならはしは、いよいよ強くなり、掟として保たれ、王たちの命令によりて彫像は禮拜をうく。H)年若きものの死によりて、悲しみつかれたる父は、かくも早く取り去られし子のために像をつくり、いまは、死人なるそれを神として崇め、己がしたにあるものに、奧義とおごそかなる祭とを及ぼす。2G]ただ人の空しき譽を求むることによりて、偶像は世に入り來りしなり。されば、その終はすみやかなるものとせらるるなり。dFA これらのものは、初にあらざりしが、永遠にもまたあらざるべし。pEY 偶像をつくることは姦淫の始にして、これをたくむことは生命を腐れしむ。D かくて、國々の偶像にも神これに臨み給はん。これらは神の造り給ひしものによりて造られたれど、汚れたるものとなり、人のたましひの蹉、愚なるものの足のわなとなりたればなり。[C/ まことに彼の業はそれを犯せるものとともに罰せらるべし。jBM この不信をおこなふものと、その不信とは、神ともにこれを憎み給ふ。\A1されど、手をもてつくられし偶像は、それをつくりしものとともに呪はるべし。つくりしは彼の業にして、この朽つべきものは神と名づけられたればなり。3@a義をもち來らす木は幸るかな。8?i昔、誇れる巨人たちの滅びし時、世の希望は筏によりて逃れ、人のこの中に來るべき種を殘せり。汝の手はその舵を導き給ひき。h>Iかくて汝は、汝の智慧のなせる業のむなしくならざるをのぞみ給へり。されば人は小き木片にその生命をまかせ、また筏に乘りて波を越えつつ、安らかに着くなり。=3それによりて、汝はいかなる危險よりも救ひ出し給』ふことを示し、術知らぬ人をも、船出せしめ給ふなり。<!父よ、汝の攝理はこれを導きたりしなり。海にても汝は道を與へ、流の中に確なる道を設け給ふなり。m;S寳を求むる心によりて舟はつくられ、造主なる智慧自らそれを組合せぬ。(: Kさらにまた、帆舟に乘りて、波立つ海を渡らんとする時、彼を運ぶ舟よりもさらに朽ちたる木片にむかひて呼び求む。J9  また、ものを得、その手の業のよき成功をおさめんとする時、彼はその手をもて何事をもなし得ざるこのものに、事を成すべき權を請ふなり。!8; 己が健康のために、この弱きものに呼びもとめ、己が生命のために、この死にたるものに願ひもとむ。また助を要せざるに、この經驗なきものに賴り、よき旅のために、この一足をも動き得ざるものに賴る。#7? されど己が品物につき、婚姻と兒等との事につきて祈る時、彼はこの生命なきものに、ものいふことを恥とせず。M6 かくしてそれの落つることなきやう心す。その自ら助くるあたはざるを知ればなり。(まことにそれは像にすぎず、他よりの助を要するなり。)v5e それに相應しき部屋をそのためにつくり、これを壁につけ、釘をもて堅固にす。4' または、卑しき獸に似たるものとし、朱をもてこれに塗り、赤き色に粧ひ、すべての汚點を塗りつぶし、3 さらにのこれる屑にして何の用なきも、まがれる木片にして節多きものをとり、閑にまかせてまめやかにこれを彫り、閑ある時そのたくみをもてこれに形をあたへ、人の姿に似たるものとなし、y2k その手の業ののこりをやきて、その食物をととのへ、腹ふくるるまでこれを食ひ、51c もし、樵夫が、はこびやすき木を伐り倒し、その皮を巧にのぞきさり、それを美しき形となして、人の世に使ふべき器となし、 0 されど、憐むべきは彼等なるかな、彼等は死にたるものの中にその望をおき、人の手の業、よき業をもて造られし金銀、また獸の姿、また無益の石、昔ながらの手による業などを神とよべり。e/C もし、かかる事どもを知る權をもち、事物の道をたづね知るを得たらんには、いかなれば彼等は、これらのものを造りし、權ある主をすみやかに見出さざりしや。F. されど、彼等とても言ひ逃るべきやうなし、D- 神の業の中に住みて彼等は心を盡してさぐり求む。されど彼等の見るものの、餘りに美しきゆゑに彼等はその見ることにとらはるるなり。G, されど、これらの人々もせめらるる所少し。おそらくは彼等も神を求め、神を見出さんと望みつつ、迷ひ出でたりしものなるべければなり。+} つくられしものの美しさの大なるによりて、人は自らにその最初の造主の姿を思ふなり。M* されど若し、これらのものの權と勢に驚きたるによるものならば、彼等はこれらを造り給ひしものの、いかに力強きものなるかを知るべきなり。*)M もし、これらのものの美しさを喜びてこれを神なりとしたりしならば、彼等はこれらのものよりも權ある主は、さらに勝れるものなるを知るべきなり。これらのものは美の最初の創造者によりて造られたればなり。B(} ただ、火、風、またはすみやかなる風、𢌞りゆく星、波立つ水、または天の諸星、これらのものを、世を治むる神々なりと思ひたりき。A' } まことに神を悟らざるすべての人は、生れながらにしてむなしきものなり。眼に見ゆるよきものによりて、彼等は在し給ふものを知る權をもたず、また、その業に目をとむる事によりて、それを造り給ひしものを認むる事を知らず、Z&- 彼等は自ら神なりと思ひたりし生物のゆゑによりて罰せられ、その苦痛の故に憤りたりしが、彼等はそれによりて、さきには知ることを拒みたりしものをまことの神として認めたり。それによりて彼等にもまた、罰せらるることなく、その終來れり。%w されど、彼らは兒等をなだむる教によりて、戒められず、神に相應しき審判を甞めん。$ されば、汝はわきまへなき兒等に爲すが如く、彼等をなだむるための審判をおくり給へり。G# そは、彼等はまことに遠く迷ひ出でて、過れる道に行き、その敵にすら、崇められざる獸を神としてとり、愚なる幼兒の如く、欺かれたり。 "9 されば、また、愚なる生涯を送れる不義なるものは、汝これを彼等自らの忌むべき行によりて、苦しめ給へり。_!7 されば、汝は我等を戒め給ふ時も、これに萬倍する鞭を、我等の敵に與へたまふ。我等審く時、汝の善を思ひ、また審かるる時、汝の憐を求めんがためなり。/ W まして、汝の兒等は、大なる心やりをもて、汝これを審き給ふ。汝は彼等の父たちに、よき約束の契約を與へ給ひしなり。P 汝の僕らの敵となり、死ぬべきものに、汝のむくひ給ふものは、大なる心やりと、ゆるしにして彼等がその惡より逃るべき時と所とを與へ給へり。nU されど汝はこれらの術によりて、汝の民を教へ、義者は人を愛し、また、汝は汝の兒らによきのぞみを與へ、人、罪を犯す時、これに悔改を與へ給ふを知らしめ給へり。P されど汝は、汝の權の上に支配をもち、やさしき審判を行ひ、大なる忍耐をもて、我等を治め給ふ。汝の御心のままに、汝は權をもち給へばなり。;o 汝は全き權を持ち給ふを、人の信ぜざる時、汝はその權を示し給ふ。また、これを知るものに向ひては、その誇れる心を亂し給ふ。w 汝の權は義の始にして、汝がすべてを治め給ふことは、すべてをゆるし給ふことなり。8i 汝は正しくしてすべてのものを正しく治め、罰せらるべきものにあらぬものを罰するは、汝の權にかかはりなきことを認め給ふ。pY 汝の罰し給へるものの爲に、汝の御顏の前に、たち得る王侯たちあらんや。&E すべてのものの爲に心づかひし給ふ神は、汝の外にあり得んや。汝は不義なる審判をなし給はざるを示し給ふなり。9k たれか、汝何を爲し給ひしや、と云ふものあらんや。またたれか、汝の審判を拒み得んや。たれか、汝のつくり給ひし國々の滅ぶるによりてそしらんや。たれか不義なるものの、仇をむくいんとて汝の前に立つものあらんや。eC 初より呪はるべき種のものなりしを、知り給はざりしにあらず、また、彼等の罪に對してこれを罰し給はざりしは、彼等をおそれ給ひしゆゑにもあらざればなり。   ただ、おもむろにこれを罰し給ふ事によりて、汝は彼等に悔改の時を與へ給へり。彼等は生れしより惡にしてその邪は生れながらのもの、また彼等の心は如何にしても變へらるることなく、\1 義者の手によりて戰の中に、不信のものを服はせ得給はざるにあらず、また、恐しき獸、またはいかめしき言によりてこれを直に退け得給はざるにあらず。M されど、これらのものすらも、汝は人としてゆるし給ひ、汝の軍隊の先驅として虻をおくりたまへり。おもむろに彼等を滅したまはんためなり。 そは汝の眼にすべてのものよりもいと尊き地の、ふさはしき植民として、神の僕らをうけん爲なり。>u あひ結びて敬虔ならぬ交際をなし、又たすけなき己が幼兒を殺せり。されば我等の父たちの手によりてこれを滅すは汝の計略なりき。mS (心なくも兒等を殺し、また人の肉と血とをもて、犧牲の宴をはれり。)R 彼等は魔術と聖からざる祭をなし、惡しき術を行ひ、U# 汝の聖地に住みし古き民をば、まことに憎みたまひき。 # それによりて、汝は正しき道よりおちたる者に、次第にその罪を悟らしめ、彼等が罪を犯ししその事を思ひ出さしめて、彼等を戒しめ給ふ。そは、主よ、彼等その惡より逃れて汝を信ぜんが爲なり。E   汝の朽ちざる靈はすべてのものの中にあり。& E されど、汝はすべてのものをゆるし給ふ、これは汝のものなればなり。ああ權の主よ、汝は命を愛し給ふものなり。 3 もし、汝のぞみ給はずば、なにものかその生命をつづけ得んや。汝これを召し給はずば、いかで保たれんや。b = 汝はありとしあるもののすべてを愛し、汝のつくり給ひしもののいづれをもいとひ給はざればなり。もし憎み給はば汝はなにものをもつくり給はざりしならん。S されど、汝はすべての人に憐をもち給ふ。なほも汝はすべての事を爲す權をもち給へばなり。汝は人の罪を看過にし、その悔改むるを望みたまひぬ。yk 全世界は汝の前には衡の上にある種粒の如く、また朝に地に降り來る露に似たり。  いかなる時にもいとつよく在すものは汝なりき。汝の御腕の力には、たれかたちむかひ得ん。5 まことにこれらのものなかりしとするとも、彼等はただ一息にて倒れしならん。正義に追はれ、また汝の權のいきによりて散らさるればなり。されど、汝はよろづのものを度と量と衡とにて定めたまへり。J  そのはげしき權によりて、彼等を喰ひつくすのみならず、ただその眼の恐しさによりて、彼等を滅し得るものを送り出すことを爲し得たまふ。5 また新しくつくられし、いまだ知られざりし野の獸にして、怒に滿てるものの、あるものは火の如き息を吹き出し、あるものは音を立てつつ噴出づる煙をはき、あるものはその眼より恐ろしき火花を出し、3 汝のいと強き御手は、形なきものより世界をつくり給ひしが、彼等の上に多くの熊と恐しき獅子とをおくり、  それによりて彼等は、人が罪をおかせるそのことによりて罰せらるるものなることを學べり。/ 彼等の不義より來る益なき思ひはかりのゆゑに、彼等は迷ひ出でて、おぞましき腹匍ふもの、また卑しき蟲けらをあがみぬ。その時、汝はそのむくいとしておぞましき生物の多くを彼等におくり給ひぬ。Y+ 古き昔に投げ出され、裸にされしものを彼等は嘲りて捨ておきしが、やがておこりしことのゆゑに驚きぬ。また彼等は義者とは異なれるさまにて渴きぬ。~! 彼等の罰せられしによりて、他のものどもの益せられしを聞きし時、彼等は主の在す事を感じたりき。}w そは重なれる悲哀、彼等に及び、すぎ去りしことどもを思ひ出すによりて彼等うめき、O| まことに遠きものも近きものも、ともになやめり。J{  これらの民をば、汝その父として戒め、また試み給ひき。されど彼等には、いかめしき王として臨み、これを罰し、これをたづね出し給ひぬ。Vz% 彼等の試みられしは、汝の憐によりて戒められたるなり。彼等はそれによりて、不信者が怒をもて審かれ、苦めらるることの如何なるかを學び知りぬ。vye その苦める渴によりて、汝はいかに敵を罰し給ひしかを、かれらに示し給ひぬ。Ox 汝は望む所に勝れる多くの水を、民に輿へ給ひぬ。 w 幼見を殺すべき命令に對する罰として、河の流やまぬ泉の、血に變るによりて、敵の悶えし時、mvS その敵の罰をうけし事によりて、彼等は己が必要なるものに益をうけぬ。)uK 彼等渴きたれば、汝によび求めたり。かくて彼等は堅き磐より、水を輿へられ、堅き石によりて、その渴を癒されぬ。6tg 彼等は敵を防ぎ、あたを退けぬ。gsG 彼等は住ふものなき荒野を通り行き、道なき所にその天幕を張れり。Wr ) 智慧は聖き預言者の手によりて、彼等の業を榮えしめん。jqM 智慧は唖の口を開き、幼兒の舌をして、明にもの言はしめたればなり。hpI されば、義者は不信の者を、掠めうばひぬ。かくて主よ、かれらは汝の聖き御名のために讚美を歌ひ、彼等のために戰ひ給へる汝の御手を、相ともにほめたたへぬ。Xo) されど、その敵をば溺れしめ、深き底より投げあげたり。Un# 智慧は彼等に紅海を越えしめ、水多き中をみちびきぬ。;mo 智慧は聖き人々にその勤勢のむくいを與へぬ。驚くべき道に彼等をみちびき、晝はそのための葢となり、夜はほのほの星となりぬ。l} 智慧は主の僕のたましひに入り、徴と不思議とをもて、恐しき王たちの前に立たしめぬ。ak; 智慧は聖き民と汚れなき後裔とを、これを壓ふる民より救へり。}js 縲の中にありて、これを捨て去る事なく、つひに王國の冠をこれに與へ、彼を虐げし者の上に權を與へぬ。また彼を嘲りそしりし者の僞りなるをしめし、彼に永遠の榮光を與へぬ。i 義者の賣られし時、智慧はこれを捨てず、罪の中より救ひ出しぬ。智慧は獄にまでもともに行き、h# 智慧はこれを敵の手よりまもり、彼をかくれ待つ者より救ひて、安からしめ、その烈しき戰の中に、さばき人としてこれをまもり、神に從ふは、すべての事よりも力強きことをこれにしらしめたり。g} むさぼりの故に、彼を苦しむる者ありし時、智慧はその傍にたち、これを富ましめたり。f 義者のその兄弟の怒より逃れ行きし時、智慧はこれを正しき道にみちびき、これに神の國を示し、また聖きことどもの知識を與へ、その勤勞を榮えしめ、その働の實を多からしめたり。Xe) されど、智慧は己に仕ふるものをそのなやみより救へり。edC 彼等は智慧を見過しにしたれば、よきものを認むることあたはず、その愚の記念を人のために世に殘せり。その迷へる所にて、隱るること能はざらんがためなり。Vc% 煙たつ荒野は、今もなほその惡を證し、よき實を結ぶ木も、そこには熟することなし。信ぜざるたましひはそこに記念をもち、鹽の柱そこに立ちたり。b 不信者の滅ぶる中に、智慧は義者をたすけ、ペンタポリスに天より火降りし時、彼を逃れしめぬ。eaC また、惡のために相謀りし國々の散らされし時、智慧は義者を知り、これを神の前に罪なきものとしてまもり、その子のために心動きし時、これを強くまもりぬ。8`i またこのために、地は洪水によりて溺れつつありし時、智慧はふたたびこれを救ひ、小き木片によりて正しきものをみちびきぬ。#_? されど、不義なるものその怒の故に智慧をはなれさりし時、その憤の故に兄弟を殺し、それによりて自ら滅びぬ。L^ これに力を與へてすべてのものを支配せしめぬ。:] o 世の最初の父としてつくられしものの一人、つくり出されし時、智慧はこれをその終までまもり、その過てる時、これを助け出し、;\o かくて、地にあるものどもの道は、直くせられ、人々は汝の喜び給ふものの、何なるやを教へられ、かつ智慧によりて救はれたり。 [ 汝智慧を與へ、また高きより汝の聖靈をおくり給ふにあらずば、たれか汝の計畫を知り得んや。PZ 地にあるものを、はかり知るは我等に難く、我等に近きものは、勤勞によりて見出さる。されど、天にあるものは、たれかこれをたづね出ししや。sY_ 朽つる體は、たましひをおさへ、地にある身は、心づかひ多き人の上に重し。OX 人の思はたよりがたく、我等の謀るところは敗れ、XW) 何人か、神の計畫を知り、主の望み給ふものを考へ得ん。V かくて我が業は汝にうけられ、我は汝の民を正しく審き、我が父の王座にふさはしきものとならん。&UE 智慧はすべてのものを知り、また悟る。また我がなす事をみちびきて、自ら制へしめ、その榮光をもて我を守らん。\T1 願くは、聖き天より智慧を送り、汝の御座より、命じてこれを來らしめ給へ。さらば、智慧は我とともにありて、勞し、我も汝の前に喜ばるべきを學ばん。_S7 智慧は汝と共にありて、汝の業を知り、世をつくり給ひし時、汝と共にありき。智慧は、汝の目に喜ばるべきものを知り、汝の誡に從ひて、正しき事を知る。VR% 汝は我に命じて、聖き山に聖所を築き、汝の住み給ふ市に、祭壇を築かしめ給へり。こは世の創より、汝のあらかじめそなへ給ひし聖き幕屋の型なり。 Q 汝は、我を選びて、さきに、汝の民の王たらしめ、汝の子女等のために審判を行はしめ給へり。5Pc されど、人、人の子の中にありて、全かるとも、もし汝より來る智慧、ともにあらずば、彼は數ふるに足らざるものとならん。O 我は汝の奴隸にして、汝の婢女の子なり。弱くして命短きも、審判と律法とを悟る力少きものなり、N! 願くは汝の御座に、汝と共に坐せるその智慧を我に與へ給へ、汝の僕らの中より我を拒み給ふなかれ。pMY 世を聖と義とをもて治め、正しきたましひをもて、審判をなさしめ給へり。L 主は智慧をもて人をかたちづくり給へり。人をして主につくられし生物の上に支配をもち、K  父祖たちの神、あはれみを保ち給ふ主、すべてのものを、その御言によりてつくり給ひし主、$JAされど我は神與へ給ふにあらずぱ、智慧をもつべきすべなきを知り、(まことに智慧の、たれによりて與へらるるかを知る事もまた悟より來るなり。)主に願ひ、主に求め、わが心のすべてをささげて言ひぬ。mISいなむしろ、我はよきものなりしゆゑに、汚れざる體の中に入り來りぬ。 ,~(}|{{;zyy#xOww&vvut4s{rqq`pp?onnnmll8k:jiihwgff,ecbba`` _^^]]\=[[ZfYXWVV3UTT0SbR^QPOONMMLKJJBIHGGG(FNEh>>+==Y=B<<_『我罪を犯したれども何事か我に起らん』といふな、主は永く忍び給ふなり。a=;また『誰か我を支配せん』といふな、主は必ず汝に報い給はん。L<心の慾に歩まんために、己が魂と力とに從ふな。T; #汝の財産に頼り、『一生を過ごす程持てり』といふな。F:取らんがために手を擴ぐな、返す時閉づな。R9家に在りて獅子の如くすな、僕等の間に荒び狂ふな。F8舌にて急ぐな、行を遲くすな、また怠るな。m7S死に至るまで眞理のために爭へ。さらば主なる神汝のために戰ひ給はん。U6#愚かなる人の踏臺となるな、強き人の外の貌をとるな。B5罪の告白を恥づな、河の流を堰き止むな。F4眞理に逆ひて語らず、無恥の誤を却くべし。^35智慧は言によりて知られ、教訓は口の表現に由りて知られん。U2#善をなす機あらば言を妨げず、智慧の美しさを隱すな。[1/汝の魂に逆ふ人を受くな。また人を敬ひて己を倒れしむな。a0;そは罪を招く恥もあり、又光榮と恩惠とを招く恥もあればなり。F/機を窺ひ、惡を警め、汝の魂を恥ぢしむな。j.Mされどもし迷ひ出でなば智慧は彼を見棄て、滅亡の手にこれを委ねん。y-kやがて智慧は、直なる道によりて彼に歸り、彼を慰め、その祕密をこれに示さん。D,智慧は初に、彼とともに曲がれる道に歩み、驚きと怖とを彼に臨ましめ、その魂を信じ得るまで、訓誡をもて鍛へ、審判によりて試みん。m+S人もし己を智慧に委ねば、智慧を嗣がん。且その子孫もこれを保つべし。m*S智慧に耳を傾くる者は、國々を審き、智慧に仕ふる者は安らかに住まん。j)M智慧に仕ふる人々は聖者に仕ふべし。智慧を愛する人々を主愛し給ふ。g(G 智慧を握る者は光榮を嗣がん。その入る處にて主之を祝し給ふべし。y'k 智慧を愛する者は生命を愛し、夙に起きてこれを求むる人々は喜に滿たさるべし。I&  智慧はその子等を高め、己を求むる者を捉ふ。2%] 父なきものの父となり、その母に對して夫の代となれ。さらば汝は至高者の子となり、主は汝の母に勝りて汝を愛し給はん。v$e 不義なる者の手より不義を受くる者を解き放せ、汝審判を行ふ時心を弱くすな。[#/貧しき者に汝の耳を傾け、平和なる言をもて柔和に答へよ。["/汝自ら會衆の愛を得よ、又汝の頭を力ある人の前に下げよ。y!k彼もし己が魂の苦きをもて汝を呪はば、彼を造り給ひし者その乞ひを聽き給はん。X )汝の眼を乏しき者より背けず、彼に汝を呪ふ機を與ふな。R苦む者の願を拒むな、貧しき人より汝の顏を背くな。[/怒る心にまた惱を加ふな、乏しき者に與ふるにためらうな。X)飢うる魂を悲しますな、又苦難の中に在る者を惱ますな。l Sわが子よ、貧しき者より生計を奪ふな。乏しき者の眼を永く待たしむな。mS好意に報ゆる者は、後の事に心を用ひ、己が倒るる時に支柱を見出さん。I 水は燃ゆる火を消し、施濟は罪の贖をなさん。^5慧き人の心は喩言を悟るべし。聽く耳は智者の求むる所なり。jM高ぶる者の應報はこれを醫す道なし。惡の樹彼の中に根を張ればなり。I 頑なる心は惱を負ひ、罪人は罪に罪を重ねん。jM危險を愛する者は、危險のために滅びん。頑なる心は終に災を受けん。%(なし)ve多くの人々、彼等の僞によりて惑はされぬ。又惡しき疑彼等の判斷を覆したり。 汝に過ぎたる働のために勞すな、そは人の悟り得るよりも多くのもの汝に示されたればなり。mS汝の命ぜられしことを熟考せよ、隱されたるものは汝に用なければなり。mS己にとりて難きに過ぐるものを求むな、又己が力及ばざるものを探るな。B主の力は大にして、卑しき者に崇めらる。%(なし)mS大なる者となる時、却つて己を卑うせよ。さらば主の御前に恩惠を得ん。v e我が子よ、柔和をもて汝の努を行へ。さらば汝、嘉せらるべき人に愛せられん。| qその父を棄つる者は神を瀆すに等し、その母を怒らしむる者は主によりて呪はれん。 これ汝、その苦難の日に憶えられ、汝の罪は暑さに溶くる氷の如く消え去らんがためなり。X )父への慰藉を忘るな、罪の代にこれをもて自らを建てよ。^ 5 その理解衰ふともこれを忍び、己が力強くとも彼を輕んずな。gG わが子よ、老いたる汝の父を助け、その生の限りこれを憂へしむな。[/ 人の光榮は父の光榮より來る、不名譽の母は子の恥辱なり。O 汝の父の不名譽を高むな、これ汝の光榮にあらず。^5 父の祝福は子の家を堅むれども、母の呪咀はその基を覆へす。X)言と行とをもて汝の父を敬へ。祝福汝に來らんためなり。gG主を畏るる者はその父を敬ひ、主に仕ふる如くその兩親に仕ふべし。pY父を崇むる者は長き壽を保たん。主に從ふ者は、その母に休息を與ふべし。gG父を敬ふ者は、その子らの喜を受けん。又その祈の日に聽かるべし。3a母を崇むる者は寶を積むなり。0[父を敬ふ者は罪の贖をなし、m~S主幼兒らのために父に光榮を與へ、子らのために母の判斷を堅め給へり。`} ;わが子らよ、汝らの父なる我に聽き、救はれんために之を行へ。| いざ我ら人の手にあらで、主の御手に陷らん。主は稜威のみならず慈悲をももち給へばなり。[{/主を畏るる者は己が心を備へ、主の御前に己を低くすべし。jzM主を畏るる者はその喜を求め、主を愛する者は律法をもて滿さるべし。jyM主を畏るる者はその御言に背かず、主を愛する者はその道を守るべし。yxk禍害なるかな、忍耐を失ひたる汝ら。主汝らを訪れ給ふ時、何をなさんとするか。[w/ 禍害なるかな、弱りたる心、信ぜざる故に隱家なかるべし。^v5 禍害なるかな、怕恐るる心、弱りたる手、又二途を行く罪人。[u/ 主は憐憫深く、慈悲あり、罪を赦し、患難の時に救ひ給ふ。,tQ 古の代を顧みよ、誰か主に頼りて辱められしや、誰か主を畏れて見棄てられしや、誰か主を呼びて看過しにせられしや。dsA 主を畏るる人々よ、善きものを望み、永遠の歡喜と慈悲とを望め。Ur#主を畏るる人々よ、主に頼れ。汝らの報絶えざるべし。dqA主を畏るる人々よ、主の慈悲を待ち望め。仆れざるやう脇見すな。dpA主に頼れ、さらば主汝を助け給はん。汝の道を直くして主を仰げ。ao;金は火にて試みられ、嘉せらるべき人は苦難の爐にて試みらる。jnM何にても汝に來るものを受け、汝の身分の低くせらるる時にても忍べ。Om主に縋りて離るな。それ汝の終の榮えんためなり。Ll汝の心を直くして、常に耐へ、苦の時に急ぐな。fk Gわが子よ、汝主なる神に仕へんとて來る時、汝の魂を嘗試に備へよ。pj [己を高しとすな、倒れて自ら恥を受けざらんためなり。主汝の隱れたる思想を明にし、汝を集會の中央に倒し給はん。そは汝主を畏れず、汝の心虚僞にて充ちたればなり。Ei 人の前に僞善者となるな。汝の唇に心せよ。Qh 主に對する畏に背くな、二心をもてこれに近づくな。rg _主を畏るることは智慧の教訓にして、信仰と柔和とは、主の喜び給ふ所なり。lf S智慧を得んと欲せば、誡を守れ。さらば主惜なくこれを汝に與へ給はん。re _智慧の庫には知識の喩言あり。されど敬神は罪人にとりて憎むべきことなり。fd G彼は時の到るまでその語を隱し、多くの人の口その悟を明かにせん。ic M忍耐強き人は時の到るまで、堪へ忍ばん。かくて歡喜、彼に來るべし。Wb )不義の怒に辯明の道なし、その怒の力は滅亡を招くべし。a %(なし)T` #智慧の根は主を畏るることなり、その枝は高き齡なり。]_ 5智慧は知識と理解とを降し、確くこれを握る者の光榮を高む。o^ Y智慧の冠は主を畏るることなり。智慧は平和を來らしめ、完き健康を與ふ。u] e智慧はすべての望しきものをもてその家を滿し、その産出物をもて倉を滿さん。i\ M主を畏るるは智慧の成就なり。智慧はその果をもて人々を飽しむべし。`[ ;智慧はその永遠の基を人々の前に建て、彼等の裔と共に住まん。rZ _智慧の始は神を畏るることなり。智慧は信仰篤き者と共に胎内につくられぬ。ZY / 主を畏るる者は終を完うし、その死ぬる時、恩惠を受けん。WX ) 主に對する畏は心を慰め、悦樂と欣喜、又高き齡を與ふ。QW  主を畏るるは光榮、名譽、悦樂、また歡喜の冠なり。uV e すべての肉には、量に從ひて、また彼を愛する者には、惜なく之を與へ給へり。U  主自ら智慧を創造り、これを見、これを數へ、これをそのすべての御業の上に注ぎ給へり。WT )唯一の、賢くしていと畏るべき主、その御坐に坐し給ふ。S %(なし)]R 5智慧の根は誰に啓示せられしや。誰かその思慮を辨へ得しや。Q %(なし)lP S智慧はすべて此等のものの前に創造られ、知識の悟は永遠の昔よりあり。`O ;天の高さ、地の廣さと深さ、(また智慧)誰か之を測るを得ん。]N 5海の眞砂と雨の雫、また永遠の日數、誰か之を數ふるを得ん。YM /(序言) 律法と預言者、及び之に從ひたる人々によりて、多くの大なることども傳へられたり。此等のことの故に、その教訓と智慧とにつきて、イスラエルは崇めらるべきなり。且これらのことは、讀むもの自らこれによりて教へらるべきものなるのみならず、篤學なる人々はこれを語り、これを記して他人を益すべきものなれば、我が祖父イエス多年律法と預言者及び父祖たちの他の諸書を讀み、能くこれに精通して、自らも亦教訓と智慧とに關る事を記し、篤學なる人々及び此等のことにたづさはる人々をして、律法による生活にますます進ましめんとせり。されば乞ふ、心を傾けてこれを熟讀し、我等の解釋せんと努めし所に、若し語句の缺けたるあらば之を許せ。そはヘブル語にて語られしものを他國語に飜譯する時その力同じからず、又唯此等のみならず、律法そのものも預言も、其の他の諸書も、原語にて語らるる時は、その相違少なからざるなり。ユエルゲスス王の三十八年に、われエジプトに來りて、暫くここに留り居る間、此の書より屡多くの教訓を見出しぬ。さればわれ自ら熱心と勞力を愛する心とをもて此の書を飜譯する必要を感じ、眞に不眠の注意と技巧とを傾けて、豫期の時日の内にその飜譯を終り、異境にありて、學にいそしみ、身を修め、律法に從ひて生きんと欲する者のために、これを公刊することとせり。 凡ての智慧は主より來り、永遠に主と偕に在り。bL=主よ、すべての事において、汝は汝の民を大ならしめ、彼等に光榮を與へ、彼等を輕くはあしらひ給はず、何時にても、また何處にてもその傍に立ち給ふなり。VK%焰もまた、その中にある朽つべき生物の肉を燒かず、また、天より降りし饌は溶くべきものなれども、その氷に似たる粒を、火も溶かすことなかりき。^J5火は水の中にてその力の勢を保ち、水はその消す力を忘れぬ。pIY渴きたる地の生物は、水の中の生物に變へられ、泳ぐ生物は地の上を歩み、_H7詩の調はその節によりて異なるが如く、大氣もその形を變へつつ、種々の音を續け行けり。それは、やがて來るべきものの、姿によりて、明に知らるるなり。SG彼等は打たれて、その目の力を失ひ、(義者の門にある人もまた然りき、)伸び來る闇によりて圍まれし時、いづれも己が家の門より逃れんとせり。F 彼等は初、宴を設けて喜び迎へし、彼等と同じ分前を持つ人々を、恐しき勞役をもて苦めぬ。&EEしかのみならず、神はソドムの人に、また異なれるさまにて臨み給へり。彼等は異邦人を敵としてうけたればなり。D'ソドムの人々は彼等に來りし、旅人をうけざりしが、エジプト人は彼等を益したる客を、奴隸となせり。?Cw また、罪人の上には罰來りしが、それは雷の力をもて、豫め示されししるしによるものなりき。彼等はその惡によりて、苦に逢ひしは正しかりき。彼等がその客に向ひてなせる憎しみは、まことに歎しきごとにてありたればなり。LB 彼等をなぐさむるために、海より鶉上り來れり。A されど、やがてまた彼等は鳥の新しき種を見たり。彼等その慾によりて、奢りたる美味を求めし時、V@% そは、彼等は、その寄寓し時におこりし事どもを思ひ出ししなり。家畜の産することなくして、地には蝨出で、河は魚なくして多くの蛙を産み出せり。? 主よ、彼等は馬の如くに、行き廻り、小羊の如くに飛び𢌞りて、彼等の救主なる汝を讚めまつれり。Y>+それによりて彼等はすべての軍勢とともにこれを通り行けり。これらは汝の御手によりて被はれたるものにして、不思議なる驚くべき事を見たりしなり。q=[やがて、天幕を被ふ黒雲と、初、水なりしものの中より、渴きたる地のぼり來り、紅海より、さまたげなき大路出で、烈しき浪の中より、草多き野の出で來るとを見たり。k<Oすべてのつくられたるものは、その類に從ひて新しき形とせられ、汝の種々なる命令に從へり。それによりて、汝の僕らは、害をうくることなく護られんがためなり。|;qまた汝の民、驚くべき道に旅を進めたりしが、彼等もまた、不思議なる死に逢へり。:y彼等のうくべき滅は、これがため、彼等の上に近づき來れり。かくて彼等は、彼等の上に來りしことどもを忘れ、それによりて彼等を苦むるために、いまだみたざりし罰をうけたり。J9 かくて彼等、葬の半にあり、また死にたるものの墓にて、なげきをりし時、またも、愚なる計略をなし、自ら願ひて追ひ出しし落人を追へり。58c彼等はその心を變へて、汝の民を行かしめ、彼等をしてその道に急ぎ行かしめたりしが、やがてまた心變りて、彼等を追へり。+7 Qされど、不信のものには、終に至りて、憐むことなき怒を與へられん。彼等の行くべき道も、神これを豫め知り給ひき。6'これらのものに、滅す者は服し、民等は恐をもてこれを見たり。そは怒の試を爲すのみにて足ればなり。A5{そは彼の長き衣の上に、すべての世界はあり、父たちの光榮は寳石の四つの列もて造れる飾の上にあり。汝の勢は彼の頭の冠にありき。,4Q死ねる者互に相重りて堆高く倒れし時、彼はその中に立ちて、進み來る怒を止め、生けるもののために道を切り開きぬ。3彼は怒にうち勝てり。されどそれは體の力によらず、また武器の鋭きによらず。ただ言によりて、罰する者を壓へたり。それによりて彼は、父たちに與へられし、約束と誓とを思ひ出さしめたり。h2I汚なき人は、これを助くるために急ぎ行き、己が奉仕の武器、祈と、功によるねぎごととをもち來れり。彼は怒を防ぎ、災害を終らしめ、己の汝の僕なるを示せり。81iされどまた、死の試煉に逢ふことも、義者の上に來りぬ。また多くの人は荒野にうたれたり。されどその怒は長くは續かざりき。,0Q夢もまた、彼等を見出しつつ、このことを豫め示せり。彼等はその苦める理由を知らずして滅ぶることなからん爲なり。/'かくて人々は半死ねるものとして、ここにかしこに、なげいだされ、何故に死ぬべきかを明にせられぬ。. やがて、また亡靈は夢の中に、彼等を恐しく惱まし、思ひもよらぬ恐怖、彼等の上に來りぬ。A-{それは汝の破るることなき戒を鋭き劍として用ひ、立ちてすべてのものを死をもて滿し、それは、天にふるるとともに地の上を歩めり。,3汝の力ある御言は天より、御座より躍び來れり。それは、嚴めしき、武士の如く、滅び行く地の中に來れり。p+Y靜なる沈默は、すべてのものを包み、夜はその速なる道を半まで進みし時、)*K 彼等は魔術のゆゑに、すべてのものを信ぜざりしが、初兒の殺さるることによりて、民等の、神の子たるを告白せり。S) すべての人は死のただ一つの名となり、その死骸は數へ難かりき。生けるものの數は、これを葬るに足らず、ただ一擊に彼等のよき子孫は滅されん。p(Y 僕も、その主人とともに同じ正しき滅にあひ、民も王と同じく苦しみたり。'' されど敵の叫は、亂れたる聲となりて、響きわたり、兒等のためになげく悲しき聲は、外にまで至りぬ。3&_ よき人々の、聖き兒等は、ひそかに犧牲をささげ、一つ心にて、神の律法を整へたり。こは彼等ともに、聖徒らの受くべき同じき善きものと、同じき患難とを受けんが爲なり。彼等の父たちは、聖き讚歌をささげたりき。&%Eそは、汝、敵の上にむくいをなし給ひし如く、同じ道によりて、我等を汝のもとに召し、我等に榮光を與へ給へり。a$;かくて、汝の民は義者の救と、敵の滅ぶるとを待ち望みたりき。t#aその夜の事につきては、我等の父たちは、始よりこれを知ることを許されたり。こは確にこれを知ることにより、彼等はその依り賴む力によりて、喜を與へられんためなり。6"eかくて彼等は聖きものどもの幼兒を殺さんと相謀り、その一人の幼兒の捨てられて、また救はれ、それによりて彼等の罪、明となりし時、汝は、彼等より多くの兒等を取り去り、大水の中に彼等の軍勢を悉く滅ぼし給ひき。 ! まことに、エジプト人は光をうばはれ、闇にとらはるるに相應しきものなり。彼等は汝の兒等を、獄に入れたればなり。されど、それによりて律法の朽ちざる光は、人の世に與へられたり。> u汝はその民の爲に、もゆる火の柱を設け、知られざる彼等のための導となし、また、勇ましく出でゆく彼等に惠の太陽となり給ひき。A{されど彼等は今、かつて彼等のために苦められし者どもの、彼等をそこなはざるを感謝し、その中違のゆゑに、彼等の好意を求めたり。@ {されど汝の聖き民には、大なる光ありき。かくて、エジプト人は彼等の聲を聞けども、その形を見ず、彼等の苦まざりしを幸と思へり。'これはやがて、彼等のうくべき闇の形なり。されど彼等は、自らに對して、その闇よりも重き闇なりき。,Q外なる世は、明なる光によりて照され、はばまれざる働によりていそがしかりき。されど彼等の上には重き夜擴がれり。ucなげ下されし岩の、くだくる響、見えざる所に、飛び𢌞る獸等の速き足どり、烈しくうなる野獸の聲、山々の谷より出づる山彦の音、これらはみな、彼等を恐れ縮ましめん。|q音立つる風、擴がれる枝なる、鳥の美しき聲、烈しく走る水の落ち行く、激しき音、zm農夫なりとも、また牧羊者なりとも、荒野に勞する働人なりとも、みな襲はれ、そのまぬかれ難き苦をうけぬ。そは、闇のただ一つの鎖にてすべてのもの、しばられたればなり。ykされば如何なる人も、その立てるところに倒れ、鐵棒なき牢獄の部屋に捕はれぬ。Pかくて、時には恐しき亡靈に襲はれ、時には、そのたましひのやぶるるによりて、自由を失ふ。思ひまうけざる恐怖、俄に彼等を襲ひたればなり。彼等は、力なき陰府の隅より彼等に來りし力なき夜の間を、みな同じねむりもてねむれり。w また、心の内より出る待望も少くして、その苦をもたらすゆゑ如何を知らざることを、F そは、恐怖は、理念の與ふる助を捨て去る。A{ 惡は内なる證によりて責められ、おぢまどふものなり。また、良心の故に強く壓へられ、つねにいとも惡しき事を、思ひまうくるなり。- 恐れおののきて、滅びぬ。彼等は、空を仰ぐことをすら拒めり。そはいつれにも逃るる道なかりし故なり。} 惱ましき事によりて、苦しめられずとも、彼等は蟲の匍ひ來ると、蛇の走る音とにより、'そは病るたましひより、恐怖と、苦惱とを逐ひ出すを誓ひたりしもの、みつから恐れおののきて惱めり。jM彼等は力なく横り、魔術を弄び、また、その悟ることなきを恥ぢ戒む。/ただ、水より燃え、恐れに滿ちたる火のゆらぎ、彼等にあらはれたれば、彼等は恐れおののきて、彼等の見るものを、その姿よりも、惡しきものと思へり。彼等はこれをみつむることあたはざりしなり。 彼等に光を與ふべき陽の力もなく、星のいと輝ける焰すら、その暗き夜を照らすに足らざりき。5 c彼等をおきたる暗き隅も、彼等を恐より護らず、落ち來る音と響とは彼等を圍り、微笑なき、憂の顏をもてる亡靈あらはれぬ。\ 1彼等又、ひそかなる罪を犯しつつ、見らるることなしと思ひし時、忘却の暗き幕によりて互にわかたれ、恐しき恐に襲はれ、また幻影によりて心惱みたり。 y無法のもの、聖き民をその力の中にとらへたりと思ひし時、彼等自ら、暗きの捕虜として永き世の足械に縛られ、その屋根の下に、きびしくまもられ、永遠の攝理より追ひ出されぬ。  汝の審判は、大にして、示すにかたし。されば、戒をうけざるたましひは迷ひ出づるなり。}感謝の心なきものの賴は、冬の霜の如く、とけ去りて、用ひ方なき水の如く流れ去らん。#?そは、我等陽よりもさきに起き出でて、汝に感謝すべきを知り、曉の光とともに、汝に祈るべきを知らん爲なり。wそは、火によりて燒れざりしものは、弱き日光によりて溫めらるるのみにて解けたり。Pこは、主よ、汝の愛し給ふ汝の兒等が、人を養ふ實は地より成長せるものにあらず、ただ、汝の御言の、汝に賴るものを待つことを知らん爲なり。J されば、その時にもまた、己を種々なる形にて被ひ、すべてを養ひ給ふ汝の惠に加れり。かくて惠は祈り求むるものの願に從ひて與へられぬ。Y+そは、造られしものは、造主なる汝に仕へ、不義なるものを罰せんがためにその權をのばし、汝に賴るもののためには、これを惠まんがために權を弛む。jMまたそれは、正しきものの養はれんがために、己が力をさへ忘れたり。#?雪も氷も火に耐えてとけず、それによりて、人々は火が雹の中に焰え、雨の中に輝きて、敵の實を滅すを知れり。-その本質は汝の子等に、よき味を示せり。また、喰ふものの願に叶ひ、すべての人の選ぶに相應しかりき。されど、汝はこれらにかはりて、汝の民に、天使の食物を與へてくらはしめ、また、勞せずして天よりうくるパンを備へ給へり。そは、快き種々の香を持ち、何の味にも叶ふものなりき。~-時にはまた、水の中にても、火はその權を越えて燃えあがれり。そは不義なる地の實を滅さんが爲なりき。}yされどある時は災、その烈しさを失へり。そは、不信のものに向ひてつかはされし生物を燒く事なからんが爲なりき。これを見たるものは、神の審判によりて追はるるなるを知れり。P|ことに、いとも驚くべきは、すべてのものを消す水の中に、火はなほもさかんに働きしことなり。かくて、この世は正しきもののために戰ふなり。  b~~~H}}z|||E{{z{"zzyyxxSwww$vvnuuu*ttt ssXrrrWqqq+plpoo\onnFmm{mllCkkPjj!iiVhhgg+ffTeee5ddd3cctc+baaa`__I^^{^]]M\\[[[[ZZ@YYY#XsX WWMVVUU/UTT:SSYRRRQQP6OOiNNaNMMJMLKKJJgJ"J III$HqHGiFFwFEE)DDOCCuBBBAA.@@K@?>>>==Z<;;-::P9X88k8 7C66o65p44,33N22111/00L//W..[-c,},++H***)(((+''W' &&+%%W$$}$#]#"":!!!A y !Kn`.N6Y}QRFieB k  # v   1E- G3#%(なし)^5その不法は主に隱るることなし、その罪は皆主の御前にあり。mSそのすべて業は主の御前に日輪の如し。主の眼は絶えず彼等の上にあり。%(なし)mS主はすべての國人に君主を立て給へり。されどイスラエルは主の分なり。%(なし)a;彼等の道は常に主の御前にありて、その眼より隱されざるべし。,Q又これに言ひ給ひけるは、『すべての不義に心せよ』と。主は彼等に、各自その隣人につきてなすべき誡を與へ給へり。j~M 彼等の眼はその榮光の稜威を見、その耳はその榮光ある御聲を聽けり。^}5 主は彼等と永遠の契約をなし、その審判をこれに示し給ひぬ。g|G 主は彼等に知識を加へ、生命の律法を嗣業としてこれに與へ給へり。s{_ 彼等は主の聖なる御名を讚めん、これ彼等主の御業の稜威を宣べんためなり。z% (なし)pyYその御業の稜威を示さんために、主はその眼を彼等の心の上に置き給へり。^x5主は悟の熟練を彼等に滿たし、善と惡とをこれに示し給へり。Iw 勸言と舌、眼と耳、また悟る心を與へ給へり。v%(なし)|uq又主はすべての肉をしてこれを恐れしめ、獸と鳥とを治むる力をこれに與へ給へり。jtM主は己に等しき力をこれに着せ、己が像に似せてこれをつくり給へり。s}日數と定りたる時とをこれに與へ、また地の上のすべてのものを治むる權を與へ給へり。Tr #主は土より人を創造り給ひ、再びこれを土に還し給ふ。qw主は地の面を、あらゆる生けるものをもて蔽ひ給へり。されば彼等は皆地に還るなり。|pq此等のことの後、主は地上を見そなはし、諸の善きものをもてこれを滿たし給ひぬ。doA誰もその隣人を惱まさず、彼等は決してその御言に背くことなし。)nK主はその御業に秩序を立て、權威あるものを代々に傳へ給へり。彼等は飢ゑず、疲れず、又その業を止むることなし。 m主の審判によりてその業初より成る。これを造り給へる時より、主その諸の部分を整へ給へり。Rlわれ秤量をもて教訓を示し、正確なる知識を告げん。ak;わが子よ、我に聽け、又知識を學べ、汝の心をわが言に傾けよ。jjM心無き者はこれを考へ、無智にして誤られたる人は愚なることを思ふ。giG誰か義の業を宣べんや、誰かこれに耐へんや、その契約は遠く離る。ghG迅風起らんに誰もこれを見ざるべし。實に主の御業の多くは隱さる。ag;此等の事を正しく思ひ得る人はなし、誰かその道を考へ得んや。Rf山も、地の基も、主の見給ふ時、共に震ひ戰くべし。geG視よ、天と諸天の天、深き淵と地とは、主の訪れ給ふ時搖り動かん。ndU『我は主に隱さるべし、誰か高き處より我を憶えん、われはかかる多くの人々の間に知られざるべし、數知られぬ造られたるものの中にてわが魂は何なるぞ』といふな。c%(なし)b%(なし) a主はあらゆる慈悲の業のために道を開き給はん。すべての人その業に從ひてこれを見出すべし。j`M 罪人は掠め奪ひて逃るるを得じ。敬虔なる人の忍耐は挫かれざるべし。y_k その慈悲の大なる如く、その懲罰も亦大なり。主はその業に從ひて人を審き給ふ。Y^+ 唯一人の頸の強き者にても罰を受けてあらば、これ驚くべきことなり。そは慈悲と怒とは主と共にあり、主は力ありて赦を與へ、又その御怒を注ぎ給ふ。a]; 頑なる心をもて共に集れる六十萬人の歩兵をもしかなし給へり。g\G 主は滅亡の民を憐み給はざりき。彼等はその罪の中に携へ去られぬ。m[S主はロトのさすらいし地を赦し給はざりき。人々の誇を憎み給へるなり。UZ#己が力をもて背きし昔の巨人と、主は和ぎ給はざりき。sY_罪人らの集會の中に火燃やさるべし、從はぬ國人らの間に御怒燃えあがれり。X}かかることどもを、われ多くわが眼をもて見たり。又わが耳此よりも大なる事を聽けり。vWe理解を持つ一人によりて町の人口増さん。されど不法なる人々の族は衰ふべし。JV 彼等の生活に依り頼むな、又その地位に心を傾くな、一人は千人よりも勝ることなり。子なくして死ぬるは敬虔ならぬ子らを持つに勝るなり。[U/彼等増すとも、主に對する畏共にあらずば、これを喜ぶな。ZT /益なき子らの多さを望むな、又敬虔ならぬ息子らを喜ぶな。|Sq主は何人にも神を敬ふなと命じ給はず、又何人にも罪を犯す許可を與へ給はざりき。mRSその眼は主を畏るる人々の上にあり、主は人のあらゆる業を知り給はん。jQM主の智慧は大なり。主はその力強く、すべてのものを見そなはし給ふ。jPM人の前に生と死とあり、いづれにてもその好むもの彼に與へらるべし。yOk主は火と水とを汝の前に置き給へり。いづれにても好むものに汝の手を延ぶべし。aN;汝もし欲せば誡を守り得べし。事に忠なるは喜ばしきことなり。^M5主は元始に自ら人を造り、これを助くる者の手に委ね給へり。gLG 主はあらゆる惡を憎み給ふ。主を畏るる人々はこれを愛せざるなり。jKM 『我を誤らしめしは主なり』といふな、主は罪人を要し給はざるなり。pJY 『わが倒れたるは主に因る』といふな、汝は主の憎み給ふ事をなすを得じ。aI; 讚美は智慧の口にてあらはさる。主、これを榮えしめたまわん。sH_ 讚美は罪人の口にふさはしからず、これは主より彼に遣はされれしにあらず。UG#智慧は誇より遠く離る。僞者は、これを憶えざるべし。OF愚なる人は智慧を得ず、罪人はこれを見ざるべし。OEかれは悦樂と歡喜の冠、および永遠の名を嗣がん。gDG智慧は彼をその隣人の上に高め、會衆の中央にて、彼の口を開かん。mCSかれは智慧の上にとどまりて動かず、これに依り頼みて亂されざるべし。jBM悟りの糧をもて智慧はこれを養ひ、飮むべき智慧の水をこれに與へん。mAS母のごとく智慧は彼を迎へ、處女なりしとき嫁ぎし妻の如く彼を受けん。c@ A主を畏るるものはこれをなさん。律法を持つものは智慧を得べし。U?#智慧によりて彼は暑さを避け、且その榮光の中に宿らんg>G彼はその子らを智慧の隱家の中に置き、己はその枝の下に止まらん。[=/彼は己が天幕を智慧の許に張り、善きものの宿場に宿らん。L<智慧の家に近く宿る人はその壁に栓を付くべし。L;智慧の窓を窺ふ人は、その戸にて耳を傾くべし。X:)跡を追ふ人の如く智慧の跡を追ひ、その道にて待伏せよ。d9Aその心に智慧の道を思ふ人は、智慧の祕密につきて知識を得べし。^85幸福なるかな、智慧を求め、その理解をもてこれを究むる人。X7)いかなる業も朽ちて落つ。働き人はこれと共に去るべし。&6E茂れる樹に榮ゆる葉の如く、或ものは落ち、或ものは伸ぶ。肉と血の人の世もかくの如く、一人去りて又一人生る。s5_すべての肉は衣の如く舊ぶ。『汝は必ず死ぬべし』とは初めよりの約束なり。v4e與へよ、受けよ、汝の魂を樂ましめよ。墓にては奢侈を求むる者なければなり。^35汝の勞働を他人に遺さざるや、汝の勞力を籤にて分たざるや。^25善き日のために己を欺くな、善き願の分を汝より去らしむな。p1Y 汝の死ぬる前に汝の友に善をなせ。汝の力に從ひ、手を擴げて彼に與へよ。d0A 記憶せよ、死はためらはざるを。墓の契約は汝に示されざるなり。v/e わが子よ、汝の才能に從ひて己に善をなし、價値ある供物を主の許に持ち來れ。I.  惡しき眼は糧を貪る。彼は食卓にて吝嗇なり。m-S 貪る人の眼は己が分をもて足れりとせず、悖徳の不正はその魂を涸らす。a,;顏を背け、人の魂を侮りつつ己が眼をもて嫉み視る人は惡なり。g+G彼善をなすとも、欲せずしてなすなり。終に至らば己が惡を現さん。^*5己を疑ふ者に勝りて惡しき人あらんや。此は彼の惡の報なり。 )己に向ひて惡なる人は罪に向ひて善とならんや。彼は決してその財産によりて喜を得ざるべし。(己が魂を離れて集むる人は他人のためにこれを集む。他人は彼の所有物をもて奢り樂まん。p'Y富は吝嗇なる人に相應しからず。猜む人は金錢をもて何をなさんとするや。^&5幸福るかな、その魂責められず、己が希望より落されざる人。c% A幸福なるかな、口を滑らさず、罪の悲をもて刺し透されざれる人。g$G 快き顏色は幸福なる人の心の印なり。喩言を見出すは難き心勞なり。R# 人の心は、善にもあれ惡にもあれ、その顏色を變ふ。s"_ 富は罪なき人には善きものなり。貧は敬虔ならぬ人の口には惡しきものなり。b!= 富める人語ればすべての人默す。そのいふ所を人々雲にまで讚め舉ぐ、貧しき人語れば、人々『これは誰ぞ』といふ。もし躓かば人々手をかしてこれを倒さん。t a 富める人倒るる時、助手許多あり。彼いふべからざることをいふとも人これを正しとす。卑き人倒れなば人々反つて彼を責めん。彼智慧を語るとも、何の位をも與へられず。! 富める人倒れ始むる時、その友によりて支へらる。されど卑しき人倒るる時は、その友に見捨てらる。a; 謙遜は高ぶる人に忌まるる如く、貧しき人は富める人に忌まる。ve 野驢馬は荒野にて獅子の餌食となる如く、貧しき人は富める人の牧草とならん。yk 山狗と犬との間に何の平和かある、富める人と貧しき人との間に何の平和かある。ve 狼は小羊と何の交をか持たん。罪人と敬虔なる人との間もこれに等しかるべし。gG すべての肉はその類に從ひて交り、すべての人はその好む者に縋る。a; すべての生物はその同族を愛し、すべての人はその隣人を愛す。% (なし)mS 自らこれを守り、勵みて心せよ。そは汝沒落の危險に歩むべければなり。 その語りたる言を自ら守らざる者は無慈悲なり。かかる人は憚らず人を害ひ、また縛らん。&E 對等に彼と語らんと願ふな、又その多くの言を信ずな、彼はその多くの言をもて汝を試み、微笑をもて汝を探らん。} 彼に迫るな、恐くは彼汝を衝き返さん。されど遠く離れて立つな、恐くは汝忘れられん。U# 力ある人汝を招かば控えよ、さらば彼益々汝を招かん。pY 汝心して欺かれざるやうにし、又汝の樂をもて卑くせられざるやうにせよ。M また彼はその食事をもて汝を辱め、二度又三度汝を裸にし、終に汝を嘲り笑はん。かくて後は、汝を見て汝を棄て、汝に向ひてその頭を振らん。- 汝を要する時、彼は汝を欺かん。汝に微笑みて希望を與へ、巧に汝に語り、『汝何を要するや』といはん。^5 汝財産あらば彼は汝と偕に住み、汝を裸にして悔いざるべし。a; 汝に利あれば、彼は汝を商品とし、乏しくならば、汝を捨てん。m S 富める者は惡を行ひ、また人を脅す。貧しき者は虐げられて憐憫を求む。D  汝の力に過ぎて重荷を負ふな、己よりも力強く且富める者と交はるな、土の器は釜と何の交をか持たん、彼と此と打ち合はば碎かるべし。]  5 瀝青に觸るる者は汚されん。高ぶる人と交る者はこれに等し。X ) 彼は頭を振り、手を拍ち、多く囁き、且その顏を變へん。  不幸に逢ふ時、汝は其處に、汝の前に彼を見出さん。彼は汝を助くる如き樣にて汝の踵を踏まん。ta 敵はその口をもて美しく語り、その心にては如何にして汝を穴に陷らしめんかを謀らん。敵はまたその眼をもて泣かん。されどもし機を得なば血をもて猶飽き足らざるべし。mS 暫が程はかれ汝と共に居らんも、汝倒れなば決してこれを支へざるべし。jM 此の如く誰か、罪人の許に行きこれとその罪を共にする者を憐まんや。dA 誰か蛇に咬まれたる魔術師、若しくは野獸に近づきし人を憐まん。   彼を汝の側に居らしむな、恐くは彼汝を覆へして、汝の所に立たん。彼を汝の右に坐せしむな、恐くは彼汝の席を求めん。かくて汝は終に我が言ひしことを認め、わが言によりて刺されん。5c 彼己を低くして屈み行くとも、怠らず心せよ。さらば汝彼に對して鏡を拭ひし如くなり、彼の全くは錆び了せざるを知るべし。a; 決して汝の敵に頼るな。眞鍮の錆出づる如く、彼の惡も出でん。^5 人の幸福の時に敵は悲み、不幸の時には、友もこれを離れん。^5 友は幸福の時に試みられず、敵は不幸の時に隱されざるべし。0[ 善人に與へ、罪人を助くな。a~; そは至高者も亦罪人を憎み、敬虔ならぬ者に仇を返へし給はん。t}a 卑き者に善をなし、敬虔ならぬ者に與ふな、その糧を抑へて彼に與ふな、彼はそれをもて汝に打ち勝たん。汝は彼のためになすすべての善に對して反つて二倍の惡を受けん。9|m 敬虔なる人に與へ、罪人を助くな。^{5 惡を行ひ續くるもの、また施濟をなさざるものには善來らじ。zw 敬虔なる人に善をなせ。さらば汝報を得ん。もし彼より受けずば、至高者より受けん。iy M 善をなさば、誰にこれをなすかを知れ。さらば汝の善行感謝を受けん。|xq "見知らぬ人を汝の家に受けなば、騷をもて汝を惱まし、汝のものより汝を遠ざけん。pwY !惡を行ふ者は心せよ、彼惡事をたくらむ。恐くは彼いつまでも汝を責めん。mvS 火花より多くの積まれたる炭燃えつく。罪人は血を流さんとて待ち構ふ。vue 彼は善きものを惡に變へんと待ち構ふ。又彼は讚むべきものを反つて非難せん。vte 高ぶる人の心は籠の中なる囮の鷓鴣の如し。彼は間者の如く人の倒るるを窺ふ。^s5 すべての人を汝の家に招くな、僞人のたくらみ多ければなり。mrS その死の前に何人をも幸福といふな、人はその子らに因りて知らるべし。gqG 一時の苦難は喜を忘れしむ。人の臨終にはその諸の行爲現はされん。dpA 主の御前には、死の日にその行爲に從ひて報ゆるは易きことなり。o 人は善きことの日に惡しきことを忘れ、惡しきことの日に、善きことを思ひ出でざるべし。[n/ 『われ滿ち足れり。今より何の害か我に起らん』といふな。pmY 『我には何の用あらんや、今よりわが善きものは何にかならん』といふな。|lq 主の祝福は敬虔なる人の報の中にあり。時やがて來り、主その祝福を豐にし給はん。&kE 罪人の業に驚かず、主に信頼して、汝の勞働に止まれ。主の御前にては、貧しき人を俄に富ましむるも易き事なり。[j/ 汝の契約に確に立ちて常にこれを保ち、汝の業に熟達せよ。/iW その人『我は安心を得たれば、いざわが財産にて食せん』といふとも、何時これを他人に遺して死ぬるかを知らざるなり。dhA 用心と辛苦とによりて富を増すものあり。これはその報の分なり。dgA 主の賜物は敬虔なる人の許にあり、主の恩惠は永遠に加へられん。f% (なし)e% (なし)Bd 善と惡、生と死、貧と富、皆主より來る。[c/ その頭を高くし給ひぬ。かくて多くのもの彼を見て驚けり。Db 遲れ勝にて助を要し、才能なくして益々貧しくなるものあり。されど主の眼彼の上にありて恩惠を施し、彼をその卑き身分より引き舉げ、Oa 働き、勞し、急ぎて、反つて多く遲るるものあり。G` わが子よ、多くの事のために勞すな。關係多くならば罰せられではあらざるべし。追ひ行くとも追ひ付き得ず、躍び走るとも逃るるを得じ。a_; 汝に關係なきことのために爭ふな、罪人らの審判に共に坐すな。9^m 聽く前に答ふな、話の間に妨ぐな。F] 檢ぶる前に却くな、先づ知りて後に責めよ。j\M 多くの力ある人々いたく辱しめられ、名ある人々他人の手に渡されぬ。^[5 多くの王たち地の上に坐し、思ひもうけぬ人冠をいただかん。Z- 着る衣の故に誇るな、名譽の日に己を高しとすな、主の御業は驚くべく、その御働きは人々の間に隱さる。gYG 蜂は飛ぶものの中にて小さけれど、その生産物は甘き食物の長なり。aX; その美しさによりて人を讚むな。その外貌によりて人を嫌ふな。fW G 卑しき人の智慧はその頭を高め、彼を大なる人々の中に坐せしめん。YV+ されど貧しくして崇めらるる人富まば、その崇めらるることいかばかりぞや。又富みて賤めらるる人貧しくならば、その賤めらるることいかばかりぞや。vUe 貧しき人もその知識のために崇めらる。富める人はその富のために崇められん。 T 誰か己がたましひに逆ひて罪を犯す者を正しとせんや。誰か己が生命を辱しむる者を崇めんや。jSM わが子よ、柔和をもて汝の魂を崇め、その價値に從ひて、これを貴べ。mRS 働きて、すべてのものを豐に持つ者は、己を崇めて糧を缺く者に勝れり。^Q5 汝の業をなす時賢きに過ぐな。汝の失意の時に、己を崇むな。RP 自主は慧き僕に役へん。知識ある人は呟かざるべし。O  大なる人、審判者、力ある人は崇められん。されど彼等の何人も主を畏るる者より大ならず。mNS 悟りある貧しき人を卑むるは正しからず。罪人を崇むるは相應しからず。jMM 富める人も、貴き人も、貧しき人も、その光榮は皆主を畏るるにあり。L% (なし)|Kq 兄弟たちの中に在りて彼等を治むる者は貴ばる。主を畏るる者は、主の前に貴ばる。PJ 貴きはいかなる種族なるか、人の種族なり。貴きはいかなる種族なるか、主を畏るる者なり。貴からざるはいかなる種族なるか、誡を犯す者なり。dIA 高慢は人のために造られず、怒は女の裔のために造られざるなり。aH; 主は或る人々を取り出して滅し、地よりその記念を斷ち給へり。^G5 主は國々の土地を覆し、地の基に至るまでこれを滅し給ひぬ。[F/ 主は國々の根を拔き取り、その後に卑しき者を植ゑ給ひぬ。dEA 主は政權を執る者の位を覆し、柔和なる者をその後に置き給ひぬ。,DQ 高慢の初は罪なり。これを保つ者は忌むべきものを注ぎ出さん。此の故に主は奇しき禍を降し、彼等を全く滅し給ひぬ。sC_ 人の主より離るるは高慢の初にして、その心は彼を造り給ひし者を去るなり。OB そは人死ぬる時は、匍ふものと獸と蟲とを嗣がん。RA 醫者は永き病をあざ笑ふ。今日の王も明日は死なん。s@_ 如何なれば土と塵は誇るや。その生き居る間にすら膓を投げ出すにあらずや。a?; 不法と暴行と金錢の貪とのために、主權は、國より國に移さる。s>_ 高慢は主と人との前に憎むべきものなり。此の二つに向ひて惡を行へばなり。[=/ その犯せる惡のために隣人を憎み、暴力をもて事をなすな。j<M 主の御手の中に人の繁榮あり。主は學者の前にその光榮を置き給はん。|;q 主の御手の中に地上の權威あり。時來らば主相應しき人をその上に起たしめ給はん。p:Y 無學なる王はその民を滅さん。町は力ある人の理解によりて建てらるべし。a9; その役者らは民の審判者の如く、町に住む民はその有司らの如しf8 G 智き審判者は、その民を教へ、理解ある人の政治には秩序あるべし。^75 町にて恐しきは惡しき舌の人なり、言速なる人は嫌はるべし。g6G 技工は工師に相應しきが如く、民を治むる者は、その言智かるべし。a5; 義しき人を汝の食卓に就かしめ、主に對する畏を汝の誹とせよ。p4Y 理解ある人と共に語り、汝の語る所をすべて至高者の律法に合はしむべし。O3 汝の力に從ひて汝の隣人を探り、智者と共に謀れ。t2a 殺す權ある人より遠かれ、さらば汝死の恐怖を疑はざるべし。彼の許に來りなば、過をなすな、彼或は汝の生命を斷たん。汝は穽の中央を行き、町の石垣の上に歩むと知れ。1w 敬虔ならぬ者の喜をもて喜ぶな、彼等が罰せられずしては墓に下ることなきを憶えよ。a0; 罪人の光榮を嫉むな、汝いかに彼の倒るるかを知らざればなり。2/] 舊き友を見棄つな、新しきはこれに比ぶべくもあらず、新しき友は新しき葡萄酒の如し。舊くならば汝喜びてこれを飮まん。. 夫ある女と共に坐すな、これと共に酒を飮みて樂むな。汝の心彼に傾き、情慾汝を滅さん。F- 汝の眼を美しきによりて愛慾の火燃されぬ。a,; 町の街衢にて汝の周圍を見廻はすな、その淋しき處にさ迷ふな。X+) 汝の魂を遊女に與ふな、汝の所有を失はざらんためなり。^*5 少女を視つむな、その貴きものによりて躓かざらんためなり。U)# 歌うたう女の伴侶となるな、汝その計略に捕へられん。F( 淫を賣る女に會ふな、汝そのわなに陷らん。O' 汝の魂を女に與ふな、彼は汝の力を踏みにじらん。f& G 汝の懷の妻を嫉むな、汝に逆ひて惡しき教訓を學ばざらんためなり。a%;凡ての人に汝の心を開くな、何人にも汝に好意を返へさしむな。y$k見知らぬ人の前に祕密を行ふな、これによりて何事をなすやも計られざればなり。X#)愚なる者と事を議るな、祕密を保つこと能はざればなり。#"?怒り易き人と爭ふな、又彼と共に荒野を行くな、血は彼の眼には何ものにもあらず、助けなき時彼は汝を倒さん。,!Q無法なる人と共に途を歩むな、彼汝を惱まさん。そは彼己が心のままに事をなし、汝はその愚によりて滅ぶるに至らん。a ;審判者と共に法廷に行くな、彼等はその名譽に從ひて審くなり。mS 汝の力に過ぎて保證人となるな、保證人とならば支拂人となれりと思へ。O 汝よりも大なる人に借すな、借さば損失とならん。ve 高ぶる人の前より怒りて起つな、彼は汝の口にわなをかけんと待ち構ふるなり。dA 罪人の炭火を燃えしむな、その火の焰にて燒かれざらんためなり。D 老いたる人の教訓をなほざりにすな、彼等もまたその父たちより、學びたるなり。汝は彼等より悟を學び、必要の時にのみ答をなすべし。 9智者の言をゆるがせにせず、その箴言と親め。汝彼等より教訓を得、いかに大なる人々に仕ふべきかを學ばん。L人の死ぬる時喜ぶな、我ら皆死ぬべきを憶えよ。mS人の老いたる時、これを辱しむな。我らの中にも亦老ゆる人あればなり。[/罪より離るる人を誹るな。我らは皆刑罰を受くべき者なり。gG粗暴なる人と戲るな、これ汝の先祖らの辱しめられざらんためなり。<s口の人と爭ひ、その火に薪を積むな。 富める人と競ふな、彼汝を抑へん。そは黄金は多くの人を滅し、王たちの心をすら惑はしぬ。T #力ある人と爭ふな、汝その手に陷らざらんがためなり。dA$凡てのことに於て己が終を憶えよ。さらばいつまでも過なからん。U##病人を見舞ふに遲るな、汝はこれによりて愛を得べし。<s"泣く者を避くな、悲む者と共に悲め。pY!供物はすべて活ける人の前に喜ばる。されど死人のためにも好意を拒むな。[/ 貧しき者に手を擴げよ、汝の祝福全うせられんがためなり。; o主を畏れ、その祭司を崇めよ。命ぜられし如くその分前を納めよ。即ち初穗、愆祭、腿の供物、潔めの犧牲、及び聖物の初穗なり。a ;汝の力を盡して、汝を造り給へる者を愛し、その役者を忘るな。L 汝の魂を傾けて主を畏れ、またその祭司を敬へ。v e汝を産みし人々を憶えよ。汝のためになせし心盡は、何をもて報いんとするか。X )全心を盡して汝の父を崇めよ。汝の母の産の苦を忘るな。?y汝の心に合ふ妻あるか、これを去るな。a;汝の娘を嫁がしめなば汝の心配去らん、これを慧き人に與へよ。[/汝娘を持つか、その身體に心を用ひ、これに笑顏を向くな。gG汝息子を持つか、これを矯正し、若き時よりその首を低くせしめよ。a;汝家畜を持つか、これを顧みよ。汝に利あらばこれを保つべし。B心にて賢き僕を愛し、その自由を奪ふな。^5一心に働く者、又汝のためにその生命を與ふる傭人を虐ぐな。R賢き、良き妻を見棄つな、その美しさは黄金に勝る。pY無益なるもののために友を換へ、オフルの黄金のために眞の兄弟を換ふな。yk彼の魂をいたく低うせよ。そは敬虔ならぬ者の刑罰は、火責と蟲責となればなり。d~A己を罪人の群の中に數ふな、御怒の來ること遲らかざるを覺えよ。L}難き勞働及び至高者の命じ給へる農業を厭ふな。[|/長老たちの群の中にて言ひ過ぐな。祈る時言を繰り返すな。d{A 如何なる僞にてもなすことを欲すな、その習慣善からざればなり。gzG 汝の兄弟に向ひて僞をたくらむな、汝の友に向ひてもこれをなすな。vye その魂苦きに在る時、その人を嘲り笑ふな。低くし又高くし給ふ者は唯一なり。Ix  汝の祈に倦み疲るな。施濟をゆるがせにすな。w3 『主は我が供物の多きを見そなはし給はん、われ至高神に献ものをなす時、主これを受け給はん』といふな。^v5罪を二倍にすな。一つの罪にても罰を受けざることなからん。guG町の群衆に向ひて罪を犯すな。多くの人の前に己が身を投げ出すな。t-審判者となるな。汝不義を取り去る能はず、權力ある人を恐れて、正しき道に躓を置かざらんがためなり。Us#主の前に自らを義とすな。王の前に汝の智慧を示すな。Or勝れたる地位を主に求め、名譽の坐を主に求むな。vqe我が子よ、不義の畦に種を播くな。それを七倍にして刈り取らざらんためなり。Ip 不義より遠かれ、さらば不義は汝を避くべし。Ko 惡をなすな、さらば惡は汝に追ひ付かざるべし。n'%主の詔に心をとめ、常にその誡を思ひ回らせ。主は汝の心を建て、汝の願に從ひて智慧を賦與へ給はん。ymk$悟れる人を見ば、速にその許に到り、汝の足にてその戸の敷居を摩り耗らすべし。Ol#心を傾けて敬虔なる教を聽き、賢き箴言を逃すな。Uk#"長老たちの群の中に立ち、智者を見出さばこれに縋れ。Xj)!聽くことを好まば受くべく、耳を傾けなば慧くなるべし。diA 我が子よ、汝もし欲しなば、教訓を受け、心を用ひなば愼を得ん。Lh汝これを衣の如く着、これを喜の冠の如く戴け。Lgその上に黄金の裝飾あり、又その帶は青絹なり。 ",~~L}}o|||"{{*zzzzyyGxxgx4wwDvuuu#ttFsssTsrr(qqcppp%ooo0nn~nmmMlllnkkk===+<<;e::99k988!77 6524332271N00 //G..3--,,,m+++>***) ((F''f'&%%z%%$$N##t"""H!!! NCZFi%,O7Z1c[P.t' V 9 t  Q 9 ! yr~(oF{U(# 愚なる者の談話は煩はしく、その笑は罪深き放蕩なり。' 愚なる者の中にあらば心を用ひて時を窺へ、されど思慮ある人と共にあらばいつまでも留るべし。g&G 敬虔なる人の談話には常に智慧あれども、愚なる人は月の如く變る。^%5 獅子のその餌食を待ち望む如く、罪は不法を行ふ人々を求む。a$; 小鳥はその類に從ひて共に棲む。眞理はこれを行ふ人に歸らん。d#Aもし義を求めなば汝これを得て、光榮ある長き衣の如く着るべし。["/その思想を聽く前に人を讚むな、これは人の試なればなり。^!5樹の果はその栽培を語る如く、人の言はその心の思想を語る。U #爐は陶器師の作る器を試む、人の試はその思想にあり。mS篩にふるわるる時、ものの滓殘る如く、思想を練る時、人の汚物殘らん。jM若し人勵みて主に對する畏を捉へずば、その家はすみやかに覆されん。ve石と石との繼目には確く刺さるる釘の如く、罪は買方と賣方との間に刺し入る。x k多くの人は利のために罪を犯したり。利を増さんことを求むる人はその眼を背く。ve商人は惡しき行爲より己を守ること難く、小賣人も罪を免さるることなからん。二つのもののために我が心は憂ふ、第三のもののためには怒わが上に來る。貧しきために苦む軍人、廢人と見做さるる聰き人、義より罪に歸り行く人、主は彼のために劍を備へ給はん。%(なし)%(なし)%(なし)%(なし)%(なし)%(なし)%(なし)%(なし)%(なし)a;銀の臺に据ゑられし金の柱の如く、健なる踵の上の足は美はし。^5聖なる燈明臺に輝く燈の如く、よく育ちたる女の顏は美はし。[/主の至高所に昇る朝日の如く、家を整ふる良き妻は美はし。^ 5恥を知る女は淑にも淑なり。自ら抑ふる魂の價値は限りなし。a ;靜なる女は主の賜物なり、よく教へられし魂の如く貴きはなし。^ 5 妻の美徳はその夫を喜ばせ、その知識は彼の骨を太くすべし。8 i 渇きたる旅人のその口を開き、傍にある水を飮み盡すが如く、かかる女はあらゆる處に坐し、箙を開きていかなる矢をも取らん。U # 愼なき眼に心せよ、汝にむかいて罪を犯すとも驚くな。ve 頸の強き娘をば嚴しく見張りせよ、恐くは彼己が自由を見出してこれを用ひん。mS 女の淫行はその眼を揚ぐる時にあり、それはその瞼によりて知らるべし。X)酒に醉ふ女は大なる怒を起し、己が恥をも蔽はざるべし。w惡しき女は其處此處と搖り動く牡牛の軛の如く、これを捉ふる者は蠍を握るがごとし。ve他の女を嫉む妻と、すべての人に惡を傳ふるその舌の鞭は心の憂、また悲なり。D三つのことをわが心は語る。第四のことにつきて、われ祈願をなせり。町の謗、群衆の集、また僞の告發、これ等はすべて死よりも恐し。ve富めるにもせよ貧しきにもせよ、人善き心を持たば、その顏は常に喜に溢れん。mS良き妻は良き分前なり、即ち主を畏るる人々への分前として與へられん。a;賢き女はその夫を喜ばしむ、彼はその生涯を平和をもて滿さん。K 良き妻の夫は幸福なり。その齡は二倍とならん。^~5去らしめんとする時、もし聽かずば、これを汝の肉より斷て。O}水に出口を與ふな、惡しき女に言の自由を與ふな。U|#罪の初は女にありき。彼のために我等は皆死ぬるなり。){K惡しき女は心の恥、顏の悲、また傷けられし心なり。その夫を幸福ならしめぬ女は垂れ下りたる手、麻痺せる膝なり。Xz)女その夫を支へなば、怒と無恥と、大なる非難あるべし。ay;女の美しさに己が身を投げかくな、その美貌をもて女を求むな。gxG靜なる人の言多き女に向ふは、老いたる人の砂道を登り行くが如し。mwSすべての惡意は女の惡意に比ぶれば小し、罪人の分前彼の上に落つべし。av;その夫は隣人と食卓に坐せんに、これを聽かばいたく歎くべし。Ru女の惡はその外見を變へ、熊の如くその顏を暗くす。gtG獅子及び龍とともに住むは、惡しき女とともに家を保つよりも善し。Ls蛇の頭に勝る頭はなく、敵の怒に勝る怒はなし。r-我を憎む者よりの禍にあらずば、いかなる禍にてもよし。敵の復讐にあらずば、いかなる復讐にてもよし。q} 心の病にあらずば、いかなる病にてもよし。女の惡にあらずば、いかなる惡にてもよし。p% (なし)ao; 主に對する畏は萬物の上にあり、これを保つ人を誰に教ふべき。vne いかに大なるかな、智慧を得し人。されど何人も主を畏るる人の上には出でじ。Xm) 幸福なるかな、悟を得し人。聽く人の耳に教訓を語る人。l-幸福なるかな、悟ある妻と偕に住む人。その舌を滑らさざりし人。己に相應しからざる人に仕へざりし人。Vk%わが思ひめぐらしし九つの事ありて、わが心幸福なり。第十はわれわが舌をもてこれを言はん。己が子らの喜をもつ人。生きてその敵の沒落を見る人。gjG深き經驗は老いたる人の冠なり。彼等の光榮は主を畏るることなり。miS老いたる人の智慧と、崇めらるる人の思想と計畫とはいかに美しきかな。jhM審判は白髮にとりて、計畫を知るは長老にとりて、いかに美しきかな。^g5若き日に汝は集めざりき。いかで老いたる時にこれを得んや。_f7されどわが魂は三種の人を忌み、彼等の生くるによりていたく害はれぬ。即ち誇り高ぶれる貧しき人、僞者なる富める人、及び悟なき多淫なる老人これなり。Le われ三つのものによりて美しくせられ、主と人々との前に美しく立ちぬ。それは兄弟の一致と隣人の友情、及び夫婦相和して共に歩むことなり。|dq"見よ、われは己のためにあらず、勵みて智慧を求むるすべての人々のために勞せり。gcG!我は猶、教訓を預言の如く注ぎ出し、これを代々とこしへに遣さん。dbA 我は教訓を朝の如く照出でしめ、これを遠くまで輝き渡らしめん。 a9我いへり『我はわが園に水灌ぎ、わが庭牀に豐に水灌がん』。見よ、わが流は河となり、わが河は海となりぬ。L`我は河よりの流の如く、園への渠の如く來りぬ。j_Mそは智慧の悟は海よりも滿ち足り、智慧の謀は淵よりも深ければなり。v^e始の人は少しも智慧を知らざりし如く、終の人も亦これを見出す能はざるべし。^]5葡萄期のギホンと等しく、教訓を光の如く輝き出でしめ給ふ。a\;ユフラテの如く悟に滿たしめ、また收穫期のヨルダンの如くし、y[k主は智慧をピソンの如く豐にし給ふ。又これを新しき果實期のチグリスの如くし、Z%(なし)Y!此等はすべて至高き神の契約の書、即ちモーセがヤコブの集會への嗣業として我らに命ぜし律法なり。dXA我に從ふ者は辱められず、我にありて業をなす者は過たざるべし。pWYわれを食ふ人々は猶我に向ひて飢ゑ、我を飮む人々は猶我に向ひて渇かん。UV#わが記念は蜜よりも、わが嗣業は蜜蜂の巣よりも甘し。^U5我に來れ、汝らわれを求むる者よ。わが生産にて滿たされよ。T%(なし)XS)葡萄の、喜を與ふる如く、わが花は光榮と富との果なり。jRMテレビントの如くわれ我が枝を張りぬ。わが枝は榮光と恩惠の枝なり。Q!肉桂とアスパラトの如く、オニクスの如く、スタクテの如く、又幕屋の中なる烟る乳香の如くなりき。P}われは海邊の棕櫚の如く、エリコの薔薇の如く、野の美しきオリブの如く高められたり。^O5 我はレバノンの香柏の如く、ヘルモンの杉の如く高められぬ。jNM 光榮ある民の中に、即ち主の嗣業の分の中に、われわが基を据ゑたり。pMY 主は又此の愛する町にて我に休を與へ給へり。エルサレムにわが權ありき。pLY 聖なる幕屋にてわれ主の御前に仕へぬ。かくてわれシオンに建てられたり。dKA 主は創世の前に我を造り給へり、終に至るまでわれ滅びざるべし。wJgその時萬物の創造主われに誡を與へ、われを造り給へるもの、わが休むべき幕屋を造りて、言ひ給へり『汝の幕屋はヤコブの中に、汝の嗣業はイスラエルの中にあるべし』と。jIMすべて此等のものをもてわれ休を求めぬ。誰が嗣業の中にわれ宿らん。aH;海の浪も、地上の萬物も、あらゆる民も國も、皆我が所有なり。OG獨われのみ天の周圍を巡り、淵の深き處を歩めり。aF;高き所にわれわが住處を定めぬ。わが地は雲の柱の中にありき。RE我は至高者の口より出で來り、霧の如く知を蔽へり。sD_至高者の集會の中にて智慧はその口を開き、主の萬軍の前にて自らを崇めん。]C 5智慧は己が魂を讚めたたへん。その民の中にて自らを崇めん。B%(なし) A9かくて後に遺されたる人々は、主に對する畏より善きはなく、主の誡に心を用ふるより美しきはなきを知らん。I@ その呪は記憶に殘り、その責は消えざるべし。[?/その子らは根を張るべからず、その枝も果を結ばざるべし。U>#彼は會衆の前に伴れ來られ、其の子等も檢視を受けん。8=i第一には彼は至高者の律法に從はず、第二に己が夫に向ひて罪を犯し、第三に私通をもて姦淫を行ひ、他人によりて子を産めり。U<#その夫を去り、他人によりて嗣子を舉ぐる妻も亦同じ。j;Mかかる人は町の街衢にて罰せられ、その思はざりし處に取り去られん。:}萬の物はその造らるる前に主に知られたり、その全うせられたる後にも主これを見給ふ。89i人々の眼は彼の恐なり。而して彼は、主の眼は日よりも一萬倍明く、人々のすべての道を見、隱れたる所をも見ることを知らず。e8C己が床を迷ひ出づる人は心にいふ『誰か我を見ん、暗闇我が周圍にあり、壁我を隱し、我を見る人なし、我誰をか恐れんや、至高者も我が罪を憶えざるべし』と。p7Y淫を行ふ者にとりてすべての糧甘し、死ぬるまで彼はこれを止めざるべし。e6C二種の人、罪を増し加へ、第三の人は怒を來らす。情慾の心は火の如く燃え、燃え盡さずば消えず。肉體の淫を行ふ者は、火を燃し終らずば決して止めざるべし。[5/恥づべき言に慣れし人は生命終るまで智慧を學ばざるべし。k4O大なる人々の中に坐する時、汝の父と母とを憶えよ。恐くは汝彼等の間に躓き、その言をもて己の愚を示し、生れざりしことを願ひて、己が誕生の日を呪ふに至らん。O3 汝の口を醜き言に慣すな。その中に罪あればなり。Y2+ 死に比ぶべき言のいひ方あり、ヤコブの嗣業の中にこれを見出さしむな。敬虔なる人よりすべて此等のものは取り去られ、彼等は罪の中に悶えざるべし。z1m 誓約多き人は不法にて滿ち、鞭その家を離れざるべし。彼犯さば罪彼の上にあり、彼これを看過さば罪二重となる。要なきに誓はば正しとせられず、その家災禍をもて滿されん。50c 絶えず鞭打たるる僕は打たれし傷を缺く時なきが如く、絶えず誓ひ、聖者の御名を呼ぶ者は罪より潔めらるることなかるべし。X/) 汝の口を誓約に慣すな。聖者の御名を呼ぶ習慣を作るな。v.e罪人はその唇によりて捕へられ、罵る者、又高ぶる者はこれによりて躓くべし。g-Gわが子らよ、口の懲戒を聽け、これを保つものは罠に陷らざるべし。d,A貪婪と淫行とに我を捕へしめず、恥知らぬ心を我に與へ給ふ勿れ。3+a情慾をわれより取り去り給へ。m*Sああ主よ、わが父、わが生命の神よ、われに高ぶれる眼を與へ給ふ勿れ。 )9これわが無知増し、わが罪加はらざらんためなり。恐くはわれ、わが仇の前に倒れ、わが敵わがために喜ばん。,(Q我が思想に鞭をあて、わが心に智慧の懲戒を加ふるは誰ぞ。彼等はわが無知のために我を赦さず、又我が罪を看過さず。' 9ああ主よ、わが父、わが生命の師よ、我を彼等の謀に委ね給ふ勿れ。彼等によりてわが倒るるを許し給ふ勿れ。;&oこれによりてわが落つることなく、又わが舌我を滅さざらんがために、何人か我が口に門守を、我が唇に堅き封印を置かんことを。a%;汝のために彼に禍起らば、誰にてもこれを聽くもの汝に告げん。[$/我は友をかばうを恥ぢず、又己をその顏より隱さざるべし。d#A火の前に爐の蒸氣と烟とあり。此の如く血を流す前に罵詈あらん。5"c貧に居る汝の友を信ぜよ、その榮ゆる時喜ばんためなり。その苦難の時には確くこれに縋れ、ともにその嗣業を嗣ぐを得べし。J! 友に逆ひて口を開くとも恐るな、和睦の道あればなり。されど誹謗、尊大、密事の暴露、また騙討、此等のものの前にはいかなる友も去らん。a ;友に逆ひて劍を拔くとも失望すな、其處を出づる道あればなり。a;小鳥に石を投ぐる者はこれを驚かし、友を謗る者は友情を消す。I 眼の傷は涙を流れしめ、心の傷は友情を斷つ。>u高き處にある柵は風に逆ひて立つこと能はざる如く、愚なる者の想像にて恐るる心は、如何なる恐に對ひても立つこと能はざるべし。s_思慮深き理解の上に据ゑられたる心は、研かれたる壁の上の彫刻の飾の如し。D建物を廻らし、これに結び付けたる木材の、地震によりて緩められぬ如く、よき助言によりて建てられたる心は危き時にも恐れざるべし。X)砂も鹽も、また鐵の塊も、悟なき人よりも、負ふに易し。^5鉛より重きものは何ぞ、その名は『愚人』にあらずして何ぞ。/ 愚なる者と多く語るな、悟なき人に行くな、これに心せよ、恐くは汝苦められん。汝はその攻撃にて汚さるべきにあらず。彼より離れよ、さらば汝休を得、その狂氣のために惱まさるることなかるべし。|q 死者のための喪は七日なれど、愚なる者と敬虔ならぬ者とのためには一生涯喪なり。 死者のために泣け、そは光彼を離れたればなり。愚なる者のために泣け、そは悟彼を離れたればなり。死者のために靜に泣け、そは彼安息を得たればなり。されど愚なる者の生命は死にも劣る。% (なし)% (なし)ve愚なる者に語るは眠れる者に語るが如く、終に彼は『そは何なるか』といはん。愚なる者を教ふる人は、土器の破片を糊附にするが如く、又眠れる者をその熟睡より覺すが如し。yk時節外れし話は喪の音樂の如し、されど鞭と矯正とはいかなる時にても智慧なり。jM不敵なる娘は父と夫とに恥を蒙らしめ、その雙方より輕しめらるべし。ve聰き娘は己が夫を得べし。されど恥を來らしむる娘はこれを産みし者の憂なり。[/教養なき子を持つ父に恥辱あり。愚なる娘はその損失なり。d A怠る人は糞堆の汚穢の如く、これに觸るる人は皆その手を振らん。f  G怠る人は汚れたる石に似たり。人は皆これを咎め、また辱しむべし。O 私語は己が魂を汚し、その到る處にて憎まるべし。R 敬虔ならぬ人のサタンを呪ふは、己が魂を呪ふなり。[ /愚人の心はその口にあり。されど智者の口はその心にあり。w見知らぬ人の唇は此等の事によりて悲まん。されど悟ある人の言は重くして量を超ゆ。w戸にて聽くはその人の教の缺けたるに因る。されど悟ある人は恥辱のために悲むべし。pY愚なる者は他人の家の戸より内を窺ふ、されど教を受けし人は外に立たん。ve愚なる者の足は速に他人の家に入る、されど經驗ある人は入ることを恥づべし。^5教訓は悟ある人には黄金の裝飾の如く、右の手の腕輪の如し。ve愚なる者は笑をもてその聲を舉ぐ、されど慧き人は靜なる微笑だもせざるべし。^5教訓は悟なき人にとりては足桎の如く、右の手の手桎の如し。 智慧は愚なる者にとりては破られたる家の如し。智からざる人の知識は、意味なき話の如し。}思慮深き人の口は集會の中にて求めらるべし、人々は彼の言をその心のに思ひ囘らさん。ve愚なる人の談話は道行く時の重荷の如し。されど智者の唇には喜見出さるべし、M~知識ある人もし智き言を聽かば、これを人に薦め、又これに加ふべし。されど放蕩なる人これを聽かば快からず思ひ、これをその後に捨つべし。a};愚人の心の中は破れたる器の如く、何の知識をも保たざるべし。d|A 智者の知識は洪水の如く溢れ、その助言は火の泉の如くなるべし。[{/ 賢からざる者は教へられじ、されど苦きを増す賢さもあり。yzk 律法を守る者は、その趣旨もて治むる者となる。主に對する畏の成就は智慧なり。Xy) 罪人の道は石をもて滑にせられ、その終は陰府の穴なり。Ux# 惡人の集會は包まれたる麻屑の如し、その終は火なり。jwM他人の金錢にて家を建つる人は、己の墓のために石を集むる人の如し。mvS舌に強き者は遠くより知らるれど、悟ある人はその滑る時にこれを知る。guG戒を憎む者は罪人の路にあり。主を畏るる者は心より立ち歸るべし。dtA貧しき人の口より出づる歎願は神の耳に入り、その審判速に到る。gsG虐と烈しき力とは富を荒すべし、かくて高ぶる人の家は荒れ廢れん。Xr)すべての不法は兩刄の劍の如く、その傷には醫の道なし。&qE蛇の顏より逃るる如く、罪より逃れよ、これに近かば噛まれん、その齒は獅子の齒にして人のたましひを殺すなり。p }わが子よ、汝は罪を犯したるか、猶これに加ふな、又汝の以前の罪のために赦を求めよ。Foその愚を隱す人はその智慧を隱す人に勝る。^n5隱れたる智慧も、眼に見えざる寶も、これに何の益かあらん。Xm)供物と贈物とは智者の眼を眩し、口の謎の如く戒を退く。l!己が土地を耕す者は、その收穫物を高く積みあげ、大なる人々を喜す者はその不法につきて赦を得ん。^k5智者は言をもて己を進め、賢き人は大なる人々を喜ばすべし。djA僞人の性質は恥づべきものなり。その恥辱は常に彼とともにあり。ai;盜人は絶えず僞る人に勝る。されど彼等はいづれも滅を嗣がん。ghG僞は人の中の醜き汚點なり。それは絶えず無知なる人の口にあらん。ggG或人はまた、恥辱のために友と約束し、理由なくして彼を敵となす。pfY或人は恥辱の故にその生命を滅し、又その愚なる顏によりてこれを滅さん。^e5或人は機を失ひて罪を妨げらる、その休む時何の煩悶もなし。ddA愚人の口より出づる喩言は却けらるべし、時を外れていへばなり。sc_粗野なる人は時を辨へぬ談話の如し、それは絶えず無知なる人の口にあらん。ab;舖石に滑るは舌の滑に勝る。かくの如く惡人の沒落速に來らん。^a5いかに屡、又いかに多くの人、かく言ひて、人に嘲られしぞ。#`?愚なる者はいはん『我は友をもたず、我にはわが善行を謝するものなし、わが糧を食ふ者は惡しき舌をもつ』と。_-彼は全く與へて多く責む。口を開けば廣告人の如し、今日貸して明日徴らん。かかる人は憎むべき者なり。m^S愚人の贈物は汝を益せざるべし。彼の眼は一つにあらず、多ければなり。[]/ 言に慧き者は愛せらるべし、されど愚人の戲言は流されん。j\M 僅少のものをもて多くのものを買ひ、それを七倍にして返す者もあり。p[Y 名譽に因りて來る恥辱もあり、低き身分よりその頭を高めらるる人もあり。[Z/ 汝を益せざる贈物もあり、その返禮二倍となる贈物もあり。sY_ 不幸の中に居る人に幸福の來ることもあり、利益の、損失に變ることもあり。UX#言多き者は嫌はるべし、己に權威を取る者は憎まれん。W智者は時の來るまで沈默を守るべし、されど呟く者および愚かなる者はその時を見過さん。|Vq答をなすに及ばざれば沈默を守るものあり。その時を知る故に沈默を守る者もあり。vUe沈默を守りて慧しと見らるる者あり。又その言葉多きために憎まるる者もあり。aT;暴力をもて審判を行ふ者は、情慾をもて處女を汚す閹人の如し。S%(なし)mRS怒るよりは戒むる方いかにもよきかな。されど告白をなす者を辱しむな。EQ 過ぎたる戒あり、沈默を守るはむしろ智し。^P5人の服裝、齒の笑、又歩方は、そのいかなる人なるかを示す。pOY人はその外見によりて知らる。汝見る時、智者はその顏によりて知られん。jNM力足らざるため、罪を犯すを妨げらるとも、機を得ば惡をなす者あり。yMkその顏を伏せ、片耳の聾者の如くすとも、知られざる處にては、汝を利用すべし。[L/惡をなし、悲みて首を垂るるも、心には僞の滿つる者あり。sK_巧なれども正しからざる技巧あり。審判を得んために好意を曲ぐる者もあり。gJG少しの悟ありて恐るる人は、多くの思慮ありて律法を犯す人に勝る。XI)惡あり、こは憎むべきものなり。又智慧を缺く愚人あり。[H/されど惡の知識は智慧にあらず。罪人の勸言は悟にあらず。G%(なし)jFMすべての智慧は主を畏るることなり。すべての智慧に律法の成就あり。E%(なし)D%(なし)mCS汝の隣人を嚇す前に、まづ戒めよ。いと高き者の律法に所を得さすべし。dBA心よりにあらで口滑る人あり。その舌をもて罪を犯さざるは誰ぞ。aA;友を戒めよ、讒言しばしば起らん。されどすべての言を信ずな。@友を戒めよ、かれ或はそれを言ひしにあらざらん。もし言ひしならば、再びいはざるべし。?- 友を戒めよ、かれ或はそれをなせしにあらざらん。もし何事かをなせしならば、再びこれをなさざるべし。X>) 矢の、肥りたる腿を刺す如く、言は愚なる者の腹を刺す。j=M 愚なる者は言の故に惱む。女の、その子のために産の苦をなすが如し。v<e 汝何事をか聽きし、それを葬れ、心を強くせよ、それは汝を引き裂かざるべし。O; そは彼は汝に聽き、汝を見、時至らば汝を憎まん。m:S友にも敵にもこれを語るな、又汝にとりて罪とならずばそれを表はすな。m9S汝に語らるることを繰り返へすな、さらば不利益を來たすことなからん。08[語ることを嫌ふ者は過少し。37a心にて樂む者は責めらるべし。s6_急ぎて人を信頼するものは輕率なり。罪を犯す者は己が魂に向ひて犯すなり。I5 蠧と蟲かれを喰ひ、その無恥なる魂滅されん。g4G酒と女は悟ある人をも墮落せしめん。遊女に溺るる者は無恥に過ぐ。x3 k酒に醉ふ勞働人は富むことなからん。小事を輕んずる者は少しづつ倒れ行くべし。j2M!汝の財布に一錢もなき時、借りし金もて酒宴を開きて、乞食となるな。B1 多く奢り樂むな、又その費用に縛らるな。X0)慾望の滿足を汝の魂に許さば、敵の前に笑草とせられん。B/汝の情慾を追ふな、食慾より己を遠けよ。R.言に慧き者は自ら智くなりて、よき箴言を注ぎ出す。a-;理解ある人はすべて智慧を知り、これを見出すものに感謝せん。s,_智者はすべてのことに恐れ、罪を犯さんとする時、これを犯さざるやう心す。a+;朝より夕に至るまで時は移り、すべてのものは主の御前に走る。d*A滿ち足れる日に飢饉の時を、富める日に貧しきと乏しきとを思へ。[)/終の日の御怒を思へ、また御顏を背け給ふ復讐の時を思へ。U(#誓ふ前に汝の誓約を備へよ、主を試むる者の如くすな。'w時に臨みて誓約を果たすを何者にも妨げしむな。義とせらるるを死に至るまで待つな。O&病にかかる前に自ら謙れ、罪を犯す時悔改を示せ。[%/審判の前に己を省みよ、さらば眷顧の時に赦免を蒙るべし。3$a語る前に學べ、病む前に醫せ。[#/愚なる者は憐なく人を責め、嫉む人の供物は眼を衰へしむ。j"M見よ、言は善き供物に勝るにあらずや。されど憐ある人は二つを持つ。m!S露は燒くる熱を消すにあらずや、かくの如く一つの言は供物よりもよし。g Gわが子よ、善き行爲を汚すな。供物をなす時、快からぬ言を用ふな。jMその懲戒を受け、勵みてその審判を求むる者に、主は慈悲を垂れ給ふ。P 人の慈悲はその隣人の上にあり。されど主の慈悲はすべての肉の上にあり。主はこれを戒め、懲し、また教へ、牧者の如くその群を伴ひ歸り給ふ。s_ 主は彼等の終を見、その惡なるを知り給ふ。されば主はその御赦を増し給ふ。a; されば主は人のために永く忍び、その慈悲をこれに注ぎ給へり。  海の水の一滴の如く、濱の眞砂の一粒の如く、永遠の日にありては人生の數年は無きに均し。0[ 人の齡は多くとも百歳なり。s_人は何なるか、何の用か彼にある、その善は何なるか、又その惡は何なるか。gG人終りたる時は始めたるに過ぎず。その止むる時は困惑の中にあり。gG誰も取り、また加ふる能はず、誰も主の驚くべき御業を探る能はず。^5誰か主の稜威の力を宣べ得ん、誰かその諸の慈悲を數へ得ん。ve主は誰にもその御業を宣ぶる力を與へ給はず、誰かその力ある御働を探り得ん。%(なし)-U唯主のみ義とせられ給ふ。T #永遠に生き給ふ者はすべてのものを均しく造り給へり。ve 主は天の高き處にある萬軍と、土と塵なるすべての人とを見そなはし給ふなり。|q何ものか日よりも明るき、しかもこれ猶滅びん、況して肉と血との傾向ある人をや。ykすべてのものは人々の中に在り得ず、そは人の子は死なぬものにあらざればなり。[/主の御慈悲と、主に歸る人々への御教は如何に大なるかな。p Y在らざる者なれば死人には感謝なし。生きて確かなるものは主を讚美せん。v e陰府に在りては誰か生ける人々に代りて、至高者を讚美し、且これに感謝せん。a ;至高者に來りて、不法より遠かり、憎むべきものをいたく憎め。m S主に立返りて、罪を棄てよ。御顏の前に汝の祈をささげ、過を少くせよ。m Sされど悔改むる者に答を與へ、忍耐を失はんとする者に慰藉を與へ給ふ。^5後に主起ちて彼等に報い、彼等の報を彼等の頭に返し給はん。pY人の施濟は主にとりて一つの印なり。主は人の好意を瞳の如く保ち給はん。 J5~~p~}}D||R{{>zzByyLxxhwwwUvvv/uuXttMssss r5qqdq poooNnmmmSllqlkkjFi9hhkgggff\eeeLedAcc|cbbuaaa ``__E^^e^]]6\\w\ [[ZZ1YYlYXXWWbWV{VUU{UTTXSSSRR1QxQ)PPOO5NN!MM\LLHKK"JJ]IIHH]GGLFFEE7DDD#CC+BB`AA}A @@6??">>>X>1==Q<--j,,e,++0**b)))(''v&&n%%s$$z$#"""&!!!= ~ )91om!tJs2-qt Nh > g  5 p w<=c6_Jj>M%智者は祝福をもて滿され、これを見る人々はすべて彼を幸福と呼ばん。X=)%智者は己が民を教へん、その悟の實は信ずべきものなり。j<M%己が魂に對して賢き者あり、その悟の果は口にとりては信ずべきなり。g;G%恩惠は主より彼に來らざりき、彼はすべての智慧を奪はれたるなり。s:_%言巧にして反つて人に憎まるる者もあり。その人はすべての食物を缺くべし。m9S%怜くして多くの人の教師となるも、己が魂を益すること能はぬ者もあり。d8A%四つのこと起る。善と惡、生と死、此等を常に治むる者は舌なり。*7O%心の變り行く徴として、a6;%理性をすべての働の始となせ。思慮をすべての行爲の前に置け。s5_%されど此等のことに勝りて至高者に、汝の道を眞理に導き給はんことを願へ。4}%人の魂は、時に臨みて、望樓に高く坐する七人の衞士に勝り、多くのことを告げんとす。v3e% 汝の心の計畫を、確く立てよ、汝にとりてこれに勝りて信ずべきものはあらじ。A2{% 汝はむしろ敬虔なる人と偕に居れ、汝は其の人を、誡を守る人と知るべし。彼の魂は汝の魂の如く、汝もし失敗たば汝とともに悲まん。r1]% 女とはその競ひ爭ふ者につきて、臆する者とは戰につきて、商人とは貿易につきて、怠慢者とはあらゆる種類の働につきて、汝の家の傭人とはそのなし遂ぐるわざにつきて、怠る僕とは多くの務につきて事を議るな。いかなる計畫につきても此等の人々に意を留むな。m0S% 流目にて汝を見る者と共に事を議るな、汝を猜むものに汝の計畫を隱せ。/% 汝にいはん、『汝の道はよし』と。而して彼汝に向ひて立ち、汝の上に何の起るかを見ん。A.{%汝のたましひ議士に心すべし。汝はその關心の何なるかを豫め知れ。(彼は己のために事を議らん。)恐くは彼汝のに上に籤を投げて、p-Y%議士は皆その議る事を襃む。されど己が利益のためにこれを議る者もあり。[,/%汝の魂の友を忘るな、汝の富の増し加はる時これを棄つな。^+5%腹のためにその友を助くる伴侶は、戰に臨みて楯をとるべし。X*)%友の喜をもて喜ぶ伴侶あれど、患難の時には彼に背かん。y)k%惡しき想像よ、汝は何處より轉り來り、その欺瞞をて乾ける地を蔽はんとするか。R(%伴侶又は友の敵と變る時、死に到る程なる悲なきや。c' A%友は皆いはん、『我も彼の友なり』と。されど唯名のみの友あり。)&K$誰か町より町へ跳び行く、身をよろへる盜人を信ぜん。かくの如く誰か、家なくして夜その到る處に宿る人を信ぜん。s%_$籬なくば所有物荒れ廢れん。妻をもたぬ人は、此處彼處とさすらひて悲まん。I$ $妻を得る者は、己が助手、又支柱をもつなり。v#e$もしその女の舌に慈悲と柔和とあらば、その夫は人の子等の中にある心地せじ。j"M$女の美しさは顏を樂ましむ。されば人は何ものにも勝りてこれを愛す。X!)$女はいかなる男をも受けん。されど或娘は他の娘に勝る。^ 5$頑なる心は憂を起さん。されど經驗ある人はこれに報ゆべし。gG$咽喉は狩にて捕へし食物を味ふ如く、理解ある心は僞の言をも味ふ。a;$腹はいかなる糧にても食せん。されど一つの糧は他の糧に勝る。A{$主よ、御民に關るアロンの祝福に從ひて、歎き求むる者の祈を聽き給へ。さらば地上の人々、汝の永遠の神なる主に在すことを知らん。^5$汝を待ち望む者に報い給へ。さらば人々汝の預言者を信ぜん。pY$始に汝の造り給ひしものに御證を與へ、御名の中にありし預言を起し給へ。X)$シオンを滿し、汝の詔を高め、汝の民に榮光を滿し給へ。^5$ 汝の聖所の町、汝の安息の地、エルサレムに慈悲を垂れ給へ。}$ 主よ、御名によりて呼ばるる民を憐み、初子と等しくなし給ひしイスラエルを憐み給へ。|q$ ヤコブのすべての支族を集め、初よりありし如く、彼等を汝の嗣業となさしめ給へ。a;$ 『我らの外に何者もなし』といふ敵の有司たちの頭を碎き給へ。ve$ 逃れたる者を御怒の火をもて燒き盡し、御民を虐ぐる人々を滅に陷らしめ給へ。a;$時を速にし、御誓を憶え、彼等に汝の力ある業を宣べしめ給へ。R$御憤を起し、御怒を注ぎ、仇を去り、敵を滅し給へ。w$新しき徴を示し、もろもろの奇しき業を行ひ、汝の御手と右の御腕とを崇めさせ給へ。 $ああ神よ、我らの汝を知りし如く、彼らに汝を知らしめ、汝唯一の外に神なきを知らしめ給へ。'$彼等の前に我らによりて自ら聖とせられ給ひし如く、我らの前に彼等によりて大なるものとせられ給へ。[/$主の御手を異邦の上に舉げ、これに主の御力を見させ給へ。L$主をおそるる民をすべての國々に投げかけ給へ。`  ;$我らを憐み給へ、すべてのものの主なる神よ、我らを顧み給へ、j M#旱魃の時に雨雲の起る如く、主の慈悲は特に從ひて苦む者に來るなり。V %#主はあらゆる人に、その行爲に從ひて、又彼等の業に、その思慮に從ひて報い、その民を審き給はん。かくて主はその慈悲をもて彼等を喜せ給ふべし。b =#主は躊躇ひ給はず、憐憫なきものの腰を碎き給ふまで、永く忍び給はざるべし。主は異邦人に仇を報い、高ぶる者の群を散らし、不義なる者の笏を毀ち給はん。8 i#卑き者の祈は雲を貫きて神に到るまで止まらず、至高者の顧み給ふまで離れざるべし。主は義しき審判をもて審判を行ひ給はん。gG#御心に從ひて神に仕ふる者は受けられ、その願は雲にまで達すべし。!#寡婦の涙はその頬に流れ下るにあらずや、その時はこれを倒さんとする者に向ひて揚がるにあらずや。O#主は孤兒の顏と寡婦の呟とを輕しめ給はざるべし。mS# 主は貧しき人に逆ふ者を受け給はず、虐げらるる者の祈を聽き給ふべし。;o# 供物をもて賄賂とすな、主はこれを受け給はざるべし。汝の心を不正の犧牲に向くな。主は審主にして、人を偏り見給はざるなり。F# 報い給ふ主は、七倍をもて汝に報い給はん。}# その與へ給へる所に從ひて至高者に献げ、汝の手にて得たるものを善き眼をもて献げよ。gG# いかなる供物にても快き顏もてなし、喜をもて汝の十一税を納めよ。R#善き眼をもて主を崇め、汝の手の初穗を惜まで出せ。R#義人の犧牲は承けられ、その記憶は忘られざるべし。g~G#義人の供物は祭壇を豐にし、その美はしき薫は至高者の御前にあり。F}#これはすべて誡のために行ふべきものなり。6|g#主の御前に空しき手にて出づな。d{A#惡より離るるは主の喜び給ふ所なり。不義を去るは宥の供物なり。dzA#恩に報ゆる者は麥粉を供へ、施濟をなす者は感謝祭の犧牲を献ぐ。oy Y#律法を守るものは供物を多くし、誡に心を用ふる者は酬恩祭の犧牲を献ぐ。x-"その罪のために斷食する人、出でて再び罪を犯さば、誰かその祈を聽かん。又己を辱めて何の益をか得し。ww"屍體に觸れたる後身を洗ひて、再びこれに觸れなば、その洗ふことに何の益あらんや。Xv)"一人は祈り、一人は呪ふ。いづれの聲を主は聽き給ふや。muS"一人は家を建て、一人はこれを毀つ。勞苦の外に彼等は何の益をか得し。t"その活計を奪ふ者は隣人を殺す者に等し。傭人よりその賃金を奪ふ者は血を流す者に等し。vse"ささやかなパンは貧しき者の生命なり。これを彼より奪ふ者は血を好む者なり。rw"貧しき者の所有物より犧牲を携へ來るものは、父の眼の前にてその子を殺す者に等し。|qq"至高者は敬虔ならぬ人の供物を喜び給はず、又犧牲の多きによりて罪を赦し給はず。p"不正なるものを犧牲とする人は、その供物嘲らる。不法なる人の嘲は嘉せらるることなし。ao;"主は魂を起たしめ、眼を明にし、醫と生命と祝福とを與へ給ふ。An{"主の眼は主を愛する人々の上にあり。力ある護り、強き支柱、熱き風よりの隱家、眞晝の日を避くる蔭、躓の防禦、倒れたる時の救ひ。sm_"幸福なるかな。主を畏るる人の魂。その依り頼む者は誰ぞ。その支柱は誰ぞ。glG"主を畏るる者は驚かず、又怖ぢざるべし。主はその希望なればなり。sk_" 主を畏るる人々の靈は生くべし。その希望は己等を救ひ給ひし者の上にあり。jjM" われ屡危險に遭ひて死なんとせしが、此等のことによりて救はれたり。diA" われさすらい歩きて、多くの事を見たり。わが悟はわが言に勝る。dhA" 經驗なき人は僅のことを知れど、さすらい歩きし者は事に熟練す。jgM" よく教へられし人は多くの事を知り、多くの經驗ある人は知識を説く。dfA"僞なく律法は成就せらるべし。眞實なる人の口にある智慧は全し。^e5"夢は多くの人を惑はしぬ。彼等はこれに依り頼みて倒れたり。d"此等のもの、もし至高者にありて眷顧の時に遣されしにあらずば、これに汝の心を與ふな。yck"先見と卜占と夢は虚しきものなり、産の苦をなす女の如く、その心空想に驅らる。vbe"汚れたるものをもて何ものを潔め得んや。眞なるものはいかで僞より來らんや。Xa)"夢の幻は彼に對する此の如く、顏と顏との似たるに等し。U`#"その心を夢に置く人は、影を捉へ、風を追ふ者の如し。c_ A"虚しき僞の希望は悟なき人のものなり。夢は愚なる人に翼を與ふ。_^7!僕あらばこれを己の如くに取り扱へ、そは己が魂の如く汝これを要せん、もしこれを虐げなば彼去りて逃れ行かん、汝いづれの道に彼を搜し出さんとするか。^]5!僕あらばこれを己の如くせよ、汝血をもてこれを買ひしなり。^\5!何人にも度を過ぎて事をなすな。又判斷なく何事をもなすな。[[/!彼に相應しき働を與へよ、若し從はずばその桎を重くせよ。^Z5!怠らぬやうこれを働かせよ、怠慢は多くの惡しきことを教ふ。dYA!軛と革紐とは首を馴らす。惡しき僕のためには拷問と苛責とあり。jXM!僕を働に就かしめて汝は休むべし、その手をゆるめなば自由を求めん。RW!秣と鞭と荷物とを驢馬に、パンと懲戒と働とを僕に。XV)!汝の生命の終る日に、死の日に、汝の嗣業を分け與へよ。RU!すべて汝の業をもて人に先だち、汝の名譽を汚すな。[T/!汝の子ら汝に求むるは、汝が子らの手より求むるに勝れり。Ou!我はすべてのものの終に眼を醒し、葡萄摘の後を拾ひ集むる者の如くせり。主の惠によりて進み、葡萄摘の如くわが酒槽を充したり。N}!かくの如く至高者の御業はすべて、一つのものは他のものに對し、二つづつ存するなり。gMG!惡に對する善、死に對する生の如く、敬虔なる人に對する罪人あり。kLO! 陶器師の手にある粘土の如く、主のすべての道はその聖旨に從ひて造られたり。かく人は皆これを造り給へる主の御手の中にありて、その御審のままにせらるるなり。)KK! 或ものをば祝し高め、或ものをば聖として己に近づかしめ、或ものをば呪ひて低くし、これをその所より覆し給へり。[J/! その豐なる知識をもて主これを分ち、諸の道を造り給へり。XI)! すべての人は地より出で、アダムは土をもて造られたり。dHA! その或ものをば高め、また潔め、或ものをば常の日となし給へり。aG;!これは主の知識によりて分たる。主は期節と祭とを定め給へり。vFe!年の如何なる日の光も皆太陽より來るに、いかなれば或る日は他の日に勝るか。^E5!種馬は嘲る友のごとく、如何なる人これに乘るとも嘶くなり。RD!愚人の心は車の輪の如く、その思は廻る軸木の如し。[C/!言に備せば、人に聽かるべし。教訓を綴りて汝の答をなせ。mBS!悟ある人は律法を信ずべし、律法はその人にとりて託宣の如く眞實なり。gAG!智者は律法を忌まざるべし、されど僞善なる人は嵐の中の船の如し。@ }!主を畏るる者には何の惡も起らざるべし、されど時に臨みて主これを試に逢はせ給はん。y?k 律法を信ずるものは誡にこころを用ひ、主に依りたのむものは損を受けざるべし。a>; いかなる道にも己が魂を信ぜよ、これは誡を守る道なればなり。$=C 己が子らに心せよ。*<O 滑なる道にも注意せよ。<;s 爭の道に行くな、石ある處に躓くな。[:/ 思慮なく何事をもなすな、一度なすともこれを繰り返すな。89i 思慮ある人はその目的を等閑にせざるべし。怪しげなる、高ぶる人は、思慮なく行ひたる後にても、恐をもて怯むことなからん。U8# 罪深き人は非難を避け、己が意のままに審判を受けん。d7A 主を畏るる人々は審判を見出し、義の行爲を光の如く輝かすべし。m6S 律法を求むる者は、律法をもて滿されん。されど僞善者はこれに躓かん。m5S 主を畏るる者はその懲戒を受くべし。夙に主を求むる人々は恩惠を得ん。g4G 此等のことのために、汝を造りて善きものを飮ませ給ふ主を祝せよ。v3e そこにて汝の娯樂をとり、心にあることをなせ。高ぶりの言をもて罪を犯すな。j2M よき時に起ちあがりて最後となるな。たゆたふことなく速に家に歸れ。[1/ 雷鳴の前に電光のある如く、恥を知る人の前には好意あり。s0_ 大なる人々とともにあらば己を彼等と等しくすな、他の人語る時喧しくすな。/w 汝の話を縮め、多くのことを少しの言にて語り、知りてその舌を制ふる者の如くせよ。g.G 若き人よ。必要あらば語れ、されど二度乞はるるにあらずば語るな。U-# たのしき酒に伴ふ樂の音は、金細工の中の緑玉の如し。O, 酒宴の樂の合奏は、金に嵌めたる紅玉の印の如し。a+; 樂の奏でらるる時に語り出すな、時に外れて汝の智慧を表すな。g*G 長老たる者よ。汝に相應しく、正しき悟をもて語り、音樂を妨ぐな。)3 汝の務を悉く果したる時、席に着け。これ汝彼等のために喜ばれ、汝のよき整理の故に冠を受けんためなり。"( ? 汝饗宴長に舉げらるるとも、自らを高しとすな。同席の人々の一人の如くなり、彼等のためを計りて後に坐せよ。'-酒宴の席にて隣人を責むな。又その樂の時これを侮るな。非難の言を口にすな。また負債の返濟を迫るな。p&Y醉酒は愚なる者の怒を増して己を害はしめ、その力を弱め、また傷を加ふ。X%)度を過して飮まれし酒は魂の苦きにて、怒と爭とを伴ふ。X$)時に從ひて適宜に飮まれし酒は心の喜、また魂の悦なり。G#酒は適宜にこれを飮まば、人にとりて生命の如く善きものなり。酒なき人に何の生命かある、酒は人を喜ばしむるために造られしものなり。|"q坩堝の、鐵を浸してその質を試むる如く、酒は高ぶる人の爭によりてその心を試む。O!自ら酒に強きを示すな、酒は多くの人々を滅しぬ。p Y食ふことに吝嗇なる人をば、町舉りてささやき、その吝嗇の證確とならん。gG食ふことに寛大なる人をば人々祝福し、その優れたる證信ぜられん。8i我に聽け、わが子よ、我を輕んずな、終には汝わが言の眞なるを知らん。汝のすべての業に速なれ。さらば何の病も汝に來らじ。[/強ひて食をすすめられなば中途にて起て、さらば休を得ん。2]健なる睡眠は適宜の食事より來る、夙に起きて心すがすがし、睡眠足らぬ苦しさと胃腸の痛みは飽くことを知らぬ人にあり。jM自制ある人は少許にて滿足し、その床の上にて息苦しくなることなし。U#多くの人と共に坐するとき、手を彼等の前に延ばすな。s_先づ自制のために卓を離れ、飽き足らぬ如くすな、禮を缺かざらんためなり。-汝の前に置かれたるものを相應しき人の如く食へ、されどこれを食ひて貪るな、恐らくは汝人に嫌はれん。gG己のことによりて隣人のことを思ひ、すべてのことにこれを辨へよ。pYその眺むる處には何處にも汝の手を延ばすな、又汝の手を皿に突き出すな。3 記憶せよ、嫉む眼は惡しき眼なり。眼に勝りて惡なるの曾て造られしや、それはすべての顏に涙を流さしむ。s_ 汝は大なる食卓に就くか、貪るな、又『その上に多くのものあり』といふな。L その財産は確とせられ會衆はその施濟を告げん。5c 試みられて完しと見られしは誰ぞ、これを崇めよ。罪を犯す力ありて犯さざりしは誰ぞ、惡をなす力ありてなさざりしは誰ぞ。yk それは誰ぞ、我らこれを幸福と呼ばん。彼はその民の間に驚くべきことをなせり。dA幸福なるかな、缺けたる所なく、又黄金を追ひ求めざる富める人。wそれは之に犧牲を獻ぐる人々にとりて躓となり、すべての愚人はこれに捕へらるべし。X)多くの人は黄金のために滅に渡され、その終彼等に迫る。d A黄金を愛する者は正しとせられず、滅を追ふものは自ら滿されん。X )貧しき人はその乏しき財をもて勞し、その休む時猶乏し。g G富める人は財を集めんとて勞し、その休む時善きものをもて滿さる。[ /眠らざる思煩は睡眠を求めしめ、重き病は不眠に陷らしむ。Z  /富のための警戒は肉體を衰へしめ、その思煩は睡眠を奪ふ。?y快活なる善き心は飮食に意を用ふべし。^5嫉と怒とは人の齡を短くし、煩悶は時來る前に人を老いしむ。'汝の魂を愛し、汝の心を慰め、また悲哀を汝より遠けよ。悲哀は多くの人を滅し、その中に何の益なし。I 人の生命は心の喜なり、高き齡は人の歡なり。X)汝の魂を悲哀に付すな。汝の計畫をもて己が身を惱すな。O處女を抱きて呻く閹人の如く、眼に見て呻くなり。供物は偶像に何の益あらんや。食ふことも嗅ぐことも能はず。主によりて苦めらるる者も此の如し。jM塞がれし口の上に注がれたる善きものは墓の上に置かれし食物の如し。X)死は苦き生命に勝り、永遠の安息は絶えざる疾病に勝る。R身體の健さに勝る富はなく、心の喜に勝る歡はなし。m~S健康と善き體格とはすべての黄金に勝り、強き身體は限りなき富に勝る。d}Aその體格強く、健なる貧しき人は、その身體弱き富める人に勝る。|w 汝の子を懲し、彼のために苦心せよ、その恥知らぬ行爲汝を怒らしめざらんためなり。{! 若き時その首を壓へ、幼き時その脇を打て、恐くは彼頑固になりて汝に從はず、汝の魂を惱ましめん。Uz# その若き時これに自由を與ふな、又その愚を見逃すな。jyM 彼と共に笑ふな。恐くは汝かれと共に悲み、終には切齒するに至らん。dxA 子を甘えしめば、かれ汝を恐れしめ、共に遊ばば汝を憂へしめん。Uw#馴らさぬ馬は強情となり、我が儘なる子は頑固となる。mvSその子を甘えさす者は己が傷をつつみ、子の叫ぶ毎にその心を煩はさん。guG彼はその敵に仇を報ゆる者、その友に恩を返す者を、己が後に遺す。Rtその生ける間これを見て喜び、死ぬる時にも悲まず。ss_その父は死ぬとも、死なぬが如し。その後に己の如き人、一人を遺せばなり。grGその子を教ふる者は敵に嫉を起さしめ、友の前に彼のために喜ばん。jqMその子を懲しむる者はこれを益し、その知人の間に彼につきて誇らん。fp G子を愛する者は絶えずこれを鞭打たん。終にその喜を得んためなり。goG室借の難題と金貸の誹謗。これは思慮ある人には厭はしきことなり。n}『旅人よ、名譽の坐より出で行け。我が兄弟わが客として來る。われはわが家を要す。』m}『ここに來れ、旅人よ、食卓を備へよ、汝の手に何ものか持たばそれをもて我を養へ。』Xl)ねぎらい、又酒を飮ましめて、しかも汝は感謝を受けず。k家より家に移り行く生活は慘し、旅人として居る處にては、汝は己が口をも開かざるべし。6jg小なるにも大なるにも滿足せよ。diA丸木小屋に住む貧しき人の生活は他人の家の奢りたる饗應に勝る。dhA生くるに無くてならぬは、水とパン、又裸體を蔽ふ衣と家となり。^g5己が力に從ひて汝の隣人を助け、自ら倒れざるやうに心せよ。af;保證にて失敗し、事業にて利を得んとする罪人は訴へらるべし。>eu保證は多くの豐なる人々を落魄れしめ、海の浪の如くこれを搖り動かし、富める人々をその家より追ひ出して異國に流離はしめたり。Fd恩を忘れし者は己を助けたる人を無視にす。0c[罪人は保證人の財産を滅す。[b/保證人の親切を忘るな、彼はその生命を汝に與へたるなり。|aq善人はその隣人に向ひて保證人となる、されど恥辱の心を失ひたる者はこれを避く。R` 強き楯、重き鎗にも勝りてこれは汝を敵に勝しめん。[_/ 汝の岸に施物を貯へよ、これは汝をすべての惱より救はん。s^_ 至高者の誡に從ひて汝の寶を積め、さらばそれは黄金にも増して汝を益せん。p]Y 兄弟又は友のために金錢を失へ、石の下にこれを置き、錆びしめて失ふな。p\Y 誡のために貧しき人を助け、その必要に從ひて、これを空しく去らしむな。[[/されど卑き人に向ひては忍耐し、これに施濟を待たしむな。mZS多くの人かかる惡のために貸すことを避け、徒らに欺かれんことを恐る。 Y 貸主勝つ時にても辛うじて半を受け、これを拾ひものの如く思はん。然らざる時はその金を奪はれしにて、理由なく互に敵となる。その人呪と罵とを彼に返し、名譽に代へて恥辱を返さん。MXこれを受くるまでは汝の手に接吻し、己が隣人の金錢につき謙りて語る。されど支拂の時來れば期限を延し、重き言を用ひ、時の短きをかこつ。W多くの人借りしものを風に吹き落されし果實の如く思ひ、己等を助けし人々を惱ますなり。vVe汝の言を確くし、人との信用を保て。さらば汝は常に己が求むるものを得べし。UU#必要の時に隣人に貸し、定められたる時に隣人に返せ。iT M隣人に貸すものは親切を示し、その手をもて彼を強めし者は誡を守る。sS_これによりて滑らぬやう心せよ、恐くはなんぢ、罠をかくる者の前に仆れん。LR汝の言の重さを量り、汝の口に戸と閂とを造れ。XQ)荊棘をもて汝の所有物に籬を施し、汝の銀と金とを縛れ。AP{主を棄つる者はその中に陷らん。焰彼等の中に燃えあがりて消されざるべし、それは獅子の如く彼等に遣され、豹の如くこれを滅さん。O されどもそれは敬虔なる人にとりては何の力もなし、彼等はその焰によりて燒かれざるべし。UN#その死は惡しき死にして、陰府反つて、これに勝れり。IM その軛は鐵の軛にして、その綱は銅の綱なり。L'幸福なるかな、舌より掩ひ護られ、その怒の中を過ぎず、その軛を引かず、その綱をもて縛られざる人。|Kq劍の刄によりて、多くの人仆れたり。されど舌によりて仆れたる人の如く多からず。UJ#鞭にて打たば痕を作らん、舌にて打たば骨をも碎かん。dIAこれに心を用ふるものは休を得ず、又靜なる處に住むを得ざらん。gHG第三のものの舌は勇氣ある女を投げ出し、彼等よりその働を奪ひぬ。SG第三のものの舌は多くの人を震ひ動かし、彼等を國より國へ散らしめぬ。強き町もこれによりて滅され、大なる人の家もこれによりて覆へされたり。dFA 私語者と兩舌の者とを呪へ、彼等は多くの平和なる人々を滅せり。pEY 火花を吹かば燃えあがり、これに唾せば消えん。二つとも汝の口より出づ。dDA 急ぎて初められし爭は火を燃やし、忙しき鬪は血を流すに至らん。,CQ 薪の火に從ひて燃ゆる如く、爭も激しさに從ひて増さん。人は力に從ひて、怒を起す如く、富に從ひてまた怒を増さん。XB) 罪深き人は友を惱まし、平和なる人々の中に讒謗を投ぐ。pAY爭より遠ざかれ、さらば汝の罪を少くするを得ん。怒り易き人は爭を起す。a@;誡を憶えて隣人を怒るな、至高者の契約を憶えて無知を看過せ。a?;汝の臨終を思ひて敵意を捨てよ。死と腐敗とを思ひて誡に居れ。^>5自ら肉にして猶怒を起さば、誰かその罪のために贖をなさん。^=5己に等しき人を憐まずば、いかで己が罪のために祈り得べき。O<他人に向ひては怒りつつ、主より醫を求め得るか。U;#隣人より受けし損害を赦さば祈る時汝の罪赦さるべし。f: G復讐する者は主によりて復讐せらるべし。主はその罪を憶え給はん。U9#怒と憤、これも亦憎むべきものにて、罪人の所有なり。8 敬虔なる人々の倒るるを喜ぶものどもは罠にかけられ、その死の前に苦惱これを喰ひ盡さん。d7A嘲と罵とは高ぶるものより來り、復讐は獅子の如くこれを待伏す。 6惡事を行ふ者には、その惡事己が上に轉り來らん、彼はその何處より來れるやを知らざるべし。p5Y穴を掘るものは自らこれに陷らん、罠を据うるものは自らこれにかからん。4天に向ひて石を投ぐる者は己が頭の上にこれを投ぐるなり。僞の打撃は傷を負はしむべし。j3Mわが憎む多くのものの中に彼の如きはなし、主もまた彼を憎み給はん。#2?汝の眼の前にはその口美はしく語り、汝の言に驚くとも、やがてその口を變へ、汝の言をもて反つて躓となさん。y1k眼をしばたたくものは惡事をたくらみ、誰も彼もこれより遠ざくることなからん。s0_傷の包まるる如く、讒謗は和げらるべし。されど祕密を發くものには望なし。[//これを追ふな、彼は遠く去り、罠を免れたる鹿の如く逃る。m.S手より放ちし小鳥の如く、汝はその隣人を去らしめ、再びこれを捕ふな。[-/そは敵を滅せる人の如く、汝隣人の友情を害ひたればなり。j,M友を愛し、これを信ぜよ。されど若し汝その祕密を發かば彼を追ふな。U+#祕密を發く者は信用を失ひ、その心に友を得ざるべし。a*;誇る者の爭は血を流すにいたり、その罵は聽くものを憂へしむ。d)A多く誓ふ人の言は頭髮を逆立たしめ、その爭は人の耳を掩はしむ。 .)~~ }}t|||.{{uzzzGyy?xxFww~vvutttBsssrr,qpponmmPllsk`jj_jihh7gg>ff?ee}e dccFbaaka`___1^^J]]\_\[[ZZ=YYWX{XWWCVUUU3TTTSSRR:QQPPP OOBNN_MM?LLwKK0J`IHH/GG^FFFEE(DDQCCBBkAA@??>>F==`<<;;;&:R9877l7'66A544P33y221100*//A..--V,,N++^**x*))O((;''F&&&)%%I$$S##~#""!!!V zJnW4>?D{BuUW > 8 #vS.y/k.民の前に誰かかくは確く立ちしぞ。主自らその敵を彼の許に携へ來り給へるなり。p.Y.その手を高く舉げ、その劍を町々に差し延べて、いかに彼は光榮を得しむ。2- _.ヌンの子ヨシュアは雄々しき軍人にて、預言に於てはモーセの後繼者なりき。彼はその名の如く主の選び給ひし民の救のために、大なる者となり、彼等に逆ひて起り立てる敵に讐いて、イスラエルにその嗣業を與へたり。;,o-神は汝らの心に智慧を與へて、義をもてその民を審かしめ給ふ。これ彼等の善きもの滅されず、その榮光代々に及ばんがためなり。M+-主は又ユダの族なるエサイの子ダビデと契約をなし、王の嗣業を彼のものとし、子より子に傳へしめ給へり。アロンの嗣業も亦その裔に及びぬ。5*c-されば平和の契約彼のために建てられ、彼は聖徒らとその民の指導者となり、彼とその裔とは祭司の位を永遠に保つに至れり。V)%-エレアザルの子ピネハスはその光榮第三位なり。そは彼主の畏に熱心にて、民の背ける時、魂の勇氣をもて確く立ち、イスラエルのために贖をなせり。)(K-されど民の地に於ては彼は何の嗣業もなく、民の間には何の分もなかるべし。そは主自ら汝の分前又嗣業なればなり。g'G-彼等は、主が彼とその子孫のために與へ給ひし主の犧牲を食すべし。&-主はアロンに光榮を加へて嗣業を與へ、收穫の初穗を彼に分ち、その糧を豐に備へ給ひぬ。)%K-主これを見て心喜ばず、その御怒をもてこれを滅し給へり。彼等に奇しき力を現し、燃ゆる火をもて燒き盡し給へり。M$-異族の者らは彼に逆ひて共に集ひ、荒野にて彼を嫉みぬ。即ちダタンとアビラムとその徒黨、及びコラの會衆にて、怒と憤とをもて彼に問へり。 #9-主はその誡の中に審判の契約の權を與へ、ヤコブに證言を教へ、その律法をもてイスラエルを照さしめ給へり。;"o-主はすべての生ける人の間より彼を選び、その民の贖をなさんため、記念として犧牲と香とかぐわしき馨とを主に献げしめ給へり。w!g-モーセは彼を聖別し、聖き油をこれに注げり。これは彼とその裔のため、天のすべての日の間、主に仕へて祭司の務を果し、御名によりてその民を祝せんがための契約なりき。I  -その犧牲は日毎に二度、悉く燒き盡さるべし。 - 彼の前にはかかるものなく、他人はこれを着ず、唯彼の子等とその裔のみ常にこれを着たり。D- その上に印の如くに『聖』と彫りたる、頭帽の上の金の冠をもて、名譽の裝飾、力の業、善美を盡したる眼の欲をもてこれを裝ひ給へり。A{- 縫物師の手に成る撚絲の紅をもて、イスラエルの支族の名を彫りて記念としたる、珠玉師の作れる、金に嵌めたる印の如き寶玉をもて、- 黄金と青と紫とをもて刺繍を施しし聖き衣をもて、審判の胸當をもて、ウリムとトンミムとをもて、G- 又主は金の石榴をもて裾を廻らし、その周圍に鈴をつけ、歩む時音を出さしめ、民の子らの記念のために、宮にてその音を聽かしめ給へり。--主は彼に完き光榮を着せ、力の衣をもてこれを強め、麻の股引と長き衣、及びエボデをこれに着せ給へり。5c-これと永遠の契約を建て、民の祭司職をこれに與へ給へり。主は美しき裝飾をもて彼を祝し、榮光の衣を彼に纏はしめ給へり。dA-主は、彼の如き聖なる人、レビの族なる彼の兄弟アロンを高くし、#-主は彼にその御聲を聽かしめ、厚き暗闇の中に彼を伴ひ、親しく彼に近づきて誡を與へ給へり。即ちそれは生命と知識との律法にして、ヤコブに契約を與へ、イスラエルの審判を教へんがためなり。ve-主はその誠實と柔和とのために彼を潔め、すべての肉の中より彼を選び給へり。>u-その御言をもて主は奇しき業を止めしめ、王たちの前に彼を崇め、その民のために彼に誡を與へ、その榮光の幾分を彼に示し給へり。ve-主は彼に聖徒の光榮の如き光榮を與へ、その敵の恐をもてこれを大にし給へり。U %-主はことにすべての肉の眼に恩惠を得し、慈悲深き一人の人を起し給へり。それは、神と人とに愛せられし人、モーセにしてその記念は祝福にて滿つ。M,又主はこれをヤコブの頭に止まらしめ、その祝福をもて彼を認め、その嗣業をこれに與へ、その分前を分ち、これを十二の族の間に分ち給ひぬ。 ,イサクに向ひて、その父アブラハムのために、同じくすべての人の祝福と契約とを建て給へり。#,されば主御誓をもて彼に臨み、國々はその裔によりて祝せられ、彼は地の砂の如く殖され、その裔は星の如く高められ、海より海に至るまで河より地の端に至るまで地を嗣ぐべきことを證し給へり。,Q,彼は至高者の律法を保ち、これと契約をなせり。その肉體にて彼は契約を建て、試みられし時その信仰を認められたり。yk,アブラハムは國々の群の大なる父となり、彼の如く光榮を持てる者は出でざりき。| q,永遠の契約は彼と共になされ、すべての肉は最早洪水のためには亡びざるに至れり。 !,ノアは全くして義と認められ、御怒の時に世のために身代となり、洪水來りし時、殘れる者となりぬ。d A,エノクは主の御心にかなひて移され、代々に悔改の模範となれり。I  ,民はその智慧を宣べ、會衆はその譽を語らん。R ,彼等の身體は平和に葬られ、その名は萬代に生きん。R, その種は永遠に殘り、その光榮は消え失せざるべし。L, 彼等の種は確く、その子らは彼等のために立つ。dA, その種と共に善き嗣業は常に殘らん。その子らは契約の中にあり。jM, されど彼等は慈悲深き人々にして、その義しき行は忘れられざるなり。&E, 或者は何の記念をも殘さず、世になかりし如くにして死に、生れざりし如く、又その子らをも殘さざる如くなりき。jM,彼等の中には人々その譽を現はさんがために名を後に殘ししものあり。X),かかる人々は皆その代に尊ばれ、彼等の日の光榮なりき。B,才能ありてその住居に平和に住みし人々。9m,音樂の調を尋ね、歌を書しし人々。 ,その計畫による民の指導者、その悟によりて民のために學者となり、その教訓の言の慧き人々。~3,その國に主たりし人々、その力のため名を揚げ、その悟をもて計畫をなし、預言をもて音づれを告げし人々。v}e,主は彼等によりて大なる榮光を現はし、始めよりその大なる力を現はし給へり。`| ;,いざ我ら名ある人々と我らを産みし我等の先祖たちとを稱へん。O{+"主は萬物を造り、敬虔なる人に智慧を與へ給へり。vze+!これよりも大なる多くの事は隱さる。我等は唯その御業の少許を見しに過ぎず。myS+ 主を見てこれを宣ぶるものは誰ぞ、主に相應しくこれを崇むる者は誰ぞ。x+主を讚むる時、汝の全力を新にして倦むな。汝は決してこれを遂ぐること能はざればなり。aw;+主を崇むる時、力を盡してこれを讚めよ、主は猶これに勝らん。Lv+主は恐るべく、いと大にして、その御力は奇し。u}+いかにして我らは主を崇むる力を持つか、主は大にしてその造り給ひし御業の上にあり。 t+我らは多くのことを言へども、これをなす能はず、『主は一切なり』とは我らの言の總括なり。dsA+主によりてその終遂げられ、その御言によりてすべてのもの成る。mrS+その中には驚くべき奇しき御業、生命ある諸のもの、海の怪の族もあり。mqS+海を帆走る者はその危きを語る。己が身をもて我等これを聽き、且驚く。Up#+その御心をもて主は淵を鎭め、島々に樹を植ゑ給へり。goG+疾く降る霧はすべてのものの醫なり。暑さの後の露は喜を與ふべし。Xn)+それは山々を食ひ盡し、野を枯し火の如く青草を滅さん。vme+寒き北風吹きて、水を凍らし、如何なる水溜にも及びて、水に胸當をつけしむ。ylk+主は又白き霜を鹽の如く地の上に注ぎ、これを固めて荊棘の刺の如くになし給ふ。Xk)+眼はその白き美しさに驚き、心はその降り來るに驚かん。5jc+その雷の聲、また北風と旋風とは地を呻かしむ。鳥の飛び下る如く主は雪を播き散らし、蝗の飛ぶが如くにこれを降らせ給ふ。ai;+主の顯れ給ふ時、山は震ひ、その御心に從ひて雨風吹き起らん。ghG+その大なる御力をもて主は雲を聚め、これを碎きて霰となし給へり。Xg)+その御庫はこのために開かれ、雲は鳥の如く飛び出でぬ。gfG+ その命をもて主は雪を迅く降らせ、その審判の電光を速に送り給ふ。yek+ それは榮光の輪をもて天の周圍を廻らす。至高者の手これを伸べ擴げ給へるなり。ddA+ 虹を見、これを造りてその輝をいとも美しくし給ひし主を讚めよ。c+ 聖者の御言に從ひて、此等のものはそのふさわしき位置を守り、その見張を弱めざるなり。Ub#+ 天の美、星の光榮は、主の高き處に光を與ふる器なり。,aQ+月々はその名によりて呼ばれ、その遷變は驚くばかりなり。高き處にては天の萬軍の器となりて、その蒼空に輝き出づ。L`+月より祭日の徴、即ち滿つる時に缺くる光來る。g_G+月も亦すべてのことをその期節に從ひてなし、時と世との徴を告ぐ。m^S+大なるかな、これを造り給ひし主。主はその御言をもて御歩を進め給ふ。>]u+爐に火を吹く人は暑き業を攬る。されど日はこれに勝ること三倍なり。山を燒き、火の湯氣を吐き、輝く光を送りて人の眼を眩ます。m\S+午に至ればそれは地上を燒く。誰かその燃ゆる熱氣に逆ひて立つを得ん。v[e+日出づる時、その行く處に音づれを告ぐ。こは驚くべき器、至高者の御業なり。iZ M+高き處の誇はその潔き蒼空にあり、天の美しさはその榮光の輝にあり。jYM*一つのものは他の善きものを建つ。主の榮光を見て滿さるる者は誰ぞ。X'*すべてのものはみな二重にて、一つのものは他のものに對す。主の造り給へるものに全からざるはなし。vWe*此等のものはすべて永遠に、生きて存り、そのあらゆる用のために、悉く從ふ。mVS*主のすべての御業はいかに望ましきかな。それは火花の如く見らるべし。nUU*永遠より永遠に在し給ふ主は、その智慧の力ある御業を整へ給へり。これに加ふる何ものもなく、これより削る何ものもなし。主は一人の議士をも用ひ給はざりしなり。[T/*いかなる思も彼を逃れず、如何なる言も彼に隱れざるべし。vSe*主は過ぎたるものと來るべきものとを宣べ、隱れたるものの足跡を現し給はん。 R9*主は深き處を探り、又心を探り、その巧なる計畫を悟り給ふ。至高者はすべての知識を持ち、世の徴を見給ふ。qQ[*主はその驚くべき御業を宣べんために聖徒たちに力を與へ給はざりき。その御業は力ある主の確く定め給へるものにして、如何なるものもその榮光の中に建てらるるなり。UP#*光を與ふる日は萬物に臨み、主の御業は榮光にて滿つ。mOS*我今主の御業を告げ、我が見たる事を宣べん。主の御言にその御業あり。sN_*男の惡は、巧に人をあしらう女、又汝に恥づべき非難を來らしむる女に勝る。BM* 衣より蠧出づる如く女より女の惡出でん。mLS* いかなる人をも、その容貌美きがために見るな。又女たちの間に坐すな。SK* 頑なる娘のためには嚴しき見張をなせ、恐くは彼汝の敵の笑草となり、町のもの笑となり、人々の間に惡しき名を立てられ、群衆の前に汝を辱めん。JJ * 處女の時には、瀆されて子を持ち、父の家にあらんことを恐れ、夫を持つ時には過誤に陷らんことを、嫁ぎし時には石婦にならんことを恐る。MI* 娘は父にとりて人知れぬ心勞の種なり。その心勞は眠をすら奪ふ。若き時には、その齡の花散らんことを恐れ、嫁ぎては、憎まれんことを恐る。PH*無智なる人と愚なる人、若者と競ふ甚しく老いたる人を教ふるを恥づな。これ汝もよく教へられてすべての生ける人の前に認められんがためなり。pGY*汝の渡すものは何にてもこれを數へ又量り、受渡にはすべて證書を用ひよ。^F5*惡しき妻にとりて封印は善し。手多き處には汝の手を閉ぢよ。 E9*商人の差別なき賣方につきて、子供を屡矯正することにつきて又惡しき僕の脇を打ちて流す血につきて耻づな。ID *秤と重さの正確につきて、量の多少につきて、sC_*伴侶また旅人と共に計り算ふることにつきて、友の遺産よりの贈物につきて、B}*即ち至高者の律法とその契約とにつきて、敬虔ならぬ者に對する公平なる審判につきて、]A 5*此等のことにつきて恥づな、又これによりて人を罪に置くな。X@))かくて汝は眞に恥を知り、すべての人の前に惠を得べし。y?k)汝の聞きしことを繰返し又語ることにつきて、又祕密を發くことにつきて恥ぢよ。M>)若き婢を用ひ過ぐることにつきて、又その床を犯すことにつきて、非難の言を友に語ることにつきて、又與へたる後これを責むることにつきて、 =9)汝の顏を親戚に背くることにつきて、分前又は供物を取り去ることにつきて、夫ある女を視凝ることにつきて、s<_)汝に挨拶する者の前にての沈默につきて、遊女なる女を眺むることにつきて、A;{)汝のさすらいし地に對しては盜につきて、又神の眞理とその契約につきて、食卓に倚りかかることにつきて、貸借に關る惡口につきて、:-)審判者と有司との前に己が犯しし罪を、會衆と民との前に不法を、伴侶と友との前に不正の取扱を恥ぢよ。[9/)父母の前に淫行を、有司と力ある人々の前に虚僞を恥ぢよ。28])さればわが言を敬へ。あらゆる恥を保つは善からず。すべてのものはすべての者によりて、信仰をもて良とせられざるなり。F7)その智慧を隱す人に、その愚を隱す人勝る。6)わが子よ、平和をもて教訓を守れ。されど隱れたる智慧と見えざる寶とに何の益かあらん。X5)) 善き生命は日數限りあれど、善き名はとこしへに存らん。y4k) 汝の名につきて考へよ、それは千箇の黄金の寶に勝りて永く汝と共に存ればなり。m3S) 人の喪はその身體につきてあり。されど罪人の名は永遠に消え失すべし。2w) 土より出でたるすべてのものは又土に還る如く、敬虔ならぬ人呪咀より滅亡に至らん。d1A) 汝生れしは呪のために生れしにて、汝死なば呪汝の分前とならん。d0A)禍害なるかな、敬虔ならぬ人々、彼等は至高者の律法を捨てたり。s/_)子らは敬虔ならぬ父につきて呟かん。これ彼等が父のために誹らるる故なり。^.5)罪人の子らの嗣業は滅び、その持物には絶えざる誹謗伴はん。m-S)罪人の子らは忌むべき子らなり。彼等は敬虔ならぬ人々の住居に屡來る。G,)至高者の御心による時、汝は何故これを拒むか。十年にもせよ、百年にもせよ、又千年にもせよ、陰府に入りては生命につきての問題なし。 +9)死の宣告を恐るな、汝の前に在りしものと汝の後に來る者とを憶えよ。此はすべての肉に對する主の宣告なり。>*u)見よ、汝の宣告は、乏しき人、力衰へたる人、いたく老い、すべての事につきて思ひ煩ひ、僻みて且忍耐なき人によりて容れられん。L) )見よ、汝の記憶はいかに苦きかな。所有物ありて平和なる人にとりて、又何の煩なく、すべてのことに榮え、且食物を受くる力ある人にとりて、g(G(恥を知らぬ人の口には物乞は甘味ならんも、その腹には火燃ゆべし。Y'+(他人の食卓を窺ひ見る者は、生くとも生くる價値なし。彼は他人の食物によりて己が魂を汚さん。されど賢く、よく教へられたる人はこれに氣附くべし。d&A(わが子よ、乞食の生活に陷るな。もの乞ふよりは死ぬる方勝れり。^%5(主に對する畏は惠の園の如く、あらゆる光榮をもて人を蔽ふ。;$o(富と力とは心を高む。されど主に對する畏はこの二つに勝る。主に對する畏には何の缺けたるものなく、何の助を要するものなし。^#5(金と銀とは足を確く立たしむ。されど思慮はこの二つに勝る。p"Y(兄弟と助手とは惱の時のためにあり、されど施濟はこの二つに勝る救なり。m!S(友と伴侶は決して過たざるべし。されど夫と偕なる妻はこの二つに勝る。j M(汝の眼は淑さと美しさとを欲せん。されど緑なる麥の穗はこれに勝る。[/(笛と琴とは歌を美しくす。されど快き舌は此の二つに勝る。s_(葡萄酒と音樂とは心を喜ばしむ。されど智慧を愛することは此の二つに勝る。yk(子らと、町を建つることとは人の名を揚ぐ、されど缺點なき妻は此の二つに勝る。w(自ら立つものと、働くものとの生命は美し、されど財寶を見出す人は此の二つに勝る。R(恩惠は祝福に滿てる園の如く、憐恤は永遠に存らん。a;(水の中と川岸とに生ゆる者はすべての草の前に引き拔かるべし。mS(敬虔ならぬ者の子らは多くの枝を出さず、岩の上の清からざる根の如し。gG(大水流れ出づる時、岩まろばさるる如く、それは俄に消え失すべし。 ( 正しからざる人の所有物は河の如く乾き、雨の中の大なる雷の如く鳴り轟きて去り行くべし。^5( すべての賄賂と不正とは消え去り、善き信仰は永遠に立たん。|q( 土より出でたるすべてのものは土に還り、水より出でたるすべてのものは海に歸る。^5( 此等はすべて惡人のために造られ、又彼等の故に洪水來りぬ。O( 死と血を流すことと爭と劍、禍と飢饉と患難と鞭。pY(人より獸に至るまで、肉なるものは皆かくの如く、罪人はこれを七倍せり。R(彼はその救の時に眼覺め、自ら何の恐なきを怪しむ。&E(彼には些少の休なく、見守の日の如くその眠の後に、又戰より逃れ來りし者の如く、その心の幻影をもて惱まさる。-(みな怒と嫉と惱と不安、また死の恐と憤と爭とを持つ。その床につきて休む時、夜の眠はその知識を變ふ。^5(紫の衣と冠とを着くる者より大麻の粗服を纏ふ者に至るまで、g G(光榮の座に坐する者より土と塵とをもて卑くせられし者に至るまで、j M(來るべきことの期待と死の日とは彼等の思を惱し、心の恐を起さしむ。X  +(大なる苦惱はすべての人のために造られたり。重き軛はアダムの子等の上にありて、その母の胎を出でし日より、萬物の母の中に葬らるる日に至るなり。a ;'#されば今、汝の心と口とをもて讚美を歌ひ、主の御名を祝せよ。 w'"誰も『此は彼よりも惡し』といふを得じ。これ等は皆己が時に正しく試みらるるなり。mS'!主のすべての御業は善し、主は時に及びてすべての必要を滿し給ふべし。dA' さればわれ、始より心定まり、これを思ひ囘して筆をとれるなり。 '此等は主の命を喜び、必要の時、地上に現はるる備成り、己が時に主の御言を過たざるべし。dA'野獸の齒と蠍と毒蛇、又敬虔ならぬ者を罰して滅に至らしむる劍。U#'火と霰と飢饉と死、此等はすべて復讐のために造らる。2]'復讐のために造られたる風あり、その怒の中に重き鞭あり。終の時、その力を注ぎ出し、これを造り給へる者の御怒を鎭む。w'すべて此等のものは敬虔なる人々にとりては善なれども、罪人にとりては惡に變らん。/W'人の生命になくてならぬすべてのものの中にて、主なるは水と火と鐵と鹽、小麥粉と蜜と乳、葡萄の血と油と衣などなり。 '善きものは始めより善き人のために造られたる如く、惡しきものは罪人のために造られたり。X)'主の道は聖き民には明なれど、惡しき者には躓とならん。^~5'主水を鹽に變らせ給へる如く、異邦人はその御怒を嗣ぐべし。g}G'主の祝福は乾ける地を河の如くに蔽ひ、洪水の如くにこれを潤しぬ。|''誰も『これは何ぞや、それは何のためぞ』といふを得じ。そは萬物は我等の用のため造られたればなり。j{M'主は永遠より永遠まで見給ふに、主の御前には驚くべきもの何もなし。dzA'すべての肉の業は主の御前にありて、主の眼に隱さるることなし。[y/'その命によりて聖旨は悉く成り、その救を妨ぐるものなし。}xs'誰も『此は何ぞや、それは何のためぞ』といふを得じ。それ等は皆その相應しき時に求めらるべし。主の御言に從ひ、水は立ちて堆くなり、その口の御言によりて容器に納めらる。ywk'主のすべての御業はいと善く、その命じ給ふことは時に臨みて成し遂げらるべし。v'その御名を崇め、汝の唇の歌と琴とをもて、主を讚めよ。汝に主を讚むる時かくいふべし。Pu'乳香の如きかぐわしき馨を放ち、百合の如き花をつけ、美しき香を廣く放つべし。汝ら讚美の歌をうたい、そのすべての御業のために主を祝せよ。gtG' 我に聽け、聖き子らよ、小川のほとりに生ゆる薔薇の如く芽ばえよ。msS' われ猶わが思ひ囘らししことを語らん。われは滿月の如く滿ちて圓なり。prY' かれ生き存へなば千人に勝りて大なる名を殘し、死なば更にこれに加へん。Lq' 國々はその智慧を宣べ、會衆はその譽を語らん。p'' 多くの人々その悟を讚めん。それは世の續く限り消え失せず、その記念は殘り、その名は代々に生きん。ao;'彼はその教へられたる教訓を告げ、主の契約の律法を崇むべし。an;'彼はその計畫と知識とを指し示し、祕にこれを思ひめぐらさん。m'大なる主欲しなば、彼は悟の靈をもて滿され、智慧の言を注ぎ出し、祈をもて主に感謝を献ぐべし。>lu'彼は夙にその心をもて、己を造り給へる主に頼り、至高者の前にその嘆願をなし、口を開きて祈をささげ、その罪の赦を乞ひ求めん。)kK'彼は大なる人々の間に仕へ、彼を治むる者の前に現れ、異邦の地に旅すべし。彼は人々の間に善と惡とを試みしなり。[j/'箴言の隱れたる意味を探り、幽玄なる喩言をもて語るべし。Xi)'彼は名ある人の教訓を守り、巧なる喩言の心に入るべし。h 3'されどその魂を注ぎて至高者の律法を思ひめぐらす者は、古の凡ての人の智慧を探り、また預言を究むべし。^g5&"されど彼等は世の構造を支へん。その手の業に彼等の祈あり。f&!彼等は民の會議の中に求められず、又集會の中にも高められざるべし。彼等は審判の契約を悟る能はず、審判の座にも坐せず、義と審判とを説かず、又喩言の語らるる處にも見出されざるべし。vee& 此等の人々なくば町には住む人なく、留るものも、往來するものもなかるべし。ad;&此等はすべてその手に信頼し、いづれも皆己が手の業に巧なり。 c&腕をもて粘土より形を作り、足をもてこれを整へ、念入に釉藥を施し、又勵みてその爐を潔む。2b]&その勞作場に坐し、足をもて輪を廻す陶器師も亦これに等し。彼は常に心を勞して業をなし、その作りしものの數甚だ多し、`a9&鐵砧の側に坐して粗鐵をあしらう鍛冶も亦かくの如し。火の蒸氣はその肉體を疲らせ、爐の熱氣の中に、彼はその業にいそしむ。槌の音は常にその耳にあり、その眼は器の型に注がれ、その心は業の成るを待ち、全くこれをなしとぐるまで醒め居るなり。`y&工匠また工匠長の晝夜休なきも亦此の如し、又印の彫刻をなす者はその勉勵によりて諸の種類を造るを得べし。彼はその似顏を作らんと心を定め、その業を終ふるまで醒め居るべし。p_Y&彼はその心を畦作に向け、その眼醒むるは牝牛の子に草を與へんためなり。8^i&鋤を取る人、針ある鞭の柄を誇る者、牡牛を驅り、その勞働に忙しき者、亦牡牛の頭數につきて語る者は、いかで智慧を得べき。[]/&學者の智慧は閑暇ある機に來り、業務少き人は智くならん。\}&死者の安息と共に、その記憶をも休ませ、その靈彼を去る時、彼のために慰藉を受けよ。m[S&彼に臨む宣告を憶えよ。汝も亦これを受けん。昨日は我に、今日は汝に。jZM&彼を忘るな、再び歸ることなし。汝は彼を益せず、反つて己を害はん。RY&汝の心を悲哀に向けず、その終を思ひてこれを去れ。XX)&禍の中に悲哀も亦殘る。貧しき人の生活はその心を害ふ。FW&悲哀より死來る、心の悲哀は力を衰へしむ。hVI&一日又二日いたく泣き、大なる嘆をなし、汝の喪を死者にふさわしきものとせよ。然らざれば汝人に惡しざまに言はれん。かくして汝の悲哀のために慰藉を受けよ。5Uc&わが子よ、死者のために泣け。大なる苦惱を受くる者の如く、悲み叫べ。又その屍體をふさわしく包み、その葬を等閑にすな。[T/&その創造主に逆ひて罪を犯す者を、醫者の手に陷らしめよ。S&彼等も亦主に、彼等を祝して人の生命を永くせんがため救と醫とを與へしめ給はんことを祈るなり。-RU& その手に成功ある時あり。Q!& 醫者に處を得させよ。そは誠に主彼を造り給ひたればなり。彼を汝より去らしむな。汝彼を要すべし。P}& かぐわしき香と麥粉とを記念の分として供へ、曾てなかりし如き肥えたる犧牲を献げよ。pOY& 惡しき行爲を去り、汝の手を直くせよ。又汝の心をすべての罪より潔めよ。pNY& わが子よ、汝の病める時忽にすな。むしろ主に祈れ。主は汝を醫し給はん。M&藥劑師はこれによりて煉藥を製らん。かくて主の御業止むことなく、健康は主より地上に來るなり。BL&主の御業によりて醫者は人の苦痛を除く。pKY&その驚くべき御業によりて崇められんために、主は人に熟練を與へ給へり。sJ_&水嘗て木をもて甘くせられしは、その木の力の知られんためにあらざりしや。RI&主は土より藥を造り給へり。聰き人はこれを忌まじ。aH;&醫者の熟練はその頭を高からしめ、貴き人々の前に讚を得しむ。UG#&醫者は至高者より醫の力を受け、王より禮物を受けん。rF _&汝の必要に從ひ、禮を盡して醫者を敬へ。そは主これを造り給ひたればなり。vEe%食ひ過ぎて多くの人滅びたり。されど常に意を用ふる者はその生命を永くせん。RD%食物の多き處に病あり、食は過ぎなば腹痛を起さん。?Cy%奢侈に飽くな、汝の食ふものを貪るな。B%すべてのものはすべての人に益あるにあらず、又すべての魂はすべてのものを樂むにあらざるなり。A%わが子よ、汝の生活をもて汝の魂を試み、その害となるは何なるかを見て、これに與るな。X@)%智者はその民の間に信頼を受け、その名は永遠に生きん。y?k%人の生命は日によりて數へらる、イスラエルの諸の日はこれを數ふること能はず。 A}}/|{{Az|yyayx~xww:vfuuwttssOrrMqqpkooonn=mmxmlakkSjih`ggg&ff^eenedd6ccb]aa`__M^^]\\[[yZZYY^XX;WWNVzVUTTTSPRREQQ,PP[OOfONN1MMWLKK>JJEIHHGG3FFEEDD>c==I<<#;;:: 993877)66L555G44X33322<10//6.u--,,}++I**$)3('y'&%%k$$C##""(!! ~ l>NdB7,Ehr./?LU@q7.J \  $  !u`u6xA  ;彼らいかで神々ならんや。そは婦人ら金、銀、木もて造れる神々の前に肉をささぐればなり。( K;經期にある女、産褥にあるもの、また彼らの犧牲を喰ふ。之によりて知るべし、彼らは神々にあらず。彼らを恐るな。: o;彼等に獻げられたる犧牲は、彼等の祭司ら之を賣りまた貪る。またその妻ら彼らに倣ひて好きところを鹽にす。されど貧しき者、弱; q;彼らに仕ふる者も亦自ら恥づ。そは彼ら地に倒れなば自ら起つ能はず、それを眞直に立て置くとも自ら動く能はず、歪められなば、自らつくろふ能はざるべし。されど人々死ねる者になす如く、彼らの前に供物をささぐるなり。  ;彼らに足なければ人々の肩に擔はる。これ彼ら自ら、彼らに何の價値もあらずと告げ居るなり。Z /;彼らはその内に息なくして、いとも價高く買はれたるのみ。 9;彼らを美しくするために飾る黄金も、その銹を拭はずば輝かず。彼らその身を燦かさるれども感ずることなし。o Y;これを見て彼らの神々にあらざることを識るべし。されば汝彼らを恐るな。f G;その體、その頭の上には蝙蝠、雀、また小鳥、猫など來りて踞まる。; s;その顏は神殿に立ち昇る煙にて煤け、@ {;彼らは宮の梁の一つの如く、地に匍ふもの彼等とその衣を食ふ時、人は彼等の心も食ひ盡されたりといふ。しかも彼らは感ぜざるなり。> y;彼らは自らのためよりも多くの燈明を點^ 7;王に背き、死に定めらるるが如き者を防がんとて扉を堅ぐ鎖すが如く、祭司ら扉と錠と閂とをもて、宮を堅く鎖し、盜賊らに傷けられぬやう神々を護るなり。L ;人の使用ふる器、一度壞れなばまた價値なし。彼らの神々も亦おなじ、彼ら神殿に据ゑらるる時、その眼は宮を訪るる人々の道の塵にて埋もる。N ;彼ら神々にあらぬこと明白なれば、これを恐るな。o Y;彼またその右の手に懷劍と斧とをもてど戰と盜賊とより自らを救ふ能はず。i M;國の審判者の如くに笏を握るとも、彼に逆ふ者を、死に處する能はず。W ); 宮の内なる塵、神々の顏の上に深く積れば彼ら之を拭ふ。  ; されど此らの神々は、たとひ紫の衣裳もて蔽はるとも、自らを銹と蟲との害より救ふこと能はず。  ; 實に彼らこれを賤しき娼婦に贈り、また人の衣を纒ふ如く金、銀また木にて造れる神々を飾るなり。]  5; 祭司らまた時に、神々より金、銀を剝ぎて自らのために藏む。f  G; 乙女をも華ならしむる黄金を取りて、かれらその神々の冠をつくる。~  w;神々の舌は工匠によりて研き出され、その體は黄金もて飾られ、鍍金せらる。されど彼` ;;そはわが天使は汝らと偕にあり、我自ら汝らの魂を守護るなり。o Y;汝らただ心のうちに言ふべし。ああ主よ、我らはただ汝を拜すべきなりと。 !;汝ら心して異邦人に倣ふな。また汝らを圍む群衆、みな前後より彼らを拜むを汝等見るとも、恐るな。4 c;さて汝らバビロンに在りて、金、銀また木にて造れる神々の、肩に擔はるるを見ん。此等の神々は諸國の間に恐怖を起さしむ。^ 7;汝らバビロンに到らば、多くの年月、また長き時期、卽ち七代に亙りて、彼處に留めらるべし。されど後、われ汝らを平和のうちに、彼の地より伴ひ歸らん。 3;神の御前に汝らが犯したる罪の故に、汝らはバビロン王ネブカデネザルによりてバビロンに捉へ移さるべし。K ;バビロニヤ人の王によりて、バビロンに捕へ移さるべき人々々に、神によりて命ぜられし如く、告げんがために、エレミヤの書き送れる書の寫。 31Dすべて主を拜む者よ、神々の神を祝ひ、讚めたたへ、感謝せよ、その憐愍は永遠に絶ゆることなければなり。r _1C主に感謝せよ、主は恩惠ふかく、その憐愍は世々に絶ゆることなければなり。s a1Bハナニヤとアザリヤとミシヤエルよ、主を祝ひ、世々うたい崇めまつれ。そは主我らを陰府より救ひ、死の手より援け出し、爐と燃る焰の直中より救ひ出し給ひたればなり。T~ #1A心きよく謙る者よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。N} 1@義人の靈魂よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。H|  1?主の僕よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。K{ 1>主の祭司よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Nz 1=イスラエルよ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Ny 1<世の人よ、みな主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Nx 1;野獸と家畜よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Nw 1:空を飛ぶ鳥よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Zv /19鯨と凡て水に游ぐ者よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Au 17泉よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Ht  18海と川よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。]s 516地に生ふる凡ての草木よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Hr  15山と岡よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Aq 14地よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Kp 13電光と雲よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Ho  12氷と雪よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Kn 11霰と寒さよ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Km 10明と暗黑よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Hl  1/夜と晝よ、主を祝ひ、世々うたひ崇あまつれ。k  1.j  1-Hi  1,火と熱よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Ah 1+風よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Eg 1*雨と露よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれHf  1)空の星よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。He  1(日と月よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Kd 1'主の萬軍よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Nc 1&空の上の水よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Kb 1%主の天使よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。Qa 1$もろもろの天よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。K` 1#主の萬物よ、主を祝ひ、世々うたひ崇めまつれ。 _ 1"讚むべきかな、天の蒼空にいまし給ふ者よ、すべてのものに優りて、世々うたい崇められ給ふ。^ 31!讚むべきかな、汝の御國の榮光ある王座に卽き給ふ者よ、すべてのものに優りて、世々うたい崇められ給ふ。] 91 讚むべきかな、深き淵を看、ケルビムの上に座し給ふ者よ、すべてのものに優りて、世々うたひ崇められ給ふ。l\ S1讚むべきかな、汝は、その聖なる榮光の宮にて世々うたい崇められ給ふ。[  1讚むべきかな、汝の榮光ある聖き御名、すべてのものに優りて、世々うたい崇めらるるなり。 Z 1讚むべきかな、主よ、我らの先祖たちの神よ。汝は一切のものに優りて、世々歌ひ崇められ給ふ Y 1時に三人の者、異口同音に、爐の中に在し給ふ神を讚美し、これに榮光を歸し、祝福して云へり。FX 1かくて爐の直中を濕ひたる軟風の吹く處と化したり。故に火は遂に彼らに觸るる能はず、また彼らを害ふことも、惱ますことも能はざりき。W 1されど主の御使くだりて、爐の中に立てるアザリヤ及びその徒と偕に在り、焰を爐の外に撃退けぬ。HV  1焰は爐に近づきたるカルデヤ人を燒き盡せり。oU Y1かくて爐より迸り出づる火焰の流、天に冲すること四十九キユビトに達し、T '1茲に彼らを投げ入れたる王の僕らは、樹脂、瀝青、麻屑、木碎などをもて爐を冷すことなからしめたり。 S 1而して彼らに汝こそ主にましまして、唯一なる神、その榮光全地に洽きことを知らしめ給へ。』lR S1彼らをそのすべての能力と權威とに躓かしめ、彼らの勢力を打破り給へ。:Q o1主よ、汝の驚くべきみ業によりて我らを救出し、汝の御名に榮光を歸せしめ給へ。而してすべて汝の僕らを害ふ者を辱かしめ給へ。{P q1我らを辱かしめ給ふ勿れ、我らを汝の慈愛、汝の恩惠の多きによりてあしらい給へ。`O ;1今我ら全心をもて汝に從ひ、汝を畏れ、汝の御顏を仰ぎ求めん。8N k1牡羊と牡牛とをもてする燔祭の如く、また幾萬の肥えたる羔をもてする如く、今日我らを犧牲として御前に獻げしめ給へ。また我らを赦して全く汝に從はしめ給へ。そは汝に信頼む者は辱しめらるることなかるべければなり。{M q1さりながら、我らに碎けたる心と謙遜る靈とを與へて、受納れらるる者となし給へ。mL U1此の時に當りて、我らには君王なく、預言者なく、指導者なく、また恩惠を得んとて汝の御前に捧ぐべき燔祭、犧牲、供物、薰香、などを置くべき場所もあらざるなり。K '1そは、主よ、我らは何處の民よりも數少くなり、我らが罪の故に、今日全世界に散りて生き長らふなり。J  1 汝彼らに語りて約し給へり、空の星の如く、また濱の眞砂の如く、彼らの裔を增し殖さんと。+I Q1 汝の愛し給ふアブラハム、汝の僕イサク、また汝の聖なるイスラエルの故によりて、汝の憐愍を我らより斷ち給ふ勿れ。H }1 されど御名の故によりて、我らを全く棄て給ふ勿れ、また汝の御誓約を取消し給ふ勿れ。+G Q1 我らは今や、口を開きて語りえぬ者となれり。我らは汝の僕ら、また汝を拜む者の恥辱、また責めらるる者となりたり。F -1 而して汝我等を不法なる敵、最も厭ふべき背教者、また非道なる王、世に類なき殘虐者の手に渡し給へり。(E K1故に我らに齎し給ひし凡てのこと、また我らに爲し給ひしことはみな、ただ汝の正しき審判によりて爲し給ひしなり。=D u1すべての事に於て我ら罪を犯し、汝の誡に從はず、また之を守らず、また之を守らば安全ならんと我らに命じ給ひし事をなさざりき。HC  1我ら罪を犯し、不法を爲し、汝より離れたり。;B q1汝が我らの上に齎し給ひしすべての事に於て、また我らが先祖の聖き都エルサレムに對し、汝は正しき審判を行ひ給へり。そは正義と審判とに從ひて、我らの罪の故に汝これらの凡てのことを、我らの上にもたらし給へるなり。[A 11そは我らに爲し給へるすべての事に於て、汝は正義にましませばなり。實に、汝のすべての御業は眞實にして、汝の道は正しく、汝のすべての審判は直し。@ -1『讚むべきかな、我らが先祖たちの神なる主よ、汝の御名は永遠に稱へられ、崇めらるるに相應しきなり。? 1その時、アザリヤ立ちて、次の如くに祈れり。かれ、焰の直中にて口を開き、いひけるは、J> 1彼等神を讚め、主を祝しつつ、火の中に歩めり。s=_3時の來る前に汝の業をなせ。さらばそのよしと見給ふ時、主汝に報い給はん。j<M3願くは汝の魂主の憐憫を喜び、汝これを讚めて恥を受けざらんことを。a;;3多くの銀をもて汝の教訓を受け、これによりて多くの金を得よ。p:Y3汝の眼をもて見よ、いかにわれ少く勞して、わがために多くの休を得しぞ。y9k3軛の下に汝の首を置き、汝の魂に教訓を受けしめよ、智慧は汝に近く見出されん。a8;3われわが口を開きていひぬ、價なくして汝のために智慧を得よ、O73何故汝は此等のものを缺き、汝の魂いたく渇くか。L63無智なる者よ、われに近づき、わが學舍に宿れ。v5e3主はわが報のため、われに舌を與へ給へり。さればわれこれをもて主を稱へん。a4;3わが心は智慧を求めて惱みぬ。さればわれより所有物を得たり。J3 3我はわが魂を正しく智慧に向け、純潔をもてこれを見出しぬ。われは始より智慧と偕にありし心を得たり。さればわれは見棄てられざるべし。&2E3わが魂は智慧と鬪ひ、わが行は正しかりき。われはわが手を上なる天に擴げ、智慧につきてのわが無知を歎きたり。13我は智慧を行はんことを求め、善きものに熱心なりき。さればわれいつまでも恥を受けざるべし。m0S3われこれによりて益を得たり。われに智慧を與へ給へる者をわれ崇めん。d/A3我少しく耳を傾けてこれを受け、わがために多くの教訓を得たり。.-3熟せる葡萄の如く、その花によりてわが心智慧を喜ぬ。我が足は直く歩み、若き時よりこれを追ひ行けり。d-A3宮の前にて我これを求めたり、永遠に至るまでわれこれを求めん。m,S3 我猶若くして、異國に出で行かざりし時、われ祈をもて智慧を求めたり。 +93 汝は我を滅びより救ひ、惡しき時より助け出し給へり。されば我感謝をささげて汝を讚め、主の御名を祝せん。j*M3 我は汝の御名を絶えず讚め、感謝をもて讚美せん。わが願きかれたり。5)c3 我はわが主の父なる主に呼はり、患難の日に、また高ぶる者はびこりて、助なき時に、われを見棄て給はざらんことを乞へり。[(/3 我は地よりわが願を舉げ、死より救ひ給はんことを祈れり。8'i3主よ、われは汝の慈悲と永遠の昔よりありし汝の御業とを憶ゆ。汝は汝を待ち望む者を救ひ、敵の手より彼等を助け出し給へり。&3彼等は四方より我を圍み、我を助くる者一人だになし。我は人の助を求めたれど得ざりき。p%Y3王への不義なる舌の罵より、我を救ひ出し給へり。わが魂は死に近づきぬ。[$/3陰府の腹の深き處より、汚れたる舌より、又虚僞の言より、m#S3四方を取り捲きて息を止むる火より、わが燃えしめざりし火の眞中より、J" 3その慈悲の豐かなるに從ひ、御名の大なるに從ひて、噛まんとする齒の切齒より、わが生命を求むる者の手より、わが持ちし多くの苦惱より、S!3汝はわが保護者、わが助主にして、わが身を滅より、罵る舌の罠より、僞を作る唇より救ひ出し給へり。傍に立つ人々の前にて汝はわが助主なりき。/  Y3シラの子イエスの祈。 主よ、王よ、われ汝に感謝せん。わが救主なる神よ、われ汝を讚めん。汝の御名に感謝をささげん。yk2もしこれをなさば彼はすべてのことに強くなるべし。主の光彼の指導なればなり。ve2幸福なるかな、此等のことを行ふ人。又これをその心に貯ふる者は智くならん。>u2われは此の書に悟と知識との教訓とを記したり。我はその心より智慧を注ぎ出しし、エルサレムのシラ・エレアザルの子イエスなり。}2即ちサマリヤの山に坐する人々とペリシテ人、又シケムに住む彼の愚なるものどもなり。L2二つの民の故にわが心惱む。第三は民にあらず。ve2我らに對するその慈悲を確くし、そのよしと見給ふ時我らを救ひ給はんことを。2願くは主心の歡喜を我らに與へ、我らの日に、イスラエルに平和を與へて永遠に至らしめ、5c2汝ら今萬物の神を祝せよ。主は到る處に大なる事をなし、胎内より我等の日を高め、その慈悲に從ひて我らをあしらひ給へり。dA2かくて彼、再び身を屈めて拜をなし、至高者よりの祝福を受けぬ。/W2その時彼下り行きてイスラエルの子等の全會衆の上にその手を舉げ、その唇をもて主を祝し、その御名に榮光を歸したり。&E2民は慈悲深き主の御前に祈り、いと高き主に呼はりて、主の禮拜終るまでに及び、かくて彼等はその奉仕を果しぬ。a;2罪人らも亦その聲を舉げて讚美し、家の中に美しき調滿ちたり。!2すべての民はその時、皆直ちに平伏して、顏を地につけ、至高き神、全能なる彼等の主を拜み奉りぬ。5c2その時アロンの子等は聲を舉げ、延金作のラツパを鳴らし、人々の聽き得る大なる響きを起して、至高者の前に記念となせり。-2手を酒杯に延べ、葡萄の血を注ぎ、祭壇のもとに注ぎて、萬民の王なる至高者にかぐわしき馨をささげぬ。X)2祭壇の勤行を終り、全能なる至高者の供物を整へんため、 2 アロンの子等も皆その光榮を纏ひ、手に主の供物を持ちてイスラエルの全會衆の前に立ちぬ。y2 祭司たちの手よりその分を受け、己も亦祭壇の爐の側に立ち、この兄弟たちに、冠の如く圍まれし時、彼はレバノンの若き香柏の如かりき。又彼等棕櫚の樹の幹の如く彼を周りたり。 2 榮光の衣を纏ひ、全き誇を着て、聖壇の階段に立ちし時、彼は聖所の境内に榮光を滿しぬ。a ;2 果を結ぶオリブの樹の如く、又雲間に高く聳ゆる杉の如かりき。s _2 香爐の中の火と香との如く、あらゆる寶石を鏤めたる純金の伸板の器の如く、v e2初穗の日の薔薇の花の如く、泉の傍の百合の如く、夏の乳香の樹の若芽の如く、g G2至高者の宮の上に輝く太陽の如く、榮光の雲に光を與ふる虹の如く、O2雲の中の曉の明星の如く、滿ちて圓なる月の如く、s_2人々彼の周圍に集ひし時、聖所より出で來りし彼は、いかに光榮に滿ちしぞ。|q2彼はその民のために計り、彼等の敗れざらんがために町を堅め、敵の襲に備へたり。[/2彼の代に水槽は小くせられ、周圍の銅器は海の如くなりき。pY2彼によりて二重の壁の高き所、宮の周圍の高き石垣はその基より築かれぬ。~ w2オニヤの子シモンは大祭司にして、その生ける間に家を繕ひ、彼の代に宮を固うせり。!1セムとセツとは人々の間に崇められき。されど造られたるすべての生ける者の上に立つはアダムなり。1又ヨセフの如き人も生れざりき。げに彼は兄弟を治むる者、民の柱なりき。彼の骨は顧られしなり。s_1エノクの如き人は嘗て地の上に造られざりき。彼は地より取り舉げられたり。,Q1 ネヘミヤにつきてもその記念大なり。彼は我等のために倒れたる石垣を築き、門と閂を据ゑ、我等の家を再び建てたり。~-1 ヨセデクの子イエスもまた然り。彼はその代に家を建て、聖き宮を高く据ゑ、永遠の榮光のために備へぬ。X})1 我等いかにゼルバベルを崇めん。彼は右の手の印なりき。 |91 十二預言者につきては、その骨彼等の處にて榮えんことを。彼等はヤコブを慰め、希望に依りて彼等を救へり。a{;1 彼は雨の中なる敵につきて語り、直く歩む者を正しきに導きぬ。vze1榮光の幻を見しはエゼキエルなり。主これをケルビムの車の上に現はし給へり。Py1彼等はエレミヤを苦めたれど、彼は母の胎にて聖別されし預言者にて、或は拔き、或は毀ち、或は滅し、或は建て、或は植ゑんために遣はされぬ。x1彼等は聖所の町を火にて燒き、その街衢を荒れ廢れしめぬ。エレミヤの手によりて記されし如し。Xw)1彼等はその力を他人に與へ、その光榮を外國に與へたり。/vW1ダビデ、ヒゼキヤ、ヨシアの外は、すべて罪を犯しぬ。彼等は至高者の律法を棄てたり。ユダの王たちは皆敗れたるなり。muS1彼はその心を直くして主を仰ぎ、不法の人々の代に敬神のわざをなしぬ。gtG1彼は民の囘心を正しくあしらい、不法の憎むべきものを取り去りぬ。=s u1ヨシアの記念は、和香師の手によりて調へられたる薫香の如し。それはすべての人の口に蜜の如く甘く、酒宴の席の音樂の如く美し。ar;0彼は後起るべきこと、又隱れたることを、その起る前に示しぬ。q 0彼はその優れたる靈をもて、終末に起るべきことを見、シオンにて歎き悲む人々を慰めたり。Lp0彼の時に、日は後に還り、王の生命加へられぬ。Do0ヒゼキヤは主の御心にかなふことをなし、その父ダビデの道に強かりき。これ主の幻に忠信なりし大なる預言者イザヤの誡によりしなり。[n/0主はアッスリヤ人の軍營を撃ち、主の使彼等を悉く滅しぬ。Am{0かくて彼等憐憫深き主に向ひて呼はり、その手を主に差し延べたり。聖者は天より速にこれを聽き、イザヤの手によりて彼等を救へり。Xl)0その時人々の心と手震ひ、産の苦をなす女の如く苦みぬ。 k90彼の代にセナケリブ來りて、ラブシャケを遣はしぬ。ラブシャケ向ひて手をあげ、高ぶりて大なる者を誇りぬ。j'0ヒゼキヤはその町を堅め、その中に水を引き入れぬ。彼は鐵をもて岩を掘り、水のために井戸を作れり。diA0或ものは主の御心にかなふことをなし、或ものは罪に罪を加へぬ。hy0されど人々悔改めず、その罪より離れざりき。彼等は遂に虜にせられて、その國より移され、悉く地の上に散らされぬ。殘されし民はその數少く、一人の主君ダビデの家に殘されぬ。dgA0その生ける間不思議を行ひしが、死ぬる時にもその業奇しかりき。gfG0 彼にとりては高きものはなく、その眠る時は彼の身體預言をなせり。Pe0 エリヤは疾風に卷き去られ、エリシャは彼の靈に滿されぬ。エリシャはその生ける間いかなる主君も恐れず、誰も彼も從はしむることを得ざりき。&dE0 幸福なるかな、汝を見しもの、又愛をもて美しくせられしもの、そは我らは正しく生きて生くべきものなればなり。Sc0 彼は時に至りて彼等のに臨む叱責のために、激しき憤の來らぬ前に怒を和げ、父の心を子に歸らせ、又ヤコブの諸の族を回さんとて立てられしなり。Ub#0 汝は火の迅風の中に、火の馬の戰車にて上に召されぬ。|aq0汝は應報のために王たちに、又己が後を繼がしむるために預言者たちに油を注ぎぬ。[`/0彼はシナイにて譴責を、ホレブにては復讐の審判を避けり。X_)0彼は王たちを滅亡さしめ又貴き人々をその床より下せり。g^G0汝は至高者の御言によりて死人を死より、死人の處より蘇らせたり。]}0エリヤよ、彼の驚くべき業をもて汝はいかに崇められしぞ。誰か汝の如き光榮を持たん。^\50主の御言によりて彼は天を鎖し、かくて三度火を呼び降しむ。d[A0彼は人々に飢饉を臨ましめ、その熱心をもて彼等の數を少くせり。ZZ /0又預言者エリヤ火の如く現れ、その言炬火の如く燃えたり。dYA/これ彼等あらゆる罪の道を求め、自ら審判を招くに至りし故なり。sX_/かくて彼等の罪はいとどしく増し加はり、彼等は遂にその地より移されたり。6We/ソロモンはその先祖たちと共に眠り、その胤よりレハベアム殘れり。彼は甚しく愚にして、悟を缺き、その謀略をもて民を背かせたり。ネバテの子ヤラベアムも亦イスラエルに罪を犯さしめ、エフライムに罪の道を與へぬ。?Vw/されど主はその憐憫を捨て給はず、その業を一つだに亡し給はざるべし。又その選ばれし者の裔を消さず、彼を愛せし者の子孫を取り去り給はざるべし。主はヤコブに殘れる者を與へ、又ダビデに彼より出でたる根を與へ給へり。sU_/かくて國は二つに分たれ、エフライムより出でしもの、從はぬ國を治めたり。T!/汝は汝の名譽を辱しめ、汝の胤を瀆して子らの上に御怒を招けり。さればわれ汝の愚のために悲めり。sS_/然るに汝は汝の腰を女たちに屈め、その身體を彼等のなすがままに任せたり。 R9/イスラエルの神と呼ばれ給へる主なる神の御名によりて、汝は錫の如くに金を集め、鉛の如くに銀を殖したり。pQY/汝の歌と箴言と喩言とのために、又汝の解釋のために、國々は汝に驚きぬ。^P5/汝の名は遠く島々に達し、汝の平和のために汝は愛せられき。aO;/汝の魂は地を蔽ひぬ。又汝は幽玄なる喩言をもてこれを滿しぬ。gNG/汝は汝の若き日にいかに智くせられ、河の如く悟をもて滿されしぞ。DM/ ソロモンは平和の日に世を治め、神は彼に廣く安息を與へ給へり。これ彼主の御名のために家を建て、永遠に聖所を備へんがためなりき。[L// 彼の後に、智慧あるその子起り、彼の故に安らかに住めり。K-/ 主は彼の罪を取り去り、その角を永遠に揚げ、これに王の契約とイスラエルの榮光の御座とを與へ給へり。)JK/ 彼は祭を美しくし、期節を整へてこれを完くせり。されば人々主の聖なる御名を讚め、その聲未明より聖所に響きぬ。vIe/ 又かれ祭壇の前に歌うたう者を置き、その音樂によりて美しき調を奏でしめぬ。8Hi/彼はそのあらゆる業を用ひ、榮光の言をもていと高き聖者に感謝せり。その心を盡して讚美を歌ひ、己を造り給ひし者を愛しぬ。G/彼は行く處にて敵を亡し、その仇なるペリシテ人を空くし、その角を碎きて今日に至れり。vFe/されば彼等はその殺せし一萬人の故に彼を崇め、主の祝福のために彼を稱へぬ。 E9/彼いと高き主に呼はり、主その右の手に力を與へて、強き軍人を殺さしめ、その民の角を高く舉げしめ給へり。&DE/その若き時、彼は巨人を殺して民の恥辱を取り去り、石投をもて手を揚げし時、ゴリアテの誇を碎きしにあらずや。[C//彼は小山羊の如くに獅子を、群の小羊の如くに熊を弄びぬ。yBk/脂、宥の供物より別たれし時の如く、ダビデはイスラエルの子らより離されたり。KA /彼の後にナタン起ちて、ダビデの日に預言せり。@3.彼眠に就きし時預言して、主にその終を示し、民の惡を消さんために、預言をもてその聲を地より舉げたり。P?.又その永き眠の前に主とその油注ぎし者との前にあげつらひていへり『我は人の所有物を、靴一つだに取らず』と。彼を責むる者一人もなかりき。d>A.かくて主はツロの有司たちとペリシテの主君たちとを悉く滅しぬ。^=5.主は雷を降し、大なる響をもて、その御聲を聽かしめ給へり。y<k.又その敵彼の周圍に迫りし時、乳を離れぬ羔の供物をもていと強き主に呼はれり。;w.その信仰によりて彼は預言者と認められ、その言によりて幻に忠なる者と知られたり。^:5.主の律法によりて彼は會衆を審き、主はヤコブを顧み給へり。9. 主の愛し給ひし主の預言者サムエルは王國を建てて、その民の上に立つ君たちに油注ぎぬ。8. 彼等の骨その處より再び榮え、崇められしその名、彼等の子らの上に再び新たにせられんことを。A7{. 又士師等につきては、すべてその心淫を行はず、主より離れざりしものは、おのおのその名によりて、彼等の記念の祝せられんことを。6w. これイスラエルのすべての子ら主に從ひて歩むことのいかに善きかを見んがためなり。;5o. 主又カルブに力を與へて、年老ゆるまでこれを保たせ給へり。彼は遂にその地の高き處に入り、その裔は嗣業としてこれを得たり。)4K.かくて足にて立ちし六十萬の人々の中にて、彼等二人のみ保たれ、その嗣業の地、乳と蜜との流るる地に伴はれたり。>3u.彼は又モーセの時に慈悲の業をなせり。彼とエフンネの子カルブは仇に向ひて立ち、人々を罪より救ひ、惡しき者の私語を止めたり。2.大なる力の雹の中に彼は敵に向ひて激しく戰ひ、下り行きて防ぐ者どもを滅せり。これ國々の民彼の武器を知り、いかに主の御前に戰ひしかを知らんためなり。彼は至強者に從ひて戰ひしなり。1.その敵周圍に迫りし時、彼は、いと高く、いと強き主を呼びまつり、大なる主これに聽き給へり。g0G.日は彼の手によりて歸り行かざりしや。一日は二日とならざりしや。 {~}}K||p|,{{znzxx_wwYw vuuettktswrr;qq/ooNnn[m[lljlkkJjjiihhPglff,eMddcb>b0aQ`_x^^]_\\\4[dZ4YYX9WW(VNUTT{SSORQQGPOO7NMMLwKKJIHGGQFFEDDCCBA@@p??e>X==b<.;::999877X66>555 43322H11p100\//*.S--Z-,e++]**))h(''a&&%%$Q### "~"! 6T _aA]  j + "! W~A=q uE然るに長老ら、彼らの話を告げたれば、召使ら甚く恥ぢたり。そは嘗てスザンナに就きて、かかる噂を聽きしことなかりしが故なり。~p wEまた僕ら園に起れる叫を聽きて、彼に何事の起れるかを見んとて裏木戸に押寄せたり。Ao E時にその一人馳せ來りて園の扉を開けり。xn kEかくいひて、スザンナ大聲に叫びければ、また二人の長老もかれに對して叫びぬ。{m qE主の御前に罪を犯さんよりは、むしろ之をなさずして汝らの手に陷るに如かず』と。Ul %E時にスザンナ嘆息きていひけるは、『我は板挾となりぬ、若し我これを爲さば、そは我にとりて死なり。もし之を爲さずば、汝らの手を脱るる能はず、.k WE汝もし我ちに聽かずば、我ら汝に向ひて證をなし、汝年若き男と偕に居たり、故に侍女らを去らしめたるなりと訴へん。』j 3E『視よ、園の扉は鎖され、誰も我らを見る者なし、我らは汝を戀ひ慕ふ、我らの懇望を容れて、我らと寢ねよui eEさて侍女らの去り行くや、二人の長老は起ち上り、彼の女に馳せかかりて云へり^h 7E侍女たちは命ぜらるる儘に園の扉を鎖し、委ねられたる事をなさんと、各自その室に退きたり。されど侍女らは長老たちを見ざりき。彼ら隱れ居たればなり。g E時にスザンナ、侍女たちにいひぬ『我に香油と盥とを持ち來れ、また園の扉を閉せ、我浴せん』と。f  Eその時、身を隱して彼の女を見つめたる二人の長老を除きて、誰もその傍に居る者なかりき。Xe +E偶々彼らが狙ひ居たる好き機は來れり。かの女は常の如く、二人の侍女を伴ひて出でしが、暑氣甚しかりしかば、かれは園にて身を洗はんことを欲へり。)d MEかくて彼ら出で行きしが、互に對手を出し拔きて、再び同じ處に歸り來れり。程經て彼ら互に、その故を問ひ、互にその戀を語り合へり。茲に彼らは、スザンナが唯一人あるを窺ひ、互に相會ふべき時を定めたり。c }E 一人のもの他のものを顧みていへり『いざ我ら家に歸らん、時は晝餐頃なればなり』と。Hb  E されど彼らは日々熱心に、彼の姿を看守りぬ。la SE 彼らはこの女を獲んと願ひ居たれば、自らの情慾を語るを恥ぢたるなり。i` ME 彼らは共に戀のために傷つきながらも、敢て各自その惱を色に現さず。+_ QE かくて彼ら、天を仰ぎ見ることをせざらんため、また正しき審判を思ひ出でざらん爲に自らの心を曲げ、眼を背けたり。^ E而して二人の長老は、日毎に彼の女が庭園に歩むを盜み見て、祕にかれに向ひて情慾を燃し居たり。r] _Eさて晝の頃、人々去り行きし時、散歩せんとてスザンナは夫の庭園に出でぬ。{\ qE此等の審到官は多くヨアキムの邸宅に集ひしが、訴訟をなす者は悉く彼等に來れり。p[ [Eその年、二人の民の長老、審判官に任ぜらる。それは『惡はバビロンより、民を治むるが如く見ゆる老いたる審判官より來れり』と、主の語り給へるが如き審判官なりき。jZ OEヨアキムは裕なる富を持てる者にて、その邸宅につづきて麗はしき庭園あり。ユダヤ人ら來りて彼と親しむ。そは彼は他のすべての者に優りて、敬はれ居たればなり。lY SEその兩親もまた義しき者にて、モーセの律法に從ひてその娘を教へたり。 X Eかれ妻を娶る。その名をスザンナと呼び、ヘルキアの娘にていと美しく、主を畏るる婦人なりき。PW Eバビロンに住める人あり、その名をヨアキムといふ。&VE@ そは神己より出づる恩惠と正義とにより、榮光の輝やきの中に歡喜をもて、イスラエルを導びき給ふべければなり。sU_@諸の林も、すべての香ゆかしき樹々も、神の誡によりてイスラエルを蔽はん。zTm@そは神、すべての高き丘、また大河の堤防を平らかにし、谷を埋めて平地となすべきことを命じ給ふ。これイスラエルの子らが、平安に神の榮光のうちに進み行かんがためなり。/SW@彼ら跣足にて汝に別れ、敵に携へ去られしが、神は御國の子らの如く、榮光のうちに高めつつ、彼を汝に伴なひ歸り給ふ。wRg@起てよ、エルサレム、起ちて高きに上れ、而して東の方を望め、神に憧がるる歡喜に滿たされ、聖なる者の命ずるままに。視よ、汝の子らは相携へて、西より東に向ひて來る。Qw@そは汝の名は神により、とこしへに正義の平和、また神の禮拜の光榮と稱へらるべし。OP@神、汝の輝を天が下なるすべての國に顯し給はん。pOY@神より來る正義の重衣もを纒ひ、汝の頭の上に永遠者の榮光ある冠を戴け。~N w@エルサレムよ、汝の悲歎と苦惱の衣を脱ぎすて、永遠に神より來る榮光の優美を纒へ、AM{@%視よ、汝の子らは來る。汝の見送りし者、彼らは聖なる者の御言により、神の榮光のうちに、束より西に向ひ、相携へて歸り來るなり。dLA@$ああエルサレムよ、汝東の方を望み、神より汝に來る歡喜を視よ。 K@#そは永遠者より劫火いで彼らの上に臨みて絶えず、かくてその地は長く、惡魔の棲家とならん。J}@"そはわれ彼の大なる群衆の歡喜となすものを奪ひ去り、その誇れるものを悲歎に變へん。 I@!そは汝の廢墟を見て歡び、汝の倒れたるを歡びし者は、また自らの荒れはつるを見て悲しまん。sH_@ 憫むべきかな、汝の子らの仕へし町々。憫むべきかな、汝の子らを受けし國。dGA@憫むべきかな、汝を惱ましし者、また汝の倒るるを見て歡びし者。jFM@雄々しかれ、エルサレムよ、汝にその名を賜ひし者、汝を慰め給はん。E@汝らの上に此等の災禍を臨ませ給ひし者は、また汝らの救と共に永遠の歡喜を汝らに與へ給はん。yDk@神より迷ひ出でしは汝らの心なりしも、汝ら歸りたれば更に十倍して彼を求めよ。/CW@勇め、我が子らよ、神に向かひて泣き叫べ。そは此らのことを汝らの上に來らしめ給ひし者に、汝ら想出ださるればなり。B}@我が美しき者らは、荒れたる道を往き、敵に捉へられし群羊のごとくに携へ去られたり。bA=@我が子らよ、耐へ忍びて神より汝らに臨める御怒を受けよ。汝らの敵は汝らを迫め惱まさん。されど暫時せば、汝ら彼らの滅び失するを見、彼らの頸を踏まん。b@=@いま汝らの俘囚をシオンの隣人らが見たる如く、彼らまた久しからずして神より來る汝らの救ひを見ん。その來るや永遠者の大なる榮光と光明とをもて來らん。?@我わが歎と涙とをもて汝らを送り出したれど、神は永遠の歡喜をもて再び汝らを我に歸し給はん。h>I@そは我が希望は永遠者にあり、かれ汝らを救ひ給はん。歡喜は聖なる者より我に來らん。そは永遠者なる汝らの救主より、憐憫すみやかに汝らに來るべければなり。=w@喜び勇め、ああ我が子らよ、主に泣き叫べ。さらば彼、敵の手より汝らを救ひ給はん。y<k@我は平和の衣を脱ぎ、祈りの麁服を纒ひて、我が日の限り、永遠者に泣き叫ばん。 ;@行け、汝らの道を。ああ我が子らよ、行け、汝らの道を。我は荒野に殘されしものなればなり。:@これらの災禍を汝らの上に齎したる者こそ、敵の手より汝らを救ひ出し給ふべきものなれ。B9@されど、我なにをもて汝らを援くべきか。s8_@彼ら寡婦の慈しみ愛する子らを奪ひ去り、息子なき寡婦を荒野に殘し行けり。G7@そは彼一の國を遠隔より彼らの上に遣はし給へり、その國は恥を知らず、不思議なる言を用ひ、老いたるを敬はず、幼きを憐れむことなし。p6Y@シオンに近く住む者よ、來れ、永遠者の齎し給へる息子息女の俘囚を思へ。|5q@ 彼ら法規を知らず、また神の誡の大路を歩まず、その正義の懲戒の小路を辿らざりきe4C@ 我は寡婦なり、多くの人に棄てられたる者なり、我に向ひて誰も歡喜をなすな、我はわが子らの罪によりて荒野に殘されたり。彼ら神の律法より離れたればなり。g3G@ 我は歡喜をもて彼らを養ひしが、涙と歎きとをもて彼らを見送れり。2!@ そは我、わが息子、息女の捉はれ行くを見たればなり。こは永遠者が彼らの上に齎し給ひしものなり。V1%@ さればエルサレムは神の御怒なんぢらの上に臨むを見ていへり。聽け、ああ汝らシオンの近傍に住む者よ、神、大なる悲歎をもて我が上に臨み給へり。0@汝らは、汝らを導き上りし永遠の神を忘れたり。汝らは、汝らを育みしエルサレムを悲しませたり。j/M@そは汝ら神にささげずして惡魔に犧牲をささげ、御怒を招きしによる。&.E@汝ら諸國に賣られたり、されど汝らを滅ぼさんとにはあらず、ただ汝らの神の御怒に觸れ、その敵に渡されしのみ。I- @歡び勇め、我が民よ、イスラエルの忘形見よ。,@ああイスラエルよ、我らは幸福なるかな。そは神に歡ばるることどもを我ら教へられたればなり。p+Y@汝の榮譽を他の者に奪はるな。また汝らに益となるものを他の國に與ふな。*@ああヤコブよ、立ち歸りて、堅く之を保つべし、汝光の面前を歩め、これ光に照らされんためなり。%) E@これは神の誡の書なり。その律法は永遠に絶ゆることなし。之を守るものは生命をえ、之より離るる者は死すべし。I( @%彼その後己を地上に示し、人々と語り給へり。'@$彼は智慧のすべての道を知悉し、之をその僕ヤコブと、その愛しみ給ふイスラエルとに與へ給へり。a&;@#これぞ我らの神に在すなれ。地には彼に類ふべき者なかるべし。S%@"星は守護者として空に煌き、歡喜にみつ。彼招き給へば、星ら我ここにありと答へ、彼らを創造り給へる者に向ひて、いと樂しげに光りを放つなり。|$q@!彼は光を放ち給ふ。光は輝きわたり、再び之を招き給へば、畏懼をもて彼に從へり。/#W@ されど一切を知るものは智慧を知り、その悟性をもて智慧を見出す。永遠に地を創造りし者は四足の獸をもて之に滿しぬ。X")@誰ありて智慧の大路を知らず、その小路を思はざるなり。X!)@誰か海を渉りて智慧を見出し、純金をもて購ひ歸りしや。[ /@誰か天に昇りて智慧を捉へ、之を雲の上より携へ降りしや。}@却つて彼ら滅ぼされたり。彼らに智慧なかりし故に、自らの愚昧によりて滅び失せたり。O@主は彼らを選び給はず、智慧の大路を與へ給はず。s_@巨人ありて、往古よりその名顯はれ、優れたる勇者ありて戰にいと秀でたり。^5@偉大にして絶ゆるところなく、崇高くして測り知ること難し。w@ああイスラエルよ、神の家のいかに偉大なるかな、その治め給ふ地のいかに廣きかな、q[@地上に智慧を求むるアガレ人、メランとテマンの商人、寓話の著作者、悟性の探求者など少なからず。されど誰ありて智慧の大路を知らず、その小路を想出づるものなし。pY@これぞ未だカナンにて聞きしことなく、テマンにて見る能はざりし處なれ。s_@その小路をも辨へず、また之を守らず、彼らの子らはその路より遠ざかれり。a;@若者ら光を見、地の上に宿る。されど彼ら知識の大路を知らず。X)@これらは滅びて墓に下り、知らぬ者かれ等に代りて現る。|q@銀をもて作られ、いとも愛でられたるもの、その手の業は測り知るべからざるもの、'@空の鳥と歡樂を共にし、また人々の依り賴む金銀を積み蓄へ、絶えず之を獲んとせる者は何處にありや。dA@異邦の侯伯たち、また地に棲む荒き獸を治めし者は何處にありや。X)@誰か智慧のある處を見出し、その財寳を受け繼ぎたるや。wg@何處に智慧あるか、何處に能力あるか、何處に知識あるかを學べ。さらば汝また何處に晝の長さと、生命の長さとあるかを知り、何處に眼の光あり、また平和あるかを知らん。mS@ 汝もし神の道に歩みたりせば、とこしへに平和の中に住むべかりしなり。0[@ 汝は智慧の泉を棄て去れり。F@ 墓に下るものと共に數へられしにあらずや。2 ]@ イスラエルよ、汝の敵の國にありて、汝に起れることは何ぞや。異邦に在りて汝は卽に年老いたり。汝は死人と共に汚され、d A@ イスラエルよ、生命の誡を聽け、智慧を識らんために耳を傾けよ。 @視よ、我ら、主なるわれらの神より離れたる我らの先祖たちのすべての罪に從ひ、叱責と呪咀とを受けんために、また懲戒のために、此の日に至るまで、汝の散し給へる地に俘囚の民となる。0 Y@この故に汝は、汝を畏るる思念を我らの心に置き、御名を稱ふる心を起こさしめ、俘囚にありて讚美をささげしめ給へり。そは我ら、主の御前に罪を犯したる我らの先祖の凡ての罪を憶出でんために召されたればなり。m S@そは汝は我らの神なる主に在せばなり。主よ、我ら汝をたたへまつらん。}@我らの先祖の罪を憶出で給ふ勿れ。此の日ただ主の御能力と御名とを想ひ續けしめ給へ。  @全能の主、イスラエルの神よ、今死せるイスラエル人とその子らとの祈を聞き給へ。彼らは御前に罪を犯し、彼らの神なる汝の御聲を聽かざりき。されば此等の災禍われらを離れざるなり。O@汝もし永遠に忍び給はずば、我ら全く滅び失せん。5c@ああ主よ、聽き給へ。われらを惠み給へ。汝は恩惠に滿ち給へばなり。われらを憐れみ給へ。我ら御前に罪を犯したればなり。 @ああ全能の主、イスラエルの神よ、悲にある魂、惱にある靈は、汝に向ひて泣き叫ぶなり。V%@#われ彼らとの間に永遠の契約を立てん、われ彼らの神となり、彼ら我が民とならん。我再びわが彼らに與へたる地より彼らを追ひ出すことなかるべし。@"また我かれ等を、わが嘗て誓ひをもて、彼らの先祖アブラハム、イサク、ヤコブに約したる地に携へ歸らん、彼らその地の主となるべし、われ彼らを增し殖さん、彼ら減らさるることなかるべし。,Q@!頑固なる心を棄て、惡しき業より離るべし。そは彼ら主の御前に罪を犯せる彼らの先祖の運命を想ひ出づべければなり。[/@ かくて彼ら俘囚の地にて我を讚め、我が名を思ひめぐらし、3@わが彼らの主なる神なることを憶ひ出でん。そはわれ彼らに一つの心と、聞くべき耳とを與ふべければなり。)~K@そは我知る、彼ら我に聽くを欲せず、頑固なる民なればなり。されど捉へ行かれし地にありて、彼ら自らを想ひ出し、>}u@もし汝心より我が聲に聽き從はずば、この大いなる群衆は、誠に諸國のうちにて最小き數となるベし、われ諸國に彼らを散らさんと。/|W@主の僕モーセ、イスラエルの子らの前にて、汝の命ずるままに、律法を綴りし日、彼によりて主が宣ひし如くなり。曰く、{!@われらの神なる主よ、主は常にその慈愛をもて、また常にその恩惠に從ひて、我らをあしらひ給へり。#z?@また主の宮は今日あるが如く、これを荒れ廢るる儘にし給へり。これイスラエルとユダの家の惡逆によりてなり。y-@視よ、彼らは晝は暑熱、夜は霜空に晒さる。餓饑と劔と惡疫とに惱まされ、甚だしき苦痛のうちに死ねり。6xe@されど我らバビロン王に仕へて、汝の御聲に聽き從はんと願はざりき。故に汝はその僕なる預言者たちをもて語り給へるみ言を果し給へり。卽ち我らの王たちの骨、先祖たちの骨は、墓より取り去られざるをえざるなりと。Vw%@われユダの町々を滅ぼし、エルサレムより再び饗宴の聲、歡喜の聲、新郎また新婦の聲を聞ゆることなからしめ、全地に住む人なきに至らしむべしと。pvY@されど汝らもしバビロン王に仕へず、主の御聲に聽き從ふことを欲せずば、2u]@主かく語り給ふ、汝らの肩を屈めて、バビロンの王に仕へよ。さらば我が汝らの先祖に與へし地に、汝ら留まることをえん。 t9@そは汝が我らの上に降し給ひし御怒と御憤とは汝の僕なる預言者たちによりて汝が語り給ひし如くなればなり。s-@主よ、われらの神よ、我らの先祖、また王たちの正義のために我ら御前に脆きて虔しく嘆き訴ふる能はず。;ro@されど、主よ、大いなる惱の中にありて、虐げられ、弱められたる魂、また衰へたる眼、餓たる魂は、讚美と正義とを汝に獻げん。Gq@汝の眼をひらきて覽はし給へ。そは死にて墓にあるもの、その魂を軀より取り去られし者は、讚美と正義とを主にささぐる能はざればなり。p!@主よ、汝の聖なる宮より我らを覽はし、我らを顧み給へ。汝の耳を傾け給へ。主よ、我らに聽き給へ。/oW@そはイスラエルとその後裔、汝の御名によりて呼ばれなば、全地は汝が主なるわれらの神に在すことを知るべければなり。/nW@主よ、我らの祈禱と嘆願とを聽召し、汝自らのために我らを救ひ、我らを捉へ行きたる者の眼の前にて、我らを惠み給へ。&mE@ 願はくは御怒を我らより取り去り給へ。そは我らは汝によりて異邦人の間に散らされ、僅かに殘れる者なればなり。lw@ 主なる我らの神よ、我等罪を犯し、不信を行ひ、不義をもて、汝の律法をあしらひぬ。 k @ 主なるイスラエルの神よ、汝は權勢ある御手、尊き御腕、休徴と異なるわざ、又大いなる能力をもて、その民をエジプトの地より導き出し、今日呼ばれ給ふ聖名を汝自らに嬴ち得たまへり。vje@ 然るに我ら主の御聲を聞かず、我らの前に備へ給ひし主の誡の道に歩まざりき。,iQ@ 故に主は凶惡をもて我らに臨み、禍害を我らの上に齎し給へり。そは主の我等に命じ給へる御業は悉く正しければなり。yhk@されど我らはなほ主の御前に祈りて各々その惡しき思念より離れんことを願はず。|gq@我らの上に臨める此等のすべての災禍は、主われらに向ひて宣言ひし處なればなり。 f9@正義は主なる我らの神に屬す。されど我らと、我らの先祖とには、今日見るが如く、拭ひえぬ恥辱のみ殘れり。,eQ@かく我らは棄てられて、顧りみられざりき。そは我ら、主なる我らの神に罪を犯し、主の御聲に聽き從はざりし故なり。Vd%@しかのみならず、主は彼らを、我らの四圍の國々に渡して奴隸となし、彼らを散らし給へる四圍の國人の間に在りて、恥辱と滅亡とを受けしめ給へり。[c/@人その息子息女の肉を喰はざるを得ざるに至らしめ給へり。/bW@モーセの律法に誌しし所に從ひ、エルサレムに起りしことの如く、天が下に嘗て見ざりし怖るべき災禍を我らの上に降し、Ra @されば主は我らに對し、またイスラエルを審きし審判者、我らの王たち、王の子ら、またイスラエルとユダの人々に對して語り給ひし御言を果たし、` @おのが惡しき心の思念のままに異なる神々に仕へ、主なるわれらの神の御前に惡を行へり。_ -@されど我らは、主なるわれらの神の御聲をきかず、我らに遣はし給ひし預言者たちのすべての言に從はず、,^ S@されば今日、諸の災禍と呪咀とは我らを離れ去らず。この呪咀は、主が乳と蜜との流るる地を我らに與へんとて、我らの先祖をエジプトの地より導き出し給へる日に、その僕モーセに命じて宣べしめ給ひしものなり。L] @主が我等の先祖たちをエジプトの地より導き出し給ひしより今日に至るまで、我らは主なるわれらの神に叛き、その御聲に聽き從はざりしなり。~\ w@主に從はず、主なるわれらの神の御聲を聽かず、明白に我等に與へ給ひし誡に歩まず、2[ a@そは我ら主の御前に罪を犯し、rZ _@我らの王たち、王の子ら、祭司ら、預言者ら、我らの先祖らに、歸するなり。4Y c@汝等またいふべし。正義は主なる我等の神に歸す。されど今日見るが如く、迷謬は我らと、ユダの人々、エルサレムに住む者、X }@我らが汝らに送れるこの書を讀み、祭の日また聖會の日に、主の宮に入りて懺悔すべし。XW +@ また我等のために、主なるわれらの神に祈れ。そは我ら主なる我らの神に罪を犯し、また此の日に至るまで、主の御憤と御怒、われらを去らざればなり。V  @ 主は我らに能力を與へ、我らの眼を明らかならしめ給はん。かくて我らバビロン王ネブカデネザル、またその子バルタサルの庇護の下に生き、我ら長く彼等に仕へ、彼らの前に寵愛をえん。IU  @ 汝らバビロン王ネブカデネザル、及びその子バルタサルの生命のために祈れ。こは彼らの生命の天に於けるが如く地にも長からんがためなり。[T 1@ 彼らいへり、視よ、我ら金子を汝らに贈る。これは汝らの燔祭、罪祭、また薰香を買ひ、汝らのマナを整へて、主なる我らの神の祭壇に獻げんがためなり。 S @ –,R S@[8-9]バルクはまた、シバンの月の十日に、さきに宮より奪ひ去られ居りし主の宮の寳物を、ユダの地に還さんとて受けとれり。これ等は銀の器にて、バビロン王ネブカデネザルが、エコニヤ、王の子ら、俘囚人、權力ある者及び全地の民をバビロンに伴去りし後、ユダの王ヨシアの子ゼデキヤが鑄造しものなり。CQ @之をエルサレムに居るサロムの子なるヘルキアの子、大祭司ヨアキム、彼と共にエルサレムに在る祭司たち、またすべての人々に贈れり。>P y@彼らまた各自の力に應じて喜捨を集め、TO #@ここに彼ら涙を流し、食を斷ちて、主の御前に祈れり。[N 1@力ある人々、王の子ら、長老たち、いと低きよりいと高きに至る凡ての人々、卽ちスド河の畔なるバビロンに住むすべての人々の前にて、この書を讀みぬ。M @かくてバルクはユダの王ヨアキムの子エコニヤ、またこの書の言を聽かんとて來れる人々、4L c@バビロンにて誌ししものなり。時恰もカルデヤ人エルサレムを陷れ、火を放ちて之を燒きたる第五年、その月の七日目に當る。`K =@此書に載する言は、ヘルキヤの子なるアサデヤ、アナデヤの子なるセデキヤ、セデキヤの子なるマアシヤ、マアシヤの子なるネリヤ、ネリヤの子なるバルクが、J };I故に偶像を持たざる正しき人となるに如かず。かかる人は恥辱を受くることなかるべし。UI %;H汝ら彼らの神々にあらざることを、彼らの纒へる燦く紫の衣の破るるによりて知るべし。而して彼らもまた後に喰ひ盡され、國の中に恥辱となるべし。7H i;Gまた、木材と金銀鍍金の神々は果樹園の山櫨子のごとし。小鳥きたりてその上に止まる。また暗黑に投げ棄てらるる屍骸の如し。xG k;F胡瓜畑に架けられたる案山子の能なきが如く、彼ら木材と金銀鍍金の神々は空し。cF A;Eされば彼らの神々なることは決して我等に顯れず、彼らを恐るな。TE #;D野獸は尚彼らに優る。そは彼ら草叢に棲みて自ら助く。uD e;Cまた異邦人に天の休徴を示す能はず、太陽の如く輝かず、月の如く照り出でず。NC ;Bそは彼ら王たちを呪ふ能はず、また祝するを得ず。HB  ;A故に知れ、彼らは神々に非ず、彼らを恐るな。"A ?;@されば彼らを神々と思ふべきにあらず、また呼ぶべきにあらず。彼等は事件を審きえず、人々々に善を爲しえず。|@ s;?また火、諸の丘と森とを滅さんために天より遣らるるや、その命ぜられたるが如くす。されどこれらの神々は、その外貌に於ても、また能力に於ても、彼らの如くにあらざるなり。o? Y;>また神一度、全世界を蔽はんことを雲に命じ給へば、雲は命ぜらるる儘に之~> w;=かく電光も照りかがやきて、見るに美はしく、風はまた總ての國々を吹きめぐるなり。]= 5;<そは太陽も月も星も光り輝きてその責務を果し、且柔順なり。}< u;;故に斯る虛僞の神々たらんよりは寧ろ王となりて、その能力を示すに如かず、もしくは所有者を益する、家の中のなくてならぬ器となるに如かず、或は期る虛僞の神々たらんよりは、家の扉となりて、家の中にあるものを安全に守護るに如かず、或は宮の圓柱となるに如かず。; !;:彼らが纒へる黄金も白銀も衣裳も、強きもの來りて奪ひ去る。されど彼らこれを如何ともする能はず。r: _;9更にまた木材また金銀、鍍金の此等の神々は盜賊及び強盜より遁るる能はず。~9 w;8かつ彼らは王また敵に抗する能はず。いかなれば彼らを神々となし、神々と呼ぶべき。78 i;7故に火事起りて、木材もしくは金銀鍍金の神々の家を襲ふ時、彼らの祭司は逃げ去り、神々自らは横梁の如く微塵に燃え失せん。 7 ;6また自らの事件を審く能はず、誤を爲すとも正す能はず。彼らは天と地との間に住む鴉の如し。c6 A;5彼らは國に王を立つる能はず、人々の爲に雨を降らしむる能はず、T5 #;4されば、誰か彼らの神々にあらざることを識りえざる。4 9;3また彼らは神々にあらず、人の手の作に過ぎずして、彼らの中に神の御業なきこと、諸國諸王に悉く顯るべし。3 ;2彼等はただ木材と金銀とにて飾れるものに過ぎざれば、今より後、彼らの虛僞なること明なるべし。%2 E;1如何なれば人々、彼らの神々にあらぬを悟り得ざる。彼らは自らを戰より救ふ能はず、災禍より遁れしむる能はず。f1 G;0戰爭もしくは災禍かれらに臨む時は、祭司ら祕なる處にて互に謀る。K0 ;/彼らは後に來る者に、虛僞と恥辱とを遺したり。/ ;.また彼らを造れる者もその生命いとはかなし。いかなれば、彼らの手に成れるものを神々と云ふや。o. Y;-彼らは木匠と鍛冶の手にて造らる。彼らは工匠によりてのみ存在うるなり。- ;,彼らのうちに爲さるるは皆虛僞なり。されば彼らはいかで神々と思はれ、また言はれ得ん。, );+綱にて身のまはりを取り捲かれ、糠を燒きて香とし、路に坐する女、その側を過ぐる者に誘はれて之と偕に寢ねなば、その友を誹りて己れに優るものにあらず、またその綱斷ち切られざりしといはん、i+ M;*されど彼ら自ら之を悟る能はずして捨つ。そは彼らに知識なければなり"* ?;)祭司ら物言はざる唖者を見出さば、之を伴ひ來り、恰も悟り知る者の如くに、ベル神に呼ばはらんことを懇願す。o) Y;(カルデヤ人すら敬はざるを、誰か彼らを神々と信じ、また神々と呼ばんや。"( ?;'黄金、白銀を張りて飾れる木造の神々は、山より切り出されたる石塊の如し、彼等を拜する者は屈辱を受くべし。A' ;&彼ら寡婦に哀憐を施さず、孤兒を顧みず。i& M;%彼ら盲者の眼を開きて視えしむる能はず、悲歎く者を援くることなし。l% S;$彼ら一人をも死より救はず、また弱きものを勢力ある者より救ふ能はず。$ 9;#彼らまた富貴を與へえず、財寶を與へ得ず、人ありて彼らに誓を立てまた之を破るとも、彼ら責むることなし。C# ;"人神々に向ひてなすことは、惡なりとも、善なりとも、彼らこれに對して酬ゆる能はず。彼らに王を立つる力なく、また廢する力もなし。]" 5;!祭司らはまた、神々の衣服を剝ぎて彼らの妻子らに纒はしむ。c! A; 埋葬の式に人々人々の爲すごとく、神々の前に吼えまた叫ぶなり。  };而して祭司ら裂きたる衣を纒ひ、頭と髭とを剃り、その頸を被ふことなくして宮に座し、 ;~~/}}8|||-{~{zyyYzXXWVVCUTSSRQQ PIOO:NNM~LLDKwJJ'IoHHGG{G:FEDsD;CCBAAn@@V??A>>)==<;>罪あるものの言を恐るな。そは彼の巣は糞土と蟲となればなり。g=G=されば汝らいつまでも思へ、主に依り頼むものは力を失ふことなし。a<;<またダニエルは罪なかりしかば、獅子の口より救ひ出されたり。s;_;ハナニヤとアザリヤとミシャエルとは、その信仰の故に焰の中より救はれぬ。d:A:エリヤは律法に對していたく熱心なりしかば、天に舉げられたり。U9#9ダビデはその憐恤のために、國の王位を永遠に嗣げり。R88カルブは會衆の中に證を保ちて、地の嗣業を得たり。[7/7ヨシュアは御言を成し遂げて、イスラエルの士師となれり。s6_6我らの父祖ピネハスはいと熱心なりしかば、永遠の祭司の職の契約を得たり。^555ヨセフはその患難の時に試練に耐え、エジプトの主となれり。y4k4アブラハムはその試練の時、信仰を認められ、これによりて義とせられざりしや。33彼等がその代になしし我らの父祖たちの行爲を憶えよ。而して大なる榮光と永遠の名とを受けよ。|2q2されば子らよ、汝ら律法に熱心なれ、汝らの生命を汝らの父祖たちの契約に與へよ。T1!1さてマタテヤの生涯終らんとし、その死ぬる日近づきたる時、彼その子らにいへり 『今や高慢と誹謗とは勢力を得、滅亡の時、また憤怒の時來れり。0 0また彼等異邦人の手より、また王たちの手より、律法を取り返し、彼等に勝利を與へざりき。X/)/彼等は高慢の子らを追ひ、そのわざ彼等の手に榮えたり。..彼等がイスラエルの境の中に見出したる、割禮を受けざりしすべての子らに、強ひて割禮を行へり。F--マタテヤとその友ら巡り行きて、壇を倒し、;,o,彼等は軍隊を整へ、怒をもて罪人らを、憤をもて不法なる者どもを撃ちぬ。殘れる者は身の安全のために、異邦人の間に逃れたり。|+q+かくて災害を逃れたるすべての者、彼等に加へられて彼等のために支持者となれり。D**その時、彼等の許に集ひしは、イスラエルの力ある者なるハシデームの徒にして、彼等は皆律法のために喜びて身を献げたるものなりき。})s)彼等その日ともに議りていひけるは『誰にても安息日に我らに向ひて戰を挑まば、我ら彼と戰はん。我らは我らの兄弟たちがその隱家に於て死ねるが如くに死ぬべきにあらず』と。k(O(彼等互にいひけるは『もし我ら皆、我らの兄弟たちのなせし如く、我らの生命と律法とのために異邦人に向ひて戰はずば、彼等は今忽に我らを地より滅し盡さん』と。^'5'マタテヤとその友らこれを知り、彼等のためにいたく歎きぬ。&3&其等の者ども起ちあがりて安息日に彼等を攻め、彼らとその妻子ら、及び家畜を殺せること一千に達したり。%!%『われら罪なくして死なん。天も地も我らのために證せん、汝等は審かずして我らを死に渡したり。』$ $彼等はこれに應へず、石をもこれに投げず、またその隱れ居る所を防がんともせずしていへりO##ここに於て其等の人々急ぎて戰をなさんとせしが、s"_"彼等答ふ『我らは出で行かじ、また王の言に從ひて安息日を犯さざるべし。』 !9!而して其等の人々いへり『今に至るまでのことはともあれ、出で來りて王の御言に從へ、さらば汝ら生きん。』  多くの人々彼等の跡を追ひ、これに追ひ付きて、營を張り、安息日に彼等に戰を挑みたり。G而して王の役人らと、ダビデの町・エルサレムに屯せし軍隊とに、王の命に背きしある人々を荒野の隱家に逃れたりと告ぐる者ありしかば、3彼らの子等、彼らの妻たち、また彼等の家畜も彼等とともにありき。災害かれらの上に降りかかりたるなり。pYその時、正義と審判とを求めし多くの人々は、荒野に赴きてそこに住めり。ykかくて彼と彼の子らは山に逃れ、彼等が町の中にもてるすべてのものを棄てたり。3マタテヤ大聲にて町に呼はりていひけるは『律法に熱心にして契約を守るものは、何人にても我に從へ』と。yk彼は律法に對して熱心にして、ピネハスがサルの子ジムリになせし如くになしぬ。s_またその時、犧牲を人々に強ひし王の役人をも殺して、壇の下に引き降せり。,Qマタテヤこれを見るや、その熱心燃えあがり、その腰震ひ、審判に從ひて怒を發し、走り行きて、壇の上に彼を殺せり。V%かれ此等の言葉を語り終へし時、一人のユダヤ人、すべての人の眼の前にて、王の命に從ひ、モデインにありし壇の上に犧牲をささげんとして來れり。pY我らは王の言に從ひ、我らの禮拜を離れて、右にも左にも行かざるべし。』L天は我らが、律法と詔命とを棄つることを禁ず。jMわれとわが子らとわが兄弟たちは、我らの先祖たちの契約に歩むべし。>uマタテヤ答へて大聲にいへり『王の支配の下にあるすべての國人かれに聽きて、各自その先祖の禮拜より離れ、その命令に從ふとも、*Mされば今、汝まづ來りて、すべての國人とユダの人々とエルサレムに殘れる人々のなす如く、王の命令を行へ。さらば汝と汝の家は王の友のうちに數へられ、汝と汝の子らは金銀及び多くの贈物をもて敬はれん。』/W王の役人ら答へてマタテヤにいひけるは『汝は此の町に於て名譽ある大なる人にして、子らと兄弟たちによりて強めらる。pY多くのイスラエル人彼等の許に來り、マタテヤとその子らも其處に集れり。wその時、背教を強制し居りし王の役人等、犧牲をささげんとてモデインの町に來れり。s_マテタヤとその子ら、その衣を裂き、麻布を身に纏ひて、いたく歎き悲めり。F  いかなればわれら猶生き存へんとするか。』   視よ、我らの聖きもの、我らの美しさ、また我らの光榮は荒らされ、異邦人らこれを汚せり。a ; その裝飾は悉く剥ぎ取られ、自主の女たりしもの奴隸となれり。^ 5 いかなる國人かその宮殿を嗣ぎ、その分捕物をわかち得ざる。 3 その榮光ある器具は俘囚の地に携へ去られ、その幼兒らは街衢で殺され、その若者らは敵の劍をもて殺さる。6gその宮は光榮を失へる人の如く、fE而して彼いへり 『悲しいかな、いかなればわれ、生れ出でて、わが民の滅亡と聖き都の滅亡とを見、町は敵の手に、聖所は外人の手に渡さるる時、此處に住むか。veマタテヤは、ユダのうちに、またエルサレムのうちに行はれたる冒瀆を見たり。veアバランと呼ばれたるエレアザル、及びアプスと呼ばれたるヨナタンこれなり。0[マカビオと呼ばれたるユダ、0[タシと呼ばれたるシメオン、L彼に五人の子あり、カデスと呼ばれたるヨハネ、( Kその頃ヨアリブの子孫なる祭司、シメオンの子、ヨハネの子、マタテヤはエルサレムより起りて、モデインに住めり。N @かくてイスラエルの上に、いと大なる御怒來れり。  ?肉をもて汚されざらんがため、また聖なる契約を冒さざらんがために、彼等は死を選びて死ねり。~ 3>ここに於てイスラエルのうちの多くの人々汚れたるものを食はざることを決心し、自ら堅くこれを定めたり。}  =彼等嬰兒らを、その首のまはりにかけ、彼等の家々と彼等に割禮を施したる人々とを滅しぬ。u| e<而してその子らに割禮を施せる婦女たちをば、彼等命令に從ひて死に渡したり。{ ;その月の二十五日に、彼等は神の祭壇の上に造られたる偶像の壇の上に犧牲をささげたり。 z :かくて彼等は月毎に、イスラエル人に向ひ、町々に見出さるる程の人々に、その力をもて臨みぬ。y '9契約の書をもてるもの、律法を認むるもの見出されなば、何人にても王の宣告によりて死に渡されたり。x }8彼等はまた、己等の見出したる諸の律法の書をば、片々にさき、火にてこれを燒きたり。Qw 7家の門口にて、又町の街衢にて、彼等は香を焚けり。Rv 6第百四十五年のキスリウの月の十五日に、彼等は荒す惡むべきものを祭壇の上に築き、ユダの町々に於て、いかなる所にも、偶像への祭壇を築きぬ。ou Y5而して彼等、イスラエルをして、彼等のもてる隱家に己等を隱れしめたり。t 34民のうちより多くの者ども彼等の許に集められしが、彼等は皆律法を捨て、その地にもろもろの惡を行へり。=s u3すべて此等の言に從ひて、かれ全國に書を送り、すべての民の上に監督を立て、ユダの町々に命じて、町毎に犧牲をささげしめたり。ir M2而して王の言に從ひて行はざるものは、誰にても殺さるべしといへり。`q ;1彼等をして律法を忘れしめ、またすべての慣行を變へしめたり。.p W0その息子等に割禮を施すべからざること、またその魂をあらゆる不潔と冒瀆とをもて忌むべきものとなすべきことを命じ、ro _/偶像のために宮と社とを建てて、豚の肉と汚れたる獸とを犧牲とすべきこと、;n s.聖所と聖なるものとを瀆すべきこと、~m w-聖所に於ける燔祭と犧牲と灌祭とを禁ずべきこと、安息日と諸の祭日を犯すべきこと、l ',而して王は使者の手によりて書をエルサレムとユダの町々とに送り、彼等に、國の異なれる律法に從ひ、~k w+イスラエルの多くの人々は彼の禮拜を認めて、偶像に犧牲をささげ、安息日を瀆しぬ。ij M*各自己が律法を捨つべきことを命じたり。すべての民は王の言を承け、ii M)アンテオコス王は書をもて、全國はすべて一つの民となるべきことと、fh G(その光榮に從ひて、その恥増し加はり、その高き名譽は喪に變りぬ。g 9'その聖所は荒野の如くあれすたれ、その祭日は喪となり、その安息日は誹謗となり、その名譽は恥辱となれり。Of &エルサレムの民は彼等の故に逃れ、町は異國人の住居となり、そこに生れたるものにとりて町は奇異なる場所となり、町の子らは皆町を捨てたり。Ze /%彼等は聖所の周圍に罪なきの血を流して、聖所を瀆したり。d $又それは聖所に對しては待伏所となり、イスラエルに對しては絶えず惡むべき仇となれり。c '#彼等また武器と糧食とを貯へ、エルサレムの分捕物を集めてこれを積み重ね、自ら恐るべき罠となれり。ib M"彼等ここに罪深き民、律法を犯すものどもを置きて、自らを強めたり。 a !而して彼等、大なる強き石垣と堅き戍樓とをもてダビデの町を築き、これをその城塞となせり。c` A またかれら女たちと子供たちを俘虜とし、かつ家畜を奪ひ去りぬ。f_ Gかれ町の物を奪ひ、その家を燒き、また倒し、四方の石垣を破りぬ。[^ 1而して彼たくみに平和の言を彼等に傳へければ、彼等これを信じたり。然るに彼、俄に町を襲ひて、甚しくこれを撃ち、イスラエルの多くの人々を滅せり。]  二年の後、王はユダの町々に取税人の長を遣ししに、彼大軍を率ゐて、エルサレムに來れり。r\ _地はその住む人のために動かされ、ヤコブのすべての家は恥辱を衣せられぬ。W[ )新郎は皆哀悼をなし、婚禮の室にありし女は心重かりき。{Z q有司らと長老らは泣き、處女らと若者らは力弱り、婦人たちはその美しさを失ひぬ。{Y q而してイスラエルに於て、彼等の赴きし處には、いかなる處にも、大なる歎ありき。 X かくてあらゆるものを奪取りし後、己が地に到りて大なる殺戮を行ひ、誇りがにこれを語れり。xW k彼また銀と金、及び價高き器具をとり、又隱されたる寶を見出してこれを奪へり。V -供のパンの臺、灌祭の杯、金の香爐、顏蔽、冠、及び宮の正面の裝飾を取りて、これを悉く引き離したり。fU G僭越にも聖所に入りて、金の祭壇と燭臺、これに屬くすべてのもの、(T Kエジプトを撃ちし後、アンテオコスは第百四十三年に歸り、大群を率ゐてイスラエル及びエルサレムに向ひてすすみ、rS _彼等エジプトの地に於て、諸の大なる町を陷れ、エジプトの物を掠め取りぬ。R 9エジプト王プトレミオに向ひて戰を挑みぬ。プトレミオ彼の前に敗れて逃れ去り、多くのもの傷つき死にたり。~Q wかくてかれ、多くの軍勢と兵車と象と騎兵、又大なる艦隊を率ゐて、エジプトに入り、"P ?アンテオコスの眼に、國はよく整ひたりと見えしかば、彼エジプトをも治めて、二つの國の王とならんと欲せり。O 彼等は身に割禮を行はず、聖き契約を捨てて、自ら異邦人と交り、己を惡の行爲に賣れり。lN Sされば彼等異邦人の慣行に從ひて、エルサレムに一つの運動場を作れり。+M Q かくて民の中の或ものども進み出でて王の許に到りければ、王彼等に、異邦人の慣行に從ひて行ふべき許可を與へたり。5L g 此等の言、彼等の耳に良かりき。5K e その頃、イスラエルの間より、律法を犯すもの出でて、多くの人々を説き伏せ、『我ら、我らの周圍なる異邦人と契約を結ぶべし、そは我ら、彼等を離れしよりこのかた、多くの災害我らの上に臨みたればなり』といへり。mJ U ここに彼等の間より罪の根出でたり。彼はアンテオコス王の子、アンテオコス・エピパネスにて、嘗てロマに人質たりしが、ギリシヤ王國の第百三十七年に王となりぬ。I - 彼等は皆、彼の死後、自ら王冠をいただきしが、彼の子らも多くの年の間、かくなして地上に惡を増しぬ。>H yその僕等、各自己が處にて民を治めぬ。TG #かくてアレキサンドルは十二年の間世を治めて死ねり。1F ]ここに於てかれ、その若き時より己と偕に育てられし、名譽ある僕等を召し、彼の猶生き居る間に、その國を彼等に分ちぬ。WE )此の後、かれ病に罹りしが、自ら死の近づけるを悟りぬ。 D 彼は甚しく強き軍隊を集めて、諸國、諸民、諸王を治めたれば、彼等は皆かれに貢を納れたり。4C c地の極にまで到りて、多くの國々より多くの物を奪ひ取りぬ。かくて地は彼の前に平穩となり、彼は高められてその心驕れり。WB )彼多くの戰をなし、多くの砦を奪ひ、地の王たちを殺し、rA aケテイムの地より出で來れるピリポの子、マケドニヤ人アレキサンドルはペルシヤ人及びメデヤ人の王ダリヨスを撃ちし後、彼に代りて王となり、先づギリシヤを治めたり。I@  Y*而して王ダニエルを引出し、彼を滅さんとて洞窟に入れたるものらを其處に投じたるに、かれらは瞬く間に、王の目の前にて喰ひ盡されたり。? !Y)王、大聲を擧げ、叫びていひぬ『偉大なるかな、主、ダニエルの神よ、汝のほかに神あることなし。』> 9Y(第七日目に、王ダニエルを嘆き悲しまんとて出で行き、來りて洞窟を窺ひ見るに、視よ、ダニエル坐しゐたり。= !Y'かくてダニエル起上りて食せり。而して主の使、瞬く間に、ハバククを再びさきに居りし處に置けり。< Y&ダニエルいひけるは『ああ神よ、汝は我を忘れ給はず、汝を慕ひ、汝を愛する者を棄て給はず』と。 ; Y%その時ハバクク叫びていへり『ダニエルよ、ダニエルよ、神が汝に遣はし給へる食物を攝れ』と。1: ]Y$時に主の使彼の頭の上をとらへ、その頭髮をつかみて彼を運び去り、激しき勢をもて彼をバビロンにある洞窟の上に置けり。W9 )Y#ハバククいひけるは『主よ、我未だバビロンを見ず、また=8 uY"然るに主の使ハバククに云ひけるは『行け、その食物を携へ、バビロンに居るダニエルの許に到れ、彼は獅子の洞窟に居るなり』と。I7  Y!さて、ユダヤにハバククと呼ぶ一人の預言者ありき。彼はいま煮たる粥と麭麥屑を滿したる鉢を携へ、苅る者らに持ち行かんとて途にありき。C6 Y 洞窟には七頭の獅子棲みゐて、日毎に屍體二つ、羊二頭を給する慣習なりき。然るにダニエルを喰ひ盡さしめんとて、その日には此等のもr5 _Y彼等ダニエルを獅子の洞窟に投じけるが、ダニエル六日の間、そこに居たり。~4 wY時に王、彼らが威勢のただならぬを見るや、心ならずもダニエルを彼等の手に渡せり。3 Y彼ら王に來りていふ『我らにダニエルを渡せ、然らずば我ら汝と汝の家とを滅亡さん』と。2 yYバビロニア人之等のことを傳へ聞くや、憤ること甚しく、王に對して謀叛を圖り、いひけるは『王はユダヤ人となれり、彼はベルを破壞し、龍を斬倒し、その祭司らを殺したり』と。 1 ;Y時にダニエル、瀝靑、脂肪、毛髮などを取り混ぜて之を煮、之をまとめて龍の口に押入れしが、やがて龍は微塵に破裂したり。而してダニエルいひけるは『視よ、汝らの拜む神々はかくの如きものなり』と。10 ]Y王よ、僕に允許を與へ給へ。さらば劍をも杖をも用ひずして此の龍を斬倒さん』と。王いふ『我なんぢに允許を與へん』と。/ 'Y時にダニエル、王に答へて云ひけるは『われは、主なる我が神を拜せん、そは彼は活ける神なればなり。y. mY王ダニエルにいふ『なんぢは、これも亦、眞鍮なりと云はんとするか、見よ、彼は活く、彼は喰ひ且飮むなり、汝彼を活ける神に非ずと云ふを得ざるべし、故に彼を拜せよ』と。c- AYその地にまた一つの大なる龍ありて、バビロニヤ人これを拜めり。, }Y故に王、彼等を斬殺し、ベルをダニエルの手に委ねたれば、彼ベルとその宮を滅ぼしぬ。@+ {Y祭司たちとその妻子らとを捉へたりしが、彼らは王に、彼等が入り來りて、壇の上の種々なる供物を喰ひゐたる祕密の入口を示したり。x* kY王は答へぬ『われ多くの男、女、また子供らの足痕を見る』と。而して王怒りて、:) oY時にダニエル嘲笑ひ、王を止めて内に入らざらしめていふ『王よ鋪床を見られよ、此らの足痕は誰のものなりや、意にとめ給へ。』7( iY王は扉を開くや否や、直に壇の上を仰ぎ見しが、大聲を揚げて叫びいひぬ『偉大なるかな汝ベルよ、汝に何の欺瞞あらんや』と。~' wY王ダニエルにいふ『封印は完きや。』彼答ふ『然り、王よ、それらはすべて完し』と。`& ;Y夜明になり王は早く起き出でたりしが、ダニエル彼と偕にあり。 % Yさて夜に及びて、祭司たちその妻子らと共に入り來り、常の如くに凡てを喰ひまた飮み盡したり。;$ qYかく彼らの出で去りし後、王はベルの前に肉を供へたり。さてダニエルはその僕らに命じて灰を持ち來らしめ、王のみ居る前にて宮の内一面に之を撒けり。而して彼ら外に出で、扉を閉ぢ、王の印をもて封印し、立ち去りたり。R# Y 而して彼ら之を顧慮ることなかりき。そは彼ら壇の下に祕なる拔道を設け置き、其處より絶えず内側に入りて、これらのものを喰ひ盡したればなり。j" OY 而して翌くる日、汝入り來る時、ベルもしすべてを喰ひ盡し居らざるを見ることあらば、我ら死を受くべし。然らずば我らに叛きて虚僞を語れるダニエル死すべし。』:! oY 斯てベルの祭司らいふ『視よ、我ら外に出づべし、されば王よ、汝肉を据ゑ、酒を供へ、堅く扉を鎖し、汝の印をもて封印し給へ。  Y さてベルの祭司ら、その妻子らを除きて七十人を數ふ。ダニエル、王とともにベルの宮に到れり。 Y されどベル、眞にかかる經費を貪り喰ふことを我に證し得ば、ダニエル死すべし。そは彼ベルに對して冒涜を云ひたればなり』と。而してダニエル王にいひけるは『汝の言の如くならしめよ』と。@ {Yここに王憤りてその祭司たちを召し、彼等にいふ『汝ら若しかかる經費を貪り、喰ふ者の誰なるを我に語り得ずば、汝ら死に當るべし。U %Yダニエル微笑みて答へけるは『王よ、欺かれ給ふな、この偶像の内側は粘土、その外側は眞鍮なり、何をも喰ひ、また飮みたることあらざるなり』と。 3Y王、彼にいふ『汝ベルを活ける神なりと思はずや、汝彼が日毎に如何に多くを喰ひ、且飮むかを見ずや』と。@ {Y彼對へて云ふ『我は人の手の業なる偶像を拜むを欲せず、ただ天と地とを創造り、凡ゆる生ける物を治め給ふ活ける神を拜むなり』と。: oY王は之を拜み、日毎に訪れて之を崇む。されどダニエルは己が神を拜めり。王、彼にいひけるは『汝何故にベルを拜せざるや』と。R Y其頃バビロニア人はベルと呼べる一つの偶像をもてり。而して日毎にこの偶像のために費すもの小麥粉大桝十二、羊四十頭、また葡萄酒六樽に及ぶ。f GYダニエルは王と生活を共にし、彼の凡ての友に優りて崇められたり。 Yさてアステアゲス王死にてその先祖たちに加はり、ペルシヤのクロスは彼の國を繼ぎたり。W )E@その日より後、ダニエルは民の前に大なる名聲を獲たり。m UE?故にヘルキアとその妻とは、スザンナの夫ヨアキム及びその凡ての血族とともに、その娘スザンナの爲に、神を讚めたり。そは彼の凡ての汚名は全く雪がれたればなり。d CE>かくてモーセの律法に從ひ、姦計をもて、その隣入に惡をなせる者に相應しく彼らに報い、彼らを死に處したり。而して罪なきの血はその日のうちに救はれたり。[ 1E=斯て彼ら二人の長老に對して起ち上れり。そはダニエル彼らが僞の證を爲したることを、彼ら自らの唇にて知り、告白せしめ、彼等を罪に定めたればなり。o YE<ここに於て全會衆大聲に叫びて、凡て依り頼む者を救ひ給ふ神を讚めたり。C E;時にダニエルいふ『よし、汝もまた汝の頭に對して僞れり。神の御使劍を把り、汝を截り割かんとて待ち居るなり、彼なんぢを滅さん』と  E:されば今我に答へよ、如何なる樹の下にて彼ら偕に在るを見しや。』彼云ふ『柊の樹の下にて。』% EE9かく汝らイスラエルの娘らを犯し、彼ら汝を懼れて從へり。されどこのユダの娘は、敢て汝らの惡に從ふを欲せず。[ 1E8斯く彼はその一人を傍に斥け、他の一人を連れ來らしめていふ『汝ユダヤ人にあらざるカナン人の子孫よ、美しき貌汝を欺き、情慾汝の心を曲げしめたり。7  iE7ダニエル答へて云ふ『よし、汝は汝自身の頭に對して僞りたり。神の御使は今宣告を受けたれば、汝を眞二つに截り割かん』と。%  EE6汝もし、かの女を見たりとせば、我に告げよ、彼ら如何なる樹の下に偕に居りしや。』彼答ふ『乳香樹の下に』と。@  {E5そは汝僞の審判を宣告し、罪なき者を死に陷れ、罪ある者を赦したり。されど主は宣ふ『汝、罪なき者、また正義者を殺すべからず』とg  IE4かく彼ら別れ別れに引き離されし時、彼はその一人を呼びていへり『ああ汝、惡のうちに年を重ねたる者よ、今や汝がさきに犯せるもろもろの罪は悉く明になれり。  -E3時にダニエル彼らにいひけるは、『此らの二人を別ちて、互に遠く離れしめよ、我彼らに問ひ糺さん』と。 E2ここに於て全會衆は、再び急ぎ身をめぐらししに、長老らダニエルにいひけるは『來れ、我らの問に座し、その思ふ處を我らに示せ、神は汝に長老たる名譽を與へ給ひしに非ずや』と。x kE1再び審判の座に歸れ。そは彼らは、この女に對して虚僞の證を爲したればなり。』 E0かくて彼は人々の直中に起ちていひぬ『汝ら何故にかくも愚なるか、汝らイスラエルの子らよ、問ひ糺すことなく、汝らは、また眞理の知識に從はずして、此のイスラエルの娘を死に定めたり。u eE/時に全會衆、身を回らし、彼に向ひていふ『汝の語れる此等の言は何ぞや』と。Q E.かれ大聲に叫べり『我は此の婦入の血に與らず』と。% EE-さてスザンナは死に處せられんとて引き行かれしが、主はダニエルと呼ぶ一人の若者の聖靈を奮ひ起たしめ給ひぬ。; sE,而して主、その訴の聲を聽き給へり。  E+汝は汝の婢に對して虚僞の證を爲したる彼らを知り給ふ。視よ、婢は死に定められたり。されど婢は、此の人々が、われを陷れんがために、捏造せるかかることを決してなしたるに非ず。』( KE*時にスザンナ大聲に叫びていふ『ああもろもろの祕密を知り、また萬のものの成る前に之を知り給ふ永遠に在す神よ。 !E)彼らは民の長老また審判者なりしかば、民衆は彼らを信じたり。かくて彼らスザンナを死に定めたり。:~ oE(されど我ら此の女を捉へたり。我らその若者の誰なりしかを訊ねたれど、彼は答ふるを肯はざりき。我らこれ等のことを證す』と。1} ]E'我ら彼らの偕に居るを見しも、その若者を捉ふる能はざりき。そは彼は我らよりも強く、扉を開きて、躍り去りたればなり。i| ME&たまたま我ら一隅にありてその惡を見たれば、彼らの處に馳せ行けり。`{ ;E%時に隱れ居たる一人の若者、この女に近より、これと寢ねたり。+z QE$長老ら語り出でぬ『我ら園を歩み居る時、此の婦人二人の侍女と偕に入り來り、園の扉を鎖し、侍女らを去らしめたり。`y ;E#彼は涙を流しつつ天を仰ぎぬ。心の中に主を信じゐたればなり。Zx /E"時に二人の長老ら、人々の中に立ち、彼の頭に手を按きぬ。Hw  E!その友とすべて彼女を見たるもの悉く泣けり。v -E 而して此等の惡漢ども『彼の女の顏覆を取れ』と命じたり。彼らその美しきを見て心を滿さんとせしなり。Wu )Eさてスザンナはいと優雅しき婦人にて、容姿美しかりき。`t ;Eスザンナは兩親、其の子ら、及び凡ての血族と共に出で來れり。%s EE彼ら人々の前に語りていひぬ『ヘルキアの娘、ヨアキムの妻なるスザンナを召喚せよ』と。彼等かれを引き來りぬ。Ar }Eかくて翌日、人々彼の夫ヨアキムの許に.集ひ來れり。また二人の長老もスザンナを死に定めんものと、その心に姦計を滿しつつ來れり。 ~~K}}=|{{zz&yywvvuuuttess0rqqZp_onn:mmlOkjj`iiRhTgffVedccc[bbaa``X__^]]L\\v[[=ZZ#YmXX WVV1UU2TT SSQRR1QPPP-O}O.NMMMLKJJII(GG)FEE{EDD7CCiBAA{A&@@:??B>>F==%<<);::i988W75655"44<332~21:0x/..-U,,%+**=)(("'&2%%$$)#""!! Uq4ln6Q5yI 1 Q 6 l#tU#かくてアンテオコス王、第百四十九年にそこに死ねり。&E彼にその冠と衣と印章とを與へたり。これその子アンテオコスの養育を彼に託して、これを王となさんがためなり。a;彼その僚友の一人なるピリポを召して、その國全體を治めしめ、3 この故にわれ、此等の災害わが上に來りしを認む。視よ、われは大なる悲哀によりて外國にて死ぬるなり。』S  されどわれ今惱み出づ、嘗てわがエルサレムになしし惡を、人を遣はしてそこより金銀の器具を取り出し、理由なくユダの民らを滅さしめしことを。V % われわが心にいへり『いかなる苦惱にわれ來りしぞ、今わが陷りしは、いかに大なる洪水ぞ、われはわが力によりて惠まれ、かつ愛せられたりき』と。 ! 即ちかれ、己がすべての僚友を召しよせていひぬ『睡眠わが眼を去り、わが心、憂慮のために弱れり。   大なる悲哀新に彼に臨みしかば、彼は多くの日の間そこにありて、死ぬるために備をなせり。M 王これらのことを聽きし時驚きていたく動かされ、寢臺の上に横はりて、悲哀のために病を得たり。そは事かれの望みし如く成らざりし故なり。\1エルサレムにありし壇の上に、嘗て彼の造りし荒す惡むべきものをば彼等引き下し、舊の如く聖所の周圍と彼の町ベテスラとに、高き石垣をめぐらせりと。nUルシアははじめ、強き軍勢を率ゐて進みしが、ユダヤ人等の前に敗れ、ユダヤ人等は武器と軍勢、及びそのやぶりたる軍隊より奪ひ取りし山なす分捕物の故に強くなり、'時しも彼の許に、ペルシャへの報告をもたらし來れるものあり。曰く、ユダの地に赴きし軍勢は敗走し、 町の人々起きてかれに戰を挑みしかば、かれ逃れ、心樂まずしてそこよりバビロンに歸れり。 かれ來りて町を占領し、これを奪はんとせしが、そのこと町の人々に聽えければ、能はざりき。\1その處にある宮は甚しく富み、さきにギリシャ人を治めたりしマケドニヤ王ピリポの子アレキサンドルが殘せる金の楯、胸當、及び武器を藏せりといはる。1 ]その頃アンテオコス王山地の國々を旅し居けるが、ペルシャのエルマイに金銀豐なる、名だたる富める町あることを聞けり。GDユダは身をめぐらしてアゾトとペリシテ人の地に向ひ、その祭壇を倒し、火をもてその神々の彫像を燒き、物を奪ひて、ユダの地に歸れり。!C此の日、ある祭司ら功をたてんと欲し、人のすすめに從はずして戰に出で、終にその戰にて殺されぬ。a;B彼ペリシテ人の地に向ひて進み、サマリヤ人の地を過ぎ行けり。Y~+Aユダとその兄弟たち進み出でて、南に向へる地にてエサウの子らと戰ひ、ヘブロンとその周圍の村々を撃ち、その砦を斃し、そのまはりの戍棲を燒きぬ。B}@人々歡聲を舉げて彼等の許に共に集へり。&|E?雄々しきユダとその兄弟たちは、その名をききしすべてのイスラエル人とすべての異邦人の前に甚しく崇められぬ。{}>されど彼等は、その手によりて救イスラエルに與へられし彼の人々の裔にはあらざりき。 z=かくて民總崩となれり。これ彼等ユダとその兄弟たちに聽かずして戰をなさんとしたればなり。#y?<ヨセフとアザリヤ逃れてユダヤの境まで追はれぬ。而して此の日イスラエルの民のうちより凡そ二千人倒れたり。^x5;その時ゴリギヤとその兵士等町を出でて、彼等を迎へ撃ちぬ。mwS:而して彼等、共にありし軍隊の人々に命じて後、ヤムニヤの方に赴けり。 v9彼等いふ『我らも、我らのために名を得べし、いざ我ら行きて我らの周圍の異邦人と戰はん。』8ui8ザカリヤの子ヨセフ、及びアザリヤ、即ち軍勢の長たち、彼等の遠征と戰爭につきて、また彼等が何をなししかにつきて聽けり。t7ユダとヨナタン、ギレアデの地に在りし日に、トレマイの前なるガリラヤにありしシモン、8si6彼等大なる歡喜をもてシオンの山に登り、全き燔祭をささげたり。そは彼等のうち一人だも殺されずして安全に歸りたればなり。r}5而してユダ逃れし人々を共に集め、途すがら民を勵まして、ユダの地に歸るまで及べり。aq;4彼らヨルダンを越え、ベテシャンの彼方なる大なる野に到りぬ。p-3かれすべての男を劍の刄にかけて滅し、町を毀ち、分捕物を得、殺されし者どもの上を越えて町を通れり。o}2而して營を張れる軍隊の人々、終日終夜町に對して戰ひしかば、町は彼の手に渡されぬ。^n51ユダ軍隊に令を傳へて各人にその居る所に營を張らしめたり。-mS0ユダ平和の言を彼等に送りていひけるは『我等は汝らの地を通りて我らの國に赴かんとするにて、汝らに何の害をも加へざるべし。我らは唯我らの足にて過ぐるのみなり。』されど彼等は彼に對して門を開かざりき。Il /町の人々中に閉ぢ籠り、石をもて門を塞ぎぬ。hkI.かくて彼等エフロンまで來りしが、此の町は大にしていと強く、彼の行く道に位せり。彼等ここを右にも左にも避くること能はず、その中央を通らざるを得ざりき。zjm-ユダはすべてのイスラエル人、ギレアデの地にありし人々を、小より大に至るまで、その妻子ら、そのもちもの、甚しき大なる軍勢を、ユダの地に伴ひ歸らんがために集めたり。Di,彼等町を占領し、火をもて宮とその中のすべてのものを燒きたり。かくてカルナイム敗れ、彼等もはやユダの面前に立つこと能はざりき。Ph+彼まづ彼等に向ひて河を渡り、すべての民彼に從へり。すべての異邦人彼の面前にて敗れ、その武器を投げ捨てて、カルナイムにある宮に逃れり。\g1*さてユダ流のほとりに近づきし時、彼民の學者らを小河のほとりに留まらしめ、彼等に命じていへり『誰をも營に留まらしめず、悉く戰に出でしめよ』と。f)されどもし彼恐れて河向に陣を張らば、我ら河を渡りて彼を攻め、彼に對して勝を得ん。』e(ユダとその軍隊小河のほとりに近づける時、テモテオ彼の軍勢の將たちにいひぬ『もし彼初に我らに向ひて渡り來らば、我ら彼に抗すること能はざるべし。そは彼甚しく我らに勝るべければなり。Jd '彼等アラビヤ人を雇ひて己等を助けしめ、小河の彼方に陣を張り、汝に對して戰を交ふる備せり。』ここに於てユダ彼等を撃たんとて進みぬ。8ci&ユダは軍を探るために人々を遣ししが、彼等報告をもたらしていへり『我らの周圍なるすべての異邦人ら甚しき大軍を集めたり。b%さて此等のことの後テモテオ他の軍勢を集め、小河の彼方なるラボンに對して營を張りぬ。aw$そこより彼進みてカスポル、マケド、ボソル、及びギレアデの地の他の町々を取れり。 `9#かれミヅパに進みてこれを攻め、これを取りて、そのすべての男を殺し、所持品を奪ひ、火をもて町を燒きぬ。__7"テモテオの軍隊、それはマカビオなるを見て、彼の前より逃れしが、マカビオ彼等を撃ちて大なる殺戮を行ひ、その日彼等を斃ししこと凡そ八千人に及びぬ。^}!彼人々を三組に分ちてその後に進みしが、彼等ラッパを吹き鳴らし、祈の中に呼はれり。p]Y その軍勢のものどもにいへり『今日汝ら、汝らの兄弟たちのために戰へ。』p\Yユダ戰既に始まりて、町の叫、ラッパと大なる響と共に天に昇れるを視て、J[ 朝に及びて彼等眼をあげて見しに、視よ、數へ盡す能はざる程の多くの民、雲梯と攻城機とを用ひて砦を攻め、人々これに對して戰ひ居たり。RZかれそこより夜の間に移り、砦に達するまで進みぬ。\Y1かくてユダとその軍隊俄に荒野の路よりボソラに向ひ、町を占領して、すべての男を劍の刄にかけて殺し、その所持品を奪ひとり、火を放ちて町を燒けり。 Xまたその他のものらは、いかにギレアデの地の他の町々に閉ぢ込められしか、またいかに彼等が明日砦を攻めてこれを奪ひ、一日の中に其等の人々を悉く滅すべきことを命じたるかを告げぬ。MW彼等の多くのものが如何にボソラとボソル、またアレマ、カスボル、マケド、カルナイムに閉ぢ込められしか(これらの町々は強く大なりき)、PVナバテア人等と會ひしが、其等の人々は平和なる状にて彼等を迎へ、ギレアデの地に於て、彼等の兄弟たちの上に起りしことを悉くこれに告げぬ。sU_ユダ・マカビオとその兄弟ヨナタンはヨルダンを渡りて三日路程荒野に入り、;To彼等、ガリラヤとアルバタにありし者どもを、その妻子等及びそのすべての所有物と共に備へ、大なる歡喜をもてユダヤに歸れり。)SKシモン彼等を追ひてトレマイの門に到りしが、そこにて異邦人のうちより凡そ三千人斃れ、かれその分捕物を得たり。yRkシモンはガリラヤに赴きて、幾度も異邦人等と戰ひ、異邦人等彼の前に敗れたり。Q!かくてシモンにはガリラヤに行くために三千人、ユダにはギレアデの地に行くために八千人分たれぬ。P!ユダ彼等に命じていひけるは『汝ら此等の民を見守り、我らの歸り來るまで、異邦人と戰を交ふな。』/OWかくて彼ザカリアの子ヨセフとアザリヤとを民の指導者として、軍勢の殘と共にユダヤに殘らしめ、これを守らしめたり。hNIユダその兄弟シモンにいへり『人々の中より三人を選びて、ガリラヤに居る汝の兄弟たちを救ひ出せ。されどわれとわが兄弟ヨナタンはギレアデの地に赴くべし。』YM+ユダとその民ら此等の言をききたる時、大なる會衆共に集り、患難の中にありて、砦の襲を受け居る彼等の兄弟たちのために、何をなさんかと相議れり。#L?曰く『トレマイのものども、ツロとシドンのものども、異邦人のガリラヤ全體、我等を滅さんとて共に集れり。』>Ku書の讀まれ居る間に、視よ、ガリラヤより他の使者たち來れり。彼等は裂かれたる衣を身につけ、かく記されたる報告書を携へたり。JJ  トビアの地にありし我らのすべての兄弟たちは、死に渡され、彼等はその妻子ら、またその所有物を運び去り、一千人ばかりの人を滅せり。』sI_ されば今來りて我らを彼等の手より救ひ出せ。我らの多くの客斃さるるなり。Hw 彼等進み出でて、我らの逃げ籠れる砦を奪はんとす。彼等の軍勢の將はテモテオなり。G ユダとその兄弟たちに書を送りていへり『我らの周圍に居る異邦人等我らを滅さんとて共に集る。&FE ギレアデにありし異邦人、國境にありしイスラエル人を攻め滅さんとて、共に集りたれば、彼等ダテマの砦に逃れ、yEkかくてユダ彼等を撃ちてヤゼルとその地の村々を奪ひ取り、再びユダヤに歸りぬ。gDG而してユダ彼等と多くの戰ひを交へ、その面前にてこれを取りたり。Cかれ又アンモンの子らに向ひしに、大軍と多くの者ども、その將テモテオとともにあるを見出せり。\B1彼等ユダによりて戍棲に押込められぬ。ユダ彼等に對して營を張り、全く彼等を滅し、その所の塔に火を放ち、その中のすべてのものと共にこれを燒けり。A-かれまたバイアンの子らの惡を憶えたり。彼等は道に待伏し、民にとりて罠となり、躓となれるものなり。@5その時ユダ、アクラバテネにてイヅミヤのエサウの子らと戰を交へり。そは彼等イスラエルを攻め圍みたればなり。而してユダ彼等を撃ちて大なる殺戮を行ひ、彼等の誇を打碎き、多くのものを奪取れり。?-かくて彼等、彼らの中に居るヤコブの種族を滅さんとて相議り、民の中にて彼等を殺し、また滅し始めぬ。> -然るにまはりの異邦人等、壇は築かれ、聖所はさきの日の如く奉献せられしことをききて、いたく怒れり。S==而して彼これを守らんがために軍隊をそこに置き、またこれを守らんがためにベテスラを堅めたり。これによりて民、イヅミヤに對する砦を得たり。M<<その時彼等シオンの山の周圍に高き石垣と堅固なる戍棲とを築けり。異邦人がさきになせる如く、來りて彼等を蹂躙らんことを恐れたればなり。k;O;ユダとその兄弟たち、及びイスラエルの全會衆は、この壇の奉献禮が年毎に、キスリウの月の二十五日より八日の間、歡喜と悦樂とをもて催さるべきことを命じたり。j:M:かくて民の間にいと大なる喜あり、かつ異邦人の誹謗取り去られたり。 99彼等金の冠と小き楯とをもて宮の正面を飾り、門と祭司の室を新にささげ、これに戸を造れり。88彼等祭壇の奉献禮を八日の間行ひ、歡喜をもて燔祭をささげ、救と讚美の犧牲を献げたり。7!7すべての民その面を地につけて拜み、天を仰ぎて、彼等により成功を與へ給ひしものに讚美を奉れり。66異邦人等それを瀆せるその日のその時に、彼等それを、歌と琴と笛と鐃鈸とをもて、新に献げたり。d5A5律法に從ひて、彼等の造りし燔祭の壇の上に、犧牲をささげたり。y4k4彼等は第百四十八年の第九月、即ちキスリウの月の二十五日に、朝早く起き出で、y3k3而して彼等パンを卓の上に置きて蔽をかけ、そのなししすべてのわざを終へたり。j2M2彼等香を壇の上に焚き、燭臺の上なる燈をともし、宮の中を照したり。|1q1また彼等聖所を新に造り、燭臺と燔祭、及び香の壇と卓とを、宮の中に携へ來れり。R00彼等聖所と家の内部とを築き、その中庭を潔めたり。y/k/彼等律法に從ひてすべての石をとり、さきのものの型に從ひて新しき壇を築けり。.'.石を宮の山に、契約の場所に積み重ね、これについて答を與ふる預言者の出づるまでに至ることとせり。S--彼等の心によき思考浮び出でたり。即ち彼等、異邦人これを汚したれば、己等にとりて誹謗とならんことを恐れてこれを倒し、その壇を引き倒して、m,S,而して彼等、瀆されたる燔祭の壇につきて、いかにすべきかを議りしに、[+/+彼等聖所を潔め、汚瀆の石を潔からざる場所に運び出しぬ。[*/*かくて彼、律法を喜ぶ、責むべき所なき祭司らを選びしが、p)Y)その時或人々に命じて聖所を潔め盡すまで城に居る者どもと戰はしめたり。p(Y(その面を地につけて伏し、合圖のラッパを吹き鳴し、天に向ひて呼はれり。m'S'ここに於て彼等その衣を裂きて、大なる哀悼をなし、その頭に灰を蒙り、V&%&彼等、聖所の斃れたるままにて、祭壇は瀆され、門は燒かれ、中庭に、林の中の如く、山の上の如く、叢生じ、また祭司の室は悉く倒されしを見たり。a%;%ここに於てすべての軍隊ともに集り、シオンの山に上り行けり。>$u$されどユダとその兄弟たちいひぬ『視よ、われらの敵は敗れたり。いざ我ら聖所を潔め、これを新に奉獻せんがために上り行かん。』9#k#されどルシア己が軍勢の逃れ始め、ユダと共なるものどもに勇氣起り、生くるにもまた死ぬるにも、貴き覺悟の生ぜしを見て、アンテオケに退き、更に大なる軍隊を率ゐて、ユダヤに到らんがために、傭ひし兵士を集めたり。#"?"かくて彼等、戰を交へしに、ルシアの軍のうちより五千人ばかりのもの斃れしかば、彼等その上に攻めかかれり。/!W!願くは、汝を愛する人々の劍をもて彼らを斃し、汝の御名を知るすべてのものをして、感謝をもて汝をたたへしめ給へ。』v e 彼らの心を弱くし、彼らの勇氣を消え失せしめ、その滅亡の故に慄かしめ給へ。!願くは、此の軍隊を汝の民イスラエルの手に閉ぢ込め、彼等をその大軍と騎兵との故に恥ぢしめ給へ。4aユダ彼等の軍隊の強きを見しかば、祈りていへり 『讚むべきかな、イスラエルの救主よ、汝は汝の僕ダビデによりて、力ある者の攻撃を壓へ、ペリシテ人の軍をサウロの子ヨナタンとその武器をとる者の手に渡し給へり。w彼らイヅミヤに來り、ベテスラに營を張りしかば、ユダ一萬人をもて彼等を迎へたり。s_あくる年、ルシア、彼等を滅さんとて六萬の歩兵と五千の騎兵とを集めたり。eCされどこれを聞けるとき、彼うち惑ひ、かつ落膽したり。そは彼のイスラエルになさんとせしこと成らず、また王の彼になさしめんとせしこと成らざりし故なり。wされど異國人らの逃れたるものども、來りてルシアにすべての起れることを告げたり。Lかくて此の日、イスラエルは大なる救を得たり。,Q彼ら家に歸り、感謝の歌をうたい、天に向ひて讚美を唱へたり。そは主のいつくしみは美しくして、永遠にあればなり。 ここに於てユダ分捕せんとて陣營に歸り、多くの金銀、青絹、紫の衣、及び大なる富を得たり。<s彼らは皆ペリシテ人の地に逃れたり。彼ら此等のことを見たる時、いたく恐れ、かのユダの軍隊、野にて戰はんと備へ居るを見たれば、 9彼ら、己等の軍隊逃れて、ユダヤ人陣營を燒けるを見たり。彼らの見たる煙は何のなされしかを語りたるなり。a;ユダ此らの言を終らざる間に、敵の一隊、山より現れ出でたり。8iゴルギヤとその軍勢我らに近く山にあり。されど汝らまづわれらの敵に向ひて立ち、これと戰ひて後、勇ましく分捕物を得よ。』^5民に向けていへり『我らの前に猶戰あれば、分捕物を貪るな。U#ユダとその軍勢は、彼等を追ふことを止めて歸りし時、nUされど後驅のものどもは皆劍によりて斃れたり。而して彼等敵を追ひてガザラに、またイヅミヤとアゾトとヤムニヤの野に到りしが、そこにて斃れしもの三千人なりき。3a異邦人敗れて野に逃げ行けり。 9 これと戰はんとて陣營より出で行けり。かくてユダとともにありし人々ラッパを吹き鳴しつつ戰に加はりしが、X ) 異國人らその眼をあげて、彼等に向ひ來るものどもを見、  而してすべての異邦人は、イスラエルを贖ひ、また救ひ給ふものの在すことを知るべし。』M  されば今、我ら天に向ひて叫ばん。もし主我らを顧み、われらの先祖たちの契約を憶え給はば、今日我らの面の前にて、この軍隊を滅し給はん。 w パロ大軍をもて彼等を追ひし時、いかに我らの先祖たちは紅海にて救はれしかを思へ。その時ユダ、彼と偕にあるものどもにいひぬ『汝ら我らの多きに驚くな、また彼らの攻撃を恐るな。G然るに彼等は、強く堅められたる異邦人の陣營と、その周圍に屯せる騎兵とを見たり。而してそれ等の兵士らは皆戰に熟練せるものなりき。2]夜明くるや否や、ユダ三千人の人々とともに野に現れたり。されど彼等は、己等の欲する如くには楯をも劍をも持たざりき。>uゴルギヤは夜に及びて、ユダの營に來りしに、誰をも見ざりしかば、山中に彼等を搜して、『此等の人々は我らより逃る』といへり。U#彼はこれを軍勢の猶營より散り居る中になさんとせり。 ユダこれをききて、エマオに屯せし王の軍勢を撃たんとて、勇士たちを引きつれて出で立ちぬ。&Eこれ彼等ユダヤ人の軍隊に攻めかかりて不意にこれを撃たんがためなり。城塞に居りし人々はその案内者となりぬ。~ wその時ゴルギヤは五千人の歩兵と一千人の擇拔の騎兵とを率ゐ、夜に及びて進軍せり。R<されど御心の天に於けるが如く、主なし給へかし。』w;我らの國と聖所との災害を見んよりは、戰に於て死なん方我らにとりてよければなり。q~[:而してユダいふ『身に武具をよろひて雄々しくし、朝のために備へよ。これ汝ら、我らと聖所とを滅さんとて、我らに逆ひてともに集ふ此等の異邦人と戰はんがためなり。?}y9軍隊は進みてエマオの南に營を張りぬ。P|8而して彼、家を建て居るもの、婚約せしもの、葡萄園を植ゑ付けしもの、及び戰慄くものに、各自律法に從ひて己が家に歸るべきことを命じたり。|{q7此の使ユダ、民の指導者、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長を立てたり。Fz6彼等ミヅパを吹き鳴らし、大聲もて叫べり。ay;5汝助け給ふにあらずば、いかで我ら、彼等の前に立ち得んや。』x4視よ、異邦人は我らを滅さんとて共に集ふ。汝は、彼等が我らにつきて何を思ふかを知り給へり。vwe3汝の聖所は蹂躙され、瀆され、汝の祭司らは悲哀の中にありて低くせられたり。,vQ2彼ら天に向け、高らかに叫びていひけるは、『我ら此等の人々につきて何をなすべきか、いづこに我ら彼等を運ぶべき。u'1而して彼等、祭司の祭服と初穗と十分の一の供物とを携へ來りて、滿願の日終りしナザレ人を勵ましぬ。t-0律法の書を開き置きたり。その律法の書は異邦人らが、その中に、彼等の偶像の形を探りたるものなりき。gsG/その日彼等斷食し、麻布を身に纏ひ、頭に灰を蒙り、その衣を裂き、5rc.彼等とともに集りてエルサレムの彼方なるミヅパに來れり。そはミヅパには、前にイスラエルのための祈禱場ありたればなり。6qe-かくてエルサレムは住むものなくして荒野の如く、その子らは一人もこれに出入せざりき。聖所は蹂躙られ、異國人の子らは城塞を占め、異邦人その中に宿りぬ。かくて歡喜はヤコブより取り去られ、笛と琴の音止みたり。p ,戰に備へんがためともに祈らんとて、また慈悲と憐憫とを乞ひ求めんとて、會衆集ひ來れり。#o?+彼等互にその隣人にいひけるは、『我らは我らの民の廢墟に起たん、我らは我らの民と聖所のために戰ふべし。』Gn*ユダとその兄弟たち災害増し加はり、軍勢その境に營を張るを見たり。また彼等は、民を滅し、彼等を絶つべしと王の命じたる言を知れり。zmm)國の商人等彼らの名をききて、甚だ多くの金銀をとり、桎をもち、イスラエルの子らを奴隸にせんとて、その營に來れり。かつ彼等にスリヤとペリシテ人の地との軍勢加はりぬ。^l5(彼等その軍勢を率ゐて進み、平野の國なるエマオに近づきぬ。)kK'彼等とともに四萬人の歩兵と七千の騎兵とを遣して、ユダの地に赴かしめ、王の言に從ひてこれを滅さしめんとせり。j&ルシアは、ドリメネの子プトレミオ、ニカノル、ゴルギヤなど、王の僚友なる力ある人々を選び、Ji %而して王はその軍勢の殘れる半をとり、第百四十七年に、アンテオケより、即ちその首府より去り、ユフラテ河を渡りて山地の國々に赴けり。 h$また彼等の境の中に悉く異國人を住ましめ、その土地を籤にて彼等に頒つべきことを命じたり。5gc#彼等に軍隊をさし向けてイスラエルの力とエルサレムの殘れるものとを絶ち滅し、彼等の記念をその所より取り除くべきこと、;fo"而して彼その軍勢と象の半とを彼に頒ち、そのなすべきすべてのことをこれに命じ、ユダヤとエルサレムに住める人々につきては、peY!彼の歸り來るまでに、その子アンテオコスを携へ來るべきことを命じたり。)dK 彼は王室の血族の一人なる貴き人ルシアを、エジプトの境よりユフラテ河に至るまでの王のつとめをとるために殘し、c3彼その心の中にいたく思ひ惑ひ、ペルシャに赴きてその國々より貢を納めしめ、金錢を集めんと決心したり。Sb而して彼、そのさきに寛大なる手をもて與へたる報酬と贈物とを與ふるに耐えざるを恐れたり。彼は前の王たちよりも多くのものをもちたりしなり。wag彼その金錢のその庫の中に缺けたると、國の貢の少くなれるとを見たり。これは彼が初よりありし律法を取り除かんがために、地の上にもたらしたる紛爭と災害とによるなり。`彼その庫を開きて、その兵士らに一年分の報酬を與へ、いかなる要求にも應ぜんことを命じたり。M_されどアンテオコス王此等のことを聽きし時、憤怒に滿たされ、使者を遣はして、己が領地内のすべての軍勢を集め、甚しく強き軍隊を作れり。p^Y彼の名、王の耳にまで達しければ、すべての國人ユダの戰につきて語りぬ。s]_ユダとその兄弟に對する恐怖、彼等に對する戰慄、彼等の周圍の國々に臨み、;\o彼等はベテホロンを下りて、平野まで彼等を追ひつめしが、凡そ八百人のもの斃れたり。されど住民はペリシテ人の地に逃れたり。[!さてかれ語ることを止めし時、俄に彼等の上に躍びかかりければセロンとその軍勢彼の前に敗れたり。Zw主は自ら我らの顏の前に我等を打ち敗り給はん。されど汝らは彼等を恐るる要なし。』^Y5されど我等はわれらの生命とわれらの律法のために戰ふべし。X彼等は傲慢と不法とに滿ちて我らに來り、われらとわれらの妻子を滅し、又我らを捕虜にせんとす。[W/戰に勝つは軍勢の多きに關係なし。されど力は天より來る。bV=ユダいふ『多數のもの少數のものの手に閉ぢ込めらるるはたやすきことなり、天にとりては、多數のものによりて救ふも、少數のものによりて救ふも一つなり。QUされどイスラエルの人々、彼らを撃たんとて出で來れる軍隊を見しとき、ユダにいへり『われら何をなし得んや。かくも小き軍隊をもて、かくも大なる強き軍隊といかで戰ふを得んや、われらは今日、何の食物をもとらざれば、力弱りたり。』T かれベテホロンの上り道に近づきしに、ユダは少數の軍隊をもて彼を迎へんとて出で行けり。S かくて敬虔ならぬものどもの大軍彼を助けてイスラエルの子らに仇を讎いんとて出で行けり。)RKいひぬ『われは自ら名をなして、國の光榮を得ん、我はユダ及び彼と共なる物どもと戰ひて、王の言を空しくせん。』)QK シリア軍の將セロン、ユダが彼の許に忠信なる人々の群を集めしことと、我等の人々と共に戰に赴くこととを聞きて、|Pq 彼等分捕物を得しが、ユダはアポロニオの劍を身につけ、一生涯それをもて戰へり。8Oi ユダこれを知り、彼を迎へんとて出で行き、これを撃ちて殺せり。多くのもの傷を負ひ、倒れて死にしが、或ものどもは逃れぬ。Nw 時にアポロニオ異邦人とサマリアよりの大軍を集め、イスラエルに向ひて攻め上れり。yMk かくて彼は、地のはてにまでその名を知られ、滅びんとせし者どもを共に集めぬ。L彼はユダの町々を歴巡りて、敬虔ならぬ者どもを地より滅し、イスラエルより御怒を取り去れり。K-彼は多くの王たちを怒らせ、そのわざをもてヤコブを喜ばせたれば、彼の記憶はとこしへに祝せられたり。#J?無法なる者ども彼を恐れて戰き、すべて不法のわざをなす者甚しく惑ひぬ。而して救は彼の手の中に豐にありき。mIS彼は無法なる者を搜し出してこれを追ひ、民を惱ましし者どもを燒きぬ。 :Y~~$}||l| {@zzyZxx:wvvVuu'tDsrqq]pp onnOmm lkkjiinhhgOfee3dPccBbaa-`__^^]3\[[>ZZ!YYX]WVVUTiT$SSRJQPP4OONHMM@L-KJJsII"HH)GFEEDCBBB5AA/@j?>>=A<;;b:a988'7665D4432211 0/.. -,+**,))'((k'&&$#""i!! sL/'5pnB xkCLD v - 7 "? J?:vTe B而して彼オドメラとその兄弟たち、及びパシロンの子らをその天幕にて撃てり。S  Aヨナタンはその兄弟シモンを町に殘し置きて田舍に赴きしが、彼は少數の人々と共に行けり。R @彼進みゆき、ベテバシに向ひて營を張り、久しきに亙りてこれと戰ひ、攻城機を据ゑたり。Qw ?バクキデスこれを知りしかば、その軍勢を集めて、ユダヤに居る者どもに言ひ送れり。GP >ヨナタンとシモン、及び彼等と偕にありし人々、彼等を遠く荒野にあるベテバシにつれ行き、さきに倒されしものを建ててこれを堅めたり。O3 =而してヨナタン及びともに居る人々、惡を行ふものなる、その國の人々凡そ五十人を捕へてこれを殺したり。9Nk <ここに於て彼進み出で、大軍を率ゐ來りて、祕密に書をユダヤに居るすべての同盟者に送り、ヨナタン及び彼と偕に居る者どもを捕ふべきことを告げたり。されど彼等能はざりき。彼等の計畫ユダヤ人等に知られたればなり。*MO ;彼等行きて彼と謀りぬ。L/ :而してすべての不法なる人々ともに謀りていひけるは『視よ、ヨナタン及び彼とともなるものども安全に、かつ平穩に住み居れば、我ら今、バクキデスを伴ひ來るべし。かれ一夜の内に彼等を捕へん。』K- 9バクキデス、アルキモの死にしを見しかば、王の許に歸れり。かくてユダの地、二年の間、休息を得たり。BJ 8かくてアルキモ大なる苦痛をもて死ねり。zIm 7而してこれを毀ち始めしその時、アルキモ打たれて、彼の企圖妨げられ、その口鎖され、中風にかかりて、もはやものいうことも、己が家事につきて命ずることも能はずなりぬ。H! 6第百五十三年の二月に、アルキモ、聖所の中庭の石垣を崩すことを命じ、預言者たちの遺業を毀ちぬ。|Gq 5且かれ國の主なる人々の子らを人質とし、彼等をエルサレムの城塞の獄に投じたり。sF_ 4彼またベテスラの町とガザラと城塞とを堅めて、軍隊を置き、糧食を貯へぬ。[E/ 3而して彼イスラエルを苦むるために、そこに衞兵を置きぬ。D5 2かくて彼エルサレムに歸りぬ。而して彼等ユダヤに、諸の堅固なる町を建て、エリコにありし砦、エマオ、ベテホロン、ベテル、テムナテ、パラトン、及びテポンを、高き石垣と門と關とをもて堅めたり。FC 1此の日バクキデスの徒凡そ一千人斃れたり。JB  0ヨナタン及び彼と偕にありしものどもヨルダンに躍り入り、彼方の岸に泳ぎ行きぬ。されど他の者らは、彼等に向ひてヨルダンを渡らざりき。A! /かくて戰交へられ、ヨナタンはバクキデスを撃たんとて手を差し延べしが、彼身をめぐらして去れり。m@S .されば今、汝等、汝らの敵の手より救はれんがため天に向ひて呼はれ。』A?{ -そは視よ、われらの前にも後にも戰あり。かつヨルダンの水、此方にも彼方にもあり、また沼と森とありて、身をめぐらすべき所なし。;>o ,その時ヨナタン彼のともがらにいひぬ『我ら今起ちあがりて我らの生命のために戰ふべし。そは今日は昨日にも一昨日にもあらず。p=Y +バクキデスこれをききて、安息日に、大軍を率ゐてヨルダンの岸に來りぬ。v<e *かくて彼等、その兄弟の血は、思ふままに響いて、ヨルダンの沼地に歸りたり。X;) )かくて婚禮は喪に變り、歌うたう者の聲は哀悼に變れり。h:I (彼等その待伏せし所より彼等に向ひて起ちあがり、これを殺せり。多くのもの傷き倒れて死に、殘れるもの山に逃れしかば、彼等そのすべての所有物を奪ひとれり。k9O '彼等眼を舉げて見しに、視よ、大なる騷音と多くの荷物、新郎、また彼の友だちと兄弟たち、鐃鈸と歌うたう者と多くの武器とをもてる彼等に會はんとて進み來れり。v8e &ここに於て、彼等その兄弟ヨハネを想ひ起し、出で行きて、身を山陰に匿せり。 7  %されど此のことありし後、ヨナタンとシモンに、ヤンブリの子ら大なる婚禮をなし、カナンの一人の大なる貴族の娘を新婦とし、大なる行列をもて、ナダバより伴ひ來ると告げしものあり。6 $ヤンブリの子らメダバより出で來り、ヨハネと彼のすべての所有物とを奪ひて彼等の途に行けり。85i #ヨナタン民の指導者なる彼の兄弟を遣して、彼の友なるナバテヤ人等に彼等の荷物多ければ、これを彼等に託することを乞ひぬ。y4k "バクキデス安息日にこれを知り、彼とそのすべての軍隊、ヨルダンを越え來りぬ。M3 !ヨナタンとその兄弟シモンまた彼と偕にありしすべてのものこれを知りぬ。而して彼等テコアの荒野に逃れ、アスパルの池の水際に營を張りぬ。X2) バクキデスこれを知りしかば、彼を殺さんことを求めぬ。[1/ かくてヨナタン主權をとり、その兄弟ユダに代りて起ちぬ。 09 されば我等この日、汝を選び、彼に代りて我らの主君また將帥となす。これ汝我等の戰をなさんがためなり。』A/{ 『汝の兄弟ユダ死にたれば、我らの敵とバクキデスに向ひて、また我らの民のうちにて我らを憎む者の間に進み行く、彼の如き人なし。O. ユダのすべての友等ともに集ひ、ヨナタンにいひぬ - かくてイスラエルに、預言者の彼等に現れずなりし時より以來なかりし程の大なる患難ありき。 ,9 彼等ユダの友等を探し出して、これをバクキデスの許に伴ひ行きしかば、かれ彼等に仇を報い、彼等を嘲りぬ。j+M 而してバクキデス神を信ぜざる人々を選びて、これを國の長となせり。^*5 その頃いと大なる飢饉ありしかば、國を舉げて彼等に傾けり。#)? ユダの死ねる後、不法なる者どもイスラエルのすべての境に頭を出し、惡を行へるすべてのものども起ち上れり。A({ 此の外のユダの行爲、彼の戰、彼のなせし勇ましきわざ、また彼の偉大なることなど、ここに録されず。それらは甚しく多ければなり。U'# 『いかにして強き者、イスラエルの救主倒れしぞ』と。& 彼等かれのために泣き、全イスラエル彼のために大なる哀悼をなし、多くの日の間喪に服していへり% ヨナタンとシモン、その兄弟ユダをとりて、これをモデインに於けるその先祖たちの墓に葬りぬ。<$s 遂にユダも斃れ、殘れる者逃れたり。a#; 戰激しくなり、傷き倒れて死ねる者いづれの方にも多くありき。"! 左翼にありしものども右翼の敗れたるを見、身をめぐらしてユダ及び彼と偕にあるものの後を追へり。d!A 右翼彼等のために敗られ、ユダは彼等をアゾトの山まで追撃てり。) K ユダはバクキデスと彼の軍隊の主力の右翼にあるを見て、こころ勇氣に滿てるすべてのものと共にそこに到りしかば、#? ユダの傍なる人々もまたラッパを吹き鳴らし、地は武器の響によりて慄ひ、戰交へられて、朝より夕まで續きぬ。  されどバクキデスは右翼にあり、二つの方陣を作りて進み、兵士等そのラッパを吹き鳴らせり。\1 軍勢營を離れて進み、彼等と戰を交へんとて立ちぬ。騎兵は二隊に別れ、石を投ぐるもの、弓引くものは、主力の人々と前線にて戰ふ人々との前に行けり。 ユダいふ『しかあらざれ、われこれをなして彼等を逃るべけんや。我等の時來らば、われら彼等の兄弟たちのために、男らしく死にて、我らの光榮に對する誹謗を殘すべきにあらず』と。3_ 彼等かれを思ひ止まらしめんとしていひけるは『我ら決して能はざるべし。今はむしろ我らに、我らの生命を救はしめよ。我ら再び歸り來りて、我らと我らの兄弟たち、共に彼等と戰はん。されど今は我らの數少なし。』>u ここに於てかれ殘れるものどもにいひけるは『いざ我ら、起ちあがりて我らの敵に向ひ行かん。我ら彼等と戰を交ふるを得んか』と。>u ユダはその兵の脱け出でしを見、かつ戰彼の上に迫れるを見て、心にいたく憂へたり。かれ彼等を集むる時なかりしかば、心弱れり。J  彼等敵軍の大軍と、その數夥しきとを見て、いたく恐れたり。而して多くのもの軍隊より脱け出で、殘れるもの八百人に足らざる程となれり。^5 ユダはエラサに營を張りしが、擇拔の兵三千彼と偕にありき。X) 二萬の歩兵と二千の騎兵とを率ゐてベレアに進み行きぬ。dA 而して第百五十二年の一月に、彼等エルサレムに對して營を張り、- 彼等ギルガルへの道より進み、アルベラなるメサロテに對して營を張り、これを奪ひて多くの民を殺せり。F  デメトリオは、ニカノルその軍隊と共に斃れしを聞きしかば、バクキデスとアルキモとを、彼の軍勢の右翼と共に、再びユダの地に遣せり。 9 さればもし彼等汝に向ひて何事かを論はば、我ら彼等に對して義を行ひ、汝と共に海陸より彼等と戰ふべし。』eCデメトリオ王が彼等になしし惡につきては、我ら彼に書き送りていへり『いかなれば、汝は、汝の軛を我等の友にして聯盟者なるユダヤ人の上に重くせしや』と。!;されどもし今より後、盟約者の一方が何等かの項目を附加し、若くは削除せんと欲する時は、彼等その欲する如くこれをなすを得べし。而して彼等の附加し、若くは削除せし項目は何にても有效となるべし。^5此等の言に從ひて、ロマ人はユダヤの民とかく契約を結べり。J 又その敵の同盟者に對しては、ロマに善しと見ゆる如く、糧食、武器、金銀、船舶などを供給せざるべし。ロマ人は僞なくこの協定を守らん。> u且これと同じく、もし戰爭ユダヤ人の國に起らば、ロマ人は、定められたる要項に從ひ、聯盟者として誠意を盡してこれを援くべし。w g又彼等と戰をなす者に對しては、ロマに善しと見ゆる如く、糧食、武器、金銀、船舶などを給與すべからず。ユダヤ人は何者をも豫期することなく、この協定を守るべきなり。  ユダヤ人の國は聯盟國として、その定められたる要項に從ひ、誠意を盡してこれを援くべし。p Yされどもし戰爭ロマに、若くはその領地内に於ける聯盟國の一つに起らば、 『ロマ人及びユダヤ人に、海にも陸にも平安永遠にあれ。劍も敵も彼等より遠ざかるべし。5cこれは彼等が眞鍮の卓の上にて記し、平和と聯盟との記念として彼等の保存せんがために、エルサレムに送れる記録の寫なり。9mこの事彼等の眼によしと見えたり。q[『マカビオと呼ばるるユダとその兄弟たち、我等を彼等に遣して、汝等と聯盟を結ばしめ、平和をなさしむ。これ我等、汝等の同盟者となり、友となり得んがためなり。』yk而して彼等ロマに往けり。(道はいと遠かりき。)彼等元老院に入り答へていひぬ>uロマ人が彼等より軛を取り除かんことを求めしめたり。そは彼等、ギリシャ人の王國がイスラエルを奴隸とせしことを見たればなり。J ここに於てユダ、アコスの子なるヨハネの子、ユポレネと、エレアザルの子ヤソンとを選び、これをロマに遣して、親和と同盟とを結ばしめ、Sまた彼等はその國政を年毎に一人の者に委ねて人々を治めしめ、國全體を宰らしむ。すべてのものこれに從ひ、彼等の間に嫉妬と競爭あることなし。;oまた彼等は己等のため元老院を作り、日々三百二十人のもの審判の座に着きて、常に民のために議り、彼等の秩序を保たしめたり。|q而して彼等の何人も、冠をいただき、紫の衣を着て、自ら誇るが如きことなかりき。P 且彼等が助けて王となさんとするものをば、彼等これを王となし、また己等の欲するままにこれを位より黜す。かくて彼等は甚しく己を高めたり。\~1 されど彼等の友等と彼等に頼る者等とは、彼等よく親和をなす。かく彼等近き國々と遠き國々とを征服せしかば、彼等の名聲をきくもの皆これを恐れたり。}} その他の國々島々は、彼等に逆ひて起り立つ毎にこれを滅し、これを彼等の僕となしぬ。}|s その事彼等に知られければ、彼等ギリシャ人に對して一將帥を遣して、彼等を掠め、彼等の土地を征服して、その砦を打碎き、彼等を捕へて、今日に至るまでこれを奴隸となせり。U{# 而してギリシャの人々來りて彼等を滅さんと謀りし時、Dz即ちその土地はインドの國、メデヤ、ルデヤ、及び彼等の國々のいともよき部分にして、彼等はこれを彼より奪ひ、ユメネ王に與へたり。;yo彼等かれを生捕にし、彼も彼の後を繼ぐものも、彼等に大なる貢を納め、人質及び一區劃の土地を與ふべきことをこれに命じたり。>xuアジアの大王アンテオコスもまた彼等に對して、百二十の象と馬と兵車と甚しき大軍とを率ゐて戰ひしが、彼等のために敗られたり。,wQ又キテムの王ピリポとベルセス、及び共にロマ人に逆ひて兵を舉げしものどもを、彼等戰に敗りてこれを服せしめたり。$vA彼等の計畫と忍耐とによりてすべての場所を征服し(それらの場所は彼等より甚しく遠かりき)、彼等に逆ひて地の極より來りし王たちを撃ちてこれを敗り、また他の國々に、年毎に貢を彼等に納めしめたり。 uイスパニヤの地に於ては、そこにありし金銀の鑛山を手にせんがために、もろもろの事をなし、At{實に彼等は勇しき民なりと。人々の彼に告げしはこれなり。ロマ人はガラタ人の間に戰爭と遠征をなし、これを敗りて、貢を納れしめ、@s {ユダ、ロマ人の名聲を聽けり。彼等は勇しき民にして、自ら彼等の盟に加るる者を喜び受け、彼等の許に來るすべての者と親和をなす、?ry2かくてユダの地、暫の間安息を得たり。mqS1彼等年毎に此の日を守ることを定めたり。即ちアダルの月の十三日なり。Up#0民いたく喜び、その日を大なる歡喜の日として守りぬ。\o1/彼等分捕物と掠めとりしものとを得、ニカノルの首と、彼がかくも高ぶりて擴げし右手とを斬りとりてこれを携へ來り、エルサレムの外にこれを梟したり。\n1.人々周圍なるユダヤのすべての村々より出で來りて彼等を圍みければ、彼等己を追ふ者に向きかへり、悉く劍に由て斃れ、生き殘れるもの一人もなかりき。>mu-ユダヤ人に一日路程、彼等を追ひて、アサダよりガザラに達するまでに及び、合圖のラッパを吹き鳴らして、人々に警報を傳へたり。vle,さて彼の軍隊ニカノルの斃れしを見し時、彼らその武器を投げ捨てて逃れたり。&kE+而してアダルの月の十三日に兩軍戰を交へしが、ニカノルの軍隊敗れ、彼自らその戰に倒れたるものの初となりぬ。njU*かくの如く、今日、我らの前に此の軍を敗り給へ。願くは他のすべてのものをして、彼が汝の聖所を罵りしことを知らしめ給へ。願くは彼をその惡に從ひて審き給へ。』i)『王より來りしものども冒瀆を行ひし時、汝の御使出で行きて、彼等のうち十八萬五千人を撃てり。mhS(ユダは三千人の兵を率ゐてアダサに營を張れり。而してユダ祈りていへりg'ニカノル、エルサレムを出でてベテホロンに營を張りしが、シリヤの軍勢彼の許に來れり。>fu&願くは此の者とその軍隊とに仇を返し給へ。彼等を劍にて倒れしめ給へ。彼等の冒瀆を憶え、彼等にもはや生くるを許し給ふ勿れ。』 e%『汝は此の家を、汝の御名によりて呼ばしめ、汝の民のための祈りと願との家たらしめ給へり。Od$祭司たち入りて壇と宮の前に立ち、泣きて祈りぬ。tca#怒り罵りていへり『ユダとその軍隊わが手に渡さるるにあらずば、われ再び平和の中に來るとも、此の家を燒かでは置かざるべし』と。而して彼大なる怒をもて出で行けり。mbS"然るにかれ彼等を嘲り、彼等を笑ひ、また彼らを辱しめて、高ぶり語り、a!此等のことの後に、ニカノル、シオンの山に登りしに、聖所よりある祭司ら、また民の長老のあるものども出で來りて平和に彼に挨拶し、彼に王のためにささげられありし全き燔祭を示したり。y`k 而してニカノルの方に凡そ五百人のもの斃れしかば、彼等ダビデの町に逃れたり。_ ニカノル己が計略の見出されしを知り、ユダと戰はんとてカパルサラマの外に出で行きたり。;^oこのこと、即ち彼が僞をもてかれの許に來りしことユダに知られしかば、ユダいたく彼を恐れ、もはやその顏を見るを欲せざりき。]'而して彼ユダの許に來り、彼等互に平和に挨拶せり。されど敵は暴力によりてユダを捕ふる備をなせり。\『我と汝らとの間に戰あらざれ、我は平和に汝らの顏を見んがために少數の人と共に行かん』と。['ニカノル大軍を率ゐてエルサレムに來れり。彼ユダとその兄弟たちに僞りて平和の言を送り、いひけるは,ZQ王は、己が敬へる君侯たちの一人にて、イスラエルを惡み、その敵たりしニカノルを遣して、民を滅すことを命じたり。GYされどアルキモ、ユダとその徒強くなりしを見て、己の彼等を抑ふる能はざるを知り、王の許に歸りて、彼等に對する惡しき讒言をなせり。2X]かれ周圍なるユダヤのすべての境に出で行きて、彼を離れ去りし人々に讎いしかば、彼等この國に入ることをためらいたり。W ユダ、アルキモとその徒が、異邦人に勝りてイスラエルの子らになししすべての惡を見たり。V!民を苦めしすべてのもの、ユダの地を治めて、イスラエルに大なる害をなししもの、彼の許に集れり。BUアルキモは己が祭司の職のために勵みぬ。#T?而して彼アルキモに國を委ね、彼を助くるために、彼の許に軍隊を殘しぬ。かくてバクキデスは王の許に去れり。tSaバクキデス、エルサレムより移りてベゼテに營を張り、使者を遣し、彼と共に在りて離れ去りし多くのもの、及び、或人々を捕へて、これを殺し、大なる坑に投げ入れたり。_R7かくて彼等の恐怖すべての民に臨みたり。そは彼等いへり『彼等の中に眞理も審判もあるなし。そは彼等、彼等の言ひし契約と誓約とを破りたればなり』と。AQ{『彼等なんぢの聖徒の肉を地の獸に與へたり、その血をエルサレムの四圍に水のごとくながしたり、しかして之を葬るものなかりき。』)PK彼等かれを信じたり。然るにかれ、彼等の中より六十人を捕へて、一日の中にこれを殺せり。かく記されし言の如し。/OWかくてかれ、彼等と平和の言をかはし、彼等に誓ひていひけるは『我らは汝らにも汝らの友らにも害を加へざるべし』と。Nそは彼等いへり『アロンの裔の祭司たるもの力をもて來る、彼は我らに何の惡をもなさざるべし。』yMk ハシデームはイスラエルの子らの中にて、彼等との平和を求めし初のものなりき。sL_ その時アルキモとバクキデスとの許に、學者の一隊正義を求めて集り來れり。#K? されど彼等は、その言に心をとめざりき。そは彼等それ等の者どもの、大軍を率ゐ來れることを知りたればなり。J 彼等進み出で、大軍をもてユダの地に來りしが、彼ユダとその兄弟たちに僞りて平和の言を送れり。,IQ 王彼とかの神を信ぜざるアルキモを遣し、彼に大祭司の職を保證し、イスラエルの子らに仇を返すべきことを命じたり。,HQ王、己が僚友の一人なるバクキデスを選べり。彼は河向の國を治め、王國の中にての大なる人にして、王に忠信なりき。hGIされば今、汝の信頼し給ふ人を送り、行きて彼が、我らと王の國に來らしめし荒廢と、またいかに彼が、彼等とすべて彼等を助けし者とを罰せしかを見させ給へ。』F-彼等民を讒言して王にいへり『ユダとその兄弟たち汝のすべての友を滅し、我らを我らの國より散らせり。\E1その時、すべての、不法にして神を信ぜざるイスラエルの人々彼の許に來れり。彼等の指導者はアルキモにて、大祭司たらんことを欲し居たりしものなり。BDかくてデメトリオその國の王位に即きぬ。C3そのこと彼に知られ居たれば、かれ『我に彼等の顏を示すな』といひぬ。ここに於て彼の軍隊彼らを殺せり。&BE彼その父祖たちの王宮に入らんとせし時、その軍隊アンテオコスとルシアとを捕へて、これを彼の許に引き來れり。CA 第百五十一年に、セリウコスの子デメトリオ、ロマより出で來り、少數の人々と共に海に沿へる一つの町に上り行きて、そこを治めたり。 @9?かく彼いそぎ去りてアンテオケに歸り、ピリポが町の長となり居るを見出し、彼と戰ひ、力をもて町を奪へり。&?E>然るに王シオンの山に入り、その所の要害を見てその誓ひし誓を無視にし、周圍の石垣を引き倒すべき命を下せり。a>;=かくて王と君侯たち彼等に誓ひければ、彼ら砦より出で來れり。&=E<而して此の言王と君侯たちとに、よしと見えければ、彼使者を遣して彼等に講和を求めしに、彼等これを承れたり。_<7;彼等と契約を結びて、さきの如く彼等を、その律法に從ひて歩ましめん。彼等は我らの滅しし彼等の律法の故に怒りて、此等のすべてのことをなせるなり。』;}:されば今、我ら此等の人々に右の手を與へて、彼等及びすべて彼等の國人と和睦をなし、:9ここに於て彼いそぎ去らんとし、王と軍勢の將帥らと人々にいへり『我等日毎に弱り行くなり。我らの食物乏しく、我らの營を張れる所は強く、且王國のことども我らの上にかかり來る。9 8王と共にありし軍隊を率ゐてペルシャとメデヤより歸り、自ら國政を奪はんとしつつありと。58c7その頃ルシア聞きけるは、アンテオコス王猶生き居りし時、王位を嗣がしめんとてその子アンテオコスの養育を託せるピリポ、7}6聖所には少しのもの殘されしのみなりき。人々飢餓に迫られて各自己が所に散り行けり。\615されど聖所には糧食盡きはてたり。それは第七年にして、異邦人の間より安全のためにユダヤに逃れ來りし人々皆、貯へられしものの殘を食ひたればなり。y5k4然るにユダヤ人等もまた、彼等の機械に對する機械を造りて多くの日の間戰へり。D43彼多くの日の間、聖所に對して營を張り、投射臺を築きて、攻城機、火と石とを投ぐる機械、投鎗の投射器、及び投石器などを備へたり。j3M2王ベテスラを占領して、これを守らしむるため、そこに衞兵を置けり。M21而して彼ベテスラの人々と和睦せり。これ彼等包圍に耐ふべき食物なかりし故、町より出で來りたればなり。それは地にとりて安息の年なりき。 190されど王の軍勢彼等を攻めんとてエルサレムに上り行き、王はユダヤに向ひ、シオンの山に向ひて營を張れり。v0e/而してユダヤ人等王國の力と、軍隊の激しき攻撃とを見しかば、そこを去れり。/3.かれ象の下に這ひ入りて、下よりこれを刺殺ししかば、象は地に、かれの上に倒れ、彼終にそこにて死ねり。.3-勇しく方陣の直中に進み入りて、これに走り寄り、右に左に斬り倒ししかば、かれら此方、彼方に離れたり。j-M,ここに於て彼、その民を救ひ出して永久の名を得んがために己を與へ、V,%+アバランと呼ばれたるエレアザル、王の胸當をもて裝はれたる一頭の象を見しが、それは他のすべての象よりも高く、王その上にあるが如く見えたり。p+Y*ユダとその軍隊これに近づきて戰ひしに、王の軍隊のもの六百人斃れたり。,*Q)その軍勢の響と軍勢の行進と武器の音とをききしものは皆慄ひ戰きぬ。そはその軍隊甚しく大にして強かりければなり。 )9(而して王の軍隊の一部は高き山々の上に、また或ものは低き地の上に擴がり、確にして亂れざる歩にて進みぬ。('さて日の光、金と眞鍮の楯の上に輝きし時、山々照りはえて、炬火の燃ゆるが如くなりき。/'W&騎兵の殘りしものをば、彼等軍隊の此方と彼方の二箇所に置きて、敵に恐を起さしめ、方陣によりてこれを守らしめたり。&y%蔽をなせる強き木の櫓、おのおのの象の上に置かれしが、それは巧なる工夫をもて象に結び付けられ、その上にこれを御するインド人の外に、戰をなす三十二人の勇しき人々乘れり。#%?$これらのものは象の居りし處にあらかじめ備へられしにて、象の行く處には彼等も共に行きて象より離れざりき。_$7#また彼等其等の象を列に整へ、象と象の間に、鎖子鎧を身に纏ひ、眞鍮の兜を頭にいただける一千人の兵卒を配し、各の象に五百人の擇拔の騎兵を備へたり。m#S"而して彼等象を戰に備へんがために、これに葡萄と桑の實の血を示せり。;"o!王、朝早く起き出で、全速力をもてその軍隊をベテザカリヤの途に進めしかば、その軍隊戰の備をなして、ラッパを吹き鳴らせり。m!S ユダ、城より進み出で、王の陣營に對して、ベテザカリヤに營を張りぬ。} s而して彼等イヅミヤを經て進み、ベタスラに對して營を張り、多くの日の間これと戰ひ、また戰の機械を作れり。ベタスラの人々出で來り、火を放ちて彼等を燒き、勇しく戰へり。pYその軍隊の數は、歩兵十萬、騎兵二萬、戰に訓らされし象三十二頭なりき。|qそのうちには他の國々より、海の島々より、彼の許に來れる傭し兵卒の群もありき。3王これをききし時、怒りて、すべての彼の僚友、彼の軍勢の將たち、また馬を司るものどもを共に集めたり。#?汝もし速に彼等に向はずば、彼等はこれよりも大なることをなして、汝は遂に彼等を抑ふる能はざるに至らん。』/W視よ、彼等は今日エルサレムの城塞に對して營を張り、これを取らんとす。而して彼等既に聖所とベテスラとを堅めたり。 而して彼等ただ我らに向ひてのみならず、その國境の凡ての者に向ひて、その手を擴げたり。Gこの故に我が民の子ら城塞を圍みて、我らより離されたり。然るに我らの多くの者をば、彼等遭ふ毎に殺して、我らの所有物を掠め取れり。^5我らは喜びて汝の父に仕へ、彼の言に歩み、彼の誡に從へり。 彼等王の許に行きていへり『いつまで汝は、審判を行ひて我らの兄弟の仇を報い給はざるか。2]然るに包圍せられしものどものうち或もの出で來りしに、イスラエルの中なる神を信ぜざる人々の或もの、彼等に加はりぬ。s_彼等ともに集りて、第百五十年に彼等を包圍し、投射臺と攻城機とを作れり。ykユダ彼等を滅さんと欲し、彼等を圍み攻めんがために、すべての民を呼び集めぬ。5cさて城塞にありしものども、イスラエル人らを聖所の周圍に閉ぢ込めて、常に彼等を苦め、異邦人を強うせんことを求めたり。#?ルシア、王の訃を知り、若き時に養育し來れるその子アンテオコスを位に即かしめ、その名をユパトルと呼びぬ。 9P~}} |{{3z]yytxx2wIvv>uu`tt=ss;r:qq2pp^o`nnmmmlkk*jjSi4hhgfedcbbjaa`__&^I]N\\.[[ZZYwXXWVxUUFTSS3RQPPOONNM2LCKJJIeH^GGFFEEDHCC1BBKAn@??==4<<<;z:|99877z655j44n3321H00=///.j.-,,+*?)e((B'%$#""N!! a*odf\MA!b] ~  ( u9G7;9mS 我等これを知りたれば、汝等己が平安につきて我等に書を寄するはよし。 記録に見出さるる所によれば、スパルタ人とユダヤ人とは兄弟にして、共にアブラハムの裔なり。X) 『スパルタ人の王アリオス、大祭司オニアの平安を祈る。F 又彼等がオニヤに送りし書の寫は次の如し。U# これにつきて汝等、われらに返書を與へなば幸なり。』  されば我等アンテオコスの子スタニオ、及びヤソンの子アンテパテルを選びて、ロマに遣し、我等と彼等との間の友情、及びさきの日の盟約を新にするために我等の書を汝等に渡さしめたり。2] そは我等、我等を助くるために天より來れる助をもち、我等はわれらの敵より救はれて、我等の敵は低くせられたればなり。   されば我等は此等の戰爭に於て、汝等と我等の同盟者、及び友等を煩はすことを欲せざりき。, Q されど我等のことにつきては、多くの患難と多くの戰爭我等を取り卷き、我等の周圍の王たちは、我等に逆ひて戰へり。9 m かつ又われ汝等の光榮の故に喜ぶ。3 _ されば我等如何なる時にても止むることなく、我等の祭日に、また他の相應しき日に、我等のささぐる犧牲の中に、また我等の祈禱の中に、汝等を憶ゆ。そは我等兄弟たちを憶ゆるは正當にしてなすべきことなればなり。U # そは汝等書を我等に送りてより長き時を經たればなり。- 汝等より全く離れざらんがため、汝等との兄弟愛と友情とを新にせんとて書を汝等に送ることを試みたり。} 我等は、我等を慰め勵ます聖書を我等の手に持てば、此等のものの何をも要せざれども、 オニヤは遣はされたる人々を禮を盡してもてなし、同盟と友情との宣言の記されたる書を受けたり。G さきに汝らを治めたりしダリヨスより大祭司オニヤに書を送りて、汝等は我等の兄弟なることを告げしは、ここに記さるる寫の示すが如し。 『大祭司ヨナタン、國の長老、祭司、及び他のユダヤ國民、彼等の兄弟スパルタ人の平安を祈る。a; 而してこれはヨナタンがスパルタ人等に書き送りし書の寫なり。  而してロマ人彼等に、各所の人々への書を與へて、安全にユダの地に歸ることを得しめたり。nU 彼等ロマに到り、元老院に入りていへり『大祭司ヨナタン及びユダヤ國民、彼等のために、さきの日に於けるが如く友情と同盟とを堅うせしめんとて我等を遣せり』と。^5 彼またスパルタ及び他のもろもろの所に、同じく書を送れり。: o ヨナタン時のよきを見て、人々を選び、これをロマに遣して、さきに彼等と交したる友情を堅うし、またこれを新にせんと欲せり。~w Jその日異國人の斃れしもの凡そ三千人なりき。かくてヨナタンはエルサレムに歸れり。A}{ I彼の傍より逃れしものどもこれを見て、彼の許に歸り、彼とともに敵を追ひてケデシなるその陣營まで到り、そこにてこれを圍みたり。^|5 H而して彼再び彼等と戰ひてこれを敗りしかば、彼等逃れたり。[{/ Gここに於てヨナタンその衣を裂き、頭に土を蒙りて祈りぬ。|zq F軍隊の將なるアブサロムの子、マタテヤとカルピの子ユダの他は一人も殘らざりき。y3 E然るに待伏し居りしものどもその所より起ち上りて軍に加はりしかば、ヨナタンの傍に居りしもの悉く逃れ、x} D而して視よ、異國人の軍隊、山に伏兵を置きて、平野に彼を迎へ、彼と相接して對しぬ。w} Cヨナタンとその軍隊ゲネサレの水のほとりに營を張り、朝早くハヅルの平野に出でたり。2v] B彼等かれにその右の手を與へんことを求めたればこれを與へ、彼等をそこより出して、町を占領し、守備隊をそこに置けり。|uq Aシモンはベテスラに對して營を張り、多くの日の間これと戰ひ、これを封鎖したり。^t5 @これを撃たんとて出でしが、その兄弟シモンをば國に殘せり。Gs ?その時ヨナタン、デメトリオの君侯たちが、かれをその職より黜けんがために、大軍を率ゐてガリラヤのケデシに來りしことを聽きしかば、nrU >而してガザの人々ヨナタンに乞ひしかば、彼その右の手を彼等に與へ、その君侯たちの子らを人質として、エルサレムに送り、彼はその國を通りてダマスコまで到れり。8qi =然るにそこよりガザに到りし時、町の人々彼に門を鎖しければ、彼これを攻め圍み、火を放ちて町の周圍を燒き、掠奪を行へり。p <ここに於てヨナタン出でて河向に到り、町々を巡囘れり。而してスリヤのすべての軍隊彼の許に集りて、彼の同盟者となれり。彼アシケロンに來りしに、町の人々禮を盡して彼を迎へぬ。o} ;またヨナタンの兄弟シモンを、ツロの階梯よりエジプトの境に至るまでの將軍となせり。#n? :而して彼ヨナタンに、金の器具と食器とを與へ、金杯にて飮み、紫の衣を着、金の締金を用ふることを許したり。Mm 9然るに若きアンテオコス、ヨナタンに書を送りていひけるは『われ汝の大祭司職を堅うし、汝に四州を治めしめ、汝を王の僚友の一人となす。』Il  8トルポン象を奪ひて、アンテオケを占領せり。;ko 7而してさきにデメトリオの辱めて去らしめしすべての軍隊、彼の許に集り、デメトリオに逆ひて戰ひしかば、デメトリオ敗走りぬ。j 6さて此の後トルポン、少年アンテオコスとともに歸り、アンテオコス主權を握りて王冠を戴きぬ。Ai{ 5されど彼の語りし所はすべて僞にして、自らヨナタンより遠かり、ヨナタンが己に與へし益に從ひて彼に報いず、甚しく彼を惱ませり。ah; 4デメトリオ王はその國の王位につき、地は彼の前に平穩なりき。bg= 3彼等その武器を投げ出して平和をなし、ユダヤ人等は王の前に、またその王國にありしすべての人々の前に崇められ、多くの分捕物をもてエルサレムに歸れり。f3 2『我等に汝の右の手を與へて、平和をなせ。而してユダヤ人等に我らと我らの町に對する戰を止めしめよ。』,eQ 1町のものども、ユダヤ人等のその欲する如くに町の主權を握れるを見て、その心いたく弱り、王に嘆願して、いひけるはsd_ 0而して彼等その日町に火を放ちて、多くの分捕物を得、かつ王を救ひ出せり。Vc% /而して王ユダヤ人等を呼びて己を助けしめしかば、彼等直ちに共に集りて、各自町の中に散り行き、その日の内に、十萬人に達する程のものを殺せり。jbM .王は宮殿の中庭に逃れ、町の人々は町の通路を占領して、戰を始めぬ。a -その時町の人々、町の中央に共に集りて、その數十二萬人に達せしが、彼等王を殺さんと欲せり。`- ,ここに於てヨナタン三千人の勇士たちをアンテオケに遣せり。彼等王の許に到りしかば、王これを喜べり。#_? +されば今汝もしわがために戰ふ人々をわが許に遣さば、汝はよきことをなすなり。そはわが軍隊皆背けばなり。』n^U *デメトリオ使者をヨナタンに送り、これに答へていひけるは『我は唯汝と汝の國のためにこれをなすのみならず、もし我よき機を見出さば、汝と汝の國を大に崇むべし。t]a )さてヨナタン、デメトリオ王に使者を遣して、城塞に居る人々及び砦に居る人々は絶えずイスラエルに逆ひて戰ふが故に、これをエルサレムより追ひ出さんことを求めたり。\y (父に代りて王とならしむれば彼を渡せと迫れり。而して彼、デメトリオのなししことと、その軍隊がデメトリオを憎みしその憎惡とをエマルクに告げ、多くの日の間ここに留まれり。[/ 'さて、さきにアレキサンドルに屬せし人々の中の一人なるトルポンは、すべての軍隊のデメトリオにつきて呟くを見て、アレキサンドルの若き子アンテオコスを養育せしアラビヤ人エマルクの許に到り、@u 而してかれ己が娘をアレキサンドルより奪ひて、これをデメトリオに與へしかば、二人の間隔たりて、あらはに敵意をもつに至れり。p?Y 彼、かくアレキサンドルを誹れり。そは彼、その王國を貪り居たればなり。> われ、わが娘をアレキサンドルに與へしことを悔ゆ。そは彼われを殺さんと謀ればなり。』z=m 彼デメトリオに使者を遣はして、いひけるは『來れ、我等互に契約をなさん。さらばわれ汝に、アレキサンドルのものとせしわが娘を與へん。而して汝は汝の父の國を治むべし。><u されどプトレミオ王海に沿へるセルキヤに至るまで、海邊の町々の主權を握り、アレキサンドルについて、惡しき謀略をめぐらせり。y;k ヨナタン、王と共にエルテロと呼ばるる河まで來り、而してエルサレムに歸れり。y:k ヨナタン、ヨッパにて盛大に王を迎へ、彼等互に挨拶して、ともに其處に眠れり。9 人々ヨナタンを責めんとて、彼が何をなししかを、王に告げしに、王はその口を噤みたり。?8w されど彼アゾトに近づきし時、人々彼に、火にて燒かれたるダゴンの宮と、荒らされたるアゾト及びその周圍の地と、外に捨てられし屍體と、戰爭にて燒かれたる者どもを示したり。そは其等のもの彼の途に積み重ねたればなり。7w さて彼トレマイの町々に入りし時、各の町に、守備隊としてその軍隊を屯せしめたり。6 かれ平和の言をもてスリヤに到りしかば、町々の人々かれのために門を開きて、これを迎へたり。そは彼はその舅なりければ、アレキサンドル王、彼等に、これを迎ふべきことを命じたるなり。U5 % エジプトの王、濱の眞砂の如き大軍と多くの軍艦とを集め、虚僞をもて自らアレキサンドルの國の主權を奪ひ、これを己の國に加へんことを求めたり。Y4+ Y彼ヨナタンに金の締金を送りしが、これは王たちの血族に與ふるため用ひらるるものなり。而して彼ヨナタンにエクロンとその境を所領として與へたり。d3A Xアレキサンドル王これをききしかばますますヨナタンを崇めたり。|2q Wヨナタンは彼の傍にありし人々と共に、多くの分捕物をもて、エルサレムに歸れり。1' Vヨナタンそこより進み、アケシロンに向ひて營を張りしが、町の人々盛大に彼を迎へんとて出で來れり。y0k Uかくて劍によりて斃れたるものと、燒かれたるものとは、凡そ八千人に達したり。S/ T而してヨナタンはアゾトとその周圍の町々を燒き、彼等の所持品を奪へり。またダゴンの宮をも、その中に逃れ入りしものどもを、火をもて燒きぬ。.3 S騎兵は平野に散らされて、アゾトに逃れ、己等を救はんとして、彼等の偶像の宮なるベテ・ダゴンに入りぬ。;-o Rここに於てシモンその軍勢を進め、方陣をもて戰を交へぬ(騎兵盡きたればなり)。而して彼等かれに由りて取られ、逃れ行けり。m,S Qされど人々ヨナタンの命ぜし如く動かざりしかば、遂に敵の馬疲れたり。)+K Pヨナタンはかれの後に伏兵あるを知れり。彼等ヨナタンの軍隊を取り圍み、朝より夕に至るまで、民に矢を投じたり。U*# Oアポロニオ私に彼等の後に千人の騎兵を殘したりしが、g)G Nヨナタン、アゾトにて彼に追ひつき、ここにて兩軍、戰を交へたり。( Mアポロニオこれをききしかば、三千の騎兵隊と大軍とを集め、旅するが如くアゾトに出で、そこより平野に進み入らんとせり。そは彼騎兵の大軍をもちて、これに依り頼みたればなり。&'E L彼等これに對して戰を交へしかば、町の人々恐れて、彼のために開きたり。かくてヨナタンはヨッパの長となれり。)&K K彼ヨッパに對して營を張りしが、町のものども彼を閉ぢ込めたり。そはアポロニオ、ヨッパに衞兵を有したればなり。M% Jヨナタン、アポロニオの言を聞くや、心動かされ、十萬人のものを率ゐてエルサレムより出でしが、その兄弟シモン彼を助けんとて彼に會せり。2$] Iされば今汝ら平原に於てかかる騎兵と軍勢とに堪ふること能はざるべし。ここには小石も石もなく、逃るる所もなきなり。』k#O H我と我を助くる他の者は誰なるかを、問ひて知れ。彼等いふ『汝らの足は我等の前に立つを得ず、そは汝らの先祖たちは再度、彼等の地に於て敗走りたればなり』と。M" Gされば今、汝もし、汝の力に頼らば、我等の許に、此の平原に下り來れ。そこにて我等ともに事を決せん。そは町々の力我等と共にあればなり。5!c F『汝のみ我等に逆ひて己を高しとす。されど我は汝の故に嘲り罵らる。いかなれば汝、山地にて我らに逆ひ、汝の力を誇るや。J   Eデメトリオは、ケレスリヤを治めしアポロニオを立てしかば、かれ大軍を集めて、ヤムニヤに營を張り、大祭司ヨナタンに使者を送りていへりpY Dアレキサンドル王これをききしかば、いたく憂へて、アンテオケに歸りぬ。! C然るに第百六十五年に、デメトリオの子なるデメトリオ、クレタを出でてその父祖たちの地に來れり。X) Bかくてヨナタンは平安と歡喜をもてエルサレムに歸りぬ。' A王彼に光榮を與へ、その主なる僚友の間に彼につきて書き送り、彼を將軍となし、一州の方伯となせり。 @彼に逆ひて呟きしものども、公に告げられし彼の光榮を見、紫の衣を着たる彼を見て逃げ去れり。 ?王ヨナタンを彼と偕に坐せしめ、己が君侯たちにいへり『彼と共に町の中央に行き、公に告げて、何人も彼に逆ひて呟くことなく、また如何なることにつきても彼を惱すことなからしむべし』と。 >王人々に命じて、ヨナタンにその衣を脱がせ、これに紫の衣を着せしめたれば、彼等かくなしぬ。8i =然るに彼に逆ひて、イスラエルより惡しき徒輩、即ち律法を犯すものども集り來り、彼につきて呟きしが、王彼等を顧みざりき。A{ <ヨナタン威儀を整へてトレマイに赴き、二人の王に會ひて、彼等と彼等の友等に、金銀と多くの贈物とを與へ、彼等の前に喜を得たり。yk ;その時アレキサンドル王、ヨナタンに、彼と會ふために來るべきこと書き送れり。2] :アレキサンドル王彼に會ひ、彼にその娘クレオパトラを與へ、王たちの習慣に從ひ、トレマイには、華やかに婚禮を行へり。#? 9かくてプトレミオ、エジプトより出で行けり。彼とかれの娘クレオパトラは、第百六十二年にトレマイに來りぬ。eC 8われ今、汝の記したる如く汝になさん。されど、我等互に相見えんがため、トレマイにて我と會せよ。さらば、われ汝のいへる如く、汝と父子の關係を結ばん。』! 7プトレミオ王答へていひけるは『善いかな、汝が汝の父祖の地に歸り、その王國の位に坐しし此の日。S 6されば今、我等互に親善をなさん。われに汝の娘を妻として與へよ。さらば我汝と父子の關係を結び、汝と汝の娘に、汝に相應しき贈物をなさん。』! 5然り、我かれと戰を交へしに、かれとかれの軍隊我等によりて敗られ、我等かれの王國の位に坐しぬ。 4『我わが國に歸り、わが父祖の位に即きて主權を握り、デメトリオを斃して、我等の國を得たり。pY 3アレキサンドル、エジプト王プトレミオに書を送り、此等の言をもていへりs _ 2而してかれ日の入るまで激戰を續けしかば、その日デメトリオ遂に斃れたり。 9 1而して二人の王、戰を交へしに、デメトリオの軍隊逃れしかば、アレキサンドルこれを追撃ちて彼等に勝ちぬ。a ; 0アレキサンドル王大軍を集め、デメトリオに對して戰を挑みぬ。8 i /これに反して彼等はアレキサンドルを喜べり。かれは彼等に平和の言を語りし初の人なりしかば、彼等常にかれと同盟を結べり。w g .ヨナタンと民ら此等の言を聽きし時、これを信ぜず、またこれを受けざりき。そは彼等かれがイスラエルになしし大なる惡と、かれが彼等を甚しく苦めしことを憶ゆればなり。Y+ -またエルサレムの石垣の建造、その周圍の防備につきても、その費用王室の收入より給せらるべし。ユダヤに於ける石垣の建造につきても亦然りとす。』} ,而して聖所の工事、及び修繕につきては、その費用もまた王室の收入より給せらるべし。 +誰にてもエルサレムにある宮に逃るるもの、またはその境内に居るものは、王に對して金銀または何物かを負ふとも自由なるべく、又彼等がわが國内に所有するものは悉く安全なるべし。G *この他に彼等が年毎に聖所の費用としてその收入より受けし銀五千シケルは奉仕をなす祭司に關るものなれば、これもまた解除せらるべし。s_ )役人等が、さきの年に滯納せしものをば今より後悉く神の家の働に充つべし。pY (マリア、われ領土より得る王室の收入より年毎に銀一萬五千シケルを與ふ。  'トレマイ及びその附近の地につきては、我これをエルサレムにある聖所に贈物として與へたり。V% &サマリヤの國よりユダヤに加へられたる三つの政府はユダヤに合せらるべし。これ彼等大祭司以外の權威に從はざるやう一つに見なされんがためなり。/ %彼等のうち或者どもは、王の大なる要害に置かるべき、また彼等の或ものは王國の重職に任ぜらるべし。彼等を治むるもの、彼等の有司たちは、ユダの地に於て王の命じたる如く己等の律法に歩むべし。 9 $又王の軍隊に、凡そ三萬人のユダヤ人編入せられ、すべて王の軍隊に屬するものの如く、報酬を與へらるべし。~w #而して何人も彼等より強要し、また何事につきても、彼等を惱す權威を持たざるべし。t}a "またすべての祭日、安息日、新月祭、定められたる日、祭日前の三日、及び祭日後の三日はすべて、わが王國内にあるすべてのユダヤ人にとりて、免除と解放の日たるべし。n|U !ユダの地よりわが王國の如何なる所へなりとも俘虜として引き行かれしユダヤ人は、我悉く無償にてこれ自由を與へん。又すべての物その家畜の税をも免除せらるべし。G{ 我またエルサレムにある城塞を支配するわが權威を讓りて、これを大祭司に與ふ。これ彼がこれを守るに相應しき人々を選ばんがためなり。dzA エルサレムとその境は聖なれば、十一税と國税を免除せらるべし。y/ またわが受くべき種の三分の一と果實の半を、今日より以後免除す。われこれを此の日より以後いつまでも、ユダの地より、又サマリア及びガリラヤの國より加へられたる三つの政府より取らざるべし。xw されば我今汝等に自由を與へ、すべてのユダヤ人に、貢租と鹽税と王室税とを免除す。Rw 汝らに多くの免除を與へ、かつ汝等に贈物をなさん。5vc されば汝ら猶我等との契約を保ち續けよ。さらば我等汝らに、我等に對して汝等のなししことの返禮として、善きものを報い、8ui 汝等は、我等と結びし汝等の契約を守り、我等との友情を續け、我等の敵と好を通ぜざることを聽きたれば、我等これを喜とす。ztm かくて彼これらの言を彼等に書き送れり 『デメトリオ王ユダヤ國民の平安を祈る。s3 われも彼等がわれとともにありてわれを助けんがため、奬勵と名譽と贈物とにつきて、彼らに書き送らん。』,rQ 『此の我らのなししことは何ぞや。アレキサンドル己を強めんがため、我等をさしおきて、ユダヤ人等と好を通ぜしか。Oq デメトリオ此等のことをききしかば、憂へていへりp3 第百六十年の七月、假庵の祭日に、ヨナタン聖き衣を身に纏ひて、軍隊を集め、これに武器を豐に給したり。zom されば我等此の日汝を立てて汝の國の大祭司となし、王の僚友と呼ばれしめ(かれ紫の衣と金の冠とをヨナタンに送れり)、我等のわざに與り、我等と友情を保たしめんとす。』nw 我ら汝につきて、汝は勇しき強き人にして、我らの僚友たるに相應しきことを避けり。Om 『アレキサンドル王、兄弟ヨナタンの平安を祈る。jlM かくてかれ書を記してこれをヨナタンに送り、此等の言をもていへり。k' 彼いへり『我らかくの如き人を他に見出すべきや。我ら今かれを我等の僚友となし、同盟者となさん。』}js アレキサンドル王、デメトリオがヨナタンに送りしすべての約束を受けり。人々彼に、ヨナタンとその兄弟たちのなしし戰と勇しきわざ、また彼等が忍びし勞苦につきて語りしかば5ic かくてただベテスラに、律法と誡を捨てたる人々の或もの殘れるのみなりき。其處は彼等にとりて隱逃の場所なりければなり。Fh 各自その所を後にし、己が國に去り行けり。^g5 ここに於てバクキデスの建てたる砦にありし他國人等逃れて、>fu 彼働くものに、石垣を築き、シオンの山を防ぐために、四角なる石をその周圍にめぐらすべきことを命じければ、彼等これをなせり。Ue# ヨナタン、エルサレムに住み、町を建てなほし始めぬ。d} 而して城塞に居る人々ヨナタンに人質を渡したれば、かれこれをその親たちに返したり。pcY 彼等王がかれに軍隊を集むる權を與へしことをききし時、いたく恐れたり。b! ヨナタン、エルサレムに來り、その書を讀みて、すべての民と、城塞にありし人々とに聽かしめしに、eaC デメトリオ彼に、己が同盟者とならんがために、軍隊を集め、武器を給する權を與へたり。而してかれ、城塞にありし人質をヨナタンに渡すべきことを命じたり。`3 そは彼、我らが彼に對して、又彼の兄弟たちと彼の國人とに對して犯ししすべての惡を憶ゆべければなり。』_3 デメトリオいひぬ『彼我等に對してアレキサンドルと和睦をなす前に、我等まづ彼等と和睦をなすべきなり。m^S デメトリオ、平和の言をもて、ヨナタンに書を送り、彼を崇めんとせり。v]e デメトリオ王これをきき、いと大なる軍隊を集め、彼と戰はんとて出で來れり。R\  第百六十年にアンテオコスの子、アレキサンドル・エピパネス上り來りてトレマイを占領しけるが、人々彼を受けたれば、彼そこにて世を治めたり。[- Iかくてヨナタンはミクマシに住み、民を審き始めて、イスラエルの中より神を信ぜざる者どもを取除けり。/ZW Hここに於て彼、さきにユダの地より捕へたりし捕虜を、彼に返し、去りて己が國に歸り、もはや彼等の國境に來らざりき。Y} Gかれこれを諾し、その言に從ひて行ひ、一生の間害を加へざることをヨナタンに誓へり。2X] Fヨナタンこれを知りて彼の許に使者を遣せり。これ彼等互に和睦をなし、且かれをして捕虜を彼等に返さしめんがためなり。PW E彼、己に此の國に來るべきことを勸めし不法なるものどもに對して甚しく怒り、その多くのものを殺せり。されど自らは己が地に去らんと思へり。8Vi Dバクキデスと戰ひしかば、バクキデス彼等のために敗られ、彼等いたく彼を苦めぬ。そは彼の計略と攻撃空しくなりたればなり。,UQ C彼等、それらのものどもを撃ち、力増加りて進み始めぬ。シモン及び彼と共なる人々は町を出でて、攻城機に火を放ち、 9~g}}|N{{zqyyfxwwvvuu ssYrr!qpoxnnmelkkiifhhgfeeedd cXbbVaa`^__^]\\$[[eZZQYXWWGVVpUTTcSSRtQPPOO/NMMnLKJIHGG]FFETDD$CC"BB AL@@Y??W?>v==(<;;C:98^77 65y4Q3372~10/u.&--!,++$*>)g(W''z&&#%$$S#L"!!^ T+9ncb@ Ef_h < = + KD:9K3 その時ヨハネの兄弟ユダ傷を負ひしが、ヨハネ彼等を追撃ちて、ケンデビオの築きしケデロンにまで到れり。)JK彼等聖なるラッパを吹き鳴ししに、ケンデビオとその軍隊敗れて、多くのもの斃れ、殘れる者どもは城塞に逃れたり。pIYかれ民を別ちて騎兵を歩兵の中央に置きしが、敵の騎兵は甚しく多かりき。MH彼と彼の民等かれらに對して營を張りしが、彼見しに、民等小川を渉ることを恐れ居たれば、彼まづ渉れり。人々これを見て彼に續きて渉れり。DG朝に及びて彼等起き出で、平野に赴きしに、視よ、歩兵と騎兵との大軍、彼等をむかへ撃たんとして出で來れり。兩軍の間に小川ありき。#F?かれ國の中より一萬二千人の軍人と騎兵とを選びたれば、彼等ケンデビオに向ひ行き、モデインにて夜を過せり。Eされど今我は老い、汝等は主の慈愛によりて壯年に達したり。されば汝等われとわが兄弟たちに代りて、往きてわが國人のために戰へ。而して天よりの助を汝らとともにあらしむべし。』rD]シモンとその二人の長老の子等、ユダとヨハネとを呼びて彼等にいひぬ『我とわが兄弟たちとわが父祖の家とは、我等の若かりし時より今日に至るまで、イスラエルの戰をたたかへり。かくてすべての事我等の手によりて好轉し、我等は屡イスラエルを救ひ出したり。 C その時ヨハネ、ガザラより上り來りて、その父シモンに、ケンデビオの爲ししことどもを語れり。\B1)而して彼ケデロンを築きて、騎兵と歩兵とをそこに屯せしめたり。これ彼等、王の彼に命ぜし所に從ひて、ユダヤの道への出口をつくり得んがためなりき。A3(ケンデビオはヤムニヤに來りて、民を怒らしめ、ユダヤを探し、人々を捕虜にし、また彼等を殺し始めたり。w@g'而して王彼に命じてユダヤの前に營を張らしめ、かつ民等に對して戰をなし得んがために、ケデロンを築き、門を堅むべきことを命じたり。されど王はトルポンを追ひ行けり。s?_&王はケンデビオを海に沿へる地の將帥となし、彼に歩兵と騎兵とを與へたり。X>)%その間にトルポンは船に乘りて、オルトシアに逃れたり。 =9$怒りて王の許に歸り、此等の言とシモンの光榮と彼の見たるすべての事とを、報告したれば、王いたく怒れり。(<I#さりながら汝の要求するヨッパとガザラとにつきていはんに、此等の町々は我等の國と民とに、大なる害を與へたれど、我等はこれ等に對して百タラントを與ふべし。』 然るにアテノビオはこれに一言も答へず、^;5"されど我等は機を得て、我等の父祖たちの嗣業をとり返せり。+:O!その時シモン答へて彼にいひぬ 『我等は他人の土地を奪ひしにも、他人に屬けるものを取りしにもあらず、唯我等の父祖たちの嗣業を領せしのみ。それは、或時の間不當にもわれらの敵の所有に歸し居たりしなり。P9 かくて王の僚友アテノビオ、エルサレムに來りて、シモンの光榮と金銀の器具の棚と、その從者の多きとを見て驚きしが、王の言を彼に傳へたり。8y然らずばそれに代へて我に銀五百タラントを與へよ。而して汝等が與へし損害と町々の貢とに對しては他に五百タラントを與ふべきなり。然らざれば我等來りて汝等を征服すべし。』 7されば今、汝らが奪ひし町々と、ユダヤの國境の外にて汝らの占領せし土地よりの貢とを返せ。6而して彼等はその國境を荒して、この地に大なる損害を與へ、わが王國内の多くの場所を占領せり。r5]かくて彼は、その僚友の一人なるアテノビオをシモンの許に遣し、言を交さしめていひぬ 『彼等はヨッパとガザラ、又エルサレムにある城塞、わが王國内の町々を所有す。y4kされど彼之を受けず、前に結びし凡ての契約を蔑し、自らシモンより離れ行けり。,3Qここに於てシモンは、彼の傍にて戰はしめんとて、選拔の兵二千人を遣し、又多くの金銀及び攻城機を彼の許に送れり。Y2+されど二日目にアンテオコス王はドルに對して營を張り、絶えずその軍隊を率ゐ來り、また攻城機を作り、トルポンを封鎖して、その出入を許さざりき。O1彼等はまた大祭司シモンにもその寫を書き送りぬ。Q0またこれを、すべての國々に、サンプサメ、スパルタ、デロス、ムンドス、シクオン、カリア、サモス、パンフリア、ルキア、アリカルナソ、ロデス、パセリス、コス、シデ、アラド、ゴルテナ、クニド、クプロ、及びクレネにも書き送れり。/}彼はこれと同じ事を、デメトリオ王とアタロスとアリアラテとアルサケとに書き送れり。J. さればもし兇惡なる者ども彼等の國より汝等の許に逃れ來らば、これを大祭司シモンにわたし、その律法に從ひてこれに報復をなさしめよ。』O-かつ彼等の楯を受くるは、我等に正しき事と見ゆ。,5されば我等、諸王と諸國に書を送りて、彼等を害ひ、若くは彼等と彼等の町々と彼等の國とに對して戰を挑むことなからしめ、又彼等と戰ふが如き者と同盟を結ぶことなからしむるはよき事なりと思惟す。?+y且彼等は一千萬の黄金の楯を携へたり。;*oユダヤ人の大使等、舊の友情と親善とを回復せんとて、我等の友また同盟者として、大祭司シモン及びユダヤ國民の許より來れり。O)『ロマの議官ルキオ、プトレミオ王の平安を祈る。5(cヌメニオとその輩、ロマより來りしが、その持ち來れる、諸王と諸國とに宛てたる書の中には、此等のこと書き記されありき。G'而してアンテオコス、町の周圍をとり捲き、軍船は海上よりたたかひに加はりぬ。かくて彼海陸より町を攻め、何人の出入をも許さざりき。s&_ アンテオコスは十二萬の軍人と八千の馬とを率ゐ、ドルに對して營を張れり。y%k そは彼あらゆる患難一時に彼に臨み、その軍隊彼を見棄てたるを知りたればなり。j$M アンテオコス王彼を追撃ちければ、彼逃れて海に沿へるドルに來りぬ。8#i 第百七十四年にアンテオコス、その父祖たちの地に到りしに、すべての軍隊彼の許に集り、トルポンとともに在る者少くなれり。D" 且われら、我等の王國を建設する時、汝と汝の國人と神の宮とを大なる榮光をもて崇めん。これ汝の光榮全地に顯はされんがためなり。』!また王に負ふすべてのもの、及び今より後いつまでも王に負ふべきものはすべて免除せらるべし。, Q且又エルサレムとその聖所とは自由なるべく、汝の備へたるすべての武具、及び汝の築きし要害は、汝これを保つべし。|q我またなんぢに、汝の國のために汝自らの印をもて、貨幣を鑄造することを認可す。>uさればわれ今、われより前の王たちの汝に許せる一切の納貢の免除、及び他の賦税の免除は、いかなるものにてもこれを汝に確證す。)K我は、我等の國を滅しし者等と王國内の多くの町々を荒廢れしめし者等とを罰せんために、その地に上陸せんと欲す。兇惡なる或るものども自ら我等の父祖の國の支配者となりたれば、われはわが國のために戰ひ、これを以前の状態に囘復する目的をもて、異國の兵士の群を集め、かつ軍艦を備へたり。/その内容はかくの如し。 『アンテオコス王、祭司長にして牧伯なるシモン、及びユダヤ國民の平安を祈る。1 ]さてデメトリオ王の子アンテオコス、海の嶋々より、ユダヤ人の祭司にして牧伯なるシモン、及びすべての民に書を送れり。yk1且シモンと彼の子等がこれを保ち得んがために、庫の中にその寫を置かしめたり。 0彼等命じて、眞鍮の板にこれを書き録さしめ、これを聖所の境の内なる著しき所に置かしめ、G/シモンこれを承けて、大祭司たることと、ユダヤ人及び祭司たちの將たり、牧伯たり、又すべてのものの守護者たるべきことに同意せり。』gG.すべての民はシモンが此等の言に從ひて立てらるべきを承認したり。pY-誰にてもこれに背き、此等のことの一つにても蔑するものは罰を受くべし。 ,民或は祭司の中いかなる人にても、此等のことの一つにても無視にし、或は彼の語る言を拒み、或は彼を除外して國會を召集し、或は紫の衣を着、金の帶止を用ふるものは不法と認められん。S+また彼等は、彼がすべての人々より服從を受け、國中のすべての證書は彼の名によりて録され、彼が紫の衣を着、黄金を身につくべきこと欲したり。b=*彼等はまた彼が彼等の上に將として聖所を管理すべきこと、彼等に彼等の業と國と武具と要害とを司らしむべきこと、即ち彼が聖所を管理すべきことを欲しぬ。;o)而してユダヤ人等と祭司等とは忠信なる預言者の起るまで、いつまでもシモンが彼等の指導者たり、大祭司たるべきことを喜べり。Y+(そは彼、ユダヤ人等がロマ人等によりて友、同盟者、また兄弟と呼ばれしこと、及びロマ人等が禮を盡してシモンの使者を迎へしことを聽きたればなり。^5'彼をその僚友の一人となして、これに大なる名譽を與へたり。[/&デメトリオ王此等のことによりて、彼の大祭司職を確認し、# ?%シモン、ユダヤ人等を其處に置き、國と町との安全のために、これに防備を施し、エルサレムの石垣を高くせり。K $而して彼の時に、その手によりて事物整へられ。異邦人は國の外に追出されたり。またダビデの町にあり、エルサレムにありて、城塞を築き、そこより出でて聖所の周圍を瀆し、その潔きに對して大なる損害を與へし者どもも追出されぬ。N #民はシモンの信仰と、彼がその國にもたらさんとせし光榮とを見て、彼をその指導者とし、大祭司とせり。これ彼が此等のすべての事をなし、その國のために正義と信仰とを保ち、またあらゆる手段を盡してその國を高めんとせしが故なり。S "また海岸にあるヨッパと、さきに敵の住みたりしアゾトの境なるガザラを堅め、ユダヤ人をそこに置き、その修繕に便なるすべてのものを備へたり。\ 1!而して彼ユダヤの町々とユダヤの國民なるベテスラとに防備を施せり。ベテスラは前に敵の武器のありし所にして、彼はここにユダヤ人の守備兵を置けり。5c その時シモン起ちあがりてその國のために戰ひ、己が財産の大部分を用ひて國の勇士等に武裝を施し、これに報酬を與へたり。-彼等の敵、彼等の國を全く滅して、その手を彼等の聖所に伸べんがため、彼等の國を侵略せんと企てたり。ykこの後ヨナタンその國民を集めて、彼等の大祭司となり、その民に加へられたり。$A國の中に屡戰爭あるしに關らずヨアリブの子等の子なるマタテアの子シモンとその兄弟たち自ら生命を賭して、國民の敵を防ぎ、その聖所と律法とを確く立たしめ、大なる光榮をもてその國民を崇めしめたり。!サラメルにて、祭司等と民と民の君侯たちと國の長老たちとの集會に於て、かく我等に告げられたり。ucかくて彼等これを眞鍮の板に書き録し、シオンの山にて、柱の上に掲げたり。これはその記しし事の寫なり。 『第百七十二年エルルの十八日、即ち大祭司シモンの第三年に、;o彼と彼の兄弟たち、及び彼の父の家は自ら強くなり、戰をもてイスラエルの敵を彼等の間より追ひはらひ、その自由を確うせり。』されど民此等のことを聽きし時いひぬ『如何なる感謝をもて、我等シモンとその子等とに報いんや。 9この後シモン、ヌメニオに千斤の重さある金の大楯を携へしめて、ロマに遣し、彼等と盟約を確うせんとせり。)されば禮を盡して此等の人々をもてなし、彼等の言を公文書に録して、スパルタの人々のために覺書とすること、民の嘉する所となれり。且我等此等のことの寫を作りてこれを大祭司シモンに送る。』!~;彼等によりて語られし事どもを、かくの如く公文書に録せり。ユダヤ人の大使なるアンテオコスの子ヌメニオ及びヤソンの子アンテパル、彼等と我等との間にありし友情を更新せんとて、我等の許に來れり。 }9我等の民の許に遣されたる使者たち汝等の光榮と名譽とにつきて我等に報告せり。我等、彼等の來れるを喜び、h|Iそのスパルタ人によりて送られし書の寫はこれなり。『スパルタ人の有司たち及び町は、大祭司シモン、長老、祭司、及び我等の兄弟なるユダヤ國民の平安を祈る。R{而してそれはエルサレムの會衆の前にて讀まれたり。,zQ彼等がユダとヨナタンとに立てた友誼と盟約とを、新に彼と取りかはさんとて、書を眞鍮の板に記して彼の許に送れり。y-されど彼等、彼の兄弟シモンが彼に代りて大祭司となり、その國とその町々とを治むることを聽くや否や、 xさてヨナタンの死にしことロマに、またスパルタにまで聞えしかば、彼等いたくこれを悲めり。Ow彼はまた聖所を崇めて、宮の聖器を増し加へたり。v彼は低くせられたるその民のすべてのものを強め、律法を探り、不法なる惡しき者は悉く除去れり。juM 地には彼等に對して戰をなす者絶え、王たちはその時、みな敗れたり。t 彼等各自その葡萄樹と無花果樹の下に坐し、そこには彼等を恐れしむる何ものもなかりき。gsG 彼地に平和をもたらししかば、イスラエル大なる歡喜をもて喜びぬ。;ro シモンは町々に糧食を供給し、あらゆる種類の軍需品を彼等に供給せしかば、光榮ある彼の名、地の極にまで傳へらるるに至れり。q! 老いたる人々は巷街に坐し、皆その善きものをもて共に交り、若き人々は光榮ある戰衣を身に纏へり。|pq彼等平和にその地を耕したれば、地その收穫を殖し、平野の木々はその果を増しぬ。/oW而して彼捕虜の夥しき數を集めて、ガザラとベテスラと城塞とを奪ひ、その汚穢を除去りしが、何人もこれを止めざりき。Ln彼またその國境を擴くし、國の所有を確くせり。mそのすべての光榮の中にて彼はヨッパを取りて港とし、これを海の嶋々への關門となせり。#l?かくて國はシモンの一生の間平安なりき。彼その國の善を求め、彼の權威と光榮その一生の間人々に喜ばれたり。,kQ而してかれ往きてデメトリオの軍隊を撃ち、彼を捕へてアルサケの許につれ來りしかば、アルサケこれを獄に投じたり。;joペルシャ及びメデヤの王アルサケ、デメトリオが彼の國境まで來りしことを聽き、これを生捕らんとてその君侯の一人を遣したり。i '第百七十二年にデメトリオ王軍隊を集め、トルポンと戰はんがために援助を得んとてメデヤに赴きたり。h 5シモン、その子ヨハネの勇しき人なるを見、彼を全軍の指揮者となせり。ヨハネはガザラに住みぬ。_g7 4而して彼、年毎に歡喜をもて此の日を守るべきことを命じたり。城塞の傍にありし神の宮の丘をば、前よりもこれを強くし、彼とそのともがらそこに住めり。f5 3かくて彼、第百七十一年の二月二十三日に、讚美と棕櫚の枝とをもて、琴をもて、鐃鈸をもて、胡弓をもて、聖歌をもて、また歌をもてこれに入れり。そは大なる敵イスラエルの中より滅されたればなり。Se 2彼等シモンに呼はりて、その右の手を彼等に與へんことを求めたればこれを與へぬ。而してかれ彼等を其處より出し、城塞をその汚穢より潔めたり。tda 1されどエルサレムの城塞に居る人々、外に出づることと他の場所に行くことと賣買することとを妨げられたれば、甚しく飢ゑ、彼等のうち多くの人々飢餓のために死にたり。Pc 0彼凡ての汚穢を町の中より除去り、律法に從ふ人々を其處に置きて、これを前にありしよりも更に強きものとなし、そこに己の爲に住居を作れり。Pb /かくてシモン彼等と和睦し、彼等と戰はざりき。シモン彼等を町の外に出し、偶像のありし家々を潔めて、歌うたい、かつ讚美しつつ町に入れり。yak .彼等いふ『我等の弱きに從ひて我等をあしらわず、汝の慈悲に從ひてあしらえ。』2`] -而して町の人々衣を裂き、その妻子等と偕に石垣に赴き、大聲に叫びて、シモンにその右の手を彼等に與へんことを乞へり。 _ ,而してその攻城機の中にありし者ども町の中に躍り入りしかば、町の中に大なる鬨の聲起れり。5^c +その頃シモン、ガザラに對して營を張り、軍隊をもてこれを圍み、攻城機を作りて町に携へ來り、戍棲を撃ちてこれを取れり。)]K *かくて民ら、ユダヤ人の大將にして指揮者なる大祭司長シモンの第一年に、彼等の證書及び契約書に記入し始めたり。X\) )第百七十年に異邦人の軛イスラエルよりとり除かれたり。2[] (而してもし、汝等の中に我等の宮廷に入籍するに相應しきものあらばこれを入籍せしめ、我等の間に和睦をなさしむべし。』JZ  '今日まで犯されたる失錯と過誤とは我等これを赦さん。もしエルサレムに於て徴收せられたる他の税あらば、最早これを徴收せしめざるべし。Y  &我等の汝等に確言することはすべて確立せられん。汝等の築きし要害は汝等のものたるべし。MX %われら汝等の贈りし金冠と棕櫚の枝とを受けたり。我等は汝等と大なる平和をなし、我等の役人たちに書き送りて、汝等に免税を許可せんとす。W $『デメトリオ王、大祭司にして王たちの僚友なるシモンとユダヤの長老、及び國民の平安を祈る。V #デメトリオ王此等の言に對して彼の許に使者を遣し、彼に答へて次の如き書を書き送れり。SU "かくてシモン、人々を選びてこれをデメトリオ王に遣し、國を免税にせんことを乞へり。トルポンのなししことはすべて掠奪のためなりければなり。)TK !シモンはユダヤの砦を築き、高き戍棲と大なる石垣と門と關とをもてその周圍をめぐらし、砦の中に糧食を貯へたり。Sw 彼に代りて自ら王となり、アジアの王冠を戴きて、大なる災害を國の上にもたらせり。RR さてトルポン若き王アンテオコスを欺きて彼を殺し、jQM これは彼がモデインに造りたる墓にして、今日に至るまでそこにあり。BP} 而して此等に對して彼巧みなる工夫をめぐらし、その周圍に大なる柱を据ゑて、その上に永遠の記念としてあらゆる種類の武具を揃へ、且其等の武具の外に彫りたる船を置きて、海上を航する人々の此等のものを見得るやうにせり。5Oc かくて彼、その父のため、その母のため、またその四人の兄弟たちのために、七つの金字塔を作り、これを各相對せしめたり。N- シモンその父と兄弟たちの墓に碑を建て、その後と前とを研きたる石もて作り、これを高く見えしめたり。vMe 而して全イスラエル彼のために大なる哀悼をなし、多くの日の間喪に服したり。L' ここに於てシモン使者を遣して、その兄弟ヨナタンの骨を取り、これをその父祖の町モデインに葬りぬ。OK かくてトルポン身を廻らして己が國に去り行けり。jJM されど彼バスカバに近づける時、ヨナタンを殺して彼を其處に葬れり。MI ここに於てトルポンそのすべての騎兵を備へしが、その夜大雪降りければ、彼その雪の故に來らざりき。而して彼進みてギレアデの地に來れり。)HK さて城塞に居りし者どもトルポンの許に使者を遣し、荒野を過ぎて彼等の許に來り、彼等に糧食を送れと急立てたり。wGg この後トルポン、國を侵略してこれを滅さんとて來り、アドラに通ずる途のほとりまで進めり。而してシモンとその軍隊とは、彼の行く處には、いかなる所までも進み出でぬ。|Fq かくて彼金と子等とを送れり。然るにトルポン彼を欺き、ヨナタンを解放せざりき。E 即ち彼、金と子等とを送らざりし故にヨナタン死ねりと彼等の言はんことを恐れたるなり。5Dc シモンは彼等が彼に對して僞り語るを知れり。されど彼、民の大なる憎惡を買はんことを恐れて、金と子等とを彼等に送れり。2C] されば今、銀百タラントと人質のために彼の二人の子等とを送れ。こは彼解放せらるる時に我等に背かざらんがためなり。』B 『我等が汝の兄弟ヨナタンを捕へたるは、彼がその職務の故に王の金庫に納むべき金錢のためなり。)AK トルポンはシモンがその兄弟ヨナタンに代りて起ち、彼と戰を交へんとするを知り、使者を彼の許に遣していひけるはR@ されどシモンは平野の彼方なるアデダに營を張れり。)?K トルポンはユダの地に入らんとし、大軍を率ゐてトレマイより進み出でしが、ヨナタンは俘虜として彼と共にありき。/>W 而して彼アブサロムの子ヨナタンを大軍と共にヨッパに遣しければ、彼そこに居りし者どもを追ひ出して、そこに留れり。= かくて彼すべての戰鬪員を集め、急ぎてエルサレムの石垣を繕はしめ、その周圍に防備を施したり。p<Y 汝われらのために戰へ。汝が我等に言ふことをばわれら悉くなすべし』と。; 彼等大聲に答へていひけるは『汝は汝の兄弟ユダとヨナタンとに代るわれらの指導者なり。^:5 これらの言を聽きし時、民の精神新しき生命に燃えあがれり。e9C われわが國人のために、わが聖所のために、またわが妻子等のために仇を報いん。そはすべての異邦人等甚しき憎惡をもて、我等を滅さんがために集へばなり。』#8? さればわれ、いかなる患難の時にも、決してわが生命を惜むことをせじ。われはわが兄弟たちに勝らざればなり。s7_ これによりてわが兄弟たちは皆イスラエルのために死に、唯われのみ殘れり。S6 彼等を勵ましていへり『汝らは、我とわが兄弟たちとわが父の家とが律法と聖所とに對してなししすべての事と、我らの見たる戰爭と患難とを知る。5  彼人々の慄きて大なる恐怖の中にあるを見しかば、エルサレムに上り行きて民等を共に集め、4  その時シモン、トルポンが大軍を率ゐてユダの地に來り、これを全く滅さんとするを聽けり。*3M 5然るに彼等の周圍なるすべての異邦人等、彼等を全く滅さんことを求めたり。彼等いひぬ『彼等は主權者をも、彼等を助くる者をももたざれば、いざ我等、彼等と戰ひて、彼等の記憶を人々の間より取り去らん。』Y2+ 4かくて彼等皆安全にユダの地に歸り、ヨナタン及び彼と偕にありし人々のために喪に服せり。而して彼等いたく恐れ、全イスラエル大なる哀悼をなせり。 1 3然るに彼等に向ひしものども、彼等が生命を賭けて戰はんとするを見しかば、再び歸り來れり。V0% 2兵士等ヨナタンの捕へられて殺されしことと、彼と偕に在りし者どもの殺されしこととを知り、互に勵しつつ密集してその道にすすみ、戰に備へたり。&/E 1而してトルポン、ヨナタンのすべての兵士等を滅さんとて、軍隊と騎兵とをガリラヤに、即ちその大平原に遣れり。D. 0さてヨナタン、トレマイに入るや否や、トレマイの人々門を鎖して、彼に手をかけ、彼と共に入り來りしすべてのものを劍をもて殺せり。-3 /されど彼三千人のものを己のために殘せしが、そのうち二千人をガリラヤに留め、一千人と共に出で行けり。,- .ヨナタンは彼を信じて、そのいへる如くになし、その軍隊を去らしめたれば、彼等ユダの地に歸り來れり。x+i -されば今、兵士等をその家に歸らしめ、汝自らのために、汝と偕にあるべき少數の物を選びて、我と偕にトレマイに來れ。さらば我これを汝に與へ、且他の砦と他の軍隊とすべての役人等とを汝に與へん。而してわれは歸り去るべし。わが來れるはこのためなればなり。』 * ,かくて彼ヨナタンにいひぬ『我等の間に何の戰のなきに、何故汝は此等のすべての民を惱すか。D) +禮を盡して彼を受け、これをそのすべての戰友等に推薦し、贈物を與へ、且その軍隊に己に對するが如く彼に服從すべきことを命じたり。m(S *トルポン彼が大軍を率ゐ來れるを見しかば、彼は手を伸ぶることを恐れ、'! )ここに於てヨナタン選拔せられたる四千人の兵を率ゐて、彼を迎へんとて出で、ベテシャンに來りぬ。&# (されど彼、ヨナタンの彼にかくなさしめざるべきことと、彼に對して戰を挑まんことを恐れて、ヨナタンを滅さんがため、いかにもしてこれを捕へんと欲せり。かくて彼進みてベテシャンに來れり。%' 'トルポンは、アジアを治めて、自ら王冠を戴き、アンテオコス王に對してその手を伸べんことを欲せり。v$e &シモンは又平野の國にアデダを築きて、これに防備を施し、門と關とを造れり。#- %即ち彼等共に集りて町を築きしが、東側の小河の石垣落ち居りしかば、カペナタと呼ばるる所を繕ひたり。A"{ $エルサレムの石垣を高くし、城塞と町との間に築山を作り、町と城塞とを隔て別ちて孤立せしめ、賣買することを得ざらしめんとせり。s!_ #ヨナタン歸りて、民の長老らを呼び集め、これと議りて、ユダヤに砦を造り、D  "そは彼、かれらがその砦をデメトリオの人々に渡さんと思ひ居りしことを聽きたればなり。さればかれ守備兵を置きてこれを守らしめぬ。#? !シモンは出で行きて、その旅程をアシケロンと、これに近き砦まで進め、遂にヨッパに到りてこれを占領したり。[/ 彼そこより進みてダマスコに來り、廣く國の中を巡廻れり。)K ここに於てヨナタン踵をめぐらして、ザバデア人と呼ばるるアラビヤ人に向ひ、これを撃ちて、その所持品を奪へり。 ヨナタン彼等を追ひしがこれに追ひつかざりき。そは彼等エルテロス河を越えて去りたればなり。 されどヨナタンとその兵士等朝に至るまで、これを知らざりき。そは彼等燃ゆる光を見たればなり。2] 敵のものどもヨナタンと彼の兵士等戰鬪の準備をなししことを聽きしかば、心の中に恐れ慄き、陣營に火をともして去れり。5c されど日の暮るるや否やヨナタンその兵士らに命じて、武裝して夜もすがらの戰鬪に備へしめ、且陣營の周圍に哨兵を置けり。>u 彼その陣營に間者たちを遣ししに、歸り來りて、彼等が夜の間にかくかくの方法にて攻めかかるやう命ぜられたることを復命したり。- エルサレムより歸り、ハマテの國にて彼等を迎へたり。彼等を己が國に一足だも入らしめざらんためなり。3 ヨナタンは、デメトリオの君侯たち、前よりも大なる軍勢を率ゐ、彼と戰はんとて歸り來れるを聞きしかば、ta 我等もまた、汝等の家畜と所有物とは我等のものして、我等のものは汝らのものなることを、汝らに書き送る。されば我等、彼等がかくの如く汝等に報告せんことを命ず。』 c~~I}~|w{zzGysxxGwyvuu^tsspsrrcq`pp-nnbmm2lkkjj&hgfeedJcbb```:__n^]]\\4[ZZPYUXX/WaVVUQTTzSIRRQQOOGNMMLyKK:JIHGGUFEEDDCOBA@@?>=<;;P:I98837_66`55O4!32(100'/;.L-,k+**)((:'&&G%$$C#""auメネラオは職位につきしが、王に約束せし金錢をば、城塞の長ソストラトより請求を受けしにかかはらず、これを少しも拂はざりき。`3かく己が兄弟を押除けしヤソンは他のものによりて押除けられ、アンモン人の國に亡命者としてさすらへり。5_cかくて王の敕旨を奉じて來りしが、何等大祭司職に相應しきものをもたず、殘虐なる暴君の情慾と、野獸の兇暴性とをもてり。,^Qされど彼は王に取入り、權威を示して自らを高め、銀三百タラントをもてヤソンを買收し、大祭司職を己がものとせり。G]三年の後、ヤソンは前に述べしシモンの兄弟メネラオを王の許に遣して、金錢を渡さしめ、かつ必要なる事柄につきて報告をなさしめたり。V\%その時、ヤソン及び町擧りて盛大に彼を迎へしかば、彼は炬火と歡聲とのうちに入城したり。この事ありて後、かれその軍隊を率ゐてピニケに下れり。K[さてメネステオの子アポロニオ、プトレミオ・ピロメトルの卽位式のため、エジプトに遣されし時、アンテオコスは己が彼等の國務より除外されしことを認めしかば、自らの安全をはかりて、ヨツパに出で、そこよりエルサレムに赴けり。PZされば、これを送りし者はへラクレスの犧牲のために供へしなれど、携へ來りしものどもの故に、それは三段造の船を備ふるために用ひられたり。Y{兇惡なるヤソン、アンテオケ人となれる或ものどもを、聖なる使者としてエルサレムより遣し、ヘラクレスの犧牲のためにとて銀三百ドラクマを携へしめたり。その銀は携へ行きしものどもすら犧牲に用ふるは正しからずと思ひ、これを他の用に充てんことを求めたるものなり。gXGさて五年毎にツロに催さるる一つの競技ありて、王これに臨みし時、DWそは神の律法に逆ひて敬虔ならぬことをなすは易きことにあらざればなり。されど此等のことどもにつきては、時やがてこれを示すべし。Vかかりしかば恐るべき災害彼等の上に臨みぬ。卽ち彼等はその習慣を熱心に模倣し、すべての事に於てこれに似んことを欲し居たりし其等の者どもを敵とし、また仇とせざるを得ざるに至れり。U}かくて彼等は父祖たちの名譽を顧みず、ギリシヤ人等の誇を最も勝れたるものとなせり。zTmされば祭司たちにはもはや祭壇への奉仕の熱心なく、聖所を辱め、犧牲をなほざりにし、律法にて禁ぜらるる競技に加はらんがため、體育館にいそぎ行きて、圓盤投に熱中せり。2S] かくて不信の徒、祭司ならぬヤソンの甚しき冒瀆によりて、極端なるギリシヤの風俗取り入れられ、異なる宗教盛となれり。Rw 卽ちかれ城塞の眞下に、熱心に運動場を作り、愼深き青年たちに帽子を被らしめたり。{ 大祭司は王がヘリオドロに對してユダヤ人何等かの奸計を企てたりと考へんことを、ひそかに恐れ、彼の醫のために犧牲をささげたり。k=Oされどたちまちヘリオドロの親しき友の或もの、オニヤに、至高者に呼はりて、將に呼吸絶えんとして靜に橫り居る彼に、生命を與へ給はんことを乞ひ求めしめたり。h<I人々、その地に奇しき御力を現し給ひし主を讚美したり。かくてしばし前には恐怖と警戒とに滿たされし宮は、全能の主の現れ給ひし後、大なる歡喜に滿たされぬ。 ;而して彼神の御業によりて啞者の如くなり、あらゆる希望と自由とを奪はれて仆れ臥したれば、e:Cこれを運び出しぬ。而して今や、大なる行列もて多くの衞兵とともにかの寳庫に闖入せしヘリオドロは、その身全く無力となり、あきらかに神の主權を認めたり。9かくて彼俄に地に、倒れし時、厚き暗黑その上に臨みしかば、人々彼を捕へて擔架に乘せ、k8O他に二人のもの彼に現れしが、彼等は力強き若者にして、榮光にかがやき、美しく着飾りて、彼の兩側に立ち、絶えず彼を鞭うちて、多くの痛き笞をこれに加へたり。7彼等の見たるは、恐しき騎士の乘れる、美しき馬具もて飾りし馬にして、激しく突進し來り、前脚をもてヘリオドロを打てり。而して馬上の騎士は全き金の武具を纒ひしが如く見えたり。*6Mされど彼その侍從等と共に寶庫に來りし時、諸靈とあらゆる權威の主、あらたかなる顯現をなし給ひたれば、彼とともに入らんと欲したりしものども神の御力に擊たれてあはてふためき、いたく恐れて氣絶したり。L5へリオドロは詔命に從ひて執行せんとて來れり。>4uかくて彼等が全能の主に呼はり、託されたるものを、これを託したる人々のために安全にかつ確實に保ち給はんことを求め居る間に、3-入り混りて共に平伏し居る群衆と、憂慮の中にも期待をもてる大祭司とは、見る人に憐憫を催さしめたり。^25而してすべてのもの手を天にさしのべて嚴なる嘆願をなせり。P1婦たちは胸に麻布を纒ひて街に群り、閉ぢ籠れる處女たちはともに走り出で、或ものは門に、或ものは石垣に赴き、或ものは窓より外を眺めたり。D0ここに於て家の中にありし人々、公の嘆願をなさんとて、群をなして出で來れり。そはその所將に恥辱を受けんばかりに見えたればなり。/3恐怖と身體の戰慄彼の上に臨み、これによりてその心の中なる苦痛、彼を見居たりし人々に明に示されたり。).K而して大祭司の容貌を見たるものは皆心傷めり。そは彼の顏とその色の變化は、そのたましひの憂を現したればなり。-祭司は祭服を身に纒ひて自ら聖壇の前に平伏し、天を仰ぎて、託されたる貨財に關る律法を與へ給ひし主を呼び奉り、これを託したる人々のために、これを保存し給はんことを乞へり。,-かくてかれ、日を定め、此等のことにつきて調査をなさんとて、入り來りたれば、全市憂色に鎖されたり。>+u されどヘリオドロは、彼に與へられし王の命令の故に、いかなる時にても、此の金錢は王の庫のために沒收せらるべきことを語れり。Y*+ かつ場所の神聖と、全世界を通して崇めらるる宮の威光と、侵すべからざる尊嚴とに信賴したる者に惡をなすは許さるべきにあらざることとを告げたり。) 他にいと貴き位にあるトビアの子ヒルカノスのものなる金錢あれど、これも敬虔ならぬシモンが僞り語りし所とは相違すること、またその額は全體にて銀四百タラント、金二百タラントなること、a(; 大祭司彼に答へて、寡婦及び孤兒のための養育費のあることと、' 彼エルサレムに來りし時、町の大祭司に、禮を盡して迎へられしかば、さきに告げられしままの事と、彼のここに來れる目的とを彼等に語り、果して此等のもののありや否やを尋ねたり。&&Eかくてへリオドロ、ケレスリヤとピニケの町々を訪るる狀にて旅に出でしが、實は王の目的を遂げんがためなりき。P%アポロニオは王に會ひて、その告げられし金錢の事を彼に語りければ、王、己が司財官なるヘリオドロに、その金錢の移出を完うせよと命じたり。}$sエルサレムの寶庫には、計り知られざる多くの金錢あり、また數へ盡すこと能はざる財産ありて、これ等は犧牲のためのものにあらねば、王の手に收めらるべき望ありと告げたり。;#oされど彼はオニヤに勝つこと能はざりしかば、トラセオの子にしてその頃ケレスリヤとピニケの總督たりしアポロニオの許に到り、>"u然るにベニヤミンの族より出でたるシモンなる或もの宮の保護官に任ぜられしが、町にて、市場の規則につきて大祭司と言ひ爭へり。!アジアの王セレウコスの如きも己が收入をもて、犧牲をささぐるための、すべての費用を辨じたり。p Y王たちすら自らその場所を崇め、最も貴き贈物をもて宮に榮光を歸したり。: o聖なる都は、大祭司オニヤの敬虔と、その不義に對する憎惡との故によりて、住民全き平安の中に居り、律法正しく守られしかば、ta されば我等、ここに此の物語を始むるに當り、既に述べたる所をもて足れりとすべし。そは物語に長々しき序文を附して、物語そのものを省略するは愚なることなればなり。}されど表現法を簡易にし、記事の詳述を避くるは、抄錄を作る者に許されざるべからず。 要點を定めて、事の全貌を見、かつ特殊の事柄に細心の注意を拂ふは、物語の原著者に相應し。yそは新しき家屋の工師長は、全構造に意を用ひざるべからず、また裝飾と彩色とを司る者は、その裝飾に相應しきものを求むるなり。われ思ふに、此は我等にとりても等しかるべし。#?おのおのの項目につきての正確なる記事はこれを歷史家に委ね、ここには抄錄の例に從ひて勞をとることとせり。 (それはさながら、饗筵を備へて他人の益を求むる者にとりて、その勞輕からざるが如くなりき。)されどこれは、多くのものの感謝に價することなれば、我等は喜びて、困難なる勞を忍び、'さればこれを約むるために我等のとりし勞は容易の業にあらず、眞に額の汗と不眠の努力とを要したり。專ら、讀者に興味を與へ、史實の記憶を便にし、かくてすべての讀者を益せんことに意を用ひたり。&E卽ち我等はその量の浩澣なるを考慮し、歷史物語に對する者が、却つてその資料の多きが故に經驗する困難を思ひ、-此等のことどもはクレネのヤソンによりて、五卷の書に錄されしが、我等は試にこれを一卷に約めんとす。b=全世界に有名なる神の宮を再興し、町を自由にし、また將に覆されんとする律法を回復したり。これ主、あらゆる忍耐をもて彼等に慈悲を示し給ひたればなり。b=ユダヤ人の宗教のために互に男らしき働をなしし者等に對する天より來りし啓示などによりて、彼等は少數にも關らず、全國を救ひて、異國人の群衆を追拂ひ、a;アンテオコス・エピパネス、及びその子ユパトルに對する戰爭、|qユダ・マカビオとその兄弟たちに關る事どもにつきては、大なる宮潔、聖壇の奉獻、6e律法によりて約束し給ひしが如く、神は速に我等に憐憫を垂れ、地の四方より我等を共に聖所に集め給はんとの希望を我等は持つなり。そは主、我等をもろもろの大なる災害より救ひ給ひて、此の所を潔め給ひたればなり。今や神はそのすべての民を救ひ、すべての者に、嗣業と王國と祭司職と聖所とを回復し給ひたれば、w我等將に宮潔を守らんとし居れば汝等に書き送る。汝等も此等の日を守らば幸ならん。j Mされば汝等もし必要あらば、これを携へ到らんために使者を遺すべし。A {これと同じ方法にてユダも我等のために、さきに起りし戰爭のために散逸せし諸書を集めたれば、其等の諸書今も猶、我等と共にあり。- S 而して同じ事ども、公文書にも、また、ネヘミヤに關る記錄の中にも記されたり。ネヘミヤは圖書館を建てて、諸王と預言者たちについての諸書、ダビデの諸書、及び聖なる賜物についての諸王の書翰等を集めたり。3 a ソロモン八日間これを守れり。 3 (モーセいへり『罪祭は食さるべきものにあらざれば、他のものと共に同じ方法にて燒き盡さるべし』と。)2] モーセ主に祈りし時、火天より降りて犧牲を燒き盡しし如く、ソロモンの祈し時にも火降り來りて燔祭のものを燒き盡せり。w 彼は智慧あるものなりしかば、宮の奉獻と竣成との犧牲をささぐべきことを示されぬ。T!その時主此等のことを明にし、主の榮光と雲とを現し給はん。』 モーセこれを示されし如く、ソロモンその場所の大に聖別せられんことを求めし時、J されどエレミヤこれを知りしとき彼等を責めていへり『その場所は神が再びその民を共に集め、慈悲を示し給ふ時まで決して知られざるべし。|q彼と偕に來りし人々の或もの、道標を作らんとて來りしが、これを見出し得ざりき。#?エレミヤ此處に來りて、岩の洞穴を見出し、幕屋と契約の櫃と香壇とをその中に納め、堅くこれに戸を閉したり。wg又その記錄の中には、此の預言者神よりの警戒により、甞てモーセが上り行きて神の嗣業を見し、かの山に赴く時、幕屋と契約の櫃と彼に從ふべしと命じたること記されあり。s_彼また他のかかる言をもて人々を勵し、律法をその心より離れざらしめたり。_7この預言者は俘れ行く人々に律法を與へて、主の誡命を忘るることなく、金銀の偶像とその裝飾とを見る時にても、その心を惑はすことなきやうに命じたり。 記錄によれば、預言者エレミヤも亦俘れ行く人々に命じて、前に述べたる火を取らしめたり。C~ $ネヘミヤ及び彼と偕にありし人々、このことをネプタルと呼びしが、釋けば潔事との義なり。されど多くの人々これをネプタイと呼べり。} !#而して王、寵を示すべき人々には、まづ彼等より贈物を受け、而して此の水の少許を彼等に與へたり。T| #"王その事を査べし後、その場所を聖なる地帶となせり。y{ m!此の事知れ渡り、さきにつれ行かれし祭司たちの火を隱しし處に水湧き出で、その水をもてネヘミヤ及び彼と偕にありし人々、犧牲を潔めしこと、ペルシヤ王に告げられたれば、z  これをなし終りし時、焰燃え上りしが、聖壇よりの光照映えたれば、その焰消えはてたり。xy k犧牲燒き盡さるるや、ネヘミヤ命じて、殘れる水を大なる石の上に注がしめたり。Nx かくなし居る間、祭司たちは讚美の歌をうたひぬ。`w ;汝の民を汝の聖所に植ゑ付け、モーセの言ひし如くなし給へ。』Tv #我等を壓へ、驕傲をもて我等を辱むるものを苦め給へ。u  願くは我等の散らされしものどもを集め給へ。異國人の間に繫がれある者どもを解放ち給へ。辱められ、忌嫌はるる者らを顧み、異國人等をして、汝の我等の神に在すことを知らしめ給へ。 t 願くは汝の民、全イスラエルのためにこの犧牲を受け給へ。汝の分を護り、これを聖となし給へ。ps [汝のみあらゆるものを供へ給ひ、汝のみ義にして能はざることなく、かつ永遠に在し給ふ。汝はイスラエルをすべての災害より救ひ、父祖たちを選びてこれを潔め給へり。Ar }その祈は次の如し。 『主よ、主よ、萬物の創造者なる神よ、汝は畏るべくして強く、義にして慈悲あり、汝のみ王にましまして惠深く、4q cかくて犧牲の燒き盡さるる間に、祭司等祈をささげ、祭司等とヨナタン、ネヘミヤのなしし如く導き唱へ、人々これに和せり。(p Kかく行ひてしばし時經し程に、さきに雲に隱れ居たりし太陽輝き出で、大なる焰燃え上りたれば人々皆いたく驚けり。do Cネヘミヤ彼等に、それを汲み來れと命じたり。而して犧牲のささげられし時、祭司たちに命じて、薪とその上に載せられしものとの上に、その水を灌がしめたり。,n Sさて多くの年の後、神よしと見給ひし時、ネヘミヤ、ペルシヤ王よりの命により、これを隱しし祭司たちの子孫を、その火を探すために遺せり。然るに彼等われらに、火にあらで深き水を見出ししことを告げたれば、m 5そは我等の父祖たちペルシヤの地につれ行かれし時、その當時の敬虔なる祭司たち聖壇の火をとりて、ひそかにこれを水なき井戸の空洞に隱し、確とこれを見定めたれば、その場所何人にも知られざりき。;l q我等今、キスリウの月の二十五日に、宮潔を守らんとするが故に、これを汝等に確報する要ありと思へり。これ汝等もまた假廬の祭と、ネへミヤが宮と聖壇とを築きし後、犧牲をささげし時行ひし火の祭とを守らんがためなり。xk kかく敬虔ならぬ者どもをわたし給ひし神は、すべての事に於て崇めらるべきなり。pj [羽目板の天井なる祕密の戸を開きて、石を投げつけ、此の君侯を倒し、ともにある者どもを粉碎し、彼等の頭をうち碎きて、これを宮の外に居りし者どもに投げ與へたり。Ri ナネアの宮の祭司たち財寳を出せし時、かれ少數のもの等と共に境内の石垣のうちに來りしかば、彼等アンテオコスの入り來りし時これを鎖ぢ込め、Ch アンテオコスは女神と偕に住まんと僞り、彼とともに居りし者どもを引きつれて此處に來り、婚資の名の下に大なる財寶を奪はんとせり。Cg  かの君侯ペルシヤに到りて、彼とともにある軍勢防ぎ難く見えし時、彼等はナネアの宮に於て、ナネアの祭司たちのために斃されたりき。ff G そは主自ら、聖なる都に於て戰し者どもを追ひ拂ひ給ひたればなり。e  我らは王に逆ひて戰ひしに神によりて大なる危險より救はれたれば、深く主に感謝し奉る。?d y 第百八十八年これを誌す。 エルサレムに在るもの、ユダヤに在るもの、議會、及びユダ、油注がれし祭司の血統にして、プトレミオ王の教師なるアリストブロ、及びエジプトに在るユダヤ人等に恩寵と健康とのあらんことを祈る。Qc  されぱ今汝等、キスリウの月の假廬の祭を守るべし。[b 1彼等は門に火を放ちて、辜なきの血を流したりき。我等主に祈りしに聽きいれられしかば、犧牲と麥粉とをささげ、燈火をともして、供のパンを供へたり。a y第百六十九年デメトリオの治世に、我等ユダヤ人は、ヤソンとその輩聖地と王國とに背きし時より數年に亙り、我等の上に臨みし患難と災厄との中にありて、既に汝等に書を送れり。;` s我等今ここにて、汝らのために祈る。{_ q汝等の祈願を聽きいれ、汝等と和ぎて、災害の日に汝等を見棄て給はざらんことを。N^ その律法と誡命とに汝らの心を開きて平和をなし、] }汝等すべてに、主を禮拜し、大なる心と從順なる精神とをもて御旨を行ふこころを與へ、\ -願くは神、汝等に善をなし、その忠信なる僕アブラハム、イサク、及びヤコブと結び給ひし契約を憶えて、H[ エルサレムにあるユダヤ人及びユダヤ國に居る者なる兄弟たち、全エジプトにあるユダヤ人なる兄弟たちに恩寵と平安とのあらんことを祈る。Zw視よ、彼がその父に代りて大祭司となりし時より、彼の大祭司職の日誌の中に記さる。)YKこの他のヨハネの行爲と、彼の戰爭と、彼のなしし勇ましきわざと、彼の築きし石垣の建築と、彼の行ひしこととは、hXIヨハネこれをききし時いたく驚きしが、かれ己を滅さんとて來れる人々を捕へて、これを殺せり。そは彼それらの人々の彼を殺さんことを求むるを知りたればなり。JW その時或ものさきにガザラに走り行きて、ヨハネに彼の父と兄弟たちの殺されしことと、プトレミオが彼をも殺さんとすることとを告げたり。^V5又エルサレムと宮の山を占領せんがために他の人々を遣せり。GU而して後、ヨハネを捕へ殺さんがために他の人々をガザラに送り、また千卒長等に金銀及び贈物を與ふべければ彼の許に來れと書き送れり。PTプトレミオは此等のことを記して王の許に送り、彼を助けんがために軍隊を送るべきことと、彼等の國と町々とを彼に渡すべきこととを告げたり。aS;かくてプトレミオは大なる不正を行ひ、惡をもて惡に報いたり。}Rsシモンとその子ら醉のまはりし時、プトレミオとその臣下等武器をとりて起ちあがり、饗宴の場所にて、シモンを襲ひ、彼とその二人の子らと、その僕らの或ものどもとを殺せり。GQそこにてアブドの子、僞りて彼等を、己が築けるドクと呼ばるる小さき砦に受け、彼等のために大饗宴を催し、兵士等をそこに忍ばせたり。Pさてシモンはその國に在る町々を訪れて、秩序を正し、エリコに下り往けり。彼とともに往きしはその子マタテアとユダにして、時は第百七十七年の第十一月、即ちセバテの月なりき。GO かれ、その心驕りて、自ら國の主權者とならんと欲し、シモンとその子らとに對して、僞りて謀をめぐらし、彼等を亡きものにせんとせり。3Na 大祭司の養子なりければなり。 M その時アブドの子プトレミオ、エリコの平野の將帥に任ぜられたり。彼は多くの金銀を持てり。nLU 彼等アゾトの野にある戍棲に逃れ入りたれば、かれ火を放ちてこれを燒きたり。その時彼等のうち凡そ二千人のものそこに斃れぬ。かくてユダは安全にユダヤに歸れり。 g~~:}||{zzPy.x6wv[uWtYsrrhqppo'mmzlXkBjniXhggfe2d+cbb\a`__-^A]%\<[ZZ;YYX4WoVUTSRR5Q|PP OTMM.LmKK2J@I$H/GFZEADCCFBAAd@r@>>g=i<;:98p7655 4233[211s0r/.s---4,++*|))(W'&%$#""q! R = QD< _ + aPg 卽ちそれは、彼が平地となし、共葬墓地となさんとて、急ぎ來りし聖なる都の解放を布告すること、 ! かくて此の惡虐なる者、もはや彼の上に憐憫を垂れ給はぬ全能の主に向ひて、次のことどもを誓へり。8 i 而して己自らその臭氣に耐へ得ざるに至りし時かくいひぬ『神に服するは當然なり、死ぬべき身をもて心驕るべきにあらず』と。A { かかりし程にさすがの彼も心碎けて、その大なる驕慢を止め、刻々に增し行くその苦痛の故に、神の笞を受け居ることを知り始めたり。A { かくて少時前までは、自ら天の諸星にも觸れ得べしと思ひ居たりし者を、今はその堪へ難き惡臭の故に、誰も之を舁かんとはせざりき。_ 7 而して此の神を畏れざる者の體より、蟲群り出で、かれ猶生きて苦みもがき居りし間に、その肉離落ち、その惡臭の故に、全軍腐敗を厭ひて、面を背けたり。T! かくて、その時までは、海の浪も己が命のままとなるベしと考へ、人の分を超えて驕り、山の高さをも秤にて量り得ベしと思ひし彼は、あはれにも地上に倒され、擔架にて運ばれたり。かくてそれは明かに神の力なることすべての人に示されぬ。H  されど彼少しもその暴虐を止めざるのみか、猶も傲慢に滿たされ、ユダヤ人に對する憤怒の火を吐きて、旅程を急げと命じたり。然るに彼勢に任せて進み行きし程に、その兵車より墜落し、その墜落激しかりしかば、手足引裂かれたり。yk こは彼が多くの異なる苦痛をもて、他の人々の膓を斷ちたる當然の報なりしなり。zm 然るに一切を見給ふ主なるイスラエルの神、醫すべからざる、見えざる打擊を彼に加へ給へり。卽ち彼、この言をいひ終るや否や、激しき腹痛起り、内部に甚しき苦惱生じたり。"= ここに於て彼、激しく憤り、己を敗北せしめし人々の惡をユダヤ人に報いんと思へり。されば彼、その兵車に命じて止まることなく進ましめ、その旅程を急がしめしが、天よりの審判既に彼の上に及び居たり。そは彼傲慢にもかくいへり『われ到らん時、エルサレムをばユダヤ人の共葬墓地となさん。』&E 而して彼、エクバタナに在りける時、ニカノルとテモテオの軍隊とに起れることにつきての報告彼の許に達したり。0Y かれペルセポリスと呼ばるる町に入り、神の宮を掠め、町を奪取らんと企てしが、群衆蜂起せしかば、彼等武器をもて防禦に立ち向ひしに、アンテオコスは却つてその國の人々のために敗られ、恥づべき退却をなせり。Z / その頃アンテオコス足竝亂れて、ペルシヤ地方より歸れり。-S$而して、エルサレムの人々を捕虜として、ロマ人に貢せんと約せし彼は、廣く告げ示して、ユダヤ人は彼等のために戰ひ給ふ主をもつが故に害はれ得ず、これ彼等主によりて定められたる律法に從へばなりといへり。K#その眼に取るに足らぬものと見えしものに主の御助ありしため、恥辱を受け、その光榮ある服裝を脱ぎ捨てて、國内を通り、亡命の奴隸の如く、單獨にて、アンテオケに辿りつきしが、その軍勢滅されしが故に、最も大なる不幸にあへり。 ~"ユダヤ人を奴隸とせんがために買はんとて千人の商人を率ゐ來りし、三度咀はれしニカノルは、6}e!かくて彼等その父祖たちの町に於て祝捷祭を催しし時、宮の門に火を放ちしものどもを燒きしが、其等の者どもの間に、一民家に逃れしカリステネスも居りき。かくて此等の者どもはその不信に對する當然の報償を得たり。|- 彼等またテモテオの軍隊の將にして、最も不淨なる者、またユダヤ人に多くの害を與へたる者を殺したり。{3彼等敵の武器を集めし時、心を用ひてこれを主要なる場所に貯へ、分捕物の殘餘をエルサレムに運び到りぬ。 z 彼等またテモテオ及びバクキデスの軍隊と戰を交へて、二萬人を殺し、最も高き要害を占領し、負傷者と寡婦らと孤兒らとに、また老いたる者らに、彼等と同じき分前の分捕物を與へたり。5yc此等のことをなし終へ、共に祈禱をささげし時、彼等は慈悲深き主に、その僕等と再び全き平和をなし給はんことを求めたり。x3安息日の後、彼等負傷者と寡婦らと孤兒らとに分捕物の幾分を與へ、殘餘をば己等とその子らとに頒ちたり。w5さて彼等、敵の武具を集め、所持品を沒收せし時、自ら安息日を守り、此の日に至るまで彼等を救ひ給ひし主を、甚しく崇め、かつ讚美したり。そは主かれらの上にその慈悲を垂れはじめ給ひたればなり。mvSそは、その日は安息日の前日なりければ、彼等は追擊を續けざりしなり。Yu+而して彼等、己等を買はんがために持ち來れる敵の金錢を沒收したり。かくて彼等しばらく彼等を追ひし後、その日の時の故に止むなく引きかへしたり。ktO全能者彼等と偕にありて戰ひ給ひしかば、彼等九千人を超ゆる敵を斃し、ニカノルの軍隊の大部分を負傷せしめ、その戰鬪力を失はしめ、すべての者を走らしめたり。_s7彼またエレアザルをもしかなせり。而して彼、聖書を高らかに讀みて、『神の御助』といふ標語をかかげ、自ら第一隊を指揮して、ニカノルと戰を交へたり。,rQその兄弟たちを彼と共に各隊の將となせり。卽ちシモンとヨセフとヨナタンとに、おのおの千五百人を指揮せしめたり。2q]かくマカビオ此等の言をもて人々の勇氣を鼓舞し、律法と祖國とのために死ぬる備をなさしめし時、その全軍を四隊に分ち、rp]またバビロンの地にてなされしガラテヤ人との戰に於て、八千のガラテヤ人と四千のマケドニヤ人とが一つとなりて、攻めかかりしが、マケドニヤ人なす術なかりし時、いかに八千人のもの天よりの御助によりて、一萬二千人を斃し、多くの戰利品を得しかを語れり。Jo 且かれは、その先祖たちの代に、絶えず彼等に降し給ひし御助につきて語れり。卽ちセナケリブの時に、いかに十八萬五千人のもの斃れしか、n#かくてマカビオ言ひぬ『彼等は武器に信頼し、これによりて勇氣を起せども、我等は、全能の神に信頼す。主はその御首の一振によりて、我等に敵するものどもをも、全世界をも投げ倒し給はん。』mむしろ聖所に對して犯されし不法なる冒瀆と、笑草とせられし都の恥辱と、先祖たちより受け繼ぎし生活の顚倒せられし狀態とを、眼のあたりに思ひ浮べて、勇しく鬪ふべきことをすすめたり。_l7而してマカビオその兵士ら六千人を集め、彼等を勵して、敵に對して狼狽することなからしめ、また不正にも彼等に逆ふ異教徒の大軍に驚くことなからしめ、ekC彼等自身のためにあらずとするも、父祖たちに與へ給ひし契約の故に、またそれによりて彼等を呼び給ひし貴くして偉大なる御名の故に救ひ出し給へと求めたり。_j7また他のものどもは己等に殘されしすべてのものを賣り拂ひ、かつ主に祈りて、不信なるニカノルによりてその未だ到らざる前に、豫め賣られたる者どもを、diA 臆病にしてかつ神の審判を信頼せざるものども逃れて國を去れり。,hQ されどニカノルの侵入につきての報告ユダの許に達したり。かくてユダ彼とともにある者どもに軍隊の出現を告げしに、Ng かくて直ちに、彼は海岸の町々に使者を遣し、ユダヤ人の奴隸を買はんことを求め、九十人の奴隸を一タラントにて、拂ひ下げんと約束したり。彼はこれによりて、全能者より己に加へらるべき審判につきては何事をも待ち設けざりしなり。5fc ニカノルはユダヤ人の俘虜を賣り、その金をもて、王がロマ人に支拂ふべき二千タラントの貢を、王のために支辨せんとせり。6ee ここに於てプトレミオ、王の僚友の一人なるパトロゴスの子ニカノルに、各國人より成る二萬人以上の兵を與へ、ユダヤの民を全滅にせんとて、いそぎ遣せり。また彼は戰爭に經驗ある一人の將ゴルギヤをもともに遣せり。wdgされどピリポは、彼が少しづつ地位を獲得し、ますますその所有物を增し加ふるを見しかば、ケレスリヤ及びピニケの總督プトレミオに書を送りて王のために後援を求めたり。 c彼は特に夜襲をもてこれらの攻擊を行ひしなり、而して彼の武名、到る處に語り傳へられたり。)bKかれは不意擊を行ひ、町々村々に火を放ちて燒き拂ひ、最も必要なる場所を占領し、敵に少からざる損害を與へたり。Gaかくてマカビオ、その兵士らを集めて軍隊を作りしかば、異教徒はこれに敵すること能はざるに至れり。主の怒、憐憫に變へられたるなり。)`K罪なき幼見に對する不法なる殺戮と主の御名に對する冒瀆とを憶え、また惡に對する憎惡を示し給はんことを乞へり。_}荒れ廢れて地上に跡を止めぬ程とならんとする町を憐み、主に向ひて叫ぶ血の聲をきき、/^W彼ら主に呼はり、すべての者によりて壓へらるる民をみそなはし、神を畏れぬ人々によりて瀆されたる聖所に慈悲を垂れ、] yここにユダ・マカビオ及び彼と偕にありし人々は、祕に村々に入りて、その血族のものと、ユダヤ人の宗教を奉ずるものどもとを呼び寄せしに、ともに集りしもの六千人に達したり。y\k*犧牲の祭と、甚しき殘虐とにつきては、以上述べたることをもて足れりとすべし。O[)かくてそのすべての子等の後に、母も終に死ねり。UZ#(されば彼も、主にその全き信頼を置きて、潔く死ねり。Y'然るに王は激しく怒り、その侮蔑に逆上して、彼を他のすべてのものよりも更に殘酷にあしらへり。#X?&また、我等の國人全體の上に正しく降されし全權者の御怒、われとわが兄弟たちをもて止められんことを求む。』TW!%我もここに、わが兄弟たちの如く、我等の父祖たちの律法のために身と魂とをささげ、神に呼はりて、わが民にすみやかに恩惠を施し給はんことと、汝が、もろもろの苦難と災害とのうちに、主のみ神に在すことを告白するに至らんことを祈る。}Vs$此等のことのために、我等の兄弟たちは、少時の苦難を忍び、永遠の生命につきての神の契約の下に死ねり。されど汝は神の審判によりて、汝の傲慢に對する當然の罰を受くベし。aU;#汝は未だすべてのものを見給ふ全能の神の審判を逃れざるなり。YT+"ああ汝、汚れたるもの、すべてのもののうちにて最も兇惡なる者よ、徒に確ならざる希望をもて、汝の驕傲を甚うし、天の子らに逆ひて汝の手を擧ぐな。#S?!我等を戒め、われらの生活を懲しめんがために主は暫く我等を怒り給ふとも、やがて主はその僕等と和ぎ給はん。  かかりしかば王及びともにあるものども、その苦痛を些少も意とせざる若者の精神に驚けり。G= 嚴にいひ放ちぬ『われ天より此等のものを受けたれど、主の律法のためにこれを棄てん。されどわれ再び主よりこれを受けんことを望む。』 <9 彼の後に第三のもの辱められしが、かれ命ぜらるるままに、直ちにその舌を出し、勇ましくその手を差し延べ、;# 而して彼、その最期の息を引きとる時、かくいへり『兇惡なる汝はこの現世の生命より我等を解き放つとも、世界の王は、その律法のために死にし我等を甦らしめ、永遠の生命をもて報い給はん。』8:iされど彼はその父祖たちの國語にてこれに答へ、『否』といひぬ。されば彼もまた引きつづきて第一のものの如く拷問を受けぬ。9#かくの如くにして第一のもの死にし時、彼等は第二のものをつれ來りて辱め、髮毛を掴みて頭の皮を剝ぎ、且問ひけるは『汝の身體のあらゆる部分罰せられざるうちに、食せんことを欲するか』と。q8[『主なる神みそなはし給ふ、眞に主は、モーセが彼等に對して證せし歌の中に、『主はその僕等に憐憫をくはへたまはん』といひしが如く、我らにも憐憫を加へ給はん。』7)かくて彼全身不具とせられし時、猶生き居ればとて、王これを火の傍につれ來らしめ鍋にて炒らしめたり。而して鍋の蒸氣遙に擴りし時、兄弟たちと母と貴き死を遂げんとて互に働しつつ、かくいひぬn6U而して此等のもの熱せられし時、王命じて、他の兄弟たちと母との見居る處にて、その代辨者となりし者の舌を拔き、頭の皮を剝ぎ、その手足のさきを斬り落さしめぬ。R5王これをききて憤り、鍋と釜とを熱せよと命じたり。b4=されど彼等の中の一人、代辨者となりていひぬ『汝は我等に何を求め、何を問はんとするか、我らは父祖たちの律法を犯さんよりは、むしろ死を冀ふなり』と。=3 uさてここに七人の兄弟あり、王の命によりて、母と偕に囚へられ、鞭と綱とをもて辱められ、忌むべき豚の肉を食へと強いられたり。23彼かかる狀態にて死に、ただ青年にのみならず、その民の多くの人々に、記憶すべき貴き死の模範を遺せり。1{かくてかれ鞭打たれて將に死なんとせし時、大聲に叫びていへり『われ死より免れ得ベかりしを、忍びて鞭打たれ、わが身に大なる苦惱を受くることは、聖なる知識を持ち給ふ主に明かに知られん。げにわれは、主に對する畏の故に、魂にては喜びて此等のことを享くるなり。』50cその時、彼等は少時前にかれに對してもち居りし好意を惡意に變へたり。そは彼のこれらの言を狂亂の限りと思ひたればなり。V/%尊ばるる聖なる律法のために喜びて、貴き光榮の死を遂げ、青年たちに貴き摸範を殘さん。』彼はこれらの言をいひ終り、從容として拷問臺に行きぬ。.されば今、わが生命に雄々しく別を告げんがために、自らをわが老齡にふさはしきものとして示し、5-cわれ假令、この今の時のために世の人よりの刑罰を免るることを得とも、生死ともにいかで全能者の御手より逃るるを得んや。>,u彼等はわが陰蔽の故に、また此の短き、束の間の生命のために、わが故によりて惑され、我自らは、汚辱とわが老年の穢を受くべし。V+%彼いひぬ『我等の年輩となりて蔽ひ隱すは相應しからず、かくては多くの若きものども、九十歳に達したるエレアザル終に異教に改宗したりと想はん。$*Aされど彼は、堅き決心をもて、その壽、その老齡の威嚴、名譽ある白髮、幼時よりの教育、及び神の與へ給ひし聖なる律法にふさはしく、その心を彼等に告げ、すみやかに己を陰府に送るべきことを求めたり。#)?これはかくすることによりて彼が死より免れ、彼等との舊の友情の故に篤き取扱を受けんことを欲したればなり。3(_されどこの禁ぜられたる犧牲の祭を司り居りし者ども、さきの日の好誼の故に彼を傍につれ行き、彼が王の命に從ひて犧牲の肉を食ひしかの如く裝はんがため、食ひて差支なき肉をひそかに持ち來らしめよとすすめたり。'!かく彼は生命を愛するが故に、律法にかなはざるものを味はんよりは、堅くこれに逆はんと決心せり。A&{されど彼は汚辱をもて生きんよりは、むしろ潔き最期を遂げんものと、自らすすみて拷問臺に上り、唾とともにその肉を吐き出したり。J% 主なる學者の一人なるエレアザルは、既に齡高く、風貌高貴なる人なりしが、強いてその口を開かしめられ、遂に豚の肉を喰はしめられたり。$さはれ我等の語りしことは、これを汝らに記憶せしむるに十分なれば、我等また物語を續くべし。##?されば主決してその慈悲を我等より取り去り給はず、災害をもて懲め給ふと雖も、その民を見棄て給はざるなり。"此はかれ後に至りて、我等が己が罪の頂點に達する時、我等に罰を加へざらんがためなり。S!他の國人等につきては全能の主、彼等がその罪の極點に達するを見て罰するまで、忍耐をもてこれをしのび給へど、我らにつきてはかくなし給はず。 3 そは敬虔ならぬわざをなす者が永くこれを許されず、忽ち罰を受くるに至るは、大なる恩惠の徴なればなり。eC さればわれ、この書を讀む人々に、彼等がこの災害の故に落膽せず、此等の刑罰はわが民を滅さんがためにあらず、懲しめんがためなることを考へんことを乞ふ。) また七日目をひそかに守らんとて、共に附近の洞穴に走りし他の人々はピリポの密告によりて、悉く燒き殺されたり。そは彼等はかのいと嚴なる日を守る心にて自らこれを防ぐことを恐れたればなり。hI 二人の婦、その子らに割禮を施したりとてつれ來られしが、彼等はその胸に子をつりさげられ、町の中を引きまはされて、はては石垣よりさかさまに投下されたり。/W かつギリシヤの儀式に從はぬものは死刑に處せらるることとなりたれば、その臨み來れる災害すべてのものに見られたり。M且プトレミオの示唆によりて、近隣のギリシヤ人の町々にも布告發せられたれば、到る處にユダヤ人は同じ取扱を受け、犧牲に與らせられたり。wg毎月の王の誕生日には、人々嚴しき強制によりて犧牲に與らせられ、デオニソの祭日には、蔦の冠を被り、デオニソへの禮として、行列を作りて練り歩くことを強いられたり。,Qかくて人は安息日を守ることも、父祖たちの祭を祝することも、また自らをユダヤ人として告白することも能はざりき。ykまた犧牲の祭壇の上には律法によりて禁ぜられたる荒す惡むべきもの載せられぬ。wg宮は異教徒によりて、淫蕩と宴樂とをもて、滿されぬ。彼等はそこにて遊女と淫し、聖所の中にて女との關係を結び、かつ相應しからぬもろもろのものをその中に携へ入れり。U#此の災害の來訪は悲むべくまたいと嘆しきことなりき。また彼等にエルサレムにある聖所を瀆さしめ、これをオリンピアのゼウスの宮と呼ばしめ、ゲリジムにあるものをばその地に住む者の狀態に應じて、異國人のゼウスの宮と呼ばしめぬ。d C此の後久しからずして、王、老いたる一人のアテネ人を遣し、強いてユダヤ人をその父祖たちの律法より離れしめ、神の律法に從ひて生くることなからしめたり。zmされどマカビオと呼ばれしユダは、他の九人のものどもとともに退き、野獸の如き狀にて山に住み、汚穢に染まざらんがために、其處に生ずる青草の類を食ひて生命をつなげり。/W而して祭を見んとて出で來りしものを悉く殺さしめ、武裝せる者どもと共に町に走り行きて、夥しき多數のものを殺せり。Mかれエルサレムに來り、僞りて平和の人と見せかけ、安息の聖日を待ちて、ユダヤ人等がその業を休むを見るや、命じて人々を武裝せしめたり。8iかの冒瀆の主アポロニオに二萬二千人の兵を與へて、これを遣し、命じて壯年のものを殺さしめ、婦と若ものとを賣らしめたり。ゲルジムにはアンデロニコを、またこの外に、他のすべてのものよりも惡しく、その同胞に對して自らを高しとせるメネラオを立てたり。而して彼はその公民なるユダヤ人等に對して惡意を抱き、Pかつ彼は國民を苦むるために總督を立てたり。エルサレムには、フルギヤ人にして、その性質はこれを任命せしものに勝りて、暴虐なるピリポを、 さてアンテオコスは、宮の中より一千八百タラントを運び出しし時、その心驕り居りしかば、高慢にも陸上を船にて、海上を徒歩にて渡り得るかの如く思ひつつ、急ぎアンテオケに向ひて去れり。 5されば聖所もまた、民の上に臨みし災害に與りしにて、後にはその恩惠に與かりたり。かくて全能者の御怒によりて見棄てられし聖所は再び大能の主の宥和によりて、そのすべての榮光を回復せられたり。j Mされど主は、その聖所の故に民を選ばず、民の故に聖所を選び給へり。< q彼等もし、かくも多くの罪に包まれざりしならば、この者もまた、さきにセレウコス王によりて遣され、寶庫を探らんとせしヘリオドロと等しく、進み入るや否や、たちまち鞭打たれて、その無謀なるわざを妨げられしならん。\ 1而してアンテオコスは心驕りて、此は町に住めるものの罪の故に全能の主暫時の間御怒を發し、その眼を聖所より背向け給へるなるを見ること能はざりき。_7汚れたる手をもて聖器を取り出し、もろもろの王たちによりて聖所の擴張と榮光と名譽とのためにささげられたる供物を、その汚れたる手をもて引き出せり。A{されど彼はこれをもて足れりとせず、律法と祖國とに對して叛逆者となりしメネラオを案内者として、全地の至聖所なる宮に踏み入り、5cこの三日かの間に八萬人のもの屠られ、四萬人のもの戰ひて殺されしが、奴隸に賣られしものは殺されしものよりも多かりき。pY かくて青年も老いたるものも屠られ、婦女子と處女と嬰兒すら殺されたり。,Q その兵士等に命じて、その途にて遭ふ程のものを憐むことなく斬り倒さしめ、屋の上に逃るるものを悉く殺さしめたり。J  この起りしことにつきての報告王の許に達せし時、王はユダヤ人叛きたりと思ひ、怒りてエジプトより出で來り、武力に訴へて町を奪ひとり、zm さきには多くのものを葬らずして投げ棄てしもの、今は己のために哀悼をなすものもなく、葬の禮を盡すものもなく、また先組の墓にも埋められずして投げ棄てらるるに至れり。y かくて、さきには多くの人々をその國より異國に追ひやりし者、今は血族の關係を辿りて、隱處を見出さんものと、海を渡りてラケデモニヤ人の地に到り、終に異郷に於て死にたり。H 最後に彼は身の破滅を來し、アラビヤ人の暴君アレタのために囚へられしが、逃れて町より町へ走り、すべての人々に追ひ廻され、背教者として憎まれ、祖國と同胞とを屠るものとして忌みきらはれ、はてはエジプトに追ひやられたり。 されど彼は職を得ず、その謀叛の終に恥辱を受け、亡命者としてアンモン人の國に落ち行けり。t~aされどヤソンは、無慈悲にも、己が國人を殺戮し、同胞に對する成功はもつとも大なる失敗なることを思はず、戰利品は敵より奪ひしにて、同胞よりにはあらずと考へたり。}5ここに、アンテオコス死ねりとの、虛報傳はりし時、ヤソンは一千人より少からざる兵を率ゐて、俄に町を襲ひぬ。而して石垣の上にありし人々敗れて、町遂に陷落したれば、メネラオは城塞に逃れたり。^|5さればすべての人々、この顯現の吉兆ならんことを欲したり。t{aまた武裝したる騎士の一隊、これと戰を交へ、追ひつ追はれつ、楯をふるひ、多くの槍をつき出し、劍を拔き、箭を放ち、黃金の裝飾とあらゆる種類の武具とを閃めかしぬ。_z7然るに全市に亙りて四十日の間、黃金もて織りなされたる衣服を身に纒ひ、槍を手にせる騎士たち、兵士等の一隊の如きさまにて現れ、空中を駈けまはれり。Wy )その頃アンテオコス、エジプトへの第二の侵略をなせり。;xo2されどメネラオは、權ある者の貪婪を利用して、猶もその職に留り、愈その奸惡を逞うして、同胞に對する大なる叛逆者となれり。w1このことにつきて、ツロ人の或ものどもすら、その奸惡を憎みて、彼等のために盛なる葬をなしぬ。 v0かくて直ちに、町と家と聖器とのために代言者となりしかの人々、この不義なる刑を受けたり。3u_/かくて王は、すべての災害の原因たりしかのもの、卽ちメネラオに對する告訴を却下したり。而してスクテヤ人に訴へ出でたりとすとも罰を受けずして赦されたるべき此等の不運なる人々に、彼不法にも死刑を宣したり。 Y/~I}|{{ezszyxwpvvu!tSss_rjqEpoo nmnm l|kjMihhgHfedccxbb ah`` _:^T]D\\N[[@Z9XXpWWVgUUFTSRQQ"P{OOZN\ML{KK2JIIOHHRGFEDDCCABAAA#@T?>>==A<=:99z877j6544 3=2T1q00/+.-,+`*)((G'&B%$$)##?"!M U*):L .r q %  | ZCrCHYk4O第百五十一年の頃、デメトリオ王の許に來りて、黃金の冠と棕櫚の枝と、また此の外に宮の祭に用ふべきオリブの枝とをささげたり。而してその日は默し居たりしが、w3g然るに、ここにアルキモなるものあり、さきに大祭司たりしが、異邦人との混合の時に、故意にわが身を汚したれば、今は己を救ふ道もなく、また聖壇に近づくを得ずと考へ、a2;アンテオコス及びその後見者ルシアを殺して國を占領したりと。d1 Cさて三年を經たる後、ユダ及び偕に在りし者どもの許に、報告達したり。曰く、セレウコスの子なるデメトリオ、大軍と艦隊とをもてトリポリスの港に入り來り、_07 ルシア進み出でて彼等と語り、そのなし得る最もよき辯護をもて彼等を説伏せ、和げ、慰撫して、アンテオケに去れり。以上は王の侵入と退却との成行なり。M/ 然るにトレマイの人々、ユダヤ人に對していと大なる憤怒をもちたれば、この條約に不滿をいだき、その一致せし條項を無效にせんと欲したり。,.Q 彼はかくマカビオを受け、トレマイよりゲルレニヤに至るまでの總督としてヘゲモニデスを殘して、トレマイに來りぬ。c-? その時かれ、さきに政務の總裁としてアンテオケに殘されしピリポが狂暴となりしことを聞き驚きて、ユダヤ人と和睦し、自ら讓歩して、彼等のすべての權利を認むることを誓ひ、彼等と條約を結び、犧牲を獻げて、聖所を崇め、その地に慈惠を示したり。,3 王は、再びベテスラに在る者等と和を結び、互に手を握り合ひて退きしが、ユダを襲ひて、却つて敗れたり。)+K 然るに、ユダヤ人の軍中に在りしロドコスなる者敵に祕密を明ししかば、搜し出され、捕へられて、獄に投ぜられぬ。^*5 而してユダ、城内に在りし者どもに、必要なるものを送れり。p)Y ベテスラなるユダヤ人の要害に向ひて進みしが、退けられ、敗れて歸りぬ。(! かくて王はユダヤ人のいとも勇敢なることを味ひ知りしかば、策謀をもて彼等の地位を奪はんと試み、'' これは、ユダに與へられたる主の御保護によりて、夜のまさに明けんとする時に成し遂げられたるなり。s&_ かくて彼等遂に、敵の陣營に恐怖と驚愕とを滿し、大なる成功をもて歸れり。H%  かくてその兵土等に、『勝利は神のものなり』との合詞を與へ、最も勇敢なる若ものらの選拔隊をもて夜襲を行ひ、王の幕屋に殺到して、その營にて二千人を殺し、また最も大なる象を、その上のやぐらにありし者ともろ共に斃したり。}$s 此の決心をこの世の創造主に委ね、偕にある者どもを勵して、律法と宮と町と國と民の生活とのために、死に至るまで勇しく戰ふべきことを命じ、モデインに近くその營を張りぬ。8#i 長老たちとともに議りし後、彼は、王の軍勢がユダヤに入りて、町を占領する前に、進み行き、主の御助もて戰はんと決心せり。n"U かくて彼等共にこれをなし、三日の間止むることなく、涙と斷食とをもて地に平伏し、慈悲深き主に哀願しけるが、ユダは彼等を勵して、身を備ふべきことを命じたり。,!Q 僅に復興したるばかりなる此の民を、再び汚れたる異國人の手に陷らしむることなからしめ給はんことを祈らしめたり。 y されどユダ此等のことをききし時、群衆に命じて、晝夜主に呼はり、もし他の時救を施し給はば、まさに律法と、その國と、聖なる宮とを奪はれんとする彼等を、今この時救ひ給ひ、)K さて王は、憤怒に燃え、ユダヤ人の上に、その父の時に彼等が蒙りたる苦難の最も苛酷なるものを課せんとて來れり。 かくて、聖なる火と灰の祭壇の周圍にて、多くの罪を重ねたる彼は、灰の中にてその死を受けたり。} かかる運命にて律法の破壞者メネラオは、當然にも地上に墓を得ることなくして死ねり。,Q 冒瀆の罪を犯したる者、若くは他の甚しき惡しき行爲をなしたる者を、彼等ここにて悉く滅亡の中に突き落したるなり。*M さて其處に灰を滿したる、高さ五十キユビトの戌樓ありて、これに各側面より灰の中に傾斜する𢌞轉機据ゑつけあり。<q されど王の王は、此の惡虐なる者に對して、アンテオコスの憤怒を起さしめ給ひ、かつルシアは王に、すべての惡の原因は此の人なりと告げしかば、王かれをベレアにつれ行かしめ、その地方の慣例に從ひて、死刑に處したり。_7 メネラオもまた彼等に加はり、大なる虛僞をもてアンテオコスを煽動せしが、これは己が國を救ふためにあらず、自ら高き位に卽き得ベしと思ひしが故なり。P 彼の後見人にして政務總裁なるルシア彼と偕にありて、おのおの、歩兵十一萬、騎兵五千三百、象二十二頭、及び鎌をつけたる兵車三百を持てり。1 ] 第百四十九年に、ユダ及び偕に居る者の許に達せし報告によれば、アンテオコス・ユバトル大軍を率ゐてユダヤに攻め上り、3_ -(かれもし、神を畏れて眠に就ける人々のために貯へられし美しき賜物を望みて、これをなししならば、その思は聖にして敬虔なり。)さればかれ、彼等がその罪より救はれんがために、死人のために赦を乞ひ求めたり。>u ,そは彼もし死ねる人々の再び甦るべきことを豫期せずば、死人のために嘆願をなし、祈禱をささぐるは意味なき虛しきことなるベし。wg +また彼、人々より銀二千ドラクマを集めてこれをエルサレムに送り、罪のために犧牲を獻げしめたり。彼がかく正しく且恭しく務を果せるは、復活につきて考へ居たればなり。 *嘆願をささげ、犯せる罪の悉く消し去られんことを求めたり。貴きユダは群衆を勸めて、罪より遠ざからしめたり。これ彼等は斃れし者の罪の故に何事の起れるかをその眼をもて見たればなり。yk )さればすべての人、隱れたることを露し給ふ義しき審主なる主の御業を讚めつつ、}s (然るにかれら、死にし者おのおのの下衣の下に、ユダヤ人が律法によりて堅く禁ぜられしギムニヤの偶像の奉納物を見出せり。而して彼等の斃れしは此のためなりしこと判明せり。J  'あくる日、必要起りしかば、ユダはその部下とともに、戰死者の屍體を收容し、これを父祖たちの墓に葬りて、その血族に加へんとて來れり。5c &かくてユダはその軍隊を集めてオドラムの町に來りしが、七日目に及びて、彼等慣例に從ひ、自らを潔めて、安息日を守れり。 9 %かく彼、父祖たちの國語にて鬨の聲を場げ、聖歌を合唱し、不意に突進してゴルギヤの軍勢を敗走せしめたり。t a $エスドリスと偕にありし者ども戰長引きて疲れはてしかば、ユダ、主に呼はりて、自らを彼等に示し、彼等の傍に在りて戰ひ、戰の先頭に立ちて導き給はんことを求めたり。  #バケノルの軍隊の一人なる騎兵、ドシテオといふ強き者、ゴルギヤに迫り、その上衣を捉へ、力に任せてこれを引き寄せたり。彼はこの呪はれたる者を生捕にせんと考へ居たりしに、トラキア騎兵の一人、彼に攻めかかりてその肩を打ちしかば、ゴルギヤはその隙に乘じてマリサに逃れたり。X ) "さて彼等戰を交へしに、ユダヤ人の少數のもの斃れたり。R  !かれ三千の歩兵と四百の騎兵とを率ゐて進み行けり。  ペンテコステと呼ばるる祭の後に、彼等急ぎて、イヅミヤの總督ゴルギヤに對して進軍を始めしが、8i 感謝して、將來もまた此の民族に對して、好意を示さんことを勸めたり。かくて七週の祭近づきし時、彼等エルサレムに上れり。M されど其處に住めるユダヤ人等、スクトポリスの人々が彼等に對して示しし好意と、彼等の災害の時に、彼等をあしらひし仁慈とを證せしかば、  其處より出でて彼等は、エルサレムより六百スタデア隔れるスクトポリスに向ひて進軍せり。V% されど彼等は、御力をもて敵の勢力を粉碎し給ふ主に呼はりて、その町を己等の手に入れ、その中に居りし者どもを殺せること二萬五千人に達したり。'G かれ此等のものどもを敗走せしめ、これを滅しし後、あらゆる國民の群住み居りし堅固なる町エフロンに攻入りしに、石垣の正面にて強き若者たち勇しき防禦をなし、且そこには機械と投箭の豐なる貯藏ありき。ve ユダはカルニオンとアテルガデスの宮とに對して進軍し、二萬五千人を殺せり。G かくて彼、多くの言をもて、危害を加へずに彼等を引渡すべき約束を堅めしかば、彼等は己が兄弟たちを救はんがために、彼を放免したり。E テモテオはドシテオ及びソシパテルの軍隊に捕へられしが、巧なる欺瞞をもて熱心にその助命を乞ひ、ユダヤ人の多くのものの親たちと或ものの兄弟たちを己が下に捕へあれば、結果によりては彼等を顧るものなきに至らんといへり。  ユダは少しも追擊の手を弛めず、惡人どもを劍もて殺し、三萬人に達する多くの者を滅せり。/ されどユダの前衞現れ、恐怖と戰慄、敵に臨みし時、彼等は己等の上に起るすべての事を見破る彼の出現の故に慌て逃れ、彼方此方と遁げ惑ひ、互に同志討をなして斃れ、己等の劍もて刺し貫かれたり。~ 然るにテモテオはユダの來襲をききし時、直ちに婦等と子供等、及び荷物をカルニオンと呼ばるる要害に送れり。そはその所は包圍困難にしていづれの方面も路狹く、近づくに難かりければなり。h}I ここに於てマカビオは己が手兵を二隊に分ち、此等の二人をその隊長となし、十二萬の歩兵と二千五百の騎兵とを率ゐたるテモテオを擊たんとて、急ぎ進み行けり。&|E 然るにマカビオの將ドシテオとソシパテルとは進み出でて、テモテオが砦に殘し置きし者どもを一萬人以上殺せり。Y{+ 而して彼等その地に於て、もはやテモテオに遭はざりき。そは彼、何事をもなし得ずしてその地を去り、極めて強き守備兵を或地に殘し置きたればなり。z! 彼等其處より七百五十スタデア退きて、カラクスに向ひ、トブの人と呼ばるるユダヤ人の許に到れり。My 神の御意によりて町を奪ひ、言語に絶する殺戮を行ひしかば、附近にありし廣さ二スタデヤの池は、血滿ち溢れて、流れ出づるかの如く見えぬ。_x7 ここに於てユダとその輩は、ヨシユアの時、撞壁機もなく、精巧なる攻城機もなくして、エリコを陷れ給ひし、世の大なる主宰者に呼はりて、石垣に突進し、ewC されど住民等石垣の堅固なると食糧の貯へあるとを賴みて、ユダ及び彼と偕にある者どもに對して無禮なる振舞をなし、彼等を嘲り罵り、冒瀆の言をすら發せり。Jv  かれまた、石垣をめぐらせるゲフルンといふ、堅固なる或町を襲ひしが、そこには種々なる國人雜居し、その町の名はカスピンとも呼ばれぬ。>uu ユダは多くの事に於て彼等より益を得んことを望みて、彼等との和睦を承認せしかば、彼等は友情の保證を得て、その天幕に歸れり。t かくて激しき戰となりしが、ユダとその輩は神の御助によりて勝利を得、敗れたるアラビヤの遊牧民は、家畜を與へ、また他のすべての事に於て彼等を助けんとの約束をもて、ユダに和を乞へり。>su さて彼等テモテオを擊たんとて、そこより九スタデア進みし時、歩兵五千、騎兵五百に下らざるアラビヤ人の一隊彼に攻めかかれり。Ar{ かれ又ヤムニヤ人に對して夜襲を行ひ、港と艦隊とに火を放ちたり。熖の輝、二百四十スタデヤを隔てしエルサレムにても見られたり。q 然るに、ヤムニヤの人々も、彼等の間に滯在するユダヤ人等に同じ害を加へんとするを知りしかば、p3 されど町鎖されし時、そこを退きしが、心には、再び來りてヨツパの住民全體を滅し盡さんことを期したり。Vo% 義しき審主なる神に呼はりて、その兄弟たちに對する殺戮に報い、夜に乘じて港に火を放ち、もろもろの船を燒き、逃れたる者どもを劍をもて殺せり。sn_ ユダその同胞に加へられし殘虐をききし時、彼と偕にある者どもに命を下し、 m  ユダヤ人等は町の公の布告を信じて、平和なる生活を望み、何事をも疑はずして、その招待を受けしに、ヨツパの人々は彼等を海上につれ出し、二百人に下らざる者どもを溺死せしめたり。Qu 彼等の權利を悉く承認せんとの條件をもて和を結ばんことを説きすすめ、自らは、王を彼等の友となるやう説伏すべしと約束したり。zPm されど彼は理解なき人にあらねば、自ら招ける敗北をもて己が身を秤り、ヘブル人は、全能の神彼等と共に戰ひ給ふが故に、これに打勝つこと能はずと考へ、再び使者を遣して、O} 彼等の大部分は、傷を負ひ、裸にて逃れ、ルシアもまた身をもて恥づべき逃走をなせり。N' 而して獅子の如く敵を襲ひて一萬一千の歩兵と十六萬の騎兵とを殺し、すべてのものを潰走せしめたり。#M? かくて主彼等に慈悲を垂れ給ひたれば、彼等、天に於て彼等と協力して戰ふ者とともに、隊を整へて進軍したり。DL ここに於て彼等皆ともに慈悲深き神を讚め、心甚しく強められ、唯人のみならず猛獸にても、鐵の城壁にても倒さん程の意氣込となれり。2K] 而して彼等エルサレムに近き所にありしに、彼等の頭上に、白き衣を身に纒ひ、黃金の甲冑を搖り動せる一人の騎士現れぬ。\J1 而してマカビオ自ら先づ武器をとりて、他のものどもを勵し、彼と共に危險を冒してその兄弟たちを助け出すことを勸めしかば、彼等喜びて彼と協力せり、I# されどマカビオ及び偕にありしものども、彼が砦を攻むことを知りしかば、彼等とすベての民、悲哀と涙とをもて主に嘆願し、イスラエルを救はんがために、善き御使を送り給はんことを求めたり。)HK かくてユダヤに入り、エルサレムより隔れること五スタデアなる要害の地ベテスラに近づきて、これを攻め圍みたり。G' 神の御力につきては何事をも思はず、その數萬の歩兵と數千の騎兵と八十頭の象とをたのみて心驕れり。F} 且諸國民の他の聖所に於けるが如く、宮に税を課し、年毎に大祭司職を賣物にせんとし、E3 八萬人の歩兵とすべての騎兵とを集めて、ユダヤ人に向ひ來り、町をギリシヤ人の住む場所とせんと思へり。(D K その後幾許も經ざるに、王の後見者にして親戚たり、また政務總裁たるルシア、起りしことどもにいたく不滿を感じ、8Ci &彼等これらの事を成し遂げし時、イスラエルに大なる恩惠を施し、彼等に勝利を與へ給へる主を、讚美と感謝とをもて祝したり。B %かくて彼等、穴倉に隱れしテモテオと、その兄弟ケレアス、及びアポロパネスを殺したり。k !されどマカビオとその部下とは喜びて、二十四日に亙り此の要害を圍み攻めたり。 =9 然るにテモテオ自身は、ガザラと呼ばるる砦、卽ちケレアスの指揮し居たりしいと堅固なる要害に逃れ入れり。O< かくて二萬五千人の外に六百人の騎兵殺されたり。 ; マカビオをその中央に置き、己等の武具をもてこれを蔽ひ、傷を負ふことなからしめしが、その敵に向ひては矢と雷電とを射放ちしかば、彼等眼眩みて混亂に陷り、怕ぢ惑ひて粉碎せられぬ。b:= されど戰まさに酣となりし時、その敵の前に、黃金の鞍を置きたる馬に跨れる、光まばゆき五人の騎士天より現れしが、その中の二人はユダヤ人の先頭に立ち、M9 朝に及びて兩軍戰を交へしが、ユダヤ人はその勇氣の外に、主をその隱家として成功と勝利の保證をもちしに、敵は專らその戰鬪力を頼とせり。83 その祈禱より起ちあがるや、手に武器をとりて、町より少しく進み出で、その敵に近づきて、立ち止まれり。87i 祭壇の前の段の上に平伏し、彼等に恩惠を施して、律法に記されし如く、敵には敵となり、仇には仇となり給はんことを祈れり。63 されど彼近づきし時、マカビオ及び彼と偕なる人々頭に土をふりかけ麻布を腰に纒ひて、神に嘆願をささげ、V5% さてさきにユダヤ人によりて敗られしテモテオ外國兵の大軍を集め、少からざるアジアの騎兵を率ゐ、武力によりてユダヤを占領せんとて攻め上れり。4 彼はその武器をとりて企てしすべてのことに成功し、二つの砦に於て二萬人以上のものを殺したり。3} かくて彼、叛逆者となりし此等の者どもを死刑に處し、直ちに二つの戌樓を占領したり。q2[ 此のことにつきての報告マカビオに達せし時、かれ民の指導者等を集めて、金錢のためにその兄弟たちを賣り、その敵に己等に對して戰ふ便宜を與へし者どもを訴へたり。k1O されどシモン及び彼と偕にありし者ども貪婪の念に驅られ、戌樓に居りし者どもの或ものより賄賂を受け、七萬ドラクマを得て、彼等の或ものどもを脱出せしめたり。A0{ マカビオはシモンとヨセフとの外にザカイオとそのの部下、卽ち包圍するに足る軍隊とを殘して、自らは最も必要迫れる戰線に向へり。/3 而して九千人以上のもの、いと堅固にして、防禦に要するすべてのものの完備せる二つの戌樓に逃れしかば、P. これを強襲して、その所を占領し、石垣の上にて戰ふすべてのものを防ぎ、彼等の手に落ちし者を殺しければ、殺されしもの二萬人を下らざりき。8-i されどマカビオ及び彼と偕にありし人々は神に向ひて嘆願し、彼等とともに戰ひ給はんことを求めて、イヅミヤ人の砦に突進し、J,  主なる砦を保ち居りしイヅミヤ人も亦かれに與して、ユダヤ人を惱し、エルサレムより逃れ來れる者どもを受けて、戰をなさんと試み居たり。#+? されどゴルギヤ此の地方の總督となるに及びて、傭ひ入れたる軍隊を用ひて、しばしばユダヤ人と戰を交へたり。N* 然るに王の僚友らのために告訴せられ、ピロメトルが彼に委任したるクプロを棄てたればとて、事毎に國賊と呼ばれ、遂にアンテオコス・エピパネスに身を寄せしが、その權威を保つこと能はざりしかば、毒を仰ぎて自らその生命を絶てり。Y)+ マクロンと呼ばれたるプトレミオは、ユダヤ人に加へられたる不義の故に、彼等に對して義を行はんと欲し、平和の條件をもて彼等に對せんと努めたり。 (9 此の者王位に卽きし時、一人のルシアなるものを政務總裁となし、且ケレスリヤ及びピニケの總督に任じたり。b'= されど我等今、この神を畏れぬ者の子に相應しきエバトル・アンテオコスの身にいかなる事の起りしかを記し、もろもろの戰爭の災害について簡單に述ぶベし。d&A 以上はエピパネスと呼ばれたるアンテオコスの終焉の出來事なり。%- 彼等は、また公の規定と敕令とを發して、ユダヤの全國民に、年毎に此等の日を守るべきことを命じたり。8$i されば彼等は、葉をもて飾りたる杖と美しき小枝と棕櫚の葉とをかざして、己が所を潔め了せ給ひし主に感謝の歌をささげたり。e#C 人々假廬の祭と同じ慣行に從ひて八日間喜悦をなせり。彼等は少時さきに、假廬の祭の間、野獸の如き狀にて山と洞穴とにさまよひ歩きしことを記憶し居たりき。" さて外人によりて聖所の瀆されし、その同じ日、卽ちキスリウの月の二十五日に、宮潔行はれたり。!!; 彼等これらの事をなしし時、平伏して主に祈り、もはやかかる災害を下し給はざらんことと、若し罪を犯すことありとも、忍びて彼等を懲し、神を瀆す、野蠻なる異國人に渡し給はざらんこととを求めたり。q [ かくて聖所を潔めたる後、彼等は犧牲のために他の祭壇を造り、石を打ちて火を起し、二年間中絶せし犧牲をささげ、香を焚き、燈火をともして、供のパンをそなへたり。s_ 彼等は外人によりて市場の中に造られたる祭壇を倒し、宮の境界を毀ちたり。{ q さてマカビオ及び彼と偕にありし人々、主の御助によりて、宮と町とを囘復したり。J  彼と共に養育せられしピリポはその屍を運び去りしが、アンテオコスの子を恐れて、エジプトのプトレミオ・ピロメトルの許に身を寄せたり。_7 かくて殺人者、冒瀆者たる彼は、甞て他人をあしらひし如く、自らいとも激しき苦痛を忍び、異境に於て最も哀むべき運命を負ひ、山地にて最期を遂げたり。- そはわれ、彼が柔和と仁慈とをもてわが目的をつぎ、寛容をもて汝等をあしらふべきを確信すればなり。』J  さればわれ汝に勸め、汝に求む。願くは、公私ともに汝等のために與へられし益を憶えて、汝ら各自我とわが子に現在の好意を示さんことを。Z- 且われは國境なる君侯たち及びわが王國の隣人ら機會を窺ひ、將來の事變を待つを慮りて、わがさきに山地に向ひて急ぎ居たりし頃、しばしば汝らの多くの者に託し、かつ推薦せしわが子アンテオコスを王位に卽かしめ、別紙の如く彼に書き送れり。P 豫期に反すること起り、若くは好しからざる報告來ることあらば、國に殘りし人々政權を嗣ぐ人の誰なるかを知りて、心を亂さざらんがためなり。^5 思ふに、わが父甞て山地に軍を進めし時、後繼者を立てしは、mS されど自ら絶望に陷りしにあらず、病より免れんとの大なる希望を有す。nU われ病床にあれど、汝等の名譽と好意とを深く心に留む。ペルシヤ地方より歸りてわれ重き病に罹りたれば、すべての人々の共同の幸福に考慮を用ふる必要を認めたり。! 汝らと汝らの子ら健にして、事意の如くならば、我わが希望を天に置きて、大なる感謝を神に獻げん。3 『共に市民たるに相應しきユダヤ人に、王にして將帥たるアンテオコス、豐なる歡喜と健康と幸福とを祈る。b= されど、神の審判正しく彼の上に臨みて、その苦痛少しも減ぜざりし時、自らすべての希望を抛棄て、嘆願の性質を帶ベる次の如き書をユダヤ人に書き送れり。A{ また此の外に、彼が自らユダヤ人の一人となりて、人の住む所はいかなる所にてもこれを訪れ、神の御力を告げ示すべきことどもなり。b= 彼がさきに掠奪せし聖所を最も神に相應しき供物をもて飾り、すべての聖器をば幾倍にも增して囘復し、己が收入の中より犧牲に要する費用を支出すべきこと、M 彼が葬にだも價せずとして、幼兒もろとも獸に投げ與へ、鳥に喰ましめんとしたりしユダヤ人等を、すべてアテネの市民等と同等とすべきこと、 8~s~ |{{zz:y~xwvv^uttKKCII8HGG=FEzDCBA@t?>>>=U<懼るな、子らの母よ、われ汝を選べりと主いひ給ふ。 =9われ死にし者をその處より甦へらせ、彼等を墓より導き出さん。そは、我彼らの中にわが名を認めたればなり。)<K母よ、汝の子らを抱け。われ彼等を鳩の如く喜びて導かん。彼等の足を強めよ。そは、我汝を選べりと主いひたまふ。; 天と地とを呼びて證せしめよ。そはわれ惡を棄てて善を造る。我は活くるなりと主言ひ給ふ。5:c 求めよ、さらば與へられん。汝らのために日數の縮められん事を祈れ。國、汝等のために既に備へられたり。眼を覺まし居れ。y9k 生命の樹、彼等のためにかぐはしき香油とならん。彼等は勞せず又疲れざるべし。p8Y われ彼らの光榮をとりて、彼らのためにわが備へたる永遠の住處を與へん。73 主、エズラにかくいひ給ふ。我イスラエルに與へんとせしエルサレムの國をわが民に與へんと彼らに告げよ。63 彼等の地は樹脂の土塊と灰の堆積とをもて蔽はれたり。我に聽かざる者に我かくなさんと全能の主いひ給ふ。25]災害なるかな、アツスリヤよ。汝は惡しき者を汝の中に隱す。ああ惡しき民よ、わがソドムとゴモラとになせし事を憶えよ。4!彼等わが契約を蔑したるによりて、異邦人の間に散らされ、彼らの名地の上より消し去られんことを。3}願くは彼らに混亂を起し、彼らの母を分捕物にして彼らに裔をなからしめ給はんことを。2}父よ、我この子らの母によりて汝に證を立てん。そは彼らわが契約を守ることを欲せず。1'されど今われ汝等に何をなさんや。我は寡婦にして棄てられたり。子らよ、往きて主より憐憫を求めよ。D0われ喜びをもて汝らを導き、嘆と惱とをもて汝等を失へり。そは汝ら主なる神の御前に罪を犯し、わが前にも惡しき事を行ひたればなり。y/k彼等を生みし母彼らにいふ。往け、わが子らよ、われは寡婦にして棄てられたり。g. I主かくいひ給ふ。我この民を奴隸たる家より導き出し、預言者たるわが僕によりて彼等に誡命を與へたり。されど彼等聽くことを欲せずしてわが計畫を無視にせり。- (ナホム、ハバクク、ゼバニヤ、ハガイ、ゼカリヤ及び主の御使と呼ばるるマラキを與へん。, !'我彼等に先達としてアブラハム、イサク、ヤコブ、ホセヤ、アモス、ミカ、ヨエル、オバデヤ、ヨナ、i+ M&父よ、榮光をもて、みそなはし、東より來らんとする民を顧みたまへ。7* i%われ來らんとする民の恩惠を證す。彼等の子等は樂みて喜ばん。彼等肉眼をもて我を見ざれども靈をもてわが告げし事を信ぜん。Z) /$彼らは預言者たちを見ざれども己等の古昔の狀態を憶えん。F( #未だ聽かざるも我を信じて來らんとする民に、われ汝らの家を與へん。われ其民に徴を示したる事なけれど、彼等わが命じたる事を爲さん。' '"汝らの子は子を産まじ。そは、彼等わが汝等に與へし誡命を棄ててわが前に惡しき事を行ひだればなり。~& w!全能の主かく言ひ給ふ。汝等の家は廢れて、われ風の藁を散すが如く汝らを抛棄てん。X% + われ汝等に預言者たるわが使者たちを遣はしたるに、汝ら彼等を取りてこれを殺し、その死體を裂きたり、われ彼等の血を汝等より求めんと主いひ給ふ。O$ 汝らをわが前より棄てん。汝等、我に供物をささぐる時、我わが顏を汝らより反けん。そはわれ汝等の祝日と新月と肉の割禮とを認めざればなり。#  牝鷄の雛を翼の下に集むるが如く、われ汝等を集めたり。されど今われ汝等に何を爲さんや。4" c汝等わが民となれ、さらばわれ汝らの神と成らん、汝等わが子となれ、さらばわれ汝等の父とならんと乞ひ求めしにあらずや。%! E全能の主かく言ひ給ふ。父のその息子等に、母のその娘等に、乳母のその幼兒等に乞ひ求むるが如く、われも汝等に]  5汝ら我を棄てたるにあらず、己を棄てたるなりと主いひ給ふ。% E汝ら我を呼ばんにわれ汝等に聽かじ。そは汝等血をもて汝らの手をけがし、又汝らの足は人を殺すに早ければなり。 汝等われを捨てたるが故に我も亦汝等を捨てん。汝ら我に憐憫を求むるとも我これを汝らに與へじ。s aヤコブよ、われ汝に何をなさんや。ユダよ、汝われに聽く事を望まざるや。我わが身を他の民等にめぐらし、彼等にわが名を與へん。これ彼等わが誡命を守らんがためなり。  U %全能の主、斯くいひ給ふ。汝ら荒野に於て苦き河のために渇きてわが名を汚したる時、我汝等のわが名を汚したるために火を與へずして却て樹を與へ、[ 1われ汝等に豐なる國々を頒ち與へ、汝らの前よりカナン人、ペリジ人、ペリシテ人を逐ひ出したり。われ汝等のため之に勝りて何をか行はんと主いひ給ふ。. W汝等渴きし時われ岩を擊ちて、足る程の水を流れ出でしめしにあらずや。又暑さのためにわれ汝等を樹蔭をもて掩ひたり。 われ汝らの嘆を憐み、汝らに糧としてマナを與へたり。汝ら天の使たちの糧を食ひしなり。a =『汝何ぞ我らを殺さんがために、この荒野に導きたるや。此の荒野に於て死ぬるよりもエジプトに於て奴隸となり居る方よかりしものを』といひしにあらずや。 わが汝らのために與へたる恩惠何處にありや。汝ら荒野に於て飢ゑ渴きし時、我を呼びて、 9されど汝ら彼處にて呟きたり。汝ら敵を滅さんがために、わが名を用ひて勝利を獲ず、今に至るまで呟くなり。 全能の主かく言ひ給ふ。鶉汝らのために徴となれり。我汝等を護るために陣營を與へたり。( Kわれ汝らに火の柱に依りて光を發ち、又汝らの中に大なる奇蹟を行ひたり。然るに汝ら我を忘れたりと主言ひたまふ。g I 主かく言ひ給ふ。まことにわれ汝等をして海を通らしめ、又途無き處に汝らの爲に途を開き、汝等の爲に先達としてモーセを與へ、又祭司としてアロンを與へたり。, U 故に汝彼らに語りていへ。+ Q 我彼らの前にすべての民を滅し、東に於て二つの地方、卽ちツロとシドンの民を散らして、そのすべての敵を殺したり。  われ彼らのために多くの王たちを擊ち破りて、パロとその僕ら、及びそのすべての軍勢を滅したり。Z / かくも多くの恩惠を與へたる民を、われ何時まで忍ばんや。%  E汝髮の毛をふるひて彼らの上に、すべての惡を投げよ。そは、彼等はわが律法に從はず、背き悖れる民なればなり。(  Kわれ彼らをエジプトの地、卽ち奴隸たる家より救ひ出せしにあらずや、然るに彼ら我を怒らせ、わが計畫を蔑したり。  そは先祖たちの罪彼らの中に積もりて、彼ら我を忘れ、異邦人の神々に犧牲を獻げたればなり。T  #これ彼らこの事をその子らの子らに傳へんがためなり。"  ?さて主の御言、我に臨みていふ。往きてわが民に、彼らの惡しき業及びその子等の我に對して行ひし罪を告げよ。d Cピネハスはエリアザルの子、エリアザルはアロンの子、アロンはレビの族の人なり。エズラはペルシヤ王アルタシヤスタの治世にメデアの地に居りし俘虜なりき。h Kアヒトブはアキアの子、アキアはピネハスの子ピネハスはヘリの子、ヘリはアマリヤの子アマリヤはアヂエイの子、アヂエイはマリモテの子マリモテはアルナの子、アルナはオヂアの子、オヂアはボリテの子、ボリテはアビセイの子、アビセイはピネハスの子、 預言者エズラの第二の書。エズラはサライヤの子、サライヤはアザライヤの子、アザライヤはヘルキヤの子、ヘルキヤはサレマスの子、サレマスはサドクの子、サドクはアヒトブの子、'葡萄酒のみを飮み、若くは水のみを飮むは害あれど、葡萄酒と水とを和するは味佳きものなるが如く、言整へられたる記述は、物語を讀む人々の耳を喜ばすべし。 これをもて此の書の終とせん。8i&もしわが記しし所佳く、わが物語正しくば、これわが望む所なり。されどもし平凡にして拙くとも、此は我がなし得る一切なり。A{%以上はニカノルの企の成行にして、此の時より以來、町はヘブル人によりて保たれたれば、我もまたこれをもて、わが書の終とすべし。5$而して彼等は皆決議をもて、公の布告を發し、此の日を祝せずに過すが如きことなく、第十二月の十三日を恭しく記念せしめたり。その月はスリヤ語にてアダルと呼ばれ、日はモルデカイの日の前日なり。3#かれはニカノルの首と肩とを城塞の上にかかげ、すべての人に對して明にして、隱なき主の御助の印とせり。5c"而してすべてのもの天を仰ぎ、自らを現し給ひし主を祝していへり『讚むべきかな、己が所を瀆されずに保ち給ひし主よ』と。&E!敬虔ならぬニカノルの舌を切り、これを寸斷して空の鳥に與へんと言ひ、その狂暴の報償を聖所の前にかかげたり。~! これにニカノルの首と、此の冒瀆者が驕慢をもて全能者の聖なる家に對してさし延べたる手とを示し、,}Qかくて彼そこに到りて、その國人等を呼び集め、祭司たちを祭壇の前に立たしめし時、城塞に居りし者どもを呼び寄せ、W|'かくて身も魂も全くささげて同胞のための主なる鬪士となりし彼、その生命の限り己が國人のために、若き時よりの好意を保ち來りし彼は、命じてニカノルの首を斬らしめ、又その手を肩と共に斷たしめて、これをエルサレムに携へ來らしめたり。v{eここに於て彼等大聲を擧げて叫び、父祖たちの國語をもて全能の主を祝したり。zw戰終りて彼等喜び歸らんとせし時、ニカノルが十分に武裝せるまま斃れ居るを見たり。,yQ手にては戰ひ、心にては神に祈りつつ、彼等は三萬五千人に下らざる敵兵を殺し、神の顯現によりて大なる喜をなせり。Rxユダとその部下は、嘆願と祈禱とをもて戰を交へぬ。|wq彼これらの言を終りし時、ニカノルとその輩ラツパと軍歌とをもて進み來りしかば、v 汝の聖なる民に對して冒瀆をもて來れる彼等を、汝の大なる御腕によりて怕惑はしめ給へ。』uされば天に在す主よ、願くは今、我等の前に御使を遣して、彼等に恐怖と戰慄とを起さしめ給へ。Gt彼は主に呼はりてかくいひぬ『全能の主よ、汝はユダの王ヒゼキヤの時に御使を遣し、セナケリブの陣營にて、十八萬五千人を斃し給へり。rs]マカビオは敵の軍勢がその備へられたる種々なる武器と兇暴なる象隊とをもて現れしを認めしかば、手を天に延べて、異能を行ひ給ふ主に呼はれり。成功は武器によりて來らず、主はそのよしと見給ふ所に從ひて、相應しき者に勝利を與へ給ふことを知りたればなり。Krかくて,すべてのもの、決戰の迫れるを見、敵は既にその軍勢を集めて、隊伍を整へ、象隊は便宜の位置に配せられ、騎兵も亦戰線につきし時、yqk町に鎖込められしものは、外なる戰の故に心惱されて、大なる憂慮の中にありき。Vp%その妻子、兄弟、眷族についての恐怖は、彼等これを意とせざりき、彼等にとりて最も大なる第一の恐怖は、その潔められたる聖所に關るものなりき。Koいと美しくして勇氣を起さしめ、若者の魂を振ひたたしめ、これを雄々しからしむる力あるユダの言に勵されて、彼等は進み出でず、勇しく敵を防ぎ、町と聖所と宮とが、危險に瀕し居れば、大膽なる接戰によりて事を決せんと覺悟せり。sn_『神よりの賜物なる聖なる劍をとれ、これをもて汝、仇を擊破るを得ベし。』m その時エレミヤはその右の手を延べて、黃金作の劍をユダに渡し、これを渡す時にかくいひぬ8liオニヤ答へていひけるは、『此は兄弟たちを愛する者にして、その民と聖なる都のために祈る神よりの預言者エレミヤなり』と。 k 年老いていと貴き一人の人そこに現れしが、その周圍には、驚くべく崇高き威嚴滿ち溢れたり。3j_ その夢に見たるはこれなり。高貴なる善人にして、事毎に崇められ、態度溫和にして、人に讚められ、幼少の時よりすべての德に秀でたる、大祭司たりしオニヤ現れ、手を延べてユダヤ人全體の上に祝福を祈り居りしに、kiO 而してかれ、楯と槍との確なる防禦物によらず、よき言による奬勵をもて彼等おのおのを武裝せしめ、かつ信ずるに足る夢を語りしかば、彼等を甚しく喜ばしめたり。5hc かくてかれ、彼等の精神を振ひ起たしめし時、その命令を彼等に與へ、同時に異教徒の不信とその誓約の破棄とを指摘したり。2g] かつ律法と預言者とをもて彼等を慰め、彼等が今に至るまで保ち來りし鬪爭を心に呼び起さしめ、彼等の熱心を鼓舞したり。f彼その部下を勵して、異教徒の來襲を恐るることなからしめ、さきに彼等がしばしば天より受けたる御助を心に保たしめ、今もまた、全能者より彼等に來るべき勝利を仰ぎ望ましめたり。eマカビオは、猶も主よりの御助を得んとのあらゆる希望をもて、絶えずその信頼を保てり。2d]ニカノルはあらゆる傲慢をもて、その頸を高くし、ユダとそのともがらとに對する完き勝利の記念碑を建てんと決心せしが、_c7然るに彼いひけるは『我は地上に於ける主宰者なれば、今、武器をとりて、王のわざを行へと命ず』と。されど彼その殘虐なる目的を遂ぐることを得ざりき。b-彼等答へて、『活ける主なる主宰者は天に在して、七日目を守るべきことを我等に命じ給へり』といへり。a}此の三度咀はれたる惡漢問ひていへり『安息日を守れと命じたる主宰者天にありや』と。 `彼に從ふことを強いられたるユダヤ人等、『かかる殘虐と兇暴とをもて滅すことなく、萬物を照覽し給ふ主が、他の日に勝りて崇め、聖としたる此の日に相應しき光榮を歸せよ』といひしに、+_ Qニカノルはユダとそのともがらとがサマリヤ地方に居ることを聞きしかば、休息の日に安全に彼等を襲はんと決心せり。t^a.その血まさに流れ盡きんとせし時、その腸を引き出てし、兩手にこれを握り群衆に向ひて、投げつけ、生命と靈との主に呼はり、これを再び與へ給はんことを祈りて死ねり。S]-然るに息なほ彼の中にありければ、怒に燃えて起ちあがり、血は瀧の如く流れ、傷はいと重かりしが、群衆の間を走りぬけ、險しき斷崖の上に立ち、^\5,彼等は速に避けて、身をかはしたれば、人なき所に倒れたり。,[Q+されど急ぎたれば傷は急所を外れ、群衆は戸に殺到せり。彼は勇しく石垣の上に走り、大膽に群衆の中に身を投ぜしが、#Z?*兇惡なる者の手に落ち、己が貴さに相應しからざる凌辱を受けんよりは、むしろ潔く死なんことを選びたるなり。AY{)されど軍勢戌樓を占領せんとして、外側の戸に迫りし時、火を放ちて戸を燒きしかば、かれ包圍の中にありて、我とわが劍に伏したり。gXG(卽ち彼はラヂスを捕へて、ユダヤ人に災害を臨ましめんとせしなり。,WQ'ニカノルは、ユダヤ人に對して抱き居りし憎惡を明にせんことを欲し、ラヂスを捕へんとて五百人を超ゆる兵を送れり。\V1&さきに異邦人との交なかりし時、彼はユダヤ教を信ずるが故に讒せられしが、その身と生命とを危くし、すべての熱心をもて、ユダヤ人の宗教を守りたり。nUU%ユダヤ人の長老等の一人なるラヂスなる者をニカノルに讒せしものあり。されど彼はその國人を愛する者にして令聞あり、その好意の故にユダヤ人の父と呼ばれたりき。/TW$されば今、すべての聖なるものの上に在す聖なる主よ、潔められて後幾許も經ざる此の家を、とこしへに潔く保ち給へ。』)SK#『宇宙萬物の主よ、汝は自ら何ものをも要し給はざれど、汝の宮居し給ふ聖所を我等の間に建つることを喜び給へり。/RW"彼かく言ひて去れり。ここに於て祭司たち天に向ひてその手を延べ、我等の民のために戰ひ給ふ主に呼はりて、かくいひぬQ!彼その右の手を聖所の方にさし延べ、誓ひていへり『汝等もしユダを囚へて我に渡さずば、我は此の神の宮を地に倒し、祭壇を毀ち、ここにデオユソへの宮を建ててすべての人に見せしめん。』mPS 彼等誓言をもて、彼の搜索むる人の何處に居るかを知らざる旨答へしに、zOmニカノルは、ユダのために巧に出し拔かれたるを知りしかば、いと大にしていと聖なる宮に來り、祭司たちが常の犧牲を獻げ居りし時に、當人を引き渡すべしと彼等に命じたり。!N;然るにマカビオは、ニカノルが彼に對して荒々しきあしらひをなし、常の應待ますます粗暴となりたれば、これは吉兆にはあらざることを悟り、その少からざる手兵を集めて、ニカノルの前より身を匿せり。M!されど王の命に背くべき言ひがかりを得ざれば、彼は術策によりてその目的を遂げ得る機會を窺へり。>Lu此の通知ニカノルの許に達せし時、心亂れ、何の惡事をもなさざりし人と結びたる條約の無效にせらるべきことを思ひて、打惑へり。K/ここに於て王、甚しく怒り、此の最も惡しきものの讒誣によりて激せられ、ニカノルに書を送りて、彼がその契約を喜ばざることを告げ、マカビオを囚へて、急ぎアンテオケに送るべきことを命じたり。$JA然るにアルキモ、二人の間の親和を見、取りかはされたる契約を手にせしかば、デメトリオの許に來りて、ニカノルは國家に對して惡意をもち、彼の王國への反逆者なるユダを己が後繼者となせりと告げたり。&IE彼はユダに妻を娶りて子を設くることを勸めしかば、かれ妻を娶りて、平穩なる日を送り、その生活を共にしたり。pHY彼はいつにてもユダを己が面前に居らしめ、心より此の人に凭れかかれり。 G9ニカノルはエルサレムに滯在しけるが、何等の混亂を起さず、却つて己が許に集り來れる人々を去らしめたり。)FKユダ、敵の方に俄に詭計のめぐらされんことを慮り、便宜の場所に、武裝せる者を置きて、適當なる協議を遂げたり。2E]ここに於て、彼等ともに、己等のみにて集らんがために日を定めたり。而して彼等各の隊より腰掛を運び來りて席を作りぬ。;Doかくて此等の提案につきて協議を重ねし後、指揮者これを軍隊に知らしめしに、彼等悉く同じ心にて、その契約に承認を與へたり。 Cさればかれ、ポシドニオとテオドト、及びマタテヤを遣して親和の保證を取りかはさんとせり。PBされどニカノルは、ユダと偕に居る者どもの男らしさと、その國のために戰ふ勇氣とにつきてききしかば、劍によりて事を決することを避けたり。A'而してユダの兄弟シモン、ニカノルと戰ひしが、幾許も經ざるに、敵の不意の沈默によりて阻まれたり。@而してその指揮者命を下すや、直ちにそこより出で、デサウといふ村にて、彼等と戰を交へたり。 ?然るにユダヤ人等ニカノルの侵入と異邦人の來襲につきてききし時、頭に土をふりかけ、その民を永遠に立て、常に己が臨在を現して、その嗣業なる彼等を保ち給ふ主に、嘆願をささげたり。_>7而してさきにユダの前より逃れてユダヤを去りし異邦人等、ユダヤ人の不幸と災害とが己等にとりての成功となるべしと思ひて、ニカノルの許に群り來れり。8=i ユダを殺し、かつ彼と偕にある者どもを散らし、アルキモを最も大なる宮の大祭司となすべしとの、記されたる指令を與へたり。< ここをもて彼、象隊の指揮者たりしニカノルを立ててユダヤの總督となし、これを遣して、>;u かれ此等の言を語り終りし時、ユダに對して惡意を持ち居る王の僚友ら直ちにこれに和して、いやが上にもデメトリオを煽動したり。^:5 ユダの生き存へ居る間、國は平和を見ること能はざるべし。』q9[ されど王よ、汝は此等のことにつきてしばしば報告を受け給へば、願くは、汝がすべての人々を受け給ふ慈惠に從ひて、敵に圍れ居る我等の國と我等の民族とを顧み給へ。*8M第一にわれは、王に關ることどもにつきて正しき注意を拂ひ、第二にわが同胞のために心を用ふればなり。そはわが、前に述べし者どもの思慮なき行爲によりて、我等の全民族、少からざる不幸を味ひ居ればなり。g7Gさればわれ、わが父祖の光榮、卽ち大祭司職を抛ちてここに來れり。A6{『ユダ・マカビオが指導するハシデームと呼ばるるユダヤ人等は戰爭を絶たず、騷亂を起し、國を平和ならしむることを欲せざるなり。D5その狂暴を逞くする機會を得て、デメトリオにその會議の席に招かれ、ユダヤ人の情況と彼等の目的とにつきて問はれし時、かく答へたり b~~0}}!||%{{zRyyxkww)vv!uuButDtsruqppTonn:=W<< ;;:9988k7766!55.433+211K0//./--E,,},++Z**C))T((''&U%$$$@##`""!z! Z};mt Q] )PVT19  { g F g2j|Fq世は創始の時の如く、七日の間太古の沈默に歸りて、一人の人も殘らざるに至らん。[E/その後、わが子キリストと息あるすべての人々とは死なん。D その時、わが子イエス、彼と共に居る者どもとともに現れ、殘れる民を四百年の間喜ばせん。yCkその時、預言せられたる惡より救はれしすべての人々、わが驚くべきわざを見ん。5Bc視よ、わが汝に預言せし徴の成就げらるる時來らん。その時、花嫁現れん、卽ち今地より隱れ居る都現はれて、人に示されん。yAk故にエズラよ、虚しき人には虚しきもの、滿ちたる人には滿ちたるもの備へらる。|@q彼ら神の律法を棄て、その契約を拒み、その誡命を信ぜず、その御業を行はざりき。?!彼ら不義の計畫を己等のために考へ、いと高き者につきて、彼いまさずと云ひ、彼の道を認めざりき。p>Y然るに、彼ら神に從はず、神に逆ひて、己等のために空しき事を圖りたり。>=u神、生れ來りし者の來る毎に、彼等の活きんがためになすべき事と、彼等の罰を逃れんがために、守るべき事とを嚴に命じたまへり。<されば人々の前に置かれたる神の律法の蔑せらるるよりも、むしろ今活くる多く者の亡びん事を。;かれ我にいふ『汝は神の上に立つ審判者にあらず。又いと高き者に勝りて悟ある者にもあらず。』:故に義しき者は狹き事に耐へて廣き事を望む。不正を行ふ者は狹き事に惱みて廣き事を見ぬなり。89i我答へていふ『主よ、わが主よ、視よ、汝御律法に、義しき人々此等のものを嗣ぎ、義しからざる人々の亡ぶる事を定め給へり。j8M汝何ぞ、現世の事のみを心に思ひて、來らんとする事を思はざるや。』7汝は朽ちはつべき人なるに、何ぞ徒らに心を煩はすや。汝は死ぬべき者なるに何ぞ蠢くや。6!されば活ける者、此等の狹く空しき處を經ずば、彼等のために貯へられたるものを受くること能はじ。a5; 更に勝れる世の入口は濶く且安全にして永遠の生命の實を結ぶ。,4Q その時よりこの世の入口、狹く、悲しく、且苦しくせられぬ。その入口は惡しくして、多くの危難と勞苦とにて滿てり。3- 彼等のためにわれ世を造りたり。而してアダムわが誡命を犯したる時、造られたるもの罪に定められたり。g2G 我いふ『主よ、然り。』彼われにいふ『イスラエルの嗣業も亦然り。21] その都、或人に嗣業として與へられんに、その嗣業を繼ぐもの、その危險を冐して入らずば、いかでそれを繼ぐを得んや。』0wその火と水との間に途一筋のみありて、その途は一人にて歩まずば過ぐること能はず。s/_その入口は右の方に火、左の方に深き水ありて、下るに危く且狹き處にあり。j.M又すべての善きものに充ちたるある都坦かなる場所に建て置かれたり。2-]その海を見、又これを治めんがためにその海に入らんとする者は、その狹き處を通らずしていかでその濶き處に到り得んや。g,Gその海の入口は、河の如くならんがために狹き揚所につくられたり。+!我いふ『わが主よ、語り給へ。』彼われにいふ『濶くかつ大ならんがために廣き場所に海置かれたり。y*k彼われにいふ『エズラよ、起きてわが汝に云はんがために遣されたる言を聞け。』{) q我これらの言をいひ終りたれば、初の夜、我に遣されたる御使また我に遣されたり。>(u;もし地我等のために造られしならば、いかにして我らこの世を嗣ぐものとはならざる。ああ此等のこと、何時までかくあるべきか。』&'E:主よ、我等は、汝の民、汝の初生兒、汝の獨子、汝の最も愛する者と呼ばる。然るに我等は、彼等の手に渡されぬ。j&M9主よ、見給へ。今この無きが如き民、我等を抑へ、我等を喰はんとす。\%18アダムより生れたる他の民等に就きて、彼等は、何者にもあらず、唾液の如き者なりと汝宣へり。汝、彼等の富を器より落つる水の一滴になぞらへ給へり。#$?7主よ、我これ等のすべてのことを汝の御前に語りたるは、汝この創の世を我らのために造れりと宣ひしが故なり。)#K6この上に汝の造り給ひしすべてのものの主長たるアダムを造りたまへり。汝の選民たる我等は彼より出でたる者なり。m"S5第六日に、汝地に命じて汝の御前に家畜と獸と爬ふものとを造り給へり。h!I4されど汝濕ひ居る地の第七部をレビアタンに輿へたまへり。汝は、汝の欲し給ふ時、汝の欲し給ふ人にこの二つのものの食せられんがためにこれを護り給へるなり。 !3汝ベヒモテに第三日に乾きたる地の一部を與へたれば、彼その處に住めり。その處に、一千の山あり。F2この二つのものの間に區別を作りたまへり。}1その時、汝二つの活物を護り、その一つにベヒモテ、他のものにレビアタンの名を與へ、,Q0聲もなく、生命もなき水、汝の命に從ひて生物を造り、これによりて、地上の民等汝の不思議なる業を讚むるに至れり、 9/第五日に、汝水の集まり居れる、地の第七部に生物と鳥と魚とを出さん事を命じ給ひければ、彼ら出で來れり。mS.而して汝、後に造くられんとする人に仕ふべきことを彼等に命じ給へり。-第四日に、汝命じて、日を輝き出でしめ、月に光を放たしめ、星の順序をととのへ給へり。J ,直ちに樹の實さわに實り、その味美はしく、その類多かりき。又たぐひなき色といとかぐはしき香の花咲き出でたり。此等は第三日に成れり。?y+汝の御言出でたれば、御業忽ち成れり。Y+*第三日に、汝水に命じて、これを地上の七分の一に集め、七分の六を乾かし、之を守り、そのうちの一部を耕やし、且種蒔くに相應はしからしめ給へり。&E)第二日に汝穹蒼の靈を造り、これに命じて水と水とを分たしめ、一部を上に昇らしめ、其他を下に殘らしめ給へり。w(その時、汝の御業の顯はれんがため、命じて寳庫の中より光を輝き出でしめたまへり。'而して汝の靈地の上を掩ひたれば、暗黑と沈默地を占め、人の聲未だ御前に聞こえざりき。;o&我いへり『主よ、汝開闢の始、第一日に御言を出して『天と地と造られよ』といひ給ひたれば、汝の御言その業を全うしたまへり。F%わが魂大に燃えて、わが心惱みたればなり。pY$八日目の夜、わが心再びわが衷に煩ひていと高き者の前にて語り始めたり。#此等のことの後、我再び泣き、前の如く七日の間、斷食して、命ぜられたる三週を過さんとせり。[/"終の時の審問を恐れて、慌しく前の日の惡を思ひ煩ふな。』 9!而して此等のすべての事を汝に示し、且告げんがために、かれ我を遣はしたまへり。汝心を安んぜよ、懼るな。 9 汝の聲いと高き者に聽かれたり。強き者汝の義をみそなはし又、若き時より汝の保ち來りし操を顧みたまへり。 -もし汝再び祈り、七日の間、再び斷食せば、われ再び晝の間、此等のことよりも大なることを汝に告げん。g G彼われにいふ『われ此等のことを夜中に汝に示さんがために來れり。s _彼われとものいひ居りし時、視よ、わが立ち居たる處、少しく動き始めたり。| qかくて信仰は榮え、汚穢は敗れて、久しき間實を結ばざりし眞理明かに示されん。』<s惡は取り除かれ、僞は消え失すべし。8iその時、彼等は、生れしより後死を味ひし事なく天に受けられたる人々を視ん。地に住む人の心變りて、異りたるものとならん。'わが汝にいひしこのすべての事の成就せらるるまで殘れる人々は救はれ、わが救とわが世の終とを見ん。A{その時、敵のその敵と戰ふが如く、友その友と鬪ひ、地とその上に住むもの懼れおののかん。又泉の源止まりて三時の間流れざるべし。mSラツパその聲を出さば、これを聞くすべての人々俄かに懼れおののかん。ve種の蒔かれたる處忽ちにして荒地と化せん。滿ちたる庫忽ちにして虚くならん。&E當歳の幼兒らその聲を以て語らん。孕みたる女、三、四箇月にして月足らぬ子を産まんに、その子等生きて躍らん。#?又過ぎゆく世の極印を捺さるる時、われ此等の徴を示さん。穹蒼の前に卷物開かれ、すべての人共にこれを見ん。s_我不義の業をなせし人々の不義を調べ始むる時、又シオンの苦難の充つる時、veその聲いふ『視よ、地に住む者を顧みんがため、わが近づかんとする日來らん。~我これを聞きて起ち上り、尚耳を傾くる程に、視よ、語る聲ありて、その聲の音は大水の音の如し。}wその言は地の基に關ることなれば、地の基、震ひ動き、變り行く終末の樣を知らん。』X|)その言は終末に關ることにして、地の基もこれを悟らん。[{/汝の立ち居る處甚しく動きて、その聲の響聞ゆとも懼るな。gzG 彼われに答へていふ『汝足にて立て。さらば汝大なる聲を聞くべし。dyA 願くは、僕に前の夜少しく示し給ひし汝の徴の終をも示し給へ。』^x5 われ答へていふ『主よ、もしわれ汝の目の前に恩惠を得なば、w 人の始はその手なり。人の終はその腫なり。エズラよ、踵と手との間に、もはや何をも求むな。』Uv# エサウはこの世の終にして、ヤコブは次の世の始なり。Muかれ我にいふ『アブラハムよりアブラハムまでなり。アブラハムよリヤコブとエサウ生れ出づ。ヤコブの手はじめよりエサウの踵を握り居れり。|tq我答へていふ『時の區分は如何、初の代の終、又それに續く次の代の始は何時ぞ。』sその時すでにわれ此等のことをわが心の衷にて深く想廻らせり。此等のものは他の者によらず我のみに由りて造られし如く、その終も他の者によらず、ただ我のみによりて定められん。』>ru今の年未だ現れざりし時、今罪を犯す者どもの企圖未だ遠けられざりし時、己がために信仰の寳を蒐むる人々未だ印せられざりし時、 q9空氣の高層未だ高く達せざりし時、穹蒼の極未だ名づけられざりし時、シオンの足臺、未だ据ゑられざりし時、p-美しき花未だ開かざりし時、地震の勢威未だ確ならざりし時、數へ盡せぬ天使の軍勢未だ集まらざりし時、o-雷の聲未だ鳴り轟かざりし時、電光の閃光未だ輝き渡らざりし時、パラダイスの基底未だ固まらざりし時、 n かれ我にいふ『地の創造せられし始、世の出立未だ定まらざりし時、風未だ集り吹かざりし時、Gm8我いふ『主よ、もし我なんぢの目の前に恩惠を得なば、願はくは、誰を用ひて汝は、汝の造り給ひしものを顧み給ふかを僕に示したまへ。』&lE7又汝等の後に來る者もかくの如くなるべし。これ彼等は若き時の精力の失せたる老人より生れたる者なればなり。』^k56汝も亦考へよ、汝らは汝らの前にありし者よりも身の丈低し。j5彼汝に答へん『精力ある若き時に生れしものは、年老いて胎弱りたる時に生るる者と異なり』と。i4彼に云へ、『いかなれば汝の今産みし者、汝の前に産みたる者と異りて身の丈低きぞ』と。ghG3彼われに答へていふ『子を産まんとする女に聞かば、彼汝に答へん。8gi2我彼に問ひていふ『汝我に道を示し給ひたれば、われ汝の前に語らん。汝我に語りし我等の母は尚若きか。或は年老いたるか。』f'1子供は子を産むこと能はず。年老いたる人もまた然り。我かくの如くわが造りたる地を整へたるなり。』peY0かれ我にいふ『我も地を、時を異にして孕まるる人々のために胎となせり。Xd)/我いふ『此は能はぬことなり。時を異にせざるを得ず。』\c1.彼われにいふ『女の胎に問ひて、これに言へ『汝十人の子を産むに、何故時を異にしてこれを産むか』と。女に十人の子を一時に産むことを乞ひ求めよ。』b5-我いふ『汝如何なれば僕に、汝の造り給ひしものを、皆同じ時に必ず活かさんといひたまひしや。もし彼等同じ時に生き、地、彼等を保ち得ば、今にても地彼らを保ちて、同じ時に出でしむるを得べし。』Ja ,彼われに答へていふ『造られたる者はその造主に勝りて急ぐこと能はず、地も亦その中に造られんとする者を悉く同じ時に保つこと能はず。』/`W+我答へていふ『汝の審判を早めんがために、汝過ぎし者と、今在る者と、來らんとする者とを皆一時に造り能はざるか。』_'*かれ我にいふ、わが審判を環になぞらへん、後の者に遲きことなきが如く、前の者に早きこともなし。』_^7)我いふ『主よ、見たまへ。汝末の時に來るものに此等の事を約し給ひたれど、我らの前に在りし者、又我らと我らのために來らんとする者には如何にぞや。』P](かれ我にいふ『汝今わがいひし此等の事の一つすらなし得ざるが如く、わが審判をも又わが民に約されたる愛の終をも見出すこと能はざるべし。』v\e'我は智慧なき者なれば、汝の我に賜ひし此等の事に就きていかで語り得んや。』|[q&我いふ『主よ、わが主よ、人の中に住居を持たぬ者の外に此等のことを知るは誰ぞ。 Z%枯れたる草をわがために再び茂らせ、鎖されたる室をわがために開き、その中に閉ぢ込められたる風をわがために出せ。又我に聲の形を示せ。さすれば我汝に汝の見んと願ふ苦惱を示さん。』Yw$彼われにいふ『未だ來らぬ者をわがために教へ、散りたる雨の滴をわがために集めよ、3X_#かれ我にいふ『此は能はぬことなり。』我いふ『わが主よ、何故なるか。我何とて生れたるか。我をしてヤコブの苦難とイスラエルの裔の疲勞とを見ざらしめんがために何ぞわが母の胎、わがために墓とならざりしや。』VW%"我いふ『主よ、然らず、我悲哀の中にありて、語れるなり。そは、わが心常にいと高き者の道を悟り、その御審判の幾許かを究めんとして惱むなり。』SV!我いふ『わが主よ、語り給へ。』かれ我にいふ『汝イスラエルのためにいたく心を惱ましたり、汝かの民を造り給ひし者よりもかの民を愛するか。』yUk かれ我にいふ『我に聽け、われ汝を教へん、心を傾けよ、われ更に汝を教へん。』vTeわれ此等のことを語りたる後、前の夜、我に來りし御使わが許に遣はされたり。S もし汝、なんぢの民をいたく憎み給はば、彼らは汝自らの御手によりて罰せらるべきなり。』^R5汝の誠命を拒みし者、汝の契約を信じたる者を踏みにじれり。SQされば主よ、いかなればこの一つの民を多くの民に與へ、一つの根を多くのものに勝りて辱め、唯一の汝のものを多くのものの中に散らし給ひしや。JP 汝すべての民の群の中より一つの民を汝に近づけ給へり。而してなんぢこの汝の愛む民に、すべての人に善しとせらるる律法を與へたまへり。GO汝すべての造られたる空の鳥の中より汝のために一羽の鳩に名を付け、又すべての造られたる獸の中より汝のために一匹の羊を選び給へり。5Nc汝海のすべての深處より一つの河を溢れ出でしめ、又すべての建てられたる都の中より、汝シオンを汝のために聖別し給へり。M又全地の中より汝一つの國を選び給へり。又地のすべての花の中より汝一つの百合を選び給へり。L 『主よ、わが主よ、地のすべての林とすべての樹の中より汝一つの葡萄の樹を、選び給へり。yKkわが魂、再び知識の靈に充たされ、いと高き者の御前に此等の言を語り始めたり。LJ七日の後、わが心の思ひ再び甚しく重くなれり。aI;御使ウリエルの命ぜし如く、我七日の間、斷食して泣き悲めり。H'われ彼にいふ『我を去れ、七日の間、我に近づくな。後、我に來れ。』かれわが言を聞きて我を去れり。sG_起ちて糧を食へ。牧者その群を惡しき狼の手に棄つる如く、我らを棄つな。』dFAイスラエルはその俘囚の地に於て汝に託せられたるを汝知らぬか。#E?而して第二日の夜、民の長なるパルテエル、われに來りていふ『汝何處に居りしか。汝の顏何ぞかく悲しげなる。mDSされば我と語りし御使我を支へ、我を慰め、我をわが足にて起たせたり。jCMわれ目醒めし時、わが身いたく震ひ、わが魂疲れはてて、氣を失へり。eBC われ此等の徴を、汝に示すことを命ぜられたり。もし汝再び祈りて、今の如く涙を流し、七日の間斷食せば、なんぢ此等のことよりも更に大なることを聞かん。』pAY その時人々望めどもその望むもの與へられじ。人々働けどもその道榮えじ。B@ その時、一つの國その隣國に問ひていはん ? その時、智慧多くの人に探ねらるれど、見出されざるべし。又不義と不節制、地の上に增さん。>' 甘き水の中に鹽辛き水混ぜられ、友その友と鬪はん。その時、智慧隱されて、知識、その住處に退かん。|=q多くの處に混亂起り、火屢出でて、獸その住處を變へ、女不思議なるものを産まん。y<kソドムの海、魚を抛げ出して、夜の間に、多くの人の知らざる聲その海より響き、^;5又地に住む者の欲せざる人地を治め、空の鳥共に飛び去らん。g:G木より血滴り、石その聲を出し、民等は騷ぎてその歩む樣を變へん。\91もしいと高き者汝に生くることを許し給はば、なんぢ亂れたる第三の國の、後の狀態を見ることを得ん。その時、日俄かに眞夜半に輝き、月眞晝に現はれ、g8G汝の今見る豐なる地は荒れ廢れて人跡絶え、再び沙漠の地とならん。p7Y汝の今見るところ、又嘗て聞きしところに勝りてその不義は增し加はらん。76 iされどかの徴につきて、視よ、地に住む者の驚き合ふ日來らん。その時眞の道は隱され、地は信仰につきて荒地の如くにならん。 5 4かれ我に答へていふ『汝の我に尋ねたるかの徴につきて、我その一部を語り得るなり。されど汝の生命につきては、我これを汝に語らんがために遣されしにあらず。我これを知らざるなり。4w3我祈りていふ『我その時まで生くべしと汝思ひたまふか。誰かその時まで殘らんや。』h3I2彼われにいふ『汝自ら心の中に辨へよ。雨、その滴よりも大なるが如く、又火その煙よりも大なるが如く、過ぎゆきしものの量多し。しかも雨の滴と煙猶殘れり。』#2?1その後、雨の滿ちたる雲、わが前を過ぎ、激しき勢をもて雨を降らせたり。その雨の勢すぎし時、雫のみ殘れり。)1K0われ立ちて、見しに、視よ、燃ゆる爐わが前を通りて、その火熖すぎゆきたれば、われ見しに、視よ、煙のみ殘れり、^05/彼われにいふ『右の方に立て。我この比喩の説明を示さん。』R/.我は過ぎし事を知れども來らんとする事を知らず。』;.o-願くは我にこの事をも示したまへ。卽ち過ぎたる事よりも來らんとする事多きか、或は我等の上を過ぎ逝きし事却つて多かりしか。-!,我答へていふ『若し我汝の御前に恩惠を得なば、又もしこはあり得べき事にして、我之に相應しくば、F,+その時汝の見んと望むもの汝に顯されん。』&+E*産まんとする者その産の苦痛を遁れんと急ぐが如く、此等の處も初めより預けられたるものを返へさんと急ぐなり。F*)我いふ『否、主よ、そは能はぬことなり。』)3(彼我に答へていふ『往きて孕みたる者に尋ねよ『彼九月滿つればその胎自然に子を生むことを得るや』と。』(w'義しき人の禾場の止めらるるは、我らのため、又地に住む者の罪のためにあらずや。』['/&我答へていふ『主よ、わが主よ、我等皆不義に滿たされぬ。8&i%かれ時を量れり。數によりて季節を量り、これを數へたり。定められたる秤の滿つる時まで彼これらのものを搖り動し給はじ。』)%K$御使の長エレミエル彼等に答へていふ『汝に似たる者の數滿つる時なり。そは、かれ秤をもて世を量るべければなり。$#義しき人の魂、その安息所に於て此等のことにつきて尋ねたるにあらずや。卽ちわれ如何なる時までかくの如く希望を有つべき。又我らの禾場の報の實はいかなる時に來らんとするや。』>#u"彼我に答へていふ『汝はいと高き者に勝りて急ぐ能はじ。そは汝は己のために急げど、上に在す者は多くの人の爲に急ぎ給へばなり。8"i!われ答へていふ『如何なる時までにか、又如何なる時にか、これらのことども起るべき。何ぞ我等の歳かく少くして惡しきや。』d!A 數へ盡すこと能はぬ穗、蒔かれなば、大なる禾場をも充たさん。』 w惡しき種の一粒より不義の實如何に多く結ばれしや。汝自らこれを思ひめぐらすべし。V%元始よりアダムの心に一粒の惡しき種、蒔かれたれば、今に至るまで如何に多く不義の實を結び、又收穫の來らん時まで如何に多くこれを結ぶべきぞ。'若し蒔かれたるもの苅り取られず、又惡しきものの蒔かれたる處失はれずば善き者の蒔かるる畑來らず。|q汝我に問ひたる惡しきこと既に蒔かれたり。されどそれを苅り取る時機未だ來らず。この世は義しき者に約されたるものを保つこと能はず。そはこの世は苦惱と弱とにて充つればなり。8iかれ我に答へていふ『汝かの時生き居らば見ることあらん。又汝生存へなばあやしと思ふことあらん。世はとく過ぎ逝けばなり。'されど彼、われらの呼びまつる御名につきて何をなし給ふや。われ此等のことにつきて尋ねたるなり。』 我らは蝗の如く此世を過ぎ往く。我等の生命は呼吸の如く、我等は恩惠を得るに足らざるなり。B}われ上に在る道を尋ぬるを欲せず。唯日々我らの前に過ぎゆくことを尋ぬ。そはイスラエル異邦人の中に罵られ、汝の愛せし民、神を知らぬ人々に渡され、我等の先祖たちの律法空しくなりて、錄されたる契約も守られざればなり。veその時我答へていひぬ『主よ、いかなれば我ものを辨ふる能力を與へられしぞ。>u陸を林に、海をその波に與へられたるが如く、地の上に住む者は地の上のことのみを悟り、天の上に住む者は天の高き事を悟らん。』}かれ我に答へていふ『汝義しく審きたり。何ぞ己のことにつきて同じ審判をなさざるか。'我答へていふ『彼ら互に空しきことを考へぬ。そは陸は林に與へられ、又海の面はその波を持つなり。』 もし汝これらのものの間に審判者なりしとせば、いづれを義とし、いづれを罪ありとせしぞ。』s_海の波の思も亦同じく空しくなれり。そは、砂立ちて彼等を止めたればなり。wされど林の思ふところ空しくなれり。そは、火來りて、その林を燒き盡したればなり。)K海の波も同じく共に議りて云ふ『いざ昇りて我等のために新しき地を造らんがため、野の林に向ひて戰をいどまん。』#?『我ら出で往きて、海我らの前より退き、われらなほ多くの林をつくり得んがため、海に向ひて戰をいどまん。』[/ 彼われに答へていふ『嘗て野の林の樹出でて互に語り合ひぬt a 我これらの事を聞きたればひれふして、彼にいふ『我らここに來り、不義の中に生き、且苦しみて、その何故なるを悟らざるよりは、むしろ來らざりし方宜かりしならん。』> u 汝の器、いかでいと高き者の道を悟るを得んや。又朽ちはてし世にありて朽ちはてしもの、いかで朽ちはてぬものを悟るを得んや。』y k 彼又われにいふ『汝若き時より、汝と共に在りしものを知ることすら能はざるに、k O されどわれ汝に火と風と日の事のみを尋ねたり。汝此等のものの中を輕來れり。此等のもの無くば、汝は在るを得じ、されど汝これ等につきてすらも答へ得ざりき。』2 ]恐らくは汝われに『われ淵に降りしこともなく、陰府に到りしこともなく、又天に昇りしことも無ければ』と答ふるならん。かれ我にいふ『もし我汝に『海の深處に住居幾つありや、又淵の源に泉幾つありや、空の上に道幾つありや、陰府の出口何處虜にありや、又パラダイスに到る道何處にありや』と問はば、}我答へていふ『此等のことをなし得るもの一人もなきに、何故我にこれを尋ね給ふか。』<s我いへり『語りたまへ、わが主よ。』Gもし、汝、この三つのうちの一つを我に告ぐる事を得ば、我も亦汝に汝の見んとする道を教へん。又人の心は何故に惡しきかをも教へん。』0[我いふ『わが主よ、然り。』w『汝の心この世の事にいたく煩はさるるに、汝いかでいと高き者の道を悟り得んや。』Z /我に遣はされたる御使(その名はウリエル)我に答へていふ2]$汝は汝の誡命を守りたる人を見出して、その名を擧ぐるを得ん。されど汝の誡命を守りたる民を見出すこと能はざるべし。』O#地に住む者汝の御前に罪を犯さざりし時ありしや。 "故に今我らの罪と世に住む者の罪とを秤をもてはかり、秤いづれの方に下るかを顯したまへ。2~]!彼らの報酬あらはれず、彼らの勞働實を結ばず。われ異邦人の中を廻りて、彼らの富を見たり。彼等は汝の誡命を記憶せず。)}K 或は他の民はイスラエルよりも汝を善く知りたるか。又此等のヤコブの族に比べて汝の契約を信ぜし族何處にありや。#|?又汝が誰にも、此等の事を悟る道を教へ給はぬ事を見たればなり。バビロンの行爲はシオンの行爲よりも善きか。{そはわれ汝が如何にして.罪を犯す者を容れ、惡を行ふ者を赦し、又汝の民を滅し、汝の敵を守り、>zu我ここに至りて數へ盡すこと能はぬ程の惡しき事を見、わが魂この三十年目にも、多くの人の罪を犯すを見たれば、我が心弱りたり。Ay{その時我わが心にいふ。バビロンに住む者、シオンよりも勝りて善き事をなししために、バビロン、シオンを治むるに至りしならんか。Ix かくて汝、その都をその敵の手に渡し給へり。wアダム及びその子孫のなしし如くすべてのことを行へり。そな彼らにも惡しき心遺り居たればなり。dvAこの事成りてより多くの年過ぎたれば、その都に住む者罪を犯し、uなん彼に、御名のために都を建て、その中にて汝のために供物を獻げん事を命じたまへり。t}又時過ぎ、年終りて後、なんぢ己のために一人の僕を起し給へり。彼の名はダビデなり。5scこれによりて人の弱點、いつまでも殘り、民の心の中に律法と共に惡しき根殘れり。かくて善きものは去り、惡きもの來れり。vre始祖アダム惡しき心を保ち、法を犯して敗れたり。彼より生れたる者みな然り。q-されど汝猶彼等より惡しき心を除きたまはず。これ汝の律法をして彼等の中に實を結ばしめんがためなり。 "~~y~}||g{{nzzyVxxNwvv8uuttsZrrrqZppRoo]nnImmom lkjj3iih4ggfffedddcc(b{aa^```#__1^l]]]\\)[[!ZZYeXXKWW VV&UUTvTSRQQFPPAOO NMM)LLL"KKiJJ.IIHHAGGaGFEEiDDaD CC BAAAC@?? >Y==<;;:::F9i88:7'655R4433A322d11h0j0+//y..F--#,,a++o**U))((&''[&&&%#G"!! ,xyb&|J|zf!Ma U- < 7 ~ F ,@>CAt"O5 我この頭が他の二つの頭を己に併せたるを視たり。 49 彼等この野心を起せし時、視よ、眞中にありし動かざる頭の一つ眼醒めたり。これは二つの頭よりも大なりき。d3A 我見しに、視よ、殘りたる二つの翼も王たらんとの野心を起せり。j2M 第二の翼もたちしが、これ第一の翼よりも早く、直ちに消え失せたり。R1 我見しに、視よ、一つの翼起りて忽ち消え失せたり。d0A 我見しに、視よ、これ等の下なる翼たちて王と成る野心を起せり。/' 我見しに、視よ、その六つの小き翼の中より二つは別れて右の頭の下に殘り、四つは元の處に止まれり。y.k その時、鷲の體には動かざる三つの頭と六つの小さき翼の外に、何も殘らざりき。|-q その後我見しに、視よ、その十二の翼消え失せ、又二つの小さき翼も消え失せたり。I,  彼らのうち或もの位に卽きしも、治めざりき。2+] 我見しに、視よ、やがて小き翼、右の方にも起りて、地を治めたり。その中の或者は暫く王となりしも、忽ち消え失せたり。s*_ 他の翼も各々前の翼と同じく王の位を得しも、再び現れ出づることなかりき。s)_ その時第三の翼起りて前の翼と同じく王位を取りしが、これも消え失せたり。(} 汝の後に來るものは、誰も汝の時に達するもの、又は汝の時の半にも達する者なからん。d'A 『汝永く地を保ちし者よ、汝滅ぼさるる前に我これを汝に傳へん。*&O 視よ、聲出でて彼にいふs%_ 此の翼も王と成りて後、前の翼と同じく、見えずなりて、又その終末來れり。>$u その翼、王となれる後、終末來りてその翼もその所在も見えずなりぬ。この翼に續きて他の翼起り、永き時の間』全地に王となれり。g#G 我見しに、視よ、右の方より一つの翼起りて全地の上に王となれり。L" 我その小き翼を數へしに、その數は八つなりき。j!M われ見しに、視よ、その聲頭より出でず、その體の眞中より出でたり。6 g されど頭は終まで保たるべし。』5c 『行きて全地を治めよ。されど今は休め。すべてのもの同時に眼醒め居るな。各自己が處に眠り、時に從ひて眼を醒ますべし。gG 我見しに、視よ、その鷲、足の爪にて起ち、翼に向ひ聲を出していふ)K 我見しに、天の下のすべてのものその鷲に從へり。地にあるすべてのものの中に、この鷲に逆ふもの絶えてなかりき。  我見しに、視よ、その鷲地及び地に住む者の上に王たらんがために、その翼をもて飛び廻れり。pY その鷲の頭は動かず、眞中の頭は他の頭より大なるも、同じく動かざりき。[/ 我視しに、その翼より他の翼出でて、細く小き翼となれり。 我見しに、視よ、その鷲翼を地の上に擴げたるに、空の風と雲悉く彼に向ひて吹き寄せられたり。   その後二日目の夜、われ夢を見しに、視よ、海より十二の翼と三つの頭を有てる鷲上り來れり。hI ;いと高き者、夜の幻象の中に、終末の日に、地に住む者になさんとすることを示したまはん。』我その夜も、またその次の夜も御使の命ぜし如く、其處に寢ねたり。9m :明日の夜、汝は此處に留まるべし。 9汝は多くの人に勝りて祝福せらる。少數の者と共にいと高き者の御前に名をもて呼ばれん。?y 8後汝は、汝の耳の聞き得る限を聞かん。|q 7故に懼るな、汝の心を騷がすな。汝の眼の見得る限り。建物の榮光と偉大とを見よ。a; 6いと高き者の都の顯るるところに、人の手の業立つこと能はず。[/ 5さればわれ汝に、建物の基もなき野に往くことを命じたり。pY 4これいと高き者、汝に此等のことを示し給ふべきことを我知りたればなり。ve 3この故に、われ汝に、家の建てられしことなき野に宿るべきことを命ぜしなり。P 2今いと高き者、汝が心より悲み、かの女のために心を盡して苦みたりし事をみそなはし、その榮光の輝とその優しき美しさとを汝に示したまへり。  1視よ、汝かの女の、子のために嘆く樣を見て、これを慰め始めたるとき、その眞の姿示されしなり。, Q 0又かのをんな、その子婚禮の室に入りて死に、大なる苦惱起りたりといひしは、エルサレムの滅びたることを云ふなり。y k /かれ苦み勞してその子を養へりといひしは、エルサレムに民の住みしことを云ふ。 ! .その三千年の後に、ソロモンかの都を建て、犧牲にささげたり。これかの石女の子を産みしことなり。 3 -かれ汝に、三十年子を産まざりしといひしは、これシオンに於て三千年の間犧牲獻げられざりしことをいふ。^5 ,汝の見しかの女は汝の見るところの建てらるる都シオンなり。^5 +汝にその子の變事を語りしかの女につきての説明は左の如し。jM *今汝の見る如く、女の姿にあらで、建てられつつある都として顯れぬ。[/ )暫時前に汝に現れて悲み居りし、汝の慰めんとしたる女は、*O (これは幻象の意味なり。#? '彼なんぢの道の正しきを見たまへり。そは汝常に汝の民のために嘆き、シオンのために大なる哀悼をなせばなり。&E &彼われに答へていふ『我に聽け、いと高き者汝に多くの奧義を示したれば、われ汝に汝の懼るる事を示し且語らん。9m %願くは彼の幻象を僕に示し給へ。』L $或はわが心誤り、或はわが魂夢み居るならんか。R #我悟らざる事を見、又知らざる事を聞きたればなり。p~Y "我いふ『わが主よ、我徒らに死なざるやう我を去り給ふな。我に語り給へ。L} !彼われにいふ『雄々しく立て。我汝に示さん。』,|Q 我いふ『なんぢ我を棄てたるが故なり。われ汝の言の如く野に往きしに、言ひ得ざる事を視たり。我今猶これを見る。』s{_ 『汝何ぞ頂垂るるや、何ぞ思ひ惑ふや。何ぞ汝の悟、汝の心の思亂るるや。』Dz 視よ、われ死にし者の如く伏して氣を失ひ、わが悟亂れたり。御使わが右の手を執りて我を強め、我をわが足にて起たせ、而して我にいふsy_ われ此等の事を語り居る間に、視よ、初に來りし御使我に來りて我を見たり。Ax{ 『初に我に來たりし御使ウリエルは何處に居るや。彼われをこの大なる幻象に陷らしめぬ。わが終は空に歸し、わが祈は拒まれたり。』Dw 我見しに、視よ、その女の姿もはや見えず、代りにそこに都建てられ、大なる墓の如き場所顯れたれば、我懼れて聲を擧げ、而していへりdvA 視よ、かの女忽ち、恐しき大なる聲を發し、地そのために震へり。Du われ猶この女と語り居る程に、視よ、其顏忽ち輝やき、その姿稻妻の如く光りたれば、我いたくかれを懼れ、こは何事ぞと想ひ廻はせり。_t7 されば汝の大なる悲痛を振ひすて、多くの嘆を汝より打ち捨てよ。さすれば、至強者再び汝を憐み、至高者、汝の勞苦に代へて休息と平安とを與へ給はん。』ysk しかのみならずシオンの紋章はその榮光を失ひ、我らを憎む者の手に渡されたり。\r1 我等の宮は滅び、我等の讚美の聲は低くなり、我等の歌は默し、我等の喜悦は盡き、我等の燈火は消え、我等の契約の櫃は破られ、我等の聖き物は瀆され、我等の呼ばるる名は罵られ、我等の自主なる男は蔑され、我等の祭司たちは燒かれ、我等のレビ人は俘虜にせられ、我等の處女たちは汚され、我等の妻たちは犯され、我等の義しき人々は携へ去られ、我等の子等は裏切られ、我等の若者らは奴隸とせられ、我等の強き者は弱くなれり。Xq) 汝見る如く我等の聖所は荒れ果て、我等の聖壇は毀たれ、&pE 『女よ、汝の心のままにすな。シオンの苦難のためにわがいふことを聞き、エルサレムの悲嘆のために慰を受けよ。6og 我更に言を重ねて、彼女にいふ。sn_ 彼女われに答へていふ『然すまじ、町にも入るまじ、我は此處にて死なん。』Im  されば汝町にゆき、汝の夫に、歸へるべし。』|lq もし汝神の誡命を正しとせば、時に依りてはまた子を授けられ、女の中に譽を得ん。gkG 故に己が嘆を己の心のうちに保て。汝に起りし苦難を勇ましく忍べ。j 汝惱を以て子を産みしが如く、地も亦初よりその實、卽ち人を、造主のためにささげたり。i3 地は地の風習に從ふ。その上に來れる群衆はその來りしが如く過ぎ往けるなり』といはば、我は汝に答へん。h' もしなんぢ『我と地との情態は異なり。そは我大なる苦と惱とを以て産みしわが胎の實を失ひしなれど、jgM 地と汝といづれか大に嘆くべき、地は大なる群衆を失ひしにあらずや。)fK 地よりすべての者出でたり。又他のものも來らん、されど視よ、彼等は殆ど皆滅亡に向ひて歩み、その數盡きんとす。peY 地に問へ。地その上に成長せる多くのもののために嘆くは宜なりと答へん、|dq 汝はただ一人の息子のために嘆く。我等は皆悲哀の中に居れば共に嘆くは當然なり。[c/ 卽ち我等の母シオン大なる惱の中に惱みて卑くせられたり。ab; 『女の中の最も愚なる者よ、我らに起りたる我等の惱を視ずや。gaG その時、われ思ひめぐらし居りしことを止め、怒をもてかの女に答ふ5`c 我死ぬる時まで、絶間なく嘆き、斷食し、何をも喰はず、何をも飮まず、都にも歸らずして、此處に留らんと思ひ定めたり。』_3 我を安らかにせんとて我を慰さめゐたりしもの皆鎭まりたれば、我その夜汝の見る如くこの野に逃れ來れり。^ その時我等燈火を倒したり。わが隣人立ちて我を慰めぬ。かくてわれ翌日の夜に至るまで休めり。W] ) 然るに、わが子婚禮の室に入りし時、忽ち倒れて死ねり。U\# /時到りて我わが子のために妻を娶り、婚宴を設けたり。<[s .我わが子を大なる勞苦を以て養へり。zZm -三十年の後、神、婢の祈を聽き給ひてわが賤しきをみそなはし、わが惱を顧みて、我に男の子を與へたまへり。その子のために、我も夫も隣人も皆喜びて神に榮光を歸し奉れり。Y} ,その三十年の間、われ晝も夜も、時に時を、日に日を重ねて、至高者に祈をささげたり。sX_ +かの女我にいふ『婢は三十年の間、夫と共に居りしも子を産みたることなし。RW *われ彼女にいふ『汝の悲哀は何なるか、我に語れ。』FV )彼女われにいふ『わが主よ、わが心嘆きて、9 かれ我に答へていふ『畑あれば種あり、花あれば色あり、わざあれば造られしものあり、農夫あれば禾場あり。?=y これ水の一滴より波の大なるが如し。』p<Y 『われ前にこれをいへり。今も亦いはん。亡ぶる者は救はるる者より多し。;1 我答へていふ: されば今より後、如何なれば義しからざる者、苦しめられざるやと問ふな。むしろ義しき人の如何にして救はるるかを尋ねよ。世は彼等のものにして、彼等のために造られたればなり。』,9Q 又悔改めの機會開かれあるも、これを悟らずして、罵りたる者は、死にて後苦難のうちに此等の事を想ひ知るべきなり。98m 自由を保ち居るもわが律法を罵り、R7 わが恩惠を受けつつも、その生ける間に我を認めず、6 その時、今わが道を汚し居る者は驚き、又わが道を罵り棄てし者は苦難のうちに留まらん。|5q 前にいひし危險より護られ、この世に於て、又わが潔めたる國に於てわが救を見ん。 4 救はれたるすべてのもの、又己の業、或はその信ずる信仰によりて逃るることを得たるものは、3 いと高き者の時も然り。卽ちその始は異なるわざと能力とに顯れ、その終は報と徴とに顯はれん。v2e 此の世に於ける造られたるものは、その始明にして、その終も亦明なるが如く、[1/ 此等こそいと高き者の夙に云ひ給ひしことなれと悟るべし。m0S 世に地震、騷擾、民の異圖、牧伯等の動搖、君侯たちの不安の顯れん時、m/S その時、いと高き者、その造り給ひし世を顧み給ふ時來れりと悟るべし。.  かれ我に答へていふ『つとめて汝の心の中を量れ。前にいひしある徴の或もの過ぎたるを見ば/-W?我答へていふ『主よ、主は、終の日に自らなさんとする多くの徴を我に示したれど、その何時なるかを示し給はざりき。』v,e>我この審判を多くの者に示さず、ただ汝と汝に似たる少數の人々とに示せり。』3+a=さればわが審判既に近づきぬ。*w<造られたる者は、造主の御名を汚し、彼等のために生命を備へ給ひし者に恩を報いず。5)c;此等のこと汝等を待ち受くるが如く、渴と苦痛とは彼らのために定められたり。いと高き者は、人の亡ぶるを欲し給はざれど、j(M:彼等は自ら死ぬべき者なりと知りつつ、その心の中に神無しといへり。I' 9しかのみならず、彼らは主の聖徒を蹂躪れり。v&e8彼ら自由を享けて後、いと高き者を棄て、その律法を罵り、その途を離れたり。<%s7されば亡ぶる者の數につきて問ふな。L$6悲哀過ぎ去りて、永遠の生命の寳終に顯はれん。# 5汝等より惡の根は封印せられ、虚弱は消され、死は絶たれ、陰府は逃れ、腐敗は忘られたり。w"g4汝らのためにパラダイスは開かれ、生命の樹は植ゑられ、來世は備へられ、喜悦は滿たされ、都は建てられ、平安は定められ、恩惠は完うせられ、智慧も既に成就せられたり。X!)3汝己のために自ら悟りて汝に似たる者より榮光を求めよ。 2世に住む人々、大なる高慢の中に歩みたれば、終末の時に、彼等の上に多くの悲むべき苦惱來らん。31汝は大なる光榮を得んがために己を義しき人々の中に數へず、却て汝にふさはしく自らを卑くしたればなり。R0されど汝はこれによりて、至高者の御前に譽を得ん。,Q/我よりもわが造りしものを愛するは、汝に猶足らぬ處あればなり。汝は屢不義に近づけり。此はかくあるべきにあらず。.彼われに答へていふ『今の世のものは今の世の人のため、後の世のものは後の世の人のためなり。Y+-主よ、汝は汝の造り給ひしものを憐み給へば、我らを怒り給ふ勿れ。御民を赦し、汝の嗣業を憐み給へ。汝は自ら造り給ひしすべてのものを憐み給ふ。』J ,かくの如く人は御手の業にして、汝に肖たる者、汝の像と稱へられ、すべての物かれのために造られたれど、汝は彼を農夫の種に擬へ給へり。'+農夫の種、時到りて雨を受けず、或は雨の多きが故に、その葉伸びずして、その種朽ち果つる事あらん。U#*我答へていふ『もし我御前に恩惠を得なば、我いはん。  )農夫地の上に多くの種を蒔き、多くの苗を植ゑたれど、時到りて、猶その種とその苗とは救はれず、又すべての植ゑしものも根付かざるが如く、この世に蒔かれし人々も悉くは救はれじ。』3a(故にわがいひし如くに成らん。jM'義しき者の貌とその巡禮と、その救と、その受くべき應報とを喜ばん。dA&我罪を犯せし者の貌と、死と、審判と、その滅亡とを思はずして、yk%彼われに答へていふ『汝のいひし言の中、或ものは良ければ、その如くにならん。#?$主よ、善き行爲の富をもたぬ者に對して、憐憫を施し給はば、之によりて汝の正義と恩惠とは宣べ傳へられん。』'#實に生れし者の中に一人だに惡しきを行はざりし者なし。又汝の選びし者の中に罪を犯さざりし者なし。#?"人は如何なる者なれば之を憤り給ふや。朽ちはつべき世の人は如何なる者なれば、苦きをもてこれを遇ひ給ふや。pY!汝の御許に多くの業を貯はへたる義しき者は各自の業によりて報をうけん。' 我等には義しき業なけれど、主もし我等に憐憫を施す御心あらば、主は憐憫深き者と、稱へられ給はん。 '我等とわれらの先祖たちは死に到る道を歩みたれど、主は我等罪人の故に、憐憫深き者と稱へられ給ふ。 }獸よりも惡しく思はるる者を怒りたまはずして、常に主の榮光に賴りし者を愛したまへ。 家畜の如くふるまひし者を亡ぼすことを喜び給はず、御律法を明らかに教へし者をみそなはし給へ。p Y汝の前に僞りて歩みし者を念はず、喜びて汝の畏きを知りし者を憶え給へ。 惡しき事をなすものの業を顧みずして、苦難の中にも汝の誠命を守りたる者を顧みたまへ、jMああ御民の罪を念ひ給ふ勿れ。誠實を以て汝に仕へ奉る者を憶え給へ。pYわが言をみそなはしたまへ。われ生くる間は語り、悟ある限は答へ奉らん。jM主よ、僕の祈を聽きたまへ。主の造り給ひし者の願に耳を傾けたまへ。jM主の御顏は淵を乾かし、主の御怒は山を熔かし、主の眞理は證をなす。A{主の命によりて彼等は風と火との貌に變へらる。主の御言は眞實にして、主のいひ給ふ所は動かず。主の敕令は確く、主の誡命は畏し。|q主の御座は測り難く、主の御榮光はさとり難し。主の御前に天の萬軍は戰きて立ち、pY『主よ、主は永遠に在す。主の眼は高く擧げられ、主の御住居は空に在り。jM願くは、わが聲を聽き、わが言を聰りたまへ、われ汝の前に語らん。』L來らんとする審判の速やかなることを我聞けり。|q地に住む我等の墮落は明らかなれば、われ汝の前に己のため又彼等のために祈らん。~'わが悲む汝の産業につきて、わが嘆くイスラエルに就きて、わが苦しむヤコブの裔につきて、我いはん。}w我いはん、凡べての人に就きて汝知り給ふ。されど我、わが心の痛む汝の民につきて、)|Kかくの如き大なる勞苦をもて造られしものを、御言をもてかくも容易く亡ぼし給ふとせば、何とて之を造り給ひしぞ。j{M 汝造りしものとしてこれを死なしめ、又御業としてこれを活かし給ふ。yzk 汝正義をもてこれを養ひ、律法をもてこれを育て、御意をもてこれを誡めたまふ。y! これによりて暫時の間、その中に造られし者は養はれ、その後汝、憐憫によりてこれを守りたまはん。Rx 汝その母の身體の肢體なる乳房をして乳を出さしめ、w' 護る者も護らるる者も、等しく汝の御守護のうちに護られん。後に、胎、その内に造られし者を出す時、kvO主は胎の中に造れる身體に生命を與へ、又肢體を與へ給ふ。汝の造り給ひしものは、火と水との中に護られ、又その生れんとする者を、九ヶ月の間、胎内に保つなり。[u/主は唯一なり。我らは汝のいひし如く御手の一つの業なり。 t s-なんぢ暫時の間のみここに活くるを許されたれば、喜ばずしてここに來り、又望まずしてここを去るなり。Rr我答へていふ『わが魂よ、知識を飮み、智慧を喰へ。Lq多くの人々造られたれど、救はるる者は少し。』bp=エズラよ、われ汝の前に比喩を語らん。もし地に問はば、地汝に、土の器を作る土は多く出づれども、金を出す砂は少しといはん。この世のわざもこれに同じ。(o K彼われに答へていふ『至高者は、この世をば多くの人のために、來らんとする世をば少數の人のために造り給ひたり。jnMF恐らくは、大なる群の中より甚しく少き數殘るに過ぎざりしならん。』m3E又彼は審判主と呼ばれ給ふ。彼その御言によりて造られし者を赦し、彼等の罪を取り消し給はざりしならば、lyD又彼は赦す者と呼ばれ給ふ。そは彼、罪を犯すもののその罪を離れんがために、その慈悲をもて彼等を赦し給はざりしならば、世の人の千分の一も、生き殘ること能はざりしならん。)kKC(そは彼、その恩惠を增し加へ給はざりしならば、此の世も、この世に住む者も、生命を保つ事能はざりしならん。)j'B又今在る者、過ぎ去れる者、及び來らんとする者に憐憫を增し加へ給へば、憐憫大なる者と呼ばれ給ふ。LiA奪ふよりも與ふる者なれば、與ふる者と呼ばれ、phY@その造り給へる者罪を犯すともこれを忍び給へば、忍耐強きものと呼ばれ、dgA?その律法に心を向くる者に慈悲を示すが故に慈悲深き者と呼ばれ、f>我答へていふ『主よ我知る。いと高き者は未だ世に來らぬ者を憐み給ふが故に憐深きものと呼ばれ、|eq=されば信ぜし人々の救のために喜椀あるに似ず、彼等の滅亡を悲む者なかるべし。』pdY<されど彼等はモーセをも、その後の預言者をも、又わが言をも信ぜざりき。cw;これこそはモーセがその生ける時に民に語りし言なれ『生きんがために生命を選べ。』b3:もし彼その戰鬪に敗れなば、汝のいひし惱を受けん。もしその戰鬪に勝たば、彼はわがいひし報酬を受けん。daA9彼答へていふ『世に生まるる人の鬪ふべき戰鬪の條件はこれなり。2`]8そは我ら生ける間、惡しき事を行ひたればなり。彼の時には、我等、死にし後に如何なる苦惱を受くべきかを考へざりき。』y_k7行狀を愼める者の顏は星よりも輝やかん。されど我等の顏は暗闇よりも暗からん。B^6そは我等喜悦なき處に歩み居たればなり。]5永遠に朽ちざる富と醫癒とに充ちたるパラダイス、示されたれど、我らこれに入るを得じ。#\?4我らいとも惡しき途を歩みたれば、いと高き者の榮光、潔き生活をなせし者を護りたればとて、何の益かあらん。|[q3我等の生活いと惡しければ、健康と安全との住居備へられたりとて何の益かあらん。Z2我らはいとも惡しき者にして、虚しくなりたれば、永遠の希望預言せられたりとて何の益かあらん。yYk1我らは、死の業を行ひたれば、限りなき世に約束せられたりとて何の益かあらん。#X?0ああアダムよ、汝何をなせしか。汝罪を犯したれど、汝のみ墮ちしにあらず。汝より出でし我らも墮ちたるなり。2W]/罪を犯さざらしめばよかりしなり。この世に於て悲哀のうちに生き、死にて後、罰を待つすべての人は、何の益をかもたん。MV.我答へていふ『これはわが初の言にして又わが終の言なり。地アダムを出さざりし方よかりしならん。されど地、彼を出したれば、彼を抑へて、 U-その時、誰にても審判に落されし者を憐むこと能はず、又勝ちし者を抑へつくること能はじ。』yTk,不節制は消え失せ、不信仰は斷たれ、正義は增し加はり、眞理は起きあがるなり。S +されど審判の日は、この世の終末にして、限なき來世の始なれば、その時、朽つる者は去り、>Ru*彼われに答へていふ『今の世は、終末にあらず、この世には完き榮光宿らず。故にこの世に於て力ありし者は弱き者のために祈れり。VQ%)故にもし朽つる者の榮えし時、又不義の增したる時、義しき人、義しからぬ人のために祈りしことありとせば、いかで彼の時にも然からずとせんや。』yPk(ヒゼキヤはセナケリブの時に民のために、又多くの人は多くの人のために祈れり。jOM'エリヤは雨をうけし人々のために、又死にし人の生きんがために祈り、N &サムエルはサウルの時に、ダビデは疫病のために、ソロモンは、聖所に於ける人々のために、^M5%モーセの後ヨシユアはアカンの時にイスラエルのために祈り、VL%$我答へていふ『さらば我等如何にして、昔アブラハムがツドム人のために祈り、モーセが沙漠に於て罪を犯せし先祖たちのために祈りたるを見出すか。vKe#又行爲は現れ、應報は示され、義きわざ目醒めて、惡しきわざ寢ねざるべし。』[J/"かくて審判のみ殘り、眞理は立ちて、信仰は強くせられん。yIk!その時いと高き者、審判の御座に、現れ、憐憫は過ぎ去り、忍耐は取り去られん。H3 その時、地はその中に眠る者を、塵はその中に默し住む者を還し、又陰府その委ねられたる魂を解き放たん。gGGその七日の後、未だ眼醒め居らぬ世は眼醒めて、朽つる者は死なん。 Pk~~K}}||A{{/zUzyExx\wwvvu2tt'ssrrqqqpoooZonmmm0lelkk~k/jjIiixhh'ffqeeCeddcmbbaB``Y__j^]]q];\\q\([ZzYYTXX}WWAUUTSSSRRPQPPkPOONNtN"M{M&LL}KKNJJIIpHHiGkFFuF EE$DD1CCNBBmAA&@@j?>y>j==x<<;t:::g9999&8^777866g65G43{32I1000b//g..-,,\++|**C))T(D('&&o&%%x%3$$t###X"!! i6:\"&d>jRT/m2 ' >  \`+21PI& 災惡汝等に送られんに、これを防ぐ者は誰ぞ。I% 火汝等に送られんに、これを熄すものは誰ぞ。F$劍汝等に送られんに、これを防ぐ者は誰ぞ。#麻布と毛織物とを纒ひ、汝等の子供らのために嘆き、且悲め。汝等の滅亡近きたればなり。u" e禍害なるかな、バビロン及びアジヤよ。禍害なるかな、エジプト及びスリヤよ。m!S?彼ら汝の子らを俘虜にし、汝の富を分捕物にして、汝の顏の榮を亡さん。 >彼ら汝の町を呑みつくし、汝の地と汝の山と汝の林と汝の實を結ぶ樹とを火を以て燒かん。gG=なんぢ彼等の前に粃糠の如くなりて、彼ら汝の前に火の如くならん。G<彼等過ぎ往かんとする時に、怠れる町を侵し、汝の國の一部を亡し、汝の地の榮光ある所を亡して後、再亡されたるバビロンに還り來らん。^5;すべてのものに勝りて不幸なる汝は、來りて再び惡を受けん。':山に居る者も飢饉のために亡びん。彼らパンと水とのなきために、己等の肉を喰ひ、己等の血を飮まん。,Q9汝の子らは飢饉によりて亡び、汝は劍によりて倒れ、汝の町は毀たれ、汝のすべてのもの、野に於て劍のために倒れん。s_8主いひ給ふ。汝わが選民になせし如く、神汝に報い、汝を惡しき業に渡さん、O7娼婦の値なんぢの懷にあれば、汝その報を受けん。F6『汝の顏の美しさを返せ』といはざりしや。s_5汝常にわが選民を殺し、汝の手の鞭を喜び、酒に醉ひたる時、死者に向ひて、X)4主かくいひ給ふ。われ豈嫉妬をもて、汝に向ひ行かんや。\13汝は鞭をもて弱くせらるる賤しき女の如く、傷をもて懲しめらるる者の如くならん。されば汝、なんちの力あるものと汝を愛する者とを受くること能はじ。mS2汝に送らるる暑熱の昇り來らん時、汝の能力の光榮、花の如くに萎まん。eC1故に神かくいひ給ふ。我汝の上に惡しき事を送らん。卽ち寡婦生活、貧窮、飢饉、劍、疫病なり。此等のものによりて汝らの家は荒れ果て、死と滅亡とに至らん。s_0汝は憎むべき淫行を行ひし者の、すべての業とすべての異圖との跡を蹈めり。0Y/禍害なるかな、憐むべき者よ。汝己をバビロンの如きものとなせり。なんぢは汝の娘たちを淫行をもて飾れり。彼らは汝を愛する者、卽ち汝が常に共に淫行を行はんことを欲するものどもを喜ばせ、これを光榮とせり。^5.アジヤよ、汝はバビロンの美麗とその榮光とを共に享けたり。dA-而してその中に殘れる人々、バビロンを恐れしめたる者に仕へん。P,彼等バビロンに來り、その中を廻り、その上に星とすべての怒とを注ぎ出さん。その時埃と煙天にまで上り、すべての人その周圍に立ちて嘆かん。^ 5+彼等その手を弛めずバビロンにまで到りて遂にこれを亡さん。^ 5*彼等町と石垣と山と岡と林の樹と牧場の草と作物とを亡さん。 3)火と霰と飛ぶ劍と洪水とを溢れしめん。すべての平地とすべての河とは、その水のあふれによりて荒されん。8 i(全地と、地に住む者とを亡さんがために、怒に滿ちたる強き大なる雲と星と擧げられん。彼等高く貴き者の上に、恐るべき星と、D '東よりの強き風は、東の國と御怒をもて起されし雲とを閉ぢ込めん。又東風をもて滅亡を來らせんとせし星、南と西の方に逐ひやられん。[/&その後南より、北より、又西の或方角より大なる嵐起らん。dA%地上には大なる懼れと慄起らん。その怒を見る人々、懼れ慄かん。6g$又人の股と駱駝の脚に及ぶべし。#此等の雲互に衝突して、大なる星、卽ち己が星を地上に隕さん、その時、劍より血流れて馬の腹、}"視よ、東より又北より南に至るまで、怒と嵐とにて滿てる、見るも恐ろしき雲出でたり。P!アツスリヤの國より隱に窺ふ者出でて彼等を圍み、その一人を倒さん、かくて彼等の軍勢の中に恐怖と戰慄起り、彼等の王たちに對して亂起らん。dA カルモニ人惱みて彼等の勢威の故に默し、身を廻らして逃去らん。;o而して後、龍ども己が素姓を憶ひてその戰鬪に勝利を獲ん。もし彼等その大なる能力に賴りてカルモニ人を攻むる計畫を立てなば。>u怒を以て狂へるカルモニ人猪の如く出で、大なる能力をもて來る。彼等龍の民と戰ひ、その齒をもてアツスリヤの地の一部を荒さん。)Kアラビヤの龍の民多くの戰車を以て出で來る。その出でたつ日より叱咤の聲地上に轟く。これを聞く人皆懼れ慄かん。L~視よ、懼るべき幻象、日の出づる處より現はる。}惡しき事全地に臨みて、彼等の中に止まらん。神己に對ひて罪を犯せし汝等を救ひ給はじ。d|A主己を棄つる者を知り給ふが故に、彼等を死と屠殺とに渡し給ふ。m{Sわれ彼らを赦さじ。墮落せる子等よ、我を離れ去れ。わが聖所を瀆すな。gzG禍害なるかな、罪を犯し、わが誡命を守らざる者よと、神いひ給ふ。myS火かれの怒より出でて燃ゆる藁の如く、地の基と罪人らとを呑み盡さん。x!わが右の手罪を犯すものを赦さじ。地の上に罪なきものの血を流す人々の故にわが劔止むことあらじ。,wQ彼等の今日に至るまでわが選民になせしが如く、われ彼等になして、これを彼等の懷に返さん。主なる神かくいひ給ふ。tva神いひ給ふ。視よ、我地のすべての王たちを呼び集め、日の出づる處と南と東とレバノンとに住む民等を起たしめ、彼等を互に反かしめ、そのなせし事に報復をなさしめん。u-人その隣を憐まず、糧の缺乏と大なる苦惱とのために、劔をもてその隣の家を侵し、彼等の持物を奪はん。^t5高慢のために彼らの町は騷ぎ、その家は亡び、人々は懼れん。?sy人町に入らんとすとも入ること能はじ。#r?人々の間に動亂起るべし。又人々互に強くなり、その能力を恃みて、王たちをも大なる君侯たちをも無視にせん。pqY劍と彼等の滅亡近づけり。民と民相鬪はんがため、手に劔を持ちて起たん。) 而して今遺り居るは、第十部の半の後の二つの部なり。〕 =  ?<y 世その若き情態を失ひ、時古くならん。;! この後汝、人々の内より擧げられて、わが子と共に、又汝と等しき人々と共に時の終末まで殘されん。s:_わが汝に示せし徴と、汝の見し夢と、汝の聞きし説明とを心に留め置くべし。97今我汝に云ふ。s8_『汝此等の言につきて、或ものをば公然にし、或ものをば祕密にすべし』と。 7その時我多くの異なるわざにつきて語り、時の祕密と時の終末とを示し、彼に命じてかくいへりb6=その時、我モーセを遣はしたれば、彼わが民をエジプトより導き出せり。而してわれ彼をシナイ山に伴ひ行き、其處にて多くの日の間彼をわが許に留め置けり。 5かれ我に云ふ『わが民エジプトに於て奴隸たりし時、われ棘の中に顯れてモーセとものいひぬ。X4)我いふ『主よ、我此處にあり。』我わが足にて起ちしに、3 !三日目に我樫の樹の下に坐り居たるに、視よ、彼方の藪の中より聲出ていふ『エズラよ、エズラよ。』 2 :–1+ 9[57-58]その時、我時に從ひてなされたる驚くべき業の故に、又時を統べ、その時の中に起ることを治め給ふが故に、いと高き者に讚美と榮光とを歸して野に往けり。而して我其處に三日の間坐り居たり。P0 8此の故に我これを汝に示せり、そは至高者のもとに應報貯へあればなり。三日の後に、我なんぢに他の事を語り、力ある驚くべきことを示さん。』^/5 7汝は汝の生涯を智慧のうちに送り、又知識を汝の母と呼べり。X.) 6汝己の道を棄てわが道とわが律法とを究めんと努めたり。d-A 5これは汝の視し夢の説明にして、汝のみ之がために光明を得たり。\,1 4彼われに云ふ『人海の底にあるものを識ること能はざるが如く、地の上に住むものも、その日來らずば、わが子及びわが子と共に在る者を見ること能はず。+  3我いふ『主よ、わが主よ、海の中より上り來し人をわが見しは何故ぞや、之を我に示し給へ。R* 2而して彼、その時、彼等に大なる徴を示し給はん。』s)_ 1されば彼、集まりたる民等の群衆を亡さんとする時、殘れる民を守り給はん。j(M 0然るに、汝の民の殘さるる者はわが聖なる境の中に見出さるる者なり。 '9 /至高者、彼等の渡らんがために再び河の水源を止めたまふ。されば汝その群衆が穩に集まりたるを見たるなり。L& .彼等終末の時まで其處に住み、今再び還り始む。p%Y -その國に到るまで一年半の長き道程あり。その地は『アザレス』と呼ばる。$ ,その時、至高者、彼等のために異なる徴を行ひ、彼等の渡り終るまで河の水源を止めたり。R# +彼等はユフラテ河の狹き通路によりてそこに入れり。^"5 *己等の國にて守られざりし律法を其處に到りて守らんとせり。! )されど彼等己等のみにて互に計り、異邦人の群衆を棄て、未だ人の住まざる國へ往きてそこに住ひ、z m (これは、アツスリヤの王シヤルマネセルがホセアの時に捕虜としてイスラエルの國より出せし十の支族なり。シヤルマネセル彼らを河の彼方へ移し、彼らを他の國へ動かしたり。9m '彼穩なる群衆を集めしを汝見たり。G &又彼等の惡しき思想と、彼等の受くべき熖の如き苦難とを彼等の前に置き、火になぞらへらるる律法をもて、勞することなく彼等を亡さん。jM %わが子、不義をなさんために來れる民等を嵐の如きものをもて責めん。2] $汝の見し手によらで彫り出されたるかの山の如くに、そなへられ、また建てられたるシオン來りて、すべての人に示されん。6g #かれシオンの山の頂上に立たん。w "又汝の見し如く、彼に逆ひて鬪はんとする數へ盡すこと能はぬ程の大なる群衆集らん。yk !その時、すべての民その聲を聞かば、各自その國をも又その備へし戰をも棄てん。/W 此等の事の成らんとする時、又わが汝に示せし徴成就せんとする時、人の貌をもて上り來りし汝の見たるわが子顯されん。gG その時町と町、處と處、民と民、國と國、各自戰鬪の準備をなさん。<s 大なる恐怖地に住む者の上に來らん。R 視よ、至高者、地に住む者を救ひ始むる日來たらん。#? 槍をも武器をも持たずして、彼は、己と鬪はんとて出で來れる大なる群衆を滅したり。この事の説明は次の如し。O 汝の見し如く、その人の口より風と火と嵐と出で、<s これ至高者の久しき間守りし人なり。dA これば幻象の説明なり。海の中より上り來れる汝の見しかの人は、mS 故に汝知るべし。死にし人々よりも終末の時まで殘れる人々は幸福なり。  その時危險に耐へし人は、全能者に對して善き業と信仰とをもて危險に陷りたる人々を護らん。O 汝のいひし殘れる人々につきての説明はこれなり。a ; 『われ汝に幻象の説明を示し、汝の語られしことを汝に現さん。G  されど、終末の時に起らんとする事を視ず、雲の如く此の世より過ぎ行かんよりは、危險にかこまるるともそれに臨まん方寧宜しきなり。』2 ] されどその時まで殘れる者は禍害なるかな。そは彼等は此等の夢の示す如く大なる危險と多くの苦難とを見るべければなり。 ! 彼等は終末の日に殘る人々のために貯へられたるものを知れども、己等はこれに達するを得ざるなり。3 a 其等の殘らざる者は悲むべし。  我想ふに、その時まで殘る者は禍害なるかな、又その時まで殘らざる者は更に禍害なるかな。9m 今我に、この夢の説明を示し給へ。3 『汝始より僕に此等の驚くべきことを示し給ひ、又我を、わが祈を受けらるるに相應しき者と認めたまへり。ta 彼の許に大なる群衆上り來りしが、或者は喜び、或者は悲しみ、或者は縛がれ、或者は供へらるべき人々を伴ひ來れり。我大なる懼によりて眼を醒し、至高者に祈りていひぬve その後我、その人の山より下りて穩なる群衆を己のために呼び集むるを見たり。E 火の洪水と火の風と烈しき嵐、此等のもの皆まじりて一つとなり、鬪の備へをなせる群衆の勢威の上に落ちかかりて彼等を悉く燒き盡せり。これがためにその大なる群衆滅びて灰と煙の臭との外何も遺らざりき。我これを見て驚けり。' 唯その口より火の洪水の如きものを出し、その唇より焰の風を吹き、その舌より嵐の火花を吐き出せり。3 視よ、彼はその押寄する群衆の勢を見しも、その手をも揚げず、その槍をも執らず。又何の武器をも用ひず、ve その後我見しに、視よ、彼と鬪はんとて集まれるすべてのものいたく懼れたり。[/ 我その山の刻み出されし揚所を見んとせしが、能はざりき。j~M 我見しに、視よ、その人自ら高き山を彫り刻みてその上に跳び上れり。5}c この後我見しに、視よ、數へ盡すこと能はざる程の群衆、海より上れるその人と鬪はんがために天の四方の風より集り來れり。| 彼の聲出でし時、これを聞けるすべての者、蠟の火をうけし時に熔け失するが如くに熔け失せたり。{# 我見しに、視よ、この風人の貌に似たる者を海より伴ひ來れり。我視しに、視よ、その人天の雲に乘りて飛び來り、世の人を顧みんとてその顏を向けたるに、彼の下に見えたるすべてのもの慄けり。Fz 視よ、海の波を荒らす風、海より起りたり。2y a 七日の後、われ夜夢を見しに、x 3われ御使の命ぜし如く、七日の間野に住みて野の花のみを喰ひ、其等の日の間靑草わが糧となれり。3wa 2民わがいひし如く都に往けり。jvM 1されば汝等各自その家に歸るべし。われ此等の日の後汝等に往かん。』u 0われ汝等を棄てたるにあらず。又汝等より遠ざかれるにあらず。シオンの荒廢のために祈り、又卑くせられたる汝らの聖所の上に慈悲を埀れ給はんことを祈らんがために、われ此處に來れるなり。st_ /汝らは至高者の御前に憶えられ。至強者、汝らを永遠に忘れ給ひしにあらず。msS .我答へて彼らにいふ『イスラエルよ、心安かれ。ヤコブの家よ、嘆くな。|rq -我らは、そこにて死にし人々よりも善きものにはあらず。』彼等聲を揚げて泣けり。qw ,汝もし我等を棄つるならば、シオンの燒かれし時、我等も燒かれし方良かりしものを。dpA +我等に起りし惡しき事は、我等のためにもはや足れるにあらずや。Jo  *すべての豫言者の中、汝のみ結實期の葡萄の房の如く、闇の中に輝く光の如く、嵐に耐へし船への生命の港の如く、我等のために遺されたり。/nW )『汝我らを棄てて此處に坐するは、我ら汝に逆ひていかなる罪を犯せしによるか。汝に對して我等は何の不義を行ひしや。&mE (その時、すべての民、七日過ぎたるに、我未だ都に歸らずと聞き、小より大に至るまで集りて我が許に來り、且いふl' '汝猶至高者の示し給はんとする他の事の示されんが爲に、此處に七日の間留まれ。』かれ我を離れたり。k} &而して汝民の内の聰き者、卽ち之等の祕密を心の中に藏めて守り得る人々に之を教へよ。sj_ %されば汝の見し此等のすべての事を書に認めてその書をひそかなる處に匿せ。c '汝は、わが世を治めんがため、又わが時の終末を來らしめんがため、わが造りし四つの活物の中より殘されし活物にあらずや。V=% &『聽け、われ.汝にいはん。いと高き者汝に語り給はん。&<E %我見しに、視よ、林の中より獅子の如きもの起き出でて吼ゆ。かれ鷲に向ひ、人の聲を出してものいふを我聽けり。; $その時我ものいふ聲を聽けり。その聲いふ『汝の周圍を見廻し、その見るところのことを辨へよ。』j:M #我見しに、視よ、右の方に在りし頭、左の方に在りし頭を喰ひ盡せり。[9/ "されど二つの頭殘りて地及び地に住む者の上に王となれり。p8Y !此の後我見しに、視よ、眞中に在りし頭、翼と同じく、俄に消え失せたり、)7K 此の頭は全地を占め、大なる虐待をもて地に住む者を壓へ、その前に在りしすべての翼に勝りて大なる能力を有てり。6 視よ、その頭、共にありし頭とともに向き返りて、王とならんとせし二つの下なる翼を喰ひ盡せり。 WPq/~~~}&||{{YzzvyZxxeuD視よ、汝らの上に、大なる群衆の憤恚燃ゆ。彼等は汝らの中なる或者を伴ひ去り、又偶像に、ささげられしものをもて汝らを養はん。hdIC視よ、神は審判主なり。彼を懼れよ。汝らの罪を去り、汝等の不義を忘れ、これらのものに關はるな。さらば神なんぢらを導きてすべての患難より救ひ出し給はん。cB汝ら何を爲さんとするや、汝らいかで汝らの罪を神と御使たちとの前に隱すことを得んや。b3Aその時、汝らの罪人々の前に露はれて。汝等辱しめられん。又その日に汝らの罪、汝らを訴ふる者とならん。aa;@主は、誠に汝らのすべての業を探り、汝らを悉く辱しめ給はん。`'?汝等の思慮と汝等の心にある思想とを知り給ふ。罪を犯してその罪を隱さんとするものは禍害なるかな。_->又全能なる神の靈を與へ給へり。すべてのものを造り、隱れたる處にある隱れたるものを探り給ふものは、v^e=主、人を造り、その身體の中に心情を置き、これに呼吸と生命と知識とを與へ、]'<主は砂漠の中に水の泉を造り、地に水灌がんがため高き山の頂に、河を流れ出でしむる湖を造り給へり。X\);主は天を張りて穹蒼となし、これを水の上に据ゑ給ひぬ。p[Y:主、水の中に海を閉ぢ込め、又その御言をもて地を水の上に浮かばせ給ふ。aZ;9主は淵とその寶とを探り、海とその中に在るものとを量り給ふ。[Y/8その御言によりて星も造られたり。主は星の數を知り給ふ。X7地造られよと主いひ給ひたれば、地造られ、天造られよと云ひ給ひたれば、天造られたり。pWY6視よ、主は、人のすべての業とその思慮、その思想と心情とを知りたまふ。>Vu5罪人よ、我は罪を犯せしことなしといふな。神とその榮光の前に罪を犯せしことなしといふ人は、その頭の上に燃ゆる火を燃すなり。XU)4やがて不義地より取り去られ、義我らの上に王とならん。XT)3されば汝、彼の如きものとなるな。又そのわざに倣ふな。;So2義しき者は、不義その身を裝ふ時これを憎み、地上のあらゆる罪を探るものを守る者來らん時、彼の前に憚らずしてこれを責めん。?Ry1眞實なる善き女の、娼婦を憎むが如く、LQ0我は彼等をその罪の故に益憎まんと主いひ給ふ。)PK/商人その商賣の利を得んがために働くとも、それは分捕物とならん。彼ら益その町と家と財産と己が身とを飾らんに、eOC.他國人彼らの實を取り入れ、彼らの財産を分捕物とし、彼等の家を潰し、彼らの子供らを俘虜にせん。かくて彼等俘囚と飢饉とのうちにてその子どもらを産まん。9Nm-かくの如く、働く者の働は益なし。jMM,結婚する者は子を得ざる人の如く、獨身の者は寡婦の如くになるべし。L+種を蒔く者は刈り入れざる人の如く、葡萄の樹を刈り込む者はその實を摘まざる人の如く、sK_*商人は益を受けざる者の如く、家を建つる者はその家に住まはぬものの如く、[J/)賣る者は逃ぐる人の如く、買ふ者は失はんとする人の如く、 I(わが民よ、わが言を聽き、戰のために備せよ、この惡しき世には寄寓人の如くに地に住むべし。^H5'災惡は待つ程もなく來り、世は嘆きて種々の苦惱に團まれん。 G & F %視よ、災惡近づけり、遲るることなし。孕りて既に九ヶ月に及べる女、産む時近づかば、二時又は三時前より、大なる苦痛胎内に起り、子その胎内を出づる時は、一瞬の猶餘もなきが如く、pEY$視よ、これ主の御言なり。汝らこれを受けよ、主のいひ給ふことを拒むな。BD#主の僕らよ、此等のことを聞きて辨へよ。RC"新郎たちは戰に倒れ、男たちは飢饉のために亡びん。B'!乙女たちは新郎を得ずして嘆き、女たちは夫を持たずして嘆き、娘たちは助くるものを得ずして嘆かん。A 地荒れ果てて、その畑荊棘に塞がれ、その道路とそのすべての小徑には茨生え、羊その中に歩まじ。p@Yその日に劍をもて人々の家を探ね求むる人々、僅に三人又は四人を遺さん。m?S又葡萄摘の時に、懇に果を求むる人々樹に葡萄の房を少しく遺すが如く、[>/オリブ園に於けるすべての樹に、三つ四つの實遺るが如く、s=_而して町の中に十人、野の中に二人殘されて、樹の繁みと岩の穴とに隱れん。a<;その時、人、他人に逢はんと欲し、又他人の聲を聞かんと欲す。g;G葡萄熟すとも誰かこれを踐まん。すべての處に大なる荒地あるべし。<:s樹、實を結ぶとも誰かこれを集めん。99m地を耕して種を蒔く者一人も還らじ 89死人は塵芥の如く棄てられてこれを慰むるもの絶えてなからん。地は荒れ果ててその町々毀たるべければなり。p7Y地に住む多くの人々は飢饉のために亡び、飢饉を遁るる者をば劍亡ぼさん。#6?視よ、地上に食物增し加へられて、人々平穩なりと思ひ居る時、劍と飢饉と大なる混亂と諸の災惡地上に生ぜん。 5此等のすべてのもののあるにも拘はらず彼等その罪を改めず、又その罰をも常に憶えざるなり。 4視よ、飢饉と疫病、患難と苦痛。此等のものは、人を悔改めさせんがため、罰として來るなり。3)これぞ患難の始。大なる悲嘆起らん。これぞ飢饉の始。多くの人亡びん。これぞ戰爭の始。力ある者ども懼れん。これぞ災惡の始。すべての人戰かん。此等の災惡來らん時、彼ら何をなさんとするや。a2;ああ悲しきかな、悲しきかな、その日我を救はんものは誰ぞや。|1q弓を引く強き人の放ちたる矢の返らぬ如く、地に投げ下されたる災惡も返り來らじ。U0#火燃えて地の基を燒き盡すまでは熄ゆることなからん。[//視よ、災惡送り出さる。地の極に達するまでは還り來らじ。;.o 弓を引く主の右の御手は強く、その放つ矢は鋭し。主その矢を地の極まで放ち給はんに、その矢一つだに的を外るることなからん。U-# たちあがりて、その浪騷ぎ、その中なる魚も亦騷がん。\,1 主、人を脅し給はば、誰か御顏の前に千々に碎かれざらんや。主の御顏と、その御力の榮光の前に、地とその基搖り動き、海、その深處より出づる波と共に+w 主電光を輝し給はんに誰か懼れざらんや。主雷鳴を轟かし給はば、誰か戰かざらんや。O* 主の御怒によりて火出づ。誰かこれを熄し得んや。R)主なる神災惡を送り給はば、誰かこれを防ぎ得べき。?(y弓を引く強き者の矢を、誰か返し得ん。 '飢ゑたる獅子を、林の中に追ひ入るることを得べしや。粃糠を燃し始めば誰か之を熄し得んや。 >vlbXND:0&~~~~~~~~~~~~~~|~r~h~^~T~J~@~6~,~"~~~}}}}}}}}}}}}}}}r}g}\}Q}F};}0}%}}}|||||||||||||u|k|`|U|J|?|4|)|||{{{{{{{{{{{{{y{n{d{Y{N{C{8{-{"{{ {zzzzzzzzzzzzvzjz^zRzFz:z.z"zz yyyyyyyyyyyyzynybyVyJy>y2y&yyyxxxxxxxxxxxxsxgx[xOxCx7x+xxxwwwwwwwwwwwwwwkw_wSwGw;w/w#ww 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