iTunesキーボード操作説明書。
このテキストファイルは、自由に添削、配布していただいて結構です。

2023年1月11日 更新

*こちらは、JAWSでの読み上げ表現になっておりますので、NVDA及びPC-Talkerとは若干表現が異なります。
 また、スクリーンリーダーで読み上げない(無音)部分も数か所あります。

最近のメモ:
iPhoneを接続しても、iPhoneボタンが現れず、同期が取れない場合は、
一旦ライトニングケーブルを抜いて、iPhoneのロックを解除してから、
数秒後に再度接続すると、iPhoneボタンが現れます。

Altメニューの読みあげない部分。
Altキーを押すと、ファイル →キーを一回押すごとに、編集、とフォーカスがうつっていきますが、
この部分は無音で読み上げません。

iTunesからiPhoneに音楽を転送する前に、以下のことに気をつけて下さい。
ケーブルがApple純正のものか、他社のものかをあらかじめ確認します。
他社のものは、充電のみに使用でき、データ転送不可のものがあるため注意が必要です。

まず、m4a、mp3などの音声ファイルを転送
まず、iPhoneのミュージックアプリの中で、ライブラリーに同期をオフにします。
iTunesを立ち上げ、パソコンとiPhoneをつなぐ。 タブでiPhoneと読み上げるところでエンター。 タブで概要と読み上げるところまでいき、下カーソルを一回押しミュージックと読み上げたらエンター。 タブで何回か下がり、全てやアーティスト、アルバムなどの項目があるので、転送したいものを選択したら、タブで同期と読むところでエンター。 複数のものを転送したいときは、上記の操作を繰り返す。
転送が終了したら、iPhoneのミュージックアプリのライブラリーに同期をオンにもどす。

目次
1.インストールと接続と設定
2.ミュージックや着信音の同期と、バックアップ
3.音楽や着信音を転送して、iPhone/iPadで楽しむ。
4.復元
5.iTunes Storeで購入した楽曲を、パソコンでファイルとして利用する。

目次終わり

1.インストールと接続と設定
まずは、iTunesをアップルのホームページからダウンロードして、インストールしましょう。

Microsoft Store版は、マイクロソフトアカウントの取得とサインインが必須なので、個人的にはお勧めしません。

こちらからダウンロードしてください。
iTunes for Windows 10 をダウンロードして使う - Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/HT210384
を開くと、見出し Microsoft Store にアクセスできない場合
の下にある
? iTunes for Windows 10 (64 ビット) をコンピュータにダウンロードする
などのリンクからダウンロード下さい。32bitバージョンもあります。

最新ヴァージョンは上記からダウンロードできますが、以前のヴァージョンは、以下からダウンロードできます。
https://i-bitzedge.com/download/itunes
各種ダウンロードサイトからダウンロードください。

ダウンロードした、	iTunesSetup.exeを実行すると、ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されるので、Alt + Yキーで続行してください。

インストール開始時に、以下のダイアログが出ますので、チェックを外してください。
デスクトップにiTunesアイコンを追加 チェックオフ(これは任意です。)
iTunesを既定のオーディオプレーヤーとして使用 チェックオフ

TabキーでインストールをEnterする。

インストールが終了したら、iPhoneを接続してみましょう。付属のライトニングケーブル(充電ケーブル)が、コンセント側で引き抜けるようになっています。
引き抜いたライトニングケーブルを、パソコンのUSB-CまたはA端子に接続します。そして
もう一方を、iPhoneに接続してください。
すると、先ほどインストールしたiTunesが自動で起動します。

	Altキーを押してから、→キーを5回押した後に、
↓キーを数回押して、サインインをEnterします。
アップルIDとパスワードを入れて、サインインします。
すると、お手持ちのiPhoneに、iTunesへのログインを許可するかどうかのメッセージが届きますので、
許可するをダブルタップします。

直後にiPhoneに届いた6ケタの二段階認証コードを覚えるか、どこかにメモしておきます。
*注意*左フリック6回で、最初の数字から読みあげますので、
そこから右フリックで読み上げた数字を覚えるか、メモしてください。

日本語入力モードがオフであることを確認してから、先程の6桁の認証コードを、パソコンのiTunesに入力していきます。
*TabやEnterは不要で、6桁連続で入力していきます。
もたもたしていると、タイムアウトして無効になります。
ダイアログが消えると、お使いのアップルIDで、iTunesにサインイン完了です。

iPhoneのOKボタンをダブルタップして、ダイアログを閉じます。

	Altキーを押してから、→キーを5回押した後に、
↓キーを数回押して、
このコンピューターを認証(A)... をEnterして、Apple IDのパスワードを入れて、Tabキーを押してOKで認証します。

次に、Ctrl + , で、設定メニューが開きますので、
Ctrl + Tabを数回押して、デバイス ボタン でTabを押して
iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない(P) チェックボックス チェックなし 
である事を、確認して、Ctrl + Tabで、デバイス環境設定にして、
Tabで、次の条件を満たすときに警告(W):このコンピュータ内の チェックボックス チェック 
コンボボックス 5%以上のデータが変更されたとき、
にして、TabでOKをEnterします。

2.ミュージックや着信音の同期と、バックアップ
設定メニューを終了したら、Tabを数回押していき、iPhoneでEnterし、
また数回Tabを押していき、 バッテリー:X %(充電中) まで移動します。
そこからTabを一回押すと、概要 またはデバイスサイドバー ツリービュー の場所から、↓で
ミュージックで、Tabを押して、音楽を同期 チェックボックス チェック にして、Tabきー数回で、
iPhone のバックアップを暗号化 チェックボックス チェック
パスワードを設定 ダイアログ が開きますので、
iPhone のバックアップを保護するパスワードを入力します。
パスワード(P): パスワード入力エディット にパスワードを入れて、
Tabキーで、パスワードの確認: パスワード入力エディット にもう一度パスワードを入れて、
パスワードを設定 ボタン を押すと、
バックアップが開始されます。

数分後に終了ダイアログが出ますので、OKで、Tabキーを押していくと、
この iPhone を接続しているときに自動的に同期 チェックボックス チェック 
Wi-Fi 経由でこの iPhone と同期 チェックボックス チェック (これは、任意です。)
SD(Standard Definition)ビデオを優先 チェックボックス チェックなし 
にします。再びTabを押していき、
音楽とビデオを手動で管理 チェックボックス チェックなし にしておきます。

さらに、Tabを押していくと、
[アクセシビリティ] を設定... ボタン をEnterして、
アクセシビリティ ダイアログ からTabで、
VoiceOver(V) ラジオボタン をチェックして、
Tabを数回押して、
テキストを自動で読み上げる(S) チェックボックス チェック にして、
OK ボタン までTabで移動して、Enterして、
再びTabを押していき、適用ボタンをEnterします。
これで、このパソコンとiPhone/iPadを接続すると、自動で同期されるようになります。
また、後述の4.復元の時に、VoiceOverが自動起動します。

3.音楽や着信音を転送して、iPhone/iPadで楽しむ。

音楽ファイルの入ったフォルダー内の複数の楽曲を同期する場合、
Altメニューから、↓キーで、フォルダをライブラリーに追加 をEnterし、
ダイアログから追加したい音楽データのあるフォルダを選択し、Tab数回で、フォルダの選択ボタンを押します。
効果音が鳴り、iTunesライブラリに楽曲が追加されます。
次に、Altメニュー↓デバイス→このiPhoneを同期で、
、iPhoneに、音楽データが転送され、完了すると、効果音が鳴ります。

これで、iPhoneのミュージック アプリなどで、音楽が鑑賞できるようになります。

着信音を転送する。
まずは、再生長さ40秒以下のm4a形式の音楽ファイルを、拡張子m4rに変更して、iPhoneに転送したい着信音を用意します。
m4aファイルは、ALAC(アップルロスレス)でエンコードしてください。
そして、ファイルリストビューで同期したい着信音をCtrl + Cキーでコピーします。(複数選択可です。)
iTunesでTabキーを数回押していき、iPhoneでEnterして、
再びTabキーを数回押していき、デバイスサイドバー ツリービュー または 概要で、↓キーを数回押していき、
着信音でTabキーを数回押すと、着信音
すべてをシャッフル ボタン 
アクションメニューを表示 ボタン と読み上げますので、そこからTabキーを一回押します。
するとそこに、着信音 ツリービューで、着信音リストが表示されていますので、
Ctrl + Vキーで貼り付けます。効果音が鳴り、同期が完了します。
iPhoneの設定アプリ→サウンドと触覚 に入り、サウンドとバイブレーションのパターン見出しの下から、
着信音に入ると、もともとある着信音があり、右スワイプしていくと、着信音見出しの下に、同期した着信音リストがあるので、選択します。
これで着信音が使えます。不要な着信音は、一本指上下スワイプで、削除もできます。

4.復元
iPhone/iPadを、機種変更で新しくした、水没・破損させてしまった、または、
iPhoneが起動しなくなった、そういった時に、元の環境を復元させる事が出来ます。
インストールしたアプリ、連絡先、サファリ、カレンダー、写真など、全て復元されます。

iPhone/iPadのiOsが壊れて、リカバリーモードに入っている場合は、
WindowsパソコンのiTunesを起動してから、ライトニングケーブルで、iPhone/iPadを接続し、
Homeとスリープボタンを同時に30秒ほど押し続けると、
パソコンのiTunesにダイアログが開きますので、指示に従って下さい。

以下は、iPhoneが、iPhoneを消去 で、リセットされた初期状態での復元方法になります。
ライトニングケーブルで、パソコンと接続すると、
iTunesが起動して、バックアップから復元するか、初期状態でiPhoneを使用するかどうかのダイアログが開きます。
バックアップから復元 を実行して、しばらくすると、iPhoneから、
「Hello」とか「こんにちは」が聞こえてきますので、一本指ダブルタップします。
「Slide to setup」とか「スライドでセットアップ」を一本指ダブルタップします。
iCloudへのログインを求められますので、パスワードを入れて、OKしてログインします。

重要な連絡先などのデータが、iCloudからダウンロードされ、iPhoneが復元されます。
		その後は、指示に従っていくと、復元が完了します。

5.iTunes Storeで購入した楽曲を、パソコンでファイルとして利用する。
デフォルトの音楽ファイル形式は、m4aですが、Ctrl + , の一般環境設定で、
インポート設定(O)... ボタン でwav、mp3などのファイルを作成することもできます。
iPhone/iPadでiTunes storeから楽曲購入後に、パソコンのiTunesのAltメニュー↓でデバイス(V) サブ メニュー 
→↓で購入した項目を“○のiPhone”から転送(T)をEnterします。
以下にm4aファイルがアーティスト\アルバム名 下に保管されていますので、コピーして利用します。
C:\Users\○\Music\iTunes\iTunes Media\Music