SQLite format 3@ - - }>~~%}i%!indexverses_indexversesCREATE UNIQUE INDEX verses_index on "verses" (book_number, chapter, verse) tablebooks_allbooks_allCREATE TABLE "books_all" ("book_number" NUMERIC, "short_name" TEXT, "long_name" TEXT, "book_color" TEXT, "is_present" NUMERIC)wItableversesversesCREATE TABLE "verses" ("book_number" NUMERIC, "chapter" NUMERIC, "verse" NUMERIC, "text" TEXT){UtablebooksbooksCREATE TABLE "books" ("book_color" TEXT, "book_number" NUMERIC, "short_name" TEXT, "long_name" TEXT)CktableinfoinfoCREATE TABLE "info" ("name" TEXT, "value" TEXT) 7fN7'right_to_leftfalse)strong_numbersfalse/russian_numberingfalse languageja )+chapter_stringチャプターL#description大正改訳聖書, Classical Japanese - Taisho-kaiyaku, 1950 zp?~~~o~8}}}}M} ||||L|{{{{i{;{ zz&7#ff7c80黙ヨハネの黙示録#+#00ff00ユダユダの手紙,7#00ff003ヨハヨハネの手紙3,7#00ff002ヨハヨハネの手紙2,7#00ff001ヨハヨハネの手紙1,7#00ff002ペトペトロの手紙2,7#00ff001ペトペトロの手紙1&1#00ff00ヤコヤコブの手紙/C#ffff00ヘブヘブライ人への手紙2C#ffff00フィレフィレモンへの手紙)7#ffff00vテトテトスへの手紙/=#ffff00l2テモテモテへの手紙2/=#ffff00b1テモテモテへの手紙1>[#ffff00X2テサテサロニケの信徒への手紙2> [#ffff00N1テサテサロニケの信徒への手紙15 O#ffff00Dコロコロサイの信徒への手紙8 O#ffff00:フィリフィリピの信徒への手紙8 O#ffff000エフェエフェソの信徒への手紙5 O#ffff00&ガラガラテヤの信徒への手紙;U#ffff002コリコリントの信徒への手紙2;U#ffff001コリコリントの信徒への手紙12I#ffff00ロマローマの信徒への手紙 +#00ffff使使徒言行録/C#ff6600ヨハヨハネによる福音書,=#ff6600ルカルカによる福音書/C#ff6600マコマルコによる福音書/C#ff6600マタマタイによる福音書"4)|vpjd^XRLF@:4('[&%?$[#}"!: Jm&Ni3Z|Cfr{qz6 2 C O N N`l Bu_h@$~~~~k~H~%~}}}}|}b}6}|||||j|G|$|{{{{x{R{&{zzzzVz'yyyy_y!xxxsx;wwwwUw)vvvvjv;v uuuu_'B7 黙ヨハネの黙示録#ff7c80$A+ ユダユダの手紙#00ff00-@7 3ヨハヨハネの手紙3#00ff00-?7 2ヨハヨハネの手紙2#00ff00->7 1ヨハヨハネの手紙1#00ff00-=7 2ペトペトロの手紙2#00ff00-<7 1ペトペトロの手紙1#00ff00';1 ヤコヤコブの手紙#00ff000:C ヘブヘブライ人への手紙#ffff0039C フィレフィレモンへの手紙#ffff00*87 vテトテトスへの手紙#ffff0007= l2テモテモテへの手紙2#ffff0006= b1テモテモテへの手紙1#ffff00?5[ X2テサテサロニケの信徒への手紙2#ffff00?4[ N1テサテサロニケの信徒への手紙1#ffff0063O Dコロコロサイの信徒への手紙#ffff0092O :フィリフィリピの信徒への手紙#ffff0091O 0エフェエフェソの信徒への手紙#ffff0060O &ガラガラテヤの信徒への手紙#ffff00o>=?<<0;;-::l999*88\7666554B33h211.00-///#..p.- ,, +***;)(''0&&I%%$$ ##""]!!^ *QtPXWLDj,m\ l  I  0 J rZlHl  イエス舟にのり、渡りて己が町にきたり給ふ。k'"視よ、町人こぞりてイエスに逢はんとて出できたり、彼を見て、この地方より去り給はんことを請へり。jw!飼ふ者ども逃げて町にゆき、すべての事と惡鬼に憑かれたりし者の事とを告げたれば、 i9 彼らに言ひ給ふ『ゆけ』惡鬼いでて豚に入りたれば、視よ、その群みな崖より海に駈け下りて、水に死にたり。sh_惡鬼ども請ひて言ふ『もし我らを逐ひ出さんとならば、豚の群に遣したまへ』Og遙にへだたりて多くの豚の一群、食しゐたりしが、5fc視よ、かれら叫びて言ふ『神の子よ、われら汝と何の關係あらん、未だ時いたらぬに、我らを責めんとて此處にきたり給ふか』zemイエス彼方にわたり、ガダラ人の地にゆき給ひしとき、惡鬼に憑かれたる二人のもの、墓より出できたりて之に遇ふ。その猛きこと甚だしく、其處の途を人の過ぎ得ぬほどなり。^d5人々あやしみて言ふ『こは如何なる人ぞ、風も海も從ふとは』#c?彼らに言ひ給ふ『なにゆゑ臆するか、信仰うすき者よ』乃ち起きて、風と海とを禁め給へば、大なる凪となりぬ。gbG弟子たち御許にゆき、起して言ふ『主よ、救ひたまへ、我らは亡ぶ』aw視よ、海に大なる暴風おこりて、舟波に蔽はるるばかりなるに、イエスは眠りゐ給ふ。B`かくて舟に乘り給へば、弟子たちも從ふ。m_Sイエス言ひたまふ『我に從へ、死にたる者にその死にたる者を葬らせよ』s^_また弟子の一人いふ『主よ、先づ、往きて、我が父を葬ることを許したまへ』y]kイエス言ひたまふ『狐は穴あり、空の鳥は塒あり、されど人の子は枕する所なし』j\M一人の學者きたりて言ふ『師よ、何處にゆき給ふとも、我は從はん』。[さてイエス群衆の己を環れるを見て、ともに彼方の岸に往かんことを弟子たちに命じ給ふ。#Z?これは預言者イザヤによりて『かれは自ら我らの疾患をうけ、我らの病を負ふ』と云はれし言の成就せん爲なり。GY夕になりて、人々、惡鬼に憑かれたる者をおほく御許につれ來りたれば、イエス言にて靈を逐ひいだし、病める者をことごとく醫し給へり。UX#その手に觸り給へば、熱去り、女おきてイエスに事ふ。dWAイエス、ペテロの家に入り、その外姑の熱を病みて臥しをるを見、V イエス百卒長に『ゆけ、汝の信ずるごとく汝になれ』と言ひ給へば、このとき僕いえたり。pUY 御國の子らは外の暗きに逐ひ出され、そこにて哀哭・切齒することあらん』T- 又なんぢらに告ぐ、多くの人、東より西より來り、アブラハム、イサク、ヤコブとともに天國の宴につき、;So イエス聞きて怪しみ、從へる人々に言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、かかる篤き信仰はイスラエルの中の一人にだに見しことなし。nRU 我みづから權威の下にある者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「ゆけ」と言へば往き、彼に「きたれ」と言へば來り、わが僕に「これを爲せ」といへば爲すなり』8Qi百卒長こたへて言ふ『主よ、我は汝をわが屋根の下に入れまつるに足らぬ者なり。ただ御言のみを賜へ、さらば我が僕はいえん。Y善き樹は惡しき果を結ぶこと能はず、惡しき樹はよき果を結ぶこと能はず。j=M斯く、すべて善き樹は善き果をむすび、惡しき樹は惡しき果をむすぶ。y<kその果によりて彼らを知るべし。茨より葡萄を、薊より無花果をとる者あらんや。j;M僞預言者に心せよ、羊の扮裝して來れども、内は奪ひ掠むる豺狼なり。a:;生命にいたる門は狹く、その路は細く、之を見出す者すくなし。v9e 狹き門より入れ、滅にいたる門は大きく、その路は廣く、之より入る者おほし。 8 さらば凡て人に爲られんと思ふことは、人にも亦その如くせよ。これは律法なり、預言者なり。A7{ さらば、汝ら惡しき者ながら、善き賜物をその子らに與ふるを知る。まして天にいます汝らの父は、求むる者に善き物を賜はざらんや。06[ 魚を求めんに蛇を與へんや。O5 汝等のうち、誰かその子パンを求めんに石を與へ、s4_すべて求むる者は得、たづぬる者は見いだし、門をたたく者は開かるるなり。|3q求めよ、さらば與へられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。#2?聖なる物を犬に與ふな。また眞珠を豚の前に投ぐな。恐らくは足にて蹈みつけ、向き返りて汝らを噛みやぶらん。1!僞善者よ、まづ己が目より梁木をとり除け、さらば明かに見えて、兄弟の目より塵を取りのぞき得ん。0!視よ、おのが目に梁木のあるに、いかで兄弟にむかひて、汝の目より塵をとり除かせよと言ひ得んや。d/A何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、おのが目にある梁木を認めぬか。j.M己がさばく審判にて己もさばかれ、己がはかる量にて己も量らるべし。E- なんぢら人を審くな、審かれざらん爲なり。,"この故に明日のことを思ひ煩ふな、明日は明日みづから思ひ煩はん。一日の苦勞は一日にて足れり。v+e!まづ神の國と神の義とを求めよ、さらば凡てこれらの物は汝らに加へらるべし。*' 是みな異邦人の切に求むる所なり。汝らの天の父は、凡てこれらの物の汝らに必要なるを知り給ふなり。U)#さらば何を食ひ、何を飮み、何を著んとて思ひ煩ふな。 (9今日ありて明日爐に投げ入れらるる野の草をも、神はかく裝ひ給へば、まして汝らをや、ああ信仰うすき者よ。'されど我なんぢらに告ぐ、榮華を極めたるソロモンだに、その服裝この花の一つにも及かざりき。&又なにゆゑ衣のことを思ひ煩ふや。野の百合は如何にして育つかを思へ、勞せず、紡がざるなり。R%汝らの中たれか思ひ煩ひて身の長一尺を加へ得んや。;$o空の鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に收めず、然るに汝らの天の父は、これを養ひたまふ。汝らは之よりも遙に優るる者ならずや。_#7この故に我なんぢらに告ぐ、何を食ひ、何を飮まんと生命のことを思ひ煩ひ、何を著んと體のことを思ひ煩ふな。生命は糧にまさり、體は衣に勝るならずや。V"%人は二人の主に兼ね事ふること能はず、或はこれを憎み彼を愛し、或はこれに親しみ彼を輕しむべければなり。汝ら神と富とに兼ね事ふること能はず。 !されど汝の目あしくば、全身くらからん。もし汝の内の光、闇ならば、その闇いかばかりぞや。g G身の燈火は目なり。この故に汝の目ただしくば、全身あかるからん。Rなんぢの財寶のある所には、なんぢの心もあるべし。 なんぢら己がために財寶を天に積め、かしこは蟲と錆とが損はず、盜人うがちて盜まぬなり。}なんぢら己がために財寶を地に積むな、ここは蟲と錆とが損ひ、盜人うがちて盜むなり。;oこれ斷食することの人に顯れずして、隱れたるに在す汝の父にあらはれん爲なり。さらば隱れたるに見たまふ汝の父は報い給はん。Rなんぢは斷食するとき、頭に油をぬり、顏をあらへ。q[なんぢら斷食するとき、僞善者のごとく、悲しき面容をすな。彼らは斷食することを人に顯さんとて、その顏色を害ふなり。誠に汝らに告ぐ、彼らは既にその報を得たり。X)もし人を免さずば、汝らの父も汝らの過失を免し給はじ。a;汝等もし人の過失を免さば、汝らの天の父も汝らを免し給はん。L 我らを嘗試に遇はせず、惡より救ひ出したまへ」gG 我らに負債ある者を我らの免したる如く、我らの負債をも免し給へ。<s 我らの日用の糧を今日もあたへ給へ。^5 御國の來らんことを。御意の天のごとく地にも行はれん事を。w この故に汝らは斯く祈れ。「天にいます我らの父よ、願はくは御名の崇められん事を。|qさらば彼らに效ふな、汝らの父は求めぬ前に、なんぢらの必要なる物を知りたまふ。また祈るとき、異邦人の如くいたづらに言を反復すな。彼らは言多きによりて聽かれんと思ふなり。;oなんぢは祈るとき、己が部屋にいり、戸を閉ぢて隱れたるに在す汝の父に祈れ。さらば隱れたるに見給ふなんぢの父は報い給はん。b=なんぢら祈るとき、僞善者の如くあらざれ。彼らは人に顯さんとて、會堂や大路の角に立ちて祈ることを好む。誠に汝らに告ぐ、かれらは既にその報を得たり。ve是はその施濟の隱れん爲なり。さらば隱れたるに見たまふ汝の父は報い給はん。^ 5汝は施濟をなすとき、右の手のなすことを左の手に知らすな。Y +さらば施濟をなすとき、僞善者が人に崇められんとて會堂や街にて爲すごとく、己が前にラッパを鳴すな。誠に汝らに告ぐ、彼らは既にその報を得たり。  3汝ら見られんために己が義を人の前にて行はぬやうに心せよ。然らずば、天にいます汝らの父より報を得じ。O 0さらば汝らの天の父の全きが如く、汝らも全かれ。m S/兄弟にのみ挨拶すとも何の勝ることかある、異邦人も然するにあらずや。yk.なんぢら己を愛する者を愛すとも何の報をか得べき、取税人も然するにあらずや。kO-これ天にいます汝らの父の子とならん爲なり。天の父は、その日を惡しき者のうへにも善き者のうへにも昇らせ、雨を正しき者にも正しからぬ者にも降らせ給ふなり。mS,されど我は汝らに告ぐ、汝らの仇を愛し、汝らを責むる者のために祈れ。ve+「なんぢの隣を愛し、なんぢの仇を憎むべし」と云へることあるを汝等きけり。R*なんぢに請ふ者にあたへ、借らんとする者を拒むな。R)人もし汝に一里ゆくことを強ひなば、共に二里ゆけ。a;(なんぢを訟へて下衣を取らんとする者には、上衣をも取らせよ。'されど我は汝らに告ぐ、惡しき者に抵抗ふな。人もし汝の右の頬をうたば、左をも向けよ。^5&「目には目を、齒には齒を」と云へることあるを汝ら聞けり。^5%ただ然り然り、否否といへ、之に過ぐるは惡より出づるなり。v~e$己が頭を指して誓ふな、なんぢ頭髮一筋だに白くし、また黒くし能はねばなり。} #地を指して誓ふな、神の足臺なればなり。エルサレムを指して誓ふな、大君の都なればなり。y|k"されど我は汝らに告ぐ、一切ちかふな、天を指して誓ふな、神の御座なればなり。{!また古への人に「いつはり誓ふなかれ、なんぢの誓は主に果すべし」と云へる事あるを汝ら聞けり。Mz されど我は汝らに告ぐ、淫行の故ならで其の妻をいだす者は、これに姦淫を行はしむるなり。また出されたる女を娶るものは、姦淫を行ふなり。^y5また「妻をいだす者は離縁状を與ふべし」と云へることあり。xもし右の手なんぢを躓かせば、切りて棄てよ、五體の一つ亡びて、全身ゲヘナに往かぬは益なり。 w9もし右の目なんぢを躓かせば、抉り出して棄てよ、五體の一つ亡びて、全身ゲヘナに投げ入れられぬは益なり。v されど我は汝らに告ぐ、すべて色情を懷きて女を見るものは、既に心のうち姦淫したるなり。Ru「姦淫するなかれ」と云へることあるを汝等きけり。ptYまことに汝に告ぐ、一厘ものこりなく償はずば、其處をいづること能はじ。esCなんぢを訴ふる者とともに途に在るうちに、早く和解せよ。恐らくは、訴ふる者なんぢを審判人にわたし、審判人は下役にわたし、遂になんぢは獄に入れられん。r供物を祭壇のまへに遺しおき、先づ往きて、その兄弟と和睦し、然るのち來りて、供物をささげよ。q}この故に汝もし供物を祭壇にささぐる時、そこにて兄弟に怨まるる事あるを思ひ出さば、tpaされど我は汝らに告ぐ、すべて兄弟を怒る者は、審判にあふべし。また兄弟に對ひて、愚者よといふ者は、衆議にあふべし。また痴者よといふ者は、ゲヘナの火にあふべし。ow古への人に「殺すなかれ、殺す者は審判にあふべし」と云へることあるを汝等きけり。nw我なんぢらに告ぐ、汝らの義、學者・パリサイ人に勝らずば、天國に入ること能はず。zmmこの故にもし此等のいと小き誡命の一つをやぶり、且その如く人に教ふる者は、天國にて最小き者と稱へられ、之を行ひ、かつ人に教ふる者は、天國にて大なる者と稱へられん。l3誠に汝らに告ぐ、天地の過ぎ往かぬうちに、律法の一點、一畫も廢ることなく、ことごとく全うせらるべし。 kわれ律法また預言者を毀つために來れりと思ふな。毀たんとて來らず、反つて成就せん爲なり。)jKかくのごとく汝らの光を人の前にかがやかせ。これ人の汝らが善き行爲を見て、天にいます汝らの父を崇めん爲なり。i'また人は燈火をともして升の下におかず、燈臺の上におく。かくて燈火は家にある凡ての物を照すなり。Uh#汝らは世の光なり。山の上にある町は隱るることなし。)gK 汝らは地の鹽なり、鹽もし效力を失はば、何をもてか之に鹽すべき。後は用なし、外にすてられて人に蹈まるるのみ。f 喜びよろこべ、天にて汝らの報は大なり。汝等より前にありし預言者たちをも、斯く責めたりき。e 我がために、人なんぢらを罵り、また責め、詐りて各樣の惡しきことを言ふときは、汝ら幸福なり。jdM 幸福なるかな、義のために責められたる者。天國はその人のものなり。dcA 幸福なるかな、平和ならしむる者。その人は神の子と稱へられん。Lb幸福なるかな、心の清き者。その人は神を見ん。Oa幸福なるかな、憐憫ある者。その人は憐憫を得ん。[`/幸福なるかな、義に飢ゑ渇く者。その人は飽くことを得ん。O_幸福なるかな、柔和なる者。その人は地を嗣がん。L^幸福なるかな、悲しむ者。その人は慰められん。[]/『幸福なるかな、心の貧しき者。天國はその人のものなり。?\yイエス口をひらき、教へて言ひたまふ、i[ Mイエス群衆を見て、山にのぼり、座し給へば、弟子たち御許にきたる。Zガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ及びヨルダンの彼方より、大なる群衆きたり從へり。Yその噂あまねくシリヤに弘り、人々すべての惱めるもの、即ちさまざまの病と苦痛とに罹れるもの、惡鬼に憑かれたるもの、癲癇および中風の者などを連れ來りたれば、イエス之を醫したまふ。AX{イエスあまねくガリラヤを巡り、會堂にて教をなし、御國の福音を宣べつたへ、民の中のもろもろの病、もろもろの疾患をいやし給ふ。3Wa直ちに舟と父とを置きて從ふ。MV更に進みゆきて、また二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが、父ゼベダイとともに舟にありて網を繕ひをるを見て呼び給へば、3Uaかれら直ちに網をすてて從ふ。mTSこれに言ひたまふ『我に從ひきたれ、さらば汝らを人を漁る者となさん』JS かくて、ガリラヤの海邊をあゆみて、二人の兄弟ペテロといふシモンとその兄弟アンデレとが、海に網うちをるを見給ふ、かれらは漁人なり。Rwこの時よりイエス教を宣べはじめて言ひ給ふ『なんぢら悔改めよ、天國は近づきたり』yQk暗きに坐する民は、大なる光を見、死の地と死の蔭とに坐する者に、光のぼれり』vPe『ゼブルンの地、ナフタリの地、海の邊、ヨルダンの彼方、異邦人のガリラヤ、dOAこれは預言者イザヤによりて云はれたる言の成就せん爲なり。曰くN 後ナザレを去りて、ゼブルンとナフタリとの境なる、海邊のカペナウムに到りて住み給ふ。XM) イエス、ヨハネの囚はれし事をききて、ガリラヤに退き、RL ここに惡魔は離れ去り、視よ、御使たち來り事へぬ。#K? ここにイエス言ひ給ふ『サタンよ、退け「主なる汝の神を拜し、ただ之にのみ事へ奉るべし」と録されたるなり』XJ) 『汝もし平伏して我を拜せば、此等を皆なんぢに與へん』I}惡魔またイエスを最高き山につれゆき、世のもろもろの國と、その榮華とを示して言ふ、pHYイエス言ひたまふ『「主なる汝の神を試むべからず」と、また録されたり』zGm『汝もし神の子ならば己が身を下に投げよ。それは「なんぢの爲に御使たちに命じ給はん。彼ら手にて汝を支へ、その足を石にうち當つること無からしめん」と録されたるなり』gFGここに惡魔イエスを聖なる都につれゆき、宮の頂上に立たせて言ふ、 E9答へて言ひ給ふ『「人の生くるはパンのみに由るにあらず、神の口より出づる凡ての言に由る」と録されたり』|Dq試むる者きたりて言ふ『汝もし神の子ならば、命じて此等の石をパンと爲らしめよ』BC四十日四十夜斷食して、後に飢ゑたまふ。rB _ここにイエス御靈によりて荒野に導かれ給ふ、惡魔に試みられんとするなり。dAAまた天より聲あり、曰く『これは我が愛しむ子、わが悦ぶ者なり』A@{イエス、バプテスマを受けて直ちに水より上り給ひしとき、視よ、天ひらけ、神の御靈の、鴿のごとく降りて己が上にきたるを見給ふ。&?Eイエス答へて言ひたまふ『今は許せ、われら斯く正しき事をことごとく爲遂ぐるは、當然なり』ヨハネ乃ち許せり。>ヨハネ之を止めんとして言ふ『われは汝にバプテスマを受くべき者なるに、反つて我に來り給ふか』=w ここにイエス、ヨハネにバプテスマを受けんとて、ガリラヤよりヨルダンに來り給ふ。<w 手には箕を持ちて禾場をきよめ、その麥は倉に納め、殼は消えぬ火にて燒きつくさん』; 我は汝らの悔改のために、水にてバプテスマを施す。されど我より後にきたる者は、我よりも能力あり、我はその鞋をとるにも足らず、彼は聖靈と火とにて汝らにバプテスマを施さん。:  斧ははや樹の根に置かる。されば凡て善き果を結ばぬ樹は、伐られて火に投げ入れらるべし。M9 汝ら「われらの父にアブラハムあり」と心のうちに言はんと思ふな。我なんぢらに告ぐ、神は此らの石よりアブラハムの子らを起し得給ふなり。68gさらば悔改に相應しき果を結べ。n7Uヨハネ、パリサイ人およびサドカイ人のバプテスマを受けんとて、多く來るを見て、彼らに言ふ『蝮の裔よ、誰が汝らに、來らんとする御怒を避くべき事を示したるぞ。U6#罪を言ひ表し、ヨルダン川にてバプテスマを受けたり。5ここにエルサレム及びユダヤ全國、またヨルダンの邊なる全地方の人々、ヨハネの許に出できたり、y4kこのヨハネは駱駝の毛織衣をまとひ、腰に皮の帶をしめ、蝗と野蜜とを食とせり。23]これ預言者イザヤによりて、斯く云はれし人なり、曰く『荒野に呼はる者の聲す「主の道を備へ、その路すぢを直くせよ」』B2『なんぢら悔改めよ、天國は近づきたり』c1 Aその頃バプテスマのヨハネ來り、ユダヤの荒野にて教を宣べて言ふ80iナザレといふ町に到りて住みたり。これは預言者たちに由りて、『彼はナザレ人と呼ばれん』と云はれたる言の成就せん爲なり。5/cアケラオその父ヘロデに代りてユダヤを治むと聞き、彼處に往くことを恐る。また夢にて御告を蒙り、ガリラヤの地方に退き、g.Gヨセフ起きて、幼兒とその母とを携へ、イスラエルの地に到りしに、-『起きて、幼兒とその母とを携へ、イスラエルの地にゆけ。幼兒の生命を索めし者どもは死にたり』s,_ヘロデ死にてのち、視よ、主の使、夢にてエジプトなるヨセフに現れて言ふ、)+K『聲ラマにありて聞ゆ、慟哭なり、いとどしき悲哀なり。ラケル己が子らを歎き、子等のなき故に慰めらるるを厭ふ』d*Aここに預言者エレミヤによりて云はれたる言は成就したり。曰く、)#ここにヘロデ、博士たちに賺されたりと悟りて、甚だしく憤ほり、人を遣し、博士たちに由りて詳細にせし時を計り、ベツレヘム及び凡てその邊の地方なる、二歳以下の男の兒をことごとく殺せり。A({ヘロデの死ぬるまで彼處に留りぬ。これ主が預言者によりて『我エジプトより我が子を呼び出せり』と云ひ給ひし言の成就せん爲なり。m'Sヨセフ起きて、夜の間に幼兒とその母とを携へて、エジプトに去りゆき、& その去り往きしのち、視よ、主の使、夢にてヨセフに現れていふ『起きて、幼兒とその母とを携へ、エジプトに逃れ、わが告ぐるまで彼處に留れ。ヘロデ幼兒を索めて亡さんとするなり』%w かくて夢にてヘロデの許に返るなとの御告を蒙り、ほかの路より己が國に去りゆきぬ。8$i 家に入りて、幼兒のその母マリヤと偕に在すを見、平伏して拜し、かつ寶の匣をあけて、黄金・乳香・沒藥など禮物を献げたり。9#m かれら星を見て、歡喜に溢れつつ、"' 彼ら王の言をききて往きしに、視よ、前に東にて見し星、先だちゆきて、幼兒の在すところの上に止る。)!K彼らをベツレヘムに遣さんとして言ふ『往きて幼兒のことを細にたづね、之にあはば我に告げよ。我も往きて拜せん』a ;ここにヘロデ密に博士たちを招きて、星の現れし時を詳細にし、V%「ユダの地ベツレヘムよ、汝はユダの長たちの中にて最小き者にあらず、汝の中より一人の君いでて、わが民イスラエルを牧せん」と録されたるなり』a;かれら言ふ『ユダヤのベツレヘムなり。それは預言者によりて、ve王、民の祭司長・學者らを皆あつめて、キリストの何處に生るべきを問ひ質す。X)ヘロデ王これを聞きて惱みまどふ、エルサレムも皆然り。-『ユダヤ人の王とて生れ給へる者は、何處に在すか。我ら東にてその星を見たれば、拜せんために來れり』 3イエスはヘロデ王の時、ユダヤのベツレヘムに生れ給ひしが、視よ、東の博士たちエルサレムに來りて言ふ、{ qされど子の生るるまでは、相知る事なかりき。かくてその子をイエスと名づけたり。Z /ヨセフ寐より起き、主の使の命ぜし如くして妻を納れたり。1 ]『視よ、處女みごもりて子を生まん。その名はインマヌエルと稱へられん』之を釋けば、神われらと偕に在すといふ意なり。~ wすべて此の事の起りしは、預言者によりて主の云ひ給ひし言の成就せん爲なり。曰く、 }かれ子を生まん、汝その名をイエスと名づくべし。己が民をその罪より救ひ給ふ故なり』j Oかくて、これらの事を思ひ囘らしをるとき、視よ、主の使、夢に現れて言ふ『ダビデの子ヨセフよ、妻マリヤを納るる事を恐るな。その胎に宿る者は聖靈によるなり。r _夫ヨセフは正しき人にして、之を公然にするを好まず、私に離縁せんと思ふ。a =イエス・キリストの誕生は左のごとし。その母マリヤ、ヨセフと許嫁したるのみにて、未だ偕にならざりしに、聖靈によりて孕り、その孕りたること顯れたり。[ 1されば總て世をふる事、アブラハムよりダビデまで十四代、ダビデよりバビロンに移さるるまで十四代、バビロンに移されてよりキリストまで十四代なり。 ヤコブ、マリヤの夫ヨセフを生めり。此のマリヤよりキリストと稱ふるイエス生れ給へり。{ qエリウデ、エレアザルを生み、エレアザル、マタンを生み、マタン、ヤコブを生み、o Yアゾル、サドクを生み、サドク、アキムを生み、アキム、エリウデを生み、   ゾロバベル、アビウデを生み、アビウデ、エリヤキムを生み、エリヤキム、アゾルを生み、{  q バビロンに移されて後、エコニヤ、サラテルを生み、サラテル、ゾロバベルを生み、f  G バビロンに移さるる頃、ヨシヤ、エコニヤとその兄弟らとを生めり。o  Y ヒゼキヤ、マナセを生み、マナセ、アモンを生み、アモン、ヨシヤを生み、o  Y ウジヤ、ヨタムを生み、ヨタム、アハズを生み、アハズ、ヒゼキヤを生み、o Yアサ、ヨサパテを生み、ヨサパテ、ヨラムを生み、ヨラム、ウジヤを生み、x kソロモン、レハベアムを生み、レハベアム、アビヤを生み、アビヤ、アサを生み、~ wエツサイ、ダビデ王を生めり。ダビデ、ウリヤの妻たりし女によりてソロモンを生み、 -サルモン、ラハブによりてボアズを生み、ボアズ、ルツによりてオベデを生み、オベデ、エツサイを生み、 }アラム、アミナダブを生み、アミナダブ、ナアソンを生み、ナアソン、サルモンを生み、 ユダ、タマルによりてパレスとザラとを生み、パレス、エスロンを生み、エスロン、アラムを生み、 アブラハム、イサクを生み、イサク、ヤコブを生み、ヤコブ、ユダとその兄弟らとを生み、V )アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系圖。 Y#~~d~};} |{{\zzKyxxwdvcuuFttossXrrrHqpplooo nlmmFllrlk5jjihhhZggkffGfegddOccGbb aa:`__^^R]]D\\j\[[ ZYYYXXPWWVOUUfTTSSSRaQQ"P]OOgNNNrMMjLLKJII.HuH)G^FF{F9EE5DD*CC\BB|B*A@@~???>>n==f<<;;; ::9F88#776655A44X33r22?1b0y0 /w.--t-,+++**W)))Y(((E''(&%%$##""!!Z 7l%9].2de83=" *  D " lj<Yg`Gイエス直ちに彼らに語りて言ひたまふ『心安かれ、我なり、懼るな』v_e弟子たち其の海の上を歩み給ふを見て心騷ぎ、變化の者なりと言ひて懼れ叫ぶ。a^;夜明の四時ごろ、イエス海の上を歩みて、彼らに到り給ひしに、a];舟ははや陸より數丁はなれ、風逆ふによりて波に難されゐたり。\wかくて群衆を去らしめてのち、祈らんとて竊に山に登り、夕になりて獨そこにゐ給ふ。 [イエス直ちに弟子たちを強ひて舟に乘らせ、自ら群衆をかへす間に、彼方の岸に先に往かしむ。RZ食ひし者は、女と子供とを除きて凡そ五千人なりき。dYA凡ての人食ひて飽く、裂きたる餘を集めしに十二の筐に滿ちたり。_X7かくて群衆に命じて草の上に坐せしめ、五つのパンと二つの魚とを取り、天を仰ぎて祝し、パンを裂きて、弟子たちに與へ給へば、弟子たち之を群衆に與ふ。BWイエス言ひ給ふ『それを我に持ちきたれ』pVY弟子たち言ふ『われらが此處にもてるは、唯五つのパンと二つの魚とのみ』aU;イエス言ひ給ふ『かれら往くに及ばず、汝ら之に食物を與へよ』JT 夕になりたれば、弟子たち御許に來りて言ふ『ここは寂しき處、はや時も晩し、群衆を去らしめ、村々に往きて、己が爲に食物を買はせ給へ』pSYイエス出でて大なる群衆を見、これを憫みて、その病める者を醫し給へり。#R? イエス之を聞きて人を避け、其處より舟にのりて寂しき處に往き給ひしを群衆ききて町々より徒歩にて從ひゆく。gQG ヨハネの弟子たち來り、屍體を取りて葬り、往きて、イエスに告ぐ。sP_ その首を盆にのせて持ち來らしめ、之を少女に與ふ。少女はこれを母に捧ぐ。9Om 人を遣し獄にてヨハネの首を斬り、mNS 王憂ひたれど、その誓と席に在る者とに對して、之を與ふることを命じ、yMk娘その母に唆かされて言ふ『バプテスマのヨハネの首を盆に載せてここに賜はれ』OLヘロデ之に何にても求むるままに與へんと誓へり。K然るにヘロデの誕生日に當り、ヘロデヤの娘その席上に舞をまひてヘロデを喜ばせたれば、 Jかくてヘロデ、ヨハネを殺さんと思へど、群衆を懼れたり。群衆ヨハネを預言者とすればなり。gIGヨハネ、ヘロデに『かの女を納るるは宜しからず』と言ひしに因る。Hwヘロデ先に、己が兄弟ピリポの妻ヘロデヤの爲にヨハネを捕へ、縛りて獄に入れたり。/GW侍臣どもに言ふ『これバプテスマのヨハネなり。かれ死人の中より甦へりたり、さればこそ此等の能力その内に働くなれ』HF そのころ、國守ヘロデ、イエスの噂をききて、jEM :彼らの不信仰によりて其處にては多くの能力ある業を爲し給はざりき。D3 9遂に人々かれに躓けり。イエス彼らに言ひたまふ『預言者は、おのが郷おのが家の外にて尊ばれざる事なし』C} 8又その姉妹も皆われらと共にをるに非ずや。然るに此等のすべての事は何處より得しぞ』B 7これ木匠の子にあらずや、其の母はマリヤ、其の兄弟はヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダにあらずや。&AE 6己が郷にいたり、會堂にて教へ給へば、人々おどろきて言ふ『この人はこの智慧と此等の能力とを何處より得しぞ。I@  5イエスこれらの譬を終へて此處を去りたまふ。/?W 4また言ひ給ふ『この故に、天國のことを教へられたる凡ての學者は、新しき物と舊き物とをその倉より出す家主のごとし』O> 3汝等これらの事をみな悟りしか』彼等いふ『然り』d=A 2之を火の爐に投げ入るべし。其處にて哀哭・切齒することあらん。m<S 1世の終にも斯くあるべし。御使たち出でて、義人の中より惡人を分ちて、v;e 0充つれば岸にひきあげ、坐して良きものを器に入れ、惡しきものを棄つるなり。[:/ /また天國は、海におろして各樣のものを集むる網のごとし。|9q .價たかき眞珠一つを見出さば、往きて有てる物をことごとく賣りて、之を買ふなり。F8 -また天國は良き眞珠を求むる商人のごとし。27] ,天國は畑に隱れたる寶のごとし。人見出さば、之を隱しおきて、喜びゆき、有てる物をことごとく賣りて其の畑を買ふなり。j6M +其のとき義人は父の御國にて日のごとく輝かん。耳ある者は聽くべし。^55 *火の爐に投げ入るべし、其處にて哀哭・切齒することあらん。 4 )人の子その使たちを遣さん。彼ら御國の中より凡ての顛躓となる物と不法をなす者とを集めて、j3M (されば毒麥の集められて火に焚かるる如く、世の終にも斯くあるべし。j2M '之を播きし仇は惡魔なり、收穫は世の終なり、刈る者は御使たちなり。p1Y &畑は世界なり、良き種は天國の子どもなり、毒麥は惡しき者の子どもなり、L0 %答へて言ひ給ふ『良き種を播く者は人の子なり、/3 $ここに群衆を去らしめて、家に入りたまふ。弟子たち御許に來りて言ふ『畑の毒麥の譬を我らに解きたまへ』5.c #これ預言者によりて云はれたる言の成就せん爲なり。曰く、『われ譬を設けて口を開き、世の創より隱れたる事を言ひ出さん』-w "イエスすべて此等のことを、譬にて群衆に語りたまふ、譬ならでは何事も語り給はず。5,c !また他の譬を語りたまふ『天國はパンだねのごとし、女これを取りて、三斗の粉の中に入るれば、ことごとく脹れいだすなり』+- 萬の種よりも小けれど、育ちては他の野菜よりも大く、樹となりて、空の鳥きたり其の枝に宿るほどなり』* また他の譬を示して言ひたまふ『天國は一粒の芥種のごとし、人これを取りてその畑に播くときは、V)% 兩ながら收穫まで育つに任せよ。收穫のとき我かる者に「まづ毒麥を拔きあつめて、焚くために之を束ね、麥はあつめて我が倉に納れよ」と言はん」』j(M 主人いふ「いな、恐らくは毒麥を拔き集めんとて、麥をも共に拔かん。'  主人いふ「仇のなしたるなり」僕ども言ふ「さらば我らが往きて之を拔き集むるを欲するか」 & 僕ども來りて家主にいふ「主よ、畑に播きしは良き種ならずや、然るに如何にして毒麥あるか」I%  苗はえ出でて實りたるとき、毒麥もあらはる。a$; 人々の眠れる間に、仇きたりて麥のなかに毒麥を播きて去りぬ。j#M また他の譬を示して言ひたまふ『天國は良き種を畑にまく人のごとし。2"] 良き地に播かれしとは、御言をききて悟り、實を結びて、あるひは百倍、あるひは六十倍、あるひは三十倍に至るものなり』!! 茨の中に播かれしとは、御言をきけども、世の心勞と財貨の惑とに、御言を塞がれて實らぬものなり。 - 己に根なければ暫し耐ふるのみにて、御言のために艱難あるひは迫害の起るときは、直ちに躓くものなり。^5 磽地に播かれしとは、御言をききて、直ちに喜び受くれども、A{ 誰にても天國の言をききて悟らぬときは、惡しき者きたりて、其の心に播かれたるものを奪ふ。路の傍らに播かれしとは斯かる人なり。6g されば汝ら種播く者の譬を聽け。A{ まことに汝らに告ぐ、多くの預言者・義人は、汝らが見る所を見んとせしが見ず、なんぢらが聞く所を聞かんとせしが聞かざりしなり。gG されど汝らの目なんぢらの耳は、見るゆゑに聞くゆゑに、幸福なり。P この民の心は鈍く、耳は聞くに懶く、目は閉ぢたればなり。これ目にて見、耳にて聽き、心にて悟り、飜へりて、我に醫さるる事なからん爲なり」3 かくてイザヤの預言は、彼らの上に成就す。曰く、「なんぢら聞きて聞けども悟らず、見て見れども認めず。 この故に彼らには譬にて語る、これ彼らは見ゆれども見ず、聞ゆれども聽かず、また悟らぬ故なり、' それ誰にても、有てる人は與へられて愈々豐ならん。されど有たぬ人は、その有てる物をも取らるべし。w 答へて言ひ給ふ『なんぢらは天國の奧義を知ることを許されたれど、彼らは許されず。a; 弟子たち御許に來りて言ふ『なにゆゑ譬にて彼らに語り給ふか』'I 耳ある者は聽くべし』} 良き地に落ちし種あり、あるひは百倍、あるひは六十倍、あるひは三十倍の實を結べり。I  茨の地に落ちし種あり、茨そだちて之を塞ぐ。<s 日の昇りし時やけて根なき故に枯る。pY 土うすき磽地に落ちし種あり、土深からぬによりて速かに萠え出でたれど、R 播くとき路の傍らに落ちし種あり、鳥きたりて啄む。pY 譬にて數多のことを語りて言ひたまふ、『視よ、種播く者まかんとて出づ。  大なる群衆みもとに集りたれば、イエスは舟に乘りて坐したまひ、群衆はみな岸に立てり。K   その日イエスは家を出でて、海邊に坐したまふ。  2誰にても天にいます我が父の御意をおこなふ者は、即ち我が兄弟、わが姉妹、わが母なり』 w 1かくて手をのべ、弟子たちを指して言ひたまふ『視よ、これは我が母、わが兄弟なり。p Y 0イエス告げし者に答へて言ひたまふ『わが母とは誰ぞ、わが兄弟とは誰ぞ』|q /或人イエスに言ふ『視よ、なんぢの母と兄弟たちと、汝に物言はんとて外に立てり』  .イエスなほ群衆にかたり居給ふとき、視よ、その母と兄弟たちと、彼に物言はんとて外に立つ。q[ -遂に往きて己より惡しき他の七つの靈を連れきたり、共に入りて此處に住む。されば其の人の後の状は前よりも惡しくなるなり。邪曲なる此の代もまた斯くの如くならん』 ,乃ち「わが出でし家に歸らん」といひ、歸りて、その家の空きて掃き淨められ、飾られたるを見、mS +穢れし靈、人を出づるときは、水なき處を巡りて休を求む、而して得ず。eC *南の女王、審判のとき今の代の人とともに起きて之が罪を定めん、彼はソロモンの智慧を聽かんとて地の極より來れり。視よ、ソロモンよりも勝る者ここに在り。Y+ )ニネベの人、審判のとき今の代の人とともに立ちて之が罪を定めん、彼らはヨナの宣ぶる言によりて悔改めたり。視よ、ヨナよりも勝るもの此處に在り。! (即ち「ヨナが三日三夜、大魚の腹の中に在りし」ごとく、人の子も三日三夜、地の中に在るべきなり。' '答へて言ひたまふ『邪曲にして不義なる代は徴を求む、されど預言者ヨナの徴のほかに徴は與へられじ。yk &ここに或學者・パリサイ人ら答へて言ふ『師よ、われら汝の徴を見んことを願ふ』g~G %それは汝の言によりて義とせられ、汝の言によりて罪せらるるなり』j}M $われ汝らに告ぐ、人の語る凡ての虚しき言は、審判の日に糺さるべし。y|k #善き人は善き倉より善き物をいだし、惡しき人は惡しき倉より惡しき物をいだす。{- "蝮の裔よ、なんぢら惡しき者なるに、爭で善きことを言ひ得んや。それ心に滿つるより口に言はるるなり。&zE !或は樹をも善しとし、果をも善しとせよ。或は樹をも惡しとし、果をも惡しとせよ。樹は果によりて知らるるなり。)yK 誰にても言をもて人の子に逆ふ者は赦されん、されど言をもて聖靈に逆ふ者は、この世にても後の世にても赦されじ。x この故に汝らに告ぐ、人の凡ての罪と瀆とは赦されん、されど御靈を瀆すことは赦されじ。aw; 我と偕ならぬ者は我にそむき、我とともに集めぬ者は散すなり。#v? 人まづ強き者を縛らずば、いかで強き者の家に入りて、その家財を奪ふことを得ん、縛りて後その家を奪ふべし。yuk されど我もし神の靈によりて惡鬼を逐ひ出さば、神の國は既に汝らに到れるなり。8ti 我もしベルゼブルによりて惡鬼を逐ひ出さば、汝らの子は誰によりて之を逐ひ出すか。この故に彼らは汝らの審判人となるべし。|sq サタンもしサタンを逐ひ出さば、自ら分れ爭ふなり。さらばその國いかで立つべき。r  イエス彼らの思を知りて言ひ給ふ『すべて分れ爭ふ國はほろび、分れ爭ふ町また家はたたず。q 然るにパリサイ人ききて言ふ『この人、惡鬼の首ベルゼブルによらでは、惡鬼を逐ひ出すことなし』Rp 群衆みな驚きて言ふ『これはダビデの子にあらぬか』&oE ここに惡鬼に憑かれたる盲目の唖者を御許に連れ來りたれば、之を醫して、唖者の物言ひ見ゆるやうに爲し給ひぬ。3na 異邦人も彼の名に望をおかん』 m 正義をして勝ち遂げしむるまでは、傷へる葦を折ることなく、煙れる亞麻を消すことなからん。Xl) 彼は爭はず、叫ばず、その聲を大路にて聞く者なからん。)kK 『視よ、わが選びたる我が僕、わが心の悦ぶ我が愛しむ者、我わが靈を彼に與へん、彼は異邦人に正義を告げ示さん。gjG これ預言者イザヤによりて云はれたる言の成就せんためなり。曰く、G イエスに言はしむ『來るべき者は汝なるか、或は、他に待つべきか』[=/ ヨハネ牢舍にてキリストの御業をきき、弟子たちを遣して、<  イエス十二弟子に命じ終へてのち、町々にて教へ、かつ、宣傳へんとて、此處を去り給へり。A;{ *凡そわが弟子たる名の故に、この小き者の一人に冷かなる水一杯にても與ふる者は、まことに汝らに告ぐ、必ずその報を失はざるべし』2:] )預言者たる名の故に預言者をうくる者は、預言者の報をうけ、義人たる名のゆゑに義人をうくる者は、義人の報を受くべし。9} (汝らを受くる者は、我を受くるなり。我をうくる者は、我を遣し給ひし者を受くるなり。j8M '生命を得る者はこれを失ひ、我がために生命を失ふ者はこれを得べし。^75 &又おのが十字架をとりて我に從はぬ者は、我に相應しからず。#6? %我よりも父または母を愛する者は、我に相應しからず。我よりも息子または娘を愛する者は、我に相應しからず。35a $人の仇はその家の者なるべし。4} #それ我が來れるは、人をその父より、娘をその母より、嫁をその姑嫜より分たん爲なり。3  "われ地に平和を投ぜんために來れりと思ふな。平和にあらず、反つて劍を投ぜん爲に來れり。s2_ !されど人の前にて我を否む者を、我もまた天にいます我が父の前にて否まん。 1 されど凡そ人の前にて我を言ひあらはす者を、我もまた天にいます我が父の前にて言ひ顯さん。U0# この故におそるな、汝らは多くの雀よりも優るるなり。9/m 汝らの頭の髮までも皆かぞへらる。.- 二羽の雀は一錢にて賣るにあらずや、然るに、汝らの父の許なくば、その一羽も地に落つること無からん。 - 身を殺して靈魂をころし得ぬ者どもを懼るな、身と靈魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ。|,q 暗黒にて我が告ぐることを光明にて言へ。耳をあてて聽くことを屋の上にて宣べよ。+! この故に、彼らを懼るな。蔽はれたるものに露れぬはなく、隱れたるものに知られぬは無ければなり。2*] 弟子はその師のごとく、僕はその主の如くならば足れり。もし家主をベルゼブルと呼びたらんには、ましてその家の者をや。O) 弟子はその師にまさらず、僕はその主にまさらず、;(o この町にて責めらるる時は、かの町に逃れよ。誠に汝らに告ぐ、なんぢらイスラエルの町々を巡り盡さぬうちに人の子は來るべし。' 又なんぢら我が名のために凡ての人に憎まれん。されど終まで耐へ忍ぶものは救はるべし。m&S 兄弟は兄弟を、父は子を死に付し、子どもは親に逆ひて之を死なしめん。s%_ これ言ふものは汝等にあらず、其の中にありて言ひたまふ汝らの父の靈なり。 $ かれら汝らを付さば、如何に何を言はんと思ひ煩ふな、言ふべき事は、その時さづけらるべし。#! また汝等わが故によりて、司たち王たちの前に曳かれん。これは彼らと異邦人とに證をなさん爲なり。a"; 人々に心せよ、それは汝らを衆議所に付し、會堂にて鞭うたん。 !9 視よ、我なんぢらを遣すは、羊を豺狼のなかに入るるが如し。この故に蛇のごとく慧く、鴿のごとく素直なれ。   まことに汝らに告ぐ、審判の日には、その町よりもソドム、ゴモラの地のかた耐へ易からん。  人もし汝らを受けず、汝らの言を聽かずば、その家その町を立ち去るとき、足の塵をはらへ。)K その家もし之に相應しくば、汝らの祈る平安はその上に臨まん。もし相應しからずば、その平安はなんぢらに歸らん。0[ 人の家に入らば平安を祈れ。' いづれの町いづれの村に入るとも、その中にて相應しき者を尋ねいだして、立ち去るまでは其處に留れ。 旅の嚢も、二枚の下衣も、鞋も、杖ももつな。勞動人の、その食物を得るは相應しきなり。<s 帶のなかに金・銀または錢をもつな。,Q 病める者をいやし、死にたる者を甦へらせ、癩病人をきよめ、惡鬼を逐ひいだせ。價なしに受けたれば價なしに與へよ。I  往きて宣べつたへ「天國は近づけり」と言へ。F むしろイスラエルの家の失せたる羊にゆけ。- イエスこの十二人を遣さんとて、命じて言ひたまふ。『異邦人の途にゆくな、又サマリヤ人の町に入るな。s_ 熱心黨のシモン及びイスカリオテのユダ、このユダはイエスを賣りし者なり。w ピリポ及びバルトロマイ、トマス及び取税人マタイ、アルパヨの子ヤコブ及びタダイ、,Q 十二使徒の名は左のごとし。先づペテロといふシモン及びその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブ及びその兄弟ヨハネ、L  かくてイエスその十二弟子を召し、穢れし靈を制する權威をあたへて、之を逐ひ出し、もろもろの病、もろもろの疾患を醫すことを得しめ給ふ。jM &この故に收穫の主に、勞動人をその收穫場に遣し給はんことを求めよ』^5 %遂に弟子たちに言ひたまふ『收穫はおほく勞動人はすくなし。pY $また群衆を見て、その牧ふ者なき羊のごとく惱み、且たふるるを甚く憫み、5c #イエスあまねく町と村とを巡り、その會堂にて教へ、御國の福音を宣べつたへ、もろもろの病、もろもろの疾患をいやし給ふ。j M "然るにパリサイ人いふ『かれは惡鬼の首によりて惡鬼を逐ひ出すなり』 3 !惡鬼おひ出されて唖者ものいひたれば、群衆あやしみて言ふ『かかる事は未だイスラエルの中に顯れざりき』y k 盲人どもの出づるとき、視よ、人々、惡鬼に憑かれたる唖者を御許につれきたる。d A されど彼ら出でて、あまねくその地にイエスの事をいひ弘めたり。y k 乃ち彼らの目あきたり。イエス嚴しく戒めて言ひたまふ『愼みて誰にも知らすな』yk 爰にイエスかれらの目に觸りて言ひたまふ『なんぢらの信仰のごとく汝らに成れ』;o イエス家にいたり給ひしに、盲人ども御許に來りたれば、之に言ひたまふ『我この事をなし得と信ずるか』彼等いふ『主よ、然り』3 イエス此處より進みたまふ時、ふたりの盲人さけびて『ダビデの子よ、我らを憫みたまへ』と言ひつつ從ふ。9m この聲聞あまねく其の地に弘りぬ。a; 群衆の出されし後、いりてその手をとり給へば、少女おきたり。mS 『退け、少女は死にたるにあらず、寐ねたるなり』人々イエスを嘲笑ふ。mS かくてイエス司の家にいたり、笛ふく者と騷ぐ群衆とを見て言ひたまふ、#? イエスふりかへり、女を見て言ひたまふ『娘よ、心安かれ、汝の信仰なんぢを救へり』女この時より救はれたり。[/ それは、御衣にだに觸らば救はれんと心の中にいへるなり。ve 視よ、十二年血漏を患ひゐたる女、イエスの後にきたりて、御衣の總にさはる。L~ イエス起ちて彼に伴ひ給ふに、弟子たちも從ふ。J}  イエス此等のことを語りゐ給ふとき、視よ、一人の司きたり、拜して言ふ『わが娘いま死にたり。されど來りて御手を之におき給はば活きん』}|s また新しき葡萄酒をふるき革嚢に入るることは爲じ。もし然せば、嚢はりさけ酒ほどばしり出でて、嚢もまた廢らん。新しき葡萄酒は新しき革嚢にいれ、かくて兩ながら保つなり』 {9 誰も新しき布の裂を舊き衣につぐことは爲じ、補ひたる裂は、その衣をやぶりて、破綻さらに甚だしかるべし。Dz イエス言ひたまふ『新郎の友だち、新郎と偕にをる間は、悲しむことを得んや。されど新郎をとらるる日きたらん、その時には斷食せん。,yQ ここにヨハネの弟子たち御許にきたりて言ふ『われらとパリサイ人は斷食するに、何故なんぢの弟子たちは斷食せぬか』Gx なんぢら往きて學べ「われ憐憫を好みて、犧牲を好まず」とは如何なる意ぞ。我は正しき者を招かんとにあらで、罪人を招かんとて來れり』|wq 之を聞きて、言ひたまふ『健かなる者は醫者を要せず、ただ、病める者これを要す。v パリサイ人これを見て弟子たちに言ふ『なに故なんぢらの師は、取税人・罪人らと共に食するか』u- 家にて食事の席につき居給ふとき、視よ、多くの取税人・罪人ら來りて、イエス及び弟子たちと共に列る。 t9 イエス此處より進みて、マタイといふ人の收税所に坐しをるを見て『我に從へ』と言ひ給へば、立ちて從へり。jsM 群衆これを見ておそれ、かかる能力を人にあたへ給へる神を崇めたり。-rU 彼おきてその家にかへる。Aq{ 人の子地にて罪を赦す權威あることを汝らに知らせん爲に』――ここに中風の者に言ひ給ふ――『起きよ、床をとりて汝の家にかへれ』ap; 汝の罪ゆるされたりと言ふと、起きて歩めと言ふと、孰か易き。doA イエスその思を知りて言ひ給ふ『何ゆゑ心に惡しき事をおもふか。Un# 視よ、或學者ら心の中にいふ『この人は神を瀆すなり』Ym+ 視よ、中風にて床に臥しをる者を、人々みもとに連れ來れり。イエス彼らの信仰を見て、中風の者に言ひたまふ『子よ、心安かれ、汝の罪ゆるされたり』 ~~ }}j}+||#{{Azz?yy:xxrx wwXvvouuuHtt}t ssBr}qquq)ppRoo,nmllHkkkjjKiilih4gg2ffjeeed|cc+bbPaa6`__^]]>\\[yZZFYYXWW VVOUUMTTSS;RREQQ%PP?O/ONN8MLLAKpKJJ6IIAHGGF]EEDD@CC/BAA[@@;??>>C==G<_弟子たち之を見、怪しみて言ふ『無花果の樹の斯く立刻に枯れたるは何ぞや』=路の傍なる一もとの無花果の樹を見て、その下に到り給ひしに、葉のほかに何をも見出さず、之に對ひて『今より後いつまでも果を結ばざれ』と言ひ給へば、無花果の樹たちどころに枯れたり。B<朝早く都にかへる時、イエス飢ゑたまふ。a;;遂に彼らを離れ、都を出でてベタニヤにゆき、そこに宿り給ふ。A:{イエスに言ふ『なんぢ彼らの言ふところを聞くか』イエス言ひ給ふ『然り「嬰兒乳兒の口に讃美を備へ給へり」とあるを未だ讀まぬか』59c祭司長・學者らイエスの爲し給へる不思議なる業と、宮にて呼はり『ダビデの子にホサナ』と言ひをる子等とを見、憤ほりて、^85宮にて盲人・跛者ども御許に來りたれば、之を醫したまへり。|7q 『「わが家は祈の家と稱へらるべし」と録されたるに、汝らは之を強盜の巣となす』)6K イエス宮に入り、その内なる凡ての賣買する者を逐ひいだし、兩替する者の臺、鴿を賣る者の腰掛を倒して言ひ給ふ、d5A 群衆いふ『これガリラヤのナザレより出でたる預言者イエスなり』m4S 遂にエルサレムに入り給へば、都擧りて騷立ちて言ふ『これは誰なるぞ』D3 かつ前にゆき後にしたがふ群衆よばはりて言ふ『ダビデの子にホサナ、讃むべきかな、主の御名によりて來る者。いと高き處にてホサナ』d2A群衆の多くはその衣を途にしき、或者は樹の枝を伐りて途に敷く。1w驢馬とその子とを牽ききたり、己が衣をその上におきたれば、イエス之に乘りたまふ。L0弟子たち往きて、イエスの命じ給へる如くして、)/K『シオンの娘に告げよ、「視よ、汝の王、なんぢに來り給ふ。柔和にして驢馬に乘り、軛を負ふ驢馬の子に乘りて」』p.Y此の事の起りしは、預言者によりて云はれたる言の成就せん爲なり。曰く、v-e誰かもし汝らに何とか言はば「主の用なり」と言へ、さらば直ちに之を遣さん』, 『向の村にゆけ、やがて繋ぎたる驢馬のその子とともに在るを見ん、解きて我に牽ききたれ。+ 9彼らエルサレムに近づき、オリブ山の邊なるベテパゲに到りし時、イエス二人の弟子を遣さんとして言ひ給ふ、*}"イエスいたく憫みて彼らの目に觸り給へば、直ちに物見ることを得て、イエスに從へり。B)!彼ら言ふ『主よ、目の開かれんことなり』y(k イエス立ちどまり、彼らを呼びて言ひ給ふ『わが汝らに何を爲さんことを望むか』'!群衆かれらを禁めて默さしめんとしたれど、愈々叫びて言ふ『主よ、ダビデの子よ、我らを憫み給へ』>&u視よ、二人の盲人、路の傍らに坐しをりしが、イエスの過ぎ給ふことを聞き、叫びて言ふ『主よ、ダビデの子よ、我らを憫みたまへ』U%#彼らエリコを出づるとき、大なる群衆イエスに從へり。D$かくのごとく、人の子の來れるも事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり』B#首たらんと思ふ者は汝らの僕となるべし。s"_汝らの中にては然らず、汝らの中に大ならんと思ふ者は、汝らの役者となり、/!Wイエス彼らを呼びて言ひたまふ『異邦人の君のその民を宰どり、大なる者の民の上に權を執ることは、汝らの知る所なり。X )十人の弟子これを聞き、二人の兄弟の事によりて憤ほる。kOイエス言ひたまふ『實に汝らは我が酒杯を飮むべし、されど我が右左に坐することは、これ我の與ふべきものならず、我が父より備へられたる人こそ與へらるるなれ』)Kイエス答へて言ひ給ふ『なんぢらは求むる所を知らず、我が飮まんとする酒杯を飮み得るか』かれら言ふ『得るなり』Dイエス彼に言ひたまふ『何を望むか』かれ言ふ『この我が二人の子が汝の御國にて、一人は汝の右に、一人は左に坐せんことを命じ給へ』 ここにゼベダイの子らの母、その子らと共に御許にきたり、拜して何事か求めんとしたるに、 また嘲弄し、鞭うち、十字架につけん爲に異邦人に付さん、かくて彼は三日めに甦へるべし』『視よ、我らエルサレムに上る、人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら之を死に定め、イエス、エルサレムに上らんとし給ふとき、竊に十二弟子を近づけて、途すがら言ひ給ふ、X)かくのごとく後なる者は先に、先なる者は後になるべし』pYわが物を我が意のままにするは可からずや、我よきが故に汝の目あしきか」mS己が物を取りて往け、この後の者に汝とひとしく與ふるは、我が意なり。3 主人こたへて其の一人に言ふ「友よ、我なんぢに不正をなさず、汝は我と一デナリの約束をせしにあらずや。3 「この後の者どもは僅に一時間はたらきたるに、汝は一日の勞と暑さとを忍びたる我らと均しく之を遇へり」?y 受けしとき、家主にむかひ呟きて言ふ、yk 先の者きたりて、多く受くるならんと思ひしに、之も亦おのおの一デナリを受く。dA かくて五時ごろに雇はれしもの來りて、おのおの一デナリを受く。-夕になりて葡萄園の主人その家司に言ふ「勞動人を呼びて、後の者より始め、先の者にまで賃銀をはらへ」veかれら言ふ「たれも我らを雇はぬ故なり」主人いふ「なんぢらも葡萄園に往け」五時頃また出でしに、なほ立つ者どものあるを見ていふ「何ゆゑ終日ここに空しく立つか」I  十二時頃と三時頃とに復いでて前のごとくす。p Y「なんぢらも葡萄園に往け、相當のものを與へん」といへば、彼らも往く。R また九時ごろ出でて市場に空しく立つ者どもを見て、[ /一日一デナリの約束をなして、勞動人どもを葡萄園に遣す。f  G天國は勞動人を葡萄園に雇ふために、朝早く出でたる主人のごとし。Rされど多くの先なる者後に、後なる者先になるべし。wgまた凡そ我が名のために、或は家、あるひは兄弟、あるひは姉妹、あるひは父、あるひは母、あるひは子、あるひは田畑を棄つる者は、數倍を受け、また永遠の生命を嗣がん。zmイエス彼らに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、世あらたまりて人の子その榮光の座位に坐するとき、我に從へる汝等もまた十二の座位に坐して、イスラエルの十二の族を審かん。}ここにペテロ答へて言ふ『視よ、われら一切をすてて汝に從へり、されば何を得べきか』}イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『これは人に能はねど、神は凡ての事をなし得るなり』pY弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』復なんぢらに告ぐ、富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』ykイエス弟子たちに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、富める者の天國に入るは難し。jMこの言をききて、若者悲しみつつ去りぬ。大なる資産を有てる故なり。Gイエス言ひたまふ『なんぢ若し全からんと思はば、往きて汝の所有を賣りて貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』R~その若者いふ『我みな之を守れり、なほ何を缺くか』[}/「父と母とを敬へ」また「己のごとく汝の隣を愛すべし」』|3彼いふ『孰を』イエス言ひたまふ『「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」,{Qイエス言ひたまふ『善き事につきて何ぞ我に問ふか、善き者は唯ひとりのみ。汝もし生命に入らんと思はば誡命を守れ』z!視よ、或人みもとに來りて言ふ『師よ、われ永遠の生命をうる爲には、如何なる善き事を爲すべきか』Lyかくて手を彼らの上におきて此處を去り給へり。x}イエス言ひたまふ『幼兒らを許せ、我に來るを止むな、天國はかくのごとき者の國なり』w' ここに人々イエスの手をおきて祈り給はんことを望みて、幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、Av{ それ生れながらの閹人あり、人に爲られたる閹人あり、また天國のために自らなりたる閹人あり、之を受け容れうる者は受け容るべし』u  彼らに言ひたまふ『凡ての人この言を受け容るるにはあらず、ただ授けられたる者のみなり。|tq 弟子たちイエスに言ふ『人もし妻のことに於てかくのごとくば、娶らざるに如かず』s われ汝らに告ぐ、おほよそ淫行の故ならで其の妻をいだし他に娶る者は、姦淫を行ふなり』#r?彼らに言ひ給ふ『モーセは汝の心つれなきによりて妻を出すことを許したり。されど元始より然にはあらぬなり。vqe彼らイエスに言ふ『さらば何故モーセは離縁状を與へて出すことを命じたるか』pされば、はや二人にはあらず、一體なり。この故に神の合せ給ひし者は、人これを離すべからず』o3「かかる故に人は父母を離れ、その妻に合ひて、二人のもの一體となるべし」と言ひ給ひしを未だ讀まぬか。ynk答へて言ひたまふ『人を造り給ひしもの、元始より之を男と女とに造り、而して、mパリサイ人ら來り、イエスを試みて言ふ『何の故にかかはらず、人その妻を出すは可きか』Xl)大なる群衆したがひたれば、此處にて彼らを醫し給へり。k !イエスこれらの言を語り終へて、ガリラヤを去り、ヨルダンの彼方なるユダヤの地方に來り給ひしに、 j#もし汝等おのおの心より兄弟を赦さずば、我が天の父も亦なんぢらに斯のごとく爲し給ふべし』jiM"斯くその主人、怒りて、負債をことごとく償ふまで彼を獄卒に付せり。^h5!わが汝を憫みしごとく、汝もまた同僚を憫むべきにあらずや」g- ここに主人かれを呼び出して言ふ「惡しき家來よ、なんぢ願ひしによりて、かの負債をことごとく免せり。vfe同僚ども有りし事を見て甚く悲しみ、往きて有りし凡ての事をその主人に告ぐ。Xe)肯はずして往き、その負債を償ふまで之を獄に入れたり。gdGその同僚ひれ伏し、願ひて「寛くし給へ、さらば償はん」と言へど、&cE然るに其の家來いでて、己より百デナリを負ひたる一人の同僚にあひ、之をとらへ、喉を締めて言ふ「負債を償へ」[b/その家來の主人あはれみて之を解き、その負債を免したり。daAその家來ひれ伏し拜して言ふ「寛くし給へ、さらば悉とく償はん」`償ひ方なかりしかば、其の主人、この者とその妻子と凡ての所有とを賣りて償ふことを命じたるに、d_A計算を始めしとき、一萬タラントの負債ある家來つれ來られしが、d^Aこの故に、天國はその家來どもと計算をなさんとする王のごとし。] イエス言ひたまふ『否、われ「七度まで」とは言はず「七度を七十倍するまで」と言ふなり。\-ここにペテロ御許に來りて言ふ『主よ、わが兄弟われに對して罪を犯さば幾たび赦すべきか、七度までか』[[/二三人わが名によりて集る所には、我もその中に在るなり。>Zuまた誠に汝らに告ぐ、もし汝等のうち二人、何にても求むる事につき地にて心を一つにせば、天にいます我が父は之を成し給ふべし。Y!まことに汝らに告ぐ、すべて汝らが地にて縛ぐ所は天にても縛ぎ、地にて解く所は天にても解くなり。 X9もし彼等にも聽かずば、教會に告げよ。もし教會にも聽かずば、之を異邦人または取税人のごとき者とすべし。W!もし聽かずば、一人・二人を伴ひ往け、これ二三の證人の口に由りて、凡ての事の慥められん爲なり。Vもし汝の兄弟罪を犯さば、往きてただ彼とのみ相對して諫めよ。もし聽かば其の兄弟を得たるなり。yUkかくのごとく此の小き者の一人の亡ぶるは、天にいます汝らの父の御意にあらず。Tw もし之を見出さば、まことに汝らに告ぐ、迷はぬ九十九匹に勝りて此の一匹を喜ばん。>Su 汝等いかに思ふか、百匹の羊を有てる人あらんに、若しその一匹まよはば、九十九匹を山に遺しおき、往きて迷へるものを尋ねぬか。R [なし]AQ{ 汝ら愼みて此の小き者の一人をも侮るな。我なんぢらに告ぐ、彼らの御使たちは天にありて、天にいます我が父の御顏を常に見るなり。8Pi もし汝の眼なんぢを躓かせば、拔きて棄てよ。片眼にて生命に入るは、兩眼ありて火のゲヘナに投げ入れらるるよりも勝るなり。VO%もし汝の手または足なんぢを躓かせば、切りて棄てよ。不具または蹇跛にて生命に入るは、兩手兩足ありて永遠の火に投げ入れらるるよりも勝るなり。N'この世は躓物あるによりて禍害なるかな。躓物は必ず來らん、されど躓物を來らする人は禍害なるかな。/MWされど我を信ずる此の小き者の一人を躓かする者は、寧ろ大なる碾臼を頸に懸けられ、海の深處に沈められんかた益なり。vLeまた我が名のために、かくのごとき一人の幼兒を受くる者は、我を受くるなり。yKkされば誰にても此の幼兒のごとく己を卑うする者は、これ天國にて大なる者なり。|Jq『まことに汝らに告ぐ、もし汝ら飜へりて幼兒の如くならずば、天國に入るを得じ。II イエス幼兒を呼び、彼らの中に置きて言ひ給ふlH Sそのとき弟子たちイエスに來りて言ふ『しからば天國にて大なるは誰か』MGされど彼らを躓かせぬ爲に、海に往きて釣をたれ、初に上る魚をとれ、其の口をひらかば銀貨一つを得ん、それを取りて我と汝との爲に納めよ』gFGペテロ言ふ『ほかの者より』イエス言ひ給ふ『されば子は自由なり。kEOペテロ『納む』と言ひ、やがて家に入りしに、逸速くイエス言ひ給ふ『シモンいかに思ふか、世の王たちは税または貢を誰より取るか、己が子よりか、他の者よりか』D-彼らカペナウムに到りしとき、納金を集むる者どもペテロに來りて言ふ『なんぢらの師は納金を納めぬか』mCS人々は之を殺さん、かくて三日めに甦へるべし』弟子たち甚く悲しめり。pBY彼らガリラヤに集ひをる時、イエス言ひたまふ『人の子は人の手に付され、A[なし] @彼らに言ひ給ふ『なんぢら信仰うすき故なり。まことに汝らに告ぐ、もし芥種一粒ほどの信仰あらば、この山に「此處より彼處に移れ」と言ふとも移らん、かくて汝ら能はぬこと無かるべし』v?eここに弟子たち竊にイエスに來りて言ふ『われらは何故に逐ひ出し得ざりしか』j>M遂にイエスこれを禁め給へば、惡鬼いでてその子この時より癒えたり。D=イエス答へて言ひ給ふ『ああ信なき曲れる代なるかな、我いつまで汝らと偕にをらん、何時まで汝らを忍ばん。その子を我に連れきたれ』U<#之を御弟子たちに連れ來りしに、醫すこと能はざりき』;『主よ、わが子を憫みたまへ。癲癇にて難み、しばしば火の中に、しばしば水の中に倒るるなり。a:;かれら群衆の許に到りしとき、或人御許にきたり跪づきて言ふ、j9M ここに弟子たちバプテスマのヨハネを指して言ひ給ひしなるを悟れり。S8 我なんぢらに告ぐ、エリヤは既に來れり。されど人々これを知らず、反つて心のままに待へり。かくのごとく人の子もまた人々より苦しめらるべし』[7/ 答へて言ひたまふ『實にエリヤ來りて萬の事をあらためん。m6S 弟子たち問ひて言ふ『さらばエリヤ先づ來るべしと學者らの言ふは何ぞ』&5E 山を下るとき、イエス彼らに命じて言ひたまふ『人の子の死人の中より甦へるまでは、見たることを誰にも語るな』U4#彼ら目を擧げしに、イエス一人の他は誰も見えざりき。g3Gイエスその許にきたり之に觸りて『起きよ、懼るな』と言ひ給へば、O2弟子たち之を聞きて倒れ伏し、懼るること甚だし。A1{彼なほ語りをるとき、視よ、光れる雲かれらを覆ふ。また雲より聲あり、曰く『これは我が愛しむ子、わが悦ぶ者なり、汝ら之に聽け』n0Uペテロ差出でてイエスに言ふ『主よ、我らの此處に居るは善し。御意ならば我ここに三つの廬を造り、一つを汝のため、一つをモーセのため、一つをエリヤの爲にせん』U/#視よ、モーセとエリヤとイエスに語りつつ彼らに現る。 .かくて彼らの前にてその状かはり、其の顏は日のごとく輝き、その衣は光のごとく白くなりぬ。- -六日の後、イエス、ペテロ、ヤコブ及びヤコブの兄弟ヨハネを率きつれ、人を避けて高き山に登りたまふ。#,?まことに汝らに告ぐ、ここに立つ者のうちに、人の子のその國をもて來るを見るまでは、死を味はぬ者どもあり』+ 人の子は父の榮光をもて、御使たちと共に來らん。その時おのおのの行爲に隨ひて報ゆべし。* 人、全世界を贏くとも、己が生命を損せば、何の益あらん、又その生命の代に何を與へんや。 )己が生命を救はんと思ふ者は、これを失ひ、我がために己が生命をうしなふ者は、之を得べし。&(Eここにイエス弟子たちに言ひたまふ『人もし我に從ひ來らんと思はば、己をすて、己が十字架を負ひて、我に從へ。;'oイエス振反りてペテロに言ひ給ふ『サタンよ、我が後に退け、汝はわが躓物なり、汝は神のことを思はず、反つて人のことを思ふ』 &ペテロ、イエスを傍にひき戒め出でて言ふ『主よ、然あらざれ、此の事なんぢに起らざるべし』t%aこの時よりイエス・キリスト、弟子たちに、己のエルサレムに往きて、長老・祭司長・學者らより多くの苦難を受け、かつ殺され、三日めに甦へるべき事を示し始めたまふ。v$eここにイエス、己がキリストなる事を誰にも告ぐなと、弟子たちを戒め給へり。#'われ天國の鍵を汝に與へん、凡そ汝が地にて縛ぐ所は天にても縛ぎ、地にて解く所は天にても解くなり』"-我はまた汝に告ぐ、汝はペテロなり、我この磐の上に我が教會を建てん、黄泉の門はこれに勝たざるべし。,!Qイエス答へて言ひ給ふ『バルヨナ・シモン、汝は幸福なり、汝に之を示したるは血肉にあらず、天にいます我が父なり。g Gシモン・ペテロ答へて言ふ『なんぢはキリスト、活ける神の子なり』L彼らに言ひたまふ『なんぢらは我を誰と言ふか』 彼等いふ『或人はバプテスマのヨハネ、或人はエリヤ、或人はエレミヤ、また預言者の一人』- イエス、ピリポ・カイザリヤの地方にいたり、弟子たちに問ひて言ひたまふ『人々は人の子を誰と言ふか』/W ここに弟子たちイエスの心せよと言ひ給ひしは、パンの種にはあらで、パリサイ人とサドカイ人との教なることを悟れり。 我が言ひしはパンの事にあらぬを何ぞ悟らざる。唯パリサイ人とサドカイ人とのパンだねに心せよ』mS また七つのパンを四千人に分ちて、その餘を幾籃ひろひしかを覺えぬか。gG 未だ悟らぬか、五つのパンを五千人に分ちて、その餘を幾籃ひろひ、|qイエス之を知りて言ひ給ふ『ああ信仰うすき者よ、何ぞパン無きことを語り合ふか。U#弟子たち互に『我らはパンを携へざりき』と語り合ふ。mSイエス言ひたまふ『愼みてパリサイ人とサドカイ人とのパン種に心せよ』^5弟子たち彼方の岸に到りしに、パンを携ふることを忘れたり。3邪曲にして不義なる代は徴を求む、されどヨナの徴の外に徴は與へられじ』かくて彼らを離れて去り給ひぬ。Mまた朝には「そら赤くして曇る故に、今日は風雨ならん」と言ふ。なんぢら空の氣色を見分くることを知りて、時の徴を見分くること能はぬか。dA答へて言ひたまふ『夕には汝ら「空あかき故に晴ならん」と言ひ、x kパリサイ人とサドカイ人と來りてイエスを試み、天よりの徴を示さんことを請ふ。a;'イエス群衆をかへし、舟に乘りてマガダンの地方に往き給へり。L&食ひし者は、女と子供とを除きて四千人なりき。jM%凡ての人くらひて飽き、裂きたる餘を拾ひしに、七つの籃に滿ちたり。 $七つのパンと魚とを取り、謝して之をさき弟子たちに與へ給へば、弟子たちこれを群衆に與ふ。9 m#イエス群衆に命じて地に坐せしめ、s _"イエス言ひ給ふ『パン幾つあるか』彼らいふ『七つ、また小き魚すこしあり』 !弟子たち言ふ『この寂しき地にて、斯く大なる群衆を飽かしむべき多くのパンを、何處より得べき』w g イエス弟子たちを召して言ひ給ふ『われ此の群衆をあはれむ、既に三日われと偕にをりて食ふべき物なし。飢ゑたるままにて歸らしむるを好まず、恐らくは途にて疲れ果てん』&E群衆は、唖者の物いひ、不具の癒え、跛者の歩み、盲人の見えたるを見て之を怪しみ、イスラエルの神を崇めたり。&E大なる群衆、跛者・不具・盲人・唖者および他の多くの者を連れ來りて、イエスの足下に置きたれば、醫し給へり。ykイエス此處を去り、ガリラヤの海邊にいたり、而して山に登り、そこに坐し給ふ。&Eここにイエス答へて言ひたまふ『をんなよ、汝の信仰は大なるかな、願のごとく汝になれ』娘この時より癒えたり。gG女いふ『然り、主よ、小狗も主人の食卓よりおつる食屑を食ふなり』jM答へて言ひたまふ『子供のパンをとりて小狗に投げ與ふるは善からず』I 女きたり拜して言ふ『主よ、我を助けたまへ』mS答へて言ひたまふ『我はイスラエルの家の失せたる羊のほかに遣されず』!されどイエス一言も答へ給はず。弟子たち來り請ひて言ふ『女を歸したまへ、我らの後より叫ぶなり』A{視よ、カナンの女その邊より出できたり、叫びて『主よ、ダビデの子よ、我を憫み給へ、わが娘、惡鬼につかれて甚く苦しむ』と言ふ。U~#イエスここを去りてツロとシドンとの地方に往き給ふ。m}Sこれらは人を汚すものなり、されど洗はぬ手にて食する事は人を汚さず』p|Yそれ心より惡しき念いづ、すなはち殺人・姦淫・淫行・竊盜・僞證・誹謗、a{;されど口より出づるものは心より出づ、これ人を汚すものなり。dzA凡て口に入るものは腹にゆき、遂に厠に棄てらるる事を悟らぬか。Lyイエス言ひ給ふ『なんぢらも今なほ悟りなきか。Ix ペテロ答へて言ふ『その譬を我らに解き給へ』w 彼らを捨ておけ、盲人を手引する盲人なり、盲人もし盲人を手引せば、二人とも穴に落ちん』dvA 答へて言ひ給ふ『わが天の父の植ゑ給はぬものは、みな拔かれん。uw ここに弟子たち御許に來りていふ『御言をききてパリサイ人の躓きたるを知り給ふか』st_ 口に入るものは人を汚さず、されど口より出づるものは、これ人を汚すなり』Os かくて群衆を呼び寄せて言ひたまふ『聽きて悟れ。Or ただ徒らに我を拜む。人の訓誡を教とし教へて」』^q5「この民は口唇にて我を敬ふ、されど其の心は我に遠ざかる。dpA僞善者よ、宜なる哉、イザヤは汝らに就きて能く預言せり。曰く、voe父または母を敬ふに及ばず」と言ふ。斯くその言傳によりて神の言を空しうす。n 然るに汝らは「誰にても父または母に對ひて、我が負ふ所のものは供物となりたりと言はば、m即ち神は「父母を敬へ」と言ひ「父または母を罵る者は必ず殺さるべし」と言ひたまへり。vle答へて言ひ給ふ『なにゆゑ汝らは、また汝らの言傳によりて神の誡命を犯すか。ykk『なにゆゑ汝の弟子は、古への人の言傳を犯すか、食事のときに手を洗はぬなり』cj Aここにパリサイ人・學者ら、エルサレムより來りてイエスに言ふ、si_$ただ御衣の總にだに觸らしめ給はんことを願ふ、觸りし者はみな醫されたり。h#その處の人々イエスを認めて、あまねく四方に人をつかはし、又すべての病める者を連れきたり、>!==1<U2PMJN @イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し。かつ我なんぢらに告ぐ、今より後、なんぢら人の子の全能者の右に坐し、天の雲に乘りて來るを見ん』5Mc?されどイエス默し居給ひたれば、大祭司いふ『われ汝に命ず、活ける神に誓ひて我らに告げよ、汝はキリスト、神の子なるか』yLk>大祭司たちてイエスに言ふ『この人々が汝に對して立つる證據に何をも答へぬか』aK;=『この人は「われ神の宮を毀ち三日にて建て得べし」と云へり』XJ)<多くの僞證者いでたれども得ず。後に二人の者いでて言ふvIe;祭司長らと全議會と、イエスを死に定めんとて、いつはりの證據を求めたるに、&HE:ペテロ遠く離れ、イエスに從ひて大祭司の中庭まで到り、その成行を見んとて、そこに入り下役どもと共に坐せり。yGk9イエスを捕へたる者ども、學者・長老らの集り居る大祭司カヤパの許に曳きゆく。#F?8されどかくの如くなるは、みな預言者たちの書の成就せん爲なり』ここに弟子たち皆イエスを棄てて逃げさりぬ。eEC7この時イエス群衆に言ひ給ふ『なんぢら強盜に向ふごとく劍と棒とをもち、我を捕へんとて出で來るか。我は日々宮に坐して教へたりしに、汝ら我を捕へざりき。^D56もし然せば、斯くあるべく録したる聖書はいかで成就すべき』sC_5我わが父に請ひて、十二軍に餘る御使を今あたへらるること能はずと思ふか。B4ここにイエス彼に言ひ給ふ『なんぢの劍をもとに收めよ、すべて劍をとる者は劍にて亡ぶるなり。A-3視よ、イエスと偕にありし者のひとり、手をのべ劍を拔きて、大祭司の僕をうちて、その耳を切り落せり。@}2イエス言ひたまふ『友よ、何とて來る』このとき人々すすみてイエスに手をかけて捕ふ。j?M1かくて直ちにイエスに近づき『ラビ、安かれ』といひて接吻したれば、>}0イエスを賣る者あらかじめ合圖を示して言ふ『わが接吻する者はそれなり、之を捕へよ』D=/なほ語り給ふほどに、視よ、十二弟子の一人なるユダ來る、祭司長・民の長老らより遣されたる大なる群衆、劍と棒とをもちて之に伴ふ。U<#.起きよ、我ら往くべし。視よ、我を賣るもの近づけり』&;E-而して弟子たちの許に來りて言ひ給ふ『今は眠りて休め。視よ、時近づけり、人の子は罪人らの手に付さるるなり。I: ,また離れゆきて、三たび同じ言にて祈り給ふ。^95+復きたりて彼らの眠れるを見たまふ、是その目疲れたるなり。 89*また二度ゆき祈りて言ひ給ふ『わが父よ、この酒杯もし我飮までは過ぎ去りがたくば、御意のままに成し給へ』s7_)誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』,6Q(弟子たちの許にきたり、その眠れるを見てペテロに言ひ給ふ『なんぢら斯く一時も我と共に目を覺し居ること能はぬか。e5C'少し進みゆきて、平伏し祈りて言ひ給ふ『わが父よ、もし得べくば此の酒杯を我より過ぎ去らせ給へ。されど我が意の儘にとにはあらず、御意のままに爲し給へ』y4k&『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり。汝ら此處に止りて我と共に目を覺しをれ』s3_%かくてペテロとゼベダイの子二人とを伴ひゆき、憂ひ悲しみ出でて言ひ給ふ、;2o$ここにイエス彼らと共にゲツセマネといふ處にいたりて、弟子たちに言ひ給ふ『わが彼處にゆきて祈る間、なんぢら此處に坐せよ』1w#ペテロ言ふ『我なんぢと共に死ぬべき事ありとも汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。0w"イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、こよひ鷄鳴く前に、なんぢ三たび我を否むべし』m/S!ペテロ答へて言ふ『假令みな汝に就きて躓くとも我はいつまでも躓かじ』d.A されど我よみがへりて後、なんぢらに先だちてガリラヤに往かん』G-ここにイエス弟子たちに言ひ給ふ『今宵なんぢら皆われに就きて躓かん「われ牧羊者を打たん、さらば群の羊散るべし」と録されたるなり。B,彼ら讃美を歌ひて後オリブ山に出でゆく。2+]われ汝らに告ぐ、わが父の國にて新しきものを汝らと共に飮む日までは、われ今より後この葡萄の果より成るものを飮まじ』*}これは契約のわが血なり、多くの人のために、罪の赦を得させんとて流す所のものなり。v)eまた酒杯をとりて謝し、彼らに與へて言ひ給ふ『なんぢら皆この酒杯より飮め。&(E彼ら食しをる時、イエス、パンをとり、祝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『取りて食へ、これは我が體なり』'}イエスを賣るユダ答へて言ふ『ラビ、我なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し』5&c人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』a%;答へて言ひたまふ『我とともに手を鉢に入るる者われを賣らん。g$G弟子たち甚く憂ひて、おのおの『主よ、我なるか』と言ひいでしに、p#Y食するとき言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、汝らの中の一人われを賣らん』?"y日暮れて十二弟子とともに席に就きて、[!/弟子たちイエスの命じ給ひし如くして、過越の備をなせり。> uイエス言ひたまふ『都にゆき、某のもとに到りて「師いふ、わが時近づけり。われ弟子たちと共に過越を汝の家にて守らん」と言へ』&E除酵祭の初の日、弟子たちイエスに來りて言ふ『過越の食をなし給ふために、何處に我らが備ふる事を望み給ふか』Lユダこの時よりイエスを付さんと好き機を窺ふ。yk『なんぢらに彼を付さば、何ほど我に與へんとするか』彼ら銀三十を量り出せり。veここに十二弟子の一人イスカリオテのユダといふ者、祭司長らの許にゆきて言ふ/W まことに汝らに告ぐ、全世界いずこにても、この福音の宣傅へらるる處には、この女のなしし事も記念として語らるべし』a; この女の我が體に香油を注ぎしは、わが葬りの備をなせるなり。X) 貧しき者は常に汝らと偕にをれど、我は常に偕に居らず。ve イエス之を知りて言ひたまふ『何ぞこの女を惱すか、我に善き事をなせるなり。a; 之を多くの金に賣りて、貧しき者に施すことを得たりしものを』[/弟子たち之を見て憤ほり言ふ『何故かく濫なる費をなすか。-ある女、石膏の壺に入りたる貴き香油を持ちて、近づき來り、食事の席に就き居給ふイエスの首に注げり。Rイエス、ベタニヤにて癩病人シモンの家に居給ふ時、dA又いふ『まつりの間は爲すべからず、恐らくは民の中に亂起らん』U#詭計をもてイエスを捕へ、かつ殺さんと相議りたれど、dAそのとき祭司長・民の長老ら、カヤパといふ大祭司の中庭に集り、『なんぢらの知るごとく、二日の後は過越の祭なり、人の子は十字架につけられん爲に賣らるべし』W )イエスこれらの言をみな語りをへて、弟子たちに言ひ給ふyk.かくて、これらの者は去りて永遠の刑罰にいり、正しき者は永遠の生命に入らん』2 ]-ここに王こたへて言はん「誠になんぢらに告ぐ、此等のいと小きものの一人に爲さざりしは、即ち我になさざりしなり」と。D ,ここに彼らも答へて言はん「主よ、いつ汝の飢ゑ、或は渇き、或は旅人、あるひは裸、あるひは病み、或は獄に在りしを見て事へざりし」 +旅人なりしときに宿らせず、裸なりしときに衣せず、病みまた獄にありしときに訪はざればなり」^ 5*なんぢら我が飢ゑしときに食はせず、渇きしときに飮ませず、2 ])かくてまた左にをる者どもに言はん「詛はれたる者よ、我を離れて惡魔とその使らとのために備へられたる永遠の火に入れ。,Q(王こたへて言はん「まことに汝らに告ぐ、わが兄弟なる此等のいと小き者の一人になしたるは、即ち我に爲したるなり」X)'何時なんぢの病みまた獄に在りしを見て、汝にいたりし」a;&何時なんぢの旅人なりしを見て宿らせ、裸なりしを見て衣せし。!%ここに、正しき者ら答へて言はん「主よ、何時なんぢの飢ゑしを見て食はせ、渇きしを見て飮ませし。s_$裸なりしときに衣せ、病みしときに訪ひ、獄に在りしときに來りたればなり」yk#なんぢら我が飢ゑしときに食はせ、渇きしときに飮ませ、旅人なりし時に宿らせ、2]"ここに王その右にをる者どもに言はん「わが父に祝せられたる者よ、來りて世の創より汝等のために備へられたる國を嗣げ。?y!羊をその右に、山羊をその左におかん。 かくてその前にもろもろの國人あつめられん、之を別つこと牧羊者が羊と山羊とを別つ如くして、|q人の子その榮光をもて、もろもろの御使を率ゐきたる時、その榮光の座位に坐せん。~w而して此の無益なる僕を外の暗黒に逐ひいだせ、其處にて哀哭・切齒することあらん」}すべて有てる人は、與へられて愈々豐ならん。されど有たぬ者は、その有てる物をも取らるべし。^|5されば彼のタラントを取りて十タラントを有てる人に與へよ。{!さらば我が銀を銀行にあづけ置くべかりしなり、我きたりて利子とともに我が物をうけ取りしものを。z!主人こたへて言ふ「惡しくかつ惰れる僕、わが播かぬ處より刈り、散さぬ處より斂むることを知るか。vye懼れてゆき、汝のタラントを地に藏しおけり。視よ、汝はなんぢの物を得たり」Jx また一タラントを受けし者もきたりて言ふ「主よ、我はなんぢの嚴しき人にて、播かぬ處より刈り、散らさぬ處より斂むることを知るゆゑに、;wo主人いふ「宜いかな、善かつ忠なる僕、なんぢは僅なる物に忠なりき。我なんぢに多くの物を掌どらせん、汝の主人の勸喜にいれ」,vQ二タラントを受けし者も來りて言ふ「主よ、なんぢ我に二タラントを預けたりしが、視よ、他に二タラントを贏けたり」;uo主人いふ「宜いかな、善かつ忠なる僕、なんぢは僅なる物に忠なりき。我なんぢに多くの物を掌どらせん、汝の主人の勸喜に入れ」Mt五タラントを受けし者は他に五タラントを持ちきたりて言ふ「主よ、なんぢ我に五タラントを預けたりしが、視よ、他に五タラントを贏けたり」^s5久しうして後この僕どもの主人きたりて彼らと計算したるに、yrk然るに一タラントを受けし者は、往きて地を掘り、その主人の銀をかくし置けり。Uq#二タラントを受けし者も同じく他に二タラントを贏く。ypk五タラントを受けし者は、直ちに往き、之をはたらかせて他に五タラントを贏け、 o9各人の能力に應じて、或者には五タラント、或者には二タラント、或者には一タラントを與へ置きて旅立せり。|nqまた或人とほく旅立せんとして、其の僕どもを呼び、之に己が所有を預くるが如し。[m/ されば目を覺しをれ、汝らは其の日その時を知らざるなり。^l5 答へて「まことに汝らに告ぐ、我は汝らを知らず」と言へり。kw その後かの他の處女ども來りて「主よ、主よ、われらの爲にひらき給へ」と言ひしに、)jK 彼ら買はんとて往きたる間に新郎きたりたれば、備へをりし者どもは彼とともに婚筵にいり、而して門は閉されたり。i 慧きもの答へて言ふ「恐らくは我らと汝らとに足るまじ、寧ろ賣るものに往きて己がために買へ」|hq愚なる者は慧きものに言ふ「なんぢらの油を分けあたへよ、我らの燈火きゆるなり」Ig ここに處女みな起きてその燈火を整へたるに、Xf)夜半に「やよ、新郎なるぞ、出で迎へよ」と呼はる聲す。?ey新郎遲かりしかば、皆まどろみて寢ぬ。Od慧きものは油を器に入れて燈火とともに携へたり。)屋の上に居る者はその家の物を取り出さんとして下るな。B=その時ユダヤに居る者どもは山に遁れよ。<-なんぢら預言者ダニエルによりて言はれたる「荒す惡むべき者」の聖なる處に立つを見ば(讀む者さとれ);'御國のこの福音は、もろもろの國人に證をなさんため全世界に宣傅へられん、而してのち終は至るべし。B: されど終まで耐へしのぶ者は救はるべし。[9/ また不法の増すによりて、多くの人の愛ひややかにならん。I8  多くの僞預言者おこりて、多くの人を惑さん。[7/ その時おほくの人つまづき、且たがひに付し、互に憎まん。6 そのとき人々なんぢらを患難に付し、また殺さん、汝等わが名の爲に、もろもろの國人に憎まれん。35a此等はみな産の苦難の始なり。p4Y即ち「民は民に、國は國に逆ひて起たん」また處々に饑饉と地震とあらん、33又なんぢら戰爭と戰爭の噂とを聞かん、愼みて懼るな。かかる事はあるべきなり、されど未だ終にはあらず。s2_多くの者わが名を冒し來り「我はキリストなり」と言ひて多くの人を惑さん。^15イエス答へて言ひ給ふ『なんぢら人に惑されぬやうに心せよ。e0Cオリブ山に坐し給ひしとき、弟子たち竊に御許に來りて言ふ『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又なんぢの來り給ふと世の終とには、何の兆あるか』,/Q答へて言ひ給ふ『なんぢら此の一切の物を見ぬか。誠に汝らに告ぐ、此處に一つの石も崩されずしては石の上に遺らじ』{. qイエス宮を出でてゆき給ふとき、弟子たち宮の建造物を示さんとて御許に來りしに、&-E'われ汝らに告ぐ「讃むべきかな、主の名によりて來る者」と、汝等のいふ時の至るまでは、今より我を見ざるべし』F,&視よ、汝らの家は廢てられて汝らに遺らん。+/%ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき。a*;$まことに汝らに告ぐ、これらの事はみな今の代に報い來るべし。k)O#之によりて義人アベルの血より、聖所と祭壇との間にて汝らが殺ししバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上にて流したる正しき血は、皆なんぢらに報い來らん。b(="この故に視よ、我なんぢらに預言者・智者・學者らを遣さんに、其の中の或者を殺し、十字架につけ、或者を汝らの會堂にて鞭うち、町より町に逐ひ苦しめん。['/!蛇よ、蝮の裔よ、なんぢら爭でゲヘナの刑罰を避け得んや。6&g なんぢら己が先祖の桝目を充せ。O%かく汝らは預言者を殺しし者の子たるを自ら證す。$w「我らもし先祖の時にありしならば、預言者の血を流すことに與せざりしものを」と。#禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、汝らは預言者の墓をたて、義人の碑を飾りて言ふ、|"qかくのごとく汝らも外は人に正しく見ゆれども、内は僞善と不法とにて滿つるなり。P!禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、汝らは白く塗りたる墓に似たり、外は美しく見ゆれども、内は死人の骨とさまざまの穢とにて滿つ。s _盲目なるパリサイ人よ、汝まづ酒杯の内を潔めよ、さらば外も潔くなるべし。/W禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、汝らは酒杯と皿との外を潔くす、されど内は貪慾と放縱とにて滿つるなり。X)盲目なる手引よ、汝らは蚋を漉し出して駱駝を呑むなり。<q禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、汝らは薄荷・蒔蘿・クミンの十分の一を納めて、律法の中にて尤も重き公平と憐憫と忠信とを等閑にす。されど之は行ふべきものなり、而して、彼もまた等閑にすべきものならず。ykまた天を指して誓ふ者は、神の御座とその上に坐したまふ者とを指して誓ふなり。jM宮を指して誓ふ者は、宮とその内に住みたまふ者とを指して誓ふなり。s_されば祭壇を指して誓ふ者は、祭壇とその上の凡ての物とを指して誓ふなり。^5盲目なる者よ、供物と供物を聖ならしむる祭壇とは孰か貴き。-なんぢら又いふ「人もし祭壇を指して誓はば事なし、其の上の供物を指して誓はば果さざるべからず」と。gG愚にして盲目なる者よ、黄金と黄金を聖ならしむる宮とは孰か貴き。>u禍害なるかな、盲目なる手引よ、なんぢらは言ふ「人もし宮を指して誓はば事なし、宮の黄金を指して誓はば果さざるべからず」と。Y+禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、汝らは一人の改宗者を得んために海陸を經めぐり、既に得れば、之を己に倍したるゲヘナの子となすなり。[なし]>u 禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、なんぢらは人の前に天國を閉して自ら入らず、入らんとする人の入るをも許さぬなり。s_ 凡そおのれを高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり。I  汝等のうち大なる者は、汝らの役者とならん。dA また導師の稱を受くな、汝らの導師はひとり、即ちキリストなり。jM 地にある者を父と呼ぶな、汝らの父は一人、すなはち天に在す者なり。veされど汝らはラビの稱を受くな、汝らの師は一人にして、汝等はみな兄弟なり。U #市場にての敬禮、また人にラビと呼ばるることを好む。- U饗宴の上席、會堂の上座、 凡てその所作は人に見られん爲にするなり。即ちその經札を幅ひろくし、衣の總を大くし、j Mまた重き荷を括りて人の肩にのせ、己は指にて之を動かさんともせず。 されば凡てその言ふ所は守りて行へ、されどその所作には效ふな、彼らは言ふのみにて行はぬなり。F『學者とパリサイ人とはモーセの座を占む。N ここにイエス群衆と弟子たちとに語りて言ひ給ふ、ve.誰も一言だに答ふること能はず、その日より敢へて復イエスに問ふ者なかりき。R-斯くダビデ彼を主と稱ふれば、爭でその子ならんや』yk,「主わが主に言ひ給ふ、われ汝の敵を汝の足の下に置くまでは、我が右に坐せよ」pY+イエス言ひ給ふ『さらばダビデ御靈に感じて何故かれを主と稱ふるか。曰く *『なんぢらはキリストに就きて如何に思ふか、誰の子なるか』かれら言ふ『ダビデの子なり』X))パリサイ人らの集りたる時、イエス彼らに問ひて言ひ給ふO(律法全體と預言者とは此の二つの誡命に據るなり』^5'第二もまた之にひとし「おのれの如くなんぢの隣を愛すべし」6~g&これは大にして第一の誡命なり。}}%イエス言ひ給ふ『「なんぢ心を盡し、精神を盡し、思を盡して主なる汝の神を愛すべし」?|y$『師よ、律法のうち孰の誡命が大なる』O{#その中なる一人の教法師、イエスを試むる爲に問ふsz_"パリサイ人ら、イエスのサドカイ人らを默さしめ給ひしことを聞きて相集り、9ym!群衆これを聞きて其の教に驚けり。Jx  「我はアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神なり」と言ひ給へることを未だ讀まぬか。神は死にたる者の神にあらず、生ける者の神なり』Iw 死人の復活に就きては、神なんぢらに告げて、gvGそれ人よみがへりの時は、娶らず嫁がず、天に在る御使たちの如し。puYイエス答へて言ひ給ふ『なんぢら聖書をも神の能力をも知らぬ故に誤れり。tされば復活の時、その女は七人のうち誰の妻たるべきか、彼ら皆これを妻としたればなり』-sU最後にその女も死にたり。Orその二その三より、その七まで皆かくの如く爲し、q}我らの中に七人の兄弟ありしが、兄めとりて死に、世嗣なくして其の妻を弟に遺したり。)pK『師よ、モーセは「人もし子なくして死なば、其の兄弟かれの妻を娶りて、兄弟のために世嗣を擧ぐべし」と云へり。^o5復活なしといふサドカイ人ら、その日みもとに來り問ひて言ふRn彼ら之を聞きて怪しみ、イエスを離れて去り往けり。 m9彼ら言ふ『カイザルのなり』ここに彼らに言ひ給ふ『さらばカイザルの物はカイザルに、神の物は神に納めよ』Olイエス言ひ給ふ『これは誰の像、たれの號なるか』Ok貢の金を我に見せよ』彼らデナリ一つを持ち來る。pjYイエスその邪曲なるを知りて言ひたまふ『僞善者よ、なんぞ我を試むるか。iされば我らに告げたまへ、貢をカイザルに納むるは可きか、惡しきか、如何に思ひたまふ』}hsその弟子らをヘロデ黨の者どもと共に遺して言はしむ『師よ、我らは知る、なんじは眞にして、眞をもて神の道を教へ、かつ誰をも憚りたまふ事なし、人の外貌を見給はぬ故なり。sg_ここにパリサイ人ら出でて、如何にしてかイエスを言の羂に係けんと相議り、Lfそれ招かるる者は多かれど、選ばるる者は少し』e- ここに王、侍者らに言ふ「その手足を縛りて外の暗黒に投げいだせ、其處にて哀哭・切齒することあらん」|dq 之に言ふ「友よ、如何なれば禮服を著けずして此處に入りたるか」かれ默しゐたり。ac; 王、客を見んとて入り來り、一人の禮服を著けぬ者あるを見て、 b 僕ども途に出でて、善きも惡しきも遇ふほどの者をみな集めたれば、婚禮の席は客にて滿てり。Ra されば汝ら街に往きて、遇ふほどの者を婚筵に招け」v`eかくて僕どもに言ふ「婚筵は既に備りたれど、招きたる者どもは相應しからず。^_5王怒りて軍勢を遣し、かの兇行者を滅して其の町を燒きたり。O^また他の者は僕を執へて、辱しめかつ殺したれば、g]G然るに人々顧みずして、或者は己が畑に、或者は己が商賣に往けり。_\7復ほかの僕どもを遣すとて言ふ「招きたる人々に告げよ、視よ、晝餐は既に備りたり。我が牛も肥えたる畜も屠られて、凡ての物備りたれば、婚筵に來れと」m[S婚筵に招きおきたる人々を迎へんとて僕どもを遺ししに、來るを肯はず。OZ『天國は己が子のために婚筵を設くる王のごとし。8Y mイエスまた譬をもて答へて言ひ給ふpXY.イエスを執へんと思へど群衆を恐れたり、群衆かれを預言者とするに因る。sW_-祭司長・パリサイ人ら、イエスの譬をきき、己らを指して語り給へるを悟り、V},この石の上に倒るる者はくだけ、又この石、人のうへに倒るれば、其の人を微塵とせん』U}+この故に汝らに告ぐ、汝らは神の國をとられ、其の果を結ぶ國人は、之を與へらるべし。nTU*イエス言ひたまふ『聖書に、「造家者らの棄てたる石は、これぞ隅の首石となれる、これ主によりて成れるにて、我らの目には奇しきなり」とあるを汝ら未だ讀まぬか。 S9)かれら言ふ『その惡人どもを飽くまで滅し、果期におよびて果を納むる他の農夫どもに葡萄園を貸し與ふべし』^R5(さらば葡萄園の主人きたる時、この農夫どもに何を爲さんか』RQ'かくて之をとらへ、葡萄園の外に逐ひ出して殺せり。|Pq&農夫ども此の子を見て互に言ふ「これは世嗣なり、いざ殺して、その嗣業を取らん」[O/%「わが子は敬ふならん」と言ひて、遂にその子を遣ししに、 ZP~~3}}.|f|{pzz;yy}xxAwwjwvuumttbsss!rr&qqpooinnmm-llkkk j}j+iiTihhggAff6ee@dd#ccbbcaaa.`u__K^^_^]]=\\,[1ZZ{YYCXXWWsVrUUjTT%SS>\==b<<<[;::U9988s8'766b5544F3211,0I//G.|--,,+V***G))((C'',&p%%n$$$<##q#"!!]! A6%QIr8OB{o[+rNRgh  X A ^ ,4mqZBO 彼處の山邊に豚の大なる群、食しゐたり。^N5 また己らを此の地の外に逐ひやり給はざらんことを切に求む。M イエスまた『なんぢの名は何か』と問ひ給へば『わが名はレギオン、我ら多きが故なり』と答へ、sL_これはイエス『穢れし靈よ、この人より出で往け』と言ひ給ひしに因るなり。 K9大聲に叫びて言ふ『いと高き神の子イエスよ、我は汝と何の關係あらん、神によりて願ふ、我を苦しめ給ふな』RJかれ遙にイエスを見て、走りきたり、御前に平伏し、mIS夜も晝も、絶えず墓あるひは山にて叫び、己が身を石にて傷つけゐたり。 H9彼はしばしば足械と鏈とにて繋がれたれど、鏈をちぎり、足械をくだきたり、誰も之を制する力なかりしなり。UG#この人、墓を住處とす、鏈にてすら今は誰も繋ぎ得ず。|Fqイエスの舟より上り給ふとき、穢れし靈に憑かれたる人、墓より出でて直ちに遇ふ。EE かくて海の彼方なるゲラセネ人の地に到る。[D/)かれら甚く懼れて互に言ふ『こは誰ぞ、風も海も順ふとは』gCG(かくて弟子たちに言ひ給ふ『なに故かく臆するか、信仰なきは何ぞ』 B'イエス起きて風をいましめ、海に言ひたまふ『默せ、鎭れ』乃ち風やみて、大なる凪となりぬ。A3&イエスは艫の方に茵を枕として寢ねたまふ。弟子たち呼び起して言ふ『師よ、我らの亡ぶるを顧み給はぬか』a@;%時に烈しき颶風おこり、浪うち込みて、舟に滿つるばかりなり。y?k$弟子たち群衆を離れ、イエスの舟にゐ給ふまま共に乘り出づ、他の舟も從ひゆく。O>#その日、夕になりて言ひ給ふ『いざ彼方に往かん』p=Y"譬ならでは語り給はず、弟子たちには、人なき時に凡ての事を釋き給へり。m<S!かくのごとき數多の譬をもて、人々の聽きうる力に隨ひて、御言を語り、&;E 既に播きて生え出づれば、萬の野菜よりは大く、かつ大なる枝を出して、空の鳥その蔭に棲み得るほどになるなり』j:M一粒の芥種のごとし、地に播く時は、世にある萬の種よりも小けれど、m9Sまた言ひ給ふ『われら神の國を何になずらへ、如何なる譬をもて示さん。O8實みのれば直ちに鎌を入る、收穫時の到れるなり』 7地はおのづから實を結ぶものにして、初には苗、つぎに穗、つひに穗の中に充ち足れる穀なる。a6;日夜起臥するほどに、種はえ出でて育てども、その故を知らず。X5)また言ひたまふ『神の國は、或人たねを地に播くが如し、m4Sそれ有てる人は、なほ與へられ、有たぬ人は、有てる物をも取らるべし』 3また言ひ給ふ『なんぢら聽くことに心せよ、汝らが量る量にて量られ、更に増し加へらるべし。-2U聽く耳ある者は聽くべし』|1qそれ顯るる爲ならで隱るるものなく、明かにせらるる爲ならで秘めらるるものなし。0!また言ひたまふ『升のした、寢臺の下におかんとて、燈火をもち來るか、燈臺の上におく爲ならずや。 /9播かれて良き地にありとは、かかる人をいふ、即ち御言を聽きて受け、三十倍、六十倍、百倍の實を結ぶなり』&.Eすなはち御言をきけど、世の心勞、財貨の惑、さまざまの慾いりきたり、御言を塞ぐによりて、遂に實らざるなり。O-また播かれて茨の中にありとは、かかる人をいふ、,その中に根なければ、ただ暫し保つのみ、御言のために患難また迫害にあふ時は、直ちに躓くなり。 +同じく播かれて磽地にありとは、かかる人をいふ、即ち御言をききて、直ちに喜び受くれども、5*c御言の播かれて路の傍らにありとは、かかる人をいふ、即ち聞くとき、直ちにサタン來りて、その播かれたる御言を奪ふなり。-)U播く者は御言を播くなり。|(q また言ひ給ふ『なんぢら此の譬を知らぬか、さらば爭でもろもろの譬を知り得んや。' これ「見るとき見ゆとも認めず、聽くとき聞ゆとも悟らず、飜へりて赦さるる事なからん」爲なり』&} イエス言ひ給ふ『なんぢらには神の國の奧義を與ふれど、外の者には、凡て譬にて教ふ。%} イエス人々を離れ居給ふとき、御許にをる者ども、十二弟子とともに、此等の譬を問ふ。B$ また言ひ給ふ『きく耳ある者は聽くべし』#w良き地に落ちし種あり、生え出でて茂り、實を結ぶこと、三十倍、六十倍、百倍せり』["/茨の中に落ちし種あり、茨そだち塞ぎたれば、實を結ばず。6!g日出でてやけ、根なき故に枯る。s _土うすき磽地に落ちし種あり、土深からぬによりて、速かに萠え出でたれど、U#播くとき、路の傍らに落ちし種あり、鳥きたりて啄む。?y『聽け、種播くもの、播かんとて出づ。L譬にて數多の事ををしへ、教の中に言ひたまふ、I イエスまた海邊にて教へ始めたまふ。夥多しき群衆、みもとに集りたれば、舟に乘り海に泛びて坐したまひ、群衆はみな海に沿ひて陸にあり。jM#誰にても神の御意を行ふものは、是わが兄弟、わが姉妹、わが母なり』w"かくて周圍に坐する人々を見囘して言ひたまふ『視よ、これは我が母、わが兄弟なり。R!イエス答へて言ひ給ふ『わが母、わが兄弟とは誰ぞ』 群衆イエスを環りて坐したりしが、或者いふ『視よ、なんぢの母と兄弟姉妹と外にありて汝を尋ぬ』pYここにイエスの母と兄弟と來りて外に立ち、人を遣してイエスを呼ばしむ。dAこれは彼らイエスを『穢れし靈に憑かれたり』と云へるが故なり。jMされど聖靈をけがす者は、永遠に赦されず、永遠の罪に定めらるべし』jMまことに汝らに告ぐ、人の子らの凡ての罪と、けがす瀆とは赦されん。 9誰にても先づ強き者を縛らずば、強き者の家に入りて其の家財を奪ふこと能はじ、縛りて後その家を奪ふべし。mSもしサタン己に逆ひて分れ爭はば、立つこと能はず、反つて亡び果てん。Oもし家分れ爭はば、其の家立つこと能はざるべし。Fもし國分れ爭はば、其の國立つこと能はず。|qイエス彼らを呼びよせ、譬にて言ひ給ふ『サタンはいかでサタンを逐ひ出し得んや。>u又エルサレムより下れる學者たちも『彼はベルゼブルに憑かれたり』と言ひ、かつ『惡鬼の首によりて惡鬼を逐ひ出すなり』と言ふ。 その親族の者これを聞き、イエスを取押へんとて出で來る、イエスを狂へりと謂ひてなり。O 群衆また集り來りたれば、食事する暇もなかりき。  及びイスカリオテのユダ、このユダはイエスを賣りしなり。かくてイエス家に入り給ひしに、 '又アンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心黨のシモン、 ゼベダイの子ヤコブ、その兄弟ヨハネ、此の二人にボアネルゲ、即ち雷霆の子といふ名をつけ給ふ。U#此の十二人を擧げて、シモンにペテロといふ名をつけ、X)惡鬼を逐ひ出す權威を用ひさする爲に、遣さんとてなり。mSここに十二人を擧げたまふ。是かれらを御側におき、また教を宣べさせ、dA イエス山に登り、御意に適ふ者を召し給ひしに、彼ら御許に來る。9m 我を顯すなとて、嚴しく戒め給ふ。  また穢れし靈イエスを見る毎に、御前に平伏し、叫びて『なんぢは神の子なり』と言ひたれば、} これ多くの人を醫し給ひたれば、凡て病に苦しむもの、御體に觸らんとて押迫る故なり。yk イエス群衆のおしなやますを逃れんとて、小舟を備へ置くことを弟子に命じ給ふ。8iエルサレム、イドマヤ、ヨルダンの向の地、およびツロ、シドンの邊より夥多しき民衆その爲し給へる事を聞きて、御許に來る。イエスその弟子とともに海邊に退き給ひしに、ガリラヤより來れる夥多しき民衆も從ふ。又ユダヤ、~wパリサイ人いでて、直ちにヘロデ黨の人とともに、如何にしてイエスを亡さんと議る。/}Wイエスその心の頑固なるを憂ひて、怒り見囘して、手なえたる人に『手を伸べよ』と言ひ給ふ。かれ手を伸べたれば癒ゆ。|-また人々に言ひたまふ『安息日に善をなすと惡をなすと、生命を救ふと殺すと、孰かよき』彼ら默然たり。F{イエス手なえたる人に『中に立て』といひ、gzG人々イエスを訴へんと思ひて、安息日にかの人を醫すや否やと窺ふ。Ky また會堂に入り給ひしに、片手なえたる人あり。?xyされば人の子は安息日にも主たるなり』|wqまた言ひたまふ『安息日は人のために設けられて、人は安息日のために設けられず。Av{即ち大祭司アビアタルの時、ダビデ神の家に入りて、祭司のほかは食ふまじき供のパンを取りて食ひ、おのれと偕なる者にも與へたり』u}答へ給ふ『ダビデその伴へる人々と共に乏しくして飢ゑしとき爲しし事を未だ讀まぬか。vteパリサイ人、イエスに言ふ『視よ、彼らは何ゆゑ安息日に爲まじき事をするか』vseイエス安息日に麥畠をとほり給ひしに、弟子たち歩みつつ穗を摘み始めたれば、erC誰も新しき葡萄酒を、ふるき革嚢に入るることは爲じ。もし然せば、葡萄酒は嚢をはりさきて、葡萄酒も嚢も廢らん。新しき葡萄酒は、新しき革嚢に入るるなり』Gq誰も新しき布の裂を舊き衣に縫ひつくることは爲じ。もし然せば、その補ひたる新しきものは、舊き物をやぶり、破綻さらに甚だしからん。Xp)されど新郎をとらるる日きたらん、その日には斷食せん。#o?イエス言ひ給ふ『新郎の友だち、新郎と偕にをるうちは斷食し得べきか、新郎と偕にをる間は、斷食するを得ず。_n7ヨハネの弟子とパリサイ人とは、斷食しゐたり。人々イエスに來りて言ふ『なにゆゑヨハネの弟子とパリサイ人の弟子とは斷食して、汝の弟子は斷食せぬか』Jm イエス聞きて言ひ給ふ『健かなる者は醫者を要せず、ただ病ある者これを要す。我は正しき者を招かんとにあらで、罪人を招かんとて來れり』Al{パリサイ人の學者ら、イエスの罪人・取税人とともに食し給ふを見て、その弟子たちに言ふ『なにゆゑ取税人・罪人とともに食するか』\k1而して其の家にて食事の席につき居給ふとき、多くの取税人・罪人ら、イエス及び弟子たちと共に席に列る、これらの者おほく居て、イエスに從へるなり。#j?かくて過ぎ往くとき、アルパヨの子レビの收税所に坐しをるを見て『われに從へ』と言ひ給へば、立ちて從へり。iw イエスまた海邊に出でゆき給ひしに、群衆みもとに集ひ來りたれば、之を教へ給へり。>hu 彼おきて直ちに床をとりあげ、人々の眼前いで往けば、皆おどろき、かつ神を崇めて言ふ『われら斯くの如きことは斷えて見ざりき』Lg 『なんぢに告ぐ、起きよ、床をとりて家に歸れ』f 人の子の地にて罪を赦す權威ある事を、汝らに知らせん爲に』――中風の者に言ひ給ふ――e 中風の者に「なんぢの罪ゆるされたり」と言ふと「起きよ、床をとりて歩め」と言ふと、孰か易き。d イエス直ちに彼等がかく論ずるを心に悟りて言ひ給ふ『なにゆゑ斯かることを心に論ずるか、 c9『この人なんぞ斯く言ふか、これは神を瀆すなり、神ひとりの外は誰か罪を赦すことを得べき』と論ぜしかば、Ib ある學者たち其處に坐しゐたるが、心の中に、vaeイエス彼らの信仰を見て、中風の者に言ひたまふ『子よ、汝の罪ゆるされたり』`'群衆によりて御許にゆくこと能はざれば、在す所の屋根を穿ちあけて、中風の者を床のまま縋り下せり。O_ここに四人に擔はれたる中風の者を人々つれ來る。y^k多くの人あつまり來り、門口すら隙間なき程なり。イエス彼らに御言を語り給ふ。o] Y數日の後、またカペナウムに入り給ひしに、その家に在することを聞きて、d\ C-されど彼いでて此の事を大に述べつたへ、徧く弘め始めたれば、この後イエスあらはに町に入りがたく、外の寂しき處に留りたまふ。人々四方より御許に來れり。([ K,『つつしみて誰にも語るな、唯ゆきて己を祭司に見せ、モーセが命じたる物を汝の潔のために献げて、人々に證せよ』NZ +やがて彼を去らしめんとて、嚴しく戒めて言ひ給ふ>Y y*直ちに癩病さりて、その人きよまれり。rX _)イエス憫みて、手をのべ彼につけて『わが意なり、潔くなれ』と言ひ給へば、W }(一人の癩病人みもとに來り、跪づき請ひて言ふ『御意ならば、我を潔くなし給ふを得ん』rV _'遂にゆきて、徧くガリラヤの會堂にて教を宣べ、かつ惡鬼を逐ひ出し給へり。U '&イエス言ひ給ふ『いざ最寄の村々に往かん、われ彼處にも教を宣ぶべし、我はこの爲に出で來りしなり』>T y%イエスに遇ひて言ふ『人みな汝を尋ぬ』QS $シモン及び之と偕にをる者ども、その跡を慕ひゆき、xR k#朝まだき暗き程に、イエス起き出でて、寂しき處にゆき、其處にて祈りゐたまふ。CQ "イエスさまざまの病を患ふ多くの人をいやし、多くの惡鬼を逐ひいだし、之に物言ふことを免し給はず、惡鬼イエスを知るに因りてなり。)P O!全町こぞりて門に集る。O   夕となり、日いりてのち、人々すべての病ある者・惡鬼に憑かれたる者をイエスに連れ來り、iN Mイエス往きて、その手をとり、起し給へば、熱さりて女かれらに事ふ。oM Yシモンの外姑、熱をやみて臥しゐたれば、人々ただちに之をイエスに告ぐ。~L w會堂をいで、直ちにヤコブとヨハネとを伴ひて、シモン及びアンデレの家に入り給ふ。TK #ここにイエスの噂あまねくガリラヤの四方に弘りたり。J 人々みな驚き相問ひて言ふ『これ何事ぞ、權威ある新しき教なるかな、穢れし靈すら命ずれば從ふ』NI 穢れし靈その人を痙攣けさせ、大聲をあげて出づ。KH イエス禁めて言ひ給ふ『默せ、その人を出でよ』4G c『ナザレのイエスよ、我らは汝と何の關係あらんや、汝は我らを亡さんとて來給ふ。われは汝の誰なるを知る、神の聖者なり』ZF /時にその會堂に、穢れし靈に憑かれたる人あり、叫びて言ふE  人々その教に驚きあへり。それは學者の如くならず、權威ある者のごとく教へ給ふゆゑなり。rD _かくて彼らカペナウムに到る、イエス直ちに安息日に會堂にいりて教へ給ふ。iC M直ちに呼び給へば、父ゼベダイを雇人とともに舟に遺して從ひゆけり。B '少し進みゆきて、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとを見給ふ、彼らも舟にありて網を繕ひゐたり。2A a彼ら直ちに網をすてて從へり。o@ Yイエス言ひ給ふ『われに從ひきたれ、汝等をして人を漁る者とならしめん』.? Wイエス、ガリラヤの海にそひて歩みゆき、シモンと其の兄弟アンデレとが、海に網うちをるを見給ふ。かれらは漁人なり。`> ;『時は滿てり、神の國は近づけり、汝ら悔改めて福音を信ぜよ』u= eヨハネの囚はれし後、イエス、ガリラヤに到り、神の福音を宣傳へて言ひ給ふ、x< k 荒野にて四十日の間サタンに試みられ、獸とともに居給ふ、御使たち之に事へぬ。H;   かくて御靈ただちにイエスを荒野に逐ひやる。c: A かつ天より聲出づ『なんぢは我が愛しむ子なり、我なんぢを悦ぶ』u9 e かくて水より上るをりしも、天さけゆき、御靈、鴿のごとく己に降るを見給ふ。8   その頃イエス、ガリラヤのナザレより來り、ヨルダンにてヨハネよりバプテスマを受け給ふ。x7 k我は水にて汝らにバプテスマを施せり。されど彼は聖靈にてバプテスマを施さん』 6 かれ宣傳へて言ふ『我よりも力ある者、わが後に來る。我は屈みてその鞋の紐をとくにも足らず、c5 Aヨハネは駱駝の毛織を著、腰に皮の帶して、蝗と野蜜とを食へり。+4 Qユダヤ全國またエルサレムの人々、みな其の許に出で來りて罪を言ひあらはし、ヨルダン川にてバプテスマを受けたり。x3 kバプテスマのヨハネ出で、荒野にて罪の赦を得さする悔改のバプテスマを宣傳ふ。2 }荒野に呼はる者の聲す、「主の道を備へ、その路すぢを直くせよ」』と録されたる如く、 1 預言者イザヤの書に、『視よ、我なんぢの顏の前に、わが使を遣す、彼なんぢの道を設くべし。:0 s神の子イエス、キリストの福音の始。/わが汝らに命ぜし凡ての事を守るべきを教へよ。視よ、我は世の終まで常に汝らと偕に在るなり』.されば汝ら往きて、もろもろの國人を弟子となし、父と子と聖靈との名によりてバプテスマを施し、 -イエス進みきたり、彼らに語りて言ひたまふ『我は天にても地にても一切の權を與へられたり。F,遂に謁えて拜せり。されど疑ふ者もありき。d+A十一弟子たちガリラヤに往きて、イエスの命じ給ひし山にのぼり、*彼ら銀をとりて言ひ含められたる如くしたれば、此の話ユダヤ人の中にひろまりて、今日に至れり。g)Gこの事もし總督に聞えなば、我ら彼を宥めて汝らに憂なからしめん』s(_ 『なんぢら言へ「その弟子ら夜きたりて、我らの眠れる間に彼を盜めり」と。p'Y 祭司長ら、長老らと共に集りて相議り、兵卒どもに多くの銀を與へて言ふ、&! 女たちの往きたるとき、視よ、番兵のうちの數人、都にいたり、凡て有りし事どもを祭司長らに告ぐ。)%K ここにイエス言ひたまふ『懼るな、往きて我が兄弟たちに、ガリラヤにゆき、彼處にて我を見るべきことを知らせよ』$} 視よ、イエス彼らに遇ひて『安かれ』と言ひ給ひたれば、進みゆき、御足を抱きて拜す。#w女たち懼と大なる歡喜とをもて、速かに墓を去り、弟子たちに知らせんとて走りゆく。}"sかつ速かに往きて、その弟子たちに「彼は死人の中より甦へり給へり。視よ、汝らに先だちてガリラヤに往き給ふ、彼處にて謁ゆるを得ん」と告げよ。視よ、汝らに之を告げたり』|!q此處には在さず、その言へる如く甦へり給へり。來りてその置かれ給ひし處を見よ。 3御使こたへて女たちに言ふ『なんぢら懼るな、我なんぢらが十字架につけられ給ひしイエスを尋ぬるを知る。U#守の者ども彼を懼れたれば、戰きて死人の如くなりぬ。U#その状は電光のごとく輝き、その衣は雪のごとく白し。!視よ、大なる地震あり、これ主の使、天より降り來りて、かの石を轉し退け、その上に坐したるなり。 3さて安息日をはりて、一週の初の日のほの明き頃、マグダラのマリヤと他のマリヤと墓を見んとて來りしに、X)B乃ち彼らゆきて石に封印し、番兵を置きて墓を固めたり。X)Aピラト言ふ『なんぢらに番兵あり、往きて力限り固めよ』wg@されば命じて三日に至るまで墓を固めしめ給へ、恐らくはその弟子ら來りて之を盜み、「彼は死人の中より甦へれり」と民に言はん。然らば後の惑は前のよりも甚だしからん』?『主よ、かの惑すもの生き居りし時「われ三日の後に甦へらん」と言ひしを、我ら思ひいだせり。|q>あくる日、即ち準備日の翌日、祭司長らとパリサイ人らとピラトの許に集りて言ふ、dA=其處にはマグダラのマリヤと他のマリヤと墓に向ひて坐しゐたり。s_<岩にほりたる己が新しき墓に納め、墓の入口に大なる石を轉しおきて去りぬ。B;ヨセフ屍體をとりて淨き亞麻布につつみ、mS:ピラトに往きてイエスの屍體を請ふ。ここにピラト之を付すことを命ず。yk9日暮れて、ヨセフと云ふアリマタヤの富める人きたる。彼もイエスの弟子なるが、'8その中には、マグダラのマリヤ、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、及びゼベダイの子らの母などもゐたり。 7その處にて遙に望みゐたる多くの女あり、イエスに事へてガリラヤより從ひ來りし者どもなり。5c6百卒長および之と共にイエスを守りゐたる者ども、地震とその有りし事とを見て甚く懼れ『實に彼は神の子なりき』と言へり。mS5イエスの復活ののち墓をいで、聖なる都に入りて、多くの人に現れたり。R 4墓ひらけて、眠りたる聖徒の屍體おほく活きかへり、m S3視よ、聖所の幕、上より下まで裂けて二つとなり、また地震ひ、磐さけ、B 2イエス再び大聲に呼はりて息絶えたまふ。p Y1その他の者ども言ふ『まて、エリヤ來りて彼を救ふや否や、我ら之を見ん』 0直ちにその中の一人はしりゆきて海綿をとり、酸き葡萄酒を含ませ、葦につけてイエスに飮ましむ。pY/そこに立つ者のうち或人々これを聞きて『彼はエリヤを呼ぶなり』と言ふ。>u.三時ごろイエス大聲に叫びて『エリ、エリ、レマ、サバクタニ』と言ひ給ふ。わが神、わが神、なんぞ我を見棄て給ひしとの意なり。X)-晝の十二時より地の上あまねく暗くなりて、三時に及ぶ。mS,ともに十字架につけられたる強盜どもも、同じ事をもてイエスを罵れり。}+彼は神に依り頼めり、神かれを愛しまば今すくひ給ふべし「我は神の子なり」と云へり』&E*『人を救ひて己を救ふこと能はず。彼はイスラエルの王なり、いま十字架より下りよかし、さらば我ら彼を信ぜん。^5)祭司長らもまた同じく、學者・長老らとともに嘲弄して言ふ、}(『宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、もし神の子ならば己を救へ、十字架より下りよ』I '往來の者どもイエスを譏り、首を振りていふ、&ここにイエスとともに二人の強盜、十字架につけられ、一人はその右に、一人はその左におかる。s~_%その首の上に『これはユダヤ人の王イエスなり』と記したる罪標を置きたり。6}g$且そこに坐して、イエスを守る。a|;#彼らイエスを十字架につけてのち、籤をひきて其の衣をわかち、p{Y"苦味を混ぜたる葡萄酒を飮ませんとしたるに、嘗めて、飮まんとし給はず。Oz!かくてゴルゴタといふ處、即ち髑髏の地にいたり、y  その出づる時、シモンといふクレネ人にあひしかば、強ひて之にイエスの十字架をおはしむ。yxkかく嘲弄してのち、上衣を剥ぎて、故の衣をきせ、十字架につけんとて曳きゆく。Iw また之に唾し、かの葦をとりて其の首を叩く。,vQ茨の冠冕を編みて、その首に冠らせ、葦を右の手にもたせ、且その前に跪づき、嘲弄して言ふ『ユダヤ人の王、安かれ』lu彼なほ審判の座にをる時、その妻、人を遣して言はしむ『かの義人に係ることを爲な、我けふ夢の中にて彼の故にさまざま苦しめり』[k/これピラト彼らのイエスを付ししは嫉に因ると知る故なり。5jcされば人々の集れる時、ピラト言ふ『なんぢら我が誰を赦さんことを願ふか。バラバなるか、キリストと稱ふるイエスなるか』?iyここにバラバといふ隱れなき囚人あり。ghG祭の時には、總督群衆の望にまかせて、囚人一人を之に赦す例あり。Rgされど總督の甚く怪しむまで、一言をも答へ給はず。fw ここにピラト彼に言ふ『聞かぬか、彼らが汝に對して如何におほくの證據を立つるを』Le 祭司長・長老ら訴ふれども、何をも答へ給はず。8di さてイエス、總督の前に立ち給ひしに、總督問ひて言ふ『なんぢはユダヤ人の王なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言ふが如し』Xc) 陶工の畑の代に之を與へたり。主の我に命じ給ひし如し』\b1 ここに預言者エレミヤによりて云はれたる言は成就したり。曰く『かくて彼ら値積られしもの、即ちイスラエルの子らが値積りし者の價の銀三十をとりて、Ua#之によりて其の畑は、今に至るまで血の畑と稱へらる。g`Gかくて相議り、その銀をもて陶工の畑を買ひ、旅人らの墓地とせり。y_k祭司長らその銀をとりて言ふ『これは血の價なれば、宮の庫に納むるは可からず』X^)彼その銀を聖所に投げすてて去り、ゆきて自ら縊れたり。 ]『われ罪なきの血を賣りて罪を犯したり』彼らいふ『われら何ぞ干らん、汝みづから當るべし』)\Kここにイエスを賣りしユダ、その死に定められ給ひしを見て悔い、祭司長・長老らに、かの三十の銀をかへして言ふ、L[遂に之を縛り、曳きゆきて總督ピラトに付せり。lZ S夜明けになりて、凡ての祭司長・民の長老ら、イエスを殺さんと相議り、/YWKペテロ『にはとり鳴く前に、なんぢ三度われを否まん』と、イエスの言ひ給ひし御言を思ひだし、外に出でて甚く泣けり。XwJここにペテロ盟ひかつ契ひて『我その人を知らず』と言ひ出づるをりしも、鷄鳴きぬ。W-I暫くして其處に立つ者ども近づきてペテロに言ふ『なんぢも慥にかの黨與なり、汝の國訛なんぢを表せり』UV#H重ねて肯はず、契ひて『我はその人を知らず』といふ。DUGかくて門まで出で往きたるとき、他の婢女かれを見て、其處にをる者どもに向ひて『この人はナザレ人イエスと偕にゐたり』と言へるに、gTGFかれ凡ての人の前に肯はずして言ふ『われは汝の言ふことを知らず』S'Eペテロ外にて中庭に坐しゐたるに、一人の婢女きたりて言ふ『なんぢもガリラヤ人イエスと偕にゐたり』[R/D『キリストよ、我らに預言せよ、汝をうちし者は誰なるか』mQSCここに彼等その御顏に唾し、拳にて搏ち、或者どもは手掌にて批きて言ふLPBいかに思ふか』答へて言ふ『かれは死に當れり』,OQAここに大祭司おのが衣を裂きて言ふ『かれ瀆言をいへり、何ぞ他に證人を求めん。視よ、なんぢら今この瀆言をきけり。 ~~c}}||G{zzdyy_xxxww_wv`uuu%tssvrrrqXppAooFn!mJllkk:jjTiiLhhgg9ff1eeldcc#bbRaa2``9___^^X]]\\[dZZqZYEYXXWWW6VVUTTTNSSRR7QQPiONNNAMM*LtLKK,JJJ(IIHHXGGFF]EE6DDDCC?BB.AAT@@@??N>>6== <<6;;z;:N998877766L55"44E33422>11-0//3..7--3,x++L** ))(( ''&D%%$$O##"C!!& -frgGs:N Q RJLK g > ` : c ! XC) されど多くの先なる者は後に、後なる者は先になるべし』SB 誰にても今、今の時に百倍を受けぬはなし。即ち家・兄弟・姉妹・母・子・田畑を迫害と共に受け、また後の世にては、永遠の生命を受けぬはなし。MA イエス言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、我がため、福音のために、或は兄弟、あるひは姉妹、或は父、或は母、或は子、或は田畑をすつる者は、y@k ペテロ、イエスに對ひて『我らは一切をすてて汝に從ひたり』と言ひ出でたれば、?- イエス彼らに目を注めて言ひたまふ『人には能はねど、神には然らず、夫れ神は凡ての事をなし得るなり』^>5 弟子たち甚く驚きて互に言ふ『さらば誰か救はるる事を得ん』j=M 富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』< 弟子たち此の御言に驚く。イエスまた答へて言ひ給ふ『子たちよ、神の國に入るは如何に難いかな、|;q イエス見囘して弟子たちに言ひたまふ『富ある者の神の國に入るは如何に難いかな』y:k この言によりて、彼は憂を催し、悲しみつつ去りぬ、大なる資産をもてる故なり。t9a イエス彼に目をとめ、愛しみて言ひ給ふ『なんぢ尚ほ一つを缺く、往きて汝の有てる物をことごとく賣りて、貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。且きたりて我に從へ』L8 彼いふ『師よ、われ幼き時より皆これを守れり』S7 誡命は汝が知るところなり「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つるなかれ」「欺き取るなかれ」「汝の父と母とを敬へ」』p6Y イエス言ひ給ふ『なにゆゑ我を善しと言ふか、神ひとりの他に善き者なし。/5W イエス途に出で給ひしに、一人はしり來り、跪づきて問ふ『善き師よ、永遠の生命を嗣ぐためには、我なにを爲すべきか』R4 かくて幼兒を抱き、手をその上におきて祝し給へり。3 まことに汝らに告ぐ、凡そ幼兒の如くに神の國をうくる者ならずば、之に入ること能はず』#2? イエス之を見、いきどほりて言ひたまふ『幼兒らの我に來るを許せ、止むな、神の國は斯くのごとき者の國なり。1w イエスの觸り給はんことを望みて、人々幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、X0) また妻もし其の夫を棄てて他に嫁がば、姦淫を行ふなり』/ イエス言ひ給ふ『おほよそ其の妻を出して他に娶る者は、その妻に對して姦淫を行ふなり。<.s 家に入りて弟子たち復この事を問ふ。U-# この故に神の合せ給ふものは、人これを離すべからず』g,G 二人のもの一體となるべし」さればはや二人にはあらず、一體なり。<+s 「かかる故に人はその父母を離れて、O* されど開闢の初より「人を男と女とに造り給へり」j)M イエス言ひ給ふ『汝らの心つれなきによりて、此の誡命を録ししなり。U(# 彼ら言ふ『モーセは離縁状を書きて出すことを許せり』L' 答へて言ひ給ふ『モーセは汝らに何と命ぜしか』^&5 時にパリサイ人ら來り試みて問ふ『人その妻を出すはよきか』7% i イエス此處をたちて、ユダヤの地方およびヨルダンの彼方に來り給ひしに、群衆またも御許に集ひたれば、常のごとく教へ給ふ。/$W 2鹽は善きものなり、されど鹽もし其の鹽氣を失はば、何をもて之に味つけん。汝ら心の中に鹽を保ち、かつ互に和ぐべし』?#y 1それ人はみな火をもて鹽つけらるべし。L" 0「彼處にては、その蛆つきず、火も消えぬなり」5!c /もし汝の眼なんぢを躓かせば、之を拔き出せ、片眼にて神の國に入るは、兩眼ありてゲヘナに投げ入れらるるよりも勝るなり。  .[なし]2] -もし汝の足なんぢを躓かせば、之を切り去れ、蹇跛にて生命に入るは、兩足ありてゲヘナに投げ入れらるるよりも勝るなり。 ,[なし]2] +もし汝の手なんぢを躓かせば、之を切り去れ、不具にて生命に入るは、兩手ありてゲヘナの消えぬ火に往くよりも勝るなり。,Q *また我を信ずる此の小き者の一人を躓かする者は、寧ろ大なる碾臼を頸に懸けられて、海に投げ入れられんかた勝れり。&E )キリストの者たるによりて、汝らに一杯の水を飮まする者は、我まことに汝らに告ぐ、必ずその報を失はざるべし。?y (我らに逆はぬ者は、我らに附く者なり。  'イエス言ひたまふ『止むな、我が名のために能力ある業をおこなひ、俄に我を譏り得る者なし。&E &ヨハネ言ふ『師よ、我らに從はぬ者の、御名によりて惡鬼を逐ひ出すを見しが、我らに從はぬ故に、之を止めたり』P %『おほよそ我が名のために斯かる幼兒の一人を受くる者は、我を受くるなり。我を受くる者は、我を受くるにあらず、我を遣しし者を受くるなり』dA $かくてイエス幼兒をとりて彼らの中におき、之を抱きて言ひ給ふ、5c #イエス坐して十二弟子を呼び、之に言ひたまふ『人もし頭たらんと思はば、凡ての人の後となり、凡ての人の役者となるべし』s_ "弟子たち默然たり、これは途すがら、誰か大ならんと、互に爭ひたるに因る。 !かくてカペナウムに到る。イエス家に入りて弟子たちに問ひ給ふ『なんぢら途すがら何を論ぜしか』R 弟子たちはその言を悟らず、また問ふ事を恐れたり。G これは弟子たちに教をなし、かつ『人の子は人々の手にわたされ、人々これを殺し、殺されて三日ののち甦へるべし』と言ひ給ふが故なり。jM 此處を去りてガリラヤを過ぐ。イエス人の此の事を知るを欲し給はず。dA 答へ給ふ『この類は祈に由らざれば、如何にすとも出でざるなり』w イエス家に入り給ひしとき、弟子たち竊に問ふ『我等いかなれば逐ひ出し得ざりしか』B  イエスその手を執りて起し給へば立てり。 9 靈さけびて甚だしく痙攣けさせて出でしに、その子、死人の如くなりたれば、多くの者これを死にたりと言ふ。D  イエス群衆の走り集るを見て、穢れし靈を禁めて言ひたまふ『唖にて耳聾なる靈よ、我なんぢに命ず、この子より出でよ、重ねて入るな』g G その子の父ただちに叫びて言ふ『われ信ず、信仰なき我を助け給へ』| q イエス言ひたまふ『爲し得ばと言ふか、信ずる者には、凡ての事なし得らるるなり』 9 靈しばしば彼を火のなか水の中に投げ入れて亡さんとせり。されど汝なにか爲し得ば、我らを憫みて助け給へ』w イエスその父に問ひ給ふ『いつの頃より斯くなりしか』父いふ『をさなき時よりなり。' 乃ち連れきたる。彼イエスを見しとき、靈ただちに之を痙攣けたれば、地に倒れ、泡をふきて轉び廻る。A{ ここに彼らに言ひ給ふ『ああ信なき代なるかな、我いつまで汝らと偕にをらん、何時まで汝らを忍ばん。その子を我が許に連れきたれ』G 靈いづこにても彼に憑けば、痙攣け泡をふき、齒をくひしばり、而して痩せ衰ふ。御弟子たちに之を逐ひ出すことを請ひたれど能はざりき』yk 群衆のうちの一人こたふ『師よ、唖の靈に憑かれたる我が子を御許に連れ來れり。L イエス問ひ給ふ『なんぢら何を彼らと論ずるか』pY 群衆みなイエスを見るや否や、いたく驚き、御許に走り往きて禮をなせり。  相共に弟子たちの許に來りて、大なる群衆の之を環り、學者たちの之と論じゐたるを見給ふ。#? されど我なんぢらに告ぐ、エリヤは既に來れり。然るに彼に就きて録されたる如く、人々心のままに之を待へり』P~ イエス言ひ給ふ『實にエリヤ先づ來りて、萬の事をあらたむ。さらば人の子につき、多くの苦難を受け、かつ蔑せらるる事の録されたるは何ぞや。s}_ かくてイエスに問ひて言ふ『學者たちは、何故エリヤまづ來るべしと言ふか』||q 彼ら此の言を心にとめ『死人の中より甦へる』とは、如何なる事ぞと互に論じ合ふ。{3 山をくだる時、イエス彼らに、人の子の、死人の中より甦へるまでは、見しことを誰にも語るなと戒め給ふ。mzS 弟子たち急ぎ見囘すに、イエスと己らとの他には、はや誰も見えざりき。y} かくて雲おこり、彼らを覆ふ。雲より聲出づ『これは我が愛しむ子なり、汝ら之に聽け』dxA 彼等いたく懼れたれば、ペテロ何と言ふべきかを知らざりしなり。_w7 ペテロ差出でてイエスに言ふ『ラビ、我らの此處に居るは善し。われら三つの廬を造り、一つを汝のため、一つをモーセのため、一つをエリヤのためにせん』[v/ エリヤ、モーセともに彼らに現れて、イエスと語りゐたり。guG 其の衣かがやきて甚だ白くなりぬ、世の晒布者を爲し得ぬほど白し。>tu 六日の後、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを率きつれ、人を避けて高き山に登りたまふ。かくて彼らの前にて其の状かはり、7s i また言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、此處に立つ者のうちに、神の國の、權能をもて來るを見るまでは、死を味はぬ者どもあり』Gr&不義なる罪深き今の代にて、我または我が言を恥づる者をば、人の子もまた、父の榮光をもて、聖なる御使たちと共に來らん時に恥づべし』6qg%人その生命の代に何を與へんや。[p/$人、全世界を贏くとも、己が生命を損せば、何の益あらん、o-#己が生命を救はんと思ふ者は、これを失ひ、我が爲また福音の爲に己が生命をうしなふ者は、之を救はん。8ni"かくて群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言ひたまふ『人もし我に從ひ來らんと思はば、己をすて、己が十字架を負ひて我に從へ。>mu!イエス振反りて弟子たちを見、ペテロを戒めて言ひ給ふ『サタンよ、わが後に退け、汝は神のことを思はず、反つて人のことを思ふ』ylk 此の事をあらはに語り給ふ。ここにペテロ、イエスを傍にひきて戒め出でたれば、8kiかくて人の子の必ず多くの苦難をうけ、長老・祭司長・學者らに棄てられ、かつ殺され、三日の後に甦へるべき事を教へはじめ、Rjイエス己がことを誰にも告ぐなと、彼らを戒め給ふ。i}また問ひ給ふ『なんぢらは我を誰と言ふか』ペテロ答へて言ふ『なんぢはキリストなり』mhS答へて言ふ『バプテスマのヨハネ、或人はエリヤ、或人は預言者の一人』2g]イエス其の弟子たちとピリポ・カイザリヤの村々に出でゆき、途にて弟子たちに問ひて言ひたまふ『人々は我を誰と言ふか』Xf)かくて『村にも入るな』と言ひて、その家に歸し給へり。|eqまた御手をその目にあて給へば、視凝めたるに、癒えて凡てのもの明かに見えたり。[d/見上げて言ふ『人を見る、それは樹の如き物の歩くが見ゆ』 c9イエス盲人の手をとりて、村の外に連れ往き、その目に唾し、御手をあてて『なにか見ゆるか』と問ひ給へば、b}彼ら遂にベツサイダに到る。人々、盲人をイエスに連れ來りて、觸り給はんことを願ふ。9amイエス言ひたまふ『未だ悟らぬか』`『七つのパンを裂きて四千人に與へし時、その餘を幾籃ひろひしか』弟子たち言ふ『七つ』_五つのパンを裂きて、五千人に與へし時、その餘を幾筐ひろひしか』弟子たち言ふ『十二』a^;目ありて見ぬか、耳ありて聽かぬか。又なんぢら思ひ出でぬか、#]?イエス知りて言ひたまふ『何ぞパン無き故ならんと語り合ふか、未だ知らぬか、悟らぬか、汝らの心なほ鈍きか。R\弟子たち互に、これはパン無き故ならんと語り合ふ。[イエス彼らを戒めて言ひたまふ『愼みて、パリサイ人のパンだねと、ヘロデのパンだねとに心せよ』gZG弟子たちパンを携ふることを忘れ、舟には唯一つの他パンなかりき。RY かくて彼らを離れ、また舟に乘りて彼方に往き給ふ。/XW イエス心に深く歎じて言ひ給ふ『なにゆゑ今の代は徴を求むるか、まことに汝らに告ぐ、徴は今の代に斷えて與へられじ』vWe パリサイ人いで來りて、イエスと論じはじめ、之を試みて天よりの徴をもとむ。gVG 直ちに弟子たちと共に舟に乘りて、ダルマヌタの地方に往き給へり。OU その人おほよそ四千人なりき。イエス彼らを歸し、aT;人々食ひて飽き、裂きたる餘を拾ひしに、七つの籃に滿ちたり。mSSまた小き魚すこしばかりあり、祝して、之をもその前におけと言ひ給ふ。JR イエス群衆に命じて地に坐せしめ、七つのパンを取り、謝して之を裂き、弟子たちに與へて群衆の前におかしむ。弟子たち乃ちその前におく。[Q/イエス問ひ給ふ『パン幾つあるか』答へて『七つ』といふ。P 弟子たち答へて言ふ『この寂しき地にては、何處よりパンを得て、この人々を飽かしむべき』O 飢ゑしままにて其の家に歸らしめば、途にて疲れ果てん。其の中には遠くより來れる者あり』jNM『われ此の群衆を憫む、既に三日われと偕にをりて、食ふべき物なし。M }その頃また大なる群衆にて食ふべき物なかりしかば、イエス弟子たちを召して言ひ給ふ、L%また甚だしく打驚きて言ふ『かれの爲しし事は皆よし、聾者をも聞えしめ、唖者をも物いはしむ』Kw$イエス誰にも告ぐなと人々を戒めたまふ。されど戒むるほど反つて愈々言ひ弘めたり。^J5#かくてその耳ひらけ、舌の縺ただちに解け、正しく物いへり。vIe"天を仰ぎて嘆じ、その人に對ひて『エパタ』と言ひ給ふ、ひらけよとの意なり。H!イエス群衆の中より、彼をひとり連れ出し、その兩耳に指をさし入れ、また唾して其の舌に觸り、|Gq 人々、耳聾にして物言ふこと難き者を連れ來りて、之に手をおき給はんことを願ふ。F!イエスまたツロの地方を去りて、シドンを過ぎ、デカポリスの地方を經て、ガリラヤの海に來り給ふ。jEMをんな家に歸りて見るに、子は寢臺の上に臥し、惡鬼は既に出でたり。Dwイエス言ひ給ふ『なんぢ此の言によりて[安んじ]往け、惡鬼は既に娘より出でたり』mCS女こたへて言ふ『然り、主よ、食卓の下の小狗も子供の食屑を食ふなり』 Bイエス言ひ給ふ『まづ子供に飽かしむべし、子供のパンをとりて小狗に投げ與ふるは善からず』A!この女はギリシヤ人にて、スロ・フェニキヤの生なり。その娘より惡鬼を逐ひ出し給はんことを請ふ。@-ここに穢れし靈に憑かれたる稚なき娘をもてる女、ただちにイエスの事をきき、來りて御足の許に平伏す。#??イエス起ちて此處を去り、ツロの地方に往き、家に入りて人に知られじとし給ひたれど、隱るること能はざりき。U>#すべて此等の惡しき事は、内より出でて人を汚すなり』[=/姦淫・慳貪・邪曲・詭計・好色・嫉妬・誹謗・傲慢・愚痴。d<Aそれ内より、人の心より、惡しき念いづ、即ち淫行・竊盜・殺人、[;/また言ひたまふ『人より出づるものは、これ人を汚すなり。|:qこれ心には入らず、腹に入りて厠におつるなり』かく凡ての食物を潔しとし給へり。9 彼らに言ひ給ふ『なんぢらも然か悟なきか、外より人に入る物の、人を汚しえぬを悟らぬか、a8;イエス群衆を離れて家に入り給ひしに、弟子たち其の譬を問ふ。7[なし]6 外より人に入りて、人を汚し得るものなし、されど人より出づるものは、これ人を汚すなり』a5;更に群衆を呼び寄せて言ひ給ふ『なんぢら皆われに聽きて悟れ。4  かく汝らの傳へたる言傳によりて、神の言を空しうし、又おほく此の類の事をなしをるなり』U3# そののち人をして、父また母に事ふること無からしむ。22] 然るに汝らは「人もし父また母にむかひ、我が汝に對して負ふ所のものは、コルバン即ち供物なりと言はば可し」と言ひて、13 即ちモーセは「なんぢの父、なんぢの母を敬へ」といひ「父また母を詈る者は、必ず殺さるべし」といへり。s0_ また言ひたまふ『汝等はおのれの言傳を守らんとて、能くも神の誡命を棄つ。R/なんぢらは神の誡命を離れて、人の言傳を固く執る』^.5ただ徒らに我を拜む、人の訓誡を教とし教へて」と録したり。2-]イエス言ひ給ふ『イザヤは汝ら僞善者につきて能く預言せり。「この民は口唇にて我を敬ふ、されどその心は我に遠ざかる。8,iパリサイ人および學者らイエスに問ふ『なにゆゑ汝の弟子たちは、古への人の言傳に遵ひて歩まず、潔からぬ手にて食事するか』/+Wまた市場より歸りては、まず禊がざれば食はず。このほか酒杯・鉢・銅の器を濯ぐなど、多くの傳を承けて固く執りたり。*パリサイ人および凡てのユダヤ人は、古への人の言傳を固く執りて、懇ろに手を洗はねば食はず。)而して、その弟子たちの中に、潔からぬ手、即ち洗はぬ手にて食事する者のあるを見たり。f( Gパリサイ人と或學者らと、エルサレムより來りてイエスの許に集る。b'=8その到りたまふ處には、村にても、町にても、里にても、病める者を市場におきて、御衣の總にだに觸らしめ給はんことを願ふ。觸りし者は、みな醫されたり。v&e7徧くあたりを馳せまはり、その在すと聞く處々に、患ふ者を床のままつれ來る。L%6舟より上りしに、人々ただちにイエスを認めて、I$ 5遂に渡りてゲネサレの地に著き、舟がかりす。a#;4彼らは先のパンの事をさとらず、反つて其の心鈍くなりしなり。"3かくて弟子たちの許にゆき、舟に登り給へば、風やみたり。弟子たち心の中にて甚く驚く、!2皆これを見て心騷ぎたるに因る。イエス直ちに彼らに語りて言ひ給ふ『心安かれ、我なり、懼るな』g G1弟子たち其の海の上を歩み給ふを見、變化の者ならんと思ひて叫ぶ。,Q0風逆ふに因りて、弟子たちの漕ぎ煩ふを見て、夜明の四時ごろ、海の上を歩み、その許に到りて、往き過ぎんとし給ふ。^5/夕になりて、舟は海の眞中にあり、イエスはひとり陸に在す。I .群衆に別れてのち、祈らんとて山にゆき給ふ。--イエス直ちに、弟子たちを強ひて舟に乘らせ、自ら群衆を返す間に、彼方なるベツサイダに先に往かしむ。9m,パンを食ひたる男は五千人なりき。R+パンの餘、魚の殘を集めしに、十二の筐に滿ちたり。0[*凡ての人食ひて飽きたれば、S)かくてイエス五つのパンと二つの魚とを取り、天を仰ぎて祝し、パンをさき、弟子たちに付して人々の前に置かしめ、二つの魚をも人毎に分け給ふ。R(或は百人、あるひは五十人、畝のごとく列びて坐す。jM'イエス凡ての人の組々となりて、青草の上に坐することを命じ給へば、}&イエス言ひ給ふ『パン幾つあるか、往きて見よ』彼ら見ていふ『五つ、また魚二つあり』5c%答へて言ひ給ふ『なんぢら食物を與へよ』弟子たち言ふ『われら往きて二百デナリのパンを買ひ、これに與へて食はすべきか』pY$人々を去らしめ、周圍の里また村に往きて、己がために食物を買はせ給へ』}#時すでに晩くなりたれば、弟子たち御許に來りていふ『ここは寂しき處、はや時も晩し。'"イエス出でて大なる群衆を見、その牧ふ者なき羊の如くなるを甚く憫みて、多くの事を教へはじめ給ふ。#?!其の往くを見て、多くの人それと知り、その處を指して、町々より徒歩にてともに走り、彼等よりも先に往けり。B かくて人を避け、舟にて寂しき處にゆく。>uイエス言ひ給ふ『なんぢら人を避け、寂しき處に、いざ來りて暫し息へ』これは往來の人おほくして、食する暇だになかりし故なり。s _使徒たちイエスの許に集りて、その爲ししこと、教へし事をことごとく告ぐ。a ;ヨハネの弟子たち聞きて來り、その屍體を取りて墓に納めたり。d Aその首を盆にのせ、持ち來りて少女に與ふ、少女これを母に與ふ。 直ちに衞兵を遣し、之にヨハネの首を持ち來ることを命ず、衞兵ゆきて、獄にてヨハネを首斬り、m S王いたく憂ひたれど、その誓と席に在る者とに對して拒むことを好まず、,Q娘ただちに急ぎて王の許に入りきたり、求めて言ふ『ねがはくは、バプテスマのヨハネの首を盆に載せて速かに賜はれ』pY娘いでて母にいふ『何を求むべきか』母いふ『バプテスマのヨハネの首を』[/また誓ひて言ふ『なんぢ求めば、我が國の半までも與へん』V%かのヘロデヤの娘いり來りて、舞をまひ、ヘロデと其の席に列れる者とを喜ばしむ。王、少女に言ふ『何にても欲しく思ふものを求めよ、我あたへん』!然るに機よき日來れり。ヘロデ己が誕生日に、大臣・將校・ガリラヤの貴人たちを招きて饗宴せしに、Sそれはヘロデ、ヨハネの義にして聖なる人たるを知りて、之を畏れ、之を護り、且つその教をききて、大に惱みつつも、なほ喜びて聽きたる故なり。Oヘロデヤ、ヨハネを怨みて殺さんと思へど能はず。pYヨハネ、ヘロデに『その兄弟の妻を納るるは宣しからず』と言へるに因る。 9ヘロデ先にその娶りたる己が兄弟ピリポの妻ヘロデヤの爲に、みづから人を遣し、ヨハネを捕へて獄に繋げり。a;ヘロデ聞きて言ふ『わが首斬りしヨハネ、かれ甦へりたるなり』~ 或人は『エリヤなり』といひ、或人は『預言者、いにしへの預言者のごとき者なり』といふ。G}かくてイエスの名顯れたれば、ヘロデ王ききて言ふ『バプテスマのヨハネ死人の中より甦へりたり。この故に此等の能力その中に働くなり』a|; 多くの惡鬼を逐ひいだし、多くの病める者に油をぬりて醫せり。U{# ここに弟子たち出で往きて、悔改むべきことを宣傅へ、 z 何地にても汝らを受けず、汝らに聽かずば、其處を出づるとき、證のために足の裏の塵を拂へ』vye かくて言ひたまふ『何處にても人の家に入らば、その地を去るまで其處に留れ。gxG ただ草鞋ばかりをはきて、二つの下衣をも著ざることを命じ給へり。ywkかつ旅のために、杖一つの他は、何をも持たず、糧も嚢も帶の中に錢をも持たず、pvYまた十二弟子を召し、二人づつ遣しはじめ、穢れし靈を制する權威を與へ、duA彼らの信仰なきを怪しみ給へり。かくて村々を歴巡りて教へ給ふ。t3彼處にては、何の能力ある業をも行ひ給ふこと能はず、ただ少數の病める者に、手をおきて醫し給ひしのみ。sイエス彼らに言ひたまふ『預言者は、おのが郷、おのが親族、おのが家の外にて尊ばれざる事なし』Sr此の人は木匠にして、マリヤの子、またヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ならずや、其の姉妹も此處に我らと共にをるに非ずや』遂に彼に躓けり。!q;安息日になりて、會堂にて教へ始め給ひしに、聞きたる多くのもの驚きて言ふ『この人は此等のことを何處より得しぞ、此の人の授けられたる智慧は何ぞ、その手にて爲すかくのごとき能力あるわざは何ぞ。`p ;かくて其處をいで、己が郷に到り給ひしに、弟子たちも從へり。o!+イエス此の事を誰にも知れぬやうにせよと、堅く彼らを戒め、また食物を娘に與ふることを命じ給ふ。nw*直ちに少女たちて歩む、その歳十二なりければなり。彼ら直ちに甚く驚きおどろけり。m)幼兒の手を執りて『タリタ、クミ』と言ひたまふ。少女よ、我なんぢに言ふ、起きよ、との意なり。,lQ(人々イエスを嘲笑ふ。イエス彼等をみな外に出し、幼兒の父と母と己に伴へる者とを率きつれて、幼兒のをる處に入り、|kq'入りて言ひ給ふ『なんぞ騷ぎかつ泣くか、幼兒は死にたるにあらず、寐ねたるなり』pjY&彼ら會堂司の家に來る。イエス多くの人の、甚く泣きつ叫びつする騷を見、yik%かくてペテロ、ヤコブその兄弟ヨハネの他は、ともに往く事を誰にも許し給はず。yhk$イエス其の告ぐる言を傍より聞きて、會堂司に言ひたまふ『懼るな、ただ信ぜよ』#g?#かく語り給ふほどに、會堂司の家より人々きたりて言ふ『なんぢの娘は早や死にたり、爭でなほ師を煩はすべき』f "イエス言ひ給ふ『娘よ、なんぢの信仰なんぢを救へり、安らかに往け、病いえて健かになれ』|eq!女おそれ戰き、己が身になりし事を知り、來りて御前に平伏し、ありしままを告ぐ。Ld イエスこの事を爲しし者を見んとて見囘し給ふ。jcM弟子たち言ふ『群衆の押迫るを見て、誰が我に觸りしぞと言ひ給ふか』b3イエス直ちに能力の己より出でたるを自ら知り、群衆の中にて、振反り言ひたまふ『誰が我の衣に觸りしぞ』[a/かくて血の泉ただちに乾き、病のいえたるを身に覺えたり。L`『その衣にだに觸らば救はれん』と自ら謂へり。d_Aイエスの事をききて、群衆にまじり、後に來りて、御衣にさはる、^3多くの醫者に多く苦しめられ、有てる物をことごとく費したれど、何の效なく、反つて増々惡しくなりたり。<]sここに十二年血漏を患ひたる女あり。g\Gイエス彼と共にゆき給へば、大なる群衆したがひつつ御許に押迫る。[切に願ひて言ふ『わが稚なき娘、いまはの際なり、來りて手をおき給へ、さらば救はれて活くべし』mZS會堂司の一人、ヤイロという者きたり、イエスを見て、その足下に伏し、Y}イエス舟にて復かなたに渡り給ひしに、大なる群衆みもとに集る、イエス海邊に在せり。 X9彼ゆきて、イエスの如何に大なる事を己になし給ひしかを、デカポリスに言ひ弘めたれば、人々みな怪しめり。5Wc許さずして言ひ給ふ『なんぢの家に、親しき者に歸りて、主がいかに大なる事を汝に爲し、いかに汝を憫み給ひしかを告げよ』Vwイエス舟に乘らんとし給ふとき、惡鬼に憑かれたりしもの偕に在らん事を願ひたれど、FU人々イエスにその境を去り給はん事を求む。Tかの惡鬼に憑かれたる者の上にありし事と、豚の事とを見し者ども、之を具に告げたれば、DSかくてイエスに來り、惡鬼に憑かれたりし者、即ちレギオンをもちたりし者の、衣服をつけ、慥なる心にて坐しをるを見て、懼れあへり。R}飼ふ者ども逃げ往きて、町にも里にも告げたれば、人々何事の起りしかを見んとて出づ。,QQ イエス許したまふ。穢れし靈いでて、豚に入りたれば、二千匹ばかりの群、海に向ひて崖を駈けくだり、海に溺れたり。dPA 惡鬼どもイエスに求めて言ふ『われらを遣して豚に入らしめ給へ』 .~d}}D||m{{"zzyLxxwvvcuutt(srrqq ppLooDnn?mm(lckk jii0hhqggff`eeedcccb}aa ``A__]^^3]]R\\o[[YY4XX WVVVUU,TT1S6RR QQPPOZNN$MtLLMLKJJqIHH;GG FsFEED~CC1B`AAh@@K@ ??o>>=}<<<2;;s::k99p988(7`66g65f5433221z00G/..--,,L++P**)q)('''&&8%% $v##""6!! ?Crp:)?yWn,-{Q#U x = x G m$M<bO;.D2 イスラエルの王キリスト、いま十字架より下りよかし、さらば我ら見て信ぜん』共に十字架につけられたる者どもも、イエスを罵りたり。1祭司長らも亦同じく、學者らと共に嘲弄して互に言ふ『人を救ひて、己を救ふこと能はず、00[十字架より下りて己を救へ』/往來の者どもイエスを譏り、首を振りて言ふ『ああ、宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、.[なし]|-qイエスと共に、二人の強盜を十字架につけ、一人をその右に、一人をその左に置く。B,その罪標には『ユダヤ人の王』と書せり。L+イエスを十字架につけしは、朝の九時頃なりき。|*q彼らイエスを十字架につけ、而して誰が何を取るべきと、鬮を引きて其の衣を分つ、X))かくて沒藥を混ぜたる葡萄酒を與へたれど、受け給はず。U(#イエスをゴルゴダ、釋けば髑髏といふ處に連れ往けり。5'c時にアレキサンデルとルポスとの父シモンといふクレネ人、田舍より來りて通りかかりしに、強ひてイエスの十字架を負はせ、&wかく嘲弄してのち、紫色の衣を剥ぎ、故の衣を著せ、十字架につけんとて曳き出せり。R%また葦にて其の首をたたき、唾し、跪づきて拜せり。F$『ユダヤ人の王、安かれ』と禮をなし始め、L#彼に紫色の衣を著せ、茨の冠冕を編みて冠らせ、^"5兵卒どもイエスを官邸の中庭に連れゆき、全隊を呼び集めて、!'ピラト群衆の望を滿さんとて、バラバを釋し、イエスを鞭うちたるのち、十字架につくる爲にわたせり。 ピラト言ふ『そも彼は何の惡事を爲したるか』かれら烈しく叫びて『十字架につけよ』と言ふ。?y 人々また叫びて言ふ『十字架につけよ』w ピラトまた答へて言ふ『さらば汝らがユダヤ人の王と稱ふる者をわれ如何にすべきか』jM されど祭司長ら群衆を唆かし、反つてバラバを赦さんことを願はしむ。gG これピラト、祭司長らのイエスを付ししは、嫉に因ると知る故なり。X) ピラト答へて言ふ『ユダヤ人の王を赦さんことを願ふか』X)群衆すすみ來りて、例の如くせんことを願ひ出でたれば、pYここに一揆を起し、人を殺して繋がれをる者の中に、バラバといふ者あり。jMさて祭の時には、ピラト民の願に任せて、囚人ひとりを赦す例なるが、^5されどピラトの怪しむばかり、イエス更に何をも答へ給はず。ykピラトまた問ひて言ふ『なにも答へぬか、視よ、如何に多くの事をもて訴ふるか』3a祭司長らさまざまに訴ふれば、!ピラト、イエスに問ひて言ふ『なんぢはユダヤ人の王なるか』答へて言ひ給ふ『なんぢの言ふが如し』" ?夜明るや直ちに、祭司長・長老・學者ら、即ち全議會ともに相議りて、イエスを縛り、曳きゆきてピラトに付す。Y+Hその折しも、また鷄なきぬ。ペテロ『にはとり二度なく前に、なんぢ三度われを否まん』とイエスの言ひ給ひし御言を思ひいだし、思ひ反して泣きたり。veG此の時ペテロ盟ひかつ誓ひて『われは汝らの言ふ其の人を知らず』と言ひ出づ。,QFペテロ重ねて肯はず、暫くしてまた傍らに立つ者どもペテロに言ふ『なんぢは慥にかの黨與なり、汝もガリラヤ人なり』wE婢女かれを見て、また傍らに立つ者どもに『この人はかの黨與なり』と言ひ出でしに、Dペテロ肯はずして『われは汝の言ふことを知らず、又その意をも悟らず』と言ひて庭口に出でたり。 Cペテロの火に煖まりをるを見、これに目を注めて『汝もかのナザレ人イエスと偕に居たり』と言ふ。^ 5Bペテロ下にて中庭にをりしに、大祭司の婢女の一人きたりて、A {A而して或者どもはイエスに唾し、又その顏を蔽ひ、拳にて搏ちなど爲始めて言ふ『預言せよ』下役どもイエスを受け、手掌にてうてり。  @なんぢら此の瀆言を聞けり、如何に思ふか』かれら擧りてイエスを死に當るべきものと定む。d A?此のとき大祭司おのが衣を裂きて言ふ『なんぞ他に證人を求めん。!>イエス言ひ給ふ『われは夫なり、汝ら、人の子の全能者の右に坐し、天の雲の中にありて來るを見ん』#?=されどイエス默して何をも答へ給はず。大祭司ふたたび問ひて言ふ『なんぢは頌むべきものの子キリストなるか』'<ここに大祭司、中に立ちイエスに問ひて言ふ『なんぢ何をも答へぬか、此の人々の立つる證據は如何に』6g;然れど尚この證據もあはざりき。,Q:『われら此の人の「われは手にて造りたる此の宮を毀ち、手にて造らぬ他の宮を三日にて建つべし」と云へるを聞けり』6g9遂に或者ども起ちて僞證して言ふpY8それはイエスに對して僞證する者多くあれども、其の證據あはざりしなり。s_7さて祭司長ら及び全議會、イエスを死に定めんとて、證據を求むれども得ず。6ペテロ遠く離れてイエスに從ひ、大祭司の中庭まで入り、下役どもと共に坐して火に煖まりゐたり。ve5人々イエスを大祭司の許に曳き往きたれば、祭司長・長老・學者ら皆あつまる。6~g4亞麻布を棄て裸にて逃げ去れり。|}q3ある若者、素肌に亞麻布を纏ひて、イエスに從ひたりしに、人々これを捕へければ、F|2其のとき弟子みなイエスを棄てて逃げ去る。{31我は日々なんぢらと偕に宮にありて教へたりしに、我を執へざりき、されど是は聖書の言の成就せん爲なり』z-0イエス人々に對ひて言ひ給ふ『なんぢら強盜にむかふ如く、劍と棒とを持ち、我を捕へんとて出で來るか。pyY/傍らに立つ者のひとり、劍を拔き、大祭司の僕を撃ちて、耳を切り落せり。3xa.人々イエスに手をかけて捕ふ。aw;-かくて來りて直ちに御許に往き『ラビ』と言ひて接吻したれば、v-,イエスを賣るもの、あらかじめ合圖を示して言ふ『わが接吻する者はそれなり、之を捕へて確と引きゆけ』Mu+なほ語りゐ給ふほどに、十二弟子の一人なるユダ、やがて近づき來る、祭司長・學者・長老らより遣されたる群衆、劍と棒とを持ちて之に伴ふ。Xt)*起て、われらは往くべし。視よ、我を賣る者ちかづけり』s3)三度來りて言ひたまふ『今は眠りて休め、足れり、時きたれり、視よ、人の子は罪人らの手に付さるるなり。r'(また來りて彼らの眠れるを見たまふ、是その目いたく疲れたるなり、彼ら何と答ふべきかを知らざりき。6qg'再びゆき、同じ言にて祈り給ふ。pw&なんぢら誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』o3%來りて、その眠れるを見、ペテロに言ひ給ふ『シモンよ、なんぢ眠るか、一時も目を覺しをること能はぬか。An{$『アバ父よ、父には能はぬ事なし、此の酒杯を我より取り去り給へ。されど我が意のままを成さんとにあらず、御意のままを成し給へ』 m#少し進みゆきて、地に平伏し、若しも得べくば此の時の己より過ぎ往かんことを祈りて言ひ給ふmlS"『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり、汝ら此處に留りて目を覺しをれ』ykk!かくてペテロ、ヤコブ、ヨハネを伴ひゆき、甚く驚き、かつ悲しみ出でて言ひ給ふj 彼らゲツセマネと名づくる處に到りし時、イエス弟子たちに言ひ給ふ『わが祈る間、ここに座せよ』iペテロ力をこめて言ふ『われ汝とともに死ぬべき事ありとも、汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。h!イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、今日この夜、鷄ふたたび鳴く前に、なんぢ三たび我を否むべし』^g5時にペテロ、イエスに言ふ『假令みな躓くとも、我は然らじ』dfAされど我よみがへりて後、なんぢらに先だちてガリラヤに往かん』,eQイエス弟子たちに言ひ給ふ『なんぢら皆躓かん、それは「われ牧羊者を打たん、さらば羊散るべし」と録されたるなり。Ldかれら讃美をうたひて後、オリブ山に出でゆく。cまことに汝らに告ぐ、神の國にて新しきものを飮む日までは、われ葡萄の果より成るものを飮まじ』pbYまた言ひ給ふ『これは契約の我が血、おほくの人の爲に流す所のものなり。gaGまた酒杯を取り、謝して彼らに與へ給へば、皆この酒杯より飮めり。 `9彼ら食しをる時、イエス、パンを取り、祝してさき、弟子たちに與へて言ひたまふ『取れ、これは我が體なり』;_o實に人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』y^kイエス言ひたまふ『十二のうちの一人にて、我と共にパンを鉢に浸す者は夫なり。X])弟子たち憂ひて一人一人『われなるか』と言ひ出でしに、\3みな席に就きて食するとき言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、我と共に食する汝らの中の一人、われを賣らん』?[y日暮れてイエス十二弟子とともに往き、Z弟子たち出で往きて都に入り、イエスの言ひ給ひし如くなるを見て、過越の設備をなせり。sY_さらば調へ備へたる大なる二階座敷を見すべし。其處に我らのために備へよ』Xその入る所の家主に「師いふ、われ弟子らと共に過越の食をなすべき座敷は何處なるか」と言へ。8Wi イエス二人の弟子を遣さんとして言ひたまふ『都に往け、然らば水をいれたる瓶を持つ人、なんぢらに遇ふべし。之に從ひ往き、SV 除酵祭の初の日、即ち過越の羔羊を屠るべき日、弟子たちイエスに言ふ『過越の食をなし給ふために、我らが何處に往きて備ふることを望み給ふか』U 彼等これを聞きて喜び、銀を與へんと約したれば、ユダ如何にしてか機好くイエスを付さんと謀る。T} ここに十二弟子の一人なるイスカリオテのユダ、イエスを賣らんとて祭司長の許にゆく。)SK まことに汝らに告ぐ、全世界いづこにても、福音の宣傅へらるる處には、この女の爲しし事も記念として語らるべし』R}此の女は、なし得る限をなして、我が體に香油をそそぎ、あらかじめ葬りの備をなせり。Q-貧しき者は常に汝らと偕にをれば、何時にても心のままに助け得べし、されど我は常に汝らと偕にをらず。yPkイエス言ひ給ふ『その爲すに任せよ、何ぞこの女を惱すか、我に善き事をなせり。 Oこの油を三百デナリ餘に賣りて、貧しき者に施すことを得たりしものを』而して甚く女を咎む。[N/ある人々、憤ほりて互に言ふ『なに故かく濫に油を費すか、Mイエス、ベタニヤに在して、癩病人シモンの家にて食事の席につき居給ふとき、或女、價高き混なきナルドの香油の入りたる石膏の壺を持ち來り、その壺を毀ちてイエスの首に注ぎたり。RL『祭の間は爲すべからず、恐らくは民の亂あるべし』K 3さて過越と除酵との祭の二日前となりぬ。祭司長・學者ら詭計をもてイエスを捕へ、かつ殺さんと企てて言ふ^J5 %わが汝らに告ぐるは、凡ての人に告ぐるなり。目を覺しをれ』FI $恐らくは俄に歸りて、汝らの眠れるを見ん。,HQ #この故に目を覺しをれ、家の主人の歸るは、夕か、夜半か、鷄鳴くころか、夜明か、いづれの時なるかを知らねばなり。DG "例へば家を出づる時、その僕どもに權を委ねて、各自の務を定め、更に門守に、目を覺しをれと命じ置きて、遠く旅立したる人のごとし。aF; !心して目を覺しをれ、汝等その時の何時なるかを知らぬ故なり。E  その日その時を知る者なし。天にある使者たちも知らず、子も知らず、ただ父のみ知り給ふ。UD# 天地は過ぎゆかん、されど我が言は過ぎ逝くことなし。|Cq まことに汝らに告ぐ、これらの事ことごとく成るまで、今の代は過ぎ逝くことなし。yBk かくの如く此等のことの起るを見ば、人の子すでに近づきて門邊にいたるを知れ。Aw 無花果の樹よりの譬を學べ、その枝すでに柔かくなりて葉芽ぐめば、夏の近きを知る。@} その時かれは使者たちを遣して、地の極より天の極まで、四方より其の選民をあつめん。p?Y 其のとき人々、人の子の大なる能力と榮光とをもて、雲に乘り來るを見ん。I>  星は空より隕ち、天にある萬象ふるひ動かん。U=# 其の時、その患難ののち、日は暗く、月は光を發たず。[</ 汝らは心せよ、あらかじめ之を皆なんぢらに告げおくなり。; 僞キリスト・僞預言者ら起りて、徴と不思議とを行ひ、爲し得べくは、選民をも惑さんとするなり。: 其の時なんぢらに「視よ、キリスト此處にあり」「視よ、彼處にあり」と言ふ者ありとも信ずな。,9Q 主その日を少くし給はずば、救はるる者一人だになからん。されど其の選び給ひし選民の爲に、その日を少くし給へり。,8Q その日は患難の日なればなり。神の萬物を造り給ひし開闢より今に至るまで、かかる患難はなく、また後にもなからん。67g この事の冬おこらぬやうに祈れ、^65 其の日には孕りたる女と、乳を哺まする女とは禍害なるかな。?5y 畑にをる者は上衣を取らんとて歸るな。p4Y 屋の上にをる者は、内に下るな。また家の物を取り出さんとて内に入るな。&3E 「荒す惡むべき者」の立つべからざる所に立つを見ば(讀むもの悟れ)その時ユダヤにをる者どもは、山に遁れよ。2w 又なんぢら我が名の故に凡ての人に憎まれん、されど終まで耐へ忍ぶ者は救はるべし。s1_ 兄弟は兄弟を、父は子を死にわたし、子らは親たちに逆ひ立ちて死なしめん。M0 人々なんぢらを曳きて付さんとき、何を言はんと預じめ思ひ煩ふな、唯そのとき授けらるることを言へ、これ言ふ者は汝等にあらず、聖靈なり。R/ かくて福音は先づもろもろの國人に宣傳へらるべし。t.a 汝等みづから心せよ、人々なんぢらを衆議所に付さん。なんぢら會堂に曳かれて打たれ、且わが故によりて、司たち及び王たちの前に立てられん、これは證をなさん爲なり。-- 即ち「民は民に、國は國に逆ひて起たん」また處々に地震あり、饑饉あらん、これらは産の苦難の始なり。, 戰爭と戰爭の噂とを聞くとき懼るな、かかる事はあるべきなり、されど未だ終にはあらず。m+S 多くの者わが名を冒し來り「われは夫なり」と言ひて多くの人を惑さん。[*/ イエス語り出で給ふ『なんぢら人に惑されぬやうに心せよ。))K 『われらに告げ給へ、これらの事は何時あるか、又すべて此等の事の成し遂げられんとする時は、如何なる兆あるか』(} オリブ山にて宮の方に對ひて坐し給へるに、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレ竊に問ふ' イエス言ひ給ふ『なんぢ此等の大なる建造物を見るか、一つの石も崩されずしては石の上に殘らじ』& 9 イエス宮を出で給ふとき、弟子の一人いふ『師よ、見給へ、これらの石、これらの建造物、いかに盛ならずや』G% ,凡ての者は、その豐なる内よりなげ入れ、この寡婦は其の乏しき中より、凡ての所有、即ち己が生命の料をことごとく投げ入れたればなり』D$ +イエス弟子たちを呼び寄せて言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、この貧しき寡婦は、賽錢函に投げ入るる凡ての人よりも多く投げ入れたり。s#_ *一人の貧しき寡婦きたりて、レプタ二つを投げ入れたり、即ち五厘ほどなり。 "9 )イエス賽錢函に對ひて坐し、群衆の錢を賽錢函に投げ入るるを見給ふ。富める多くの者は、多く投げ入れしが、! (また寡婦らの家を呑み、外見をつくりて長き祈をなす。その受くる審判は更に嚴しからん』6 g '會堂の上座、饗宴の上席を好み、! &イエスその教のうちに言ひたまふ『學者らに心せよ、彼らは長き衣を著て歩むこと、市場にての敬禮、  %ダビデ自ら彼を主と言ふ、されば爭でその子ならんや』大なる群衆は喜びてイエスに聽きたり。,Q $ダビデ聖靈に感じて自らいへり「主わが主に言ひ給ふ、我なんぢの敵を汝の足の下に置くまでは、我が右に坐せよ」と。  #イエス宮にて教ふるとき、答へて言ひ給ふ『なにゆゑ學者らはキリストをダビデの子と言ふか。#? "イエスその聰く答へしを見て言ひ給ふ『なんぢ神の國に遠からず』此の後たれも敢へてイエスに問ふ者なかりき。5c !「こころを盡し、知慧を盡し、力を盡して神を愛し、また己のごとく隣を愛する」は、もろもろの燔祭および犧牲に勝るなり』ve 學者いふ『善きかな師よ「神は唯一にして他に神なし」と言ひ給へるは眞なり。yk 第二は是なり「おのれの如く汝の隣を愛すべし」此の二つより大なる誡命はなし』yk なんぢ心を盡し、精神を盡し、思を盡し、力を盡して、主なる汝の神を愛すべし」} イエス答へたまふ『第一は是なり「イスラエルよ聽け、主なる我らの神は唯一の主なり。8i 學者の一人、かれらの論じをるを聞き、イエスの善く答へ給へるを知り、進み出でて問ふ『すべての誡命のうち、何か第一なる』mS 神は死にたる者の神にあらず、生ける者の神なり。なんぢら大に誤れり』wg 死にたる者の甦へる事に就きては、モーセの書の中なる柴の條に、神モーセに「われはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神なり」と告げ給ひし事あるを、未だ讀まぬか。|q 人、死人の中より甦へる時は、娶らず、嫁がず、天に在る御使たちの如くなるなり。yk イエス言ひ給ふ『なんぢらの誤れるは、聖書をも神の能力をも知らぬ故ならずや。  復活のとき彼らみな甦へらんに、この女は誰の妻たるべきか、七人これを妻としたればなり』U# 七人とも嗣子なくして死に、終には其の女も死にたり。mS 第二の者その女を娶り、また嗣子なくして死に、第三の者もまた然なし、[ / ここに七人の兄弟ありて、兄妻を娶り、嗣子なくして死に、J   『師よ、モーセは、人の兄弟もし子なく妻を遺して死なば、その兄弟かれの妻を娶りて、兄弟のため嗣子を擧ぐべしと、我らに書き遺したり。[ / また復活なしと云ふサドカイ人ら、イエスに來り問ひて言ふ ' イエス言ひ給ふ『カイザルの物はカイザルに、神の物は神に納めよ』彼らイエスに就きて甚だ怪しめり。  彼ら持ち來る。イエス言ひ給ふ『これは誰の像、たれの號なるか』『カイザルのなり』と答ふ。! イエス其の詐僞なるを知りて『なんぞ我を試むるか、デナリを持ち來りて我に見せよ』と言ひ給へば、0Y その者ども來りて言ふ『師よ、我らは知る、汝は眞にして、誰をも憚りたまふ事なし、人の外貌を見ず、眞をもて神の道を教へ給へばなり。我ら貢をカイザルに納むるは、宜きか、惡しきか、納めんか、納めざらんか』- かくて彼らイエスの言尾をとらへて陷入れん爲に、パリサイ人とヘロデ黨との中より、數人を御許に遣す。M ここに彼等イエスを執へんと思ひたれど、群衆を恐れたり、この譬の己らを指して言ひ給へるを悟りしに因る。遂にイエスを離れて去り往けり。yk これ主によりて成れるにて、我らの目には奇しきなり」とある句をすら讀まぬか』dA 汝ら聖書に「造家者らの棄てたる石は、これぞ隅の首石となれる。  さらば葡萄園の主、なにを爲さんか、來りて農夫どもを亡し、葡萄園を他の者どもに與ふべし。O 乃ち執へて之を殺し、葡萄園の外に投げ棄てたり。' かの農夫ども互に言ふ「これは世嗣なり、いざ之を殺さん、さらばその嗣業は、我らのものとなるべし」  なほ一人あり、即ち其の愛しむ子なり「わが子は敬ふならん」と言ひて、最後に之を遣ししに、~} また他の者を遣ししに、之を殺したり。又ほかの多くの僕をも、或は打ち或は殺したり。[}/ 又ほかの僕を遣ししに、その首に傷つけ、かつ辱しめたり。R| 彼ら之を執へて打ちたたき、空手にて歸らしめたり。p{Y 時いたりて農夫より葡萄園の所得を受取らんとて、僕をその許に遣ししに、Fz  イエス譬をもて彼らに語り出で給ふ『ある人、葡萄園を造り、籬を環らし、酒槽の穴を掘り、櫓をたて、農夫どもに貸して、遠く旅立せり。&yE !遂にイエスに答へて『知らず』と言ふ。イエス言ひ給ふ『われも何の權威をもて此等の事を爲すか、汝らに告げじ』x されど人よりと言はんか……』彼ら群衆を恐れたり、人みなヨハネを實に預言者と認めたればなり。vwe 彼ら互に論じて言ふ『もし天よりと言はば「何故かれを信ぜざりし」と言はん。[v/ ヨハネのバプテスマは、天よりか、人よりか、我に答へよ』#u? イエス言ひ給ふ『われ一言なんぢらに問はん、答へよ、さらば我も何の權威をもて、此等の事を爲すかを告げん。t} 『何の權威をもて此等の事をなすか、誰が此等の事を爲すべき權威を授けしか』と言ふ。s かれら又エルサレムに到る。イエス宮の内を歩み給ふとき、祭司長・學者・長老たち御許に來りて、r [なし]q3 また立ちて祈るとき、人を怨む事あらば免せ、これは天に在す汝らの父の、汝らの過失を免し給はん爲なり』|pq この故に汝らに告ぐ、凡て祈りて願ふ事は、すでに得たりと信ぜよ、さらば得べし。Po まことに汝らに告ぐ、人もし此の山に「移りて海に入れ」と言ふとも、其の言ふところ必ず成るべしと信じて、心に疑はずば、その如く成るべし。]]J\\[\['ZZ6YYmXXXWWfW%VVAUUUETTTSSbRR+QQQ PPEOO,NNrNMM[M LLkL#KKJJJ`IIjHHGGGKFFFEEDDICC2BBgBAA7@~@?L>==<<<+;;;d;:&98877f666C55D444F3322:100)//..<-z,y+++ **G))( 'm' &S%%p$$##o#&"""B!!!b! v '}&*9b?5zN,( a w H <T:;iR6 かれら舟を陸につけ、一切を棄ててイエスに從へり。G5 ゼベダイの子にしてシモンの侶なるヤコブもヨハネも同じく驚けり。イエス、シモンに言ひたまふ『懼るな、なんぢ今よりのち人を漁らん』m4S これはシモンも偕に居る者もみな、漁りし魚の夥多しきに驚きたるなり。3!シモン・ペテロ之を見て、イエスの膝下に平伏して言ふ『主よ、我を去りたまへ。我は罪ある者なり』&2E他の一艘の舟にをる組の者を差招きて來り助けしむ。來りて魚を二艘の舟に滿したれば、舟沈まんばかりになりぬ。d1Aかくて然せしに、魚の夥多しき群を圍みて、網裂けかかりたれば、0!シモン答へて言ふ『君よ、われら終夜勞したるに、何をも得ざりき、されど御言に隨ひて網を下さん』j/M語り終へてシモンに言ひたまふ『深處に乘りいだし、網を下して漁れ』).Kイエスその一艘なるシモンの舟に乘り、彼に請ひて陸より少しく押し出さしめ、坐して舟の中より群衆を教へたまふ。m-S渚に二艘の舟の寄せあるを見たまふ、漁人は舟をいでて網を洗ひ居たり。u, e群衆おし迫りて神の言を聽きをる時、イエス、ゲネサレの湖のほとりに立ちて、F+,かくてユダヤの諸會堂にて教を宣べたまふ。*'+イエス言ひ給ふ『われ又ほかの町々にも神の國の福音を宣傳へざるを得ず、わが遣されしは之が爲なり』#)?*明くる朝イエス出でて寂しき處にゆき給ひしが、群衆たづねて御許に到り、その去り往くことを止めんとせしに、V(%)惡鬼もまた多くの人より出でて叫びつつ言ふ『なんぢは神の子なり』之を責めて物言ふことを免し給はず、惡鬼そのキリストなるを知るに因りてなり。#'?(日のいる時、さまざまの病を患ふ者をもつ人、みな之をイエスに連れ來れば、一々その上に手を置きて醫し給ふ。y&k'その傍らに立ちて熱を責めたまへば、熱去りて女たちどころに起きて彼らに事ふ。/%W&イエス會堂を立ち出でて、シモンの家に入り給ふ。シモンの外姑おもき熱を患ひ居たれば、人々これが爲にイエスに願ふ。L$%ここにイエスの噂あまねく四方の地に弘りたり。#'$みな驚き語り合ひて言ふ『これ如何なる言ぞ、權威と能力とをもて命ずれば、穢れし惡鬼すら出で去る』"-#イエス之を禁めて言ひ給ふ『默せ、その人より出でよ』惡鬼その人を人々の中に倒し、傷つけずして出づ。A!{"『ああ、ナザレのイエスよ、我らは汝となにの關係あらんや。我らを亡さんとて來給ふか。我はなんぢの誰なるを知る、神の聖者なり』a ;!會堂に穢れし惡鬼の靈に憑かれたる人あり、大聲に叫びて言ふ、X) 人々その教に驚きあへり。その言、權威ありたるに因る。mSかくてガリラヤの町カペナウムに下りて、安息日ごとに人を教へ給へば、6gイエスその中を通りて去り給ふ。 起ちてイエスを町より逐ひ出し、その町の建ちたる山の崖に引き往きて、投げ落さんとせしに、B會堂にをる者みな之を聞きて憤恚に滿ち、A{また預言者エリシヤの時、イスラエルの中に多くの癩病人ありしが、其の一人だに潔められず、唯シリヤのナアマンのみ潔められたり』エリヤは其の一人にすら遣されず、唯シドンなるサレプタの一人の寡婦にのみ遣されたり。>uわれ實をもて汝らに告ぐ、エリヤのとき三年六个月、天とぢて、全地大なる饑饉なりしが、イスラエルの中に多くの寡婦ありたれど、s_また言ひ給ふ『われ誠に汝らに告ぐ、預言者は己が郷にて喜ばるることなし。wgイエス言ひ給ふ『なんぢら必ず我に俚諺を引きて「醫者よ、みづから己を醫せ、カペナウムにて有りしといふ我らが聞ける事どもを、己が郷なる此の地にても爲せ」と言はん』 人々みなイエスを譽め、又その口より出づる惠の言を怪しみて言ふ『これヨセフの子ならずや』gGイエス言ひ出でたまふ『この聖書は今日なんぢらの耳に成就したり』veイエス書を卷き、係の者に返して坐し給へば、會堂に居る者みな之に目を注ぐ。?y主の喜ばしき年を宣傳へしめ給ふなり』『主の御靈われに在す。これ我に油を注ぎて貧しき者に福音を宣べしめ、我をつかはして囚人に赦を得ることと、盲人に見ゆることとを告げしめ、壓へらるる者を放ちて自由を與へしめ、|q預言者イザヤの書を與へたれば、其の書を繙きて、かく録されたる所を見出し給ふ。 9偖その育てられ給ひし處のナザレに到り、例のごとく安息日に會堂に入りて、聖書を讀まんとて立ち給ひしに、U#かくて諸會堂にて教をなし、凡ての人に崇められ給ふ。| qイエス御靈の能力をもてガリラヤに歸り給へば、その聲聞あまねく四方の地に弘る。X ) 惡魔あらゆる嘗試を盡してのち、暫くイエスを離れたり。p Y イエス答へて言ひたまふ『「主なる汝の神を試むべからず」と云ひてあり』 } 「かれら手にて汝をささへ、その足を石に打當つる事なからしめん」と録されたるなり』X ) それは「なんぢの爲に御使たちに命じて守らしめ給はん」5c 惡魔またイエスをエルサレムに連れゆき、宮の頂上に立たせて言ふ『なんぢ若し神の子ならば、此處より己が身を下に投げよ。イエス答へて言ひたまふ『「主なる汝の神を拜し、ただ之にのみ事ふべし」と録されたり』^5この故にもし我が前に拜せば、ことごとく汝の有となるべし』'『この凡ての權威と國々の榮華とを汝に與へん。我これを委ねられたれば、我が欲する者に與ふるなり。pY惡魔またイエスを携へのぼりて、瞬間に天下のもろもろの國を示して言ふ、s_イエス答へたまふ『「人の生くるはパンのみに由るにあらず」と録されたり』mS惡魔いふ『なんぢ若し神の子ならば、此の石に命じてパンと爲らしめよ』ve惡魔に試みられ給ふ。この間なにをも食はず、日數滿ちてのち餓ゑ給ひたれば、 }さてイエス聖靈にて滿ち、ヨルダン河より歸り、荒野にて四十日のあひだ御靈に導かれ、R&エノス、セツ、アダムに至る。アダムは神の子なり。R~%メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、L}$カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、?|y#セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、I{ "ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、[z/!アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、Iy  エツサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、Bxメレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、Lwシメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、Fvヨセ、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、Iu メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、Ltヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、Fsマハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、Lrマタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、Rqその先はマタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、,pQイエスの、教を宣べ始め給ひしは、年おほよそ三十の時なりき。人にはヨセフの子と思はれ給へり。ヨセフの父はヘリ、)oK聖靈、形をなして鴿のごとく其の上に降り、かつ天より聲あり、曰く『なんぢは我が愛しむ子なり、我なんぢを悦ぶ』nw民みなバプテスマを受けし時、イエスもバプテスマを受けて祈りゐ給へば、天ひらけ、^m5更に復一つの惡しき事を加へて、ヨハネを獄に閉ぢこめたり。2l]然るに國守ヘロデ、その兄弟の妻ヘロデヤの事につき、又その行ひたる凡ての惡しき事につきて、ヨハネに責められたれば、ak;ヨハネこの他なほ、さまざまの勸をなして、民に福音を宣傳ふ。j-手には箕を持ちたまふ。禾場をきよめ、麥を倉に納めんとてなり。而して殼は消えぬ火にて焚きつくさん』 iヨハネ凡ての人に答へて言ふ『我は水にて汝らにバプテスマを施す、されど我よりも能力ある者きたらん、我はその鞋の紐を解くにも足らず。彼は聖靈と火とにて汝らにバプテスマを施さん。sh_民、待ち望みゐたれば、みな心の中にヨハネをキリストならんかと論ぜしに、2g]兵卒もまた問ひて言ふ『我らは何を爲すべきか』答へて言ふ『人を劫かし、また誣ひ訴ふな、己が給料をもて足れりとせよ』Of 答へて言ふ『定りたるものの外、なにをも促るな』peY 取税人もバプテスマを受けんとて來りて言ふ『師よ、我ら何を爲すべきか』d 答へて言ふ『二つの下衣をもつ者は、有たぬ者に分け與へよ。食物を有つ者もまた然せよ』Uc# 群衆ヨハネに問ひて言ふ『さらば我ら何を爲すべきか』b  斧ははや樹の根に置かる。されば凡て善き果を結ばぬ樹は、伐られて火に投げ入れらるべし』}asさらば悔改に相應しき果を結べ。なんぢら「我らの父にアブラハムあり」と心のうちに言ひ始むな。我なんぢらに告ぐ、神はよく此らの石よりアブラハムの子等を起し得給ふなり。>`uさてヨハネ、バプテスマを受けんとて出できたる群衆にいふ『蝮の裔よ、誰が汝らに、來らんとする御怒を避くべき事を示したるぞ。I_ 人みな神の救を見ん」』と録されたるが如し。^ 諸の谷は埋められ、諸の山と岡とは平げられ、曲りたるは直く、嶮しきは坦かなる路となり、] 預言者イザヤの言の書に『荒野に呼はる者の聲す。「主の道を備へ、その路すじを直くせよ。\かくてヨルダン河の邊なる四方の地にゆき、罪の赦を得さする悔改のバプテスマを宣傳ふ。[}アンナスとカヤパとは大祭司たりしとき、神の言、荒野にてザカリヤの子ヨハネに臨む。Z /テベリオ・カイザル在位の十五年、ポンテオ・ピラトはユダヤの總督、ヘロデはガリラヤ分封の國守、その兄弟ピリポはイツリヤ及びテラコニテの地の分封の國守、ルサニヤはアビレネ分封の國守たり、jYM4イエス智慧も身のたけも彌まさり、神と人とにますます愛せられ給ふ。X33かくてイエス彼等とともに下り、ナザレに往きて順ひ事へたまふ。其の母これらの事をことごとく心に藏む。9Wm2兩親はその語りたまふ事を悟らず。|Vq1イエス言ひたまふ『何故われを尋ねたるか、我はわが父の家に居るべきを知らぬか』,UQ0兩親イエスを見て、いたく驚き、母は言ふ『兒よ、何故かかる事を我らに爲しぞ、視よ、汝の父と我と憂ひて尋ねたり』9Tm/聞く者は皆その聰と答とを怪しむ。pSY.三日ののち、宮にて教師のなかに坐し、かつ聽き、かつ問ひゐ給ふに遇ふ。LR-遇はぬに因りて復たづねつつエルサレムに歸り、vQe,道伴のうちに居るならんと思ひ、一日路ゆきて、親族・知邊のうちを尋ぬれど、P}+祭の日終りて歸る時、その子イエスはエルサレムに止りたまふ。兩親は之を知らずして、RO*イエスの十二歳のとき、祭の慣例に遵ひて上りゆき、[N/)かくてその兩親、過越の祭には年毎にエルサレムに往きぬ。mMS(幼兒は漸に成長して健かになり、智慧みち、かつ神の惠その上にありき。L'さて主の律法に遵ひて、凡ての事を果したれば、ガリラヤに歸り、己が町ナザレに到れり。K!&この時すすみ寄りて神に感謝し、また凡てエルサレムの拯贖を待ちのぞむ人に、幼兒のことを語れり。pJY%八十四年寡婦たり。宮を離れず、夜も晝も斷食と祈祷とを爲して神に事ふ。,IQ$ここにアセルの族パヌエルの娘に、アンナといふ預言者あり、年いたく老ゆ。處女のとき、夫に適きて七年ともに居り、yHk#――劍なんぢの心をも刺し貫くべし――これは多くの人の心の念の顯れん爲なり』\G1"シメオン彼らを祝して母マリヤに言ふ『視よ、この幼兒は、イスラエルの多くの人の或は倒れ、或は起たん爲に、また言ひ逆ひを受くる徴のために置かる。[F/!かく幼兒に就きて語ることを、其の父母あやしみ居たれば、LE 異邦人をてらす光、御民イスラエルの榮光なり』{視よ、エルサレムにシメオンといふ人あり。この人は義かつ敬虔にして、イスラエルの慰められんことを待ち望む。聖靈その上に在す。 =また主の律法に『山鳩一つがひ或は家鴿の雛二羽』と云ひたるに遵ひて、犧牲を供へん爲なり。2<]これは主の律法に『すべて初子に生るる男子は、主につける聖なる者と稱へらるべし』と録されたる如く、幼兒を主に献げ、y;kモーセの律法に定めたる潔の日滿ちたれば、彼ら幼兒を携へてエルサレムに上る。5:c八日みちて幼兒に割禮を施すべき日となりたれば、未だ胎内に宿らぬ先に御使の名づけし如く、その名をイエスと名づけたり。9牧者は御使の語りしごとく凡ての事を見聞せしによりて、神を崇めかつ讃美しつつ歸れり。X8)而してマリヤは凡て此等のことを心に留めて思ひ囘せり。I7 聞く者はみな牧者の語りしことを怪しみたり。X6)既に見て、この子につき御使の語りしことを告げたれば、m5S乃ち急ぎ往きて、マリヤとヨセフと、馬槽に臥したる嬰兒とに尋ねあふ。#4?御使等さりて天に往きしとき、牧者たがひに語る『いざ、ベツレヘムにいたり、主の示し給ひし起れる事を見ん』m3S『いと高き處には榮光、神にあれ。地には平和、主の悦び給ふ人にあれ』[2/ 忽ちあまたの天の軍勢、御使に加はり、神を讃美して言ふ、g1G なんぢら布にて包まれ、馬槽に臥しをる嬰兒を見ん、是その徴なり』m0S 今日ダビデの町にて汝らの爲に救主うまれ給へり、これ主キリストなり。/ 御使かれらに言ふ『懼るな、視よ、この民一般に及ぶべき、大なる歡喜の音信を我なんぢらに告ぐ。g.G 主の使その傍らに立ち、主の榮光その周圍を照したれば、甚く懼る。O-この地に野宿して、夜群を守りをる牧者ありしが、v,e初子をうみ、之を布に包みて馬槽に臥させたり。旅舍にをる處なかりし故なり。<+s此處に居るほどに、マリヤ月滿ちて、 * ):5ヨセフもダビデの家系また血統なれば、既に孕める許嫁の妻マリヤとともに、戸籍に著かんとて、ガリラヤの町ナザレを出でてユダヤに上り、ダビデの町ベツレヘムといふ處に到りぬ。R(さて人みな戸籍に著かんとて、各自その故郷に歸る。s'_この戸籍登録は、クレニオ、シリヤの總督たりし時に行はれし初のものなり。r& _その頃、天下の人を戸籍に著かすべき詔令、カイザル・アウグストより出づ。~% wPかくて幼兒は漸に成長し、その靈強くなり、イスラエルに現るる日まで荒野にゐたり。l$ SO暗黒と死の蔭とに坐する者をてらし、我らの足を平和の路にみちびかん』x# kNこれ我らの神の深き憐憫によるなり。この憐憫によりて朝のひかり、上より臨み、H"  M主の民に罪の赦による救を知らしむればなり。 ! L幼兒よ、なんぢは至高者の預言者と稱へられん。これ主の御前に先だちゆきて、其の道を備へ、E  K聖と義とをもて懼なく事へしめたまふなり。E J我らを仇の手より救ひ、生涯、主の御前に、T #I我らの先祖アブラハムに立て給ひし御誓を忘れずして、N H我らの先祖に憐憫を垂れ、その聖なる契約を思し、f GG我らを仇より、凡て我らを憎む者の手より、取り出したまふ救なる。Q Fこれぞ古へより聖預言者の口をもて言ひ給ひし如く、W )E我らのために救の角を、その僕ダビデの家に立て給へり。i MD『讃むべきかな、主イスラエルの神、その民をかへりみて贖罪をなし、K Cかくて父ザカリヤ聖靈にて滿され預言して言ふ、  B聞く者みな之を心にとめて言ふ『この子は如何なる者にか成らん』主の手かれと偕に在りしなり。 A最寄に住む者みな懼をいだき、又すべて此等のこと徧くユダヤの山里に言ひ囃されたれば、f G@ザカリヤの口たちどころに開け、舌ゆるみ、物いひて神を讃めたり。o Y?ザカリヤ書板を求めて『その名はヨハネなり』と書きしかば、みな怪しむ。` ;>而して父に首にて示し、いかに名づけんと思ふか、問ひたるに、] 5=かれら言ふ『なんぢの親族の中には此の名をつけたる者なし』E <母こたへて言ふ『否、ヨハネと名づくべし』 ';八日めになりて、其の子に割禮を行はんとて人々きたり、父の名に因みてザカリヤと名づけんとせしに、 -:その最寄のもの親族の者ども、主の大なる憐憫をエリサベツに垂れ給ひしことを聞きて、彼とともに喜ぶ。K 9さてエリサベツ産む期みちて男子を生みたれば、l  S8かくてマリヤは、三月ばかりエルザベツと偕に居りて、己が家に歸れり。   7アブラハムとその裔とに對するあはれみを永遠に忘れじとて、僕イスラエルを助けたまへり』8  m6また我らの先祖に告げ給ひし如く、]  55飢ゑたる者を善き物に飽かせ、富める者を空しく去らせ給ふ。N  4權勢ある者を座位より下し、いやしき者を高うし、W )3神は御腕にて權力をあらはし、心の念に高ぶる者を散し、N 2そのあはれみは代々かしこみ恐るる者に臨むなり。` ;1全能者われに大なる事を爲したまへばなり。その御名は聖なり、~ w0その婢女の卑しきをも顧み給へばなり。視よ、今よりのち萬世の人われを幸福とせん。> y/わが靈はわが救主なる神を喜びまつる。> y.マリヤ言ふ、『わがこころ主をあがめ、l S-信ぜし者は幸福なるかな、主の語り給ふことは必ず成就すべければなり』r _,視よ、なんぢの挨拶の聲、わが耳に入るや、我が兒、胎内にて喜びをどれり。Q +わが主の母われに來る、われ何によりてか之を得し。  *聲高らかに呼はりて言ふ『をんなの中にて汝は祝福せられ、その胎の實もまた祝福せられたり。x~ k)エリサベツその挨拶を聞くや、兒は胎内にて躍れり。エリサベツ聖靈にて滿され、K} (ザカリヤの家に入りてエリサベツに挨拶せしに、W| )'その頃マリヤ立ちて山里に急ぎ往き、ユダの町にいたり、{ !&マリヤ言ふ『視よ、われは主の婢女なり。汝の言のごとく、我に成れかし』つひに御使はなれ去りぬ。2z a%それ神の言には能はぬ所なし』4y c$視よ、なんぢの親族エリサベツも、年老いたれど、男子を孕めり。石女といはれたる者なるに、今は孕りてはや六月になりぬ。@x {#御使こたへて言ふ『聖靈なんぢに臨み、至高者の能力なんぢを被はん。此の故に汝が生むところの聖なる者は、神の子と稱へらるべし。ow Y"マリヤ御使に言ふ『われ未だ人を知らぬに、如何にして此の事のあるべき』Zv /!ヤコブの家を永遠に治めん。その國は終ることなかるべし』u ! 彼は大ならん、至高者の子と稱へられん。また主たる神、これに其の父ダビデの座位をあたへ給へば、ct A視よ、なんぢ孕りて男子を生まん、其の名をイエスと名づくべし。Zs /御使いふ『マリヤよ、懼るな、汝は神の御前に惠を得たり。~r wマリヤこの言によりて心いたく騷ぎ、斯かる挨拶は如何なる事ぞと思ひ廻らしたるに、{q q御使、處女の許にきたりて言ふ『めでたし、惠まるる者よ、主なんぢと偕に在せり』{p qこの處女はダビデの家のヨセフといふ人と許嫁せし者にて、其の名をマリヤと云ふ。 o その六月めに、御使ガブリエル、ナザレといふガリラヤの町にをる處女のもとに、神より遣さる。un e『主わが恥を人の中に雪がせんとて、我を顧み給ふときは、斯く爲し給ふなり』Zm /此の後その妻エリサベツ孕りて、五月ほど隱れをりて言ふ、>l yかくて務の日滿ちたれば、家に歸りぬ。Fk 遂に出で來りたれど語ること能はねば、彼らその聖所の内にて異象を見たることを悟る。ザカリヤは、ただ首にて示すのみ、なほ唖なりき。`j ;民はザカリヤを俟ちゐて、其の聖所の内に久しく留るを怪しむ。1i ]視よ、時いたらば必ず成就すべき我が言を信ぜぬに因り、なんぢ物言へずなりて、此らの事の成る日までは語ること能はじ』h -御使こたへて言ふ『われは神の御前に立つガブリエルなり、汝に語りてこの嘉き音信を告げん爲に遣さる。 g ザカリヤ御使にいふ『何に據りてか此の事あるを知らん。我は老人にて、妻もまた年邁みたり』Of 且エリヤの靈と能力とをもて、主の前に往かん。これ父の心を子に、戻れる者を義人の聰明に歸らせて、整へたる民を主のために備へんとてなり』]e 5また多くのイスラエルの子らを、主なる彼らの神に歸らしめ、d この子、主の前に大ならん、また葡萄酒と濃き酒とを飮まず、母の胎を出づるや聖靈にて滿されん。ic Mなんぢに喜悦と歡樂とあらん、又おほくの人もその生るるを喜ぶべし。.b W 御使いふ『ザカリヤよ、懼るな、汝の願は聽かれたり。汝の妻エリサベツ男子を生まん、汝その名をヨハネと名づくべし。>a y ザカリヤ之を見て、心さわぎ懼を生ず。K`  時に主の使あらはれて、香壇の右に立ちたれば、N_  香を燒くとき、民の群みな外にありて祈りゐたり。u^ e 祭司の慣例にしたがひて、籤をひき主の聖所に入りて、香を燒くこととなりぬ。f] Gさてザカリヤその組の順番に當りて、神の前に祭司の務を行ふとき、`\ ;エリサベツ石女なれば、彼らに子なし、また二人とも年邁みぬ。o[ Y二人ながら神の前に正しくして、主の誡命と定規とを、みな缺なく行へり。.Z Wユダヤの王ヘロデの時、アビヤの組の祭司に、ザカリヤという人あり。その妻はアロンの裔にて、名をエリサベツといふ。(Y Kテオピロ閣下よ、汝の教へられたる事の慥なるを悟らせん爲に、これが序を正して書き贈るは善き事と思はるるなり。KX 我も凡ての事を最初より詳細に推し尋ねたれば、W !御言の役者となりたる人々の、我らに傳へし其のままを書き列ねんと、手を著けし者あまたある故に、YV /我らの中に成りし事の物語につき、始よりの目撃者にして、U3弟子たち出でて、あまねく福音を宣傳へ、主も亦ともに働き、伴ふところの徴をもて、御言を確うし給へり〕aT;語り終へてのち、主イエスは天に擧げられ、神の右に坐し給ふ。sS_蛇を握るとも、毒を飮むとも、害を受けず、病める者に手をつけなば癒えん』 R信ずる者には此等の徴ともなはん。即ち我が名によりて惡鬼を逐ひいだし、新しき言をかたり、yQk信じてバプテスマを受くる者は救はるべし、然れど信ぜぬ者は罪に定めらるべし。yPkかくて彼らに言ひたまふ『全世界を巡りて凡ての造られしものに福音を宣傳へよ。_O7其ののち十一弟子の食しをる時に、イエス現れて、己が甦へりたるを見し者どもの言を信ぜざりしにより、其の信仰なきと、其の心の頑固なるとを責め給ふ。gNG 此の二人ゆきて、他の弟子たちに之を告げたれど、なほ信ぜざりき。Mw 此の後その中の二人、田舍に往く途を歩むほどに、イエス異なりたる姿にて現れ給ふ。vLe 彼らイエスの活き給へる事と、マリヤに見え給ひし事とを聞けども信ぜざりき。sK_ マリヤ往きて、イエスと偕にありし人々の、泣き悲しみ居るときに之を告ぐ。;Jo [一週の首の日の拂曉、イエス甦へりて先づマグダラのマリヤに現れたまふ、前にイエスが七つの惡鬼を逐ひいだし給ひし女なり。Iw女たち甚く驚きをののき、墓より逃げ出でしが、懼れたれば一言をも人に語らざりき。GHされど往きて弟子たちとペテロとに告げよ「汝らに先だちてガリラヤに往き給ふ、彼處にて謁ゆるを得ん、曾て汝らに言ひ給ひしが如し」』MG若者いふ『おどろくな、汝らは十字架につけられ給ひしナザレのイエスを尋ぬれど、既に甦へりて、此處に在さず。視よ、納めし處は此處なり。dFA墓に入り、右の方に白き衣を著たる若者の坐するを見て甚く驚く。dEA目を擧ぐれば、石の既に轉しあるを見る。この石は甚だ大なりき。[D/誰か我らの爲に墓の入口より石を轉すべきと語り合ひしに、OC一週の首の日、日の出でたる頃いと早く墓にゆく。B 3安息日終りし時、マグダラのマリヤ、ヤコブの母マリヤ及びサロメ、往きてイエスに抹らんとて香料を買ひ、jAM/マグダラのマリヤとヨセの母マリヤと、イエスを納めし處を見ゐたり。@!.ヨセフ亞麻布を買ひ、イエスを取下して之に包み、岩に鑿りたる墓に納め、墓の入口に石を轉し置く。a?;-既に死にたる事を百卒長より聞き知りて、屍體をヨセフに與ふ。 >,ピラト、イエスは早や死にしかと訝り、百卒長を呼びて、その死にしより時經しや否やを問ひ、)=K+貴き議員にして、神の國を待ち望める、アリマタヤのヨセフ來りて、憚らずピラトの許に往き、イエスの屍體を乞ふ。^<5*日既に暮れて、準備日すなはち安息日の前の日となりたれば、5;c)彼らはイエスのガリラヤに居給ひしとき、從ひ事へし者どもなり。此の他イエスと共にエルサレムに上りし多くの女もありき。/:W(また遙に望み居たる女たちあり、その中にはマグダラのマリヤ、小ヤコブとヨセとの母マリヤ、及びサロメなども居たり。9'イエスに向ひて立てる百卒長、かかる樣にて息絶え給ひしを見て言ふ『實にこの人は神の子なりき』L8&聖所の幕、上より下まで裂けて二つとなりたり。67g%イエス大聲を出して息絶え給ふ。J6 $一人はしり往きて、海綿に酸き葡萄酒を含ませて葦につけ、イエスに飮ましめて言ふ『待て、エリヤ來りて、彼を下すや否や、我ら之を見ん』m5S#傍らに立つ者のうち或人々これを聞きて言ふ『視よ、エリヤを呼ぶなり』P4"三時にイエス大聲に『エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ』と呼はり給ふ。之を釋けば、わが神、わが神、なんぞ我を見棄て給ひし、との意なり。U3#!晝の十二時に、地のうへ徧く暗くなりて、三時に及ぶ。 /~}}%|{{Szz0yyxww:vv)uuLttsrr]rqpcpoonmmjmlkknjj#iiUhh1ggBfeePdd#cbbaa_```__X^^7]\\F[xZZYY?X WWVbUUTSSSRR!QPPQO\NN9MMLL$KKJJuII3HGGRFEElDDCBBAA@z@(?>>*=V< 弟子たち此の譬の如何なる意なるかを問ひたるに、&=E良き地に落ちし種あり、生え出でて百倍の實を結べり』これらの事を言ひて呼はり給ふ『きく耳ある者は聽くべし』U<#茨の中に落ちし種あり、茨も共に生え出でて之を塞ぐ。a;;岩の上に落ちし種あり、生え出でたれど潤澤なきによりて枯る。#:?『種播く者その種を播かんとて出づ。播くとき路の傍らに落ちし種あり、踏みつけられ、また空の鳥これを啄む。v9e大なる群衆むらがり、町々の人みもとに寄り集ひたれば、譬をもて言ひたまふ、)8Kヘロデの家司クーザの妻ヨハンナ及びスザンナ、此の他にも多くの女ともなひゐて、其の財産をもて彼らに事へたり。&7Eまた前に惡しき靈を逐ひ出され、病を醫されなどせし女たち、即ち七つの惡鬼のいでしマグラダと呼ばるるマリヤ、 6 この後イエス教を宣べ、神の國の福音を傳へつつ、町々村々を廻り給ひしに、十二弟子も伴ふ。p5Y2ここにイエス女に言ひ給ふ『なんぢの信仰なんぢを救へり、安らかに往け』g4G1同席の者ども心の内に『罪をも赦す此の人は誰なるか』と言ひ出づ。I3 0遂に女に言ひ給ふ『なんぢの罪は赦されたり』J2 /この故に我なんぢに告ぐ、この女の多くの罪は赦されたり。その愛すること大なればなり。赦さるる事の少き者は、その愛する事もまた少し』a1;.なんぢは我が頭に油を抹らず、此の女は我が足に香油を抹れり。v0e-なんぢは我に接吻せず、此の女は我が入りし時より、我が足に接吻して止まず。k/O,かくて女の方に振向きてシモンに言ひ給ふ『この女を見るか。我なんぢの家に入りしに、なんぢは我に足の水を與へず、此の女は涙にて我足を濡し、頭髮にて拭へり。.!+シモン答へて言ふ『われ思ふに、多く免されたる者ならん』イエス言ひ給ふ『なんぢの判斷は當れり』 -*償ひかたなければ、債主この二人を共に免せり。されば二人のうち債主を愛すること孰か多き』v,e)『或債主に二人の負債者ありて、一人はデナリ五百、一人は五十の負債せしに、+ (イエス答へて言ひ給ふ『シモン、我なんぢに言ふことあり』シモンいふ『師よ、言ひたまへ』P*'イエスを招きたるパリサイ人これを見て、心のうちに言ふ『この人もし預言者ならば、觸る者の誰、如何なる女なるかを知らん、彼は罪人なるに』 )9&泣きつつ御足近く後にたち、涙にて御足をうるほし、頭の髮にて之を拭ひ、また御足に接吻して香油を抹れり。>(u%視よ、この町に罪ある一人の女あり。イエスのパリサイ人の家にて食事の席にゐ給ふを知り、香油の入りたる石膏の壺を持ちきたり、'!$ここに或パリサイ人ともに食せん事をイエスに請ひたれば、パリサイ人の家に入りて、席につき給ふ。O&#されど智慧は己が凡ての子によりて正しとせらる』%-"人の子きたりて飮食すれば「視よ、食を貪り、酒を好む人、また取税人・罪人の友なり」と汝ら言ふなり。&$E!それはバプテスマのヨハネ來りて、パンをも食はず葡萄酒をも飮まねば、「惡鬼に憑かれたる者なり」と汝ら言ひ、D# 彼らは、童市場に坐し、たがひに呼びて「われら汝らの爲に笛吹きたれど、汝ら躍らず。歎きたれど、汝ら泣かざりき」と云ふに似たり。["/さればわれ今の代の人を何に比へん。彼らは何に似たるか。 !9されどパリサイ人・教法師らは、其のバプテスマを受けざりしにより、各自にかかはる神の御旨をこばみたり) (凡ての民これを聞きて、取税人までも神を正しとせり。ヨハネのバプテスマを受けたるによる。&Eわれ汝らに告ぐ、女の産みたる者の中、ヨハネより大なる者はなし。されど神の國にて小き者も、彼よりは大なり。 9「視よ、わが使を汝の顏の前につかはす。かれは汝の前になんじの道をそなへん」と録されたるは此の人なり。さらば何を見んとて出でし、預言者なるか。然り、我なんぢらに告ぐ、預言者よりも勝る者なり。3さらば何を見んとて出でし、柔かき衣を著たる人なるか。視よ、華美なる衣をきて奢り暮す者は王宮に在り。/Wヨハネの使の去りたる後、ヨハネの事を群衆に言ひいで給ふ『なんぢら何を眺めんとて野に出でし、風にそよぐ葦なるか。9mおほよそ我に躓かぬ者は幸福なり』zm答へて言ひたまふ『往きて汝らが見聞せし所をヨハネに告げよ。盲人は見、跛者はあゆみ、癩病人は潔められ、聾者はきき、死人は甦へらせられ、貧しき者は福音を聞かせらる。#?この時イエス多くの者の病・疾患を醫し、惡しき靈を逐ひいだし、又おほくの盲人に見ることを得しめ給ひしが、,Q彼ら御許に到りて言ふ『バプテスマのヨハネ、我らを遣して言はしむ「來るべき者は汝なるか、或は他に待つべきか」』ヨハネ兩三人の弟子を呼び、主に遣して言はしむ『來るべき者は汝なるか、或は他に待つべきか』R偖ヨハネの弟子たち、凡て此等のことを告げたれば、Rこの事ユダヤ全國および最寄の地に徧くひろまりぬ。 9人々みな懼をいだき、神を崇めて言ふ『大なる預言者われらの中に興れり』また言ふ『神その民を顧み給へり』^5死人、起きかへりて物言ひ始む。イエス之を母に付したまふ。-近より、柩に手をつけ給へば、舁くもの立ち止る。イエス言ひたまふ『若者よ、我なんぢに言ふ、起きよ』B 主、寡婦を見て憫み『泣くな』と言ひて、,Q 町の門に近づき給ふとき、視よ、舁き出さるる死人あり。これは獨息子にて母は寡婦なり、町の多くの人々これに伴ふ。w その後イエス、ナインといふ町にゆき給ひしに、弟子たち及び大なる群衆も共に往く。^ 5 遣されたる者ども家に歸りて僕を見れば、既に健康となれり。> u イエス聞きて彼を怪しみ、振反りて從ふ群衆に言ひ給ふ『われ汝らに告ぐ、イスラエルの中にだに斯かるあつき信仰は見しことなし』q [我みづから權威の下に置かるる者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「往け」と言へば往き、彼に「來れ」と言へば來り、わが僕に「これを爲せ」と言へば爲すなり』 }されば御前に出づるにも相應しからずと思へり、ただ御言を賜ひて我が僕をいやし給へ。w gイエス共に往き給ひて、その家はや程近くなりしとき、百卒長、數人の友を遣して言はしむ『主よ、自らを煩はし給ふな。我は汝をわが屋根の下に入れまつるに足らぬ者なり。Lわが國人を愛し、我らのために會堂を建てたり』yk彼らイエスの許にいたり、切に請ひて言ふ『かの人は此の事を爲らるるに相應し。wイエスの事を聽きて、ユダヤ人の長老たちを遣し、來りて僕を救ひ給はんことを願ふ。^5時に或百卒長、その重んずる僕やみて死ぬばかりなりしかば、f Gイエス凡て此らの言を民に聞かせ終へて後、カペナウムに入り給ふ。;o1されど聽きて行はぬ者は、基なくして家を土の上に建てたる人のごとし。流その家を衝けば、直ちに崩れて、その破壞はなはだし』V%0即ち家を建つるに、地を深く掘り岩の上に基を据ゑたる人のごとし。洪水いでて流その家を衝けども動かすこと能はず、これ固く建てられたる故なり。pY/凡そ我にきたり我が言を聽きて行ふ者は、如何なる人に似たるかを示さん。jM.なんぢら我を「主よ主よ」と呼びつつ、何ぞ我が言ふことを行はぬか。2]-善き人は心の善き倉より善きものを出し、惡しき人は惡しき倉より惡しき物を出す。それ心に滿つるより、口は物言ふなり。~ ,樹はおのおの其の果によりて知らる。茨より無花果を取らず、野荊より葡萄を收めざるなり。d}A+惡しき果を結ぶ善き樹はなく、また善き果を結ぶ惡しき樹はなし。0|Y*おのが目にある梁木を見ずして、爭で兄弟に向ひて「兄弟よ、汝の目にある塵を取り除かせよ」といふを得んや。僞善者よ、先づ己が目より梁木を取り除け。さらば明かに見えて、兄弟の目にある塵を取りのぞき得ん。a{;)何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、己が目にある梁木を認めぬか。mzS(弟子はその師に勝らず、凡そ全うせられたる者は、その師の如くならん。yw'また譬にて言ひたまふ『盲人は盲人を手引するを得んや。二人とも穴に落ちざらんや。_x7&人に與へよ、さらば汝らも與へられん。人は量をよくし、押し入れ、搖り入れ、溢るるまでにして、汝らの懷中に入れん。汝等おのが量る量にて量らるべし』Jw %人を審くな、さらば汝らも審かるる事あらじ。人を罪に定むな、さらば、汝らも罪に定めらるる事あらじ。人を赦せ、さらば汝らも赦されん。Iv $汝らの父の慈悲なるごとく、汝らも慈悲なれ。kuO#汝らは仇を愛し、善をなし、何をも求めずして貸せ、さらば、その報は大ならん。かつ至高者の子たるべし。至高者は、恩を知らぬもの惡しき者にも、仁慈あるなり。2t]"なんぢら得る事あらんと思ひて人に貸すとも、何の嘉すべき事あらん、罪人にても均しきものを受けんとて罪人に貸すなり。s!汝等おのれに善をなす者に善を爲すとも、何の嘉すべき事あらん、罪人にても然するなり。r! なんぢら己を愛する者を愛せばとて、何の嘉すべき事あらん、罪人にても己を愛する者を愛するなり。Rqなんぢら人に爲られんと思ふごとく、人にも然せよ。Xp)すべて求むる者に與へ、なんぢの物を奪ふ者に復索むな。oなんぢの頬を打つ者には、他の頬をも向けよ。なんぢの上衣を取る者には下衣をも拒むな。Un#汝らを詛ふ者を祝し、汝らを辱しむる者のために祈れ。sm_われ更に汝ら聽くものに告ぐ、なんじらの仇を愛し、汝らを憎む者を善くし、l'凡ての人、なんぢらを譽めなば、汝ら禍害なり。彼らの先祖が虚僞の預言者たちに爲ししも斯くありき。k禍害なる哉、いま飽く者よ、汝らは飢ゑん。禍害なる哉、いま笑ふ者よ、汝らは、悲しみ泣かん。djAされど禍害なるかな、富む者よ、汝らは既にその慰安を受けたり。i'その日には喜び躍れ。視よ、天にて汝らの報は大なり、彼らの先祖が預言者たちに爲ししも斯くありき。h人なんぢらを憎み、人の子のために遠ざけ、謗り、汝らの名を惡しとして棄てなば、汝ら幸福なり。g'幸福なる哉、いま飢うる者よ、汝ら飽くことを得ん。幸福なる哉、いま泣く者よ、汝ら笑ふことを得ん。fイエス目をあげ弟子たちを見て言ひたまふ『幸福なるかな、貧しき者よ、神の國は汝らの有なり。vee能力イエスより出でて、凡ての人を醫せば、群衆みなイエスに觸らん事を求む。i群衆によりて擔ひ入るべき道を得ざれば、屋根にのぼり、瓦を取り除けて、床のまま人々の中に、イエスの前につり縋り下せり。=-視よ、人々、中風を病める者を、床にのせて擔ひきたり、之を家に入れて、イエスの前に置かんとすれど、t<a或日イエス教をなし給ふとき、ガリラヤの村々、ユダヤ及びエルサレムより來りしパリサイ人、教法學者ら、そこに坐しゐたり。病を醫すべき主の能力イエスと偕にありき。9;mイエス寂しき處に退きて祈り給ふ。):Kされど彌増々イエスの事ひろまりて、大なる群衆、あるひは教を聽かんとし、或は病を醫されんとして集り來りしが、S9イエス之を誰にも語らぬやうに命じ、かつ言ひ給ふ『ただ往きて己を祭司に見せ、モーセが命じたるごとく汝の潔のために献物して、人々に證せよ』8} イエス手をのべ彼につけて『わが意なり、潔くなれ』と言ひ給へば、直ちに癩病されり。M7 イエス或町に居給ふとき、視よ、全身癩病をわづらふ者あり。イエスを見て平伏し、願ひて言ふ『主よ、御意ならば、我を潔くなし給ふを得ん』 Iw~]}}||{{tt&srrTqqq@pooonnmll>kk-jjDii6h,gIffevedYccbbSaaa`e__i^^a]o\\9[rZZZYkY X]WW!VVGVUgTT_TSRR+QQEPPROOhNMMLLfKzJII^IHGGFFyF DDzDCBB\AA@??]>>==L<<);y::~99|98S877%66,554e33K22P11T00+//)..-,,,R+**j))),(s(''&&%$$#|# "!!! Rx-b%.p d-`s   Q m&Z?Iz夕餐の時いたりて、招きおきたる者の許に僕を遣して「來れ、既に備りたり」と言はしめたるに、ay;之に言ひたまふ『或人、盛なる夕餐を設けて、多くの人を招く。 x同席の者の一人これらの事を聞きてイエスに言ふ『おほよそ神の國にて食事する者は幸福なり』w 彼らは報ゆること能はぬ故に、なんぢ幸福なるべし。正しき者の復活の時に報いらるるなり』dvA 饗宴を設くる時は、寧ろ貧しき者・不具・跛者・盲人などを招け。kuO また己を招きたる者にも言ひ給ふ『なんぢ晝餐または夕餐を設くるとき、朋友・兄弟・親族・富める隣人などをよぶな。恐らくは彼らも亦なんぢを招きて報をなさん。st_ 凡そおのれを高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり』Gs 招かるるとき、寧ろ往きて末席に著け、さらば招きたる者きたりて「友よ、上に進め」と言はん。その時なんぢ同席の者の前に譽あるべし。#r? 汝と彼とを招きたる者きたりて「この人に席を讓れ」と言はん。さらば其の時なんぢ恥ぢて末席に往きはじめん。qw『なんぢ婚筵に招かるるとき、上席に著くな。恐らくは汝よりも貴き人の招かれんに、dpAイエス招かれたる者の上席をえらぶを見、譬をかたりて言ひ給ふ、} 3われ地に平和を與へんために來ると思ふか。われ汝らに告ぐ、然らず、反つて分爭なり。= 2されど我には受くべきバプテスマあり。その成し遂げらるるまでは、思ひ逼ること如何ばかりぞや。<w 1我は火を地に投ぜんとて來れり。此の火すでに燃えたらんには、我また何をか望まん。k;O 0されど知らずして打たるべき事をなす者は、笞うたるること少からん。多く與へらるる者は、多く求められん。多く人に托くれば、更に多くその人より請ひ求むべし。|:q /主人の意を知りながら用意せず、又その意に從はぬ僕は、笞うたるること多からん。9 .その僕の主人、おもはぬ日知らぬ時に來りて、之を烈しく笞うち、その報を不忠者と同じうせん。8 -若しその僕、心のうちに、主人の來るは遲しと思ひ、僕・婢女をたたき、飮食して醉ひ始めなば、d7A ,われ實をもて汝らに告ぐ、主人すべての所有を彼に掌どらすべし。^65 +主人のきたる時、かく爲し居るを見らるる僕は幸福なるかな。55c *主いひ給ふ『主人が時に及びて僕どもに定の糧を與へさする爲に、その僕どもの上に立つる忠實にして慧き支配人は誰なるか、j4M )ペテロ言ふ『主よ、この譬を言ひ給ふは我らにか、また凡ての人にか』O3 (汝らも備へをれ。人の子は思はぬ時に來ればなり』|2q 'なんぢら之を知れ、家主もし盜人いづれの時來るかを知らば、その家を穿たすまじ。1 &主人、夜の半ごろ若くは夜の明くる頃に來るとも、かくの如くなるを見らるる僕どもは幸福なり。Y0+ %主人の來るとき、目を覺しをるを見らるる僕どもは幸福なるかな。われ誠に汝らに告ぐ、主人帶して其の僕どもを食事の席に就かせ、進みて給仕すべし。v/e $主人、婚筵より歸り來りて戸を叩かば、直ちに開くために待つ人のごとくなれ。B. #なんぢら腰に帶し、燈火をともして居れ。L- "汝らの財寶のある所には、汝らの心もあるべし。D, !汝らの所有を賣りて施濟をなせ。己がために舊びぬ財布をつくり、盡きぬ財寶を天に貯へよ。かしこは盜人も近づかず、蟲も壞らぬなり、m+S 懼るな、小き群よ、なんぢらに御國を賜ふことは、汝らの父の御意なり。j*M ただ父の御國を求めよ。さらば此等の物は、なんぢらに加へらるべし。)- 是みな世の異邦人の切に求むる所なれど、汝らの父は、此等の物のなんぢらに必要なるを知り給へばなり。[(/ なんぢら何を食ひ何を飮まんと求むな、また心を動かすな。 '9 今日ありて、明日爐に投げ入れらるる野の草をも、神は斯く裝ひ給へば、況て汝らをや、ああ信仰うすき者よ、G& 百合を思ひ見よ、紡がず、織らざるなり。されど我なんぢらに告ぐ、榮華を極めたるソロモンだに、其の服裝この花の一つにも及かざりき。[%/ されば最小き事すら能はぬに、何ぞ他のことを思ひ煩ふか。U$# 汝らの中たれか思ひ煩ひて、身の長一尺を加へ得んや。 #9 鴉を思ひ見よ、播かず、刈らず、納屋も倉もなし。然るに神は之を養ひたまふ、汝ら鳥に優るること幾許ぞや。?"y 生命は糧にまさり、體は衣に勝るなり。5!c また弟子たちに言ひ給ふ『この故にわれ汝らに告ぐ、何を食はんと生命のことを思ひ煩ひ、何を著んと體のことを思ひ煩ふな。[ / 己のために財を貯へ、神に對して富まぬ者は斯くのごとし』8i 然るに神かれに「愚なる者よ、今宵なんぢの靈魂とらるべし、さらば汝の備へたる物は、誰がものとなるべきぞ」と言ひ給へり。&E かくてわが靈魂に言はん、靈魂よ、多年を過すに足る多くの善き物を貯へたれば、安んぜよ、飮食せよ、樂しめよ」/W 遂に言ふ「われ斯く爲さん、わが倉を毀ち、更に大なるものを建てて、其處にわが穀物および善き物をことごとく藏めん。gG 心の中に議りて言ふ「われ如何にせん、我が作物を藏めおく處なし」dA また譬を語りて言ひ給ふ『ある富める人、その畑豐に實りたれば、 かくて人々に言ひたまふ『愼みて凡ての慳貪をふせげ、人の生命は所有の豐なるには因らぬなり』pY 之に言ひたまふ『人よ、誰が我を立てて汝らの裁判人また分配者とせしぞ』s_ 群衆のうちの或人いふ『師よ、わが兄弟に命じて、嗣業を我に分たしめ給へ』B 聖靈そのとき言ふべきことを教へ給はん』/W 人なんぢらを會堂、或は司、あるひは權威ある者の前に引きゆかん時、いかに何を答へ、または何を言はんと思ひ煩ふな。s_ 凡そ言をもて人の子に逆ふ者は赦されん。されど聖靈を瀆すものは赦されじ。a; されど人の前にて我を否む者は、神の使たちの前にて否まれん。- われ汝らに告ぐ、凡そ人の前に我を言ひあらはす者を、人の子もまた神の使たちの前にて言ひあらはさん。ve 汝らの頭の髮までもみな數へらる。懼るな、汝らは多くの雀よりも優るるなり。w 五羽の雀は二錢にて賣るにあらずや、然るに其の一羽だに神の前に忘れらるる事なし。,Q 懼るべきものを汝らに示さん。殺したる後ゲヘナに投げ入るる權威ある者を懼れよ。われ汝らに告ぐ、げに之を懼れよ。mS 我が友たる汝らに告ぐ。身を殺して後に何をも爲し得ぬ者どもを懼るな。/W この故に汝らが暗きにて言ふことは、明るきにて聞え、部屋の内にて耳によりて語りしことは、屋の上にて宣べらるべし。d A 蔽はれたるものに露れぬはなく、隱れたるものに知られぬはなし。[  1 その時、無數の人あつまりて、群衆ふみ合ふばかりなり。イエスまづ弟子たちに言ひ出で給ふ『なんぢら、パリサイ人のパンだねに心せよ、これ僞善なり。B  6その口より何事をか捉へんと待構へたり。 } 5此處より出で給へば、學者・パリサイ人ら烈しく詰め寄せて、樣々のことを詰りはじめ、 ' 4禍害なるかな教法師よ、なんぢらは知識の鍵を取り去りて自ら入らず、入らんとする人をも止めしなり』\1 3即ちアベルの血より、祭壇と聖所との間にて殺されたるザカリヤの血に至るまでを、今の代に糺すべきなり。然り、われ汝らに告ぐ、今の代は糺さるべし。B 2世の創より流されたる凡ての預言者の血、&E 1この故に神の智慧いへる言あり、われ預言者と使徒とを彼らに遣さんに、その中の或者を殺し、また逐ひ苦しめん。 0げに汝らは先祖の所作を可しとする證人ぞ。それは彼らは之を殺し、汝らは其の墓を建つればなり。ve /禍害なるかな、汝らは預言者たちの墓を建つ、之を殺しし者は汝らの先祖なり。/W .イエス言ひ給ふ『なんぢら教法師も禍害なる哉。なんぢら擔ひ難き荷を人に負せて、自ら指一つだに其の荷につけぬなり。yk -教法師の一人、答へて言ふ『師よ、斯かることを言ふは、我らをも辱しむるなり』s_ ,禍害なるかな、汝らは露れぬ墓のごとし。其の上を歩む人これを知らぬなり』pY +禍害なるかな、パリサイ人よ、汝らは會堂の上座、市場にての敬禮を喜ぶ。) *禍害なるかな、パリサイ人よ、汝らは薄荷・芸香その他あらゆる野菜の十分の一を納めて、公平と神に對する愛とを等閑にす、されど之は行ふべきものなり。而して彼もまた等閑にすべきものならず。m~S )唯その内にある物を施せ。さらば一切の物なんぢらの爲に潔くなるなり。U}# (愚なる者よ、外を造りし者は、内をも造りしならずや。,|Q '主これに言ひたまふ『今や汝らパリサイ人は、酒杯と盆との外を潔くす、されど汝らの内は貪慾と惡とにて滿つるなり。a{; &食事前に手を洗ひ給はぬを、此のパリサイ人見て怪しみたれば、z- %イエスの語り給へるとき、或パリサイ人その家にて食事し給はん事を請ひたれば、入りて席に著きたまふ。y  $もし汝の全身明るくして暗き所なくば、輝ける燈火に照さるる如く、その身全く明るからん』Lx #この故に汝の内の光、闇にはあらぬか、省みよ。w! "汝の身の燈火は目なり、汝の目正しき時は、全身明るからん。されど惡しき時は、身もまた暗からん。#v? !誰も燈火をともして、穴藏の中または升の下におく者なし。入り來る者の光を見んために、燈臺の上に置くなり。Yu+ ニネベの人、審判のとき、今の代の人と共に立ちて之が罪を定めん。彼らはヨナの宣ぶる言によりて悔改めたり。視よ、ヨナよりも勝るもの此處に在り。htI 南の女王、審判のとき、今の代の人と共に起きて之が罪を定めん。彼はソロモンの智慧を聽かんとて地の極より來れり。視よ、ソロモンよりも勝るもの此處にあり。gsG ヨナがニネベの人に徴となりし如く、人の子もまた今の代に然らん。2r] 群衆おし集れる時、イエス言ひ出でたまふ『今の世は邪曲なる代にして徴を求む。されどヨナの徴のほかに徴は與へられじ。jqM イエス言ひたまふ『更に幸福なるかな、神の言を聽きて之を守る人は』/pW 此等のことを言ひ給ふとき、群衆の中より或女、聲をあげて言ふ『幸福なるかな、汝を宿しし胎、なんぢの哺ひし乳房は』>ou 遂に往きて己よりも惡しき他の七つの靈を連れきたり、共に入りて此處に住む。さればその人の後の状は、前よりも惡しくなるなり』Ln 歸りて其の家の掃き淨められ、飾られたるを見、m' 穢れし靈、人を出づる時は、水なき處を巡りて休を求む。されど得ずして言ふ「わが出でし家に歸らん」^l5 我と偕ならぬ者は我にそむき、我と共に集めぬ者は散すなり。k されど更に強きもの來りて之に勝つときは、恃とする武具をことごとく奪ひて、分捕物を分たん。gjG 強きもの武具をよろひて己が屋敷を守るときは、其の所有安全なり。yik されど我もし神の指によりて惡鬼を逐ひ出さば、神の國は既に汝らに到れるなり。8hi 我もしベルゼブルによりて惡鬼を逐ひ出さば、汝らの子は誰によりて之を逐ひ出すか。この故に彼らは汝らの審判人となるべし。 g9 サタンもし分れ爭はば、その國いかで立つべき。汝等わが惡鬼を逐ひ出すを、ベルゼブルに由ると言へばなり。vfe イエスその思を知りて言ひ給ふ『すべて分れ爭ふ國は亡び、分れ爭ふ家は倒る。Xe) また或者どもは、イエスを試みんとて天よりの徴を求む。ydk 其の中の或者ども言ふ『かれは惡鬼の首ベルゼブルによりて惡鬼を逐ひ出すなり』c  さてイエス唖の惡鬼を逐ひいだし給へば、惡鬼いでて唖もの言ひしにより、群衆あやしめり。)bK さらば汝ら惡しき者ながら、善き賜物をその子らに與ふるを知る。まして天の父は、求むる者に聖靈を賜はざらんや』0a[ 卵を求めんに蠍を與へんや。j`M 汝等のうち父たる者、たれか其の子魚を求めんに、魚の代に蛇を與へ、j_M すべて求むる者は得、尋ぬる者は見出し、門を叩く者は開かるるなり。^! われ汝らに告ぐ、求めよ、さらば與へられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。 ]9 われ汝らに告ぐ、友なるによりては起ちて與へねど、求の切なるにより、起きて其の要する程のものを與へん。,\Q かれ内より答へて「われを煩はすな、戸ははや閉ぢ、子らは我と共に臥所にあり、起ちて與へ難し」といふ事ありとも、[[/ わが友、旅より來りしに、之に供ふべき物なし」と言ふ時、Z' また言ひ給ふ『なんぢらの中たれか友あらんに、夜半にその許に往きて「友よ、我に三つのパンを貸せ。 Y 我らに負債ある凡ての者を我ら免せば、我らの罪をも免し給へ。我らを嘗試にあはせ給ふな」』9Xm 我らの日用の糧を日毎に與へ給へ。W3 イエス言ひ給ふ『なんぢら祈るときに斯く言へ「父よ、願はくは御名の崇められん事を。御國の來らん事を。CV  イエス或處にて祈り居給ひしが、その終りしとき、弟子の一人いふ『主よ、ヨハネの其の弟子に教へし如く、祈ることを我らに教へ給へ』,UQ *されど無くてならぬものは多からず、唯一つのみ、マリヤは善きかたを選びたり。此は彼より奪ふべからざるものなり』T} )主、答へて言ひ給ふ『マルタよ、マルタよ、汝さまざまの事により、思ひ煩ひて心勞す。nSU (マルタ饗應のこと多くして心いりみだれ、御許に進みよりて言ふ『主よ、わが姉妹われを一人のこして働かするを、何とも思ひ給はぬか、彼に命じて我を助けしめ給へ』vRe 'その姉妹にマリヤといふ者ありて、イエスの足下に坐し、御言を聽きをりしが、 Q &かくて彼ら進みゆく間に、イエス或村に入り給へば、マルタと名づくる女おのが家に迎へ入る。P  %かれ言ふ『その人に憐憫を施したる者なり』イエス言ひ給ふ『なんぢも往きて其の如くせよ』mOS $汝いかに思ふか、此の三人のうち、孰か強盜にあひし者の隣となりしぞ』)NK #あくる日デナリ二つを出し、主人に與へて「この人を介抱せよ。費もし増さば、我が歸りくる時に償はん」と言へり。|Mq "近寄りて油と葡萄酒とを注ぎ、傷を包みて己が畜にのせ、旅舍に連れゆきて介抱し、aL; !然るに或るサマリヤ人、旅して其の許にきたり、之を見て憫み、[K/ 又レビ人も此處にきたり、之を見て同じく彼方を過ぎ往けりaJ; 或祭司たまたま此の途より下り、之を見てかなたを過ぎ往けり。SI イエス答へて言ひたまふ『或人エルサレムよりエリコに下るとき強盜にあひしが、強盜どもその衣を剥ぎ、傷を負はせ、半死半生にして棄て去りぬ。aH; 彼おのれを義とせんとしてイエスに言ふ『わが隣とは誰なるか』dGA イエス言ひ給ふ『なんぢの答は正し。之を行へ、さらば生くべし』8Fi 答へて言ふ『なんぢ心を盡し精神を盡し、力を盡し、思を盡して、主たる汝の神を愛すべし。また己のごとく汝の隣を愛すべし』^E5 イエス言ひたまふ『律法に何と録したるか、汝いかに讀むか』D! 視よ、或教法師、立ちてイエスを試みて言ふ『師よ、われ永遠の生命を嗣ぐためには何をなすべきか』AC{ われ汝らに告ぐ、多くの預言者も、王も、汝らの見るところを見んと欲したれど見ず、汝らの聞く所を聞かんと欲したれど聞かざりき』sB_ かくて弟子たちを顧み竊に言ひ給ふ『なんぢらの見る所を見る眼は幸福なり。_A7 凡ての物は我わが父より委ねられたり。子の誰なるを知る者は、父の外になく、父の誰なるを知る者は、子また子の欲するままに顯すところの者の外になし』@ その時イエス聖靈により喜びて言ひたまふ『天地の主なる父よ、われ感謝す、此等のことを智きもの慧き者に隱して、嬰兒に顯したまへり。父よ、然り、此のごときは御意に適へるなり。j?M されど靈の汝らに服するを喜ぶな、汝らの名の天に録されたるを喜べ』>3 視よ、われ汝らに蛇・蠍を踏み、仇の凡ての力を抑ふる權威を授けたれば、汝らを害ふもの斷えてなからん。v=e イエス彼らに言ひ給ふ『われ天より閃く電光のごとくサタンの落ちしを見たり。m<S 七十人よろこび歸りて言ふ『主よ、汝の名によりて惡鬼すら我らに服す』&;E 汝等に聽く者は我に聽くなり、汝らを棄つる者は我を棄つるなり。我を棄つる者は我を遣し給ひし者を棄つるなり』d:A カペナウムよ、汝は天にまで擧げらるべきか、黄泉にまで下らん。d9A されば審判には、ツロとシドンとのかた汝等よりも耐へ易からん。 8  禍害なる哉、コラジンよ、禍害なる哉、ベツサイダよ、汝らの中にて行ひたる能力ある業を、ツロとシドンとにて行ひしならば、彼らは早く荒布をき、灰のなかに坐して、悔改めしならん。g7G われ汝らに告ぐ、かの日にはソドムの方その町よりも耐へ易からん。63 「我らの足につきたる汝らの町の塵をも、汝らに對して拂ひ棄つ、されど神の國の近づけるを知れ」と言へ。^55 孰の町に入るとも、人々なんじらを受けずば、大路に出でて、j4M 其處にをる病のものを醫し、また「神の國は汝らに近づけり」と言へ。p3Y 孰の町に入るとも、人々なんぢらを受けなば、汝らの前に供ふる物を食し、23 その家にとどまりて、與ふる物を食ひ飮みせよ。勞働人のその値を得るは相應しきなり。家より家に移るな。13 もし平安の子そこに居らば、汝らの祝する平安はその上に留らん。もし然らずば、其の平安は汝らに歸らん。O0 孰の家に入るとも、先づ平安この家にあれと言へ。R/ 財布も袋も鞋も携ふな。また途にて誰にも挨拶すな。j.M 往け、視よ、我なんぢらを遣すは、羔羊を豺狼のなかに入るるが如し。-' 『收穫はおほく、勞働人は少し。この故に收穫の主に、勞働人をその收穫場に遣し給はんことを求めよ。4, c この事ののち、主、ほかに七十人をあげて、自ら往かんとする町々處々へ、おのれに先だち二人づつを遣さんとして言ひ給ふ、|+q >イエス言ひたまふ『手を鋤につけてのち後を顧みる者は、神の國に適ふ者にあらず』* =また或人いふ『主よ、我なんぢに從はん、されど先づ家の者に別を告ぐることを許し給へ』 ) <イエス言ひたまふ『死にたる者に、その死にたる者を葬らせ、汝は往きて神の國を言ひ弘めよ』(} ;また或人に言ひたまふ『我に從へ』かれ言ふ『まづ往きて我が父を葬ることを許し給へ』y'k :イエス言ひたまふ『狐は穴あり、空の鳥は塒あり、されど人の子は枕する所なし』g&G 9途を往くとき、或人イエスに言ふ『何處に往き給ふとも我は從はん』6%g 8遂に相共に他の村に往きたまふ。-$U 7イエス顧みて彼らを戒め、#3 6弟子のヤコブ、ヨハネ、これを見て言ふ『主よ、我らが天より火を呼び下して彼らを滅すことを欲し給ふか』m"S 5村人そのエルサレムに向ひて往き給ふさまなるが故に、イエスを受けず、!' 4己に先だちて使を遣したまふ。彼ら往きてイエスの爲に備をなさんとて、サマリヤ人の或村に入りしに、 } 3イエス天に擧げらるる時滿ちんとしたれば、御顏を堅くエルサレムに向けて進まんとし、dA 2イエス言ひ給ふ『止むな。汝らに逆はぬ者は、汝らに附く者なり』#? 1ヨハネ答へて言ふ『君よ、御名によりて惡鬼を逐ひいだす者を見しが、我等とともに從はぬ故に、之を止めたり』eC 0『おほよそ我が名のために此の幼兒を受くる者は、我を受くるなり。我を受くる者は、我を遣しし者を受くるなり。汝らの中にて最も小き者は、これ大なるなり』dA /イエスその心の爭論を知りて、幼兒をとり御側に置きて言ひ給ふ、^5 .ここに弟子たちの中に、誰か大ならんとの爭論おこりたれば、 -かれら此の言を悟らず、辨へぬやうに隱されたるなり。また此の言につきて問ふことを懼れたり。jM ,『これらの言を汝らの耳にをさめよ。人の子は人々の手に付さるべし』&E +人々みな神の稜威に驚きあへり。人々みなイエスの爲し給ひし凡ての事を怪しめる時、イエス弟子たちに言ひ給ふ、,Q *乃ち來るとき、惡鬼これを打ち倒し、甚く痙攣けさせたり。イエス穢れし靈を禁め、子を醫して、その父に付したまふ。8i )イエス答へて言ひ給ふ『ああ信なき曲れる代なる哉、われ何時まで汝らと偕にをりて、汝らを忍ばん。汝の子をここに連れ來れ』[/ (御弟子たちに之を逐ひ出すことを請ひたれど、能はざりき』 '視よ、靈の憑くときは俄に叫ぶ、痙攣けて沫をふかせ、甚く害ひ、漸くにして離るるなり。 e~~~}}C||?{{=zz#yyUxx ww(vv^uutttsZrr qzq5ppoonmmmlZkk jj;iithhggffevdd7ccbaa`l___^H]\\c\[aZZZ YdXXW:VrUUUTSSXRR.QQYPOO=NN&MMOLLnKKK*JJYIIHyGGjFFFE~EDDCCuBBBtAAsA'@@(??S>>X==x<_uかくて彼ら機を窺ひ、イエスを司の支配と權威との下に付さんとて、その言を捉ふるために、義人の樣したる間諜どもを遣したれば、;^o此のとき學者・祭司長ら、イエスに手をかけんと思ひたれど、民を恐れたり。この譬の己どもを指して言ひ給へるを悟りしに因る。]}凡そその石の上に倒るる者は碎け、又その石、人の上に倒るれば、その人を微塵にせん』,\Qイエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『されば「造家者らの棄てる石は、これぞ隅の首石となれる」と録されたるは何ぞや。[!來りてかの農夫どもを亡し、葡萄園を他の者どもに與ふべし』人々これを聽きて言ふ『然はあらざれ』Z}かくてこれを葡萄園の外に逐ひ出して殺せり。さらば葡萄園の主かれらに何を爲さんか、Y 農夫ども之を見て互に論じて言ふ「これは世嗣なり。いざ殺して其の嗣業を我らの物とせん」Xw 葡萄園の主いふ「われ何を爲さんか。我が愛しむ子を遣さん、或は之を敬ふなるべし」[W/ なほ三度めの者を遣ししに、之をも傷つけて逐ひ出したり。sV_ 又ほかの僕を遣ししに、之をも打ちたたき、辱しめ、空手にて歸らしめたり。8Ui 時至りて、葡萄園の所得を納めしめんとて、一人の僕を農夫の許に遣ししに、農夫ども之を打ちたたき、空手にて歸らしめたり。T- かくて次の譬を民に語りいで給ふ『ある人、葡萄園を造りて農夫どもに貸し、遠く旅立して久しくなりぬ。sS_イエス言ひたまふ『われも何の權威をもて此等の事をなすか、汝らに告げじ』6Rg遂に何處よりか知らぬ由を答ふ。Q もし「人より」と言はんか、民みなヨハネを預言者と信ずるによりて、我らを石にて撃たん』Pw彼ら互に論じて言ふ『もし「天より」と言はば「なに故かれを信ぜざりし」と言はん。FOヨハネのバプテスマは天よりか、人よりか』XN)答へて言ひ給ふ『われも一言なんぢらに問はん、答へよ。M'イエスに語りて言ふ『なにの權威をもて此等の事をなすか、此の權威を授けし者は誰か、我らに告げよ』L !或日イエス宮にて民を教へ、福音を宣べゐ給ふとき、祭司長・學者らは、長老どもと共に近づき來り、dKA0民みな耳を傾けてイエスに聽きたれば、爲すべき方を知らざりき。J!/イエス日々宮にて教へたまふ。祭司長・學者ら及び民の重立ちたる者ども、之を殺さんと思ひたれど、 I.之に言ひたまふ『「わが家は祈の家たるべし」と録されたるに、汝らは之を強盜の巣となせり』RH-かくて宮に入り、商ひする者どもを逐ひ出しはじめ、&GE,汝とその内にある子らとを地に打倒し、一つの石をも石の上に遺さざるべし。なんぢ眷顧の時を知らざりしに因る』jFM+日きたりて敵なんぢの周圍に壘をきづき、汝を取圍みて四方より攻め、#E?*『ああ汝、なんぢも若しこの日の間に、平和にかかはる事を知りたらんには――されど今なんぢの目に隱れたり。aD;)既に近づきたるとき、都を見やり、之がために泣きて言ひ給ふ、jCM(答へて言ひ給ふ『われ汝らに告ぐ、此のともがら默さば、石叫ぶべし』yBk'群衆のうちの或パリサイ人ら、イエスに言ふ『師よ、なんぢの弟子たちを禁めよ』vAe&『讃むべきかな、主の名によりて來る王。天には平和、至高き處には榮光あれ』V@%%オリブ山の下りあたりまで近づき來り給へば、群れゐる弟子たち皆喜びて、その見しところの能力ある御業につき、聲高らかに神を讃美して言ひ始む、I? $その往き給ふとき、人々おのが衣を途に敷く。>#かくて驢馬の子をイエスの許に牽ききたり、己が衣をその上にかけて、イエスを乘せたり。-=U"答へて言ふ『主の用なり』p<Y!かれら驢馬の子をとく時、その持主ども言ふ『なにゆゑ驢馬の子を解くか』^;5 遣されたる者ゆきたれば、果して言ひ給ひし如くなるを見る。v:e誰かもし汝らに「なにゆゑ解くか」と問はば、斯く言ふべし「主の用なり」と』&9E『向の山にゆけ、其處に入らば、一度も人の乘りたる事なき驢馬の子の繋ぎあるを見ん、それを解きて牽ききたれ。8-オリブといふ山の麓なるベテパゲ及びベタニヤに近づきし時、イエス二人の弟子を遣さんとして言ひ給ふ、j7Mイエス此等のことを言ひてのち、先だち進みてエルサレムに上り給ふ。|6q而して我が王たる事を欲せぬ、かの仇どもを此處に連れきたり、我が前にて殺せ」』5「われ汝らに告ぐ、凡て有てる人はなほ與へられ、有たぬ人は有てるものをも取らるべし。I4 彼等いふ「主よ、かれは既に十ミナを有てり」y3kかくて傍らに立つ者どもに言ふ「かれの一ミナを取りて十ミナを有てる人に付せ」|2q何ぞわが金を銀行に預けざりし、さらば我きたりて元金と利子とを請求せしものを」/1W王いふ「惡しき僕、われ汝の口によりて汝を審かん。我の嚴しき人にて、置かぬものを取り、播かぬものを刈るを知るか。 0これ汝の嚴しき人なるを懼れたるに因る。なんぢは置かぬものを取り、播かぬものを刈るなり」/'また一人きたりて言ふ「主、視よ、なんぢの一ミナは此處に在り。我これを袱紗に包みて藏め置きたり。I. 王また言ふ「なんぢも五つの町を司どるべし」d-A次の者きたりて言ふ「主よ、なんぢの一ミナは五ミナを贏けたり」y,k王いふ「善いかな、良き僕、なんぢは小事に忠なりしゆゑ、十の町を司どるべし」j+M初のもの進み出でて言ふ「主よ、なんぢの一ミナは十ミナを贏けたり」)*K貴人、王の權をうけて歸り來りしとき、銀を付し置きたる僕どもの、如何に商賣せしかを知らんとて彼らを呼ばしむ。 )9然るに其の地の民かれを憎み、後より使を遣して「我らは此の人の我らの王となることを欲せず」と言はしむ。j(M 十人の僕をよび、之に金十ミナを付して言ふ「わが歸るまで商賣せよ」m'S 乃ち言ひたまふ『或貴人、王の權を受けて歸らんとて遠き國へ往くとき、V&% 人々これらの事を聽きゐたるとき、譬を加へて言ひ給ふ。これはイエス、エルサレムに近づき給ひ、神の國たちどころに現るべしと彼らが思ふ故なり。[%/ それ人の子の來れるは、失せたる者を尋ねて救はん爲なり』y$k イエス言ひ給ふ『けふ救はこの家に來れり、此の人もアブラハムの子なればなり。G#ザアカイ立ちて主に言ふ『主、視よ、わが所有の半を貧しき者に施さん、若しわれ誣ひ訴へて人より取りたる所あらば、四倍にして償はん』g"G人々みな之を見て呟きて言ふ『かれは罪人の家に入りて客となれり』B!ザアカイ急ぎおり、喜びてイエスを迎ふ。 !イエス此處に至りしとき、仰ぎ見て言ひたまふ『ザアカイ、急ぎおりよ、今日われ汝の家に宿るべし』mS前に走りゆき、桑の樹にのぼる。イエスその路を過ぎんとし給ふ故なり。wイエスの如何なる人なるかを見んと思へど、丈矮うして群衆のために見ること能はず、dA視よ、名をザアカイといふ人あり、取税人の長にて富める者なり。8 mエリコに入りて過ぎゆき給ふとき、ve+立刻に見ることを得、神を崇めてイエスに從ふ。民みな之を見て神を讃美せり。s_*イエス彼に『見ることを得よ、なんぢの信仰なんぢを救へり』と言ひ給へば、w)イエス問ひ給ふ『わが汝に何を爲さんことを望むか』彼いふ『主よ、見えんことなり』pY(イエス立ち止り、盲人を連れ來るべきことを命じ給ふ。かれ近づきたれば、3'先だち往く者ども、彼を禁めて默さしめんと爲たれど、増々さけびて言ふ『ダビデの子よ、我を憫みたまへ』^5&盲人よばはりて言ふ『ダビデの子イエスよ、我を憫みたまへ』O%人々ナザレのイエスの過ぎたまふ由を告げたれば、L$群衆の過ぐるを聞きて、その何事なるかを問ふ。}#イエス、エリコに近づき給ふとき、一人の盲人、路の傍らに坐して、物乞ひ居たりしが、'"弟子たち此等のことを一つだに悟らず、此の言かれらに隱れたれば、その言ひ給ひしことを知らざりき。dA!彼等これを鞭うち、かつ殺さん。かくて彼は三日めに甦へるべし』dA 人の子は異邦人に付され、嘲弄せられ、辱しめられ、唾せられん。Sイエス十二弟子を近づけて言ひたまふ『視よ、我らエルサレムに上る。人の子につき預言者たちによりて録されたる凡ての事は、成し遂げらるべし。dA今の時に數倍を受け、また後の世にて永遠の生命を受けぬはなし』G イエス言ひ給ふ『われ誠に汝らに告ぐ、神の國のために、或は家、或は妻、或は兄弟、あるひは兩親、あるひは子を棄つる者は、誰にても、R ペテロ言ふ『視よ、我等わが物をすてて汝に從へり』d Aイエス言ひたまふ『人のなし得ぬところは、神のなし得る所なり』O 之をきく人々いふ『さらば誰か救はるる事を得ん』j M富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の穴をとほるは反つて易し』mSイエス之を見て言ひたまふ『富める者の神の國に入るは如何に難いかな。X)彼は之をききて甚く悲しめり、大に富める者なればなり。q[イエス之をききて言ひたまふ『なんぢなほ足らぬこと一つあり、汝の有てる物をことごとく賣りて、貧しき者に分ち與へよ、然らば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』B彼いふ『われ幼き時より皆これを守れり』;o誡命はなんぢが知る所なり「姦淫するなかれ」「殺すなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」「なんぢの父と母とを敬へ」』pYイエス言ひ給ふ『なにゆゑ我を善しと言ふか、神ひとりの他に善き者なし。jM或司問ひて言ふ『善き師よ、われ何をなして永遠の生命を嗣ぐべきか』われ誠に汝らに告ぐ、おほよそ幼兒のごとくに神の國をうくる者ならずば、之に入ることは能はず』 9イエス幼兒らを呼びよせて言ひたまふ『幼兒らの我に來るを許して止むな、神の國はかくのごとき者の國なり。 イエスの觸り給はんことを望みて、人々嬰兒らを連れ來りしに、弟子たち之を見て禁めたれば、_~7われ汝らに告ぐ、この人は、かの人よりも義とせられて、己が家に下り往けり。おほよそ己を高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり』}3 然るに取税人は遙に立ちて、目を天に向くる事だにせず、胸を打ちて言ふ「神よ、罪人なる我を憫みたまへ」a|; 我は一週のうちに二度斷食し、凡て得るものの十分の一を献ぐ」G{ パリサイ人たちて心の中に斯く祈る「神よ、我はほかの人の、強奪・不義・姦淫するが如き者ならず、又この取税人の如くならぬを感謝す。sz_ 『二人のもの祈らんとて宮にのぼる、一人はパリサイ人、一人は取税人なり。gyG また己を義と信じ、他人を輕しむる者どもに、此の譬を言ひたまふ、xw我なんぢらに告ぐ、速かに審き給はん。されど人の子の來るとき地上に信仰を見んや』vweまして神は夜晝よばはる選民のために、たとひ遲くとも遂に審き給はざらんや。Lv主いひ給ふ『不義なる裁判人の言ふことを聽け、u}此の寡婦われを煩はせば、我かれが爲に審かん、然らずば絶えず來りて我を惱さん」と』t}かれ久しく聽き入れざりしが、其ののち心の中に言ふ「われ神を畏れず、人を顧みねど、vseその町に寡婦ありて、屡次その許にゆき「我がために仇を審きたまへ」と言ふ。Ir 『或町に、神を畏れず人を顧みぬ裁判人あり。fq Gまた彼らに、落膽せずして常に祈るべきことを、譬にて語り言ひ給ふp!%弟子たち答へて言ふ『主よ、それは何處ぞ』イエス言ひたまふ『屍體のある處には鷲も亦あつまらん』o$[なし]an;#二人の女ともに臼ひき居らんに、一人は取られ一人は遣されん』m"われ汝らに告ぐ、その夜ふたりの男、一つ寢臺に居らんに、一人は取られ一人は遣されん。vle!おほよそ己が生命を全うせんとする者はこれを失ひ、失ふ者はこれを保つべし。!k= ロトの妻を憶へ。#j?その日には、人もし屋の上にをりて、器物家の内にあらば、之を取らんとて下るな。畑にをる者も同じく歸るな。Fi人の子の顯るる日にも、その如くなるべし。yhkロトのソドムを出でし日に、天より火と硫黄と降りて、彼等をことごとく滅せり。gロトの日にも斯くのごとく、人々飮み食ひ、賣り買ひ、植ゑつけ、家造りなど爲たりしが、f-ノア方舟に入る日までは、人々飮み食ひ娶り嫁ぎなど爲たりしが、洪水きたりて彼等をことごとく滅せり。Reノアの日にありし如く、人の子の日にも然あるべし。mdSされど人の子は先づ多くの苦難を受け、かつ今の代に棄てらるべきなり。cそれ電光の天の彼方より閃きて、天の此方に輝くごとく、人の子もその日には然あるべし。b}そのとき人々なんぢらに「見よ彼處に、見よ此處に」と言はん、されど往くな、從ふな。a-かくて弟子たちに言ひ給ふ『なんぢら人の子の日の一日を見んと思ふ日きたらん、されど見ることを得じ。`!また「視よ、此處に在り」「彼處に在り」と人々言はざるべし。視よ、神の國は汝らの中に在るなり』&_E神の國の何時きたるべきかをパリサイ人に問はれし時、イエス答へて言ひたまふ『神の國は見ゆべき状にて來らず。g^Gかくて之に言ひたまふ『起ちて往け、なんぢの信仰なんぢを救へり』d]Aこの他國人のほかは、神に榮光を歸せんとて歸りきたる者なきか』v\eイエス答へて言ひたまふ『十人みな潔められしならずや、九人は何處に在るか。U[#イエスの足下に平伏して謝す。これはサマリヤ人なり。pZYその中の一人、おのが醫されたるを見て、大聲に神を崇めつつ歸りきたり、 Yイエス之を見て言ひたまふ『なんぢら往きて身を祭司らに見せよ』彼ら往く間に潔められたり。OX 聲を揚げて言ふ『君イエスよ、我らを憫みたまへ』dWA 或村に入り給ふとき、十人の癩病人これに遇ひて、遙に立ち止り、mVS イエス、エルサレムに往かんとて、サマリヤとガリラヤとの間をとほり、2U] かくのごとく汝らも命ぜられし事をことごとく爲したる時「われらは無益なる僕なり、爲すべき事を爲したるのみ」と言へ』^T5 僕、命ぜられし事を爲したればとて、主人これに謝すべきか。/SW反つて「わが夕餐の備をなし、我が飮食するあひだ、帶して給仕せよ、然る後に、なんぢ飮食すべし」と言ふにあらずや。DR汝等のうち誰か或は耕し、或は牧する僕を有たんに、その僕畑より歸りたる時、これに對ひて「直ちに來り食に就け」と言ふ者あらんや。Q3主いひ給ふ『もし芥種一粒ほどの信仰あらば、此の桑の樹に「拔けて海に植れ」と言ふとも汝らに從ふべし。LP使徒たち主に言ふ『われらの信仰を増したまへ』O}もし一日に七度なんぢに罪を犯し、七たび「悔改む」と言ひて、汝に歸らば之をゆるせ』N 汝等みづから心せよ。もし汝の兄弟罪を犯さば、これを戒めよ。もし悔改めなば之をゆるせ。M-この小き者の一人を躓かするよりは、寧ろ碾臼の石を頸に懸けられて、海に投げ入れられんかた善きなり。 L イエス弟子たちに言ひ給ふ『躓物は必ず來らざるを得ず、されど之を來らす者は禍害なるかな。,KQアブラハム言ふ「もしモーセと預言者とに聽かずば、たとひ死人の中より甦へる者ありとも、其の勸を納れざるべし」』J富める人いふ「いな、父アブラハムよ、もし死人の中より彼らに往く者あらば、悔改めん」dIAアブラハム言ふ「彼らにはモーセと預言者とあり、之に聽くべし」sH_我に五人の兄弟あり、この苦痛のところに來らぬよう、彼らに證せしめ給へ」sG_富める人また言ふ「さらば父よ、願はくは我が父の家にラザロを遣したまへ。DF然のみならず、此處より汝らに渡り往かんとすとも得ず、其處より我らに來り得ぬために、我らと汝らとの間に大なる淵定めおかれたり」SEアブラハム言ふ「子よ、憶へ、なんぢは生ける間なんぢの善き物を受け、ラザロは惡しき物を受けたり。今ここにて彼は慰められ、汝は悶ゆるなり。MD乃ち呼びて言ふ「父アブラハムよ、我を憐みて、ラザロを遣し、その指の先を水に浸して我が舌を冷させ給へ、我はこの焔のなかに悶ゆるなり」Cw黄泉にて苦惱の中より目を擧げて、遙にアブラハムと其の懷裏にをるラザロとを見る。#B?遂にこの貧しきもの死に、御使たちに携へられてアブラハムの懷裏に入れり。富める人もまた死にて葬られしが、yAkその食卓より落つる物にて飽かんと思ふ。而して犬ども來りて其の腫物を舐れり。s@_又ラザロといふ貧しき者あり、腫物にて腫れただれ、富める人の門に置かれ、a?;或富める人あり、紫色の衣と細布とを著て、日々奢り樂しめり。 >9凡てその妻を出して、他に娶る者は、姦淫を行ふなり。また夫より出されたる女を娶る者も、姦淫を行ふなり。[=/されど律法の一畫の落つるよりも、天地の過ぎ往くは易し。<律法と預言者とはヨハネまでなり、その時より神の國は宣傳へられ、人みな烈しく攻めて之に入る。b;=イエス彼らに言ひ給ふ『なんぢらは人のまへに己を義とする者なり。されど神は汝らの心を知りたまふ。人のなかに尊ばるる者は、神のまへに憎まるる者なり。g:Gここに慾深きパリサイ人ら、この凡ての事を聞きてイエスを嘲笑ふ。P9 僕は二人の主に兼ね事ふること能はず、或は之を憎み彼を愛し、或は之に親しみ彼を輕しむべければなり。汝ら神と富とに兼ね事ふること能はず』m8S また汝等もし人のものに忠ならずば、誰か汝等のものを汝らに與ふべき。j7M さらば汝等もし不義の富に忠ならずば、誰か眞の富を汝らに任すべき。p6Y 小事に忠なる者は大事にも忠なり。小事に不忠なる者は大事にも不忠なり。/5W われ汝らに告ぐ、不義の富をもて、己がために友をつくれ。さらば富の失する時、その友なんぢらを永遠の住居に迎へん。A4{ここに主人、不義なる支配人の爲しし事の巧なるによりて、彼を譽めたり。この世の子らは、己が時代の事には光の子らよりも巧なり。)3K又ほかの者に言ふ「負ふところ何程あるか」答へて言ふ「麥、百石」支配人いふ「なんぢの證書をとりて八十と書け」|2q答へて言ふ「油、百樽」支配人いふ「なんぢの證書をとり、早く坐して五十と書け」1主人の負債者を一人一人呼びよせて、初の者に言ふ「なんぢ我が主人より負ふところ何程あるか」0我なすべき事こそ知りたれ、斯く爲ば職を罷めらるるとき、人々その家に我を迎ふるならん」とて、/支配人心のうちに言ふ「如何にせん、主人わが職を奪ふ。われ土掘るには力なく、物乞ふは恥かし。&.E主人かれを呼びて言ふ「わが汝につきて聞く所は、これ何事ぞ、務の報告をいだせ、汝こののち支配人たるを得じ」- 3イエスまた弟子たちに言ひ給ふ『或富める人に一人の支配人あり、主人の所有を費しをりと訴へられたれば、 , されど此の汝の兄弟は死にて復生き、失せて復得られたれば、我らの樂しみ喜ぶは當然なり」』p+Y父いふ「子よ、なんぢは常に我とともに在り、わが物は皆なんぢの物なり。*'然るに遊女らと共に、汝の身代を食ひ盡したる此の汝の子歸り來れば、之がために肥えたる犢を屠れり」J) 答へて父に言ふ「視よ、我は幾歳もなんぢに仕へて、未だ汝の命令に背きし事なきに、我には小山羊一匹だに與へて友と樂しましめし事なし。^(5兄怒りて内に入ることを好まざりしかば、父いでて勸めしに、'答へて言ふ「なんぢの兄弟歸りたり、その恙なきを迎へたれば、汝の父肥えたる犢を屠れるなり」B&僕の一人を呼びてその何事なるかを問ふ。%w然るに其の兄、畑にありしが、歸りて家に近づきたるとき、音樂と舞踏との音を聞き、p$Yこの我が子、死にて復生き、失せて復得られたり」かくて彼ら樂しみ始む。[#/また肥えたる犢を牽ききたりて屠れ、我ら食して樂しまん。&"Eされど父、僕どもに言ふ「とくとく最上の衣を持ち來りて之に著せ、その手に指輪をはめ、其の足に鞋をはかせよ。 !9子、父にいふ「父よ、我は天に對し又なんぢの前に罪を犯したり。今より汝の子と稱へらるるに相應しからず」# ?乃ち起ちて其の父のもとに往く。なほ遠く隔りたるに、父これを見て憫み、走りゆき、其の頸を抱きて接吻せり。w今より汝の子と稱へらるるに相應しからず、雇人の一人のごとく爲し給へ』と言はん」pY起ちて我が父にゆき「父よ、われは天に對し、また汝の前に罪を犯したり。&E此のとき我に反りて言ふ『わが父の許には食物あまれる雇人いくばくぞや、然るに我は飢ゑてこの處に死なんとす。|qかれ豚の食ふ蝗豆にて、己が腹を充さんと思ふ程なれど、何をも與ふる人なかりき。pY往きて其の地の或人に依附りしに、其の人かれを畑に遣して豚を飼はしむ。ykことごとく費したる後、その國に大なる饑饉おこり、自ら乏しくなり始めたれば、 幾日も經ぬに、弟おのが物をことごとく集めて、遠國にゆき、其處にて放蕩にその財産を散せり。 弟、父に言ふ「父よ、財産のうち我が受くべき分を我にあたへよ」父その身代を二人に分けあたふ。B また言ひたまふ『或人に二人の息子あり、  われ汝らに告ぐ、かくのごとく悔改むる一人の罪人のために、神の使たちの前に歡喜あるべし』' 遂に見出さば、其の友と隣人とを呼び集めて言はん、「我とともに喜べ、わが失ひたる銀貨を見出せり」2]又いづれの女か銀貨十枚を有たんに、若しその一枚を失はば、燈火をともし、家を掃きて見出すまでは懇ろに尋ねざらんや。>uわれ汝らに告ぐ、かくのごとく悔改むる一人の罪人のためには、悔改の必要なき九十九人の正しき者にも勝りて、天に歡喜あるべし。 家に歸りて其の友と隣人とを呼び集めて言はん「我とともに喜べ、失せたる我が羊を見出せり」B遂に見出さば、喜びて之を己が肩にかけ、D『なんぢらの中たれか百匹の羊を有たんに、若その一匹を失はば、九十九匹を野におき、往きて失せたる者を見出すまでは尋ねざらんや。6gイエス之に譬を語りて言ひ給ふ、jMパリサイ人・學者ら呟きて言ふ、『この人は罪人を迎へて食を共にす』W  )取税人、罪人ども、みな御言を聽かんとて近寄りたれば、m S#土にも肥料にも適せず、外に棄てらるるなり。聽く耳ある者は聽くべし』s _"鹽は善きものなり、然れど鹽もし效力を失はば、何によりてか味つけられん。 w!かくのごとく、汝らの中その一切の所有を退くる者ならでは、我が弟子となるを得ず。g G もし及かずば、敵なほ遠く隔るうちに、使を遣して和睦を請ふべし。G又いづれの王か出でて他の王と戰爭をせんに、先づ坐して、此の一萬人をもて、かの二萬人を率ゐきたる者に對ひ得るか否か籌らざらんや。[/「この人は築きかけて成就すること能はざりき」と言はん。mS然らずして基を据ゑ、もし成就すること能はずば、見る者みな嘲笑ひて、)K汝らの中たれか櫓を築かんと思はば、先づ坐して其の費をかぞへ、己が所有、竣工までに足るか否かを計らざらんや。jMまた己が十字架を負ひて我に從ふ者ならでは、我が弟子となるを得ず。'『人もし我に來りて、その父母・妻子・兄弟・姉妹・己が生命までも憎まずば、我が弟子となるを得ず。dAさて大なる群衆イエスに伴ひゆきたれば、顧みて之に言ひたまふ、wわれ汝らに告ぐ、かの招きおきたる者のうち、一人だに我が夕餐を味ひ得る者なし」』w主人、僕に言ふ「道や籬の邊にゆき、人々を強ひて連れきたり、我が家に充たしめよ。X)僕いふ「主よ、仰のごとく爲したれど、尚ほ餘の席あり」\~1僕かへりて此等の事をその主人に告ぐ、家主いかりて僕に言ふ「とく町の大路と小路とに往きて、貧しき者・不具者・盲人・跛者などを此處に連れきたれ」^}5また他も者いふ「われ妻を娶れり、此の故に往くこと能はず」|}他の者いふ「われ五耜の牛を買へり、之を驗すために往くなり。請ふ、許されんことを」{'皆ひとしく辭りはじむ。初の者いふ「われ田地を買へり。往きて見ざるを得ず。請ふ、許されんことを」  ?W~~~:}}||f|{{ z[yy`xwwSvvruuYttcsssZsrrqqpjooOnninmmUll~kkyjjj%iini hhXgggff eyeddGcc6bbCa```__M^^/]y]\\%[[ZZYJXWWbVVV*UU7TT?SSCRRcRQPP2OOINNbMMDLKKK~KJJRIIIGHH[H GHFFOEEVDCCCOBB_B AK@@@@'??M>>T==<<%;;)::699}88/7|766k55Q44j33u3?22C11500E//p/'..1---A,,*+***K))>((/'''4&%% $##g""Y!!i vnl1&h)JTq!q-U " } O z @O*Z?.{ W'イエス言ひ給ふ『きたれ、さらば見ん』彼ら往きてその留りたまふ所を見、この日ともに留れり、時は第十時ごろなりき。4z c&イエス振反りて、その從ひきたるを見て言ひたまふ『何を求むるか』彼等いふ『ラビ(釋きていへば師)いづこに留り給ふか』Wy )%かく語るをききて、二人の弟子イエスに從ひゆきたれば、Tx #$イエスの歩み給ふを見ていふ『視よ、これぞ神の羔羊』Kw #明くる日ヨハネまた二人の弟子とともに立ちて、Hv  "われ之を見て、その神の子たるを證せしなり』u !我もと彼を知らざりき。されど我を遣し水にてバプテスマを施させ給ふもの、我に告げて「なんぢ御靈くだりて或人の上に止るを見ん、これぞ聖靈にてバプテスマを施す者なる」といひ給へり。t  ヨハネまた證をなして言ふ『われ見しに、御靈鴿のごとく天より降りて、その上に止れり。s -我もと彼を知らざりき。然れど彼のイスラエルに顯れんために、我きたりて水にてバプテスマを施すなり』r われ曾て「わが後に來る人あり、我にまされり、我より前にありし故なり」と云ひしは此の人なり。 q 明くる日ヨハネ、イエスの己が許にきたり給ふを見ていふ『視よ、これぞ世の罪を除く神の羔羊。 p これらの事は、ヨハネのバプテスマを施しゐたりしヨルダンの向なるベタニヤにてありしなり。`o ;即ち我が後にきたる者なり、我はその鞋の紐を解くにも足らず』 n ヨハネ答へて言ふ『我は水にてバプテスマを施す。なんじらの中に汝らの知らぬもの一人たてり。%m Eまた問ひて言ふ『なんぢ若しキリストに非ず、またエリヤにも、かの預言者にも非ずば、何故バプテスマを施すか』>l yかの遣されたる者はパリサイ人なりき。k 答へて言ふ『我は預言者イザヤの云へるが如く「主の道を直くせよと、荒野に呼はる者の聲」なり』j 9ここに彼ら言ふ『なんぢは誰なるか、我らを遣しし人々に答へ得るやうにせよ、なんぢ己につきて何と言ふか』i  また問ふ『さらば何、エリヤなるか』答ふ『然らず』問ふ『かの預言者なるか』答ふ『いな』lh S乃ち言ひあらはして諱まず『我はキリストにあらず』と言ひあらはせり。@g {さてユダヤ人、エルサレムより祭司とレビ人とをヨハネの許に遣して『なんぢは誰なるか』と問はせし時、ヨハネの證はかくのごとし。of Y未だ神を見し者なし、ただ父の懷裡にいます獨子の神のみ之を顯し給へり。e }律法はモーセによりて與へられ、恩惠と眞理とはイエス・キリストによりて來れるなり。cd A我らは皆その充ち滿ちたる中より受けて、恩惠に恩惠を加へらる。Ic  ヨハネ彼につきて證をなし、呼はりて言ふ『「わが後にきたる者は我に勝れり、我より前にありし故なり」と、我が曾ていへるは此の人なり』1b ]言は肉體となりて我らの中に宿りたまへり、我らその榮光を見たり、實に父の獨子の榮光にして、恩惠と眞理とにて滿てり。a   かかる人は血脈によらず、肉の欲によらず、人の欲によらず、ただ、神によりて生れしなり。{` q されど之を受けし者、即ちその名を信ぜし者には、神の子となる權をあたへ給へり。T_ # かれは己の國にきたりしに、己の民は之を受けざりき。c^ A 彼は世にあり、世は彼に由りて成りたるに、世は彼を知らざりき。Q]  もろもろの人をてらす眞の光ありて、世にきたれり。Q\ 彼は光にあらず、光に就きて證せん爲に來れるなり。[  この人は證のために來れり、光に就きて證をなし、また凡ての人の彼によりて信ぜん爲なり。TZ #神より遣されたる人いでたり、その名をヨハネといふ。KY 光は暗黒に照る、而して暗黒は之を悟らざりき。AX 之に生命あり、この生命は人の光なりき。uW e萬の物これに由りて成り、成りたる物に一つとして之によらで成りたるはなし。5V gこの言は太初に神とともに在り、MU 太初に言あり、言は神と偕にあり、言は神なりき。9Tm5常に宮に在りて、神を讃めゐたり。US#4彼ら[之を拜し]大なる歡喜をもてエルサレムに歸り、LR3祝する間に、彼らを離れ[天に擧げられ]給ふ。gQG2遂にイエス彼らをベタニヤに連れゆき、手を擧げて之を祝したまふ。P 1視よ、我は父の約し給へるものを汝らに贈る。汝ら上より能力を著せらるるまでは都に留れ』3Oa0汝らは此等のことの證人なり。N-/且その名によりて罪の赦を得さする悔改は、エルサレムより始りて、もろもろの國人に宣傳へらるべしと。sM_.『かく録されたり、キリストは苦難を受けて、三日めに死人の中より甦へり、[L/-ここに聖書を悟らしめんとて、彼らの心を開きて言ひ給ふ、wKg,また言ひ給ふ『これらの事は、我がなほ汝らと偕に在りし時に語りて、我に就きモーセの律法・預言者および詩篇に録されたる凡ての事は、必ず遂げらるべしと言ひし所なり』9Jm+之を取り、その前にて食し給へり。A彼らの目開けてイエスなるを認む、而してイエス見えずなり給ふ。j=M共に食事の席に著きたまふ時、パンを取りて祝し、擘きて與へ給へば、<'強ひて止めて言ふ『我らと共に留れ、時夕に及びて、日も早や暮れんとす』乃ち留らんとて入りたまふ。^;5遂に往く所の村に近づきしに、イエスなほ進みゆく樣なれば、:かくてモーセ及び凡ての預言者をはじめ、己に就きて凡ての聖書に録したる所を説き示したまふ。g9Gキリストは必ず此らの苦難を受けて、其の榮光に入るべきならずや』8}イエス言ひ給ふ『ああ愚にして預言者たちの語りたる凡てのことを信ずるに心鈍き者よ。7我らの朋輩の數人もまた墓に往きて見れば、正しく女たちの言ひし如くにしてイエスを見ざりき』y6k屍體を見ずして歸り、かつ御使たち現れて、イエスは活き給ふと告げたりと言ふ。v5eなほ我等のうちの或女たち、我らを驚かせり、即ち彼ら朝夙く墓に往きたるに、24]我らはイスラエルを贖ふべき者は、この人なりと望みゐたり、然のみならず、此の事の有りしより今日ははや三日めなるが、s3_祭司長ら及び我が司らは、死罪に定めんとて之を付し遂に十字架につけたり。M2イエス言ひ給ふ『如何なる事ぞ』答へて言ふ『ナザレのイエスの事なり、彼は神と凡ての民との前にて、業にも言にも能力ある預言者なりしに、81iその一人なるクレオパと名づくるもの答へて言ふ『なんぢエルサレムに寓り居て、獨り此の頃かしこに起りし事どもを知らぬか』0'イエス彼らに言ひ給ふ『なんぢら歩みつつ互に語りあふ言は何ぞや』かれら悲しげなる状にて立ち止り、^/5されど彼らの目遮へられて、イエスたるを認むること能はず。[./語りかつ論じあふ程に、イエス自ら近づきて共に往き給ふ。9-m凡て有りし事どもを互に語りあふ。, 視よ、この日二人の弟子、エルサレムより三里ばかり隔りたるエマオといふ村に往きつつ、+} [ペテロは起ちて墓に走りゆき、屈みて布のみあるを見、ありし事を怪しみつつ歸れり]B* 使徒たちは其の言を妄語と思ひて信ぜず。D) この女たちはマグダラのマリヤ、ヨハンナ及びヤコブの母マリヤなり、而して彼らと共に在りし他の女たちも、之を使徒たちに告げたり。p(Y 墓より歸りて、凡て此等のことを十一弟子および凡て他の弟子たちに告ぐ。6'gここに彼らその御言を憶ひ出で、&-即ち「人の子は必ず罪ある人の手に付され、十字架につけられ、かつ三日めに甦へるべし」と言ひ給へり』%彼は此處に在さず、甦へり給へり。尚ガリラヤに居給へるとき、如何に語り給ひしかを憶ひ出でよ。$'女たち懼れて面を地に伏せたれば、その二人の者いふ『なんぞ死にし者どもの中に生ける者を尋ぬるか。y#kこれが爲に狼狽へをりしに、視よ、輝ける衣を著たる二人の人その傍らに立てり。B"内に入りたるに、主イエスの屍體を見ず、B!然るに石の既に墓より轉し除けあるを見、c  A一週の初の日、朝まだき、女たち備へたる香料を携へて墓にゆく。jM8歸りて香料と香油とを備ふ。かくて誡命に遵ひて、安息日を休みたり。7ガリラヤよりイエスと共に來りし女たち後に從ひ、その墓と屍體の納められたる樣とを見、F6この日は準備日なり、かつ安息日近づきぬ。}5これを取りおろし、亞麻布にて包み、巖に鑿りたる未だ人を葬りし事なき墓に納めたり。L4此の人ピラトの許にゆき、イエスの屍體を乞ひ、 93――この人はかの評議と仕業とに與せざりき――ユダヤの町なるアリマタヤの者にて、神の國を待ちのぞめり。I 2議員にして善かつ義なるヨセフといふ人あり。1凡てイエスの相識の者およびガリラヤより從ひ來れる女たちも、遙に立ちて此等のことを見たり。yk0これを見んとて集りたる群衆も、ありし事どもを見て、みな胸を打ちつつ歸れり。mS/百卒長この有りし事を見て、神を崇めて言ふ『實にこの人は義人なりき』 .イエス大聲に呼はりて言ひたまふ『父よ、わが靈を御手にゆだぬ』斯く言ひて息絶えたまふ。3a-聖所の幕、眞中より裂けたり。s_,晝の十二時ごろ、日、光をうしなひ、地のうへ徧く暗くなりて、三時に及び、|q+イエス言ひ給ふ『われ誠に汝に告ぐ、今日なんぢは我と偕にパラダイスに在るべし』^5*また言ふ『イエスよ、御國に入り給ふとき、我を憶えたまえ』})我らは爲しし事の報を受くるなれば當然なり。されど此の人は何の不善をも爲さざりき』yk(他の者これに答へ禁めて言ふ『なんぢ同じく罪に定められながら、神を畏れぬか。-'十字架に懸けられたる惡人の一人、イエスを譏りて言ふ『なんぢはキリストならずや、己と我らとを救へ』^ 5&又イエスの上には『これはユダヤ人の王なり』との罪標あり。I  %『なんぢ若しユダヤ人の王ならば、己を救へ』a ;$兵卒どもも嘲弄しつつ、近よりて酸き葡萄酒をさし出して言ふ、/ W#民は立ちて見ゐたり。司たちも嘲りて言ふ『かれは他人を救へり、もし神の選び給ひしキリストならば、己をも救へかし』, Q"かくてイエス言ひたまふ『父よ、彼らを赦し給へ、その爲す所を知らざればなり』彼らイエスの衣を分ちて鬮取にせり、-!髑髏といふ處に到りて、イエスを十字架につけ、また惡人の一人をその右、一人をその左に十字架につく。gG また他に二人の惡人をも、死罪に行はんとてイエスと共に曳きゆく。Lもし青樹に斯く爲さば、枯樹は如何にせられん』}その時ひとびと「山に向ひて我らの上に倒れよ、岡に向ひて我らを掩へ」と言ひ出でん。jM視よ「石婦、兒産まぬ腹、哺ませぬ乳は幸福なり」と言ふ日きたらん。 9イエス振反りて女たちに言ひ給ふ『エルサレムの娘よ、わが爲に泣くな、ただ己がため、己が子のために泣け。U#民の大なる群と、歎き悲しめる女たちの群と之に從ふ。&E人々イエスを曳きゆく時、シモンといふクレネ人の田舍より來るを執へ、十字架を負はせてイエスの後に從はしむ。2]その求むるままに、かの一揆と殺人との故によりて獄に入れられたる者を赦し、イエスを付して彼らの心の隨ならしめたり。Fここにピラトその求の如くすべしと言渡し、~}されど人々、大聲をあげ迫りて、十字架につけんことを求めたれば、遂にその聲勝てり。}-ピラト三度まで『彼は何の惡事を爲ししか、我その死に當るべき業を見ず、故に懲しめて赦さん』と言ふ。X|)彼ら叫びて『十字架につけよ、十字架につけよ』と言ふ。[{/ピラトはイエスを赦さんと欲して、再び彼らに告げたれど、yzk此のバラバは、都に起りし一揆と殺人との故によりて、獄に入れられたる者なり。^y5民衆ともに叫びて言ふ『この人を除け、我らにバラバを赦せ』x[なし]0w[されば懲しめて之を赦さん』yvkヘロデも亦然り、彼を我らに返したり。視よ、彼は死に當るべき業を爲さざりき。>uu『汝らこの人を民を惑す者として曳き來れり。視よ、われ汝らの前にて訊したれど、其の訴ふる所に就きて、この人に愆あるを見ず。Ot ピラト、祭司長らと司らと民とを呼び集めて言ふ、gsG ヘロデとピラトと前には仇たりしが、此の日たがひに親しくなれり。r} ヘロデその兵卒と共にイエスを侮り、かつ嘲弄し、華美なる衣を著せて、ピラトに返す。Fq 祭司長・學者ら起ちて激甚くイエスを訴ふ。^p5 かくて多くの言をもて問ひたれど、イエス何をも答へ給はず。Jo ヘロデ、イエスを見て甚く喜ぶ。これは彼に就きて聞く所ありたれば、久しく逢はんことを欲し、何をか徴を行ふを見んと望み居たる故なり。 nヘロデの權下の者なるを知り、ヘロデ此の頃エルサレムに居たれば、イエスをその許に送れり。Omピラト之を聞き、そのガリラヤ人なるかを問ひて、#l?彼等ますます言ひ募り『かれはユダヤ全國に教をなして民を騷がし、ガリラヤより始めて、此處に至る』と言ふ。^k5ピラト祭司長らと群衆とに言ふ『われ此の人に愆あるを見ず』j!ピラト、イエスに問ひて言ふ『なんぢはユダヤ人の王なるか』答へて言ひ給ふ『なんぢの言ふが如し』>iu訴へ出でて言ふ『われら此の人が、わが國の民を惑し、貢をカイザルに納むるを禁じ、かつ自ら王なるキリストと稱ふるを認めたり』Nh 民衆みな起ちて、イエスをピラトの前に曳きゆき、jgMG彼ら言ふ『何ぞなほ他に證據を求めんや。我ら自らその口より聞けり』|fqF皆いふ『されば汝は神の子なるか』答へ給ふ『なんぢらの言ふごとく我はそれなり』OeEされど人の子は今よりのち神の能力の右に坐せん』0d[D又われ問ふとも汝ら答へじ。c}C『なんぢ若しキリストならば、我らに言へ』イエス言ひ給ふ『われ言ふとも汝ら信ぜじ、b}B夜明になりて、民の長老・祭司長・學者ら相集り、イエスをその議會に曳き出して言ふ、?ayAこの他なほ多くのことを言ひて譏れり。a`;@その目を蔽ひ問ひて言ふ『預言せよ、汝を撃ちし者は誰なるか』?_y?守る者どもイエスを嘲弄し、之を打ち、*^O>外に出でて甚く泣けり。M]=主、振反りてペテロに目をとめ給ふ。ここにペテロ、主の『今日にはとり鳴く前に、なんぢ三度われを否まん』と言ひ給ひし御言を憶ひいだし、\}<ペテロ言ふ『人よ、我なんぢの言ふことを知らず』なほ言ひ終へぬに、やがて鷄鳴きぬ。[!;一時ばかりして又ほかの男、言張りて言ふ『まさしく此の人も彼とともに在りき、是ガリラヤ人なり』Z}:暫くして他の者ペテロを見て言ふ『なんぢも彼の黨與なり』ペテロ言ふ『人よ、然らず』RY9ペテロ肯はずして言ふ『をんなよ、我は彼を知らず』X8或婢女ペテロの火の光を受けて坐し居るを見、これに目を注ぎて言ふ『この人も彼と偕にゐたり』sW_7人々、中庭のうちに火を焚きて、諸共に坐したれば、ペテロもその中に坐す。pVY6遂に人々イエスを捕へて、大祭司の家に曳きゆく。ペテロ遠く離れて從ふ。 U95我は日々なんぢらと共に宮に居りしに、我が上に手を伸べざりき。されど今は汝らの時、また暗黒の權威なり』2T]4かくて己に向ひて來れる祭司長・宮守頭・長老らに言ひ給ふ『なんぢら強盜に向ふごとく、劍と棒とを持ちて出できたるか。vSe3イエス答へて言ひたまふ『之にてゆるせ』而して僕の耳に手をつけて醫し給ふ。[R/2その中の一人、大祭司の僕を撃ちて、右の耳を切り落せり。|Qq1御側に居る者ども事の及ばんとするを見て言ふ『主よ、われら劍をもて撃つべきか』^P50イエス言ひ給ふ『ユダ、なんぢは接吻をもて人の子を賣るか』&OE/なほ語りゐ給ふとき、視よ、群衆あらはれ、十二の一人なるユダ先だち來り、イエスに接吻せんとて近寄りたれば、ON.『なんぞ眠るか、起て、誘惑に入らぬやうに祈れ』|Mq-祈を了へ、起ちて弟子たちの許にきたり、その憂によりて眠れるを見て言ひたまふ、vLe,イエス悲しみ迫り、いよいよ切に祈り給へば、汗は地上に落つる血の雫の如し。LK+時に天より御使あらはれて、イエスに力を添ふ。 J9*『父よ、御旨ならば、此の酒杯を我より取り去りたまへ、されど我が意にあらずして御意の成らんことを願ふ』pIY)かくて自らは石の投げらるる程かれらより隔り、跪づきて祈り言ひたまふ、[H/(其處に至りて彼らに言ひたまふ『誘惑に入らぬやうに祈れ』dGA'遂に出でて、常のごとくオリブ山に往き給へば、弟子たちも從ふ。sF_&弟子たち言ふ『主、見たまへ、茲に劍二振あり』イエス言ひたまふ『足れり』GE%われ汝らに告ぐ「かれは愆人と共に數へられたり」と録されたるは、我が身に成し遂げらるべし。凡そ我に係る事は成し遂げらるればなり』#D?$イエス言ひ給ふ『されど今は財布ある者は之を取れ、嚢ある者も然すべし。また劍なき者は衣を賣りて劍を買へ。2C]#かくて弟子たちに言ひ給ふ『財布・嚢・鞋をも持たせずして汝らを遣ししとき、缺けたる所ありしや』彼ら言ふ『無かりき』B3"イエス言ひ給ふ『ペテロよ、我なんぢに告ぐ、今日なんぢ三度われを知らずと否むまでは、鷄鳴かざるべし』vAe!シモン言ふ『主よ、我は汝とともに獄にまでも、死にまでも往かんと覺悟せり』@' されど我なんぢの爲に、その信仰の失せぬやうに祈りたり、なんぢ立ち歸りてのち兄弟たちを堅うせよ』m?Sシモン、シモン、視よ、サタン汝らを麥のごとく篩はんとて請ひ得たり。>これ汝らの我が國にて我が食卓に飮食し、かつ座位に坐してイスラエルの十二の族を審かん爲なり。^=5わが父の我に任じ給へるごとく、我も亦なんぢらに國を任ず。[</汝らは我が嘗試のうちに絶えず我とともに居りし者なれば、2;]食事の席に著く者と事ふる者とは、何れか大なる。食事の席に著く者ならずや、されど我は汝らの中にて事ふる者のごとし。:されど汝らは然あらざれ、汝等のうち大なる者は若き者のごとく、頭たる者は事ふる者の如くなれ。9イエス言ひたまふ『異邦人の王はその民を宰どり、また民を支配する者は恩人と稱へらる。d8Aまた彼らの間に、己らの中たれか大ならんとの爭論おこりたれば、g7G弟子たち己らの中にて此の事をなす者は、誰ならんと互に問ひ始む。s6_實に人の子は定められたる如く逝くなり。されど之を賣る者は禍害なるかな』[5/されど視よ、我を賣る者の手、われと共に食卓の上にあり、4-夕餐ののち酒杯をも然して言ひ給ふ『この酒杯は、汝らの爲に流す我が血によりて立つる新しき契約なり。/3Wまたパンを取り謝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『これは汝らの爲に與ふる我が體なり。我が記念として之を行へ』2}われ汝らに告ぐ、神の國の來るまでは、われ今よりのち葡萄の果より成るものを飮まじ』j1Mかくて酒杯を受け、かつ謝して言ひ給ふ『これを取りて互に分ち飮め。v0eわれ汝らに告ぐ、神の國にて過越の成就するまでは、我復これを食せざるべし』/!かくて彼らに言ひ給ふ『われ苦難の前に、なんぢらと共にこの過越の食をなすことを望みに望みたり。X.)時いたりてイエス席に著きたまひ、使徒たちも共に著く。v-e かれら出で往きて、イエスの言ひ給ひし如くなるを見て、過越の設備をなせり。[,/ さらば調へたる大なる二階座敷を見すべし。其處に備へよ』+ 家の主人に「師なんぢに言ふ、われ弟子らと共に過越の食をなすべき座敷は何處なるか」と言へ。8*i イエス言ひたまふ『視よ、都に入らば、水をいれたる瓶を持つ人なんぢらに遇ふべし、之に從ひゆき、その入る所の家にいりて、F) 彼ら言ふ『何處に備ふることを望み給ふか』(イエス、ペテロとヨハネとを遣さんとして言ひたまふ『往きて我らの食せん爲に過越の備をなせ』I' 過越の羔羊を屠るべき除酵祭の日來りたれば、g&Gユダ諾ひて、群衆の居らぬ時にイエスを付さんと好き機をうかがふ。3%a彼ら喜びて銀を與へんと約す。y$kユダ乃ち祭司長・宮守頭どもに往きて、イエスを如何にして付さんと議りたれば、a#;時にサタン、十二の一人なるイスカリオテと稱ふるユダに入る。|"q祭司長・學者らイエスを殺さんとし、その手段いかにと求む、民を懼れたればなり。5! gさて過越といふ除酵祭近づけり。^ 5&民はみな御教を聽かんとて、朝とく宮にゆき、御許に集れり。dA%イエス晝は宮にて教へ、夜は出でてオリブといふ山に宿りたまふ。 $この起るべき凡ての事をのがれ、人の子のまへに立ち得るやう、常に祈りつつ目を覺しをれ』R#これは徧く地の面に住める凡ての人に臨むべきなり。,Q"汝等みづから心せよ、恐らくは飮食にふけり、世の煩勞にまとはれて心鈍り、思ひがけぬ時、かの日羂のごとく來らん。U#!天地は過ぎゆかん、されど我が言は過ぎゆくことなし。|q われ誠に汝らに告ぐ、これらの事ことごとく成るまで、今の代は過ぎゆくことなし。^5斯くのごとく此等のことの起るを見ば、神の國の近きを知れ。X)既に芽ざせば、汝等これを見てみづから夏の近きを知る。U#また譬を言ひたまふ『無花果の樹また凡ての樹を見よ、mSこれらの事起り始めなば、仰ぎて首を擧げよ。汝らの贖罪近づけるなり』s_其のとき人々、人の子の能力と大なる榮光とをもて、雲に乘りきたるを見ん。 人々おそれ、かつ世界に來らんとする事を思ひて膽を失はん。これ天の萬象ふるひ動けばなり。 また日・月・星に兆あらん。地にては國々の民なやみ、海と濤との鳴り轟くによりて狼狽へ、/W彼らは劍の刃に斃れ、又は捕はれて諸國に曳かれん。而してエルサレムは異邦人の時滿つるまで、異邦人に蹂躙らるべし。-その日には孕りたる者と、乳を哺まする者とは禍害なるかな。地に大なる艱難ありて、御怒この民に臨み、U#これ録されたる凡ての事の遂げらるべき刑罰の日なり。-その時ユダヤに居る者どもは山に遁れよ、都の中にをる者どもは出でよ、田舍にをる者どもは都に入るな、dA汝らエルサレムが軍勢に圍まるるを見ば、其の亡近づけりと知れ。? y汝らは忍耐によりて其の靈魂を得べし。? y然れど汝らの頭の髮一すぢだに失せじ。B 汝等わが名の故に凡ての人に憎まるべし。 w汝らは兩親・兄弟・親族・朋友にさへ付されん。又かれらは汝らの中の或者を殺さん。 われ汝らに、凡て逆ふ者の言ひ逆ひ言ひ消すことをなし得ざる、口と智慧とを與ふべければなり。a;されば汝ら如何に答へんと預じめ思慮るまじき事を心に定めよ。3a これは汝らに證の機とならん。_7 すべて此等のことに先だちて、人々なんぢらに手をくだし、汝らを責めん、即ち汝らを會堂および獄に付し、わが名のために王たち司たちの前に曳きゆかん。 かつ大なる地震あり、處々に疫病・饑饉あらん。懼るべき事と天よりの大なる兆とあらん。U# また言ひたまふ『「民は民に、國は國に逆ひて起たん」 戰爭と騷亂との事を聞くとき、怖づな。斯かることは先づあるべきなり。然れど終は直ちに來らず』Pイエス言ひ給ふ『なんぢら惑されぬように心せよ、多くの者わが名を冒し來り「われは夫なり」と言ひ「時は近づけり」と言はん、彼らに從ふな。 9彼ら問ひて言ふ『師よ、さらば此等のことは何時あるか、又これらの事の成らんとする時は如何なる兆あるか』|q『なんぢらが見る此等の物は、一つの石も崩されずして石の上に殘らぬ日きたらん』yk或人々、美麗なる石と献物とにて宮の飾られたる事を語りしに、イエス言ひ給ふ、A~{彼らは皆その豐なる内より納物の中に投げ入れ、この寡婦はその乏しき中より、己が有てる生命の料をことごとく投げ入れたればなり』|}q『われ實をもて汝らに告ぐ、この貧しき寡婦は、凡ての人よりも多く投げ入れたり。^|5また或貧しき寡婦のレプタ二つを投げ入るるを見て言ひ給ふ、c{ Aイエス目を擧げて、富める人々の納物を賽錢函に投げ入るるを見、z/また寡婦らの家を呑み、外見をつくりて長き祈をなす。其の受くる審判は更に嚴しからん』y3.『學者らに心せよ。彼らは長き衣を著て歩むことを好み、市場にての敬禮、會堂の上座、饗宴の上席を喜び、Rx-民の皆ききをる中にて、イエス弟子たちに言ひ給ふ、Rw,ダビデ斯く彼を主と稱ふれば、爭でその子ならんや』Uv#+われ汝の敵を汝の足臺となすまでは、わが右に坐せよ」Lu*ダビデ自ら詩篇に言ふ「主わが主に言ひたまふ、st_)イエス彼らに言ひたまふ『如何なれば人々、キリストをダビデの子と言ふか。Bs(彼等ははや何事をも問ひ得ざりし故なり。ar;'學者のうちの或者ども答へて『師よ、善く言ひ給へり』と言ふ。 Xx~~#}}K|{|{Kz{z yQxxEwww"vvTuutt)ssrr8qq&ppoo"nnmsm ll*k_jj5iiKKWKJJkJIHHIGGSFFEEDDWCBAAA4@@A??'>>]==0さらば人の子のもと居りし處に昇るを見ば如何に。f}=イエス弟子たちの之に就きて呟くを自ら知りて言ひ給ふ『このことは汝らを躓かするか。e <弟子たちの中おほくの者これを聞きて言ふ『こは甚だしき言なるかな、誰か能く聽き得べき』sd_;此等のことはイエス、カペナウムにて教ふるとき、會堂にて言ひ給ひしなり。c3:天より降りしパンは、先祖たちが食ひてなほ死にし如きものにあらず、此のパンを食ふものは永遠に活きん』 b9活ける父の我をつかはし、我の父によりて活くるごとく、我をくらふ者も我によりて活くべし。daA8わが肉をくらひ我が血をのむ者は、我に居り、我もまた彼に居る。I` 7夫わが肉は眞の食物、わが血は眞の飮物なり。_ 6わが肉をくらひ、我が血をのむ者は、永遠の生命をもつ、われ終の日にこれを甦へらすべし。^35イエス言ひ給ふ『まことに誠になんぢらに告ぐ、人の子の肉を食はず、その血を飮まずば、汝らに生命なし。]4ここにユダヤ人たがひに爭ひて言ふ『この人はいかで己が肉を我らに與へて食はしむることを得ん』A\{3我は天より降りし活けるパンなり、人このパンを食はば永遠に活くべし。我が與ふるパンは我が肉なり、世の生命のために之を與へん』^[52天より降るパンは、食ふ者をして死ぬる事なからしむるなり。OZ1汝らの先祖は、荒野にてマナを食ひしが死にたり。'YI0我は生命のパンなり。^X5/まことに誠になんぢらに告ぐ、信ずる者は永遠の生命をもつ。gWG.これは父を見し者ありとにあらず、ただ神よりの者のみ父を見たり。V--預言者たちの書に「彼らみな神に教へられん」と録されたり。すべて父より聽きて學びし者は我にきたる。U},我を遣しし父ひき給はずば、誰も我に來ること能はず、我これを終の日に甦へらすべし。IT +イエス答へて言ひ給ふ『なんぢら呟き合ふな、&SE*呟きて言ふ『これはヨセフの子イエスならずや、我等はその父母を知る、何ぞ今「われは天より降れり」と言ふか』|Rq)ここにユダヤ人ら、イエスの『われは天より降りしパンなり』と言ひ給ひしにより、Q-(わが父の御意は、すべて子を見て信ずる者の永遠の生命を得る是なり。われ終の日にこれを甦へらすべし』 P9'我を遣し給ひし者の御意は、すべて我に賜ひし者を、我その一つをも失はずして、終の日に甦へらする是なり。 O&夫わが天より降りしは、我が意をなさん爲にあらず、我を遣し給ひし者の御意をなさん爲なり。jNM%父の我に賜ふものは皆われに來らん、我にきたる者は我これを退けず。[M/$されど汝らは我を見てなほ信ぜず、我さきに之を告げたり。#L?#イエス言ひ給ふ『われは生命のパンなり、我にきたる者は飢ゑず、我を信ずる者はいつまでも渇くことなからん。BK"彼等いふ『主よ、そのパンを常に與へよ』RJ!神のパンは天より降りて生命を世に與ふるものなり』JI  イエス言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、モーセは天よりのパンを汝らに與へしにあらず、されど我が父は天よりの眞のパンを與へたまふ。H-我らの先祖は荒野にてマナを食へり、録して「天よりパンを彼らに與へて食はしめたり」と云へるが如し』vGe彼ら言ふ『さらば我らが見て汝を信ぜしために、何の徴をなすか、何を行ふか。jFMイエス答へて言ひたまふ『神の業はその遣し給へる者を信ずる是なり』^E5ここに彼ら言ふ『われら神の業を行はんには何をなすべきか』\D1朽ちる糧のためならで、永遠の生命にまで至る糧のために働け。これは人の子の汝らに與へんとするものなり、父なる神は印して彼を證し給ひたるに因る』2C]イエス答へて言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、汝らが我を尋ぬるは、徴を見し故ならで、パンを食ひて飽きたる故なり。mBS遂に海の彼方にてイエスに遇ひて言ふ『ラビ、何時ここに來り給ひしか』#A?ここに群衆はイエスも居給はず、弟子たちも居らぬを見て、その船に乘り、イエスを尋ねてカペナウムに往けり。@w(時にテベリヤより數艘の船、主の謝して人々にパンを食はせ給ひし處の近くに來る)G?明くる日、海のかなたに立てる群衆は、一艘のほかに船なく、又イエスは弟子たちと共に乘りたまはず、弟子たちのみ出でゆきしを見たり。j>M乃ちイエスを船に歓び迎へしに、船は直ちに往かんとする地に著けり。<=sイエス言ひたまふ『我なり、懼るな』< かくて四五十丁こぎ出でしに、イエスの海の上をあゆみ、船に近づき給ふを見て懼れたれば、0;[大風ふきて海ややに荒出づ。:船にのり海を渡りて、カペナウムに往かんとす。既に暗くなりたるに、イエス未だ來りたまはず。69g夕になりて弟子たち海にくだり、8イエス彼らが來りて己をとらへ、王となさんとするを知り、復ひとりにて山に遁れたまふ。m7S人々その爲し給ひし徴を見ていふ『實にこれは世に來るべき預言者なり』6} 乃ち集めたるに、五つの大麥のパンの擘きたるを食ひしものの餘、十二の筐に滿ちたり。5 人々の飽きたるのち弟子たちに言ひたまふ『廢るもののなきように擘きたる餘をあつめよ』#4? ここにイエス、パンを取りて謝し、坐したる人々に分ちあたへ、また肴をも然なして、その欲するほど與へ給ふ。 39 イエス言ひたまふ『人々を坐せしめよ』その處に多くの草ありて人々坐せしが、その數おほよそ五千人なりき。23 『ここに一人の童子あり、大麥のパン五つと小き肴二つとをもてり、されど此の多くの人には何にかならん』U1#弟子の一人にてシモン・ペテロの兄弟なるアンデレ言ふ0wピリポ答へて言ふ『二百デナリのパンありとも、人々すこしづつ受くるになほ足らじ』v/eかく言ひ給ふはピリポを試むるためにて、自ら爲さんとする事を知り給ふなり。2.]イエス眼をあげて大なる群衆のきたるを見て、ピリポに言ひ給ふ『われら何處よりパンを買ひて、此の人々に食はすべきか』9-m時はユダヤ人の祭なる過越に近し。R,イエス山に登りて、弟子たちと共にそこに坐し給ふ。p+Y大なる群衆これに從ふ、これは病みたる者に行ひたまへる徴を見し故なり。i* Mこの後イエス、ガリラヤの海、即ちテベリヤの海の彼方にゆき給へば、O)/されど彼の書を信ぜずば、爭で我が言を信ぜんや』y(k.若しモーセを信ぜしならば、我を信ぜしならん、彼は我につきて録したればなり。'}-われ父に汝らを訴へんとすと思ふな、訴ふるもの一人あり、汝らが頼とするモーセなり。v&e,互に譽をうけて、唯一の神よりの譽を求めぬ汝らは、爭で信ずることを得んや。%-+我はわが父の名によりて來りしに、汝等われを受けず、もし他の人おのれの名によりて來らば之を受けん。B$*ただ汝らの衷に神を愛する事なきを知る。9#m)我は人よりの譽をうくる事をせず、L"(然るに汝ら生命を得んために我に來るを欲せず。 !'汝らは聖書に永遠の生命ありと思ひて之を査ぶ、されどこの聖書は我につきて證するものなり。 w&その御言は汝らの衷にとどまらず、その遣し給ひし者を信ぜぬに因りて知らるるなり。&E%また我をおくり給ひし父も、我につきて證し給へり。汝らは未だその御聲を聞きし事なく、その御形を見し事なし。\1$されど我にはヨハネの證よりも大なる證あり。父の我にあたへて成し遂げしめ給ふわざ、即ち我がおこなふ業は、我につきて父の我を遣し給ひたるを證し、s_#かれは燃えて輝く燈火なりしが、汝等その光にありて暫時よろこぶ事をせり。pY"我は人よりの證を受くる事をせねど、唯なんぢらの救はれん爲に之を言ふ。^5!なんぢら前に人をヨハネに遣ししに、彼は眞につきて證せり。ve 我につきて證する者は他にあり、その我につきて證する證の眞なるを我は知る。I 我もし己につきて證せば、我が證は眞ならず。P我みづから何事もなし能はず、ただ聞くままに審くなり。わが審判は正し、それは我が意を求めずして、我を遣し給ひし者の御意を求むるに因る。dA善をなしし者は生命に甦へり、惡を行ひし者は審判に甦へるべし。pY汝ら之を怪しむな、墓にある者みな神の子の聲をききて出づる時きたらん。X)また人の子たるに因りて、審判する權を與へ給ひしなり。s_これ父みづから生命を有ち給ふごとく、子にも自ら生命を有つことを得させ、#?誠にまことに汝らに告ぐ、死にし人、神の子の聲をきく時きたらん、今すでに來れり、而して聞く人は活くべし。J 誠にまことに汝らに告ぐ、わが言をききて我を遣し給ひし者を信ずる人は、永遠の生命をもち、かつ審判に至らず、死より生命に移れるなり。-これ凡ての人の父を敬ふごとくに子を敬はん爲なり。子を敬はぬ者は、之を遣し給ひし父をも敬はぬなり。X)父は誰をも審き給はず、審判をさへみな子に委ね給へり。pY父の死にし者を起して活し給ふごとく、子もまた己が欲する者を活すなり。5c父は子を愛して、その爲す所をことごとく子に示したまふ。また更に大なる業を示し給はん、汝等をして怪しましめん爲なり。h Iイエス答へて言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、子は父のなし給ふことを見て行ふほかは、自ら何事をも爲し得ず、父のなし給ふことは子もまた同じく爲すなり。S 此に由りてユダヤ人いよいよイエスを殺さんと思ふ。それは安息日を破るのみならず、神を我が父といひて、己を神と等しき者になし給ひし故なり。m Sイエス答へ給ふ『わが父は今にいたるまで働き給ふ、我もまた働くなり』j Mここにユダヤ人、かかる事を安息日になすとて、イエスを責めたれば、g Gこの人ゆきてユダヤ人に、おのれを醫したる者のイエスなるを告ぐ。;oこの後イエス宮にて彼に遇ひて言ひたまふ『視よ、なんぢ癒えたり。再び罪を犯すな、恐らくは更に大なる惡しきこと汝に起らん』  されど醫されし者は、その誰なるを知らざりき、そこに群衆ゐたればイエス退き給ひしに因る。X) かれら問ふ『「取りあげて歩め」と言ひし人は誰なるか』^5 答ふ『われを醫ししその人「床を取りあげて歩め」と云へり』pY ユダヤ人醫されたる人にいふ『安息日なり、床を取りあぐるは宜しからず』s_ この人ただちに癒え、床を取りあげて歩めり。その日は安息日に當りたれば、Lイエス言ひ給ふ『起きよ、床を取りあげて歩め』3病める者こたふ『主よ、水の動くとき、我を池に入るる者なし、我が往くほどに、他の人さきだち下るなり』-イエスその臥し居るを見、かつその病の久しきを知り、之に『なんぢ癒えんことを願ふか』と言ひ給へば、<s爰に三十八年病になやむ人ありしが、5~cそれは御使のをりをり降りて水を動かすことあれば、その動きたるのち最先に池にいる者は、如何なる病にても癒ゆる故なり)}!その内に病める者、盲人、跛者、痩せ衰へたる者ども夥多しく臥しゐたり。(水の動くを待てるなり。|エルサレムにある羊門のほとりに、ヘブル語にてベテスダといふ池あり、之にそひて五つの廊あり。]{ 5この後ユダヤ人の祭ありて、イエス、エルサレムに上り給ふ。gzG6是はイエス、ユダヤよりガリラヤに往きて爲し給へる第二の徴なり。,yQ5父その時の、イエスが『なんぢの子は生くるなり』と言ひ給ひし時と同じきを知り、而して己も家の者もみな信じたり。gxG4その癒えはじめし時を問ひしに『昨日の第七時に熱去れり』といふ。^w53下る途中、僕ども往き遇ひて、その子の生きたることを告ぐ。v2イエス言ひ給ふ『かへれ、汝の子は生くるなり』彼はイエスの言ひ給ひしことを信じて歸りしが、Lu1近臣いふ『主よ、わが子の死なぬ間に下り給へ』dtA0ここにイエス言ひ給ふ『なんぢら徴と不思議とを見ずば、信ぜじ』Ps/イエスのユダヤよりガリラヤに來り給へるを聞き、御許にゆきて、カペナウムに下りその子を醫し給はんことを請ふ、子は死ぬばかりなりしなり。Gr.イエス復ガリラヤのカナに往き給ふ、ここは前に水を葡萄酒になし給ひし處なり。時に王の近臣あり、その子カペナウムにて病みゐたれば、Jq -かくてガリラヤに往き給へば、ガリラヤ人これを迎へたり。前に彼らも祭に上り、その祭の時にエルサレムにて行ひ給ひし事を見たる故なり。jpM,イエス自ら證して、預言者は己が郷にて尊ばるる事なしと言ひ給へり。Ro+二日の後、イエスここを去りてガリラヤに往き給ふ。;no*かくて女に言ふ『今われらの信ずるは、汝のかたる言によるにあらず、親しく聽きて、これは眞に世の救主なりと知りたる故なり』?my)御言によりて猶もおほくの人信じたり。l(かくてサマリヤ人御許にきたりて、此の町に留らんことを請ひたれば、此處に二日とどまり給ふ。#k?'此の町の多くのサマリヤ人、女の『わが爲しし事をことごとく告げし』と證したる言によりてイエスを信じたり。j!&我なんぢらを遣して、勞せざりしものを刈らしむ。他の人々さきに勞し、汝らはその勞を收むるなり』[i/%俚諺に、彼は播き此は刈るといへるは、斯において眞なり。|hq$刈る者は價を受けて永遠の生命の實を集む。播く者と刈る者とともに喜ばん爲なり。8gi#なんぢら收穫時の來るには、なほ四月ありと言はずや。我なんぢらに告ぐ、目をあげて畑を見よ、はや黄ばみて收穫時になれり。f"イエス言ひ給ふ『われを遣し給へる物の御意を行ひ、その御業をなし遂ぐるは、是わが食物なり。Re!弟子たち互にいふ『たれか食する物を持ち來りしか』^d5 イエス言ひたまふ『我には汝らの知らぬ我が食する食物あり』Lcこの間に弟子たち請ひて言ふ『ラビ、食し給へ』9bm人々町を出でてイエスの許にゆく。 a『來りて見よ、わが爲しし事をことごとく我に告げし人を。この人あるいはキリストならんか』U`#ここに女その水瓶を遺しおき、町にゆきて人々にいふ、/_W時に弟子たち歸りきたりて、女と語り給ふを怪しみたれど、何を求め給ふか、何故かれと語り給ふかと問ふもの誰もなし。I^ イエス言ひ給ふ『なんぢと語る我はそれなり』]女いふ『我はキリストと稱ふるメシヤの來ることを知る、彼きたらば諸般のことを我らに告げん』X\)神は靈なれば、拜する者も靈と眞とをもて拜すべきなり』/[Wされど眞の禮拜者の、靈と眞とをもて父を拜する時きたらん、今すでに來れり。父はかくのごとく拜する者を求めたまふ。vZe汝らは知らぬ者を拜し、我らは知る者を拜す、救はユダヤ人より出づればなり。,YQイエス言ひ給ふ『をんなよ、我が言ふことを信ぜよ、此の山にもエルサレムにもあらで、汝ら父を拜する時きたるなり。Xw我らの先祖たちは此の山にて拜したるに、汝らは拜すべき處をエルサレムなりと言ふ』FW女いふ『主よ、我なんぢを預言者とみとむ。yVk夫は五人までありしが、今ある者はなんぢの夫にあらず。無しと云へるは眞なり』pUY女こたへて言ふ『われに夫なし』イエス言ひ給ふ『夫なしといふは宜なり。LTイエス言ひ給ふ『ゆきて夫をここに呼びきたれ』S}女いふ『主よ、わが渇くことなく、又ここに汲みに來ぬために、その水を我にあたへよ』5Rcされど我があたふる水を飮む者は、永遠に渇くことなし。わが與ふる水は彼の中にて泉となり、永遠の生命の水湧きいづべし』aQ; イエス答へて言ひ給ふ『すべて此の水をのむ者は、また渇かん。#P? 汝はこの井を我らに與へし我らの父ヤコブよりも大なるか、彼も、その子らも、その家畜も、これより飮みたり』Ow 女いふ『主よ、なんぢは汲む物を持たず、井は深し、その活ける水は何處より得しぞ。qN[ イエス答へて言ひ給ふ『なんぢ若し神の賜物を知り、また「我に飮ませよ」といふ者の誰なるを知りたらんには、之に求めしならん、さらば汝に活ける水を與へしものを』\M1 サマリヤの女いふ『なんぢはユダヤ人なるに、如何なればサマリヤの女なる我に、飮むことを求むるか』これはユダヤ人とサマリヤ人とは交りせぬ故なり。IL 弟子たちは食物を買はんとて町にゆきしなり。K サマリヤの或女、水を汲まんとて來りたれば、イエス之に『われに飮ませよ』と言ひたまふ。J}此處にヤコブの泉あり。イエス旅路に疲れて泉の傍らに坐し給ふ、時は第六時頃なりき。I!サマリヤのスカルといふ町にいたり給へるが、この町はヤコブその子ヨセフに與へし土地に近くして、-HUサマリヤを經ざるを得ず。?Gyユダヤを去りて復ガリラヤに往き給ふ。jFM(その實イエス自らバプテスマを施ししにあらず、その弟子たちなり)(E K主、おのれの弟子を造り、之にバプテスマを施すこと、ヨハネよりも多しと、パリサイ人に聞えたるを知り給ひし時、D!$御子を信ずる者は永遠の生命をもち、御子に從はぬ者は生命を見ず、反つて神の怒その上に止るなり。IC #父は御子を愛し、萬物をその手に委ね給へり。pBY"神の遣し給ひし者は神の言をかたる、神、御靈を賜ひて量りなければなり。IA !その證を受くる者は、印して神を眞なりとす。j@M 彼その見しところ聞きしところを證したまふに、誰もその證を受けず。M?上より來るものは凡ての物の上にあり、地より出づるものは地の者にして、その語ることも地の事なり。天より來るものは凡ての物の上にあり。9>m彼は必ず盛になり、我は衰ふべし』=-新婦をもつ者は新郎なり、新郎の友は、立ちて新郎の聲をきくとき大に喜ぶ、この我が勸喜いま滿ちたり。<3「我はキリストにあらず」唯「その前に遣されたる者なり」と我が言ひしことに就きて證する者は汝らなり。m;Sヨハネ答へて言ふ『人は天より與へられずば、何をも受くること能はず。V:%彼らヨハネの許に來りて言ふ『ラビ、視よ、汝とともにヨルダンの彼方にありし者、なんぢが證せし者、バプテスマを施し、人みなその許に往くなり』v9eここにヨハネの弟子たちと一人のユダヤ人との間に、潔につきて論起りたれば、?8yヨハネは未だ獄に入れられざりしなり。87iヨハネもサリムに近きアイノンにてバプテスマを施しゐたり、其處に水おほくある故なり。人々つどひ來りてバプテスマを受く。6この後イエス、弟子たちとユダヤの地にゆき、其處にともに留りてバプテスマを施し給ふ。|5q眞をおこなふ者は光にきたる、その行爲の神によりて行ひたることの顯れん爲なり。y4kすべて惡を行ふ者は光をにくみて光に來らず、その行爲の責められざらん爲なり。3その審判は是なり。光、世にきたりしに、人その行爲の惡しきによりて、光よりも暗黒を愛したり。2 彼を信ずる者は審かれず、信ぜぬ者は既に審かれたり。神の獨子の名を信ぜざりしが故なり。1神その子を世に遣したまへるは、世を審かん爲にあらず、彼によりて世の救はれん爲なり。#0?それ神はその獨子を賜ふほどに世を愛し給へり、すべて彼を信ずる者の亡びずして、永遠の生命を得んためなり。U/#すべて信ずる者の彼によりて永遠の生命を得ん爲なり』g.Gモーセ荒野にて蛇を擧げしごとく、人の子もまた必ず擧げらるべし。^-5 天より降りし者、即ち人の子の他には、天に昇りしものなし。p,Y われ地のことを言ふに汝ら信ぜずば、天のことを言はんには爭で信ぜんや。+ 誠にまことに汝に告ぐ、我ら知ることを語り、また見しことを證す、然るに汝らその證を受けず。*w イエス答へて言ひ給ふ『なんぢはイスラエルの師にして、猶かかる事どもを知らぬか。X)) ニコデモ答へて言ふ『いかで斯かる事どものあり得べき』;(o風は己が好むところに吹く、汝その聲を聞けども、何處より來り何處へ往くを知らず。すべて靈によりて生るる者も斯くのごとし』R'なんぢら新に生るべしと我が汝に言ひしを怪しむな。^&5肉によりて生るる者は肉なり、靈によりて生るる者は靈なり。%!イエス答へ給ふ『まことに誠に汝に告ぐ、人は水と靈とによりて生れずば、神の國に入ること能はず、$!ニコデモ言ふ『人はや老いぬれば、爭で生るる事を得んや、再び母の胎に入りて生るることを得んや』#イエス答へて言ひ給ふ『まことに誠に汝に告ぐ、人あらたに生れずば、神の國を見ること能はず』G"夜イエスの許に來りて言ふ『ラビ、我らは汝の神より來る師なるを知る。神もし偕に在さずば、汝が行ふこれらの徴は誰もなし能はぬなり』i! Mここにパリサイ人にて名をニコデモといふ人あり、ユダヤ人の宰なり。s _また人の衷にある事を知りたまへば、人に就きて證する者を要せざる故なり。dAされどイエス己を彼らに任せ給はざりき。それは凡ての人を知り、3過越のまつりの間、イエス、エルサレムに在すほどに、多くの人々その爲し給へる徴を見て御名を信じたり。8i然れば死人の中より甦へり給ひしのち、弟子たち斯く言ひ給ひしことを憶ひ出して、聖書とイエスの言ひ給ひし言とを信じたり。Oこれはイエス己が體の宮をさして言ひ給へるなり。ユダヤ人いふ『この宮を建つるには四十六年を經たり、なんぢは三日のうちに之を起すか』mS答へて言ひ給ふ『なんぢら此の宮をこぼて、われ三日の間に之を起さん』ここにユダヤ人こたへてイエスに言ふ『なんぢ此等の事をなすからには、我らに何の徴を示すか』ve弟子たち『なんじの家をおもふ熱心われを食はん』と録されたるを憶ひ出せり。}鴿をうる者に言ひ給ふ『これらの物を此處より取り去れ、わが父の家を商賣の家とすな』 繩を鞭につくり、羊をも牛をもみな宮より逐ひ出し、兩替する者の金を散し、その臺を倒し、^5宮の内に牛・羊・鴿を賣るもの、兩替する者の坐するを見て、s_ かくてユダヤ人の過越の祭ちかづきたれば、イエス、エルサレムに上り給ふ。w この後イエス及びその母・兄弟・弟子たちカペナウムに下りて、そこに數日留りたり。! イエス此の第一の徴をガリラヤのカナにて行ひ、その榮光を顯し給ひたれば、弟子たち彼を信じたり。)K 『おほよそ人は先よき葡萄酒を出し、醉のまはる頃ほひ劣れるものを出すに、汝はよき葡萄酒を今まで留め置きたり』5c 饗宴長、葡萄酒になりたる水を嘗めて、その何處より來りしかを知らざれば(水を汲みし僕どもは知れり)新郎を呼びて言ふ、gGまた言ひ給ふ『いま汲み取りて饗宴長に持ちゆけ』乃ち持ちゆけり。X)イエス僕に『水を甕に滿せ』といひ給へば、口まで滿す。p Y彼處にユダヤ人の潔の例にしたがひて、四五斗入りの石甕六個ならべあり。X )母僕どもに『何にても其の命ずる如くせよ』と言ひおく。y kイエス言ひ給ふ『をんなよ、我と汝となにの關係あらんや、我が時は未だ來らず』[ /葡萄酒つきたれば、母イエスに言ふ『かれらに葡萄酒なし』F イエスも弟子たちと共に婚禮に招かれ給ふ。` ;三日めにガリラヤのカナに婚禮ありて、イエスの母そこに居り、% E3また言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、天ひらけて、人の子のうへに神の使たちの昇り降りするを汝ら見るべし』7 i2イエス答へて言ひ給ふ『われ汝が無花果の樹の下にをるを見たりと言ひしに因りて信ずるか、汝これよりも更に大なる事を見ん』l S1ナタナエル答ふ『ラビ、なんぢは神の子なり、汝はイスラエルの王なり』L 0ナタナエル言ふ『如何にして我を知り給ふか』イエス答えて言ひたまふ『ピリポの汝を呼ぶまへに、我なんぢが無花果の樹の下に居るを見たり』4 c/イエス、ナタナエルの己が許にきたるを見、これを指して言ひたまふ『視よ、これ眞にイスラエル人なり、その衷に虚僞なし』u e.ナタナエル言ふ『ナザレより何の善き者か出づべき』ピリポいふ『來りて見よ』L -ピリポ、ナタナエルに遇ひて言ふ『我らはモーセが律法に録ししところ、預言者たちが録しし所の者に遇へり、ヨセフの子ナザレのイエスなり』Z /,ピリポはアンデレとペテロとの町なるベツサイダの人なり。x k+明くる日イエス、ガリラヤに往かんとし、ピリポにあひて言ひ給ふ『われに從へ』I~  *彼をイエスの許に連れきたれり。イエス之に目を注めて言ひ給ふ『なんぢはヨハネの子シモンなり、汝ケパ(釋けばペテロ)と稱へらるべし』} )この人まづ其の兄弟シモンに遇ひ『われらメシヤ(釋けばキリスト)に遇へり』と言ひて、| (ヨハネより聞きてイエスに從ひし二人のうち一人は、シモン・ペテロの兄弟アンデレなり。 ^k~~~}}/|||{izzz(yy6xwwwvXuu\ttKsrrNqqpeooinmmbllkk!jj.ii&hhyhgghffJfeefddsccUbbaa`__o^^1]]G\[[>Z|YYYXX WdWVUyUTT"SlRRR:QQ#PmOONKMLLpKKJJ]IIHGG:FrFEEDD?CC*BB\AAH@@??>>H==<*;::V998G77Z66F55544O33`3 2s111;00W//I..|.--,,:++K**O))`((''S&&6%%7$$$ #r#)""0!!h! l6(5*h$:b{X\ { e  | wf$igS^pfY 3これは己より云へるに非ず、この年の大祭司なれば、イエスの國人のため、ew 2ひとりの人、民のために死にて、國人すべての滅びぬは、汝らの益なるを思はぬなり』pdY 1その中の一人にて此の年の大祭司なるカヤパ言ふ『なんぢら何をも知らず。c3 0もし彼をこのまま捨ておかば、人々みな彼を信ぜん、而してロマ人きたりて、我らの土地と國人とを奪はん』b- /ここに祭司長・パリサイ人ら議會を開きて言ふ『われら如何に爲すべきか、此の人おほくの徴を行ふなり。aa; .或者はパリサイ人に往きて、イエスの爲し給ひし事を告げたり。` -かくてマリヤの許に來りて、イエスの爲し給ひし事を見たる多くのユダヤ人、かれを信じたりしが、;_o ,死にしもの布にて足と手とを卷かれたるまま出で來る、顏も手拭にて包まれたり。イエス『これを解きて往かしめよ』と言ひ給ふ。d^A +斯く言ひてのち、聲高く『ラザロよ、出で來れ』と呼はり給へば、8]i *常にきき給ふを我は知る。然るに斯く言ふは、傍らに立つ群衆の爲にして、汝の我を遣し給ひしことを之に信ぜしめんとてなり』\} )ここに人々石を除けたり。イエス目を擧げて言ひたまふ『父よ、我にきき給ひしを謝す。s[_ (イエス言ひ給ふ『われ汝に、もし信ぜば神の榮光を見んと言ひしにあらずや』Z' 'イエス言ひ給ふ『石を除けよ』死にし人の姉妹マルタ言ふ『主よ、彼ははや臭し、四日を經たればなり』pYY &イエスまた心を傷めつつ墓にいたり給ふ。墓は洞にして石を置きて塞げり。X %その中の或者ども言ふ『盲人の目をあけし此の人にして、彼を死なざらしむること能はざりしか』[W/ $ここにユダヤ人ら言ふ『視よ、いかばかり彼を愛せしぞや』*VO #イエス涙をながし給ふ。[U/ "『かれを何處に置きしか』彼ら言ふ『主よ、來りて見給へ』T  !イエスかれが泣き居り、共に來りしユダヤ人も泣き居るを見て、心を傷め悲しみて言ひ給ふ、MS かくてマリヤ、イエスの居給ふ處にいたり、之を見てその足下に伏し『主よ、もし此處に在ししならば、我が兄弟は死なざりしものを』と言ふ。5Rc マリヤと共に家に居りて慰め居たるユダヤ人、その急ぎ立ちて出でゆくを見、かれは歎かんとて墓に往くと思ひて後に隨へり。XQ) イエスは未だ村に入らず、尚マルタの迎へし處に居給ふ。FP マリヤ之をきき、急ぎ起ちて御許に往けり。O かく言ひて後、ゆきて竊にその姉妹マリヤを呼びて『師きたりて汝を呼びたまふ』と言ふ。pNY 彼いふ『主よ然り、我なんぢは世に來るべきキリスト、神の子なりと信ず』jMM 凡そ生きて我を信ずる者は、永遠に死なざるべし。汝これを信ずるか』sL_ イエス言ひ給ふ『我は復活なり、生命なり、我を信ずる者は死ぬとも生きん。[K/ マルタ言ふ『をはりの日、復活のときに甦へるべきを知る』IJ  イエス言ひ給ふ『なんぢの兄弟は甦へるべし』jIM されど今にても我は知る、何事を神に願ひ給ふとも、神は與へ給はん』H} マルタ、イエスに言ふ『主よ、もし此處に在ししならば、我が兄弟は死なざりしものを。vGe マルタはイエス來給ふと聞きて出で迎へたれど、マリヤはなほ家に坐し居たり。sF_ 數多のユダヤ人、マルタとマリヤとをその兄弟の事につき慰めんとて來れり。dEA ベタニヤはエルサレムに近くして、二十五丁ばかりの距離なるが、dDA さてイエス來り見給へば、ラザロの墓にあること既に四日なりき。yCk デドモと稱ふるトマス、他の弟子たちに言ふ『われらも往きて彼と共に死ぬべし』#B? 我かしこに居らざりし事を汝等のために喜ぶ、汝等をして信ぜしめんとてなり。されど我ら今その許に往くべし』OA ここにイエス明白に言ひ給ふ『ラザロは死にたり。@ イエスは彼が死にたることを言ひ給ひしなれど、弟子たちは寢ねて眠れるを言ひ給ふと思へるなり。I?  弟子たち言ふ『主よ、眠れるならば癒ゆべし』>  かく言ひて復その後いひ給ふ『われらの友ラザロ眠れり、されど我よび起さん爲に往くなり』F= 夜あるかば、光その人になき故に躓くなり』<3 イエス答へたまふ『一日に十二時あるならずや、人もし晝あるかば、此の世の光を見るゆゑに躓くことなし。; 弟子たち言ふ『ラビ、この程もユダヤ人、なんぢを石にて撃たんとせしに、復かしこに往き給ふか』^:5 而してのち弟子たちに言ひ給ふ『われら復ユダヤに往くべし』d9A ラザロの病みたるを聞きて、その居給ひし處になほ二日とどまり、X8) イエスはマルタと、その姉妹と、ラザロとを愛し給へり。&7E 之を聞きてイエス言ひ給ふ『この病は死に至らず、神の榮光のため、神の子のこれに由りて榮光を受けんためなり』|6q 姉妹ら人をイエスに遣して『主、視よ、なんぢの愛し給ふもの病めり』と言はしむ。5 此のマリヤは、主に香油をぬり、頭髮にて御足を拭ひし者にして、病めるラザロはその兄弟なり。4 } ここに病める者あり、ラザロと云ふ、マリヤとその姉妹マルタとの村ベタニヤの人なり。I3  *而して多くの人かしこにてイエスを信じたり。>2u )多くの人みもとに來りて『ヨハネは何の徴をも行はざりしかど、この人に就きてヨハネの言ひし事は、ことごとく眞なりき』と言ふ。 19 (かくてイエス復ヨルダンの彼方、ヨハネの最初にバプテスマを施したる處にいたり、其處にとどまり給ひしが、d0A 'かれら復イエスを捕へんとせしが、その手より脱れて去り給へり。#/? &もし行はば、假令われを信ぜずとも、その業を信ぜよ。さらば父の我にをり、我の父に居ることを知りて悟らん』I.  %我もし我が父のわざを行はずば、我を信ずな、 -9 $然るに父の潔め別ちて世に遣し給ひし者が「われは神の子なり」と言へばとて、何ぞ「涜言を言ふ」といふか。g,G #かく神の言を賜はりし人々を神と云へり。聖書は廢るべきにあらず、+} "イエス答へ給ふ『なんぢらの律法に「われ言ふ、汝らは神なり」と録されたるに非ずや。,*Q !ユダヤ人こたふ『なんぢを石にて撃つは善きわざの故ならず、涜言の故にして、なんぢ人なるに、己を神とする故なり』&)E イエス答へ給ふ『われは父によりて多くの善き業を汝らに示したり、その孰の業ゆゑに我を石にて撃たんとするか』O( ユダヤ人また石を取りあげてイエスを撃たんとす。''I 我と父とは一つなり』&- 彼らを我にあたへ給ひし我が父は、一切のものよりも大なれば、誰にても父の御手よりは奪ふこと能はず。%' 我かれらに永遠の生命を與ふれば、彼らは永遠に亡ぶることなく、又かれらを我が手より奪ふ者あらじ。[$/ わが羊はわが聲をきき、我は彼らを知り、彼らは我に從ふ。F# されど汝らは信ぜず、我が羊ならぬ故なり。"! イエス答へ給ふ『われ既に告げたれど汝ら信ぜず、わが父の名によりて行ふわざは、我に就きて證す。! ユダヤ人ら之を取圍みて言ふ『何時まで我らの心を惑しむるか、汝キリストならば明白に告げよ』I   イエス宮の内、ソロモンの廊を歩みたまふに、L その頃エルサレムに宮潔の祭あり、時は冬なり。 他の者ども言ふ『これは惡鬼に憑かれたる者の言にあらず、惡鬼は盲人の目をあけ得んや』s_ その中なる多くの者いふ『かれは惡鬼に憑かれて氣狂へり、何ぞ之にきくか』R これらの言によりて復ユダヤ人のうちに紛爭おこり、D 人これを我より取るにあらず、我みづから捨つるなり。我は之をすつる權あり、復これを得る權あり、我この命令をわが父より受けたり』} 之によりて父は我を愛し給ふ、それは我ふたたび生命を得んために生命を捨つる故なり。;o 我には亦この檻のものならぬ他の羊あり、之をも導かざるを得ず、彼らは我が聲をきかん、遂に一つの群ひとりの牧者となるべし。dA 父の我を知り、我の父を知るが如し、我は羊のために生命を捨つ。^5 我は善き牧者にして、我がものを知り、我がものは我を知る、?y 彼は雇人にて、その羊を顧みぬ故なり。)K 牧者ならず、羊も己がものならぬ雇人は、豺狼のきたるを見れば羊を棄てて逃ぐ、――豺狼は羊をうばひ且ちらす――U# 我は善き牧者なり、善き牧者は羊のために生命を捨つ。 9 盜人のきたるは盜み、殺し、亡さんとするの他なし。わが來るは羊に生命を得しめ、かつ豐に得しめん爲なり。yk 我は門なり、おほよそ我によりて入る者は救はれ、かつ出入をなし、草を得べし。pY すべて我より前に來りし者は、盜人なり、強盜なり、羊は之に聽かざりき。mS この故にイエス復いひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、我は羊の門なり。mS イエスこの譬を言ひ給へど、彼らその何事をかたり給ふかを知らざりき。dA 他の者には從はず、反つて逃ぐ、他の者どもの聲を知らぬ故なり』| q 悉とく其の羊をいだしし時、これに先だちゆく、羊その聲を知るによりて從ふなり。y k 門守は彼のために開き、羊はその聲をきき、彼は己の羊の名を呼びて牽きいだす。6 g 門より入る者は、羊の牧者なり。   『まことに誠に汝らに告ぐ、羊の檻に門より入らずして、他より越ゆる者は、盜人なり、強盜なり。  )イエス言ひ給ふ『もし盲目なりしならば、罪なかりしならん、されど見ゆと言ふ汝らの罪は遺れり』ve (パリサイ人の中イエスと共に居りし者、これを聞きて言ふ『我らも盲目なるか』! 'イエス言ひ給ふ『われ審判の爲にこの世に來れり。見えぬ人は見え、見ゆる人は盲目とならん爲なり』I  &ここに彼『主よ、我は信ず』といひて拜せり。[/ %イエス言ひ給ふ『なんぢ彼を見たり、汝と語る者は夫なり』U# $答へて言ふ『主よ、それは誰なる乎、われ信ぜまほし』w #イエスその追ひ出されしことを聞き、彼に逢ひて言ひ給ふ『なんぢ人の子を信ずるか』! "かれら答へて『なんぢ全く罪のうちに生れながら、我らを教ふるか』と言ひて、遂に彼を追ひ出せり。R !かの人もし神より出でずば、何事をも爲し得ざらん』jM 世の太初より、盲目にて生れし者の目をあけし人あるを聞きし事なし。w 神は罪人に聽き給はねど、敬虔にして御意をおこなふ人に聽き給ふことを我らは知る。v~e 答へて言ふ『その何處よりかを知らずとは怪しき事なり、彼わが目をあけしに。j}M モーセに神の語り給ひしことを知れど、此の人の何處よりかを知らず』g|G かれら罵りて言ふ『なんぢは其の弟子なり、我等モーセの弟子なり。#{? 答ふ『われ既に汝らに告げたれど聽かざりき。何ぞまた聽かんとするか、汝らもその弟子とならんことを望むか』az; 彼ら言ふ『かれは汝に何をなししか、如何にして目をあけしか』,yQ 答ふ『かれ罪人なるか、我は知らず、ただ一つの事をしる、即ち我さきに盲目たりしが、今見ゆることを得たる是なり』x  かれら盲目なりし人を再び呼びて言ふ『神に榮光を歸せよ、我等はかの人の罪人たるを知る』^w5 兩親の『かれ年長けたれば彼に問へ』と云へるは此の故なり。Pv 兩親のかく言ひしはユダヤ人を懼れたるなり。ユダヤ人ら相議りて『若しイエスをキリストと言ひ顯す者あらば、除名すべし』と定めたるに因る。Au{ されど今いかにして見ゆるかを知らず、又その目をあけしは誰なるか、我らは知らず、彼に問へ、年長けたれば自ら己がことを語らん』st_ 兩親こたへて言ふ『かれの我が子なることと、盲目にて生れたる事とを知る。s 問ひて言ふ『これは盲目にて生れしと言ふ汝らの子なりや、さらば今いかにして見ゆるか』r3 ユダヤ人ら、彼が盲目なりしに見ゆるやうになりしことを、未だ信ぜずして、目の開きたる人の兩親を呼び、&qE ここにまた盲目なりし人に言ふ『なんぢの目をあけしに因り、汝は彼に就きて如何にいふか』彼いふ『預言者なり』qp[ パリサイ人の中なる或人は『かの人、安息日を守らぬ故に、神より出でし者にあらず』と言ひ、或人は『罪ある人いかで斯かる徴をなし得んや』と言ひて互に相爭ひたり。Do パリサイ人らも亦いかにして物見ることを得しかと問ひたれば、彼いふ『かの人わが目に泥をぬり、我これを洗ひて見ゆることを得たり』^n5 イエスの泥をつくりて其の人の目をあけし日は安息日なりき。[m/ 人々さきに盲目なりし者をパリサイ人らの許に連れきたる。[l/ 彼ら『その人は何處に居るか』と言へば『知らず』と答ふ。>ku 答ふ『イエスといふ人、泥をつくり我が目に塗りて言ふ「シロアムに往きて洗へ」と、乃ち往きて洗ひたれば、物見ることを得たり』Oj 人々いふ『さらば汝の目は如何にして開きたるか』i- 或人は『夫なり』といひ、或人は『否、ただ似たるなり』といふ。かの者『われは夫なり』と言ひたれば、h ここに隣人および前に彼の乞食なるを見し者ども言ふ『この人は坐して物乞ひゐたるにあらずや』g3 『ゆきてシロアム(釋けば遣されたる者)の池にて洗へ』乃ちゆきて洗ひたれば、見ゆることを得て歸れり。pfY かく言ひて地に唾し、唾にて泥をつくり、之を盲人の目にぬりて言ひ給ふ、3ea われ世にをる間は世の光なり』d! 我を遣し給ひし者の業を我ら晝の間になさざる可からず。夜きたらん、その時は誰も働くこと能はず。c イエス答へ給ふ『この人の罪にも親の罪にもあらず、ただ彼の上に神の業の顯れん爲なり。b  弟子たち問ひて言ふ『ラビ、この人の盲目にて生れしは、誰の罪によるぞ、己のか、親のか』Ta # イエス途往くとき、生れながらの盲人を見給ひたれば、y`k;ここに彼ら石をとりてイエスに擲たんとしたるに、イエス隱れて宮を出で給へり。_:イエス言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、アブラハムの生れいでぬ前より我は在るなり』g^G9ユダヤ人いふ『なんぢ未だ五十歳にもならぬにアブラハムを見しか』j]M8汝らの父アブラハムは、我が日を見んとて樂しみ且これを見て喜べり』D\7然るに汝らは彼を知らず、我は彼を知る。もし彼を知らずと言はば、汝らの如く僞者たるべし。されど我は彼を知り、且その御言を守る。A[{6イエス答へたまふ『我もし己に榮光を歸せば、我が榮光は空し。我に榮光を歸する者は我が父なり、即ち汝らが己の神と稱ふる者なり。Z'5汝われらの父アブラハムよりも大なるか、彼は死に、預言者たちも死にたり、汝はおのれを誰とするか』kYO4ユダヤ人いふ『今ぞなんぢが惡鬼に憑かれたるを知る。アブラハムも預言者たちも死にたり、然るに汝は「人もし我が言を守らば、永遠に死を味はざるべし」と云ふ。pXY3誠にまことに汝らに告ぐ、人もし我が言を守らば、永遠に死を見ざるべし』^W52我はおのれの榮光を求めず、之を求めかつ審判し給ふ者あり。V}1イエス答へ給ふ『われは惡鬼に憑かれず、反つて我が父を敬ふ、なんぢらは我を輕んず。U-0ユダヤ人こたへて言ふ『なんぢはサマリヤ人にて惡鬼に憑かれたる者なりと、我らが云へるは宜ならずや』jTM/神より出づる者は神の言をきく、汝らの聽かぬは神より出でぬに因る』Sw.汝等のうち誰か我を罪ありとして責め得る。われ眞を告ぐるに、我を信ぜぬは何故ぞ。OR-然るに我は眞を告ぐるによりて、汝ら我を信ぜず、Q5,汝らは己が父惡魔より出でて、己が父の慾を行はんことを望む。彼は最初より人殺なり、また眞その中になき故に眞に立たず、彼は虚僞をかたる毎に己より語る、それは虚僞者にして虚僞の父なればなり。dPA+何故わが語ることを悟らぬか、是わが言をきくこと能はぬに因る。JO *イエス言ひたまふ『神もし汝らの父ならば、汝ら我を愛せん、われ神より出でて來ればなり。我は己より來るにあらず、神われを遣し給へり。 N9)汝らは汝らの父の業を爲すなり』かれら言ふ『われら淫行によりて生れず、我らの父はただ一人、即ち神なり』,MQ(然るに汝らは今、神より聽きたる眞理を汝らに告ぐる者なる我を殺さんと謀る。アブラハムは斯かることを爲さざりき。2L]'かれら答へて言ふ『われらの父はアブラハムなり』イエス言ひ給ふ『もしアブラハムの子ならば、アブラハムの業をなさん。|Kq&我はわが父の許にて見しことを語り、汝らは又なんぢらの父より聞きしことを行ふ』J!%我は汝らがアブラハムの裔なるを知る、されど我が言なんぢらの衷に留らぬ故に、我を殺さんと謀る。aI;$この故に子もし汝らに自由を得させば、汝ら實に自由とならん。RH#奴隷はとこしへに家に居らず、子は永遠に居るなり。vGe"イエス答へ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、すべて罪を犯す者は罪の奴隷なり。2F]!かれら答ふ『われはアブラハムの裔にして、未だ人の奴隷となりし事なし。如何なれば「なんぢら自由を得べし」と言ふか』[E/ また眞理を知らん、而して眞理は汝らに自由を得さすべし』D!ここにイエス己を信じたるユダヤ人に言ひたまふ『汝等もし常に我が言に居らば、眞にわが弟子なり。^C5此等のことを語り給へるとき、多くの人々イエスを信じたり。B!我を遣し給ひし者は、我とともに在す。我つねに御意に適ふことを行ふによりて、我を獨おき給はず』zAmここにイエス言ひ給ふ『なんぢら人の子を擧げしのち、我の夫なるを知り、又わが己によりて何事をも爲さず、ただ父の我に教へ給ひしごとく、此等のことを語りたるを知らん。R@これは父をさして言ひ給へるを、彼らは悟らざりき。8?iわれ汝らに就きて語るべきこと審くべきこと多し、而して我を遣し給ひし者は眞なり、我は彼に聽きしその事を世に告ぐるなり』> 彼ら言ふ『なんぢは誰なるか』イエス言ひ給ふ『われは正しく汝らに告げ來りし所の者なり。)=K之によりて我なんぢらは己が罪のうちに死なんと云へるなり。汝等もし我の夫なるを信ぜずば、罪のうちに死ぬべし』<3イエス言ひ給ふ『なんぢらは下より出で、我は上より出づ、汝らは此の世より出で、我は此の世より出でず。;wユダヤ人ら言ふ『「わが往く處に汝ら來ること能はず」と云へるは、自殺せんとてか』>:uかくてまた人々に言ひ給ふ『われ往く、なんぢら我を尋ねん。されど己が罪のうちに死なん、わが往くところに汝ら來ること能はず』59cイエス宮の内にて教へし時、これらの事を賽錢函の傍らにて語り給ひしが、彼の時いまだ到らぬ故に、誰も捕ふる者なかりき。S8ここに彼ら言ふ『なんぢの父は何處にあるか』イエス答へ給ふ『なんぢらは我をも我が父をも知らず、我を知りしならば、我が父をも知りしならん』v7e我みづから己につきて證をなし、我を遣し給ひし父も我につきて證をなし給ふ』R6また汝らの律法に、二人の證は眞なりと録されたり。5されど我もし審かば、我が審判は眞なり、我は一人ならず、我と我を遣し給ひし者と偕なるに因る。L4なんぢらは肉によりて審く、我は誰をも審かず。k3Oイエス答へて言ひ給ふ『われ自ら己につきて證すとも、我が證は眞なり、我は何處より來り何處に往くを知る故なり。汝らは我が何處より來り、何處に往くを知らず、j2M パリサイ人ら言ふ『なんぢは己につきて證す、なんぢの證は眞ならず』#1? かくてイエスまた人々に語りて言ひ給ふ『われは世の光なり、我に從ふ者は暗き中を歩まず、生命の光を得べし』0! 女いふ『主よ、誰もなし』イエス言ひ給ふ『われも汝を罪せじ、往け、この後ふたたび罪を犯すな』];/o イエス身を起して、女のほかに誰も居らぬを見て言ひ給ふ『をんなよ、汝を訴へたる者どもは何處にをるぞ、汝を罪する者なきか』,.Q 彼等これを聞きて良心に責められ、老人をはじめ若き者まで一人一人いでゆき、唯イエスと中に立てる女とのみ遺れり。9-mまた身を屈めて地に物書きたまふ。 ,かれら問ひて止まざれば、イエス身を起して『なんぢらの中、罪なき者まづ石を擲て』と言ひ、+!かく云へるは、イエスを試みて、訴ふる種を得んとてなり。イエス身を屈め、指にて地に物書き給ふ。*}モーセは律法に、斯かる者を石にて撃つべき事を我らに命じたるが、汝は如何に言ふか』[)/『師よ、この女は姦淫のをり、そのまま捕へられたるなり。(ここに學者・パリサイ人ら、姦淫のとき捕へられたる女を連れきたり、眞中に立ててイエスに言ふ、p'Y夜明ごろ、また宮に入りしに、民みな御許に來りたれば、坐して教へ給ふ。2& aイエス、オリブ山にゆき給ふ。9%m5[斯くておのおの己が家に歸れり。$4かれら答へて言ふ『なんぢもガリラヤより出でしか、査べ見よ、預言者はガリラヤより起る事なし』#3『われらの律法は、先その人に聽き、その爲すところを知るにあらずば、審く事をせんや』a";2彼等のうちの一人にてさきにイエスの許に來りしニコデモ言ふ、F!1律法を知らぬこの群衆は詛はれたる者なり』a ;0司たち又はパリサイ人のうちに、一人だに彼を信ぜし者ありや、O/パリサイ人等これに答ふ『なんぢらも惑されしか、X).下役ども答ふ『この人の語るごとく語りし人は未だなし』-而して下役ども、祭司長・パリサイ人らの許に歸りたれば、彼ら問ふ『なに故かれを曳き來らぬか』pY,その中には、イエスを捕へんと欲する者もありしが、手出する者なかりき。X)+斯くイエスの事によりて、群衆のうちに紛爭おこりたり。!*聖書に、キリストはダビデの裔またダビデの居りし村ベツレヘムより出づと云へるならずや』と言ふ。)或人は『これキリストなり』と言ひ、又ある人は『キリストいかでガリラヤより出でんや、pY(此等の言をききて群衆のうちの或人は『これ眞にかの預言者なり』といひ、;o'これは彼を信ずる者の受けんとする御靈を指して言ひ給ひしなり。イエス未だ榮光を受け給はざれば、御靈いまだ降らざりしなり。}&我を信ずる者は、聖書に云へるごとく、その腹より活ける水、川となりて流れ出づべし』}%祭の終の大なる日に、イエス立ちて呼はりて言ひたまふ『人もし渇かば我に來りて飮め。 9$その言に「なんぢら我を尋ねん、然れど逢はざるべし、汝ら我がをる處に往くこと能はず」と云へるは何ぞや』Y+#ここにユダヤ人ら互に云ふ『この人われらの逢ひ得ぬいづこに往かんとするか、ギリシヤ人のうちに散りをる者に往きて、ギリシヤ人を教へんとするか。pY"汝ら我を尋ねん、されど逢はざるべし、汝等わが居る處に往くこと能はず』!イエス言ひ給ふ『我なほ暫く汝らと偕に居り、而してのち我を遣し給ひし者の御許に往く。5c イエスにつきて群衆のかく囁くことパリサイ人の耳に入りたれば、祭司長・パリサイ人ら彼を捕へんとて下役どもを遣ししに、&Eかくて群衆のうち多くの人々イエスを信じて『キリスト來るとも、此の人の行ひしより多く徴を行はんや』と言ふ。}ここに人々イエスを捕へんと謀りたれど、彼の時いまだ到らぬ故に手出する者なかりき。g G我は彼を知る。我は彼より出で、彼は我を遣し給ひしに因りてなり』} sここにイエス宮にて教へつつ呼はりて言ひ給ふ『なんぢら我を知り、亦わが何處よりかを知る。されど我は己より來るにあらず、眞の者ありて我を遣し給へり。汝らは彼を知らず、 されど我らは此の人の何處よりかを知る、キリストの來る時には、その何處よりかを知る者なし』 3視よ、公然に語るに、之に對して何をも言ふ者なし、司たちは此の人のキリストたるを眞に認めしならんか。m Sここにエルサレムの或人々いふ『これは人々の殺さんとする者ならずや。F外貌によりて裁くな、正しき審判にて審け』/Wモーセの律法の廢らぬために、安息日に人の割禮を受くる事あらば、何ぞ安息日に人の全身を健かにせしとて我を怒るか。A{モーセは汝らに割禮を命じたり(これはモーセより起りしとにあらず、先祖より起りしなり)この故に汝ら安息日にも人に割禮を施す。mSイエス答へて言ひ給ふ『われ一つの業をなしたれば、汝等みな怪しめり。gG群衆こたふ『なんぢは惡鬼に憑かれたり、誰が汝を殺さんとするぞ』&Eモーセは汝らに律法を與へしにあらずや、されど汝等のうちに律法を守る者なし。汝ら何ゆゑ我を殺さんとするか』己より語るものは己の榮光をもとむ、己を遣しし者の榮光を求むる者は眞なり、その中に不義なし。ve人もし御意を行はんと欲せば、此の教の神よりか、我が己より語るかを知らん。veイエス答へて言ひ給ふ『わが教はわが教にあらず、我を遣し給ひし者の教なり。s_ユダヤ人あやしみて言ふ『この人は學びし事なきに、如何にして書を知るか』[~/祭も、はや半となりし頃、イエス宮にのぼりて教へ給へば、j}M されどユダヤ人を懼るるに因りて、誰もイエスのことを公然に言はず。)|K また群衆のうちに囁く者おほくありて、或は『イエスは善き人なり』といひ、或は『いな、群衆を惑すなり』と言ふ。j{M 祭にあたりユダヤ人らイエスを尋ねて『かれは何處に居るか』と言ふ。mzS 而して兄弟たちの祭にのぼりたる後、あらはならで潜びやかに上り給ふ。9ym かく言ひて尚ガリラヤに留り給ふ。jxMなんぢら祭に上れ、わが時いまだ滿たねば、我は今この祭にのぼらず』vwe世は汝らを憎むこと能はねど我を憎む、我は世の所作の惡しきを證すればなり。mvSここにイエス言ひ給ふ『わが時はいまだ到らず、汝らの時は常に備れり。Bu是その兄弟たちもイエスを信ぜぬ故なり。t3誰にても自ら顯れんことを求めて、隱に業をなす者なし。汝これらの事を爲すからには、己を世にあらはせ』s兄弟たちイエスに言ふ『なんぢの行ふ業を弟子たちにも見せんために、此處を去りてユダヤに往け。 Jh#~C}}|x{{=zrzyxx~x wCvvv#u|u'tss#rr!qq+ppToo nAmllakkk,jii2hh!gtgf`eeddKdcbbfaa'`f__B^^h]]\\[[GZZHYY_XX~WtVV;UU-TTVSS*RR%QNPPdONNNMMLKKJJQJIHHoHG=FrEE'DD4CCsB~B)AA@Y??>s>$=e<;;a::99.88)7a66F55V44533v3$2D1700/..M--|,,(++5**R*) ((9''&&K%%$$#}#("!答ふ『ナザレのイエスを』イエス言ひたまふ『我はそれなり』イエスを賣るユダも彼らと共に立てり。= イエス己に臨まんとする事をことごとく知り、進みいでて彼らに言ひたまふ『誰を尋ぬるか』,<Qかくてユダは一組の兵隊と祭司長・パリサイ人等よりの下役どもとを受けて、炬火・燈火・武器を携へて此處にきたる。|;qここは弟子たちと屡々あつまり給ふ處なれば、イエスを賣るユダもこの處を知れり。F: 此等のことを言ひ終へて、イエス弟子たちと偕にケデロンの小川の彼方に出でたまふ。彼処に園あり、イエス弟子たちとともども入り給ふ。59cわれ御名を彼らに知らしめたり、復これを知らしめん。これ我を愛し給ひたる愛の、彼らに在りて、我も彼らに居らん爲なり』8-正しき父よ、げに世は汝を知らず、されど我は汝を知り、この者どもも汝の我を遣し給ひしことを知れり。_77父よ、望むらくは、我に賜ひたる人々の我が居るところに我と偕にをり、世の創の前より我を愛し給ひしによりて、汝の我に賜ひたる我が榮光を見んことを。6y即ち我かれらに居り、汝われに在し、彼ら一つとなりて全くせられん爲なり、是なんぢの我を遣し給ひしことと、我を愛し給ふごとく彼らをも愛し給ふこととを、世の知らん爲なり。5我は汝の我に賜ひし榮光を彼らに與へたり、是われらの一つなる如く、彼らも一つとならん爲なり。b4=これ皆一つとならん爲なり。父よ、なんぢ我に在し、我なんぢに居るごとく、彼らも我らに居らん爲なり、是なんぢの我を遣し給ひしことを世の信ぜん爲なり。m3S我かれらの爲のみならず、その言によりて我を信ずる者のためにも願ふ。y2kまた彼等のために我は己を潔めわかつ、これ眞理にて彼らも潔め別たれん爲なり。U1#汝われを世に遣し給ひし如く、我も彼らを世に遣せり。U0#眞理にて彼らを潔め別ちたまへ、汝の御言は眞理なり。O/我の世のものならぬ如く、彼らも世のものならず。.wわが願ふは、彼らを世より取り給はんことならず、惡より免れさらせ給はんことなり。/-W我は御言を彼らに與へたり、而して世は彼らを憎めり、我の世のものならぬごとく、彼らも世のものならぬに因りてなり。,! 今は我なんぢに往く、而して此等のことを世に在りて語るは、我が喜悦を彼らに全からしめん爲なり。h+I 我かれらと偕にをる間、われに賜ひたる汝の御名の中に彼らを守り、かつ保護したり。其のうち一人だに亡びず、ただ亡の子のみ亡びたり、聖書の成就せん爲なり。n*U 今より我は世に居らず、彼らは世に居り、我は汝にゆく。聖なる父よ、我に賜ひたる汝の御名の中に彼らを守りたまへ。これ我等のごとく、彼らの一つとならん爲なり。)w 我がものは皆なんぢの有、なんぢの有は我がものなり、我かれらより榮光を受けたり。#(? 我かれらの爲に願ふ、わが願ふは世のためにあらず、汝の我に賜ひたる者のためなり、彼らは即ち汝のものなり。;'o我は我に賜ひし言を彼らに與へ、彼らは之を受け、わが汝より出でたるを眞に知り、なんぢの我を遣し給ひしことを信じたるなり。X&)今かれらは、凡て我に賜ひしものの汝より出づるを知る。/%W世の中より我に賜ひし人々に、われ御名をあらはせり。彼らは汝の有なるを我に賜へり、而して彼らは汝の言を守りたり。$!父よ、まだ世のあらぬ前に、わが汝と偕にもちたりし榮光をもて、今御前にて我に榮光あらしめ給へ。|#q我に成さしめんとて汝の賜ひし業を成し遂げて、我は地上に汝の榮光をあらはせり。"永遠の生命は、唯一の眞の神にいます汝と、なんぢの遣し給ひしイエス・キリストとを知るにあり。!!汝より賜はりし凡ての者に、永遠の生命を與へしめんとて、萬民を治むる權威を子に賜ひたればなり。F  イエスこれらの事を語りはて、目を擧げ天を仰ぎて言ひ給ふ『父よ、時來れり、子が汝の榮光を顯さんために、汝の子の榮光を顯したまへ。P!此等のことを汝らに語りたるは、汝ら我に在りて平安を得んが爲なり。なんぢら世にありては患難あり、されど雄々しかれ。我すでに世に勝てり』S 視よ、なんぢら散されて各自おのが處にゆき、我をひとり遺すとき到らん、否すでに到れり。然れど我ひとり居るにあらず、父われと偕に在すなり。Bイエス答へ給ふ『なんぢら今、信ずるか。>u我ら今なんぢの知り給はぬ所なく、また人の汝に問ふを待ち給はぬことを知る。之によりて汝の神より出できたり給ひしことを信ず』a;弟子たち言ふ『視よ、今は明白に語りて聊かも譬をいひ給はず。a;われ父より出でて世にきたれり、また世を離れて父に往くなり』3父みづから汝らを愛し給へばなり。これ汝等われを愛し、また我の父より出で來りしことを信じたるに因る。pYその日には汝等わが名によりて求めん。我は汝らの爲に父に請ふと言はず、!我これらの事を譬にて語りたりしが、また譬にて語らず、明白に父のことを汝らに告ぐるとき來らん。)Kなんぢら今までは何をも我が名によりて求めたることなし。求めよ、然らば受けん、而して汝らの喜悦みたさるべし。5cかの日には汝ら何事をも我に問ふまじ。誠にまことに汝らに告ぐ、汝等のすべて父に求むる物をば、我が名によりて賜ふべし。&E斯く汝らも今は憂あり、されど我ふたたび汝らを見ん、その時なんぢらの心よろこぶべし、その喜悦を奪ふ者なし。A{をんな産まんとする時は憂あり、その期いたるに因りてなり。子を産みてのちは苦痛をおぼえず、世に人の生れたる喜悦によりてなり。 9誠にまことに汝らに告ぐ、なんぢらは泣き悲しみ、世は喜ばん。汝ら憂ふべし、然れどその憂は喜悦とならん。A{イエスその問はんと思へるを知りて言ひ給ふ『なんぢら「暫くせば我を見ず、また暫くして我を見るべし」と我が言ひしを尋ねあふか。pY復いふ『この暫くとは如何なることぞ、我等その言ひ給ふところを知らず』hIここに弟子たちのうち或者たがひに言ふ『「暫くせば我を見ず、また暫くして我を見るべし」と言ひ、かつ「父に往くによりて」と言ひ給へるは、如何なることぞ』R暫くせば汝ら我を見ず、また暫くして我を見るべし』 すべて父の有ち給ふものは我がものなり、此の故に我がものを受けて汝らに示さんと云へるなり。p Y彼はわが榮光を顯さん、それは我がものを受けて汝らに示すべければなり。   されど彼すなはち眞理の御靈きたらん時、なんぢらを導きて眞理をことごとく悟らしめん。かれ己より語るにあらず、凡そ聞くところの事を語り、かつ來らんとする事どもを汝らに示さん。^ 5 我なほ汝らに告ぐべき事あまたあれど、今なんぢら得耐へず。X ) 審判に就きてとは、此の世の君さばかるるに因りてなり。gG 義に就きてとは、われ父にゆき、汝ら今より我を見ぬに因りてなり。L 罪に就きてとは、彼ら我を信ぜぬに因りてなり。wかれ來らんとき、世をして罪につき、義につき、審判につきて、過てるを認めしめん。/Wされど、われ實を汝らに告ぐ、わが去るは汝らの益なり。我さらずば助主なんぢらに來らじ、我ゆかば之を汝らに遣さん。[/唯これらの事を語りしによりて、憂なんぢらの心にみてり。今われを遣し給ひし者にゆく、然るに汝らの中、たれも我に「何處にゆく」と問ふ者なし。_7我これらの事を語りたるは、時いたりて我が斯く言ひしことを汝らの思ひいでん爲なり。初より此等のことを言はざりしは、我なんぢらと偕に在りし故なり。Lこれらの事をなすは、父と我とを知らぬ故なり。 人なんぢらを除名すべし、然のみならず、汝らを殺す者みな自ら神に事ふと思ふとき來らん。T #我これらの事を語りたるは、汝らの躓かざらん爲なり。R~汝等もまた初より我とともに在りたれば證するなり。}-父の許より我が遣さんとする助主、すなはち父より出づる眞理の御靈のきたらんとき、我につきて證せん。|}これは彼らの律法に「ひとびと故なくして我を憎めり」と録したる言の成就せん爲なり。J{ 我もし誰もいまだ行はぬ事を彼らの中に行はざりしならば、彼ら罪なかりしならん。されど今ははや我をも我が父をも見たり、また憎みたり。d y我は眞の葡萄の樹、わが父は農夫なり。;coされど斯くなるは、我の、父を愛し、父の命じ給ふところに遵ひて行ふことを、世の知らん爲なり。起きよ、いざ此處を去るべし。b今より後われ汝らと多く語らじ、この世の君きたる故なり。彼は我に對して何の權もなし、a}今その事の成らぬ前に、これを汝らに告げたり、事の成らんとき汝らの信ぜんためなり。D`「われ往きて汝らに來るなり」と云ひしを汝ら既に聞けり。もし我を愛せば、父にわが往くを喜ぶべきなり、父は我よりも大なるに因る。2_]われ平安を汝らに遺す、わが平安を汝らに與ふ。わが與ふるは世の與ふる如くならず、なんぢら心を騷がすな、また懼るな。;^o助主すなはちわが名によりて父の遣したまふ聖靈は、汝らに萬の事ををしへ、又すべて我が汝らに言ひしことを思ひ出さしむべし。L]此等のことは我なんぢらと偕にありて語りしが、\3我を愛せぬ者は、わが言を守らず。汝らが聞くところの言は、わが言にあらず、我を遣し給ひし父の言なり。;[oイエス答へて言ひ給ふ『人もし我を愛せば、わが言を守らん、わが父これを愛し、かつ我等その許に來りて住處を之とともにせん。Z}イスカリオテならぬユダ言ふ『主よ、何故おのれを我らに顯して、世には顯し給はぬか』>Yuわが誡命を保ちて之を守るものは、即ち我を愛する者なり。我を愛する者は我が父に愛せられん、我も之を愛し、之に己を顯すべし』Xwその日には、我わが父に居り、なんぢら我に居り、われ汝らに居ることを汝ら知らん。W 暫くせば世は復われを見ず、されど汝らは我を見る、われ活くれば汝らも活くべければなり。RV我なんぢらを遣して孤兒とはせず、汝らに來るなり。qU[これは眞理の御靈なり、世はこれを受くること能はず、これを見ず、また知らぬに因る。なんぢらは之を知る、彼は汝らと偕に居り、また汝らの中に居給ふべければなり。yTkわれ父に請はん、父は他に助主をあたへて、永遠に汝らと偕に居らしめ給ふべし。BS汝等もし我を愛せば、我が誡命を守らん。[R/何事にても我が名によりて我に願はば、我これを成すべし。Q 汝らが我が名によりて願ふことは、我みな之を爲さん、父、子によりて榮光を受け給はんためなり。/PW 誠にまことに汝らに告ぐ、我を信ずる者は我がなす業をなさん、かつ之よりも大なる業をなすべし、われ父に往けばなり。O! わが言ふことを信ぜよ、我は父にをり、父は我に居給ふなり。もし信ぜずば、我が業によりて信ぜよ。GN 我の父に居り、父の我に居給ふことを信ぜぬか。わが汝等にいふ言は、己によりて語るにあらず、父われに在して御業をおこなひ給ふなり。SM イエス言ひ給ふ『ピリポ、我かく久しく汝らと偕に居りしに、我を知らぬか。我を見し者は父を見しなり、如何なれば「我らに父を示せ」と言ふか。XL)ピリポ言ふ『主よ、父を我らに示し給へ、さらば足れり』K 汝等もし我を知りたらば、我が父をも知りしならん。今より汝ら之を知る、既に之を見たり』J3イエス彼に言ひ給ふ『われは道なり、眞理なり、生命なり、我に由らでは誰にても父の御許にいたる者なし。pIYトマス言ふ『主よ、何處にゆき給ふかを知らず、いかでその道を知らんや』?Hy汝らは我が往くところに至る道を知る』#G?もし往きて汝らの爲に處を備へば、復きたりて汝らを我がもとに迎へん、わが居るところに汝らも居らん爲なり。F'わが父の家には住處おほし、然らずば我かねて汝らに告げしならん。われ汝等のために處を備へに往く。TE #『なんぢら心を騷がすな、神を信じ、また我を信ぜよ。5Dc &イエス答へ給ふ『なんぢ我がために生命を棄つるか、誠にまことに汝に告ぐ、なんぢ三度われを否むまでは、鷄鳴かざるべし』yCk %ペテロ言ふ『主よ、いま從ふこと能はぬは何故ぞ、我は汝のために生命を棄てん』;Bo $シモン・ペテロ言ふ『主よ、何處にゆき給ふか』イエス答へ給ふ『わが往く處に、なんぢ今は從ふこと能はず。されど後に從はん』mAS #互に相愛する事をせば、之によりて人みな汝らの我が弟子たるを知らん』@ "われ新しき誡命を汝らに與ふ、なんぢら相愛すべし。わが汝らを愛せしごとく、汝らも相愛すべし。k?O !若子よ、我なほ暫く汝らと偕にあり、汝らは我を尋ねん、されど曾てユダヤ人に「なんぢらは我が往く處に來ること能はず」と言ひし如く、今汝らにも然か言ふなり。> 神かれに由りて榮光をうけ給はば、神も己によりて彼に榮光を與へ給はん、直ちに與へ給ふべし。 = ユダの出でし後、イエス言ひ給ふ『今や人の子、榮光をうく、神も彼によりて榮光をうけ給ふ。X<) ユダ一撮の食物を受くるや、直ちに出づ、時は夜なりき。S; ある人々は、ユダが財嚢を預るによりて『祭のために要する物を買へ』とイエスの言ひ給へるか、また貧しき者に何か施さしめ給ふならんと思へり。a:; 席に著きゐたる者は一人として、何故かく言ひ給ふかを知らず。93 ユダ一撮の食物を受くるや、惡魔かれに入りたり。イエス彼に言ひたまふ『なんぢが爲すことを速かに爲せ』D8 イエス答へ給ふ『わが一撮の食物を浸して與ふる者は夫なり』かくて一撮の食物を浸して、シモンの子イスカリオテのユダに與へたまふ。a7; 彼そのまま御胸によりかかりて『主よ、誰なるか』と言ひしに、j6M シモン・ペテロ首にて示し『誰のことを言ひ給ふか、告げよ』といふ。g5G イエスの愛したまふ一人の弟子、イエスの御胸によりそひ居たれば、X4) 弟子たち互に顏を見合せ、誰につきて言ひ給ふかを訝る。/3W イエス此等のことを言ひ終へて、心さわぎ證をなして言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、汝らの中の一人われを賣らん』)2K 誠にまことに汝らに告ぐ、わが遣す者を受くる者は我をうくるなり。我を受くる者は我を遣し給ひし者を受くるなり』1  今その事の成らぬ前に之を汝らに告ぐ、事の成らん時、わが夫なるを汝らの信ぜんためなり。0 これ汝ら凡ての者につきて言ふにあらず、我はわが選びたる者どもを知る。されど聖書に「我とともにパンを食ふ者、われに向ひて踵を擧げたり」と云へることは、必ず成就すべきなり。I/  汝等これらの事を知りて之を行はば幸福なり。. 誠にまことに汝らに告ぐ、僕はその主よりも大ならず。遣されたる者は之を遣す者よりも大ならず。g-G われ汝らに模範を示せり、わが爲ししごとく汝らも爲さんためなり。|,q 我は主また師なるに、尚なんぢらの足を洗ひたれば、汝らも互に足を洗ふべきなり。d+A なんぢら我を師また主ととなふ、然か言ふは宜なり、我は是なり。*! 彼らの足をあらひ、己が上衣をとり、再び席につきて後いひ給ふ『わが汝らに爲したることを知るか。)} これ己を賣る者の誰なるを知りたまふ故に『ことごとくは潔からず』と言ひ給ひしなり。/(W イエス言ひ給ふ『すでに浴したる者は足のほか洗ふを要せず、全身きよきなり。斯く汝らは潔し、されど悉とくは然らず』a'; シモン・ペテロ言ふ『主よ、わが足のみならず、手をも頭をも』&- ペテロ言ふ『永遠に我が足をあらひ給はざれ』イエス答へ給ふ『我もし汝を洗はずば、汝われと關係なし』m%S イエス答へて言ひ給ふ『わが爲すことを汝いまは知らず、後に悟るべし』s$_ かくてシモン・ペテロに至り給へば、彼いふ『主よ、汝わが足を洗ひ給ふか』#w 尋で盥に水をいれて、弟子たちの足をあらひ、纏ひたる手巾にて之を拭ひはじめ給ふ。U"# 夕餐より起ちて上衣をぬぎ、手巾をとりて腰にまとひ、! イエス父が萬物をおのが手にゆだね給ひしことと、己の神より出でて神に到ることを知り、 ' 夕餐のとき、惡魔早くもシモンの子イスカリオテのユダの心に、イエスを賣らんとする思を入れたるが、= u 過越のまつりの前に、イエスこの世を去りて父に往くべき己が時の來れるを知り、世に在る己の者を愛して、極まで之を愛し給へり。  2我その命令の永遠の生命たるを知る。されば我は語るに我が父の我に言ひ給ふままを語るなり』,Q 1我はおのれに由りて語れるにあらず、我を遣し給ひし父みづから、我が言ふべきこと語るべきことを命じ給ひし故なり。|q 0我を棄て我が言を受けぬ者を審く者あり、わが語れる言こそ終の日に之を審くなれ。&E /人たとひ我が言をききて守らずとも、我は之を審かず。夫わが來りしは世を審かん爲にあらず、世を救はん爲なり。pY .我は光として世に來れり、すべて我を信ずる者の暗黒に居らざらん爲なり。F -我を見る者は我を遣し給ひし者を見るなり。  ,イエス呼はりて言ひ給ふ『われを信ずる者は我を信ずるにあらず、我を遣し給ひし者を信じ、B +彼らは神の譽よりも人の譽を愛でしなり。J  *されど司たちの中にもイエスを信じたるもの多かりしが、パリサイ人の故によりて言ひ顯すことをせざりき、除名せられん事を恐れたるなり。s_ )イザヤの斯く云へるは、その榮光を見し故にて、イエスに就きて語りしなり。/W (『彼らの眼を暗くし、心を頑固にし給へり。これ目にて見、心にて悟り、ひるがへりて、我に醫さるる事なからん爲なり』^5 '彼らが信じ得ざりしは此の故なり。即ちイザヤまた云へらく、)K &これ預言者イザヤの言の成就せん爲なり。曰く『主よ、我らに聞きたる言を誰か信ぜし。主の御腕は誰にあらはれし』jM %かく多くの徴を人々の前におこなひ給ひたれど、なほ彼を信ぜざりき。 9 $光の子とならんために、光のある間に光を信ぜよ』イエス此等のことを語りてのち、彼らを避けて隱れ給へり。A{ #イエス言ひ給ふ『なほ暫し光は汝らの中にあり、光のある間に歩みて、暗黒に追及かれぬやうにせよ、暗き中を歩む者は往方を知らず。V% "群衆こたふ『われら律法によりて、キリストは永遠に存へ給ふと聞きたるに、汝いかなれば人の子は擧げらるべしと言ふか、その人の子とは誰なるか』X ) !かく言ひて、己が如何なる死にて死ぬるかを示し給へり。^ 5 我もし地より擧げられなば、凡ての人をわが許に引きよせん』[ / 今この世の審判は來れり、今この世の君は逐ひ出さるべし。s _ イエス答へて言ひ給ふ『この聲の來りしは、我が爲にあらず、汝らの爲なり。 ! 傍らに立てる群衆これを聞きて『雷霆鳴れり』と言ひ、ある人々は『御使かれに語れるなり』と言ふ。#? 父よ、御名の榮光をあらはし給へ』ここに天より聲いでて言ふ『われ既に榮光をあらはしたり、復さらに顯さん』3 今わが心さわぐ、われ何を言ふべきか。父よ、この時より我を救ひ給へ、されど我この爲にこの時に到れり。G 人もし我に事へんとせば、我に從へ、わが居る處に我に事ふる者もまた居るべし。人もし我に事ふることをせば、我が父これを貴び給はん。- 己が生命を愛する者は、これを失ひ、この世にてその生命を憎む者は、之を保ちて永遠の生命に至るべし。&E 誠にまことに汝らに告ぐ、一粒の麥、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし。^5 イエス答へて言ひ給ふ『人の子の榮光を受くべき時きたれり。s_ ピリポ往きてアンデレに告げ、アンデレとピリポと共に往きてイエスに告ぐ。 ガリラヤなるベツサイダのピリポに來り、請ひて言ふ『君よ、われらイエスに謁えんことを願ふ』a; 禮拜せんとて祭に上りたる者の中に、ギリシヤ人數人ありしが、} パリサイ人ら互に言ふ『見るべし、汝らの謀ることの益なきを。視よ、世は彼に從へり』y~k 群衆のイエスを迎へたるは、かかる徴を行ひ給ひしことを聞きたるに因りてなり。}! ラザロを墓より呼び起し、死人の中より甦へらせ給ひし時に、イエスと偕に居りし群衆、證をなせり。_|7 弟子たちは最初これらの事を悟らざりしが、イエスの榮光を受け給ひし後に、これらの事のイエスに就きて録されたると、人々が斯く爲ししとを思ひ出せり。{ 『シオンの娘よ、懼るな。視よ、なんぢの王は驢馬の子に乘りて來り給ふ』と有るが如し。Rz イエスは小驢馬を得て之に乘り給ふ。これは録して、#y? 棕梠の枝をとりて出で迎へ、『「ホサナ、讃むべきかな、主の御名によりて來る者」イスラエルの王』と呼はる。sx_ 明くる日、祭に來りし多くの民ども、イエスのエルサレムに來り給ふをきき、^w5 彼のために多くのユダヤ人さり往きてイエスを信ぜし故なり。Fv かくて祭司長ら、ラザロをも殺さんと議る。Yu+ ユダヤの多くの民ども、イエスの此處に居給ふことを知りて來る、これはイエスの爲のみにあらず、死人の中より甦へらせ給ひしラザロを見んとてなり。[t/ 貧しき者は常に汝らと偕に居れども、我は常に居らぬなり』|sq イエス言ひ給ふ『この女の爲すに任せよ、我が葬りの日のために之を貯へたるなり。&rE かく云へるは貧しき者を思ふ故にあらず、おのれ盜人にして、財嚢を預り、その中に納むる物を掠めゐたればなり。^q5 『何ぞこの香油を三百デナリに賣りて、貧しき者に施さざる』gpG 御弟子の一人にて、イエスを賣らんとするイスカリオテのユダ言ふ、Go マリヤは價高き混りなきナルドの香油一斤を持ち來りて、イエスの御足にぬり、己が頭髮にて御足を拭ひしに、香油のかをり家に滿ちたり。n! 此處にてイエスのために饗宴を設け、マルタは事へ、ラザロはイエスと共に席に著ける者の中にあり。m 9 過越の祭の六日前に、イエス、ベタニヤに來り給ふ、ここは死人の中より甦へらせ給ひしラザロの居る處なり。#l? 9祭司長・パリサイ人らは、イエスを捕へんとて、その在處を知る者あらば、告げ出づべく預て命令したりしなり。k} 8彼らイエスをたづね、宮に立ちて互に言ふ『なんぢら如何に思ふか、彼は祭に來らぬか』j- 7ユダヤ人の過越の祭近づきたれば、多くの人々身を潔めんとて、祭のまへに田舍よりエルサレムに上れり。\i1 6されば此の後イエス顯にユダヤ人のなかを歩み給はず、此處を去りて、荒野にちかき處なるエフライムといふ町に往き、弟子たちと偕に其處に留りたまふ。Bh 5彼等この日よりイエスを殺さんと議れり。g! 4又ただに國人の爲のみならず、散りたる神の子らを一つに集めん爲に死に給ふことを預言したるなり。 q~~}M||{y{z_yy/xx0wvvuueu trssfrr[qcp/onnnEmmqll,kOjjuiidhgff_eddzcc9baa`__^v]]L\\/[%ZZ,YYXX8W7VV#UU!TSStSRR]QQQPPXOONMM&L:KJJ7IIJHHBG_FEE{DDCC>I==;<+ペテロ振反りて、イエスの愛したまひし弟子の從ふを見る。これはさきに夕餐のとき御胸に倚りかかりて『主よ、汝を賣る者は誰か』と問ひし弟子なり。)=Kこれペテロが如何なる死にて神の榮光を顯すかを示して言ひ給ひしなり。斯く言ひて後かれに言ひ給ふ『われに從へ』_<7まことに誠になんぢに告ぐ、なんぢ若かりし時は自ら帶して欲する處を歩めり、されど老いては手を伸べて他の人に帶せられ、汝の欲せぬ處に連れゆかれん』3;_三度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ三度『われを愛するか』と言ひ給ふを憂ひて言ふ『主よ、知りたまはぬ處なし、わが汝を愛する事は、なんぢ識りたまふ』イエス言ひ給ふ『わが羊をやしなへ。b:=また二度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ言ふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ、知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羊を牧へ』39_かくて食したる後、イエス、シモン・ペテロに言ひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、汝この者どもに勝りて我を愛するか』ペテロいふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羔羊を養へ』y8kイエス死人の中より甦へりてのち、弟子たちに現れ給ひし事、これにて三度なり。X7) イエス進みてパンをとり彼らに與へ、肴をも然なし給ふ。6- イエス言ひ給ふ『きたりて食せよ』弟子たちその主なるを知れば『なんぢは誰ぞ』と敢へて問ふ者もなし。)5K シモン・ペテロ舟に往きて網を陸に曳き上げしに、百五十三尾の大なる魚滿ちたり、斯く多かりしが網は裂けざりき。^45 イエス言ひ給ふ『なんぢらの今とりたる肴を少し持ちきたれ』^35 陸に上りて見れば、炭火ありてその上に肴あり、又パンあり。 29他の弟子たちは陸を離るること遠からず、僅に五十間ばかりなりしかば、魚の入りたる網を小舟にて曳き來り、>1uイエスの愛し給ひし弟子、ペテロに言ふ『主なり』シモン・ペテロ『主なり』と聞きて、裸なりしを上衣をまとひて海に飛びいれり。V0%イエス言ひたまふ『舟の右のかたに網をおろせ、然らば獲物あらん』乃ち網を下したるに、魚おびただしくして、網を曳き上ぐること能はざりしかば、d/Aイエス言ひ給ふ『子どもよ、獲物ありしか』彼ら『なし』と答ふ。g.G夜明の頃イエス岸に立ち給ふに、弟子たち其のイエスなるを知らず。A-{シモン・ペテロ『われ漁獵にゆく』と言へば、彼ら『われらも共に往かん』と言ひ、皆いでて舟に乘りしが、その夜は何をも得ざりき。8,iシモン・ペテロ、デドモと稱ふるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子ら及びほかの弟子二人もともに居りしに、 + この後、イエス復テベリヤの海邊にて己を弟子たちに現し給ふ、その現れ給ひしこと左のごとし。;*oされど此等の事を録ししは、汝等をしてイエスの神の子キリストたることを信ぜしめ、信じて御名により生命を得しめんが爲なり。m)Sこの書に録さざる外の多くの徴を、イエス弟子たちの前にて行ひ給へり。|(qイエス言ひ給ふ『なんぢ我を見しによりて信じたり、見ずして信ずる者は幸福なり』B'トマス答へて言ふ『わが主よ、わが神よ』M&またトマスに言ひ給ふ『なんぢの指をここに伸べて、わが手を見よ、汝の手をのべて、我が脅にさしいれよ、信ぜぬ者とならで信ずる者となれ』J% 八日ののち弟子たちまた家にをり、トマスも偕に居りて戸を閉ぢおきしに、イエス來り、彼らの中に立ちて言ひたまふ『平安なんぢらに在れ』_$7他の弟子これに言ふ『われら主を見たり』トマスいふ『我はその手に釘の痕を見、わが指を釘の痕にさし入れ、わが手をその脅に差入るるにあらずば信ぜじ』#wイエス來り給ひしとき、十二弟子の一人デドモと稱ふるトマスともに居らざりしかば、"}なんじら誰の罪を赦すとも其の罪ゆるされ、誰の罪を留むるとも其の罪とどめらるべし』U!#斯く言ひて、息を吹きかけ言ひたまふ『聖靈をうけよ。 イエスまた言ひたまふ『平安なんぢらに在れ、父の我を遣し給へるごとく、我も亦なんぢらを遣す』dA斯く言ひてその手と脅とを見せたまふ、弟子たち主を見て喜べり。zmこの日すなはち一週のはじめの日の夕、弟子たちユダヤ人を懼るるに因りて、居るところの戸を閉ぢおきしに、イエスきたり彼らの中に立ちて言ひたまふ『平安なんぢらに在れ』-マグダラのマリヤ往きて弟子たちに『われは主を見たり』と告げ、また云々の事を言ひ給ひしと告げたり。hIイエス言ひ給ふ『われに觸るな、我いまだ父の許に昇らぬ故なり。我が兄弟たちに往きて「我はわが父すなはち汝らの父、わが神すなはち汝らの神に昇る」といへ』|qイエス『マリヤよ』と言ひ給ふ。マリヤ振反りて『ラボニ』(釋けば師よ)と言ふ。q[イエス言ひ給ふ『をんなよ、何ぞ泣く、誰を尋ぬるか』マリヤは園守ならんと思ひて言ふ『君よ、汝もし彼を取去りしならば、何處に置きしかを告げよ、われ引取るべし』|qかく言ひて後に振反れば、イエスの立ち居給ふを見る、されどイエスたるを知らず。 9 而してマリヤに言ふ『をんなよ、何ぞ泣くか』マリヤ言ふ『誰かわが主を取去れり、何處に置きしか我しらず』' イエスの屍體の置かれし處に、白き衣をきたる二人の御使、首の方にひとり足の方にひとり坐しゐたり。ve 然れどマリヤは墓の外に立ちて泣き居りしが、泣きつつ屈みて墓の内を見るに、<s 遂に二人の弟子おのが家にかへれり。w 彼らは聖書に録したる、死人の中よりその甦へり給ふべきことを未だ悟らざりしなり。U#先に墓にきたれる彼の弟子もまた入り、之を見て信ず。pYまた首を包みし手拭は布とともに在らず、他のところに卷きてあるを見る。X)シモン・ペテロ後れ來り、墓に入りて布の置きたるを視、I 屈みて布の置きたるを見れど、内には入らず。mS二人ともに走りたれど、かの弟子ペテロより疾く走りて先に墓にいたり、?yペテロと、かの弟子といでて墓にゆく。J  乃ち走りゆき、シモン・ペテロとイエスの愛し給ひしかの弟子との許に到りて言ふ『たれか主を墓より取去れり、何處に置きしか我ら知らず』  -一週のはじめの日、朝まだき暗きうちに、マグダラのマリヤ墓にきたりて、墓より石の取除けあるを見る。m S*ユダヤ人の準備日なれば、この墓の近きままに其處にイエスを納めたり。 )イエスの十字架につけられ給ひし處に園あり、園の中にいまだ人を葬りしことなき新しき墓あり。 (ここに彼らイエスの屍體をとり、ユダヤ人の葬りの習慣にしたがひて、香料とともに布にて卷けり。|q'また曾て夜御許に來りしニコデモも、沒藥・沈香の混和物を百斤ばかり携へて來る。}s&この後、アリマタヤのヨセフとて、ユダヤ人を懼れ密にイエスの弟子たりし者、イエスの屍體を引取らんことをピラトに請ひたれば、ピラト許せり、乃ち往きてその屍體を引取る。dA%また他に『かれら己が刺したる者を見るべし』と云へる聖句あり。s_$此等のことの成りたるは『その骨くだかれず』とある聖句の成就せん爲なり。 9#之を見しもの證をなす、其の證は眞なり、彼はその言ふことの眞なるを知る、これ汝等にも信ぜしめん爲なり。pY"然るに一人の兵卒、鎗にてその脅をつきたれば、直ちに血と水と流れいづ。dA!而してイエスに來りしに、はや死に給ふを見て、その脛を折らず。 ここに兵卒ども來りて、イエスとともに十字架に釘けられたる第一の者と他のものとの脛を折り、この日は準備日なれば、ユダヤ人、安息日に屍體を十字架のうへに留めおかじとて(殊にこの度の安息日は大なる日なるにより)ピラトに、彼らの脛ををりて屍體を取除かんことを請ふ。|qイエスその葡萄酒をうけて後いひ給ふ『事畢りぬ』遂に首をたれて靈をわたし給ふ。~-ここに酸き葡萄酒の滿ちたる器あり、その葡萄酒のふくみたる海綿をヒソプに著けてイエスの口に差附く。}!この後イエス萬の事の終りたるを知りて、――聖書の全うせられん爲に――『われ渇く』と言ひ給ふ。|また弟子に言ひたまふ『視よ、なんぢの母なり』この時より、その弟子かれを己が家に接けたり。{-イエスその母とその愛する弟子との近く立てるを見て、母に言ひ給ふ『をんなよ、視よ、なんぢの子なり』z'さてイエスの十字架の傍らには、その母と母の姉妹と、クロパの妻マリヤとマグダラのマリヤと立てり。nyU兵卒ども互にいふ『これを裂くな、誰がうるか鬮にすべし』これは聖書の成就せん爲なり。曰く『かれら互にわが衣をわけ、わが衣を鬮にせり』兵卒ども斯くなしたり。kxO兵卒どもイエスを十字架につけし後、その衣をとりて四つに分け、おのおの其の一つを得たり。また下衣を取りしが、下衣は縫目なく、上より惣て織りたる物なれば、Owピラト答ふ『わが記したることは記したるままに』v3ここにユダヤ人の祭司長らピラトに言ふ『ユダヤ人の王と記さず、我はユダヤ人の王なりと自稱せりと記せ』2u]イエスを十字架につけし處は都に近ければ、多くのユダヤ人この標を讀む、標はヘブル、ロマ、ギリシヤの語にて記したり。twピラト罪標を書きて十字架の上に掲ぐ『ユダヤ人の王、ナザレのイエス』と記したり。;so其處にて彼らイエスを十字架につく。又ほかに二人の者をともに十字架につけ、一人を右に、一人を左に、イエスを眞中に置けり。rwイエス己に十字架を負ひて、髑髏(ヘブル語にてゴルゴダ)といふ處に出でゆき給ふ。qここにピラト、イエスを十字架に釘くるために彼らに付せり。彼らイエスを受取りたれば、Vp%かれら叫びていふ『除け、除け、十字架につけよ』ピラト言ふ『われ汝らの王を十字架につくべけんや』祭司長ら答ふ『カイザルの他われらに王なし』o-この日は過越の準備日にて、時は第十時ごろなりき。ピラト、ユダヤ人にいふ『視よ、なんぢらの王なり』#n? ピラトこれらの言をききて、イエスを外にひきゆき、敷石(ヘブル語にてガバタ)といふ處にて審判の座につく。m ここにおいてピラト、イエスを赦さんことを力む。されどユダヤ人さけびて言ふ『なんぢ若しこの人を赦さば、カイザルの忠臣にあらず、凡そおのれを王となす者はカイザルに叛くなり』2l] イエス答へ給ふ『なんぢ上より賜はらずば、我に對して何の權威もなし。この故に我をなんぢに付しし者の罪は更に大なり』k! ピラト言ふ『われに語らぬか、我になんぢを赦す權威あり、また十字架につくる權威あるを知らぬか』vje 再び官邸に入りてイエスに言ふ『なんぢは何處よりぞ』イエス答をなし給はず。9imピラトこの言をききて増々おそれ、h-ユダヤ人こたふ『我らに律法あり、その律法によれば死に當るべき者なり、彼はおのれを神の子となせり』Yg+祭司長・下役どもイエスを見て叫びいふ『十字架につけよ、十字架につけよ』ピラト言ふ『なんぢら自らとりて十字架につけよ、我は彼に罪あるを見ず』fここにイエス茨の冠冕をかむり、紫色の上衣をきて出で給へば、ピラト言ふ『視よ、この人なり』/eWピラト再び出でて人々にいふ『視よ、この人を汝らに引出す、これは何の罪あるをも我が見ぬことを汝らの知らん爲なり』gdG御許に進みて言ふ『ユダヤ人の王やすかれ』而して手掌にて打てり。gcG兵卒ども茨にて冠冕をあみ、その首にかむらせ、紫色の上衣をきせ、>b yここにピラト、イエスをとりて鞭うつ。maS(彼らまた叫びて『この人ならず、バラバを』と言ふ、バラバは強盜なり。`''過越のとき我なんぢらに一人の囚人を赦す例あり、されば汝らユダヤ人の王をわが赦さんことを望むか』_-&ピラト言ふ『眞理とは何ぞ』かく言ひて再びユダヤ人の前に出でて言ふ『我この人に何の罪あるをも見ず。0^Y%ここにピラト言ふ『されば汝は王なるか』イエス答へ給ふ『われの王たることは汝の言へるごとし。我は之がために生れ、之がために世に來れり、即ち眞理につきて證せん爲なり。凡て眞理に屬する者は我が聲をきく』t]a$イエス答へ給ふ『わが國はこの世のものならず、若し我が國この世のものならば、我が僕ら我をユダヤ人に付さじと戰ひしならん。然れど我が國は此の世よりのものならず』\#ピラト答ふ『我はユダヤ人ならんや、汝の國人・祭司長ら汝を我に付したり、汝なにを爲ししぞ』v[e"イエス答へ給ふ『これは汝おのれより言ふか、將わが事を人の汝に告げたるか』Z}!ここにピラトまた官邸に入り、イエスを呼び出して言ふ『なんぢはユダヤ人の王なるか』Y} これイエス、己が如何なる死にて死ぬるかを示して、言ひ給ひし御言の成就せん爲なり。X'ピラト言ふ『なんぢら彼を引取り、おのが律法に循ひて審け』ユダヤ人いふ『我らに人を殺す權威なし』UW#答へて言ふ『もし惡をなしたる者ならずば汝に付さじ』yVkここにピラト彼らの前に出でゆきて言ふ『この人に對して如何なる訴訟をなすか』GUかくて人々イエスをカヤパの許より官邸にひきゆく、時は夜明なり。彼ら過越の食をなさんために、汚穢を受けじとて己らは官邸に入らず。6Tgペテロまた否む折しも鷄鳴きぬ。)SK大祭司の僕の一人にて、ペテロに耳を斬り落されし者の親族なるが言ふ『われ汝が園にて彼と偕なるを見しならずや』R-シモン・ペテロ立ちて煖まり居たるに、人々いふ『なんぢも彼が弟子の一人なるか』否みて言ふ『然らず』pQYここにアンナス、イエスを縛りたるままにて、大祭司カヤパの許に送れり。P イエス答へ給ふ『わが語りし言もし惡しくば、その惡しき故を證せよ。善くば何とて打つぞ』O!かく言ひ給ふとき、傍らに立つ下役の一人、手掌にてイエスを打ちて言ふ『かくも大祭司に答ふるか』N!何ゆゑ我に問ふか、我が語れることは聽きたる人々に問へ。視よ、彼らは我が言ひしことを知るなり』/MWイエス答へ給ふ『われ公然に世に語れり、凡てのユダヤ人の相集ふ會堂と宮とにて常に教へ、密には何をも語りし事なし。dLAここに大祭司、イエスにその弟子とその教とにつきて問ひたれば、K3時寒くして僕・下役ども炭火を熾し、その傍らに立ちて煖まり居りしに、ペテロも共に立ちて煖まりゐたり。J}門を守る婢女、ペテロに言ふ『なんぢも彼の人の弟子の一人なるか』かれ言ふ『然らず』)IKペテロは門の外に立てり。ここに大祭司に知られたる彼の弟子いでて、門を守る女に物言ひてペテロを連れ入れしに、>Huシモン・ペテロ及び他の一人の弟子、イエスに從ふ。この弟子は大祭司に知られたる者なれば、イエスと共に大祭司の庭に入りしが、yGkカヤパはさきにユダヤ人に、一人、民のために死ぬるは益なる事を勸めし者なり。vFe 先づアンナスの許に曳き往く、アンナスはその年の大祭司なるカヤパの舅なり。jEM ここにかの兵隊・千卒長・ユダヤ人の下役ども、イエスを捕へて縛り、 D イエス、ペテロに言ひたまふ『劍を鞘に收めよ、父の我に賜ひたる酒杯は、われ飮まざらんや』  ~}}z||2{v{zyyxx0wwvvTuubtssGrqqhq p>==<<:;;c::999%88T77k66Q55=44Y33g22P100/o..!-Y,++*j))((s''\&%%%"$$2##<""!< } +ZtM96R!qS^YE _ s ) Rf.&xX|) 直ちに諸會堂にて、イエスの神の子なることを宣べたり。s{_ かつ食事して力づきたり。サウロは數日の間ダマスコの弟子たちと偕にをり、z 直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得、すなはち起きてバプテスマを受け、!y; ここにアナニヤ往きて其の家にいり、彼の上に手をおきて言ふ『兄弟サウロよ、主すなはち汝が來る途にて現れ給ひしイエス、われを遣し給へり。なんぢが再び見ることを得、かつ聖靈にて滿されん爲なり』ax; 我かれに我が名のために如何に多くの苦難を受くるかを示さん』 w9 主いひ給ふ『往け、この人は異邦人・王たち・イスラエルの子孫のまへに、我が名を持ちゆく我が選の器なり。vve また此處にても、凡て汝の御名をよぶ者を縛る權を祭司長らより受けをるなり』;uo アナニヤ答ふ『主よ、われ多くの人より此の人に就きて聞きしに、彼がエルサレムにて汝の聖徒に害を加へしこと如何ばかりぞや。t! 又アナニアといふ人の入り來りて、再び見ゆることを得しめんために、手を己がうへに按くを見たり』#s? 主いひ給ふ『起きて直といふ街にゆき、ユダの家にてサウロといふタルソ人を尋ねよ。視よ、彼は祈りをるなり。)rK さてダマスコにアナニヤといふ一人の弟子あり、幻影のうちに主いひ給ふ『アナニヤよ』答ふ『主よ、我ここに在り』Bq 三日のあひだ見えず、また飮食せざりき。p サウロ地より起きて目をあけたれど何も見えざれば、人その手をひきてダマスコに導きゆきしに、yok 同行の人々、物言ふこと能はずして立ちたりしが、聲は聞けども誰をも見ざりき。Un# 起きて町に入れ、さらば汝なすべき事を告げらるべし』sm_ 彼いふ『主よ、なんぢは誰ぞ』答へたまふ『われは汝が迫害するイエスなり。plY かれ地に倒れて『サウロ、サウロ、何ぞ我を迫害するか』といふ聲をきく。vke 往きてダマスコに近づきたるとき、忽ち天より光いでて、彼を環り照したれば、)jK ダマスコにある諸教會への添書を請ふ。この道の者を見出さば、男女にかかはらず縛りてエルサレムに曳かん爲なり。{i q サウロは主の弟子たちに對して、なほ恐喝と殺害との氣を充し、大祭司にいたりて、yhk(かくてピリポはアゾトに現れ、町々を經て福音を宣傳へつつカイザリヤに到れり。)gK'彼ら水より上りしとき、主の靈ピリポを取去りたれば、閹人ふたたび彼を見ざりしが、喜びつつ其の途に進み往けり。f&乃ち命じて馬車を止め、ピリポと閹人と二人ともに水に下りて、ピリポ閹人にバプテスマを授く。e%[なし] d9$途を進むる程に水ある所に來りたれば、閹人いふ『視よ、水あり、我がバプテスマを受くるに何の障りかある』^c5#ピリポ口を開き、この聖句を始としてイエスの福音を宣傳ふ。b-"閹人こたへてピリポに言ふ『預言者は誰に就きて斯く云へるぞ、己に就きてか、人に就きてか、請ふ示せ』a!!卑しめられて審判を奪はれたり、誰かその代の状を述べ得んや。その生命地上より取られたればなり』;`o その讀むところの聖書の文は是なり『彼は羊の屠場に就くが如く曳かれ、羔羊のその毛を剪る者のまへに默すがごとく口を開かず。_ 閹人いふ『導く者なくば、いかで悟り得ん』而してピリポに、乘りて共に坐せんことを請ふ。^ピリポ走り寄りて、その預言者イザヤの書を讀むを聽きて言ふ『なんぢ其の讀むところを悟るか』O]御靈ピリポに言ひ給ふ『ゆきて此の馬車に近寄れ』[\/歸る途すがら馬車に坐して預言者イザヤの書を讀みゐたり。\[1ピリポ起ちて往きたれば、視よ、エテオピヤの女王カンダケの權官にして、凡ての寳物を掌どる閹人エテオピヤ人あり、禮拜の爲にエルサレムに上りしが、#Z?然るに主の使ピリポに語りて言ふ『なんぢ起ちて南に向ひエルサレムよりガザに下る道に往け。そこは荒野なり』&YEかくて使徒たちは證をなし、主の御言を語りて後、サマリヤ人の多くの村に福音を宣傳へつつエルサレムに歸れり。 Xシモン答へて言ふ『なんぢらの言ふ所のこと一つも我に來らぬやう、汝ら我がために主に祈れ』RW我なんぢが苦き膽汁と不義の繋とに居るを見るなり』jVM然ればこの惡を悔改めて主に祈れ、なんぢが心の念あるひは赦されん。mUSなんぢは此の事に關係なく干與なし、なんぢの心、神の前に正しからず。Tペテロ彼に言ふ『なんぢの銀は汝とともに亡ぶべし、なんぢ金をもて神の賜物を得んと思へばなり。sS_『わが手を按くすべての人の聖靈を受くるやうに、此の權威を我にも與へよ』|Rq使徒たちの按手によりて其の御靈を與へられしを見て、シモン金を持ち來りて言ふ、gQGここに二人のもの彼らの上に手を按きたれば、みな聖靈を受けたり。P!これ主イエスの名によりてバプテスマを受けしのみにて、聖靈いまだ其の一人にだに降らざりしなり。IO 彼ら下りて人々の聖靈を受けんことを祈れり。N3エルサレムに居る使徒たちは、サマリヤ人、神の御言を受けたりと聞きて、ペテロとヨハネとを遣したれば、)MK シモンも亦みづから信じ、バプテスマを受けて、常にピリポと偕に居り、その行ふ徴と、大なる能力とを見て驚けり。/LW 然るにピリポが、神の國とイエス・キリストの御名とに就きて宣傳ふるを人々信じたれば、男女ともにバプテスマを受く。^K5 かく謹みて聽けるは、久しき間その魔術に驚かされし故なり。J 小より大に至る凡ての人つつしみて之に聽き『この人は、いわゆる神の大能なり』といふ。I- ここにシモンといふ人あり、前にその町にて魔術を行ひ、サマリヤ人を驚かして自ら大なる者と稱へたり。?Hyこの故にその町に大なる勸喜おこれり。 G9これ多くの人より、之に憑きたる穢れし靈、大聲に叫びて出で、また中風の者と跛者と多く醫されたるに因る。yFk群衆ピリポの行ふ徴を見聞して、心を一つにし、謹みて其の語る事どもを聽けり。REピリポはサマリヤの町に下りてキリストの事を傳ふ。ODここに散されたる者ども歴巡りて御言を宣べしが、aC;サウロは教會をあらし、家々に入り男女を引出して獄に付せり。XB)敬虔なる人々ステパノを葬り、彼のために大に胸打てり。UA %サウロは彼の殺さるるを可しとせり。その日エルサレムに在る教會に對ひて大なる迫害おこり、使徒たちの他は皆ユダヤ及びサマリヤの地方に散さる。 @<また跪づきて大聲に『主よ、この罪を彼らの負はせ給ふな』と呼はる。斯く言ひて眠に就けり。?!;かくて彼等がステパノを石にて撃てるとき、ステパノ呼びて言ふ『主イエスよ、我が靈を受けたまへ』>:ステパノを町より逐ひいだし、石にて撃てり。證人らその衣をサウロといふ若者の足下に置けり。a=;9ここに彼ら大聲に叫びつつ、耳を掩ひ心を一つにして驅け寄り、X<)8『視よ、われ天開けて人の子の神の右に立ち給ふを見る』;7ステパノは聖靈にて滿ち、天に目を注ぎ、神の榮光およびイエスの神の右に立ちたまふを見て言ふ、j:M6人々これらの言を聞きて、心いかりに滿ち切齒しつつステパノに向ふ。d9A5なんぢら、御使たちの傳へし律法を受けて、尚これを守らざりき』S84汝らの先祖たちは預言者のうちの誰をか迫害せざりし。彼らは義人の來るを預じめ告げし者を殺し、汝らは今この義人を賣り、かつ殺す者となれり。 73項強くして心と耳とに割禮なき者よ、汝らは常に聖靈に逆ふ、その先祖たちの如く汝らも然り。^652わが手は凡て此等の物を造りしにあらずや」と云へるが如し。25]1「主のたまはく、天は我が座位、地は我が足臺なり。汝等わが爲に如何なる家をか建てん、わが休息のところは何處なるぞ。[4/0されど至高者は手にて造れる所に住み給はず、即ち預言者のI3 /而して、その家を建てたるはソロモンなりき。p2Y.ダビデ神の前に恩惠を得て、ヤコブの神のために住處を設けんと求めたり。V1%-我らの先祖たちは之を承け繼ぎ、先祖たちの前より神の逐ひいだし給ひし異邦人の領地を收めし時、ヨシユアとともに携へ來りてダビデの日に及べり。/0W,我らの先祖たちは荒野にて證の幕屋を有てり、モーセに語り給ひし者の、彼が見し式に循ひて造れと命じ給ひしままなり。M/+汝らは拜せんとして造れる像、すなはちモロクの幕屋と神ロンパの星とを舁きたり。われ汝らをバビロンの彼方に移さん」と録されたるが如し。t.a*爰に神は彼らを離れ、その天の軍勢に事ふるに任せ給へり。これは預言者たちの書に「イスラエルの家よ、なんぢら荒野にて四十年の間、屠りし畜と犧牲とを我に献げしや。p-Y)その頃かれら犢を造り、その偶像に犧牲をささげて己が手の所作を喜べり。D,(アロンに言ふ「我らに先だち往くべき神々を造れ、我らをエジプトの地より導き出しし、かのモーセの如何になりしかを知らざればなり」+'然るに我らの先祖たちは此の人に從ふことを好まず、反つて之を押退け、その心エジプトに還りて、5*c&彼はシナイ山にて語りし御使および我らの先祖たちと偕に荒野なる集會に在りて汝らに與へん爲に生ける御言を授りし人なり。 )9%イスラエルの子らに「神は汝らの兄弟の中より、我がごとき預言者を起し給はん」と云ひしは此のモーセなり。,(Q$この人かれらを導き出し、エジプトの地にても、また紅海および四十年のあひだ荒野にても、不思議と徴とを行ひたり。_'7#斯く彼らが「誰が汝を立てて司また審判人とせしぞ」と言ひて拒みし此のモーセを、神は柴のなかに現れたる御使の手により、司また救人として遣し給へり。&&E"我エジプトに居る我が民の苦難を見、その歎息をききて之を救はん爲に降れり。いで我なんぢをエジプトに遣さん」p%Y!主いひ給ふ「なんぢの足の鞋を脱げ、なんぢの立つところは聖なる地なり。 $9 「我は汝の先祖たちの神、即ちアブラハム、イサク、ヤコブの神なり」モーセ戰慄き敢へて認むることを爲ず。#wモーセ之を見て視るところを怪しみ、認めんとして近づきしとき、主の聲あり。曰く、m"S四十年を歴て後シナイ山の荒野にて、御使、柴の焔のなかに現れたれば、!この言により、モーセ遁れてミデアンの地の寄寓人となり、彼處にて二人の子を儲けたり。X )昨日エジプト人を殺したる如く、我をも殺さんとするか」yk隣を害ふ者モーセを押退けて言ふ「誰が汝を立てて我らの司また審判人とせしぞ、!翌日かれらの相爭ふところに現れて和睦を勸めて言ふ「人々よ、汝らは兄弟なるに、何ぞ互に害ふか」'彼は己の手によりて神が救を與へんとし給ふことを、兄弟たち悟りしならんと思ひたるに、悟らざりき。|q一人の害はるるを見て之を護り、エジプト人を撃ちて、虐げらるる者の仇を復せり。s_年齡四十になりたる時、おのが兄弟たるイスラエルの子孫を顧みる心おこり、pYかくてモーセはエジプト人の凡ての學術を教へられ、言と業とに能力あり。a;遂に棄てられしを、パロの娘ひき上げて己が子として育てたり。jMその頃モーセ生れて甚うるはしくして三月のあいだ父の家に育てられ、>u王は惡計をもて我らの同族にあたり、我らの先祖たちを苦しめて、其の嬰兒の生存ふる事なからんやう、之を棄つるに至らしめたり。Oヨセフを知らぬ他の王、エジプトに起るに及べり。 かくて神のアブラハムに語り給ひし約束の時近づくに隨ひて、民はエジプトに蕃えひろがり、-彼等シケムに送られ、曾てアブラハムがシケムにてハモルの子等より銀をもて買ひ置きし墓に葬られたり。gGヤコブ、エジプトに下り、彼處にて己も我らの先祖たちも死にたり。jMヨセフ言ひ遣して己が父ヤコブと凡ての親族と七十五人を招きたれば、s_ 二度めの時ヨセフその兄弟たちに知られ、ヨセフの氏族パロに明かになれり。gG ヤコブ、エジプトに穀物あるを聞きて、先づ我らの先祖たちを遣す。! 時にエジプトとカナンの全地とに飢饉ありて大なる患難おこり、我らの先祖たち糧を求め得ざりしが、\1 凡ての患難より之を救ひ出し、エジプトの王パロの前にて寵愛を得させ、また智慧を與へ給ひたれば、パロ之を立ててエジプトと己が全家との宰となせり。g G 先祖たちヨセフを嫉みてエジプトに賣りしに、神は彼と偕に在して、P 神また割禮の契約をアブラハムに與へ給ひたれば、イサクを生みて八日めに之に割禮を行へり。イサクはヤコブを、ヤコブは十二の先祖を生めり。 -神いひ給ふ「われは彼らを奴隷とする國人を審かん、然るのち彼等その國を出で、この處にて我に事へん」 9神また其の裔は他の國に寄寓人となり、その國人は之を四百年のあひだ奴隷となして苦しめん事を告げ給へり。G 此處にて足、蹈立つる程の地をも嗣業に與へ給はざりき。然るに、その地を未だ子なかりし彼と彼の裔とに所有として與へんと約し給へり。8iここにカルデヤの地に出でてカランに住みたりしが、その父の死にしのち、神は彼を彼處より汝らの今住める此の地に移らしめ、w「なんぢの土地、なんぢの親族を離れて、我が示さんとする地に往け」と言ひ給へり。J ステパノ言ふ『兄弟たち親たちよ、聽け、我らの先祖アブラハム未だカランに住まずして尚メソポタミヤに居りしとき、榮光の神あらはれて、Q かくて大祭司いふ『此等のこと果してかくの如きか』 ここに議會に坐したる者みな目を注ぎてステパノを見しに、その顏は御使の顏の如くなりき。3即ち、かのナザレのイエスは此の所を毀ち、かつモーセの傳へし例を變ふべしと、彼が云へるを聞けり』と。|q 僞證者を立てて言はしむ『この人はこの聖なる所と律法とに逆ふ言を語りて止まず、ve 民および長老・學者らを煽動し、俄に來りてステパノを捕へ、議會に曳きゆき、 乃ち或者どもを唆かして『我らはステパノが、モーセと神とを瀆す言をいふを聞けり』と言はしめ、R その語るところの智慧と御靈とに敵すること能はず。Y~+ ここに世に稱ふるリベルテンの會堂およびクレネ人、アレキサンデリヤ人、またキリキヤとアジヤとの人の諸會堂より、人々起ちてステパノと論ぜしが、v}eさてステパノは恩惠と能力とにて滿ち、民の中に大なる不思議と徴とを行へり。&|Eかくて神の言ますます弘り、弟子の數エルサレムにて甚だ多くなり、祭司の中にも信仰の道に從へるもの多かりき。d{A使徒たちの前に立てたれば、使徒たち祈りて手をその上に按けり。qz[集れる凡ての者この言を善しとし、信仰と聖靈とにて滿ちたるステパノ及びピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、またアンテオケの改宗者ニコラオを選びて、[y/我らは專ら祈をなすことと、御言に事ふることとを務めん』 x9然れば兄弟よ、汝らの中より御靈と智慧とにて滿ちたる令聞ある者七人を見出せ、それに此の事を掌どらせん。w'ここに十二使徒すべての弟子を呼び集めて言ふ『われら神の言を差措きて、食卓に事ふるは宣しからず。Fv そのころ弟子のかず増加はり、ギリシヤ語のユダヤ人、その寡婦らが日々の施濟に漏されたれば、ヘブル語のユダヤ人に對して呟く事あり。uw*かくて日毎に宮また家にて教をなし、イエスのキリストなる事を宣傳へて止まざりき。t')使徒たちは御名のために辱しめらるるに相應しき者とせられたるを喜びつつ、議員らの前を出で去れり。)sK(彼等その勸告にしたがひ、遂に使徒たちを呼び出して之を鞭うち、イエスの名によりて語ることを堅く禁じて釋せり。r}'もし神より出でたらんには彼らを壞ること能はず、恐らくは汝ら神に敵する者とならん』Aq{&然れば今なんぢらに言ふ、この人々より離れて、その爲すに任せよ。若しその企圖その所作、人より出でたらんにはおのづから壞れん。>pu%そののち戸籍登録のときガリラヤのユダ起りて、多くの民を誘ひおのれに從はしめしが、彼も亡び從へる者もことごとく散されたり。Go$前にチウダ起りて、自ら大なりと稱し、之に附隨ふ者の數おほよそ四百人なりしが、彼は殺され、從へる者はみな散されて跡なきに至れり。mnS#『イスラエルの人よ、汝らが此の人々に爲さんとする事につきて心せよ。Ym+"然るにパリサイ人にて凡ての民に尊ばるる教法學者ガマリエルと云ふもの、議會の中に立ち、命じて使徒たちを暫く外に出さしめ、議員らに向ひて言ふ、Xl)!かれら之をききて怒に滿ち、使徒たちを殺さんと思へり。jkM 我らは此の事の證人なり。神のおのれに從ふ者に賜ふ聖靈もまた然り』j}神は彼を君とし救主として己が右にあげ、悔改と罪の赦とをイスラエルに與へしめ給ふ。piY我らの先祖の神はイエスを起し給ひしに、汝らは之を木に懸けて殺したり。phYペテロ及び他の使徒たち答へて言ふ『人に從はんよりは神に從ふべきなり。8gi『我等かの名によりて教ふることを堅く禁ぜしに、視よ、汝らは其の教をエルサレムに滿し、かの人の血を我らに負はせんとす』^f5彼らを連れ來りて議會の中に立てたれば、大祭司問ひて言ふ、Deここに宮守頭、下役を伴ひて出でゆき、彼らを曳き來る。されど手暴きことをせざりき、これ民より石にて打たれんことを恐れたるなり。dw或人きたり告げて言ふ『視よ、汝らの獄に入れし人は、宮に立ちて民を教へ居るなり』vce宮守頭および祭司長らこの言を聞きて、如何になりゆくべきかと惑ひいたるに、b3『われら牢舍の堅く閉ぢられて、戸の前に牢番の立ちたるを見しに、開きて見れば、内には誰も居らざりき』sa_下役ども往きしに、獄のうちに彼らの居らぬを見て、歸りきたり告げて言ふ、`かれら之を聞き、夜明がた宮に入りて教ふ。大祭司および之と偕なる者ども集ひきたりて、議會とイスラエル人の元老とを呼びあつめ、使徒たちを曳き來らせんとて人を牢舍に遣したり。X_)『往きて宮に立ち、この生命の言をことごとく民に語れ』^^5然るに主の使、夜、獄の戸をひらき、彼らを連れ出して言ふ、B]使徒たちに手をかけて之を留置場に入る。|\qここに大祭司および之と偕なる者、即ちサドカイ派の人々、みな嫉に滿されて立ち、8[i又エルサレムの周圍の町々より多くの人々、病める者・穢れし靈に惱されたる者を携へきたりて集ひたりしが、みな醫されたり。VZ%終には人々、病める者を大路に舁ききたり、寢臺または床の上におく。此等のうち誰にもせよ、ペテロの過ぎん時、その影になりと庇はれんとてなり。FY信ずるもの男女とも増々おほく主に屬けり。RX 他の者どもは敢へて近づかず、民は彼らを崇めたり。&WE 使徒たちの手によりて多くの徴と不思議と民の中に行はれたり。彼等はみな心を一つにして、ソロモンの廊にあり。aV; ここに全教會および此等のことを聞く者みな大なる懼を懷けり。2U] をんな立刻にペテロの足下に倒れて息絶ゆ。若者ども入り來りて、その死にたるを見、これを舁き出して夫の傍らに葬れり。JT  ペテロ言ふ『なんぢら何ぞ心を合せて主の御靈を試みんとせしか、視よ、なんぢの夫を葬りし者の足は門口にあり、汝をもまた舁き出すべし』S3ペテロ之に向ひて言ふ『なんぢら此程の價にてかの地所を賣りしか、我に告げよ』女いふ『然り、此程なり』gRG凡そ三時間を經て、その妻この有りし事を知らずして入り來りしに、IQ 若者ども立ちて彼を包み、舁き出して葬れり。pPYアナニヤこの言をきき、倒れて息絶ゆ。これを聞く者みな大なる懼を懷く。SO有りし時は汝の物なり、賣りて後も汝の權の内にあるに非ずや、何とて斯ることを心に企てし。なんぢ人に對してにあらず、神に對して詐りしなり』&NEここにペテロ言ふ『アナニヤよ、何故なんぢの心サタンに滿ち、聖靈に對し詐りて、地所の價の幾分を匿したるぞ。Mその價の幾分を匿しおき、殘る幾分を持ちきたりて使徒たちの足下に置きしが、妻も之を與れり。]L 5然るにアナニヤと云ふ人、その妻サツピラと共に資産を賣り、dKA%畑ありしを賣りて其の金を持ちきたり、使徒たちの足下に置けり。J$ここにクプロに生れたるレビ人にて、使徒たちにバルナバ(釋けば慰籍の子)と稱へらるるヨセフ、pIY#使徒たちの足下に置きしを、各人その用に隨ひて分け與へられたればなり。5Hc"彼らの中には一人の乏しき者もなかりき。これ地所あるいは家屋を有てる者、これを賣り、その賣りたる物の價を持ち來りて、 G!かくて使徒たちは大なる能力をもて、主イエスの復活の證をなし、みな大なる恩惠を蒙りたり。F' 信じたる者の群は、おなじ心おなじ思となり、誰一人その所有を己が者と謂はず、凡ての物を共にせり。E'祈り終へしとき、其の集りをる處ふるひ動き、みな聖靈にて滿され、臆することなく神の御言を語れり。D御手をのべて醫を施させ、汝の聖なる僕イエスの名によりて、徴と不思議とを行はせ給へ』sC_主よ、今かれらの脅喝を御覽し、僕らに御言を聊かも臆することなく語らせ、dBA御手と御旨とにて、斯く成るべしと預じめ定め給ひし事をなせり。SA果してヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人およびイスラエルの民等とともに、汝の油そそぎ給ひし聖なる僕イエスに逆ひて、此の都にあつまり、 @世の王たちは共に立ち、司らは一つにあつまりて、主および其のキリストに逆ふ」と宣給へり。&?E曾て聖靈によりて、汝の僕われらの先祖ダビデでの口をもて「何ゆゑ異邦人は騷ぎ立ち、民らは空しき事を謀るぞ。/>W之を聞きて皆心を一つにし、神に對ひ、聲を揚げて言ふ『主よ、汝は天と地と海と、其の中のあらゆる物とを造り給へり。=w彼ら釋されて、その友の許にゆき、祭司長・長老らの言ひし凡てのことを告げたれば、O<かの徴によりて醫されし人は四十歳餘なりしなり。;民みな此の有りし事に就きて神を崇めたれば、彼らを罰するに由なく、更にまた脅かして釋せり。I: 我らは見しこと聽きしことを語らざるを得ず』9ペテロとヨハネと答へていふ『神に聽くよりも汝らに聽くは、神の御前に正しきか、汝ら之を審け。y8k乃ち彼らを呼び、一切イエスの名によりて語り、また教へざらんことを命じたり。)7K然れど愈々ひろく民の中に言ひ弘らぬやうに、彼らを脅かして、今より後かの名によりて誰にも語る事なからしめん』J6 『この人々を如何にすべきぞ。彼等によりて顯著しき徴の行はれし事は、凡てエルサレムに住む者に知られ、我ら之を否むこと能はねばなり。[5/ここに、命じて彼らを衆議所より退け、相共に議りて言ふ、p4Yまた醫されたる人の之とともに立つを見るによりて、更に言ひ消す辭なし。A3{ 彼らはペテロとヨハネとの臆することなきを見、その無學の凡人なるを知りたれば、之を怪しみ、且そのイエスと偕にありし事を認む。#2? 他の者によりては救を得ることなし、天の下には我らの頼りて救はるべき他の名を、人に賜ひし事なければなり』s1_ このイエスは汝ら造家者に輕しめられし石にして、隅の首石となりたるなり。0 汝ら一同およびイスラエルの民みな知れ、この人の健かになりて汝らの前に立つは、ナザレのイエス・キリスト、即ち汝らが十字架に釘け、神が死人の中より甦へらせ給ひし者の名に頼ることを。 / 我らが病める者になしし善き業に就き、その如何にして救はれしかを今日もし訊さるるならば、m.Sこの時ペテロ聖靈にて滿され、彼らに言ふ『民の司たち及び長老たちよ、-wその中にかの二人を立てて問ふ『如何なる能力いかなる名によりて此の事を行ひしぞ』y,k大祭司アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル及び大祭司の一族みな集ひて、L+明くる日、司・長老・學者らエルサレムに會し、*然れど、その言を聽きたる人々の中にも信ぜし者おほくありて、男の數おほよそ五千人となりたり。y)k手をかけて之を捕へしに、はや夕になりたれば、明くる日まで留置場に入れたり。p(Yその民を教へ、又イエスの事を引きて死人の中よりの復活を宣ぶるを憂ひ、r' _かれら民に語り居るとき、祭司ら・宮守頭およびサドカイ人ら近づき來りて、&3神はその僕を甦へらせ、まづ汝らに遣し給へり、これ汝ら各人を、その罪より呼びかへして祝福せん爲なり』w%g汝らは預言者たちの子孫なり、又なんぢらの先祖たちに神の立て給ひし契約の子孫なり、即ち神アブラハムに告げ給はく「なんぢの裔によりて地の諸族はみな祝福せらるべし」d$A又サムエル以來かたりし預言者も、皆この時につきて宣傳へたり。X#)凡てこの預言者に聽かぬ者は民の中より滅し盡さるべし」8"iモーセ云へらく「主なる神は汝らの兄弟の中より我がごとき預言者を起し給はん。その語る所のことは汝等ことごとく聽くべし。&!E古へより神が、その聖なる預言者の口によりて語り給ひし、萬物の革まる時まで、天は必ずイエスを受けおくべし。 -これ主の御前より慰安の時きたり、汝らの爲に預じめ定め給へるキリスト・イエスを遣し給はんとてなり。R然れば汝ら罪を消されん爲に、悔改めて心を轉ぜよ。,Q然れど神は凡ての預言者の口をもて、キリストの苦難を受くべきことを預じめ告げ給ひしを、斯くは成就し給ひしなり。 兄弟よ、われ知る、汝らが、かの事を爲ししは知らぬに因りてなり。汝らの司たちも亦然り。q[斯くてその御名を信ずるに因りてその御名は、汝らの見るところ識るところの此の人を健くしたり。イエスによる信仰は、汝等もろもろの前にて斯かる全癒を得させたり。  ~y~}}4|{{7zz yXxxwwsvvnutssysrr;qq0pp7oo_o#ngnmzmllNkkjjuiiih)g|ff}f4edd+clbb[aa&``_^]]\[[^ZZfZ YOXXWWYWV*UUPTT^SSRRRQQ:POO$NSMM>==;;;-::V988D77s66[5544 3%22100P//9..S-,,M+**8)g)((8'j&&%@$$8##`""U!x .K>W/ nrR#y8a= 8 L * b*})ZK録して「こののち我かへりて、倒れたるダビデの幕屋を再び造り、その頽れし所をふたたび造り、而して之を立てん。6Yg預言者たちの言もこれと合へり。Xシメオン既に神の初めて異邦人を顧み、その中より御名を負ふべき民を取り給ひしことを述べしが、dWA 彼らの語り終へし後、ヤコブ答へて言ふ『兄弟たちよ、我に聽け、;Vo ここに會衆みな默して、バルナバとパウロとの、己等によりて神が異邦人のうちに爲し給ひし多くの徴と不思議とを述ぶるを聽く。yUk 然らず、我らの救はるるも彼らと均しく主イエスの恩惠に由ることを我らは信ず』T 然るに何ぞ神を試みて、弟子たちの頸に我らの先祖も我らも負ひ能はざりし軛をかけんとするか。vSe かつ信仰によりて彼らの心をきよめ、我らと彼らとの間に隔を置き給はざりき。pRY人の心を知りたまふ神は、我らと同じく、彼等にも聖靈を與へて證をなし、 Q多くの議論ありし後、ペテロ起ちて言ふ『兄弟たちよ、汝らの知るごとく、久しき前に神は、なんぢらの中より我を選び、わが口より異邦人に福音の言を聞かせ、之を信ぜしめんとし給へり。XP)ここに使徒・長老たち此の事につきて協議せんとて集る。2O]信者となりたるパリサイ派の或人々立ちて『異邦人にも割禮を施し、モーセの律法を守ることを命ぜざる可からず』と言ふ。 N9エルサレムに到り、教會と使徒と長老とに迎へられ、神が己らと偕に在して爲し給ひし凡ての事を述べたるに、DMかれら教會の人々に見送られて、ピニケ及びサマリヤを經、異邦人の改宗せしことを具に告げて、凡ての兄弟に大なる喜悦を得させたり。L5ここに彼らとパウロ及びバルナバとの間に、大なる紛爭と議論と起りたれば、兄弟たちはパウロ、バルナバ及びその中の數人をエルサレムに上らせ、此の問題につきて使徒・長老たちに問はしめんと定む。K 9或人々ユダヤより下りて、兄弟たちに『なんぢらモーセの例に遵ひて割禮を受けずば救はるるを得ず』と教ふ。FJかくて久しく留りて弟子たちと偕にゐたり。AI{既に到りて教會の人々を集めたれば、神が己らと偕に在して成し給ひし凡てのこと、竝に信仰の門を異邦人にひらき給ひしことを述ぶ。H彼處より船出して、その成し果てたる務のために神の惠みに委ねられし處なるアンテオケに往けり。FGペルガにて御言を語りて後アタリヤに下り、BFかくてピシデヤを經てパンフリヤに到り、yEkまた教會毎に長老をえらび、斷食して祈り、弟子たちを其の信ずる所の主に委ぬ。D3弟子たちの心を堅うし信仰に止らんことを勸め、また我らが多くの艱難を歴て神の國に入るべきことを教ふ。 Cその町に福音を宣傳へ、多くの人を弟子として後、ルステラ、イコニオム、アンテオケに還り、B弟子たち之を立圍みゐたるに、パウロ起きて町に入る。明くる日バルナバと共にデルベに出で往き、SA然るに數人のユダヤ人、アンテオケ及びイコニオムより來り、群衆を勸め、而してパウロを石にて撃ち、既に死にたりと思ひて町の外に曳き出せり。d@A斯く言ひて辛うじて群衆の己らに犧牲を献げんとするを止めたり。V?%また自己を證し給はざりし事なし。即ち善き事をなし、天より雨を賜ひ、豐穰の時をあたへ、食物と勸喜とをもて汝らの心を滿ち足らはせ給ひしなり』j>M過ぎし時代には神、すべての國人の己が道々を歩むに任せ給ひしかど、9=k呼はりて言ふ『人々よ、なんぞ斯かる事をなすか、我らも汝らと同じ情を有てる人なり、汝らに福音を宣べて斯かる虚しき者より離れ、天と地と海とその中にある有らゆる物とを造り給ひし活ける神に歸らしめんとするなり。<w使徒たち、即ちバルナバとパウロと之を聞きて、己が衣をさき群衆のなかに馳せ入り、);K 而して町の外なるゼウスの宮の祭司、數匹の牛と花飾とを門の前に携へきたりて、群衆とともに犧牲を献げんとせり。m:S バルナバをゼウスと稱へ、パウロを宗と語る人なる故にヘルメスと稱ふ。,9Q 群衆、パウロの爲ししことを見て聲を揚げ、ルカオニヤの國語にて『神たち人の形をかりて我らに降り給へり』と言ひ、s8_ 大聲に『なんぢの足にて眞直に起て』と言ひたれば、かれ躍り上りて歩めり。7} この人パウロの語るを聽きゐたるが、パウロ之に目をとめ、救はるべき信仰あるを見て、|6qルステラに足弱き人ありて坐しゐたり、生れながらの跛者にて曾て歩みたる事なし。*5O彼處にて福音を宣傳ふ。p4Y彼ら悟りてルカオニヤの町なるルステラ、デルベ及びその邊の地にのがれ、|3q異邦人ユダヤ人および其の司ら相共に使徒たちを辱しめ、石にて撃たんと企てしに、s2_ここに町の人々相分れて、或者はユダヤ人に黨し、或者は使徒たちに黨せり。)1K二人は久しく留り、主によりて臆せずして語り、主は彼らの手により、徴と不思議とを行ひて惠の御言を證したまふ。s0_然るに從はぬユダヤ人ら異邦人を唆かし、兄弟たちに對して惡意を懷かしむ。./ W二人はイコニオムにて相共にユダヤ人の會堂に入りて語りたれば、之に由りてユダヤ人およびギリシヤ人あまた信じたり。F. 4弟子たちは喜悦と聖靈とにて滿され居たり。X-) 3二人は彼らに對ひて足の塵をはらひ、イコニオムに往く。S, 2然るにユダヤ人ら、敬虔なる貴女たち及び町の重立ちたる人々を唆かして、パウロとバルナバとに迫害をくはへ、遂に彼らを其の境より逐ひ出せり。3+a 1主の言この地に徧く弘りたり。*  0異邦人は之を聽きて喜び、主の言をあがめ、又とこしへの生命に定められたる者はみな信じ、&)E /それ主は斯く我らに命じ給へり。曰く「われ汝を立てて異邦人の光とせり。地の極にまで救とならしめん爲なり」』 (  .パウロとバルナバとは臆せずして言ふ『神の言を先づ汝らに語るべかりしを、汝等これを斥けて己を永遠の生命に相應しからぬ者と自ら定むるによりて、視よ、我ら轉じて異邦人に向はん。'w -されどユダヤ人はその群衆を見て嫉に滿され、パウロの語ることに言ひ逆ひて罵れり。^&5 ,次の安息日には、神の言を聽かんとて殆ど町擧りて集りたり。M% +集會の散ぜし後、ユダヤ人および敬虔なる改宗者おほくパウロとバルナバとに從ひ往きたれば、彼らに語りて神の恩惠に止らんことを勸めたり。v$e *彼らが會堂を出づるとき、人々これらの言を次の安息日にも語らんことを請ふ。Y#+ )曰く「あなどる者よ、なんぢら視よ、おどろけ、亡びよ、われ汝らの日に一つの事を行はん。これを汝らに具に告ぐる者ありとも信ぜざる程の事なり」』g"G (然れば汝ら心せよ、恐らくは預言者たちの書に云ひたること來らん、!3 '汝らモーセの律法によりて義とせられ得ざりし凡ての事も、信ずる者は皆この人によりて義とせらるる事を。 } &この故に兄弟たちよ、汝ら知れ。この人によりて罪の赦のなんぢらに傳へらるることを。O %然れど神の甦へらせ給ひし者は朽腐に歸せざりき。! $それダビデは、その代にて神の御旨を行ひ、終に眠りて先祖たちと共に置かれ、かつ朽腐に歸したり。mS #そは他の篇に「なんぢは汝の聖者を朽腐に歸せざらしむべし」と云へり。S "また朽腐に歸せざる状に彼を死人の中より甦へらせ給ひし事に就きては、斯く宣給へり。曰く「われダビデに約せし確き聖なる恩惠を汝らに與へん」b= !神はイエスを甦へらせて、その約束を我らの子孫に成就したまへり。即ち詩の第二篇に「なんぢは我が子なり、われ今日なんぢを生めり」と録されたるが如し。jM 我らも先祖たちが與へられし約束につきて喜ばしき音信を汝らに告ぐ、J  かくてイエスは己と偕にガリラヤよりエルサレムに上りし者に多くの日のあひだ現れ給へり。その人々は今、民の前にイエスの證人たるなり。I  されど神は彼を死人の中より甦へらせ給へり。yk 彼につきて記されたる事をことごとく成しをへ、彼を木より下して墓に納めたり。dA その死に當るべき故を得ざりしかど、ピラトに殺さんことを求め、M それエルサレムに住める者および其の司らは、彼をも安息日ごとに讀むところの預言者たちの言をも知らず、彼を刑ひて預言を成就せしめたり。! 兄弟たち、アブラハムの血統の子ら及び汝等のうち神を畏るる者よ、この救の言は我らに贈られたり。zm かくてヨハネ己が走るべき道程を終へんとする時「なんぢら我を誰と思ふか、我はかの人にあらず、視よ、我に後れて來る者あり、我はその鞋の紐を解くにも足らず」と云へり。|q その來る前にヨハネ預じめイスラエルの凡ての民に悔改のバプテスマを宣傳へたり。yk 神は約束に隨ひて此の人の裔より、イスラエルの爲に救主イエスを興し給ひしが、eC 之を退けて後、ダビデを擧げて王となし、且これを證して「我エッサイの子ダビデといふ我が心に適ふ者を見出せり、彼わが意をことごとく行はん」と宣給へり。3 後に至りて彼ら王を求めたれば、神は之にキスの子サウロと云ふベニヤミンの族の人を四十年のあひだ賜ひ、yk 凡そ四百五十年を經たり。此ののち預言者サムエルの時代まで審判人を賜ひしを、g G カナンの地にて七つの民族をほろぼし、その地を彼らに嗣がしめて、U # おほよそ四十年のあひだ、荒野にて彼らの所作を忍び、; o このイスラエルの民の神は、我らの先祖を選び、そのエジプトの地に寄寓せし時、わが民をおこし、強き御腕にて之を導きいだし、| q パウロ起ちて手を搖かして言ふ、『イスラエルの人々および神を畏るる者よ、聽け。> u 律法および預言者の書の朗讀ありしのち、會堂司たち人を彼らに遣し『兄弟たちよ、もし民に勸の言あらば言へ』と言はしめたれば、 彼らはペルガより進み往きてピシデヤのアンテオケに到り、安息日に會堂に入りて坐せり。)K さてパウロ及び之に伴ふ人々、パポスより船出してパンフリヤのペルガに到り、ヨハネは離れてエルサレムに歸れり。[/ ここに總督この有りし事を見て、主の教に驚きて信じたり。b= 視よ、いま主の御手なんぢの上にあり、なんぢ盲目となりて暫く日を見ざるべし』かくて立刻に朦と闇とその目を掩ひたれば、探り囘りて導きくるる者を求む。&E 『ああ有らゆる詭計と奸惡とにて滿ちたる者、惡魔の子、すべての義の敵よ、なんぢ主の直き道を曲げて止まぬか。^5 サウロ又の名はパウロ、聖靈に滿され、彼に目を注めて言ふ、 かの魔術者エルマ(この名を釋けば魔術者)二人に敵對して總督を信仰の道より離れしめんとせり。,Q 彼は地方總督なる慧き人セルギオ・パウロと偕にありき。總督はバルナバとサウロとを招き神の言を聽かんとしたるに、 徧くこの島を經行きてパポスに到り、バルイエスといふユダヤ人にて僞預言者たる魔術者に遇ふ。} サラミスに著きてユダヤ人の諸會堂にて神の言を宣傳へ、またヨハネを助人として伴ふ。p~Y この二人、聖靈に遣されてセルキヤに下り、彼處より船にてクプロに渡り、[}/ ここに彼ら斷食し、祈りて二人の上に手を按きて往かしむ。/|W 彼らが主に事へ斷食したるとき、聖靈いひ給ふ『わが召して行はせんとする業の爲に、バルナバとサウロとを選び、別て』O{  アンテオケの教會にバルナバ、ニゲルと稱ふるシメオン、クレネ人ルキオ、國守ヘロデの乳兄弟マナエン及びサウロなどいふ預言者と教師とあり。z  バルナバ、サウロはその職務を果し、マルコと稱ふるヨハネを伴ひてエルサレムより歸れり。?yy かくて主の御言いよいよ増々ひろまる。x ヘロデ神に榮光を歸せぬに因りて、主の使たちどころに彼を撃ちたれば、蟲に噛まれて息絶えたり。^w5 集民よばはりて『これ神の聲なり、人の聲にあらず』と言ふ。jvM ヘロデ定めたる日に及びて王の服を著け高座に坐して言を宣べたれば、u# 偖ヘロデ、ツロとシドンとの人々を甚く怒りたれば、其の民ども心を一つにして彼の許にいたり、王の内侍の臣ブラストに取入りて和諧を求む。かれらの地方は王の國より食品を得るに因りてなり。t3 ヘロデ之を索むれど見出さず、遂に守卒を訊して死罪を命じ、而してユダヤよりカイザリヤに下りて留れり。dsA 夜明になりて、ペテロは如何にせしとて兵卒の中の騷一方ならず。Vr% かれ手を搖かして人々を鎭め、主の己を獄より導きいだし給ひしことを具に語り『これをヤコブと兄弟たちとに告げよ』と言ひて他の處に出で往けり。mqS 然るにペテロなほ叩きて止まざれば、かれら門をひらき之を見て驚けり。p3 彼ら『なんぢは氣狂へり』と言ふ。然れどロダは夫なりと言張る。かれら言ふ『それはペテロの御使ならん』#o? ペテロの聲なるを知りて、勸喜のあまりに門を開けずして走り入り、ペテロの門の前に立てることを告げたれば、an; ペテロ門の戸を叩きたれば、ロダといふ婢女ききに出できたり、m! 斯く悟りてマルコと稱ふるヨハネの母マリヤの家に往きしが、其處には數多のもの集りて祈りゐたり。Pl ペテロ我に反りて言ふ『われ今まことに知る、主その使を遣して、ヘロデの手およびユダヤの民の凡て思ひ設けし事より、我を救ひ出し給ひしを』hkI かくて第一・第二の警固を過ぎて町に入るところの鐵の門に到れば、門おのづから彼等のために開け、相共にいでて一つの街を過ぎしとき、直ちに御使はなれたり。|jq ペテロ出でて隨ひしが、御使のする事の眞なるを知らず、幻影を見るならんと思ふ。i 御使いふ『帶をしめ、鞋をはけ』彼その如く爲たれば、又いふ『上衣をまとひて我に從へ』Jh  視よ、主の使ペテロの傍らに立ちて、光明室内にかがやく。御使かれの脇をたたき、覺していふ『疾く起きよ』かくて鏈その手より落ちたり。Jg  ヘロデこれを曳き出さんとする其の前の夜、ペテロは二つの鏈にて繋がれ、二人の兵卒のあひだに睡り、番兵らは門口にゐて獄を守りたるに、sf_ かくてペテロは獄のなかに因はれ、教會は熱心に彼のために神に祈をなせり。2e] すでに執りて獄に入れ、過越の後に民のまへに曳き出さんとの心構にて、四人一組なる四組の兵卒に付して之を守らせたり。dw この事ユダヤ人の心に適ひたるを見て、またペテロをも捕ふ、頃は除酵祭の時なりき。?cy 劍をもてヨハネの兄弟ヤコブを殺せり。cb A その頃ヘロデ王、教會のうちの或人どもを苦しめんとて手を下し、maS 遂に之をおこなひ、バルナバ及びサウロの手に托して長老たちに贈れり。`w ここに弟子たち各々の力に應じてユダヤに住む兄弟たちに扶助をおくらん事をさだめ、A_{ その中の一人アガボと云ふもの起ちて、大なる飢饉の全世界にあるべきことを御靈によりて示せるが、果してクラウデオの時に起れり。R^ その頃エルサレムより預言者たちアンテオケに下る。q][ 彼に逢ひてアンテオケに伴ひきたり、二人ともに一年の間かしこの教會の集會に出でて多くの人を教ふ。弟子たちのキリステアンと稱へらるる事はアンテオケより始れり。R\ かくてバルナバはサウロを尋ねんとてタルソに往き、[} 彼は聖靈と信仰とにて滿ちたる善き人なればなり。ここに多くの人々、主に加はりたり。Z かれ來りて、神の恩惠を見てよろこび、彼等に、みな心を堅くして主にをらんことを勸む。pYY この事エルサレムに在る教會に聞えたれば、バルナバをアンテオケに遣す。dXA 主の手かれらと偕にありたれば、數多の人、信じて主に歸依せり。,WQ その中にクブロ及びクレネの人、數人ありて、アンテオケに來りし時、ギリシヤ人にも語りて主イエスの福音を宣傳ふ。MV かくてステパノによりて起りし迫害のために散されたる者ども、ピニケ、クブロ、アンテオケまで到り、ただユダヤ人にのみ御言を語りたるに、)UK 人々これを聞きて默然たりしが、頓て神を崇めて言ふ『されば神は異邦人にも生命を得さする悔改を與へ給ひしなり』,TQ 神われらが主イエス・キリストを信ぜしときに賜ひしと同じ賜物を彼らにも賜ひたるに、われ何者なれば神を阻み得ん』5Sc われ主の曾て「ヨハネは水にてバプテスマを施ししが、汝らは聖靈にてバプテスマを施されん」と宣給ひし御言を思ひ出せり。R} ここに、われ語り出づるや、聖靈かれらの上に降りたまふ、初め我らの上に降りし如し。Q その人、なんぢと汝の全家族との救はるべき言を語らん」と言ふを、見しことを我らに告げたり。yPk 彼はおのが家に御使の立ちて「人をヨツパに遣し、ペテロと稱ふるシモンを招け、2O] 御靈われに、疑はずして彼らと共に往くことを告げ給ひたれば、此の六人の兄弟も我とともに往きて、かの人の家に入れり。vNe 視よ、三人の者カイザリヤより我に遣されて、はや我らの居る家の前に立てり。^M5 かくの如きこと三度にして、終にはみな天に引上げられたり。mLS 再び天より聲ありて答ふ「神の潔め給ひし物を、なんぢ潔からずと爲な」Kw 我いふ「主よ、可からじ、潔からぬもの穢れたる物は、曾て我が口に入りしことなし」XJ) また「ペテロ、立て、屠りて食せよ」といふ聲を聞けり。|Iq われ目を注めて之を視るに、地の四足のもの、野の獸、匐ふもの、空の鳥を見たり。bH= 『われヨツパの町にて祈り居るとき、我を忘れし心地し、幻影にて器のくだるを見る、大なる布のごとき物にして、四隅もて天より縋り下され我が許にきたる。FG ペテロ有りし事を序正しく説き出して言ふ、OF 『なんぢ割禮なき者の内に入りて之と共に食せり』pEY かくてペテロのエルサレムに上りしとき、割禮ある者ども彼を詰りて言ふ、oD Y 使徒たち及びユダヤに居る兄弟たちは、異邦人も神の言を受けたりと聞く。;Co 0遂にイエス・キリストの御名によりてバプテスマを授けられんことを命じたり。ここに彼らペテロに數日とどまらんことを請へり。8Bi /ここにペテロ答へて言ふ『この人々われらの如く聖靈をうけたれば、誰か水を禁じて其のバプテスマを受くることを拒み得んや』XA) .そは彼らが異言をかたり、神を崇むるを聞きたるに因る。|@q -ペテロと共に來りし割禮ある信者は、異邦人にも聖靈の賜物のそそがれしに驚けり。v?e ,ペテロ尚これらの言を語りをる間に、聖靈、御言をきく凡ての者に降りたまふ。>! +彼につきては預言者たちも皆、おほよそ彼を信ずる者の、その名によりて罪の赦を得べきことを證す』8=i *イエスは己の生ける者と死にたる者との審判主に、神より定められしを證することと、民どもに宣傳ふる事とを我らに命じ給ふ。P< )然れど凡ての民にはあらで、神の預じめ選び給へる證人、即ちイエスの死人の中より甦へり給ひし後、これと共に飮食せし我らに現し給ひしなり。U;# (神は之を三日めに甦へらせ、かつ明かに現したまへり。):K '我等はユダヤの地およびエルサレムにて、イエスの行ひ給ひし諸般のことの證人なり、人々は彼を木にかけて殺せり。q9[ &これは神が聖靈と能力とを注ぎ給ひしナザレのイエスの事にして、彼は徧くめぐりて善き事をおこなひ、凡て惡魔に制せらるる者を醫せり、神これと偕に在したればなり。8- %即ちヨハネの傳へしバプテスマの後、ガリラヤより始り、ユダヤ全國に弘りし言なるは汝らの知る所なり。73 $神はイエス・キリスト(これ萬民の主)によりて平和の福音をのべ、イスラエルの子孫に言をおくり給へり。d6A #何れの國の人にても神を敬ひて義をおこなふ者を容れ給ふことを。j5M "ペテロ口を開きて言ふ、『われ今まことに知る、神は偏ることをせず、D4 !われ速かに人を汝に遣したるに、汝の來れるは忝けなし。いま我等はみな、主の汝に命じ給ひし凡てのことを聽かんとて、神の前に在り』3- 人をヨツパに送りてペテロと稱ふるシモンを招け、かれは海邊なる皮工シモンの家に宿るなり」と云へり。p2Y 「コルネリオよ、汝の祈は聽かれ、なんぢの施濟は神の前に憶えられたり。;1o コルネリオ言ふ『われ四日前に我が家にて午後三時の祈をなし、此の時刻に至りしに、視よ、輝く衣を著たる人、わが前に立ちて、 0 この故に、われ招かるるや躊躇はずして來れり。然れば問ふ、汝らは何の故に我をまねきしか』/ 『なんぢらの知る如く、ユダヤ人たる者の外の國人と交りまた近づくことは、律法に適はぬ所なり、然れど神は、何人をも穢れたるもの潔からぬ者と言ふまじきことを我に示したまへり。m.S かくて相語りつつ内に入り、多くの人の集れるを見て、ペテロ之に言ふ、F- ペテロ彼を起して言ふ『立て、我も人なり』d,A ペテロ入り來れば、コルネリオ之を迎へ、その足下に伏して拜す。+! 明くる日カイザリヤに入りし時、コルネリオは親族および親しき朋友を呼び集めて彼らを待ちゐたり。)*K ここにペテロ彼らを迎へ入れて宿らす。明くる日たちて彼らと共に出でゆきしが、ヨツパの兄弟も數人ともに往けり。b)= かれら言ふ『義人にして神を畏れ、ユダヤの國人の中に令聞ある百卒長コルネリオ、聖なる御使より、汝を家に招きて、その語ることを聽けとの告を受けたり』( ペテロ下りて、かの人たちに言ふ『視よ、我は汝らの尋ぬる者なり、何の故ありて來るか』['/ 起ちて下り疑はずして共に往け、彼らを遣したるは我なり』|&q ペテロなほ幻影に就きて打案じゐたるに、御靈いひ給ふ『視よ、三人なんぢを尋ぬ。U%# 訪ひて、ペテロと稱ふるシモンの此處に宿るかを問ふ。8$i ペテロその見し幻影の何の意なるか、心に惑ふほどに、視よ、コルネリオより遣されたる人、シモンの家を尋ねて門の前に立ち、[#/ かくの如きこと三度にして、器は直ちに天に上げられたり。d"A 聲再びありて言ふ『神の潔め給ひし物を、なんぢ潔からずとすな』y!k ペテロ言ふ『主よ、可からじ、我いまだ潔からぬもの穢れたる物を食せし事なし』O  また聲ありて言ふ『ペテロ、立て、屠りて食せよ』[/ その中には諸種の四足のもの、地を匐ふもの、空の鳥あり。} 天開け、器のくだるを見る、大なる布のごとき物にして、四隅もて地に縋り下されたり。dA 飢ゑて物欲しくなり、人の食を調ふるほどに我を忘れし心地して、8i 明くる日かれらなほ途中にあり、既に町に近づかんとする頃ほひ、ペテロ祈らんとて屋の上に登る、時は晝の十二時ごろなりき。9m 凡ての事を告げてヨツパに遣せり。} 斯く語れる御使の去りし後、コルネリオ己が僕二人と從卒中の敬虔なる者一人とを呼び、O 彼は皮工シモンの家に宿る。その家は海邊にあり』R 今ヨツパに人を遣してペテロと稱ふるシモンを招け、 9 之に目をそそぎ怖れて言ふ『主よ、何事ぞ』御使いふ『なんぢの祈と施濟とは、神の前に上りて記念とせらる。  或日の午後三時ごろ幻影のうちに神の使きたりて『コルネリオよ』と言ふを明かに見たれば、|q 敬虔にして全家族とともに神を畏れ、かつ民に多くの施濟をなし、常に神に祈れり。 } ここにカイザリヤにコルネリオといふ人あり、イタリヤ隊と稱ふる軍隊の百卒長なるが、X) +ペテロ皮工シモンの家にありて日久しくヨツパに留れり。[/ *この事ヨツパ中に知られたれば、多くの人、主を信じたり。yk )ペテロ手をあたへ、起して聖徒と寡婦とを呼び、タビタを活きたるままにて見す。S (ペテロ彼等をみな外に出し、跪づきて祈りし後、ふりかへり屍體に向ひて『タビタ、起きよ』と言ひたれば、かれ目を開き、ペテロを見て起反れり。kO 'ペテロ起ちてともに往き、遂に到れば、彼を高樓に伴れてのぼりしに、寡婦らみな之をかこみて泣きつつ、ドルカスが偕に居りしほどに製りし下衣・上衣を見せたり。/W &ルダはヨツパに近ければ、弟子たちペテロの彼處に居るを聞きて、二人の者を遣し『ためらはで我らに來れ』と請はしむ。U # %彼そのころ病みて死にたれば、之を洗ひて高樓に置く。) K $ヨツパにタビタと云ふ女の弟子あり、その名を譯すればドルカスなり。此の女は、ひたすら善き業と施濟とをなせり。[ / #ここにルダ及びサロンに住む者みな之を見て主に歸依せり。/ W "かくてペテロ之に『アイネヤよ、イエス・キリスト汝を醫したまふ、起きて牀を收めよ』と言ひたれば、直ちに起きたり。s _ !彼處にてアイネヤといふ人の中風を患ひて八年のあひだ牀に臥し居るに遇ふ。[/ ペテロは徧く四方をめぐりてルダに住む聖徒の許にいたり、D かくてユダヤ、ガリラヤ及びサマリヤを通じて、教會は平安を得、ややに堅立し、主を畏れて歩み、聖靈の祐助によりて人數いや増せり。gG 兄弟たち知りて彼をカイザリヤに伴ひ下り、タルソに往かしめたり。)K 主の御名のために臆せず語り、又ギリシヤ語のユダヤ人と、かつ語りかつ論じたれば、彼等これを殺さんと謀りしに、U# ここにサウロはエルサレムにて弟子たちと共に出入し、}s 然るにバルナバ彼を迎へて、使徒たちの許に伴ひゆき、その途にて主を見しこと、主の之に物言ひ給ひしこと、又ダマスコにてイエスの名のために臆せず語りし事などを具に告ぐ。 9 ここにサウロ、エルサレムに到りて弟子たちの中に列らんとすれど、皆かれが弟子たるを信ぜずして懼れたり。O その弟子ら夜中かれを籃にて石垣より縋り下せり。 その計畧サウロに知らる。かくて彼らはサウロを殺さんとて、晝も夜も町の門を守りしに、gG 日を經ること久しくして後、ユダヤ人かれを殺さんと相謀りたれど、#~? サウロますます能力くははり、イエスのキリストなることを論證して、ダマスコに住むユダヤ人を言ひ伏せたり。\}1 聞く者みな驚きて言ふ『こはエルサレムにて此の名をよぶ者を害ひし人ならずや、又ここに來りしも、之を縛りて祭司長らの許に曳きゆかんが爲ならずや』 w~~}v|H{zzyyyxQwww5vvvuHttRsscsrJqqpqp o{onnm6lkkSjiihlgff~feeCddfcc6bb_aaa3``__]]]$\\[ZZ%YTXXWWnVVU|TTSoRRNQPjOO\NMM.L~KK3JIIbHHGGFEE&DCC,BAAA@@&?>>G>=^vuかくて町擧りて騷ぎ立ち、人々パウロの同行者なるマケドニヤ人ガイオとアリスタルコとを捕へ、心を一つにして劇場に押入りたり。yuk彼等これを聞きて憤恚に滿され、叫びて言ふ『大なる哉、エペソ人のアルテミス』_t7かくては啻に我らの職業の輕しめらるる恐あるのみならず、また大女神アルテミスの宮も蔑せられ、全アジヤ全世界のをがむ大女神の稜威も滅ぶるに至らん』sy然るに、かのパウロは手にて造れる物は神にあらずと云ひて、唯にエペソのみならず、殆ど全アジヤにわたり、多くの人々を説き勸めて惑したり、これ亦なんぢらの見聞する所なり。/rWそれらの者および同じ類の職業者を集めて言ふ『人々よ、われらが此の業に頼りて利益を得ることは、汝らの知る所なり。q'デメテリオと云ふ銀細工人ありしが、アルテミスの銀の小宮を造りて細工人らに多くの業を得させたり。Lpその頃この道に就きて一方ならぬ騷擾おこれり。o'かくて己に事ふる者の中にてテモテとエラストとの二人をマケドニヤに遣し、自己はアジヤに暫く留る。Mn此等の事のありし後、パウロ、マケドニヤ、アカヤを經てエルサレムに往かんと心を決めて言ふ『われ彼處に到りてのち必ずロマをも見るべし』Lm主の言、大に弘りて權力を得しこと斯くの如し。/lWまた魔術を行ひし多くの者ども、その書物を持ちきたり、衆人の前にて焚きたるが、其の價を算ふれば銀五萬ほどなりき。Xk)信者となりし者おほく來り、懴悔して自らの行爲を告ぐ。/jW此の事エペソに住む凡てのユダヤ人とギリシヤ人とに知れたれば、懼かれら一同のあひだに生じ、主イエスの名崇めらる。Ai{かくて惡靈の入りたる人、かれらに跳びかかりて二人に勝ち、これを打拉ぎたれば、彼ら裸體になり傷を受けてその家を逃げ出でたり。sh_惡靈こたへて言ふ『われイエスを知り、又パウロを知る。然れど汝らは誰ぞ』dgA斯くなせる者の中に、ユダヤの祭司長スケワの七人の子もありき。qf[ ここに諸國遍歴の咒文師なるユダヤ人數人あり、試みに惡靈に憑かれたる者に對して、主イエスの名を呼び『われパウロの宣ぶるイエスによりて、汝らに命ず』と言へり。e! 即ち人々かれの身より或は手拭あるひは前垂をとりて病める者に著くれば、病は去り惡靈は出でたり。gdG 而して神はパウロの手によりて尋常ならぬ能力ある業を行ひたまふ。c! 斯くすること二年の間なりしかば、アジヤに住む者は、ユダヤ人もギリシヤ人もみな主の言を聞けり。Pb 然るに或者ども頑固になりて從はず、會衆の前に神の道を譏りたれば、パウロ彼らを離れ、弟子たちをも退かしめ、日毎にツラノの會堂にて論ず。a ここにパウロ會堂に入りて、三个月のあひだ臆せずして神の國に就きて論じ、かつ勸めたり。6`gこの人々は凡て十二人ほどなり。 _パウロ手を彼らの上に按きしとき、聖靈その上に望みたれば、彼ら異言を語り、かつ預言せり。[^/彼等これを聞きて主イエスの名によりてバプテスマを受く。/]Wパウロ言ふ『ヨハネは悔改のバプテスマを授けて、己に後れて來るもの(即ちイエス)を信ずべきことを民に云へるなり』\ パウロ言ふ『されば何によりてバプテスマを受けしか』彼等いふ『ヨハネのバプテスマなり』&[E『なんぢら信者となりしとき聖靈を受けしか』と言ひたれば、彼等いふ『いな、我らは聖靈の有ることすら聞かず』 Z かくてアポロ、コリントに居りし時、パウロ東の地方を經てエペソに到り、或弟子たちに逢ひて、Y!即ち聖書に基き、イエスのキリストたる事を示して、激甚くかつ公然にユダヤ人を言ひ伏せたるなり。}Xsアポロ遂にアカヤに渡らんとしたれば、兄弟たち之を勵まし、かつ弟子たちに彼を受け容るるやうに書き贈れり。彼かしこに往き、既に恩惠によりて信じたる者に多くの益を與ふ。/WWかれ會堂にて臆せずして語り始めしを、プリスキラとアクラと聞きゐて之を迎へ入れ、なほも詳細に神の道を解き明せり。;Voこの人は曩に主の道を教へられ、ただヨハネのバプテスマを知るのみなれど、熱心にして詳細にイエスの事を語り、かつ教へたり。U!時にアレキサンデリヤ生れのユダヤ人にて、聖書に通達したるアポロと云ふ能辯なる者エペソに下る。 T此處に暫く留りて後、また去りてガラテヤ、フルギヤの地を次々に經て凡ての弟子を堅うせり。Swカイザリヤにつき、而してエルサレムに上り、教會の安否を問ひてアンテオケに下り、sR_別を告げ『神の御意ならば復なんぢらに返らん』と言ひてエペソより船出し、aQ;人々かれに今しばらく居らんことを請ひたれど、肯んぜずして、P}かくてエペソに著き、其處にこの二人を留めおき、自らは會堂に入りてユダヤ人と論ず。hOIパウロなほ久しく留りてのち、兄弟たちに別を告げ、プリスキラとアクラとを伴ひ、シリヤに向ひて船出す。早くより誓願ありたれば、ケンクレヤにて髮を剃れり。#N?ここに人々みな會堂司ソステネを執へ、審判の座の前にて打ち抃きたり。ガリオは凡て此らの事を意とせざりき。?Myかくて彼らを審判の座より逐ひいだす。)LKもし言・名あるいは汝らの律法にかかはる問題ならば、汝等みづから理むべし。我かかる事の審判人となるを好まず』8Kiパウロ口を開かんとせしに、ガリオ、ユダヤ人に言ふ『ユダヤ人よ、不正または奸惡の事ならば、我が汝らに聽くは道理なれど、sJ_ 『この人は律法にかなはぬ仕方にて神を拜むことを人に勸む』と言ひたれば、 I ガリオ、アカヤの總督たる時、ユダヤ人、心を一つにしてパウロを攻め、審判の座に曳きゆき、XH) かくてパウロ一年六个月ここに留りて神の言を教へたり。Gw 我なんぢと偕にあり、誰も汝を攻めて害ふ者なからん。此の町には多くの我が民あり』gFG 主は夜まぼろしの中にパウロに言ひ給ふ『おそるな、語れ、默すな、#E?會堂司クリスポその家族一同と共に主を信じ、また多くのコリント人も聽きて信じ、かつバプテスマを受けたり。D遂に此處を去りて、神を敬ふテテオ・ユストと云ふ人の家に到る。この家は會堂に隣れり。MC然るに、彼ら之に逆ひかつ罵りたれば、パウロ衣を拂ひて言ふ『なんぢらの血は汝らの首に歸すべし、我はいさぎよし、今より異邦人に往かん』>Buシラスとテモテとマケドニヤより來りて後は、パウロ專ら御言を宣ぶることに力め、イエスのキリストたることをユダヤ人に證せり。dAAかくて安息日毎に會堂にて論じ、ユダヤ人とギリシヤ人とを勸む。@ パウロ其の許に到りしに、同業なりしかば偕に居りて工をなせり。彼らの業は幕屋製造なり。?yアクラと云ふポントに生れたるユダヤ人に遇ふ。クラウデオ、ユダヤ人にことごとくロマを退くべき命を下したるによりて、近頃その妻プリスキラと共にイタリヤより來りし者なり。K> この後パウロ、アテネを離れてコリントに到り、J= "されど彼に附隨ひて信じたるもの數人あり。其の中にアレオパゴスの裁判人デオヌシオ及びダマリスと名づくる女あり、尚その他にもありき。<<s!ここにパウロ人々のなかを出で去る。; 人々、死人の復活をききて、或者は嘲笑ひしが、或者は『われら復この事を汝に聞かん』と言へり。8:i曩に立て給ひし一人によりて、義をもて世界を審かんために日をさだめ、彼を死人の中より甦へらせて保證を萬人に與へ給へり』9'神はかかる無知の時代を見過しにし給ひしが、今は何處にても凡ての人に悔改むべきことを告げたまふ。8かく神の裔なれば、神を金・銀・石など人の工と思考とにて刻める物と等しく思ふべきにあらず。 79我らは神の中に生き、動きまた在るなり。汝らの詩人の中の或者どもも「我らは又その裔なり」と云へる如し。,6Qこれ人をして神を尋ねしめ、或は探りて見出す事あらしめん爲なり。されど神は我等おのおのを離れ給ふこと遠からず、5'一人よりして諸種の國人を造りいだし、之を地の全面に住ましめ、時期の限と住居の界とを定め給へり。,4Qみづから凡ての人に生命と息と萬の物とを與へ給へば、物に乏しき所あるが如く、人の手にて事ふることを要し給はず。3'世界とその中のあらゆる物とを造り給ひし神は、天地の主にましませば、手にて造れる宮に住み給はず。h2Iわれ汝らが拜むものを見つつ道を過ぐるほどに「知らざる神に」と記したる一つの祭壇を見出したり。然れば我なんぢらが知らずして拜む所のものを汝らに示さん。#1?パウロ、アレオパゴスの中に立ちて言ふ『アテネ人よ、我すべての事に就きて汝らが神々を敬ふ心の篤きを見る。 0アテネ人も、彼處に住む旅人も、皆ただ新しき事を或は語り、或は聞きてのみ日を送りゐたり。|/qなんぢ異なる事を我らの耳に入るるが故に、我らその何事たるを知らんと思ふなり』).K遂にパウロをアレオパゴスに連れ往きて言ふ『なんぢが語るこの新しき教の如何なるものなるを、我ら知り得べきか。3-_斯てエピクロス派ならびにストア派の哲學者數人これと論じあひ、或者らは言ふ『この囀る者なにを言はんとするか』或者らは言ふ『かれは異なる神々を傳ふる者の如し』是はパウロがイエスと復活とを宣べたる故なり。,されば會堂にてはユダヤ人および敬虔なる人々と論じ、市場にては日々逢ふところの者と論じたり。+ パウロ、アテネにて彼らを待ちをる間に、町に偶像の滿ちたるを見て、その心に憤慨を懷く。,*Qパウロを導ける人々はアテネまで伴ひ往き、パウロよりシラスとテモテとに、疾く我に來れとの命を受けて立ち去れり。)ここに兄弟たち直ちにパウロを送り出して海邊に往かしめ、シラスとテモテとは尚ベレヤに留れり。D( 然るにテサロニケのユダヤ人ら、パウロがベレヤにも神の言を傳ふることを聞きたれば、此處にも來りて群衆を動かし、かつ騷がしたり。' この故にその中の多くのもの信じたり、又ギリシヤの貴女、男子にして信じたる者も少からざりき。2&] 此處の人々はテサロニケに居る人よりも善良にして、心より御言をうけ、この事正しく然るか然らぬか、日々聖書をしらぶ。#%? 兄弟たち直ちに夜の間にパウロとシラスとをベレヤに送りいだす。二人は彼處につきてユダヤ人の會堂にいたる。F$ 保證を取りてヤソンと他の人々とを釋せり。F#之をききて群衆と町司たちと心をさわがし、 "ヤソン迎へ入れたり。この曹輩は皆カイザルの詔勅にそむき、他にイエスと云ふ王ありと言ふ』A!{見出さざれば、ヤソンと數人の兄弟とを町司たちの前に曳ききたり、呼はりて言ふ『天下を顛覆したる彼の者ども此處にまで來れるを、M ここにユダヤ人ら嫉を起して市の無頼者をかたらひ、群衆を集めて町を騷がし、又ふたりを集民の前に曳き出さんとしてヤソンの家を圍みしが、&Eその中のある人々および敬虔なる數多のギリシヤ人、また多くの重立ちたる女も信じてパウロとシラスとに從へり。2]キリストの必ず苦難をうけ、死人の中より甦へるべきことを述べ『わが汝らに傳ふる此のイエスはキリストなり』と證せり。パウロは例のごとく彼らの中に入り、三つの安息日にわたり、聖書に基きて論じ、かつ解き明して、  かくてアムピポリス及びアポロニヤを經てテサロニケに到る。此處にユダヤ人の會堂ありたれば、ve(二人は獄を出でてルデヤの家に入り、兄弟たちに逢ひ、勸をなして出で往けり。[/'來り宥めて、二人を連れ出し、かつ町を去らんことを請ふ。gG&警吏これらの言を上役に告げたれば、其のロマ人たるを聞きて懼れ、#%ここにパウロ警吏に言ふ『我らはロマ人たるに罪を定めずして公然に鞭うち、獄に投げ入れたり。然るに今ひそかに我らを出さんと爲るか。然るべからず、彼等みづから來りて我らを連れ出すべし』3$獄守これらの言をパウロに告げて言ふ『上役、人を遣して汝らを釋さんとす。然れば今いでて安らかに往け』s_#夜明になりて上役らは警吏どもを遣して『かの人々を釋せ』と言はせたれば、mS"かつ二人を自宅に伴ひて食事をそなへ、全家とともに神を信じて喜べり。#?!この夜、即時に獄守かれらを引取りて、その打傷を洗ひ、遂に己も己に屬する者もみな直ちにバプテスマを受け、X) かくて神の言を獄守とその家に居る凡ての人々に語れり。dA二人は言ふ『主イエスを信ぜよ、然らば汝も汝の家族も救はれん』gG之を連れ出して言ふ『君たちよ、われ救はれん爲に何をなすべきか』mS獄守、燈火を求め、駈け入りて戰きつつパウロとシラスとの前に平伏し、dAパウロ大聲に呼はりて言ふ『みづから害ふな、我ら皆ここに在り』獄守、目さめ獄の戸の開けたるを見て、囚人にげ去れりと思ひ、刀を拔きて自殺せんとしたるに、 -俄に大なる地震おこりて牢舍の基ふるひ動き、その戸たちどころに皆ひらけ、凡ての囚人の縲絏とけたり。g G夜半ごろパウロとシラスと祈りて神を讃美する囚人ら聞きゐたるに、p Y獄守この命令を受けて二人を奧の獄に入れ、桎にてその足を締め置きたり。[ /多く打ちてのち獄に入れ、獄守に固く守るべきことを命ず。y k群衆も齊しく起り立ちたれば、上役ら命じて其の衣を褫ぎ、かつ笞にて打たしむ。^5我らロマ人たる者の受くまじく行ふまじき習慣を傳ふるなり』s_之を上役らに出して言ふ『この人々はユダヤ人にて、我らの町を甚く騷がし、#?然るにこの女の主人ら利を得る望のなくなりたるをみて、パウロとシラスとを捕へ、市場に曳きて司たちに往き、M幾日も斯くするをパウロ憂ひて、振反りその靈に言ふ『イエス・キリストの名によりて、汝にこの女より出でん事を命ず』靈ただちに出でたり。#?彼はパウロ及び我らの後に從ひつつ叫びて言ふ『この人たちは至高き神の僕にて、汝らに救の道を教ふる者なり』 9われら祈場に往く途中、卜筮の靈に憑れて卜筮をなし、其の主人らに多くの利を得さする婢女、われらに遇ふ。S彼は己も家族もバプテスマを受けてのち、我らに勸めて言ふ『なんぢら我を主の信者なりとせば、我が家に來りて留れ』斯く強ひて我らを留めたり。A{テアテラの町の紫布の商人にして、神を敬ふルデヤと云ふ女きき居りしが、主その心をひらき、謹みてパウロの語る言をきかしめ給ふ。#? 安息日に町の門を出でて、祈場あらんと思はるる河のほとりに往き、其處に坐して、集れる女たちに語りたれば、/W 彼處よりピリピにゆく。ここはマケドニヤの中にて、この邊の第一の町にして殖民地なり、われら數日の間この町に留る。~ さてトロアスより船出して、眞直にはせてサモトラケにいたり、次の日ネアポリスにつき、Y}+ パウロこの幻影を見たれば、我らは神のマケドニヤ人に福音を宣傳へしむる爲に、我らを召し給ふことと思ひ定めて、直ちにマケドニヤに赴かんとせり。)|K パウロ夜、幻影を見たるに、一人のマケドニヤ人あり、立ちて己を招き『マケドニヤに渡りて我らを助けよ』と言ふ。?{y遂にムシヤを過ぎてトロアスに下れり。vzeムシヤに近づき、ビテニヤに往かんと試みたれど、イエスの御靈ゆるし給はず、y彼らアジヤにて御言を語ることを聖靈に禁ぜられたれば、フルギヤ及びガラテヤの地を經ゆきて、ax;ここに諸教會はその信仰を堅うせられ、人員日毎にいや増せり。w3かくて町々を經ゆきて、エルサレムに居る使徒・長老たちの定めし規を守らせんとて、之を人々に授けたり。Svパウロかれの共に出で立つことを欲したれば、その邊に居るユダヤ人のために之に割禮を行へり、その父のギリシヤ人たるを凡ての人の知る故なり。^u5彼はルステラ、イコニオムの兄弟たちの中に令聞ある者なり。Lt かくてパウロ、デルベとルステラとに到りたるに、視よ、彼處にテモテと云ふ弟子あり、その母は信者なるユダヤ人にて、父はギリシヤ人なり。Fs)シリヤ、キリキヤを經て諸教會を堅うせり。jrM(パウロはシラスを選び、兄弟たちより主の恩惠に委ねられて出で立ち、qw'激しき爭論となりて遂に二人相別れ、バルナバはマルコを伴ひ、舟にてクプロに渡り、 p9&パウロは彼が曾てパンフリヤより離れ去りて、勤勞のために共に往かざりしをもて、伴ふは宣しからずと思ひ、Oo%バルナバはマルコと稱ふるヨハネを伴はんと望み、;no$數日の後パウロはバルナバに言ふ『いざ、我ら曩に主の御言を傳へし凡ての町にまた往きて、兄弟たちを訪ひ、その安否を尋ねん』m!#斯てパウロとバルナバとは尚アンテオケに留りて多くの人とともに主の御言を教へ、かつ宣傳へたり。l"[なし]kw!暫く留りてのち、兄弟たちに平安を祝せられ、別を告げて、己らを遣しし者に歸れり。|jq ユダもシラスもまた預言者なれば、多くの言をもて兄弟たちを勸めて彼らを堅うし、9im人々これを讀み慰安を得て喜べり。^h5かれら別を告げてアンテオケに下り、人々を集めて書を付す。/gW即ち偶像に献げたる物と、血と、絞殺したる物と、淫行とを避くべき事なり、汝等これを愼まば善し。なんぢら健かなれ』yfk聖靈と我らとは左の肝要なるものの他に何をも汝らに負はせぬを可しとするなり。vee之によりて我らユダとシラスとを遣す、かれらも口づから此等のことを述べん。Ad{我らの主イエス・キリストの名のために生命を惜まざりし者なる、我らの愛するバルナバ、パウロと共に汝らに遣すことを可しとせり。6cg我ら心を一つにして人を選びて、b'我等のうちの或人々われらが命じもせぬに、言をもて汝らを煩はし、汝らの心を亂したりと聞きたれば、2a]之に托したる書にいふ『使徒および長老たる兄弟ら、アンテオケ、シリヤ、キリキヤに在る異邦人の兄弟たちの平安を祈る。*`Mここに使徒・長老たち及び全教會は、その中より人を選びてパウロ、バルナバと共にアンテオケに送ることを可しとせり。選ばれたるは、バルサバと稱ふるユダとシラスとにて、兄弟たちの中の重立ちたる者なり。 _昔より、いづれの町にもモーセを宣ぶる者ありて、安息日毎に諸會堂にてその書を讀めばなり』^ただ書き贈りて、偶像に穢されたる物と、淫行と、絞殺したる物と、血とを避けしむべし。v]e之によりて我は判斷す、異邦人の中より神に歸依する人を煩はすべきにあらず。m\S古へより此等のことを知らしめ給ふ主、これを言ひ給ふ」とあるが如し。[これ殘餘の人々、主を尋ね求め、凡て我が名をもて稱へらるる異邦人もまた然せん爲なり。 z~~'}}.||Z{zyyy=x3w_vutt*srrMqppp%ornnTmmVlkkfjbiiJhh]ggfheeddccbaal``g_^^c]]d\[[.ZYYXWW.VUTTSSVRQQ_PPONN$MLLmL7KK5JJ0IVHHoGGsFFE|DDbCCfCRBBAAF@@f?z>>==r<<7;::N988Q77655b44/3p221E0M//3.z--/,,$+z**#)('&%%k$$#""D! "udh0MV3PKV;XDZ " x dE^:jM岩に乘り上げんことを恐れて、艫より錨を四つ投して夜明を待ちわぶ。}水を測りたれば、二十尋なるを知り、少しく進みてまた測りたれば、十五尋なるを知り、-かくて十四日めの夜に至りて、アドリヤの海を漂ひゆきたるに、夜半ごろ水夫ら陸に近づきたりと思ひて、<s而して我らは或島に推上げらるべし』wこの故に人々よ、心安かれ、我はその我に語り給ひしごとく必ず成るべしと神を信ず。;o「パウロよ、懼るな、なんぢ必ずカイザルの前に立たん、視よ、神は汝と同船する者をことごとく汝に賜へり」と云ひたればなり。d~Aわが屬するところ我が事ふる所の神の使、昨夜わが傍らに立ちて、}いま我なんぢらに勸む、心安かれ、汝等のうち一人だに生命をうしなふ者なし、ただ船を失はん。t|a人々の食せぬこと久しくなりたる時、パウロその中に立ちて言ふ『人々よ、なんぢら前に我が勸をきき、クレテより船出せずして、この害と損とを受けずあるべき筈なりき。{數日のあひだ日も星も見えず、暴風はげしく吹き荒びて、我らの救はるべき望ついに絶え果てたり。9zm三日めに手づから船具を棄てたり。[y/いたく暴風に惱され、次の日、船の者ども積荷を投げすて、&xEこれを船に引上げてのち、備綱にて船體を卷き縛り、またスルテスの洲に乘りかけんことを恐れ、帆を下して流る。aw;クラウダといふ小島の風下の方にいたり、辛うじて小艇を收め、yvk之がために船は吹き流され、風に向ひて進むこと能はねば、船は風の追ふに任す。[u/幾程もなくユーラクロンといふ疾風その島より吹きおろし、t 南風おもむろに吹きたれば、彼ら志望を得たりとして錨をあげ、クレテの岸邊に沿ひて進みたり。 s  且この港は冬を過すに不便なるより、多數の者も、なし得んにはピニクスに到り、彼處にて冬を過さんとて、此處を船出するを可しとせり。ピニクスはクレテの港にて東北と東南とに向ふ。mrS されど百卒長は、パウロの言ふ所よりも船長と船主との言を重んじたり。q- 『人々よ、我この航海の害あり損多くして、ただ積荷と船とのみならず、我らの生命にも及ぶべきを認む』 p 船路久しきを歴て、斷食の期節も既に過ぎたれば、航海危きにより、パウロ人々に勸めて言ふ、moS陸に沿ひ辛うじて良き港といふ處につく。その近き處にラサヤの町あり。Dn多くの日のあひだ船の進み遲く、辛うじてクニドに對へる處に到りしが、風に阻へられてサルモネの沖を過ぎ、クレテの風下の方をはせ、m 彼處にてイタリヤにゆくアレキサンデリヤの船に遇ひたれば、百卒長われらを之に乘らしむ。[l/キリキヤ及びパンフリヤの沖を過ぎてルキヤのミラに著く。mkSかくて此處より船出せしが、風の逆ふによりてクプロの風下の方をはせ、 j9次の日シドンに著きたれば、ユリアス懇切にパウロを遇ひ、その友らの許にゆきて歡待を受くることを許せり。_i7ここに我らアジヤの海邊なる各處に寄せゆくアドラミテオの船の出帆せんとするに乘りて出づ。テサロニケのマケドニヤ人アリスタルコも我らと共にありき。:h oすでに我等をイタリヤに渡らしむること決りたれば、パウロ及びその他數人の囚人を、近衞隊の百卒長ユリアスと云ふ人に付せり。g アグリッパ、フェストに言ふ『この人カイザルに上訴せざりしならば釋さるべかりしなり』pfY退きてのち相語りて言ふ『この人は死罪または縲絏に當るべき事をなさず』^e5ここに王も總督もベルニケも、列座の者どもも皆ともに立つ、qd[パウロ言ふ『説くことの僅なるにもせよ、多きにもせよ、神に願ふは、啻に汝のみならず、凡て今日われに聽ける者の、この縲絏なくして我がごとき者とならんことなり』c アグリッパ、パウロに言ふ『なんぢ説くこと僅にして我をキリステアンたらしめんとするか』vbeアグリッパ王よ、なんぢ預言者の書を信ずるか、我なんぢの信ずることを知る』_a7王は此等のことを知るゆゑに、我その前に憚らずして語る。これらの事は片隅に行はれたるにあらねば、一つとして王の眼に隱れたるはなしと信ずるに因る。y`kパウロ言ふ『フェスト閣下よ、我は狂氣せず、宣ぶる所は眞にして慥なる言なり。#_?パウロ斯く辯明しつつある時、フェスト大聲に言ふ『パウロよ、なんぢ狂氣せり、博學なんぢを狂氣せしめたり』,^Q即ちキリストの苦難を受くべきこと、最先に死人の中より甦へる事によりて、民と異邦人とに光を傳ふべきこと是なり』e]C然るに神の祐によりて今日に至るまで尚存へて、小なる人にも大なる人にも證をなし、言ふところは預言者およびモーセが必ず來るべしと語りしことの外ならず。[\/之がためにユダヤ人われを宮にて捕へ、かつ殺さんとせり。_[7先づダマスコに居るもの、次にエルサレム及びユダヤ全國、また異邦人にまで、悔改めて神に立ちかへり、其の悔改にかなふ業をなすべきことを宣傅へたり。^Z5この故にアグリッパ王よ、われは天よりの顯示に背かずして、SYその目をひらきて暗より光に、サタンの權威より神に立ち歸らせ、我に對する信仰によりて罪の赦と潔められたる者のうちの嗣業とを得しめん」と。gXG我なんぢを此の民および異邦人より救はん、又なんぢを彼らに遣し、GW起きて汝の足にて立て、わが汝に現れしは、汝をたてて其の見しことと我が汝に現れて示さんとする事との役者また證人たらしめん爲なり。vVeわれ言ふ「主よ、なんぢは誰ぞ」主いひ給ふ「われは汝が迫害するイエスなり。;Uo我等みな地に倒れたるに、ヘブルの語にて「サウロ、サウロ、何ぞ我を迫害するか、刺ある策を蹴るは難し」といふ聲を我きけり。 T 王よ、その途にて正午ごろ天よりの光を見たり、日にも勝りて輝き、我と伴侶とを圍み照せり。dSA 此のとき祭司長らより權威と委任とを受けてダマスコに赴きしが、&RE 諸教會堂にてしばしば彼らを罰し、強ひて瀆言を言はしめんとし、甚だしく狂ひ、迫害して外國の町にまで至れり。)QK 我エルサレムにて之をおこなひ、祭司長らより權威を受けて多くの聖徒を獄にいれ、彼らの殺されし時これに同意し、yPk 我も曩にはナザレ人イエスの名に逆ひて樣々の事をなすを宜きことと自ら思へり。^O5神は死人を甦へらせ給ふとも、汝等なんぞ信じ難しとするか。;No之を得んことを望みて、我が十二の族は夜も晝も熱心に神に事ふるなり。王よ、この希望につきて、我はユダヤ人に訴へられたり。M}今わが立ちて審かるるは、神が我らの先祖たちに約束し給ひしことの希望に因りてなり。&LE彼等もし證せんと思はば、わが我らの宗教の最も嚴しき派に從ひて、パリサイ人の生活をなしし事を始より知れり。K!わが始より國人のうちに又エルサレムに於ける幼き時よりの生活の状は、ユダヤ人のみな知る所なり。J汝がユダヤ人の凡ての習慣と問題とを知るによりて殊に然りとす。されば請ふ、忍びて我に聽け。#I?『アグリッパ王よ、我ユダヤ人より訴へられし凡ての事につきて、今日なんぢらの前に辯明するを我が幸福とす。(H Kアグリッパ、パウロに言ふ『なんぢは自己のために陳ぶることを許されたり』ここにパウロ手を伸べ、辯明して言ふ、aG;囚人を送るに訴訟の次第を陳べざるは道理ならずと思ふ故なり』qF[而して彼につきて我が主に上書すべき實情を得ず。この故に汝等のまへ、特にアグリッパ王よ、なんぢの前に引出し、訊問をなしてのち、上書すべき箇條を得んと思へり。AE{然るに我はその死に當るべき惡しき事を一つだに犯したるを認めねば、彼の自ら皇帝に上訴せんとする隨にその許に送らんと決めたり。Dフェスト言ふ『アグリッパ王、竝びに此處に居る凡ての者よ、汝らの見るこの人は、ユダヤの民衆が擧りて生かしおくべきにあらずと呼はりて、エルサレムにても此處にても我に訴へし者なり。hCI明くる日アグリッパとベルニケと大に威儀を整へてきたり、千卒長ら及び市の重立ちたる者どもと共に訊問所に入りたれば、フェストの命によりてパウロ引出さる。B'アグリッパ、フェストに言ふ『我もその人に聽かんと欲す』フェスト言ふ『なんぢ明日かれに聽くべし』,AQパウロは上訴して皇帝の判決を受けん爲に守られんことを願ひしにより、命じて之をカイザルに送るまで守らせ置けり』#@?かかる審理には我も當惑せし故、かの人に「なんぢエルサレムに往き彼處にて審かるる事を好むか」と問ひしに、&?Eただ己らの宗教、またはイエスと云ふ者の死にたるを活きたりと、パウロが主張するなどに關する問題のみなれば、v>e訴ふる者かれを圍みて立ちしが、思ひしごとき惡しき事は一つも陳ぶる所なし。=この故に彼等ここに集りたれば、時を延さず次の日審判の座に坐し、命じてかの者を引出さしむ。8<i我は答へて、訴へらるる者の未だ訴ふる者の面前にて辯明する機を與へられぬ前に付すは、ロマ人の慣例にあらぬ事を告げたり。 ;我エルサレムに居りしとき、ユダヤ人の祭司長・長老ら之を訴へて罪に定めんことを願ひしが、5:c多くの日留りゐたれば、フェスト、パウロのことを王に告げて言ふ『ここにペリクスが囚人として遺しおきたる一人の人あり、9w 數日を經て後、アグリッパ王とベルニケとカイザリヤに到りてフェストの安否を問ふ。8! ここにフェスト陪席の者と相議りて答ふ『なんぢカイザルに上訴せんとす、カイザルの許に往くべし』t7a 若しも罪を犯して死に當るべき事をなしたらんには、死ぬるを厭はじ。然れど此の人々の訴ふること實ならずば、誰も我を彼らに付すことを得じ、我はカイザルに上訴せん』;6o パウロ言ふ『我はわが審かるべきカイザルの審判の座の前に立ちをるなり。汝の能く知るごとく、我はユダヤ人を害ひしことなし。;5o フェスト、ユダヤ人の意を迎へんとしてパウロに答へて言ふ『なんぢエルサレムに上り、彼處にて我が前に審かるることを諾ふか』)4Kパウロは辯明して言ふ『我はユダヤ人の律法に對しても、宮に對しても、カイザルに對しても、罪を犯したる事なし』;3oその出で來りし時、エルサレムより下りしユダヤ人ら、これを取圍みて樣々の重き罪を言ひ立てて訴ふれども、證すること能はず。#2?かくて彼處に八日十日ばかり居りてカイザリヤに下り、明くる日、審判の座に坐し、命じてパウロを引出さしむ。1 『もし彼に不善あらんには、汝等のうち然るべき者ども我とともに下りて訴ふべし』と言ふ。0然るにフェスト答へて、パウロのカイザリヤに囚はれ在ることと、己が程なく歸るべき事とを告げ、#/?フェストの好意にて彼をエルサレムに召し出されんことを願ふ。斯くして道に待伏し、之を殺さんと思へるなり。s._祭司長ら及びユダヤ人の重立ちたる者ども、パウロを訴へ之を害はんとして、r- _フェスト任國にいたりて三日の後、カイザリヤよりエルサレムに上りたれば、D,二年を經てポルシオ・フェスト、ペリクスの任に代りしが、ペリクス、ユダヤ人の意を迎へんとして、パウロを繋ぎたるままに差措けり。+wかくてパウロより金を與へられんことを望みて、尚しばしば彼を呼びよせては語れり。2*]パウロが正義と節制と來らんとする審判とにつきて論じたる時、ペリクス懼れて答ふ『今は去れ、よき機を得てまた招かん』A){數日の後ペリクス、その妻なるユダヤ人の女ドルシラとともに來り、パウロを呼びよせてキリスト・イエスに對する信仰のことを聽き、( かくて百卒長に命じパウロを守らせ、寛かならしめ、かつ友の之に事ふるをも禁ぜざらしむ。&'Eペリクスこの道のことを詳しく知りたれば、審判を延して言ふ『千卒長ルシヤの下るを待ちて汝らの事を定むべし』/&W唯われ彼らの中に立ちて「死人の甦へる事につきて我けふ汝らの前にて審かる」と呼はりし一言の他には何もなかるべし』|%q或はまた此處なる人々、わが先に議會に立ちしとき、我に何の不義を認めしか言へ。8$i然るにアジアより來れる數人のユダヤ人ありて――もし我に咎むべき事あらば、彼らが汝の前に出でて訴ふることを爲べきなり。# その時かれらは我が潔をなして宮にをるを見たるのみにて、群衆もなく騷擾もなかりしなり。"我は多くの年を經てのち歸りきたり、我が民に施濟をなし、また献物をささげゐたりしが、g!Gこの故に、われ常に神と人とに對して良心の責なからんことを勉む。 かれら自らも待てるごとく、義者と不義者との復活あるべしと、神を仰ぎて望を懷くなり。hI我ただ此の一事を汝に言ひあらはさん、即ち我は彼らが異端と稱ふる道に循ひて、我が先祖たちの神につかへ、律法と預言者の書とに録したる事をことごとく信じ、[/ いま訴へたる我が事につきても證明すること能はざるなり。w また彼らは、我が宮にても會堂にても市中にても、人と爭ひ群衆を騷がしたるを見ず、|q なんぢ知り得べし、我が禮拜のためにエルサレムに上りてより僅か十二日に過ぎず、J  總督、首にて示しパウロに言はしめたれば、答ふ『なんぢが年久しくこの國人の審判人たることを我は知るゆゑに、喜びて我が辯明をなさん。R ユダヤ人も之に加へて、誠にその如くなりと主張す。gG汝この人に就きて訊さば、我らの訴ふる所をことごとく知り得べし』[なし]F宮をさへ瀆さんとしたれば、之を捕へたり。/W我等この人を見るに、恰も疫病のごとくにて、全世界のユダヤ人のあひだに騷擾をおこし、且ナザレ人の異端の首にして、veここに喃々しく陳べて汝を妨ぐまじ、願はくは寛容をもて我が少しの言を聽け。3なんぢの先見によりて、此の國人のために時に隨ひ處に隨ひて、惡しき事の改められたるを感謝して罷まず。-パウロ呼び出されたれば、テルトロ訴へ出でて言ふ『ペリクス閣下よ、われらは汝によりて太平を樂しみ、 3五日ののち、大祭司アナニヤ數人の長老およびテルトロと云ふ辯護士とともに下りて、パウロを總督に訴ふ。5c#『汝を訴ふる者の來らんとき、尚つまびらかに汝のことを聽かん』と言ひ、かつ命じて、ヘロデでの官邸に之を守らしめたり。"總督、書を讀みて、パウロのいづこの國の者なるかを問ひ、そのキリキヤ人なるを知りて、pY!騎兵はカイザリヤに入り、總督に書をわたし、パウロを其の前に立たしむ。X) 翌日これを騎兵に委ね、ともに往かしめて陣營に歸れり。  ここに兵卒ども命ぜられたる如くパウロを受けとりて、夜中アンテパトリスまで連れてゆき、V %又この人を害せんとする謀計ありと我に聞えたれば、われ俄にこれを汝のもとに送り、これを訴ふる者に、なんぢの前にて彼を訴へんことを命じたり』 彼らの律法の問題につき訴へられたるにて、死もしくは縛に當る罪の訴訟にあらざるを知りたり。p Yユダヤ人の彼を訴ふる理由を知らんと欲して、その議會に引き往きたるに、 3この人はユダヤ人に捕へられて殺されんとせしを、我そのロマ人なるを聞き、兵卒どもを率ゐ往きて救へり。^5『クラウデオ・ルシヤ謹みて總督ペリクス閣下の平安を祈る。3aかつ左のごとき書をかき贈る。veまた畜を備へ、パウロを乘せて安全に總督ペリクスの許に護送することを命じ、8iさて百卒長を兩三人よびて言ふ『今夜九時ごろカイザリヤに向けて往くために、兵卒二百、騎兵七十、槍をとる者二百を整へよ』wここに千卒長、若者に『これらの事を我に訴へたりと誰にも語るな』と命じて歸せり。P汝その請に從ふな、彼らの中にて四十人餘の者、パウロを待伏せ、之を殺すまでは飮食せじと盟約を立て、今その準備をなして汝の許諾を待てり』;o若者いふ『ユダヤ人は、汝がパウロの事をなほ詳細に訊ぶる爲にとて、明日かれを議會に連れ下ることを汝に請はんと申合せたり。dA千卒長その手を執り退きて、私に問ふ『われに告ぐる事とは何ぞ』A{百卒長これを携へ、千卒長に至りて言ふ『囚人パウロ我を呼びて、この若者なんぢに言ふべき事ありとて、汝に連れ往くことを請へり』ykパウロ百卒長の一人を呼びて言ふ『この若者を千卒長につれ往け、告ぐる事あり』v~eパウロの姉妹の子この待伏の事をきき、往きて陣營に入りパウロに告げたれば、_}7されば汝等なほ詳細に訊べんとする状して、彼を汝らの許に連れ下らすることを、議會とともに千卒長に訴へよ。我等その近くならぬ間に殺す準備をなせり』|'彼らは祭司長・長老らに往きて言ふ『われらパウロを殺すまでは何をも味ふまじと堅く盟約を立てたり。?{y この徒黨を結びたる者は四十人餘なり。z} 夜明になりてユダヤ人、徒黨を組み盟約を立てて、パウロを殺すまでは飮食せじと言ふ。>yu その夜、主パウロの傍らに立ちて言ひ給ふ『雄々しかれ、汝エルサレムにて我につきて證をなしたる如く、ロマにても證をなすべし』hxI 紛爭いよいよ激しくなりたれば、千卒長、パウロの彼らに引裂かれんことを恐れ、兵卒どもに命じて下りゆかしめ、彼らの中より引取りて陣營に連れ來らしめたり。_w7 遂に大なる喧噪となりて、パリサイ人の中の學者數人たちて爭ひて言ふ『われら此の人に惡しき事あるを見ず、もし靈または御使かれに語りたるならば如何』|vqサドカイ人は復活もなく御使も靈もなしと言ひ、パリサイ人は兩ながらありと云ふ。u}斯く言ひしに因りて、パリサイ人とサドカイ人との間に紛爭おこりて、會衆相分れたり。0tYかくてパウロ、その一部はサドカイ人、その一部はパリサイ人たるを知りて、議會のうちに呼はりて言ふ『兄弟たちよ、我はパリサイ人にしてパリサイ人の子なり、我は死人の甦へることの希望につきて審かるるなり』2s]パウロ言ふ『兄弟たちよ、我その大祭司たることを知らざりき。録して「なんぢの民の司をそしる可からず」とあればなり』Lr傍らに立つ者いふ『なんぢ神の大祭司を罵るか』Yq+ここにパウロ言ふ『白く塗りたる壁よ、神なんぢを撃ち給はん、なんぢ律法によりて我を審くために坐しながら、律法に悖りて我を撃つことを命ずるか』ap;大祭司アナニヤ傍らに立つ者どもに、彼の口を撃つことを命ず。o パウロ議會に目を注ぎて言ふ『兄弟たちよ、我は今日に至るまで事毎に良心に從ひて神に事へたり』n明くる日、千卒長かれが何故ユダヤ人に訴へられしか、確なる事を知らんと欲して、彼の縛を解き、命じて祭司長らと全議會とを呼び集め、パウロを曳き出して其の前に立たしめたり。m'ここに訊べんとせし者どもは直ちに去り、千卒長はそのロマ人なるを知り、之を縛りしことを懼れたり。l千卒長こたふ『我は多くの金をもて此の民籍を得たり』パウロ言ふ『我は生れながらなり』sk_千卒長きたりて言ふ『なんぢはロマ人なるか、我に告げよ』かれ言ふ『然り』j百卒長これを聞きて千卒長に往き、告げて言ふ『なんぢ何をなさんとするか、此の人はロマ人なり』/iW革鞭をあてんとてパウロを引き張りし時、かれ傍らに立つ百卒長に言ふ『ロマ人たる者を罪も定めずして鞭うつは可きか』8hi千卒長、人々が何故パウロにむかひて斯く叫び呼はるかを知らんとし、鞭うちて訊ぶることを命じて、彼を陣營に曳き入れしむ。Xg)斯く叫びつつ其の衣を脱ぎすて、塵を空中に撒きたれば、&fE人々きき居たりしが、此の言に及び、聲を揚げて言ふ『斯くのごとき者をば地より除け、生かしおくべき者ならず』ae;われに言ひ給ふ「往け、我なんぢを遠く異邦人に遣すなり」と』Dd又なんぢの證人ステパノの血の流されしとき、我もその傍らに立ちて之を可しとし、殺す者どもの衣を守りしことは、彼らの知る所なり」mcS我いふ「主よ、我さきに汝を信ずる者を獄に入れ、諸會堂にて之を扑ち、vbe「なんぢ急げ、早くエルサレムを去れ、人々われに係る汝の證を受けぬ故なり」a-かくて我エルサレムに歸り、宮にて祈りをるとき、我を忘れし心地して主を見奉るに、我に斯く言ひ給ふ、|`q今なんぞ躊躇ふか、起て、その御名を呼び、バプテスマを受けて汝の罪を洗ひ去れ」s__これは汝の見聞したる事につきて、凡ての人に對し彼の證人とならん爲なり。2^]かれ又いふ「我らの先祖の神は、なんぢを選びて御意を知らしめ、又かの義人を見、その御口の聲を聞かしめんとし給へり。]- 彼われに來り傍らに立ちて「兄弟サウロよ、見ることを得よ」と言ひたれば、その時、仰ぎて彼を見たり。\! ここに律法に據れる敬虔の人にして、其の町に住む凡てのユダヤ人に令聞あるアナニヤという者あり。 [ 我は、かの光の晃耀にて目見えずなりたれば、偕にをる者に手を引かれてダマスコに入りたり。JZ  われ復いふ「主よ、我なにを爲すべきか」主いひ給ふ「起ちてダマスコに往け、なんぢの爲すべき定りたる事は彼處にて悉とく告げらるべし」[Y/ 偕に居る者ども光は見しが、我に語る者の聲は聞かざりき。 X「主よ、なんぢは誰ぞ」と答へしに「われは汝が迫害するナザレのイエスなり」と言ひ給へり。Wその時われ地に倒れ、かつ我に語りて「サウロ、サウロ、何ぞ我を迫害するか」といふ聲を聞き、V}往きてダマスコに近づきたるに、正午ごろ忽ち大なる光、天より出でて我を環り照せり。Uy大祭司も凡ての長老も我に就きて證するなり。我は彼等より兄弟たちへの書を受けて、ダマスコに寓り居る者どもを縛り、エルサレムに曳き來りて罰を受けしめんとて彼處にゆけり。mTS我この道を迫害し、男女を縛りて獄に入れ、死にまで至らしめしことは、S『我はユダヤ人にてキリキヤのタルソに生れしが、此の都にて育てられ、ガマリエルの足下にて先祖たちの律法の嚴しき方に遵ひて教へられ、今日の汝らのごとく神に對して熱心なる者なりき。jRM人々そのヘブルの語を語るを聞きてますます靜になりたれば、又いふ、TQ #『兄弟たち親たちよ、今なんぢらに對する辯明を聽け』#P?(之を許したれば、パウロ階段の上に立ち、民に對ひて手を搖かし、大に靜まれる時、ヘブルの語にて語りて言ふ、O'パウロ言ふ『我はキリキヤなるタルソのユダヤ人、鄙しからぬ市の市民なり。請ふ民に語るを許せ』N&汝はかのエジプト人にして、曩に亂を起して四千人の刺客を荒野に率ゐ出でし者ならずや』/MW%パウロ陣營に曳き入れられんとするとき、千卒長に言ふ『われ汝に語りて可きか』かれ言ふ『なんぢギリシヤ語を知るか。^L5$これ群れる民ども『彼を除け』と叫びつつ隨ひ迫れる故なり。dKA#階段に至れるに、群衆の手暴きによりて、兵卒パウロを負ひたり。8Ji"群衆の中にて或者はこの事を、或者はかの事を呼はり、騷亂のために確なる事を知るに由なく、命じて陣營に曳き來らしめたり。 I9!千卒長、近よりてパウロを執へ、命じて二つの鏈にて繋がせ、その何人なるか、何事をなしたるかを尋ぬるに、H3 かれ速かに兵卒および百卒長らを率ゐて馳せ下る。かれら千卒長と兵卒とを見て、パウロを打つことを止む。G彼らパウロを殺さんとせしとき、軍隊の千卒長に、エルサレム中さわぎ立てりとの事きこえたれば、#F?ここに市中みな騷ぎたち、民ども馳せ集り、パウロを捕へて宮の外に曳き出せり、かくて門は直ちに鎖されたり。 E9からら曩にエペソ人トロピモがパウロとともに市中にゐたるを見て、パウロ之を宮に率き入れしと思ひしなり。D『イスラエルの人々助けよ、この人はいたる處にて民と律法と此の所とに悖れることを人々に教ふる者なり、然のみならず、ギリシヤ人を宮に率き入れて、此の聖なる所をも汚したり』DCかくて七日の終らんとする時、アジヤより來りしユダヤ人ら、宮の内にパウロの居るを見て、群衆を騷がし、かれに手をかけ叫びて言ふ、>Buここにパウロその人々と組みて、次の日ともどもに潔をなして宮に入り、潔の期滿ちて各人のために献物をささぐべき日を告げたり。PA異邦人の信者となりたる者につきては、我ら既に書き贈りて、偶像に献げたる物と、血と、絞殺したる物と、淫行とに遠ざかるべき事を定めたり』@汝かれらと組みて之とともに潔をなし、彼等のために費を出して髮を剃らしめよ。さらば人々みな汝につきて聞きたることの虚僞にして、汝も律法を守りて正しく歩み居ることを知らん。g?Gされば汝われらの言ふ如くせよ、我らの中に誓願あるもの四人あり、R>如何にすべきか、彼らは必ず汝の來りたるを聞かん。V=%彼らは、汝が異邦人のうちに居る凡てのユダヤ人に對ひて、その兒らに割禮を施すな、習慣に從ふなと云ひて、モーセに遠ざかることを教ふと聞けり。b<=彼ら聞きて神を崇め、またパウロに言ふ『兄弟よ、なんぢの見るごとく、ユダヤ人のうち、信者となりたるもの數萬人あり、みな律法に對して熱心なる者なり。;-パウロその安否を問ひて後、おのが勤勞によりて異邦人のうちに神の行ひ給ひしことを、一々告げたれば、s:_翌日パウロ我らと共にヤコブの許に往きしに、長老たちみなあつまり居たり。[9/エルサレムに到りたれば、兄弟たち歡びて我らを迎へたり。)8Kカイザリヤに居る弟子も數人ともに往き、我らの宿らんとするクプロ人マナソンといふ舊き弟子のもとに案内したり。I7 この後われら行李を整へてエルサレムに上る。s6_斯く我らの勸告を納れるによりて『主の御意の如くなれかし』と言ひて止む。Y5+ その時パウロ答ふ『なんぢら何ぞ歎きて我が心を挫くか、我エルサレムにて、主イエスの名のために、唯に縛らるるのみかは、死ぬることをも覺悟せり』4} われら之を聞きて此の地の人々とともにパウロに、エルサレムに上らざらんことを勸む。 q~~}}?|||?{{Fzzyxxmxw~wvRuu&tyss}srrQqq7pfonnCmml9kjjNi}hhgggfeepe,dcctbzaaY``1_^^b]]J\\[ZZ:ZYYXEWVVkUU=TT5ShRRuQQHQ PPOONNMLL,KK?JJjJIIJIHHGGFEEuEDCCBAA;@@R@???? >>>y>*=q<m:  I N  2Kmq*?iyわれ中なる人にては神の律法を悦べど、ah;然れば善をなさんと欲する我に惡ありとの法を、われ見出せり。sg_我もし欲せぬ所の事をなさば、之を行ふは我にあらず、我が中に宿る罪なり。jfMわが欲する所の善は之をなさず、反つて欲せぬ所の惡は之をなすなり。#e?我はわが中、すなわち我が肉のうちに善の宿らぬを知る、善を欲すること我にあれど、之を行ふ事なければなり。Rd然れば之を行ふは我にあらず、我が中に宿る罪なり。Lcわが欲せぬ所を爲すときは律法の善なるを認む。 bわが行ふことは我しらず、我が欲する所は之をなさず、反つて我が憎むところは之を爲すなり。vaeわれら律法は靈なるものと知る、されど我は肉なる者にて罪の下に賣られたり。 `  されば善なるもの我に死となりたるか。決して然らず、罪は罪たることの現れんために、善なる者によりて我が内に死を來らせたるなり。これ誡命によりて罪の甚だしき惡とならん爲なり。^_5 それ律法は聖なり、誡命もまた聖にして正しく、かつ善なり。j^M これ罪は機に乘じ誡命によりて我を欺き、かつ之によりて我を殺せり。j]M 而して我は生命にいたるべき誡命の反つて死に到らしむるを見出せり。v\e われ曾て律法なくして生きたれど、誡命きたりし時に罪は生き、我は死にたり。[!されど罪は機に乘じ誡命によりて各樣の慳貪を我がうちに起せり、律法なくば罪は死にたるものなり。MZさらば何をか言はん、律法は罪なるか、決して然らず、律法に由らでは、われ罪を知らず、律法に『貪る勿れ』と言はずば、慳貪を知らざりき。AY{されど縛られたる所に就きて我等いま死にて律法より解かれたれば、儀文の舊きによらず、靈の新しきに從ひて事ふることを得るなり。X'われら肉に在りしとき、律法に由れる罪の情は我らの肢體のうちに働きて、死のために實を結ばせたり。wWgわが兄弟よ、斯くのごとく汝等もキリストの體により律法に就きて死にたり。これ他の者、すなはち死人の中より甦へらせられ給ひし者に適き、神のために實を結ばん爲なり。GVされば夫の生ける中に他の人に適かば淫婦と稱へらるれど、夫死なばその律法より解放さるる故に、他の人に適くとも淫婦とはならぬなり。U夫ある婦は律法によりて夫の生ける中は之に縛らる。然れど夫死なば夫の律法より解かるるなり。T 兄弟よ、なんぢら知らぬか、(われ律法を知る者に語る)律法は人の生ける間のみ之に主たるなり。S'それ罪の拂ふ價は死なり、然れど神の賜物は我らの主キリスト・イエスにありて受くる永遠の生命なり。R!然れど今は罪より解放されて神の僕となりたれば、潔にいたる實を得たり、その極は永遠の生命なり。yQkその時に今は恥とする所の事によりて何の實を得しか、これらの事の極は死なり。RPなんぢら罪の僕たりしときは義に對して自由なりき。}Os斯く人の事をかりて言ふは、汝らの肉よわき故なり。なんぢら舊その肢體をささげ、穢と不法との僕となりて不法に到りしごとく、今その肢體をささげ、義の僕となりて潔に到れ。G決して然らず、罪に就きて死にたる我らは爭で尚その中に生きんや。c= Aされば何をか言はん、恩惠の増さんために罪のうちに止るべきか、8<iこれ罪の死によりて王たりし如く、恩惠も義によりて王となり、我らの主イエス・キリストに由りて永遠の生命に至らん爲なり。y;k律法の來りしは咎の増さんためなり。されど罪の増すところには恩惠も彌増せり。&:Eそれは一人の不從順によりて多くの人の罪人とせられし如く、一人の從順によりて多くの人、義人とせらるるなり。Y9+されば一つの咎によりて罪を定むることの凡ての人に及びしごとく、一つの正しき行爲によりて義とせられ生命を得るに至ることも、凡ての人に及べり。n8Uもし一人の咎のために一人によりて死は王となりたらんには、まして恩惠と義の賜物とを豐に受くる者は、一人のイエス・キリストにより生命に在りて王たらざらんや。b7=又この賜物は罪を犯しし一人より來れるものの如きにあらず、審判は一人よりして罪を定むるに至りしが、恩惠の賜物は多くの咎よりして義とするに至るなり。 6 されど恩惠の賜物は、かの咎の如きにあらず、一人の咎によりて多くの人の死にたらんには、まして神の恩惠と一人の人イエス・キリストによる恩惠の賜物とは、多くの人に溢れざらんや。;5o然るにアダムよりモーセに至るまで、アダムの咎と等しき罪を犯さぬ者の上にも死は王たりき。アダムは來らんとする者の型なり。y4k 律法のきたる前にも罪は世にありき、されど律法なくば罪は認めらるること無し。,3Q それ一人の人によりて罪は世に入り、また罪によりて死は世に入り、凡ての人罪を犯しし故に、死は凡ての人に及べり。 2 然のみならず今われらに和睦を得させ給へる我らの主イエス・キリストに頼りて神を喜ぶなり。/1W 我等もし敵たりしとき御子の死に頼りて神と和ぐことを得たらんには、まして和ぎて後その生命によりて救はれざらんや。0  斯く今その血に頼りて我ら義とせられたらんには、まして彼によりて怒より救はれざらんや。)/K然れど我等がなほ罪人たりし時、キリスト我等のために死に給ひしに由りて、神は我らに對する愛をあらはし給へり。.それ義人のために死ぬるもの殆どなし、仁者のためには死ぬることを厭はぬ者もやあらん。-我等のなほ弱かりし時、キリスト定りたる日に及びて、敬虔ならぬ者のために死に給へり。|,q希望は恥を來らせず、我らに賜ひたる聖靈によりて神の愛われらの心に注げばなり。R+忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ずと知ればなり。R*然のみならず患難をも喜ぶ、そは患難は忍耐を生じ、 )また彼により信仰によりて、今立つところの恩惠に入ることを得、神の榮光を望みて喜ぶなり。( '斯く我ら信仰によりて義とせられたれば、我らの主イエス・キリストに頼り、神に對して平和を得たり。y'k主は我らの罪のために付され、我らの義とせられん爲に甦へらせられ給へるなり。 &我らの主イエスを死人の中より甦へらせ給ひし者を信ずる我らも、その信仰を義と認められん。%斯く『義と認められたり』と録したるは、アブラハムの爲のみならず、また我らの爲なり。B$之に由りて其の信仰を義と認められたり。L#その約し給へることを、成し得給ふと確信せり。j"M不信をもて神の約束を疑はず、信仰により強くなりて神に榮光を歸し、5!cかくて凡そ百歳に及びて己が身の死にたるがごとき状なると、サラの胎の死にたるが如きとを認むれども、その信仰よわらず、M 彼は望むべくもあらぬ時になほ望みて信じたり、是なんぢの裔はかくの如くなるべしと言ひ給ひしに隨ひて、多くの國人の父とならん爲なりき。彼はその信じたる所の神、すなはち死人を活し、無きものを有るものの如く呼びたまふ神の前にて、我等すべての者の父たるなり。録して『われ汝を立てて多くの國人の父とせり』とあるが如し。}sこの故に世嗣たることの恩惠に干らんために信仰に由るなり、是かの約束のアブラハムの凡ての裔、すなわち律法による裔のみならず、彼の信仰に效ふ裔にも堅うせられん爲なり。[/それ律法は怒を招く、律法なき所には罪を犯すこともなし。dAもし律法による者ども世嗣たらば、信仰は空しく約束は廢るなり。2] アブラハム世界の世嗣たるべしとの約束を、アブラハムとその裔との與へられしは、律法に由らず、信仰の義に由れるなり。 9 また割禮のみに由らず、我らの父アブラハムの無割禮のときの信仰の跡をふむ割禮ある者の父とならん爲なり。M 而して無割禮のときの信仰によれる義の印として割禮の徽を受けたり、これ無割禮にして信ずる凡ての者の義と認められん爲に、その父となり、- 如何なるときに義と認められたるか、割禮ののちか、無割禮のときか、割禮の後ならず、無割禮の時なり。G されば此の幸福はただ割禮ある者にのみあるか、また割禮なき者にもあるか、我らは言ふ『アブラハムはその信仰を義と認められたり』と。?y主が罪を認め給はぬ人は幸福なるかな』R『不法を免され、罪を蔽はれたる者は幸福なるかな、|qダビデもまた行爲なくして神に義と認めらるる人の幸福につきて斯く云へり。曰く、'されど働く事なくとも、敬虔ならぬ者を義としたまふ神を信ずる者は、その信仰を義と認めらるるなり。U#それ働く者への報酬は恩惠といはず、負債と認めらる。ve聖書に何と云へるか『アブラハム神を信ず、その信仰を義と認められたり』と。!アブラハム若し行爲によりて義とせられたらんには誇るべき所あり、然れど神の前には有ることなし。c Aさらば我らの先祖アブラハムは肉につきて何を得たりと言はんか。}然らば我ら信仰をもて律法を空しくするか、決して然らず、反つて律法を堅うするなり。 !神は唯一にして、割禮ある者を信仰によりて義とし、割禮なき者をも信仰によりて義とし給へばなり。 神はただユダヤ人のみの神なるか、また異邦人の神ならずや、然り、また異邦人の神なり。p Y我らは思ふ、人の義とせらるるは、律法の行爲によらず、信仰に由るなり。2 ]さらば誇るところ何處にあるか。既に除かれたり、何の律法に由りてか、行爲の律法か、然らず、信仰の律法に由りてなり。  これ今おのれの義を顯して、自ら義たらん爲、またイエスを信ずる者を義とし給はん爲なり。S即ち神は忍耐をもて過來しかたの罪を見遁し給ひしが、己の義を顯さんとて、キリストを立て、その血によりて信仰によれる宥の供物となし給へり。w功なくして神の恩惠により、キリスト・イエスにある贖罪によりて義とせらるるなり。U#凡ての人、罪を犯したれば神の榮光を受くるに足らず、'イエス・キリストを信ずるに由りて凡て信ずる者に與へたまふ神の義なり。之には何等の差別あるなし。yk然るに今や律法の外に神の義は顯れたり、これ律法と預言者とに由りて證せられ、 律法の行爲によりては、一人だに神のまへに義とせられず、律法によりて罪は知らるるなり。5cそれ律法の言ふところは律法の下にある者に語ると我らは知る、これは凡ての口ふさがり、神の審判に全世界の服せん爲なり。Lその眼前に神をおそるる畏なし』とあるが如し。-U彼らは平和の道を知らず。0[破壞と艱難とその道にあり、-~Uその足は血を流すに速し、0}[その口は詛と苦とにて滿つ。p|Y 彼らの咽は開きたる墓なり、舌には詭計あり、口唇のうちには蝮の毒あり、d{A みな迷ひて相共に空しくなれり、善をなす者なし、一人だになし。6zg 聰き者なく、神を求むる者なし。9ym 録して『義人なし、一人だになし、)xK さらば如何ん、我らの勝る所ありや、有ることなし。我ら既にユダヤ人もギリシヤ人もみな罪の下に在りと告げたり。>wuまた『善を來らせん爲に惡をなすは可からずや』(或者われらを譏りて之を我らの言なりといふ)かかる人の罪に定めらるるは正し。 v9わが虚僞によりて神の誠實いよいよ顯れ、その榮光とならんには、いかで我なほ罪人として審かるる事あらん。au;決して然らず、若し然あらば神は如何にして世を審き給ふべき。2t]然れど若し我らの不義は神の義を顯すとせば何と言はんか、怒を加へたまふ神は不義なるか(こは人の言ふごとく言ふなり)Ys+決して然らず、人をみな虚僞者とすとも神を誠實とすべし。録して『なんぢは其の言にて義とせられ、審かるるとき勝を得給はん爲なり』とあるが如し。vreされど如何ん、ここに信ぜざる者ありとも、その不信は神の眞實を廢つべきか。aq;凡ての事に益おほし、先づ第一に彼らは神の言を委ねられたり。cp Aさらばユダヤ人に何の優るる所ありや、また割禮に何の益ありや。2o]隱なるユダヤ人はユダヤ人なり、儀文によらず、靈による心の割禮は割禮なり、その譽は人よりにあらず、神より來るなり。n}それ表面のユダヤ人はユダヤ人たるにあらず、肉に在る表面の割禮は割禮たるにあらず。m本性のまま割禮なくして律法を全うする者は、儀文と割禮とありてなほ律法をやぶる汝を審かん。plY割禮なき者も律法の義を守らば、その無割禮は割禮とせらるるにあらずや。vkeなんぢ律法を守らば割禮は益あり、律法を破らば汝の割禮は無割禮となるなり。mjS録して『神の名は汝らの故によりて異邦人の中に涜さる』とあるが如し。Bi律法に誇りて律法を破り神を輕んずるか。dhA姦淫する勿れと言ひて姦淫するか、偶像を惡みて宮の物を奪ふか、ag;何ゆゑ人に教へて己を教へぬか、竊む勿れと宣べて自ら竊むか、Rf愚なる者の守役、幼兒の教師なりと自ら信ずる者よ、e}また律法のうちに知識と眞理との式を有てりとして、盲人の手引、暗黒にをる者の光明、Ldその御意を知り、律法に教へられて善惡を辨へ、Oc汝ユダヤ人と稱へられ、律法に安んじ、神を誇り、b'是わが福音に云へる如く、神のキリスト・イエスによりて人々の隱れたる事を審きたまふ日に成るべし。8ai即ち律法の命ずる所のその心に録されたるを顯し、おのが良心もこれを證をなして、その念、たがひに或は訴へ或は辯明す。――/`W律法を有たぬ異邦人、もし本性のまま律法に載せたる所をおこなふ時は、律法を有たずともおのづから己が律法たるなり。_w 律法を聞くもの神の前に義たるにあらず、律法をおこなふ者のみ義とせらるべし。―― ^9 凡そ律法なくして罪を犯したる者は律法なくして滅び、律法ありて罪を犯したる者は律法によりて審かるべし。B] そは神には偏り視給ふこと無ければなり。\w 凡て善をおこなふ人には、ユダヤ人を始めギリシヤ人にも光榮と尊貴と平安とあらん。v[e すべて惡をおこなふ人には、ユダヤ人を始めギリシヤ人にも患難と苦難とあり。|Zq徒黨により眞理に從はずして不義にしたがう者には、怒と憤恚とをもて報い給はん。Y 耐へ忍びて善をおこない光榮と尊貴と朽ちざる事とを求むる者には、永遠の生命をもて報い、9Xm神はおのおのの所作に隨ひて報い、W3なんぢ頑固と悔改めぬ心とにより、己のために神の怒を積みて、その正しき審判の顯るる怒の日に及ぶなり。V 神の仁慈なんぢを悔改に導くを知らずして、その仁慈と忍耐と寛容との豐なるを輕んずるか。U}かかる事をおこなふ者を審きて自己これを行ふ人よ、なんぢ神の審判を遁れんと思ふか。jTMかかる事をおこなふ者を罪する神の審判は眞理に合へりと我らは知る。IS されば凡て人を審く者よ、なんぢ言ひ遁るる術なし、他の人を審くは、正しく己を罪するなり。人をさばく汝もみづから同じ事を行へばなり。@R { かかる事どもを行ふ者の死罪に當るべき神の定を知りながら、啻に自己これらの事を行ふのみならず、また人の之を行ふを可しとせり。AQ 無知・違約・無情・無慈悲なる者にして、P !讒言する者・謗る者・神に憎まるる者・侮る者・高ぶる者・誇る者・惡事を企つる者・父母に逆ふ者、O !即ちもろもろの不義・惡・慳貪・惡意にて滿つる者、また嫉妬・殺意・紛爭・詭計・惡念の溢るる者、N また神を心に存むるを善しとせざれば、神もその邪曲なる心の隨に爲まじき事をするに任せ給へり。7M i男もまた同じく女の順性の用を棄てて互に情慾を熾し、男と男と恥づることを行ひて、その迷に値すべき報を己が身に受けたり。L  之によりて神は彼らを恥づべき慾に付し給へり。即ち女は順性の用を易へて逆性の用となし、=K u彼らは神の眞を易へて虚僞となし、造物主を措きて造られたる物を拜し、且これに事ふ、造物主は永遠に讃むべき者なり、アァメン。~J wこの故に神は彼らを其の心の慾にまかせて、互にその身を辱しむる汚穢に付し給へり。~I w朽つることなき神の榮光を易へて、朽つべき人および禽獸・匍ふ物に似たる像となす。/H [自ら智しと稱へて愚となり、G 神を知りつつも尚これを神として崇めず、感謝せず、その念は虚しく、その愚なる心は暗くなれり。@F {それ神の見るべからざる永遠の能力と神性とは、造られたる物により世の創より悟りえて明かに見るべければ、彼ら言ひ遁るる術なし。~E wその故は、神につきて知り得べきことは彼らに顯著なればなり、神これを顯し給へり。D それ神の怒は、不義をもて眞理を阻む人の、もろもろの不虔と不義とに對ひて天より顯る。+C Q神の義はその福音のうちに顯れ、信仰より出でて信仰に進ましむ。録して『義人は信仰によりて生くべし』とある如し。%B E我は福音を恥とせず、この福音はユダヤ人を始めギリシヤ人にも、凡て信ずる者に救を得さする神の力たればなり。lA Sこの故に我はロマに在る汝らにも福音を宣傳へんことを頻りに願ふなり。c@ A我はギリシヤ人にも夷人にも、智き者にも愚なる者にも負債あり。v? g 兄弟よ、我ほかの異邦人の中より得しごとく、汝らの中よりも實を得んとて、屡次なんぢらに往かんとしたれど、今に至りてなほ妨げらる、此の事を汝らの知らざるを欲せず。l> S 即ち我なんぢらの中にありて、互の信仰により相共に慰められん爲なり。=   われ汝らを見んことを切に望むは、汝らの堅うせられん爲に靈の賜物を分け與へんとてなり。< - 如何にしてか御意に適ひ、いつか汝らに到るべき途を得んと、常に冀がふことを我がために證し給ふなり。{; q その御子の福音に於て我が靈をもて事ふる神は、わが絶えず祈のうちに汝らを覺え、: 9汝らの信仰、全世界に言ひ傳へられたれば、我まづ汝ら一同の爲にイエス・キリストによりて我が神に感謝す。v9 gわれ書をロマに在りて神に愛せられ、召されて聖徒となりたる凡ての者に贈る。願はくは我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。x8 k汝等もその中にあり、てイエス・キリストの有とならん爲に召されたるなり。――7 '我等その御名の爲にもろもろの國人を信仰に從順ならしめんとて、彼より恩惠と使徒の職とを受けたり。6 9潔き靈によれば、死人の復活により大能をもて神の子と定められ給へり、即ち我らの主イエス・キリストなり。A5 御子は肉によれば、ダビデの裔より生れ、4 この福音は神その預言者たちにより、聖書の中に預じめ御子に就きて約し給ひしものなり。3 キリスト・イエスの僕、召されて使徒となり、神の福音のために選び別たれたるパウロ――2w更に臆せずまた妨げられずして、神の國をのべ、主イエス・キリストの事を教へたり。1パウロは滿二年のあひだ、己が借り受けたる家に留り、その許にきたる凡ての者を迎へて、0[なし]p/Y然れば汝ら知れ、神のこの救は異邦人に遣されたり、彼らは之を聽くべし』b.=この民の心はにぶく、耳は聞くにものうく、目は閉ぢたればなり。これ目にて見、耳にて聞き、心にてさとり、ひるがへりて我に醫さるることなからん爲なり」-}「なんぢらこの民に往きて言へ、なんぢら聞きて聞けども悟らず、見て見れども認めず、M,互に相合はずして退かんとしたるに、パウロ一言を述べて言ふ『宜なるかな、聖靈は預言者イザヤによりて汝らの先祖たちに語り給へり。曰く、I+ パウロのいふ言を或者は信じ、或者は信ぜず。z*mここに日を定めて多くの人パウロの宿に來りたれば、パウロ朝より夕まで神の國のことを説明して證をなし、かつモーセの律法と預言者の書とを引きてイエスのことを勸めたり。)3ただ我らは汝の思ふところを聞かんと欲するなり。それは此の宗旨の到る處にて非難せらるるを知ればなり』G(かれら言ふ『われら汝につきてユダヤより書を受けず、また兄弟たちの中より來りて、汝の善からぬ事を告げたる者も、語りたる者もなし。&'Eこの故に我なんぢらに會ひ、かつ共に語らんことを願へり、我はイスラエルの懷く希望の爲にこの鎖に繋がれたり』&ユダヤ人さからひたれば、餘義なくカイザルに上訴せり。然れど我が國人を訴へんとせしにあらず。d%Aかれら我を審きて死に當ることなき故に、我を釋さんと思ひしに、9$k三日すぎてパウロ、ユダヤ人の重立ちたる者を呼び集む。その集りたる時これに言ふ『兄弟たちよ、我はわが民わが先祖たちの慣例に悖ることを一つも爲さざりしに、エルサレムより囚人となりて、ロマ人の手に付されたり。|#q我らロマに入りて後、パウロは己を守る一人の兵卒とともに別に住むことを許さる。M"かしこの兄弟たち我らの事をききて、アピオポロおよびトレスタベルネまで來りて我らを迎ふ。パウロこれを見て神に感謝し、その心勇みたり。!w此處にて兄弟たちに逢ひ、その勸によりて七日のあひだ留り、而して遂にロマに往く。 ! 此處より繞りてレギオンにいたり、一日を過ぎて南風ふき起りたれば、我ら二日めにポテオリに著き、3a シラクサにつきて三日とまり、 三月の後、われらはこの島に冬籠せしデオスクリの號あるアレキサンデリヤの船にて出で、jM 禮を厚くして我らを敬ひ、また船出の時には必要なる品々を贈りたり。^5 この事ありてより、島の病める人々みな來りて醫されたれば、'ポプリオの父、熱と痢病とに罹りて臥し居たれば、パウロその許にいたり、祈りかつ手を按きて醫せり。)Kこの處の邊に島司のもてる土地あり、島司の名はポプリオといふ。此の人われらを迎へて懇切に三日の間もてなせり。M人々は彼が腫れ出づるか、または忽ち倒れ死ぬるならんと候ふ。久しく窺ひたれど、聊かも害を受けぬを見て、思を變へて、此は神なりと言ふ。X)パウロ蛇を火のなかに振り落して何の害をも受けざりき。;o蛇のその手に懸りたるを土人ら見て互に言ふ『この人は必ず殺人者なるべし、海より救はれしも、天道はその生くるを容さぬなり』jMパウロ柴を束ねて火にくべたれば、熱によりて蝮いでて其の手につく。!土人ら一方ならぬ情を我らに表し、降りしきる雨と寒氣とのために、火を焚きて我ら一同を待遇せり。T #われら救はれて後、この島のマルタと稱ふるを知れり。 ,その他の者をば或は板あるひは船の碎片に乘らしむ。斯くしてみな上陸して救はるるを得たり。 9+百卒長パウロを救はんと欲して、その議るところを阻み、泳ぎうる者に命じ、海に跳び入りてまず上陸せしめ、mS*兵卒らは囚人の泳ぎて逃れ去らんことを恐れ、これを殺さんと議りしに、 9)然るに潮の流れあふ處にいたりて船を淺瀬に乘り上げたれば、舳膠著きて動かず、艫は浪の激しきに破れたり。(錨を斷ちて海に棄つるとともに、舵纜をゆるめ舳の帆を揚げて、風にまかせつつ砂濱さして進む。''夜明になりて、孰の土地かは知らねど、砂濱の入江を見出し、なし得べくば此處に船を寄せんと相議り、[ /&人々食し飽きてのち、穀物を海に投げ棄てて船を輕くせり。B %船に居る我らは凡て二百七十六人なりき。9 m$人々もみな心を安んじて食したり。| q#斯く言ひて後みづからパンを取り、一同の前にて神に謝し、擘きて食し始めたれば、 !"されば汝らに食せんことを勸む、これ汝らが救のためなり、汝らの頭髮一筋だに首より落つる事なし』/W!夜の明けんとする頃、パウロ凡ての人に食せんことを勸めて言ふ『なんぢら待ち待ちて食事せぬこと今日にて十四日なり。X) ここに兵卒ら小艇の綱を斷切りて、その流れゆくに任す。 パウロ、百卒長と兵卒らとに言ふ『この者ども若し船に留らずば、汝ら救はるること能はず』 然るに水夫ら船より逃れ去らんと欲し、舳より錨を曳きゆくに言寄せて小艇を海に下したれば、 ^e~H}}V||{{YzzyyOx'wwvvuttWssgrrMqppoo8nmmUll7kk>jjiihJhgff e=dd cc bb5aada `t__-^^]b\\5[[ZvYY.XXWWVUUUTT#SS4RiQQ PPJOOENMM_M LlKKJIIHMGGfFF3EEDCCIBBlAAI@@&??!>==s<;::999188Z777G655G4g33~22y11q1"000Y0 //8..--7,,W++%*T))z((*'G&&?%%M$$$+#""0!V W:V@&-tDGA? S  - = [|K]^IN 汝等のために甚く勞せしマリヤに安否を問へ。/MW又その家にある教會にも安否を問へ。又わが愛するエパネトに安否を問へ。彼はアジヤにて結べるキリストの初の實なり。 L9わが生命のために己の首をも惜まざりき。彼らに感謝するは、ただ我のみならず、異邦人の諸教會もまた然り。Kwプリスカとアクラとに安否を問へ、彼らはキリスト・イエスに在る我が同勞者にして、DJなんぢら主にありて聖徒たるに相應しく彼を容れ、何にても其の要する所を助けよ、彼は夙くより多くの人の保護者また我が保護者たり。`I ;我ケンクレヤの教會の執事なる我らの姉妹フィベを汝らに薦む。^H5!願はくは平和の神なんぢら衆と偕に在さんことを、アァメン。jGM かつ神の御意により、歡喜をもて汝等にいたり、共に安んぜん爲なり。Fこれユダヤにをる從はぬ者の中より我が救はれ、又エルサレムに對する我が務の聖徒の心に適ひ、SE兄弟よ、我らの主イエス・キリストにより、また御靈の愛によりて汝らに勸む、なんぢらの祈のうちに、我とともに力を盡して我がために神に祈れ。sD_われ汝らに到るときは、キリストの滿ち足れる祝福をもて到らんことを知る。yCkされば此の事を成し了へ、この果を付してのち、汝らを歴てイスパニヤに往かん。GB實に之を善しとせり、また聖徒に對して斯くする負債あり。異邦人もし彼らの靈の物に與りたらんには、肉の物をもて彼らに事ふべきなり。A'マケドニアとアカヤとの人々は、エルサレムに在る聖徒の貧しき者に幾許かの施與をするを善しとせり。U@#されど今、聖徒に事へん爲にエルサレムに往かんとす。?!イスパニヤに赴かんとき立寄りて汝らを見、ほぼ意に滿つるを得てのち汝らに送られんとを望むなり。>されど今は此の地方に働くべき處なく、且なんぢらに往かんことを多年切に望みゐたれば、a=;この故に、われ汝らに往かんとせしが、しばしば妨げられたり。<録して『未だ彼のことを傳へられざりし者は見、いまだ聞かざりし者は悟るべし』とあるが如し。#;?我は努めて他人の置ゑたる基礎のうへに建てじとて、未だキリストの御名の稱へられぬ所にのみ福音を宣傅へり。h:Iまた徴と不思議との能力、および聖靈の能力にて働き給ひし事のほかは敢へて語らず、エルサレムよりイルリコの地方に到るまで、徧くキリストの福音を充たせり。a9;我は、キリストの異邦人を服はせん爲に我を用ひて、言と業と、m8Sされば、われ神の事につきては、キリスト・イエスによりて誇る所あり。b7=即ち異邦人のためにキリスト・イエスの仕人となり、神の福音につきて祭司の職をなす。これ異邦人の聖靈によりて潔められ、御心に適ふ献物とならん爲なり。/6Wされど我なほ汝らに憶ひ出させん爲に、ここかしこ少しく憚らずして書きたる所あり、これ神の我に賜ひたる恩惠に因る。5わが兄弟よ、われは汝らが自ら善に滿ち、もろもろの知識に滿ちて互に訓戒し得ることを確く信ず。84i 願はくは希望の神、信仰より出づる凡ての喜悦と平安とを汝らに滿たしめ、聖靈の能力によりて希望を豐ならしめ給はんことを。3  又イザヤ言ふ『エツサイの萠薛生じ、異邦人を治むるもの興らん。異邦人は彼に望をおかん』v2e 又いはく『もろもろの國人よ、主を讃め奉れ、もろもろの民よ、主を稱へ奉れ』B1 また曰く『異邦人よ、主の民と共に喜べ』P0 また異邦人も憐憫によりて神を崇めんためなり。録して『この故に、われ異邦人の中にて汝を讃めたたへ、又なんぢの名を謳はん』とあるが如し。#/?われ言ふ、キリストは神の眞理のために割禮の役者となり給へり。これ先祖たちの蒙りし約束を堅うし給はん爲、.w此の故にキリスト汝らを容れ給ひしごとく、汝らも互に相容れて神の榮光を彰すべし。-これ汝らが心を一つにし口を一つにして、我らの主イエス・キリストの父なる神を崇めん爲なり。,-願はくは忍耐と慰安との神、なんぢらをしてキリスト・イエスに效ひ、互に思を同じうせしめ給はん事を。5+c夙くより録されたる所は、みな我らの教訓のために録ししものにして、聖書の忍耐と慰安とによりて希望を保たせんとてなり。*キリストだに己を喜ばせ給はざりき。録して『なんぢを謗る者の謗は我に及べり』とあるが如し。d)Aおのおの隣人の徳を建てん爲に、その益を圖りて之を喜ばすべし。c( Aわれら強き者はおのれを喜ばせずして、力なき者の弱を負ふべし。'w疑ひつつ食ふ者は罪せらる。これ信仰によらぬ故なり、凡て信仰によらぬ事は罪なり。&なんぢの有てる信仰を己みづから神の前に保て。善しとする所につきて自ら咎めなき者は幸福なり。v%e肉を食はず、葡萄酒を飮まず、その他なんぢの兄弟を躓かする事をせぬは善し。$3なんぢ食物のために神の御業を毀つな。凡ての物は潔し、されど之を食ひて人を躓かする者には惡とならん。^#5されば我ら平和のことと互に徳を建つる事とを追ひ求むべし。m"Sかくしてキリストに事ふる者は神に悦ばれ、人々に善しとせらるるなり。m!Sそれ神の國は飮食にあらず、義と平和と聖靈によれる歡喜とに在るなり。? y汝らの善きことの譏られぬようにせよ。;oもし食物によりて兄弟を憂ひしめば、汝は愛によりて歩まざるなり、キリストの代りて死に給ひし人を、汝の食物によりて亡すな。2]われ如何なる物も自ら潔からぬ事なきを主イエスに在りて知り、かつ確く信ず。ただ潔からずと思ふ人にのみ潔からぬなり。3 されば今より後、われら互に審くべからず、むしろ兄弟のまへに妨碍または躓物を置かぬように心を決めよ。F 我等おのおの神のまへに己の事を陳ぶべし。' 録して『主いひ給ふ、我は生くるなり、凡ての膝はわが前に屈み、凡ての舌は神を讃め稱へん』とあり。' なんぢ何ぞその兄弟を審くか、汝なんぞ其の兄弟を蔑するか、我等はみな神の審判の座の前に立つべし。w それキリストの死にて復生き給ひしは、死にたる者と生ける者との主とならん爲なり。'われら生くるも主のために生き、死ぬるも主のために死ぬ。然れば生くるも死ぬるも我らは主の有なり。a;我等のうち己のために生ける者なく、己のために死ぬる者なし。V%日を重んずる者は主のために之を重んず。食ふ者は主のために食ふ、これ神に感謝すればなり。食はぬ者も主のために食はず、かつ神に感謝するなり。-或人は此の日を彼の日に勝ると思ひ、或人は凡ての日を等しとおもふ、各人おのが心の中に確く定むべし。Gなんぢ如何なる者なれば、他人の僕を審くか、彼が立つも倒るるも其の主人に由れり。彼は必ず立てられん、主は能く之を立たせ給ふべし。食ふ者は食はぬ者を蔑すべからず、食はぬ者は食ふ者を審くべからず、神は彼を容れ給へばなり。a;或人は凡ての物を食ふを可しと信じ、弱き人はただ野菜を食ふ。Z /なんぢら信仰の弱き者を容れよ、その思ふところを詰るな。^5 ただ汝ら主イエス・キリストを衣よ、肉の慾のために備すな。w 晝のごとく正しく歩みて宴樂・醉酒に、淫樂・好色に、爭鬪・嫉妬に歩むべきに非ず。mS 夜ふけて日近づきぬ、然れば我ら暗黒の業をすてて光明の甲を著るべし。5 c なんぢら時を知る故に、いよいよ然なすべし。今は眠より覺むべき時なり。始めて信ぜし時よりも今は我らの救近ければなり。L  愛は隣を害はず、この故に愛は律法の完全なり。_ 7 それ『姦淫する勿れ、殺すなかれ、盜むなかれ、貪るなかれ』と云へるこの他なほ誡命ありとも『おのれの如く隣を愛すべし』といふ言の中にみな籠るなり。 w 汝等たがひに愛を負ふのほか何をも人に負ふな。人を愛する者は律法を全うするなり。J   汝等その負債をおのおのに償へ、貢を受くべき者に貢ををさめ、税を受くべき者に税ををさめ、畏るべき者をおそれ、尊ぶべき者をたふとべ。mS また之がために汝ら貢を納む、彼らは神の仕人にして此の職に勵むなり。gG 然れば服はざるべからず、啻に怒の爲のみならず、良心のためなり。M かれは汝を益せんための神の役者なり。然れど惡をなさば懼れよ、彼は徒らに劍をおびず、神の役者にして、惡をなす者に怒をもて報ゆるなり。2] 長たる者は善き業の懼にあらず、惡しき業の懼なり、なんぢ權威を懼れざらんとするか、善をなせ、然らば彼より譽を得ん。yk この故に權威にさからふ者は神の定に悖るなり、悖る者は自らその審判を招かん。 ! 凡ての人、上にある權威に服ふべし。そは神によらぬ權威なく、あらゆる權威は神によりて立てらる。F 惡に勝たるることなく、善をもて惡に勝て。! 『もし汝の仇飢ゑなば之に食はせ、渇かば之に飮ませよ、なんぢ斯するは熱き火を彼の頭に積むなり』5c 愛する者よ、自ら復讐すな、ただ神の怒に任せまつれ。録して『主いひ給ふ、復讐するは我にあり、我これに報いん』とあり。L 汝らの爲し得るかぎり力めて凡ての人と相和げ。^~5 惡をもて惡に報いず、凡ての人のまへに善からんことを圖り、}  相互に心を同じうし、高ぶりたる思をなさず、反つて卑きに附け。なんぢら己を聰しとすな。F| 喜ぶ者と共によろこび、泣く者と共になけ。I{  汝らを責むる者を祝し、これを祝して詛ふな。?zy 聖徒の缺乏を賑し、旅人を懇ろに待せ、?yy 望みて喜び、患難にたへ、祈を恆にし、Bx 勤めて怠らず、心を熱くし、主につかへ、Lw 兄弟の愛をもて互に愛しみ、禮儀をもて相讓り、Ov 愛には虚僞あらざれ、惡はにくみ、善はしたしみ、2u] 或は勸をなす者は勸をなし、施す者はをしみなく施し、治むる者は心を盡して治め、憐憫をなす者は喜びて憐憫をなすべし。Rt 或は務あらば務をなし、或は教をなす者は教をなし、,sQ われらが有てる賜物はおのおの與へられし恩惠によりて異なる故に、或は預言あらば信仰の量にしたがひて預言をなし、vre 我らも多くあれど、キリストに在りて一つ體にして、各人たがひに肢たるなり。mqS 人は一つ體におほくの肢あれども、凡ての肢その運用を同じうせぬ如く、\p1 われ與へられし恩惠によりて汝等おのおのに告ぐ、思ふべき所を超えて自己を高しとすな。神のおのおのに分ち給ひし信仰の量にしたがひ愼みて思ふべし。o3 又この世に效ふな、神の御意の善にして悦ぶべく、かつ全きことを辨へ知らんために、心を更へて新にせよ。@n { されば兄弟よ、われ神のもろもろの慈悲によりて汝らに勸む、己が身を神の悦びたまふ潔き活ける供物として献げよ、これ靈の祭なり。m' $これ凡ての物は神より出で、神によりて成り、神に歸すればなり、榮光とこしへに神にあれ。アァメン。Bl #たれか先づ主に與へて其の報を受けんや』Ok "『たれか主の心を知りし、誰かその議士となりし。yjk !ああ神の智慧と知識との富は深いかな、その審判は測り難く、その途は尋ね難し。jiM 神は凡ての人を憐まんために、凡ての人を不順の中に取籠め給ひたり。ghG 彼らも汝らの受くる憐憫によりて憐まれん爲に、今は從はざるなり。mgS 汝ら前には神に從はざりしが、今は彼らの不順によりて憐まれたる如く、G それ人は心に信じて義とせられ、口に言ひあらはして救はるるなり。/=W 即ち、なんぢ口にてイエスを主と言ひあらはし、心にて神の之を死人の中より甦へらせ給ひしことを信ぜば、救はるべし。&<E さらば何と言ふか『御言はなんぢに近し、なんぢの口にあり、汝の心にあり』と。これ我らが宣ぶる信仰の言なり。G; これキリストを引下さんとするなり『また「たれか底なき所に下らん」と言ふなかれ』と。是キリストを死人の中より引上げんとするなり。|:q されど信仰による義は斯くいふ『なんぢ心に「誰か天に昇らん」と言ふなかれ』と。m9S モーセは、律法による義をおこなふ人は之によりて生くべしと録したり。g8G キリストは凡て信ずる者の義とせられん爲に律法の終となり給へり。p7Y それは神の義を知らず、己の義を立てんとして、神の義に服はざればなり。|6q われ彼らが神のために熱心なることを證す、されど其の熱心は知識によらざるなり。i5 M 兄弟よ、わが心のねがひ、神に對する祈は、彼らの救はれんことなり。4- !録して『視よ、我つまづく石さまたぐる岩をシオンに置く、之に依頼む者は辱しめられじ』とあるが如し。3 何の故か、かれらは信仰によらず、行爲によりて追ひ求めたる故なり。彼らは躓く石に躓きたり。d2A イスラエルは義の律法を追ひ求めたれど、その律法に到らざりき。1} 然らば何をか言はん、義を追ひ求めざりし異邦人は義を得たり、即ち信仰による義なり。80i また『萬軍の主われらに裔を遺し給はずば、我等ソドムの如くになり、ゴモラと等しかりしならん』とイザヤの預言せしが如し。g/G 主、地の上に御言をなし了へ、これを遂げ、これを速かにし給はん』2.] イザヤもイスラエルに就きて叫べり『イスラエルの子孫の數は海の砂のごとくなりとも、救はるるはただ殘の者のみならん。- 「なんぢら我が民にあらず」と言ひし處にて、彼らは活ける神の子と呼ばるべし』と宣へる如し。 , ホゼヤの書に『我わが民たらざる者を我が民と呼び、愛せられざる者を愛せらるる者と呼ばん、+ この憐憫の器は我等にして、ユダヤ人の中よりのみならず、異邦人の中よりも召し給ひしものなり。*' また光榮のために預じめ備へ給ひし憐憫の器に對ひて、その榮光の富を示さんとし給ひしならば如何に。)' もし神、怒をあらはし權力を示さんと思しつつも、なほ大なる寛容をもて、滅亡に備れる怒の器を忍び、( 陶工は同じ土塊をもて、此を貴きに用ふる器とし、彼を賤しきに用ふる器とするの權なからんや。2'] ああ人よ、なんぢ誰なれば神に言ひ逆ふか、造られしもの造りたる者に對ひて『なんぢ何ぞ我を斯く造りし』と言ふべきか。&  さらば汝あるいは我に言はん『神なんぞなほ人を咎め給ふか、誰かその御定に悖る者あらん』% されば神はその憐まんと欲する者を憐み、その頑固にせんと欲する者を頑固にし給ふなり。J$  パロにつきて聖書に言ひ給ふ『わが汝を起したるは此の爲なり、即ち我が能力を汝によりて顯し、且わが名の全世界に傳へられん爲なり』と。v#e されば欲する者にも由らず、走る者にも由らず、ただ憐みたまふ神に由るなり。" モーセに言ひ給ふ『われ憐まんとする者をあはれみ、慈悲を施さんとする者に慈悲を施すべし』と。X!) さらば何をか言はん、神には不義あるか。決して然らず。X ) 『われヤコブを愛しエザウを憎めり』と録されたる如し。s_ 行爲によらで召す者によらん爲に『兄は次弟に事ふべし』とレベカに宣へり。gG その子いまだ生れず、善も惡もなさぬ間に、神の選の御旨は動かず、gG 然のみならず、レベカも我らの先祖イサク一人によりて孕りたる時、} 約束の御言は是なり、曰く『時ふたたび巡り來らば、我きたりてサラに男子あらん』と。yk 即ち肉の子らは神の子らにあらず、ただ約束の子等のみ其の裔と認めらるるなり。/W また彼等はアブラハムの裔なればとて皆その子たるに非ず『イサクより出づる者は、なんぢの裔と稱へらるべし』とあり。|q それ神の言は廢りたるに非ず。イスラエルより出づる者みなイスラエルなるに非ず。J  先祖たちも彼等のものなり、肉によれば、キリストも彼等より出で給ひたり。キリストは萬物の上にあり、永遠に讃むべき神なり、アァメン。V% 彼等はイスラエル人にして、彼らには神の子とせられたることと、榮光と、もろもろの契約と、授けられたる律法と、禮拜と、もろもろの約束とあり。' もし我が兄弟わが骨肉の爲にならんには、我みづから詛はれてキリストに棄てらるるも亦ねがふ所なり。w 我に大なる憂あることと心に絶えざる痛あることとを、我が良心も聖靈によりて證す。E  我キリストに在りて眞をいひ虚僞を言はず、5c'高きも深きも、此の他の造られたるものも、我らの主キリスト・イエスにある神の愛より、我らを離れしむるを得ざることを。 &われ確く信ず、死も生命も、御使も、權威ある者も、今ある者も後あらん者も、力ある者も、w%されど凡てこれらの事の中にありても、我らを愛したまふ者に頼り、勝ち得て餘あり。$録して『汝のために我らは、終日ころされて屠らるべき羊の如きものとせられたり』とあるが如し。!#我等をキリストの愛より離れしむる者は誰ぞ、患難か、苦難か、迫害か、飢か、裸か、危險か、劍か。3"誰か之を罪に定めん、死にて甦へり給ひしキリスト・イエスは神の右に在して、我らの爲に執成し給ふなり。U #!誰か神の選び給へる者を訴へん、神は之を義とし給ふ。 ! 己の御子を惜まずして我ら衆のために付し給ひし者は、などか之にそへて萬物を我らに賜はざらんや。 }然れば此等の事につきて何をか言はん、神もし我らの味方ならば、誰か我らに敵せんや。  又その預じめ定めたる者を召し、召したる者を義とし、義としたる者には光榮を得させ給ふ。5 c神は預じめ知りたまふ者を御子の像に象らせんと預じめ定め給へり。これ多くの兄弟のうちに、御子を嫡子たらせんが爲なり。-神を愛する者、すなはち御旨によりて召されたる者の爲には、凡てのこと相働きて益となるを我らは知る。#?また人の心を極めたまふ者は御靈の念をも知りたまふ。御靈は神の御意に適ひて聖徒のために執成し給へばなり。;o斯くのごとく御靈も我らの弱を助けたまふ。我らは如何に祈るべきかを知らざれども、御靈みづから言ひ難き歎をもて執成し給ふ。[/我等もし其の見ぬところを望まば、忍耐をもて之を待たん。我らは望によりて救はれたり、眼に見ゆる望は望にあらず、人その見るところを爭でなほ望まんや。8i然のみならず、御靈の初の實をもつ我らも自ら心のうちに嘆きて、子とせられんこと、即ちおのが軆の贖はれんことを待つなり。|q我らは知る、すべて造られたるものの今に至るまで共に嘆き、ともに苦しむことを。'然れどなほ造られたる者にも滅亡の僕たる状より解かれて、神の子たちの光榮の自由に入る望は存れり。造られたるものの虚無に服せしは、己が願によるにあらず、服せしめ給ひし者によるなり。dAそれ造られたる者は、切に慕ひて神の子たちの現れんことを待つ。|~qわれ思うに、今の時の苦難は、われらの上に顯れんとする榮光にくらぶるに足らず。V}%もし子たらば世嗣たらん、神の嗣子にしてキリストと共に世嗣たるなり。これはキリストとともに榮光を受けん爲に、その苦難をも共に受くるに因る。^|5御靈みづから我らの靈とともに我らが神の子たることを證す。8{i汝らは再び懼を懷くために僕たる靈を受けしにあらず、子とせられたる者の靈を受けたり、之によりて我らはアバ父と呼ぶなり。Ozすべて神の御靈に導かるる者は、これ神の子なり。|yq 汝等もし肉に從ひて活きなば、死なん。もし靈によりて體の行爲を殺さば活くべし。x されば兄弟よ、われらは負債あれど、肉に負ふ者ならねば、肉に從ひて活くべきにあらず。$wA 若しイエスを死人の中より甦へらせ給ひし者の御靈なんぢらの中に宿り給はば、キリスト・イエスを死人の中より甦へらせ給ひし者は、汝らの中に宿りたまふ御靈によりて、汝らの死ぬべき體をも活し給はん。 v 若しキリスト汝らに在さば、體は罪によりて死にたる者なれど、靈は義によりて生命に在らん。;uo 然れど神の御靈なんぢらの中に宿り給はば、汝らは肉に居らで靈に居らん、キリストの御靈なき者はキリストに屬する者にあらず。Ltまた肉に居る者は神を悦ばすこと能はざるなり。jsM肉の念は神に逆ふ、それは神の律法に服はず、否したがふこと能はず、Lr肉の念は死なり、靈の念は生命なり、平安なり。jqM肉にしたがふ者は肉の事をおもひ、靈にしたがふ者は靈の事をおもふ。sp_これ肉に從はず靈に從ひて歩む我らの中に、律法の義の完うせられん爲なり。Go肉によりて弱くなれる律法の成し能はぬ所を神は爲し給へり、即ち己の子を罪ある肉の形にて罪のために遣し、肉に於て罪を定めたまへり。nキリスト・イエスに在る生命の御靈の法は、なんじを罪と死との法より解放したればなり。fm Gこの故に今やキリスト・イエスに在る者は罪の定めらるることなし。5lc我らの主イエス・キリストに頼りて神に感謝す、然れば我みづから心にては神の律法につかへ、内にては罪の法に事ふるなり。ak;噫われ惱める人なるかな、此の死の體より我を救はん者は誰ぞ。j'わが肢體のうちに他の法ありて、我が心の法と戰ひ、我を肢體の中にある罪の法の下に虜とするを見る。 &~~a}}f||F{{zyyLxwwawvkvWvtt^srrqq pp$oon5mml_kkYjiiGhhgSgfbeeddUccbbzaa<``\__<^w]]&\[[@ZYY:XWWnVUU=TTiSSvRRQPPP-OO4NNMM`LLIKKJJVIsH]GFEE+DD?CC(BQAA@@;??>>3==uされど人みな此の知識あるにあらず、或人は今もなほ偶像に慣れ、偶像の献物として食する故に、その良心よわくして汚さるるなり。e C我らには父なる唯一の神あるのみ、萬物これより出で、我らも亦これに歸す。また唯一の主イエス・キリストあるのみ、萬物これに由り、我らも亦これに由れり。 w神と稱ふるもの、或は天に或は地にありて、多くの神、おほくの主あるが如くなれど、 3偶像の供物を食ふことに就きては、我ら偶像の世になき者なるを知り、また唯一の神の外には神なきを知る。X )されど人もし神を愛せば、その人、神に知られたるなり。d Aもし人みづから知れりと思はば、知るべき程の事をも知らぬなり。 偶像の供物に就きては我等みな知識あることを知る。知識は人を誇らしめ、愛は徳を建つ。 (然れど我が意見にては、その儘に止らば殊に幸福なり。我もまた神の御靈に感じたりと思ふ。2]'妻は夫の生ける間は繋がるるなり。然れど夫もし死なば、欲するままに嫁ぐ自由を得べし、また主にある者にのみ適くべし。|q&されば其の娘を嫁がする者の行爲は善し。されど之を嫁がせぬ者の行爲は更に善し。Y+%されど人もし其の心を堅くし、止むを得ざる事もなく、又おのが心の隨になすを得て、その娘を留め置かんと心のうちに定めたらば、然するは善きなり。wg$人もし處女たる己が娘に對すること宣しきに適はずと思ひ、年の頃もまた過ぎんとし、かつ然せざるを得ずば、心のままに行ふべし。これ罪を犯すにあらず、婚姻せさすべし。P#わが之を言ふは汝らを益せん爲にして、汝らに絆を置かんとするにあらず、寧ろ汝らを宣しきに適はせ、餘念なく只管、主に事へしめんとてなり。J "婚姻せぬ女と處女とは身も靈も潔くならんために主のことを慮ぱかり、婚姻せし者は如何にしてその夫を喜ばせんと世のことを慮ぱかるなり。ve!婚姻せし者は如何にして妻を喜ばせんと、世のことを慮ぱかりて心を分つなり。3 わが欲する所は汝らが思ひ煩はざらん事なり。婚姻せぬ者は如何にして主を喜ばせんと主のことを慮ぱかり、y~k世を用ふる者は用ひ盡さぬが如くすべし。此の世の状態は過ぎ往くべければなり。m}S泣く者は泣かぬが如く、喜ぶ者は喜ばぬが如く、買ふ者は有たぬが如く、|}兄弟よ、われ之を言はん、時は縮れり。されば此よりのち妻を有てる者は有たぬが如く、b{=たとひ妻を娶るとも罪を犯すにはあらず。處女もし嫁ぐとも罪を犯すにあらず。然れどかかる者はその身、苦難に遭はん、我なんぢらを苦難に遭はすに忍びず。z}なんぢ妻に繋がるる者なるか、釋くことを求むな。妻に繋がれぬ者なるか、妻を求むな。jyMわれ思ふに、目前の患難のためには、人その在るが隨にて止るぞ善き。 x9處女のことに就きては主の命を受けず、然れど主の憐憫によりて忠實の者となりたれば、我が意見を告ぐべし。^w5兄弟よ、おのおの召されし時の状に止りて神と偕に居るべし。Uv#汝らは價をもて買はれたる者なり。人の奴隷となるな。)uK召されて主にある奴隷は、主につける自主の人なり。斯くのごとく自主にして召されたる者は、キリストの奴隷なり。twなんぢ奴隷にて召されたるか、之を思ひ煩ふな(もし釋さるることを得ばゆるされよ)Hu 此の世の淫行の者、または貪欲のもの、奪ふ者、または偶像を拜む者と更に交るなと言ふにあらず(もし然せば世を離れざるを得ず)OG われ前の書にて淫行の者と交るなと書き贈りしは、,FQされば我らは舊きパン種を用ひず、また惡と邪曲とのパン種を用ひず、眞實と眞との種なしパンを用ひて祭を行ふべし。YE+なんぢら新しき團塊とならんために舊きパン種を取り除け、汝らはパン種なき者なればなり。夫われらの過越の羔羊すなはちキリスト既に屠られ給へり、vDe汝らの誇は善からず。少しのパン種の、粉の團塊をみな膨れしむるを知らぬか。C'斯くのごとき者をサタンに付さんとす、是その肉は亡されて、其の靈は主イエスの日に救はれん爲なり。Bすなはち汝ら及び我が靈の、我らの主イエスの能力をもて偕に集らんとき、主イエスの名によりて、A'われ身は汝らを離れ居れども、心は偕に在りて其處に居るごとく、かかる事を行ひし者を既に審きたり。@斯くてもなほ汝ら誇ることをなし、かかる行爲をなしし者の除かれんことを願ひて悲しまざるか。7? i現に聞く所によれば、汝らの中に淫行ありと、而してその淫行は異邦人の中にもなき程にして、或人その父の妻を有てりと云ふ。s>_汝ら何を欲するか、われ笞をもて到らんか、愛と柔和の心とをもて到らんか。B=神の國は言にあらず、能力にあればなり。< されど主の御意ならば速かに汝等にいたり、誇る者の言にはあらで、その能力を知らんとす。F;わが汝らに到ること無しとして誇る者あり。k:O之がために主にありて忠實なる我が愛子テモテを汝らに遣せり。彼は我がキリストにありて行ふところ、即ち常に各地の教會に教ふる所を、汝らに思ひ出さしむべし。O9この故に汝らに勸む、我に效ふ者とならんことを。S8汝等にはキリストに於ける守役一萬ありとも、父は多くあることなし。そはキリスト・イエスに在りて福音により汝らを生みたるは、我なればなり。|7qわが斯く書すは汝らを辱しめんとにあらず、我が愛する子として訓戒せんためなり。6! 譏らるるときは勸をなせり。我らは今に至るまで世の塵芥のごとく、萬の物の垢のごとくせられたり。g5G 手づから働きて勞し、罵らるるときは祝し、責めらるるときは忍び、4w 今の時にいたるまで我らは飢ゑ、渇き、また裸となり、また打たれ、定れる住家なく、>3u 我らはキリストのために愚なる者となり、汝らはキリストに在りて慧き者となれり。我等は弱く汝らは強し、汝らは尊く我らは卑し。e2C 我おもふ、神は使徒たる我らを死に定められし者のごとく、後の者として見せ給へり。實に我らは宇宙のもの、即ち御使にも、衆人にも、觀物にせられたるなり。J1 なんぢら既に飽き、既に富めり、我らを差措きて王となれり。われ實に汝らが王たらんことを願ふ、われらも共に王たることを得んが爲なり。50c汝をして人と異ならしむる者は誰ぞ、なんぢの有てる物に何か受けぬ物あるか。もし受けしならば、何ぞ受けぬごとく誇るか。/兄弟よ、われ汝等のために此等のことを我とアポロとの上に當てて言へり。これ汝らが『録されたる所を踰ゆまじき』を我らの事によりて學び、この人をあげ、かの人を貶して誇らざらん爲なり。_.7然れば主の來り給ふまでは時に先だちて審判すな。主は暗にある隱れたる事を明かにし、心の謀計をあらはし給はん。その時おのおの神より其の譽を得べし。 -9我みづから責むべき所あるを覺えねど、之に由りて義とせらるる事なければなり。我を審きたまふ者は主なり。,我は汝らに審かれ、或は人の審判によりて審かるることを最小き事とし、また自らも己を審かず。B+さて家司に求むべきは忠實ならん事なり。u* e人よろしく我らをキリストの役者また神の奧義を掌どる家司のごとく思ふべし。L)汝等はキリストの有、キリストは神のものなり。D(或はパウロ、或はアポロ、或はケパ、或は世界、あるひは生、あるひは死、あるひは現在のもの、或は未來のもの、皆なんぢらの有なり。X')さらば誰も人を誇とすな、萬の物は汝らの有なればなり。X&)また『主は智者の念の虚しきを知り給ふ』とあるが如し。% そは此の世の智慧は神の前に愚なればなり。録して『彼は智者をその惡巧によりて捕へ給ふ』$誰も自ら欺くな。汝等のうち此の世にて自ら智しと思ふ者は、智くならんために愚なる者となれ。#}人もし神の宮を毀たば神かれを毀ち給はん。それ神の宮は聖なり、汝らも亦かくの如し。p"Y汝ら知らずや、汝らは神の宮にして、神の御靈なんぢらの中に住み給ふを。v!eもし其の工燒けなば損すべし。然れど己は火より脱れ出づる如くして救はれん。? yその建つる所の工、もし保たば値を得、2] 各人の工は顯るべし。かの日これを明かにせん、かの日は火をもつて顯れ、その火おのおのの工の如何を驗すべければなり。dA 人もし此の基の上に金・銀・寳石・木・草・藁をもつて建てなば、w 既に置きたる基のほかは誰も据うること能はず、この基は即ちイエス・キリストなり。kO 我は神の賜ひたる恩惠に隨ひて、熟錬なる建築師のごとく基を据ゑたり、而して他の人その上に建つるなり。然れど如何にして建つべきか、おのおの心して爲すべし、jM 我らは神と共に働く者なり。汝らは神の畠なり、また神の建築物なり。}種うる者も、水灌ぐ者も歸する所は一つなれど、各自おのが勞に隨ひて其の値を得べし。veされば種うる者も、水灌ぐ者も數ふるに足らず、ただ尊きは育てたまふ神なり。X)我は植ゑ、アポロは水灌げり、されど育てたるは神なり。/Wアポロは何者ぞ、パウロは何者ぞ、彼等はおのおの主の賜ふところに隨ひ、汝らをして信ぜしめたる役者に過ぎざるなり。 9或者は『われパウロに屬す』といひ、或者は『われアポロに屬す』と言ふ、これ世の人の如くなるにあらずや。V%今もなほ食ふこと能はず、今もなほ肉に屬する者なればなり。汝らの中に嫉妬と紛爭とあるは、これ肉に屬する者にして世の人の如くに歩むならずや。 われ汝らに乳のみ飮ませて堅き食物を與へざりき。汝等そのとき食ふこと能はざりし故なり。@ {兄弟よ、われ靈に屬する者に對する如く汝らに語ること能はず、反つて肉に屬するもの、即ちキリストに在る幼兒に對する如く語れり。yk誰か主の心を知りて主を教ふる者あらんや。然れど我らはキリストの心を有てり。|qされど靈に屬する者は、すべての事をわきまふ、而して己は人に辨へらるる事なし。_7性來のままなる人は神の御靈のことを受けず、彼には愚なる者と見ゆればなり。また之を悟ること能はず、御靈のことは靈によりて辨ふべき者なるが故なり。 9 又われら之を語るに人の智慧の教ふる言を用ひず、御靈の教ふる言を用ふ、即ち靈の事に靈の言を當つるなり。' 我らの受けし靈は世の靈にあらず、神より出づる靈なり、是われらに神の賜ひしものを知らんためなり。& E それ人のことは己が中にある靈のほかに誰か知る人あらん、斯くのごとく神のことは神の御靈のほかに知る者なし。 3 されど我らには神これを御靈によりて顯し給へり。御靈はすべての事を究め、神の深き所まで究むればなり。G  録して『神のおのれを愛する者のために備へ給ひし事は、眼いまだ見ず、耳いまだ聞かず、人の心いまだ思はざりし所なり』と有るが如し。 }この世の司には之を知る者なかりき、もし知らば榮光の主を十字架に釘けざりしならん。A {我らは奧義を解きて神の智慧を語る、即ち隱れたる智慧にして、神われらの光榮のために、世の創の先より預じめ定め給ひしものなり。5cされど我らは成人したる者の中にて智慧を語る。これ此の世の智慧にあらず、又この世の廢らんとする司たちの智慧にあらず、dAこれ汝らの信仰の、人の智慧によらず、神の能力に頼らん爲なり。wわが談話も、宣教も、智慧の美しき言によらずして、御靈と能力との證明によりたり。[/我なんぢらと偕に居りし時に、弱くかつ懼れ、甚く戰けり。/Wイエス・キリスト及びその十字架に釘けられ給ひし事のほかは、汝らの中にありて何をも知るまじと心を定めたればなり。 兄弟よ、われ曩に汝らに到りしとき、神の證を傳ふるに言と智慧との優れたるを用ひざりき。i Mこれ『誇る者は主に頼りて誇るべし』と録されたる如くならん爲なり。 3汝らは神に頼りてキリスト・イエスに在り、彼は神に立てられて我らの智慧と義と聖と救贖とになり給へり。A これ神の前に人の誇る事なからん爲なり。  有る者を亡さんとて世の卑しきもの、輕んぜらるる者、すなわち無きが如き者を選び給へり。~  されど神は智き者を辱しめんとて世の愚なる者を選び、強き者を辱しめんとて弱き者を選び、} 3兄弟よ、召を蒙れる汝らを見よ、肉によれる智き者おほからず、能力ある者おほからず、貴きもの多からず。W| )神の愚は人よりも智く、神の弱は人よりも強ければなり。{ 召されたる者にはユダヤ人にもギリシヤ人にも、神の能力また神の智慧たるキリストなり。z 9されど我らは十字架に釘けられ給ひしキリストを宣傳ふ。これはユダヤ人に躓物となり、異邦人に愚となれど、Ky ユダヤ人は徴を請ひ、ギリシヤ人は智慧を求む。7x i世は己の智慧をもて神を知らず(これ神の智慧に適へるなり)この故に神は宣教の愚をもて、信ずる者を救ふを善しとし給へり。4w c智者いづこにか在る、學者いづこにか在る、この世の論者いづこにか在る、神は世の智慧をして愚ならしめ給へるにあらずや。~v w録して、『われ智者の智慧をほろぼし、慧き者のさときを空しうせん』とあればなり。ou Yそれ十字架の言は亡ぶる者には愚なれど、救はるる我らには神の能力なり。|t sそはキリストの我を遣し給へるはバプテスマを施させん爲にあらず、福音を宣傳へしめんとてなり。而して言の智慧をもつてせず、是キリストの十字架の虚しくならざらん爲なり。s 3またステパノの家族にバプテスマを施しし事あり、此の他には我バプテスマを施しし事ありや知らざるなり。or Y是わが名に頼りて汝らがバプテスマを受けしと人の言ふ事なからん爲なり。q 我は感謝す、クリスポとガイオとの他には、我なんぢらの中の一人にもバプテスマを施さざりしを。4p c キリストは分たるる者ならんや、パウロは汝らの爲に十字架につけられしや、汝らパウロの名に頼りてバプテスマを受けしや。"o ? 即ち汝等おのおの『我はパウロに屬す』『われはアポロに』『我はケパに』『我はキリストに』と言ふこれなり。un e わが兄弟よ、クロエの家の者、なんぢらの中に紛爭あることを我に知らせたり。[m 1 兄弟よ、我らの主イエス・キリストの名に頼りて汝らに勸む、おのおの語るところを同じうし、分爭する事なく、同じ心おなじ念にて全く一つになるべし。l } 汝らを召して其の子われらの主イエス・キリストの交際に入らしめ給ふ神は眞實なる哉。k  彼は汝らを終まで堅うして、我らの主イエス・キリストの日に責むべき所なからしめ給はん。j  斯く汝らは凡ての賜物に缺くる所なくして、我らの主イエス・キリストの現れ給ふを待てり。Wi )これキリストの證なんぢらの中に堅うせられたるに因る。{h q汝らはキリストに在りて、諸般のこと即ち凡ての言と凡ての悟とに富みたればなり。~g wわれ汝らがキリスト・イエスに在りて神より賜はりし恩惠に就きて、常に神に感謝す。 f 願はくは我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。Ge  書をコリントに在る神の教會、即ちいづれの處にありても、我らの主、ただに我等のみならず彼らの主なるイエス・キリストの名を呼び求むる者とともに、聖徒となるべき召を蒙り、キリスト・イエスに在りて潔められたる汝らに贈る。zd q神の御意により召されてイエス・キリストの使徒となれるパウロ及び兄弟ソステネ、c}唯一の智き神に、榮光世々限りなくイエス・キリストに由りて在らんことを、アァメン。-bS今顯れて、永遠の神の命にしたがひ、預言者たちの書によりて信仰の從順を得しめん爲に、もろもろの國人に示されたる奧義の默示に循へる我が福音と、イエス・キリストを宣ぶる事とによりて、汝らを堅うし得る、?ay願はくは長き世のあひだ隱れたれども、`[なし]_!我と全教會との家主ガイオ汝らに安否を問ふ。町の庫司エラストと兄弟クワルトと汝らに安否を問ふ。[^/この書を書ける我テルテオも主にありて汝らに安否を問ふ。v]eわが同勞者テモテ及び我が同族ルキオ、ヤソン、ソシパテロ汝らに安否を問ふ。/\W平和の神は速かにサタンを汝らの足の下に碎き給ふべし。願はくは我らの主イエスの恩惠、なんぢらと偕に在らんことを。;[o汝らの從順は凡ての人に聞えたれば、我なんぢらの爲に喜べり。而して我が欲する所は、汝らが善に智く、惡に疏からんことなり。)ZKかかる者は我らの主キリストに事へず、反つて己が腹に事へ、また甘き言と媚諂とをもて質朴なる人の心を欺くなり。#Y?兄弟よ、われ汝らに勸む、おほよそ汝らの學びし教に背きて分離を生じ、顛躓をおこす者に心して之に遠ざかれ。pXY潔き接吻をもて互に安否を問へ。キリストの諸教會みな汝らに安否を問ふ。W'ピロロゴ及びユリヤ、ネレオ及びその姉妹、またオルンパ及び彼らと偕に在る凡ての聖徒に安否を問へ。V!アスンクリト、フレゴン、ヘルメス、パトロバ、ヘルマス及び彼らと偕に在る兄弟たちに安否を問へ。|Uq 主に在りて選ばれたるルポスと其の母とに安否を問へ、彼の母は我にもまた母なり。T3 主に在りて勞せしツルパナとツルポサとに安否を問へ。主に在りて甚く勞せし愛するペルシスに安否を問へ。vSe わが同族ヘロデオンに安否を問へ。ナルキソの家なる主に在る者に安否を問へ。Rw キリストに在りて錬達せるアペレに安否を問へ。アリストブロの家の者に安否を問へ。sQ_ キリストにある我らの同勞者ウルパノと我が愛するスタキスとに安否を問へ。LP主にありて我が愛するアンプリヤに安否を問へ。VO%我とともに囚人たりし我が同族アンデロニコとユニアスとに安否を問へ、彼らは使徒たちの中に名聲あり、かつ我に先だちてキリストに歸せし者なり。 k~O}l||({~zzFyy,xxwwwvuugttnts rrVqqppounnmmmVlllkjj`iihhsgg4ffeeddTcccbbaa``*__P^]]U\\[rZZZ YY8XXKWW)VUU`U-TT\SSyRRFQPPPOONN~N?MMILKKJJIIAHHKGFFiFEE[DDiDCCBAzA@y@?>==5<<';;:::P99B88.77655F433g2211:00M0//..)--L,,++v***L))\) ('&&A%%N$\##v#!"w!!! }o6\i d|`4y , m r +mtQ\jMわが愛はキリスト・イエスに在りて汝等すべての者とともに在るなり。U#願はくは主イエスの恩惠なんぢらと偕にあらんことを。X)もし人、主を愛せずば詛はるべし、我らの主きたり給ふ。?y我パウロ自筆をもて汝らに安否を問ふ。veすべての兄弟なんぢらに安否を問ふ。なんぢら潔き接吻をもて互に安否を問へ。&Eアジヤの諸教會なんぢらに安否を問ふ。アクラとプリスカ及びその家の教會、主に在りて懇ろに汝らに安否を問ふ。gG彼らは我が心と汝らの心とを安んじたり、斯くのどとき者を認めよ。 我ステパナとポルトナトとアカイコとの來るを喜ぶ。かれらは汝らの居らぬを補ひたればなり。ykわれ汝らに勸む、斯くのごとき人々また凡て之とともに働きて勞する者に服せよ。3兄弟よ、ステパナの家はアカヤの初穗にして、彼らが身を委ねて聖徒に事へたることは、汝らの知る所なり。-U一切のこと愛をもて行へ。R  目を覺し、堅く信仰に立ち、雄々しく、かつ剛かれ。V % 兄弟アポロに就きては、我かれに兄弟たちと共に汝らに到らんことを懇ろに勸めたりしが、今は往くことを更に欲せず、されど好き機を得ば往くべし。) K されば誰も之を卑しむることなく、安らかに送りて我が許に來らしめよ、我かれが兄弟たちと共に來るを待てるなり。  テモテもし到らば、愼みて汝等のうちに懼なく居らしめよ、彼は我と同じく主の業を務むる者なり。m S そは活動のために大なる門わが前にひらけ、また逆ふ者も多ければなり。?yわれ五旬節まではエペソに留らんとす。我は今なんぢらを途の次に見ることを欲せず、主ゆるし給はば、暫く汝らと偕に留らんことを望む。!かくて汝らの中に留りゐて、或は冬を過すこともあらん、是わが何處に往くも汝らに送られん爲なり。s_我マケドニヤを通らんとすれば、マケドニヤを過ぎて後に汝らの許にゆかん。Rもし我も往くべきならば、彼らは我と共に往くべし。!われ到らば、汝らが選ぶところの人々に添書をあたへ、汝らの惠む物をエルサレムに携へ往かしめん。;o一週の首の日ごとに、各人その得る所にしたがひて己が家に貯へ置け、これ我が到らんとき始めて寄附を集むる事なからん爲なり。 聖徒たちの爲にする寄附の事に就きては、汝らも我がガラテヤの諸教會に命ぜしごとくせよ。>u:然れば我が愛する兄弟よ、確くして搖くことなく、常に勵みて主の事を務めよ、汝等その勞の、主にありて空しからぬを知ればなり。yk9されど感謝すべきかな、神は我らの主イエス・キリストによりて勝を與へたまふ。<~s8死の刺は罪なり、罪の力は律法なり。m}S7『死よ、なんぢの勝は何處にかある。死よ、なんぢの刺は何處にかある』8|i6此の朽つるものは朽ちぬものを著、この死ぬる者は死なぬものを著んとき『死は勝に呑まれたり』と録されたる言は成就すべし。{w5そは此の朽つる者は朽ちぬものを著、この死ぬる者は死なぬものを著るべければなり。z-4終のラッパの鳴らん時みな忽ち瞬間に化せん。ラッパ鳴りて死人は朽ちぬ者に甦へり、我らは化するなり。ay;3視よ、われ汝らに奧義を告げん、我らは悉とく眠るにはあらず、x!2兄弟よ、われ之を言はん、血肉は神の國を嗣ぐこと能はず、朽つるものは朽ちぬものを嗣ぐことなし。mwS1我ら土に屬する者の形を有てるごとく、天に屬する者の形をも有つべし。v'0この土に屬する者に、すべて土に屬する者は似、この天に屬する者に、すべて天に屬する者は似るなり。juM/第一の人は地より出でて土に屬し、第二の人は天より出でたる者なり。mtS.靈のものは前にあらず、反つて血氣のもの前にありて靈のもの後にあり。s3-録して、始の人アダムは、活ける者となれるとあるが如し。而して終のアダムは、生命を與ふる靈となれり。rw,血氣の體にて播かれ、靈の體に甦へらせられん。血氣の體ある如く、また靈の體あり。q!+卑しき物にて播かれ、光榮あるものに甦へらせられ、弱きものにて播かれ、強きものに甦へらせられ、|pq*死人の復活もまた斯くのごとし。朽つる物にて播かれ、朽ちぬものに甦へらせられ、voe)日の光榮あり、月の光榮あり、星の光榮あり、此の星は彼の星と光榮を異にす。pnY(天上の體あり、地上の體あり、されど天上の物の光榮は地上の物と異なり。|mq'凡ての肉、おなじ肉にあらず、人の肉あり、獸の肉あり、鳥の肉あり、魚の肉あり。sl_&然るに神は御意に隨ひて之に體を予へ、おのおのの種にその體を予へたまふ。 k%又その播く所のものは後に成るべき體を播くにあらず、麥にても他の穀にても、ただ種粒のみ。Xj)$愚なる者よ、なんぢの播く所のもの先づ死なずば生きず。i#されど人あるひは言はん、死人いかにして甦へるべきか、如何なる體をもて來るべきかと。)hK"なんぢら醒めて正しうせよ、罪を犯すな。汝等のうちに神を知らぬ者あり、我が斯く言ふは汝等を辱しめんとてなり。Ug#!なんぢら欺かるな、惡しき交際は善き風儀を害ふなり。bf= 我がエペソにて獸と鬪ひしこと、若し人のごとき思にて爲ししならば、何の益あらんや。死人もし甦へる事なくば『我等いざ飮食せん、明日死ぬべければなり』#e?兄弟よ、われらの主イエス・キリストに在りて、汝等につき我が有てる誇によりて誓ひ、我は日々に死すと言ふ。Bdまた我らが何時も危険を冒すは何の爲ぞ。Mcもし復活なくば、死人の爲にバプテスマを受くるもの何をなすか、死人の甦へること全くなくば、死人のためにバプテスマを受くるは何の爲ぞ。>bu萬の物かれに服ふときは、子も亦みづから萬の物を己に服はせ給ひし者に服はん。これ神は萬の物に於て萬の事となり給はん爲なり。Va%『神は萬の物を彼の足の下に服はせ給ひ』たればなり。萬の物を彼に服はせたりと宣ふときは、萬の物を服はせ給ひし者のその中になきこと明かなり。6`g最後の敵なる死もまた亡されん。j_M彼は凡ての敵をその足の下に置き給ふまで、王たらざるを得ざるなり。^3次には終きたらん、その時キリストは、もろもろの權能・權威・權力を亡して國を父なる神に付し給ふべし。]!而して各人その順序に隨ふ。まづ初穗なるキリスト、次はその來り給ふときキリストに屬する者なり。y\k凡ての人、アダムに由りて死ぬるごとく、凡ての人、キリストに由りて生くべし。j[Mそれ人によりて死の來りし如く、死人の復活もまた人に由りて來れり。vZe然れど正しくキリストは死人の中より甦へり、眠りたる者の初穗となり給へり。&YE我等この世にあり、キリストに頼りて空しき望みを懷くに過ぎずば、我らは凡ての人の中にて最も憫むべき者なり。RX然ればキリストに在りて眠りたる者も亡びしならん。|Wq若しキリスト甦へり給はざりしならば、汝らの信仰は空しく、汝等なほ罪に居らん。dVAもし死人の甦へる事なくば、キリストも甦へり給はざりしならん。nUUかつ我らは神の僞證人と認められん。我ら神はキリストを甦へらせ給へりと證したればなり。もし死人の甦へることなくば、神はキリストを甦へらせ給はざりしならん。T もしキリスト甦へり給はざりしならば、我らの宣教も空しく、汝らの信仰もまた空しからん、dSA もし死人の復活なくば、キリストもまた甦へり給はざりしならん。 R9 キリストは死人の中より甦へり給へりと宣傳ふるに、汝等のうちに、死人の復活なしと云ふ者のあるは何ぞや。Q' されば我にもせよ、彼等にもせよ、宣傳ふる所はかくの如くにして、汝らは斯くのごとく信じたるなり。}Ps 然るに我が今の如くなるは、神の恩惠に由るなり。斯くてその賜はりし御惠は空しくならずして、凡ての使徒よりも我は多く働けり。これ我にあらず、我と偕にある神の恩惠なり。O  我は神の教會を迫害したれば、使徒と稱へらるるに足らぬ者にて、使徒のうち最小き者なり。LN最終には月足らぬ者のごとき我にも現れ給へり。IM 次にヤコブに現れ、次にすべての使徒に現れ、 L9次に五百人以上の兄弟に同時にあらはれ給へり。その中には既に眠りたる者もあれど、多くは今なほ世にあり。LKケパに現れ、後に十二弟子に現れ給ひし事なり。FJまた葬られ、聖書に應じて三日めに甦へり、Iわが第一に汝らに傳へしは、我が受けし所にして、キリスト聖書に應じて我らの罪のために死に、H}なんぢら徒らに信ぜずして、我が傳へしままを堅く守らば、この福音に由りて救はれん。 G 兄弟よ、曩にわが傳へし福音を更に復なんぢらに示す。汝らは之を受け、之に頼りて立ちたり。OF(凡ての事、宣しきに適ひ、かつ秩序を守りて行へ。mES'されば我が兄弟よ、預言することを慕ひ、また異言を語ることを禁ずな。s また預言者の靈は預言者に制せらる。 =汝らは皆すべての人に學ばせ勸を受けしめんために、一人一人預言することを得べければなり。[</もし坐しをる、他のもの默示を蒙らば、先のもの默すべし。d;A預言者は二人もしくは三人かたり、その他の者はこれを辨ふべし。s:_もし釋く者なき時は、教會にては默し、而して己に語り、また神に語るべし。|9qもし異言を語る者あらば、二人、多くとも三人、順次に語りて一人これを釋くべし。M8兄弟よ、さらば如何にすべきか、汝らの集る時はおのおの聖歌あり、教あり、默示あり、異言あり、釋く能力あり、みな徳を建てん爲にすべし。7wその心の秘密あらはるる故に、伏して神を拜し『神は實に汝らの中に在す』と言はん。,6Q然れど若しみな預言せば、不信者または凡人の入りきたるとき、會衆のために自ら責められ、會衆のために是非せられ、)5Kもし全教會一處に集れる時、みな異言にて語らば、凡人または不信者いり來らんに、汝らを狂へる者と言はざらんや。4されば異言は、信者の爲ならで不信者のための徴なり。預言は、不信者の爲ならで信者のためなり。83i律法に録して『主、宣はく、他し言の民により、他し國人の口唇をもて此の民に語らん、然れど尚かれらは我に聽かじ』とあり。2}兄弟よ、智慧に於ては子供となるな、惡に於ては幼兒となり、智慧に於ては成人となれ。/1W然れど我は教會にて異言をもて一萬言を語るよりも、寧ろ人を教へんために我が心をもて五言を語らんことを欲するなり。[0/我なんぢら衆の者よりも多く異言を語ることを神に感謝す。^/5なんぢの感謝はよし、然れど、その人の徳を建つることなし。/.W汝もし然せずば、靈をもて祝するとき、凡人は汝の語ることを知らねば、その感謝に對し如何にしてアァメンと言はんや。-3然らば如何にすべきか、我は靈をもて祈り、また心をもて祈らん。我は靈をもて謳ひ、また心をもて謳はん。j,M我もし異言をもて祈らば、我が靈は祈るなれど、我が心は果を結ばず。X+) この故に異言を語る者は自ら釋き得んことをも祈るべし。 * 然らば汝らも靈の賜物を慕ふ者なれば、教會の徳を建つる目的にて賜物の豐ならん事を求めよ。 ) 我もし國語の意義を知らずば、語る者に對して夷人となり、語る者も我に對して夷人とならん、[(/ 世には國語の類おほかれど、一つとして意義あらぬはなし。/'W 斯くのごとく汝らも舌をもて明かなる言を出さずば、いかで語るところの何たるを知らん、これ汝等ただ空氣に語るのみ。X&)ラッパ若し定りなき音を出さば、誰か戰鬪の備をなさん。2%]生命なくして聲を出すもの、或は笛、あるいは立琴、その音もし差別なくば、爭で吹くところ彈くところの何たるを知らん。G$然らば兄弟よ、我もし汝らに到りて異言をかたり、或は默示、あるいは知識、あるいは預言、あるいは教をもて語らずば、何の益かあらん。h#Iわれ汝等がみな異言を語らんことを欲すれど、殊に欲するは預言せん事なり。異言を語る者、もし釋きて教會の徳を建つるにあらずば、預言する者のかた勝るなり。^"5異言を語る者は己の徳を建て、預言する者は教會の徳を建つ。s!_されど預言する者は人に語りて其の徳を建て、勸をなし、慰安を與ふるなり。 3異言を語る者は人に語るにあらずして神に語るなり。そは靈にて奧義を語るとも、誰も悟る者なければなり。] 5愛を追ひ求めよ、また靈の賜物、ことに預言する能力を慕へ。  げに信仰と希望と愛と此の三つの者は限りなく存らん、而して其のうち最も大なるは愛なり。wg 今われらは鏡をもて見るごとく見るところ朧なり。然れど、かの時には顏を對せて相見ん。今わが知るところ全からず、然れど、かの時には我が知られたる如く全く知るべし。D われ童子の時は語ることも童子のごとく、思ふことも童子の如く、論ずる事も童子の如くなりしが、人と成りては童子のことを棄てたり。B 全き者の來らん時は全からぬもの廢らん。X) それ我らの知るところ全からず、我らの預言も全からず。w 愛は長久までも絶ゆることなし。然れど預言は廢れ、異言は止み、知識もまた廢らん。mS 凡そ事忍び、おほよそ事信じ、おほよそ事望み、おほよそ事耐ふるなり。I  不義を喜ばずして、眞理の喜ぶところを喜び、^5 非禮を行はず、己の利を求めず、憤ほらず、人の惡を念はず、^5 愛は寛容にして慈悲あり。愛は妬まず、愛は誇らず、驕らず、  たとひ我わが財産をことごとく施し、又わが體を燒かるる爲に付すとも、愛なくば我に益なし。D 假令われ預言する能力あり、又すべての奧義と凡ての知識とに達し、また山を移すほどの大なる信仰ありとも、愛なくば數ふるに足らず。  たとひ我もろもろの國人の言および御使の言を語るとも、愛なくば鳴る鐘や響く鐃鈸の如し。a; なんぢら優れたる賜物を慕へ、而して我さらに善き道を示さん。 みな病を醫す賜物を有てる者ならんや、みな異言を語る者ならんや、みな異言を釋く者ならんや。 是みな使徒ならんや、みな預言者ならんや、みな教師ならんや、みな異能ある業を行ふ者ならんや。S 神は第一に使徒、第二に預言者、第三に教師、その次に異能ある業、次に病を醫す賜物、補助をなす者、治むる者、異言などを教會に置きたまへり。L  乃ち汝らはキリストの體にして各自その肢なり。 - もし一つの肢苦しまば、もろもろの肢ともに苦しみ、一つの肢尊ばれなば、もろもろの肢ともに喜ぶなり。a ; これ體のうちに分爭なく、肢々一致して互に相顧みんためなり。  美しき所には、物を纏ふの要なし。神は劣れる所に殊に尊榮を加へて、人の體を調和したまへり。5 c 體のうちにて尊からずと思はるる所に、物を纏ひて殊に之を尊ぶ。斯く我らの美しからぬ所は、一層すぐれて美しくすれども、^5 否、からだの中にて最も弱しと見ゆる肢は、反つて必要なり。 眼は手に對ひて『われ汝を要せず』と言ひ、頭は足に對ひて『われ汝を要せず』と言ふこと能はず。<s げに肢は多くあれど、體は一つなり。9m 若しみな一肢ならば、體は何れか。R げに神は御意のままに肢をおのおの體に置き給へり。} もし全身、眼ならば、聽くところ何れか。もし全身、聽く所ならば、臭ぐところ何れか。 耳もし『それは眼にあらぬ故に體に屬せず』と云ふとも、之によりて體に屬せぬにあらず。} 足もし『我は手にあらぬ故に體に屬せず』と云ふとも、之によりて體に屬せぬにあらず。I  體は一肢より成らず、多くの肢より成るなり。P 我らはユダヤ人・ギリシヤ人・奴隷・自主の別なく、一體とならん爲に、みな一つ御靈にてバプテスマを受けたり。而してみな一つ御靈を飮めり。~w 體は一つにして肢は多し、體の肢は多くとも一つの體なるが如く、キリストも亦然り。} 凡て此等のことは同じ一つの御靈の活動にして、御靈その心に隨ひて各人に分け與へたまふなり。|3 或人は異能ある業、ある人は預言、ある人は靈を辨へ、或人は異言を言ひ、或人は異言を釋く能力を賜はる。m{S 或人は同じ御靈によりて信仰、ある人は一つ御靈によりて病を醫す賜物、pzY 或人は御靈によりて智慧の言を賜はり、或人は同じ御靈によりて知識の言、^y5 御靈の顯現をおのおのに賜ひたるは、益を得させんためなり。mxS 活動は殊なれども、凡ての人のうちに凡ての活動を爲したまふ神は同じ。0w[ 務は殊なれども、主は同じ。6vg 賜物は殊なれども、御靈は同じ。nuU 然れば我なんぢらに示さん、神の御靈に感じて語る者は、誰も『イエスは詛はるべき者なり』と言はず、また聖靈に感ぜざれば、誰も『イエスは主なり』と言ふ能はず。t- なんぢら異邦人なりしとき、誘はるるままに物を言はぬ偶像のもとに導き往かれしは、汝らの知る所なり。]s 5 兄弟よ、靈の賜物に就きては、我なんぢらが知らぬを好まず。>ru "もし飢うる者あらば、汝らの集會の審判を招くこと無からん爲に、己が家にて食すべし。その他のことは我いたらん時これを定めん。aq; !この故に、わが兄弟よ、食せんとて集るときは互に待ち合せよ。p されど審かるる事のあるは、我らを世の人とともに罪に定めじとて、主の懲しめ給ふなり。Lo 我等もし自ら己を辨へなば審かるる事なからん。nw この故に汝等のうちに弱きもの病めるもの多くあり、また眠に就きたる者も少からず。ymk 御體を辨へずして飮食する者は、その飮食によりて自ら審判を招くべければなり。^l5 人みづから省みて後、そのパンを食し、その酒杯を飮むべし。k  されば宣しきに適はずして主のパンを食し、主の酒杯を飮む者は、主の體と血とを犯すなり。j 汝等このパンを食し、この酒杯を飮むごとに、主の死を示して其の來りたまふ時にまで及ぶなり。>iu 夕餐ののち酒杯をも前の如くして言ひたまふ『この酒杯は我が血によれる新しき契約なり。飮むごとに我が記念として之をおこなへ』 h 祝して之を擘き、而して言ひ給ふ『これは汝等のための我が體なり。我が記念として之を行へ』g  わが汝らに傳へしことは主より授けられたるなり。即ち主イエス付され給ふ夜、パンを取り、Vf% 汝ら飮食すべき家なきか、神の教會を輕んじ、また乏しき者を辱しめんとするか、我なにを言ふべきか、汝らを譽むべきか、之に就きては譽めぬなり。e 食する時おのおの人に先だちて己の晩餐を食するにより、饑うる者あり、醉ひ飽ける者あればなり。Xd) なんぢら一處に集るとき、主の晩餐を食すること能はず。|cq それは汝等のうちに是とせらるべき者の現れんために黨派も必ず起るべければなり。ab; 先づ汝らが教會に集るとき分爭ありと聞く、われ略これを信ず。aw 我これらの事を命じて汝らを譽めず。汝らの集ること益を受けずして損を招けばなり。`w 假令これを坑辯ふ者ありとも、斯くのごとき例は我らにも神の諸教會にもある事なし。_} 女もし長き髮の毛あらばその光榮なるを。それ女の髮の毛は被物として賜はりたるなり。v^e なんぢら自然に知るにあらずや、男もし長き髮の毛あらば恥づべきことにして、m]S 汝等みづから判斷せよ、女の物を被らずして神に祈るは宣しき事なるか。\w 女の男より出でしごとく、男は女によりて出づ。而して萬物はみな神より出づるなり。j[M されど主に在りては、女は男に由らざるなく、男は女に由らざるなし。aZ; この故に女は御使たちの故によりて頭に權の徽を戴くべきなり。dYA 男は女のために造られずして、女は男のために造られたればなり。BX 男は女より出でずして、女は男より出で、Ww 男は神の像、神の榮光なれば、頭に物を被るべきにあらず、されど女は男の光榮なり。V! 女もし物を被らずば、髮をも剪るべし。されど髮を剪り或は薙ることを女の恥とせば、物を被るべし。U3 すべて女は祈をなし、預言をなすとき、頭に物を被らぬは其の頭を辱しむるなり。これ薙髮と異なる事なし。vTe すべて男は祈をなし、預言をなすとき、頭に物を被るは其の頭を辱しむるなり。)SK されど我なんぢらが之を知らんことを願ふ。凡ての男の頭はキリストなり、女の頭は男なり、キリストの頭は神なり。R 汝らは凡ての事につきて我を憶え、且わが傳へし所をそのまま守るに因りて、我なんぢらを譽む。]Q 5 我がキリストに效ふ者なる如く、なんぢら我に效ふ者となれ。/PW !我も凡ての事を凡ての人の心に適ふやうに力め、人々の救はれんために、己の益を求めずして多くの人の益を求むるなり。dOA ユダヤ人にもギリシヤ人にも、また、神の教會にも躓物となるな。pNY さらば食ふにも飮むにも何事をなすにも、凡て神の榮光を顯すやうにせよ。Mw もし感謝して食する事をせば、何ぞわが感謝する所のものに就きて譏らるる事をせん。#L? 良心とは汝の良心にあらず、かの人の良心を言ふなり。何ぞわが自由を他の人の良心によりて審かるる事をせん。|Kq 人もし此は犧牲にせし肉なりと言はば、告げし者のため、また良心のために食すな。J' もし不信者に招かれて往かんとせば、凡て汝らの前に置く物を、良心のために何をも問はずして食せよ。II  そは地と之に滿つる物とは主の物なればなり。dHA すべて市場にて賣る物は、良心のために何をも問はずして食せよ。OG 各人おのが益を求むることなく、人の益を求めよ。AF{ 一切のもの可からざるなし、然れど一切のもの益あるにあらず、一切のもの可からざるなし、されど、一切のもの徳を建つるにあらず。gEG われら主の妬を惹起さんとするか、我らは主よりも強き者ならんや。D- なんぢら主の酒杯と惡鬼の酒杯とを兼ね飮むこと能はず。主の食卓と惡鬼の食卓とに兼ね與ること能はず。&CE 否、我は言ふ、異邦人の供ふる物は神に供ふるにあらず、惡鬼に供ふるなりと。我なんぢらが惡鬼と交るを欲せず。B さらば我が言ふところは何ぞ、偶像の供物はあるものと言ふか、また、偶像はあるものと言ふか。gAG 肉によるイスラエルを視よ、供物を食ふ者は祭壇に與るにあらずや。v@e パンは一つなれば、多くの我らも一體なり、皆ともに一つのパンに與るに因る。>?u 我らが祝ふところの祝の酒杯は、これキリストの血に與るにあらずや。我らが擘く所のパンは、これキリストの體に與るにあらずや。^>5 され慧き者に言ふごとく言はん、我が言ふところを判斷せよ。R= さらば我が愛する者よ、偶像を拜することを避けよ。 < 汝らが遭ひし試煉は人の常ならぬはなし。神は眞實なれば、汝らを耐へ忍ぶこと能はぬほどの試煉に遭はせ給はず。汝らが試煉を耐へ忍ぶことを得んために之と共に遁るべき道を備へ給はん。O; さらば自ら立てりと思ふ者は倒れぬやうに心せよ。:  彼らが遭へる此等のことは鑑となれり、かつ末の世に遭へる我らの訓戒のために録されたり。j9M 又かれらの中の或者に效ひて呟くな、呟きしもの亡す者に亡されたり。8} また彼等のうちの或者に效ひて我ら主を試むべからず、主を試みしもの蛇に亡されたり、7 又かれらの中の或者に效ひて我ら姦淫すべからず、姦淫を行ひしもの一日に二萬三千人死にたり。6' 彼らの中の或者に效ひて偶像を拜する者となるな、即ち『民は坐して飮食し立ちて戯る』と録されたり。m5S 此等のことは我らの鑑にして、彼らが貪りし如く惡を貪らざらん爲なり。d4A 然れど彼らのうち多くは神の御意に適はず、荒野にて亡されたり。 39 みな同じく靈なる飮物を飮めり。これ彼らに隨ひし靈なる岩より飮みたるなり、その岩は即ちキリストなりき。<2s 而して皆おなじく靈なる食物を食し、U1# みな雲と海とにてバプテスマを受けてモーセにつけり。0  兄弟よ、我なんぢらが之を知らぬを好まず。即ち我らの先祖はみな雲の下にあり、みな海をとほり、/} わが體を打ち擲きて之を服從せしむ。恐らくは他人に宣傳へて自ら棄てらるる事あらん。|.q 斯く我が走るは目標なきが如きにあらず、我が拳鬪するは空を撃つが如きにあらず。5-c すべて勝を爭ふ者は何事をも節し愼む、彼らは朽つる冠冕を得んが爲なれど、我らは朽ちぬ冠冕を得んがために之をなすなり。&,E なんぢら知らぬか、馳場を走る者はみな走れども、褒美を得る者の、ただ一人なるを。汝らも得んために斯く走れ。j+M われ福音のために凡ての事をなす、これ我も共に福音に與らん爲なり。S* 弱き者には弱き者となれり、これ弱き者を得んためなり。我すべての人には凡ての人の状に從へり、これ如何にもして幾許かの人を救はんためなり。_)7 律法なき者には――われ神に向ひて律法なきにあらず、反つてキリストの律法の下にあれど――律法なき者の如くなれり、これ律法なき者を得んがためなり。() 我ユダヤ人にはユダヤ人の如くなれり、これユダヤ人を得んが爲なり。律法の下にある者には――律法の下に我はあらねど――律法の下にある者の如くなれり。これ律法の下にある者を得んが爲なり。' われ凡ての人に對して自主の者なれど、更に多くの人を得んために、自ら凡ての人の奴隷となれり。 .%~~}H|{{2zhyy=xwwIvv.umttCsRrr%qq:ppLonmmllPkkjj\ii]hhg`ff eddXcc5bjb1aaN``q__ ^^C]]2\\"[[&ZYYXXKWW"VV UsTTPSS!RiQQPPdOOO>NNMbLLKtJIIjHHGZFF5EE9DDCCkBB*AnA@@'??>=_<<';::9m877@6~644382^1110s///-.--;,C+]**^)) ((3''+&x%%$##J"!!6 z-?n-VZh#:B ? " ? ; ]=v1.Rm ユダヤ人より四十に一つ足らぬ鞭を受けしこと五度、l 彼らキリストの役者なるか、われ狂へる如く言ふ、我はなほ勝れり。わが勞は更におほく、獄に入れられしこと更に多く、鞭うたれしこと更に夥だしく、死に瀕みたりしこと屡次なりき。 k9 彼らヘブル人なるか、我も然り、彼らイスラエル人なるか、我も然り、彼らアブラハムの裔なるか、我も然り。&jE われ恥ぢて言ふ、我らは弱き者の如くなりき。されど人の雄々しき所は我もまた雄々し、われ愚にも斯く言ふなり。i' 人もし汝らを奴隷とすとも、食ひ盡すとも、掠めとるとも、驕るとも、顏を打つとも、汝らは之を忍ぶ。Lh 汝らは智き者なれば喜びて愚なる者を忍ぶなり。Ig  多くの人、肉によりて誇れば、我も誇るべし。sf_ 今いふ所は主によりて言ふにあらず、愚なる者として大膽に誇りて言ふなり。2e] われ復いはん、誰も我を愚と思ふな。もし然おもふとも、少しく誇る機を我にも得させん爲に、愚なる者として受け容れよ。d} その役者らが義の役者のごとく扮ふは大事にはあらず、彼等の終局はその業に適ふべし。Xc) これ珍しき事にあらず、サタンも己を光の御使に扮へば、b} かくの如きは僞使徒また詭計の勞動人にして、己をキリストの使徒に扮へる者どもなり。5ac 我わが行ふ所をなほ行はん、これ機會をうかがふ者の機會を斷ち、彼等をしてその誇る所につき我らの如くならしめん爲なり。U`# これ何故ぞ、汝らを愛せぬに因るか、神は知りたまふ。_} 我に在るキリストの誠實によりて言ふ、我この誇をアカヤの地方にて阻まるる事あらじ。^y 又なんぢらの中に在りて乏しかりしとき、誰をも煩はさず、マケドニヤより來りし兄弟たち我が窮乏を補へり。斯く凡ての事に汝らを煩はすまじと愼みたるが、此の後もなほ愼まん。^]5 我は他の教會より奪ひ取り、その俸給をもて汝らに事へたり。\w われ汝らを高うせんために自己を卑うし、價なくして神の福音を傳へたるは罪なりや。p[Y われ言に拙けれども知識には然らず、凡ての事にて全く之を汝らに顯せり。IZ  我は何事にもかの大使徒たちに劣らずと思ふ。kYO もし人きたりて我らの未だ宣べざる他のイエスを宣ぶる時、また汝らが未だ受けざる他の靈を受け、未だ受け容れざる他の福音を受くるときは、汝ら能く之を忍ばん。8Xi されど我が恐るるは、蛇の惡巧によりてエバの惑されし如く、汝らの心害はれてキリストに對する眞心と貞操とを失はん事なり。/WW われ神の熱心をもて汝らを慕ふ、われ汝らを潔き處女として一人の夫なるキリストに献げんとて、之に許嫁したればなり。ZV / 願はくは汝等わが少しの愚を忍ばんことを。請ふ我を忍べ。mUS そは是とせらるるは己を譽むる者にあらず、主の譽め給ふ者なればなり。3Ta 誇る者は主によりて誇るべし。 S これ他の人の範圍に既に備りたるものを誇らず、汝らを踰えて外の處に福音を宣傳へん爲なり。JR  我らは己が範圍を踰えて他の人の勞を誇らず、唯なんぢらの信仰の彌増すにより、我らの範圍に循ひて汝らのうちに更に大ならんことを望む。Q' 汝らに及ばぬ者のごとく範圍を踰えて身を延すに非ず、キリストの福音を傳へて汝らにまで到れるなり。P- 我らは範圍を踰えて誇らず、神の我らに分ち賜ひたる範圍にしたがひて誇らん。その範圍は汝らに及べり。2O] 我らは己を譽むる人と敢へて竝び、また較ぶる事をせず、彼らは己によりて己を度り、己をもて己に較ぶれば智なき者なり。N 斯くのごとき人は思ふべし。我らが離れをる時おくる書の言のごとく、逢ふときの行爲も亦然るを。yMk 彼らは言ふ『その書は重くかつ強し、その逢ふときの容貌は弱く、言は鄙し』と。E 播く人に種と食するパンとを與ふる者は、汝らにも種をあたへ、且これを殖し、また汝らの義の果を増し給ふべし。y=k 録して『彼は散して貧しき者に與へたり。その正義は永遠に存らん』とある如し。G< 神は汝等をして常に凡ての物に足らざることなく、凡ての善き業に溢れしめんために、凡ての恩惠を溢るるばかり與ふることを得給ふなり。#;? おのおの吝むことなく、強ひてすることなく、その心に定めし如くせよ。神は喜びて與ふる人を愛し給へばなり。X:) それ少く播く者は少く刈り、多く播く者は多く刈るべし。n9U この故に兄弟たちを勸めて、先づ汝らに往かしめ、曩に汝らが約束したる慈惠を、吝むが如くせずして、惠む心よりせん爲に預じめ調へしむるは、必要のことと思へり。88i もしマケドニヤ人われと共に來りて汝らの準備なきを見ば、汝らは言ふに及ばず、我らも確信せしによりて恐らくは恥を受けん。87i されどわれ兄弟たちを遣すは、我が言ひしごとく汝らに準備をなさしめ、之につきて我らの誇りし事の空しくならざらん爲なり。}6s 我なんぢらの志望あるを知ればなり。その志望につき汝らの事をマケドニヤ人に誇りて、アカヤは既に一年前に準備をなせりと云へり。かくて汝らの熱心は多くの人を勵ましたり。T5 # 聖徒に施すことに就きては汝らに書きおくるに及ばず、4wされば汝らの愛と我らが汝らに就きて誇れる事との證を、諸教會の前にて彼らに顯せ。M3テトスのことを言へば、我が友なり、汝らに對して我が同勞者なり。この兄弟たちの事をいへば、彼らは諸教會の使なり、キリストの榮光なり。t2aまた一人の兄弟を彼らと共につかはす、我らは多くの事につきて屡次かれの熱心なるを認めたり。而して今は彼が汝らを深く信ずるに因りて、その熱心の更に加はるを認む。g1Gそは主の前のみならず、人の前にも善からんことを慮ぱかりてなり。v0e彼を遣すは、此の大なる醵金を掌どるに、人に咎めらるる事を避けんためなり。//W主の榮光と我らの志望とを顯さんがために、掌どれる此の慈惠に就きて、諸教會より我らの道伴として選ばれたる者なり。. 我等また彼とともに一人の兄弟を遣す。この人は福音をもて諸教會のうちに譽を得たる上に、y-k彼はただに勸を容れしのみならず、甚だ熱心にして、自ら進んで汝らに往くなり。[,/汝らに對する同じ熱心をテトスの心にも賜へる神に感謝す。 +録して『多く集めし者にも餘る所なく、少く集めし者にも足らざる所なかりき』とあるが如し。G*すなはち今なんぢらの餘るところは彼らの足らざるを補ひ、後また彼らの餘る所は汝らの足らざるを補ひて、均しくなるに至らんためなり。p)Y これ他の人を安くして汝らを苦しめんとにあらず、均しくせんとするなり。( 人もし志望あらば、其の有たぬ所に由るにあらず、其の有つ所に由りて嘉納せらるるなり。s'_ 今これを成し遂げよ、汝らが心より願ひしごとく、所有に應じて成し遂げよ。b&= 施濟のことに就きて我ただ意見を述ぶ、これは汝らの益なり。汝らは此の事をただに一年前より人に先だちて行ひしのみならず、又これを願い始めし事なれば、t%a 汝らは我らの主イエス・キリストの恩惠を知る。即ち富める者にて在したれど、汝等のために貧しき者となり給へり。これ汝らが彼の貧窮によりて富める者とならん爲なり。$!われ斯く言ふは汝らに命ずるにあらず、ただ他の人の奮勵によりて、汝らの愛の眞實を試みん爲なり。;#o汝等もろもろの事、すなはち信仰に、言に、知識に、凡ての奮勵に、また我らに對する愛に富めるごとく、此の慈惠にも富むべし。"'されば我らはテトスが前に此の慈惠のことを汝らの中に始めたれば、又これを成就せんことを勸めたり。y!k我らの望のほかに先づ己を主にささげ、神の御意によりて我らにも身を委ねたり。  :m:4われ證す、彼らは聖徒に事ふることに與る惠を切に我らに請ひ求め、みづから進みて、力に應じ、否これに過ぎて施濟をなせり。3即ち患難の大なる試練のうちに彼らの喜悦あふれ、又その甚だしき貧窮は吝みなく施す富の溢るるに至れり。i M兄弟よ、我らマケドニヤの諸教會に賜ひたる神の恩惠を汝らに知らす。Fわれ凡ての事に汝らに就きて心強きを喜ぶ。彼は汝等みな從順にして畏れ戰き、己を迎へしことを思ひ出して、心を汝らに寄すること増々深し。V%われ曩に彼の前に汝らに就きて誇りたれど恥づることなし、我らが汝らに語りし事のみな誠實なりし如く、テトスの前に誇りし事もまた誠實となれり。J  この故に我らは慰安を得たり。慰安を得たる上にテトスの喜悦によりて更に喜べり。そは彼の心なんぢら一同によりて安んぜられたればなり。q[ されば前に書を汝らに書き贈りしも、不義をなしたる人の爲にあらず、また不義を受けたり人の爲にあらず、我らに對する汝らの奮勵の、神の前にて汝らに顯れん爲なり。   視よ、汝らが神に從ひて憂ひしことは、如何ばかりの奮勵・辯明・憤激・恐懼・愛慕・熱心・罪を責むる心などを汝らの中に生じたりしかを。汝等かの事に就きては全く潔きことを表せり。s_ それ神にしたがふ憂は、悔なきの救を得るの悔改を生じ、世の憂は死を生ず。>u わが喜ぶは汝らの憂ひしが故にあらず、憂ひて悔改に至りし故なり。汝らは神に從ひて憂ひたれば、我等より聊かも損を受けざりき。)Kわれ書をもて汝らを憂ひしめたれども悔いず、その書の汝らを暫く憂ひしめしを見て、前には悔いたれども今は喜ぶ。 唯その來るに因りてのみならず、彼が汝らによりて得たる慰安をもて慰め給へり。即ち汝らの我を慕ふこと、歎くこと、我に對して熱心なることを我らに告ぐるによりて、我ますます喜べり。mS然れど哀なる者を慰むる神は、テトスの來るによりて我らを慰め給へり。,Qマケドニヤに到りしとき、我らの身はなほ聊かも平安を得ずして、樣々の患難に遭ひ、外には分爭、内には恐懼ありき。8i我なんぢらを信ずること大なり、また汝等をもて誇とすること大なり、我は慰安にみち、凡ての患難の中にも喜悦あふるるなり。5cわが斯く言ふは、汝らを咎めんとにあらず、そは我が既に言へる如く、汝らは我らの心にありて、共に死に共に生くればなり。我らを受け容れよ、われら誰にも不義をなしし事なく、誰をも害ひし事なく、誰をも掠めし事なし。+  Qされば愛する者よ、我らかかる約束を得たれば、肉と靈との汚穢より全く己を潔め、神を畏れてその清潔を成就すべし。 われ汝らの父となり、汝等わが息子むすめとならん」と、全能の主いひ給ふ』とあるなり。2 ]この故に『主いひ給ふ、「汝等かれらの中より出で、之を離れ、穢れたる者に觸るなかれ」と。「さらば我なんぢらを受け、 y神の宮と偶像と何の一致かあらん、我らは活ける神の宮なり、即ち神の言ひ給ひしが如し。曰く『われ彼らの中に住み、また歩まん。我かれらの神となり、彼等わが民とならん』と。s _キリストとベリアルと何の調和かあらん、信者と不信者と何の關係かあらん。!不信者と軛を同じうすな、釣合はぬなり、義と不義と何の干與かあらん、光と暗と何の交際かあらん。jM 汝らも心を廣くして我に報をせよ。(我わが子に對する如く言ふなり)jM 汝らの狹くせらるるは我らに因るにあらず、反つて己が心に因るなり。jM コリント人よ、我らの口は汝らに向ひて開け、我らの心は廣くなれり。8i 憂ふる者の如くなれども常に喜び、貧しき者の如くなれども多くの人を富ませ、何も有たぬ者の如くなれども凡ての物を有てり。>u 人に知られぬ者の如くなれども人に知られ、死なんとする者の如くなれども、視よ、生ける者、懲さるる者の如くなれども殺されず、|qまた光榮と恥辱と惡名と美名とによりて表す。我らは人を惑す者の如くなれども眞、U#眞の言と神の能力と左右に持ちたる義の武器とにより、Rまた廉潔と知識と寛容と仁慈と聖靈と虚僞なき愛と、打たるるにも、獄に入るにも、騷擾にも、勞動にも、眠らぬにも、斷食にも、大なる忍耐を用ひ、 ~反つて凡ての事において神の役者のごとく己をあらはす、即ち患難にも、窮乏にも、苦難にも、O}我等この職の謗られぬ爲に何事にも人を躓かせず。&|E(神いひ給ふ『われ惠の時に汝に聽き、救の日に汝を助けたり』と。視よ、今は惠のとき、視よ、今は救の日なり)~{ w我らは神とともに働く者なれば、神の恩惠を汝らが徒らに受けざらんことを更に勸む。 z9神は罪を知り給はざりし者を我らの代に罪となし給へり、これ我らが彼に在りて神の義となるを得んためなり。>yuされば我等はキリストの使者たり、恰も神の我等によりて汝らを勸め給ふがごとし。我等キリストに代りて願ふ、なんぢら神を和げ。 x9即ち神はキリストに在りて世を己と和がしめ、その罪を之に負はせず、かつ和がしむる言を我らに委ね給へり。&wEこれらの事はみな神より出づ、神はキリストによりて我らを己と和がしめ、かつ和がしむる職を我らに授け給へり。 v人もしキリストに在らば新に造られたる者なり、古きは既に過ぎ去り、視よ、新しくなりたり。5ucされば今より後われ肉によりて人を知るまじ、曾て肉によりてキリストを知りしが、今より後は斯くの如くに知ることをせじ。>tuその凡ての人に代りて死に給ひしは、生ける人の最早おのれの爲に生きず、己に代り死にて甦へり給ひし者のために、生きん爲なり。#s?キリストの愛われらに迫れり。我ら思ふに、一人すべての人に代りて死にたれば、凡ての人すでに死にたるなり。grG 我等もし心狂へるならば、神の爲なり、心慥ならば、汝らの爲なり。Yq+ 我等は再び己を汝らに薦むるにあらず、ただ我等をもて誇とする機を汝らに與へ、心によらず外貌によりて誇る人々に答ふることを得させんとするなり。/pW 斯く主の畏るべきを知るによりて人々に説き勸む。われら既に神に知られたり、亦なんぢらの良心にも知られたりと思ふ。Ao{ 我等はみな必ずキリストの審判の座の前にあらはれ、善にもあれ惡にもあれ、各人その身になしたる事に隨ひて報を受くべければなり。an; 然れば身に居るも身を離るるも、ただ御心に適はんことを力む。gmG斯く心強し、願ふところは寧ろ身を離れて主と偕に居らんことなり。Il 見ゆる所によらず、信仰によりて歩めばなり。mkSこの故に我らは常に心強し、かつ身に居るうちは主より離れ居るを知る、mjS我らを此の事に適ふものとなし、その證として御靈を賜ひし者は神なり。Vi%我等この幕屋にありて重荷を負へる如くに歎く、之を脱がんとにあらで、此の上に著んことを欲すればなり。これ死ぬべき者の生命に呑まれん爲なり。?hy之を著るときは裸にてある事なからん。vge我等はその幕屋にありて歎き、天より賜ふ住所をこの上に著んことを切に望む。4f c我らは知る、我らの幕屋なる地上の家、壞るれば、神の賜ふ建造物、すなはち天にある、手にて造らぬ、永遠の家あることを。,eQ我らの顧みる所は見ゆるものにあらで見えぬものなればなり。見ゆるものは暫時にして、見えぬものは永遠に至るなり。|dqそれ我らが受くる暫くの輕き患難は、極めて大なる永遠の重き光榮を得しむるなり。|cqこの故に我らは落膽せず、我らが外なる人は壞るれども、内なる人は日々に新なり。 b9凡ての事は汝らの益なり。これ多くの人によりて御惠の増し加はり、感謝いや増りて神の榮光の顯れん爲なり。)aKこれ主イエスを甦へらせ給ひし者の我等をもイエスと共に甦へらせ、汝らと共に立たしめ給ふことを我ら知ればなり。`3 録して『われ信ずるによりて語れり』とあるごとく、我等にも同じ信仰の靈あり、信ずるに因りて語るなり。^_5 さらば死は我等のうちに働き、生命は汝等のうちに働くなり。#^? それ我ら生ける者の常にイエスのため死に付さるるは、イエスの生命の我らの死ぬべき肉體にあらはれん爲なり。]w 常にイエスの死を我らの身に負ふ。これイエスの生命の我らの身にあらはれん爲なり。O\ 責めらるれども棄てられず、倒さるれども亡びず、p[Yわれら四方より患難を受くれども窮せず、爲ん方つくれども希望を失はず、&ZE我等この寶を土の器に有てり、これ優れて大なる能力の我等より出でずして、神より出づることの顯れんためなり。DY光、暗より照り出でよと宣ひし神は、イエス・キリストの顏にある神の榮光を知る知識を輝かしめんために、我らの心を照し給へるなり。 X9我らは己の事を宣べず、ただキリスト・イエスの主たる事と、我らがイエスのために汝らの僕たる事とを宣ぶ。W'この世の神は此等の不信者の心を暗まして、神の像なるキリストの榮光の福音の光を照さざらしめたり。^V5もし我らの福音おほはれ居らば、亡ぶる者に覆はれをるなり。/UW恥づべき隱れたる事をすて、惡巧に歩まず、神の言をみださず、眞理を顯して神の前に己を凡ての人の良心に薦むるなり。ZT /この故に我ら憐憫を蒙りて此の職を受けたれば、落膽せず、8Si我等はみな面帕なくして、鏡に映るごとく主の榮光を見、榮光より榮光にすすみ、主たる御靈によりて主と同じ像に化するなり。RR主は即ち御靈なり、主の御靈のある所には自由あり。OQ然れど主に歸する時、その面帕は取り除かるべし。sP_今日に至るまでモーセの書を讀むとき、面帕は彼らの心のうへに置かれたり。5Oc然れど彼らの心鈍くなれり。キリストによりて面帕の廢るべきを悟らねば、今日に至るまで舊約を讀む時その面帕なほ存れり。)NK 又モーセの如くせざるなり。彼は消ゆべき者の消えゆくをイスラエルの子らに見せぬために、面帕を顏におほひたり。^M5 我らは斯くのごとき希望を有つゆゑに、更に臆せずして言ひ、yLk もし消ゆべき者に光榮ありしならんには、まして永存ふるものに光榮なからんや。jKM もと光榮ありし者も更に勝れる光榮に比ぶれば、光榮なき者となれり。sJ_ 罪を定むる職もし光榮あらんには、まして義とする職は光榮に溢れざらんや。6Igまして靈の職は光榮なからんや。GH石に彫り書されたる死の法の職にも光榮ありて、イスラエルの子等はそのやがて消ゆべきモーセの顏の光榮を見つめ得ざりし程ならんには、/GW神は我らを新約の役者となるに足らしめ給へり、儀文の役者にあらず、靈の役者なり。そは儀文は殺し、靈は活せばなり。mFSされど己は何事をも自ら定むるに足らず、定むるに足るは神によるなり。RE我らはキリストにより、神に對して斯かる確信あり。SD汝らは明かに我らの職によりて書かれたるキリストの書なり。而も墨にあらで活ける神の御靈にて録され、石碑にあらで心の肉碑に録されたるなり。C汝らは即ち我らの書にして我らの心に録され、又すべての人に知られ、かつ讀まるるなり。(B K我等ふたたび己を薦め始めんや、また或人のごとく人の推薦の書を汝らに齎し、また汝等より受くることを要せんや。#A?我らは多くの人のごとく神の言を曲げず、眞實により神による者のごとく、神の前にキリストに在りて語るなり。;@oこの人には死よりいづる馨となりて死に至らしめ、かの人には生命より出づる馨となりて生命に至らしむ。誰か此の任に耐へんや。p?Y救はるる者にも亡ぶる者にも、我らは神に對してキリストの香しき馨なり。G>感謝すべきかな、神は何時にてもキリストにより、我らを執へて凱旋し、何處にても我等によりてキリストを知る知識の馨をあらはし給ふ。 = 我が兄弟テトスに逢はぬによりて心に平安をえず、彼處の者に別を告げてマケドニヤに往けり。m<S 我キリストの福音の爲にトロアスに到り、主われに門を開き給ひたれど、m;S これサタンに欺かれざらん爲なり、我等はその詭謀を知らざるにあらず。/:W なんぢら何事にても人を恕さば、我も亦これを恕さん、われ恕したる事あらば、汝らの爲にキリストの前に恕したるなり。|9q 前に書き贈りしは、凡ての事につきて汝らが從順なりや否やをも試み知らん爲なり。O8この故に我なんぢらの愛を彼に顯さんことを勸む。v7eされば汝ら寧ろ彼を恕し、かつ慰めよ、恐らくは其の人、甚だしき愁に沈まん。L6かかる人の多數の者より受けたる懲罰は足れり。M5もし憂ひしむる人あらば、我を憂ひしむるにあらず、幾許か汝ら衆を憂ひしむるなり。(幾許かと云へるは、われ激しく責むるを好まぬ故なり)q4[われ大なる患難と心の悲哀とにより、多くの涙をもて汝らに書き贈れり。これ汝らを憂ひしめんとにあらず、我が汝らに對する愛の溢るるばかりなるを知らしめん爲なり。w3gわれ前に此の事を書き贈りしは、我が到らんとき、我を喜ばすべきもの、反つて我を憂ひしむる事のなからん爲にして、汝らは皆わが喜悦を喜悦とするを信ずるに因りてなり。p2Y我もし汝らを憂ひしめば、我が憂ひしむる者のほかに誰か我を喜ばせんや。K1 われ再び憂をもて汝らに到らじと自ら定めたり。0 3されど我らは汝らの信仰を掌どる者にあらず、汝らの喜悦を助くる者なり、汝らは信仰によりて立てばなり。 / 我わが靈魂を賭けて神の證を求む、我がコリントに往くことの遲きは、汝らを寛うせん爲なり。Z. /神はまた我らに印し、保證として御靈を我らの心に賜へり。r- _汝らと共に我らをキリストに堅くし、且われらに膏を注ぎ給ひし者は神なり。4, c神の約束は多くありとも、然りと言ふことは彼によりて成りたれば、彼によりてアァメンあり、我ら神に榮光を歸するに至る。m+ U我ら即ちパウロ、シルワノ、テモテが汝らの中に傳へたる神の子キリスト・イエスは、然りまた否と言ふが如き者にあらず、然りと言ふことは彼によりて成りたるなり。{* q神は眞實にて在せば、我らが汝らに對する言も、然りまた否と言ふが如きにあらず。() Kかく定めたるは浮きたる事ならんや。わが定むるところ肉によりて定め、然り然り、否々と言ふが如きこと有らんや。=( uかくて汝らを經てマケドニアに往き、マケドニアより更に復なんぢらに到り、而して汝らに送られてユダヤに往かんことを定めたり。N' この確信をもて先づ汝らに到り、再び益を得させ、F& 而して我は汝等のうち或者の既に知れる如く、我らの主イエスの日に我らが汝らの誇、なんぢらが我らの誇たるを終まで知らんことを望む。]% 5 我らの書き贈ることは、汝らの讀むところ知る所の他ならず。g$ I われら世に在りて殊に汝らに對し、神の清淨と眞實とをもて、また肉の智慧によらず、神の恩惠によりて行ひし事は、我らの良心の證する所にして、我らの誇なり。%# E 汝らも我らの爲に祈をもて助く。これ多くの人の願望によりて賜はる恩惠を、多くの人の感謝するに至らん爲なり。" - 神は斯かる死より我らを救ひ給へり、また救ひ給はん。我らは後もなほ救ひ給はんことを望みて神を頼み、 !  心のうちに死を期するに至れり。これ己を頼まずして、死人を甦へらせ給ふ神を頼まん爲なり。F  兄弟よ、我らがアジヤにて遭ひし患難を汝らの知らざるを好まず、すなはち壓せらるること甚だしく、力耐へがたくして、生くる望を失ひ、  かくて汝らが苦難に與るごとく、また慰安にも與ることを知れば、汝らに對する我らの望は堅し。y m我ら或は患難を受くるも汝らの慰安と救とのため、或は慰安を受くるも汝らの慰安の爲にして、その慰安は汝らの中に働きて、我らが受くる如き苦難を忍ぶことを得しむるなり。 そはキリストの苦難われらに溢るる如く、我らの慰安も亦キリストによりて溢るればなり。7 iわれらを凡ての患難のうちに慰め、我等をして自ら神に慰めらるる慰安をもて、諸般の患難に居る者を慰むることを得しめ給ふ。 讃むべき哉、われらの主イエス・キリストの父なる神、即ちもろもろの慈悲の父、一切の慰安の神、  願はくは我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。W +神の御意によりてイエス・キリストの使徒となれるパウロ及び兄弟テモテ、書をコリントに在る神の教會、ならびにアカヤ全國に在る凡ての聖徒に贈る。 _~~<}}w}+||,{{Vzpyy{yxw?vuuBtkss;r"qipponmll.kBjihhegmgfedddxcc&bb5aa)`__C^]][\\@[["ZYYWY XXkXWWTVUUnTTS,RQPPTONNlM8LKjJJJIHH&GeFFHEE7DDlCC%BZAA@@l??>#=R<;;g:99B88[7766X5554z43x22111G000/h..Q--',,;++K**7))5(d('&&{%%q$$y##V"""R!! jQ@a'J7 U~O Tm9X)JK0咎によりて死にたる我等をすら、キリスト・イエスに由りてキリストと共に活し、(汝らの救はれしは恩惠によれり)dIA0されど神は憐憫に富み給ふが故に、我らを愛する大なる愛をもて、AH{0我等もみな前には彼らの中にをり、肉の慾に從ひて日をおくり、肉と心との欲する隨をなし、他の者のごとく生れながら怒の子なりき。 G90この世の習慣に從ひ、空中の權を執る宰、すなはち不從順の子らの中に今なほ働く靈の宰にしたがひて歩めり。KF 0汝ら前には咎と罪とによりて死にたる者にして、rE _0この教會は彼の體にして、萬の物をもて萬の物に滿し給ふ者の滿つる所なり。rD _0萬の物をその足の下に服はせ、彼を萬の物の上に首として教會に與へ給へり。%C E0もろもろの政治・權威・能力・支配、また啻に此の世のみならず、來らんとする世にも稱ふる凡ての名の上に置き、B '0神はその大能をキリストのうちに働かせて、之を死人の中より甦へらせ、天の所にて己の右に坐せしめ、A '0神の大能の勢威の活動によりて信ずる我らに對する能力の極めて大なるとを知らしめ給はんことを願ふ。~@ w0汝らの心の眼を明かにし、神の召にかかはる望と、聖徒にある神の嗣業の榮光の富と、? 0我らの主イエス・キリストの神、榮光の父、なんぢらに智慧と默示との靈を與へて、神を知らしめ、W> )0絶えず汝らのために感謝し、わが祈のうちに汝らを憶え、u= e0この故に我も汝らが主イエスに對する信仰と凡ての聖徒に對する愛とを聞きて、< !0これは我らが受くべき嗣業の保證にして、神に屬けるものの贖はれ、かつ神の榮光に譽あらん爲なり。; 30 汝等もキリストに在りて、眞の言すなはち汝らの救の福音をきき、彼を信じて約束の聖靈にて印せられたり。r: _0 これ夙くよりキリストに希望を置きし我らが、神の榮光の譽とならん爲なり。79 i0 我らは、凡ての事を御意の思慮のままに行ひたまふ者の御旨によりて預じめ定められ、キリストに在りて神の産業とせられたり。C8 0 即ち時滿ちて經綸にしたがひ、天に在るもの地にあるものを、悉とくキリストに在りて一つに歸せしめ給ふ。これ自ら定め給ひし所なり。>7 y0 御意の奧義を御意のままに示し給へり。Z6 /0神は我らに諸般の知慧と聰明とを與へてその恩惠を充しめ、{5 q0我らは彼にありて恩惠の富に隨ひ、その血に頼りて贖罪、すなはち罪の赦を得たり。o4 Y0是その愛しみ給ふ者によりて我らに賜ひたる恩惠の榮光に譽あらん爲なり。x3 k0御意のままにイエス・キリストに由り愛をもて己が子となさんことを定め給へり。u2 e0御前にて潔く瑕なからしめん爲に、世の創の前より我等をキリストの中に選び、:1 o0讃むべきかな、我らの主イエス・キリストの父なる神、かれはキリストに由りて靈のもろもろの祝福をもて天の處にて我らを祝し、 0 0願はくは我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。-/ W0神の御意によりてキリスト・イエスの使徒となれるパウロ、書をエペソに居る聖徒、キリストに在りて忠實なる者に贈る。.!&兄弟よ、願はくは我らの主イエス・キリストの恩惠、なんぢらの靈とともに在らんことを、アァメン。g-G&今よりのち誰も我を煩はすな、我はイエスの印を身に佩びたるなり。y,k&此の法に循ひて歩む凡ての者の上に、神のイスラエルの上に、平安と憐憫とあれ。+w&それ割禮を受くるも受けぬも、共に數ふるに足らず、ただ貴きは新に造らるる事なり。\*1&されど我には、我らの主イエス・キリストの十字架のほかに誇る所あらざれ。之によりて世は我に對して十字架につけられたり、我が世に對するも亦然り。/)W& そは割禮をうくる者すら自ら律法を守らず、而も汝らに割禮をうけしめんと欲するは、汝らの肉につきて誇らんが爲なり。>(u& 凡そ肉において美しき外觀をなさんと欲する者は、汝らに割禮を強ふ。これ唯キリストの十字架の故によりて責められざらん爲のみ。a';& 視よ、われ手づから如何に大なる文字にて汝らに書き贈るかを。d&A& この故に機に隨ひて、凡ての人、殊に信仰の家族に善をおこなへ。j%M& われら善をなすに倦まざれ、もし撓まずば、時いたりて刈り取るべし。&$E&己が肉のために播く者は肉によりて滅亡を刈りとり、御靈のために播く者は御靈によりて永遠の生命を刈りとらん。s#_&自ら欺くな、神は侮るべき者にあらず、人の播く所は、その刈る所とならん。^"5&御言を教へらるる人は、教ふる人と凡ての善き物を共にせよ。9!m&各自おのが荷を負ふべければなり。v e&各自おのが行爲を驗し見よ、さらば誇るところは他にあらで、ただ己にあらん。a;&人もし有ること無くして自ら有りとせば、是みづから欺くなり。[/&なんぢら互に重を負へ、而してキリストの律法を全うせよ。X +&兄弟よ、もし人の罪を認むることあらば、御靈に感じたる者、柔和なる心をもて之を正すべし、且おのおの自ら省みよ、恐らくは己も誘はるる事あらん。R&互に挑み互に妬みて、虚しき譽を求むることを爲な。X)&もし我ら御靈に由りて生きなば、御靈に由りて歩むべし。ve&キリスト・イエスに屬する者は、肉とともに其の情と慾とを十字架につけたり。R&柔和・節制なり。斯かるものを禁ずる律法はあらず。^5&されど御靈の果は愛・喜悦・平和・寛容・仁慈・善良・忠信・)K&猜忌・醉酒・宴樂などの如し。我すでに警めたるごとく、今また警む。斯かることを行ふ者は神の國を嗣ぐことなし。a;&偶像崇拜・呪術・怨恨・紛爭・嫉妬・憤恚・徒黨・分離・異端・R&それ肉の行爲はあらはなり。即ち淫行・汚穢・好色・L&汝等もし御靈に導かれなば、律法の下にあらじ。G&肉の望むところは御靈にさからひ、御靈の望むところは肉にさからひて互に相戻ればなり。これ汝らの欲する所をなし得ざらしめん爲なり。[/&我いふ、御靈によりて歩め、さらば肉の慾を遂げざるべし。I &心せよ、若し互に咬み食はば相共に亡されん。&それ律法の全體は『おのれの如くなんぢの隣を愛すべし』との一言にて全うせらるるなり。2]& 兄弟よ、汝らの召されたるは自由を與へられん爲なり。ただ其の自由を肉に從ふ機會となさず、反つて愛をもて互に事へよ。U#& 願はくは汝らを亂す者どもの自己を不具にせんことを。 -& 兄弟よ、我もし今も割禮を宣傳へば、何ぞなほ迫害せられんや。もし然せば十字架の顛躓も止みしならん。/ W& われ汝らに就きては、その聊かも異念を懷かぬことを主によりて信ず。されど汝らを擾す者は、誰にもあれ審判を受けん。B & 少しのパン種は粉の團塊をみな膨れしむ。R &かかる勸は汝らを召したまふ者より出づるにあらず。g G&なんぢら前には善く走りたるに、誰が汝らの眞理に從ふを阻みしか。#?&キリスト・イエスに在りては、割禮を受くるも割禮を受けぬも益なく、ただ愛に由りてはたらく信仰のみ益あり。yk&我らは御靈により、信仰によりて希望をいだき、義とせらるることを待てるなり。w&律法に由りて義とせられんと思ふ汝らは、キリストより離れたり、恩惠より墮ちたり。s_&又さらに凡て割禮を受くる人に證す、かれは律法の全體を行ふべき負債あり。pY&視よ、我パウロ汝らに言ふ、もし割禮を受けば、キリストは汝らに益なし。 !&キリストは自由を得させん爲に我らを釋き放ちたまへり。されば堅く立ちて再び奴隷の軛に繋がるな。^5&されば兄弟よ、われらは婢女の子ならず、自主の女の子なり。,Q&されど聖書は何と云へるか『婢女とその子とを逐ひいだせ、婢女の子は自主の女の子と共に業を嗣ぐべからず』とあり。}&然るに其の時、肉によりて生れし者御靈によりて生れし者を責めしごとく、今なほ然り。O&兄弟よ、なんぢらはイサクのごとく約束の子なり。M~&録していふ『石女にして産まぬものよ、喜べ。産の苦痛せぬ者よ、聲をあげて呼はれ。獨住の女の子は多し、夫ある者の子よりも多し』とあり。U}#&されど上なるエルサレムは、自主にして我らの母なり。&|E&このハガルはアラビヤに在るシナイ山にして今のエルサレムに當る。エルサレムはその子らとともに奴隷たるなり。){K&この中に譬あり、二人の女は二つの契約なり、その一つはシナイ山より出でて、奴隷たる子を生む、これハガルなり。dzA&婢女よりの子は肉によりて生れ、自主の女よりの子は約束による。y &即ちアブラハムに子二人あり、一人は婢女より、一人は自主の女より生れたりと録されたり。ax;&律法の下にあらんと願ふ者よ、我にいへ、汝ら律法をきかぬか。pwY&今なんぢらに到りて我が聲を易へんことを願ふ、汝らに就きて惑へばなり。vve&わが幼兒よ、汝らの衷にキリストの形成るまでは、我ふたたび産の苦痛をなす。u&善き心より熱心に慕はるるは、啻に我が汝らと偕にをる時のみならず、何時にても宜しき事なり。t!&かの人々の汝らに熱心なるは善き心にあらず、汝らを我らより離して己らに熱心ならしめんとてなり。Us#&然るに我なんぢらに眞を言ふによりて仇となりたるか。;ro&汝らの其の時の幸福はいま何處に在るか。我なんぢらに就きて證す、もし爲し得べくば己が目を抉りて我に與へんとまで思ひしを。Dq&わが肉體に汝らの試錬となる者ありたれど汝ら之を卑しめず、又きらはず、反つて我を神の使の如く、キリスト・イエスの如く迎へたり。gpG& わが初め汝らに福音を傳へしは、肉體の弱かりし故なるを汝ら知る。)oK& 兄弟よ、我なんぢらに請ふ、われ汝等のごとく成りたれば、汝ら我がごとく成れ。汝ら何事にも我を害ひしことなし。Xn)& 我は汝らの爲に働きし事の或は無益にならんことを恐る。9mm& 汝らは日と月と季節と年とを守る。#l?& 今は神を知り、むしろ神に知られたるに、何ぞ復かの弱くして賤しき小學に還りて、再びその僕たらんとするか。jkM&されど汝ら神を知らざりし時は、その實神にあらざる神々に事へたり。j}&されば最早なんぢは僕にあらず、子たるなり、既に子たらば亦神に由りて世嗣たるなり。i &かく汝ら神の子たる故に、神は御子の御靈を我らの心に遣して『アバ、父』と呼ばしめ給ふ。sh_&これ律法の下にある者をあがなひ、我等をして子たることを得しめん爲なり。g!&されど時滿つるに及びては、神その御子を遣し、これを女より生れしめ、律法の下に生れしめ給へり。vfe&斯くのごとく我らも成人とならぬほどは、世の小學の下にありて僕たりしなり。Ue#&父の定めし時の至るまでは後見者と家令との下にあり。rd _&われ言ふ、世嗣は全業の主なれども、成人とならぬ間は僕と異なることなく、|cq&汝等もしキリストのものならば、アブラハムの裔にして約束に循へる世嗣たるなり。)bK&今はユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自主もなく、男も女もなし、汝らは皆キリスト・イエスに在りて一體なり。paY&凡そバプテスマに由りてキリストに合ひし汝らは、キリストを衣たるなり。a`;&汝らは信仰によりキリスト・イエスに在りて、みな神の子たり。^_5&されど信仰の出で來りし後は、我等もはや守役の下に居らず。^}&かく信仰によりて我らの義とせられん爲に、律法は我らをキリストに導く守役となれり。]'&信仰の出で來らぬ前は、われら律法の下に守られて、後に顯れんとする信仰の時まで閉ぢ籠められたり。;\o&されど聖書は凡ての者を罪の下に閉ぢ籠めたり。これ信ずる者のイエス・キリストに對する信仰に由れる約束を與へられん爲なり。G[&さらば律法は神の約束に悖るか、決して然らず。もし人を生かすべき律法を與へられたらんには、實に義とせらるるは律法に由りしならん。[Z/&(中保は一方のみの者にあらず、然れど神は唯一に在せり)_Y7&然れば律法は何のためぞ。これ罪の爲に加へ給ひしものにて、御使たちを經て中保の手によりて立てられ、約束を與へられたる裔の來らん時にまで及ぶなり。&XE&もし嗣業を受くること律法に由らば、もはや約束には由らず、然るに神は約束に由りて之をアブラハムに賜ひたり。MW&然れば我いはん、神の預じめ定め給ひし契約は、その後四百三十年を歴て起りし律法に廢せらるることなく、その約束も空しくせらるる事なし。tVa&かの約束はアブラハムと其の裔とに與へ給ひし者なり。多くの者を指すごとく『裔々に』とは云はず、一人を指すごとく『なんぢの裔に』と云へり、これ即ちキリストなり。 U&兄弟よ、われ人の事を藉りて言はん、人の契約すら既に定むれば、之を廢しまた加ふる者なし。>Tu&これアブラハムの受けたる祝福の、イエス・キリストによりて異邦人におよび、且われらが信仰に由りて約束の御靈を受けん爲なり。PS& キリストは我等のために詛はるる者となりて、律法の詛より我らを贖ひ出し給へり。録して『木に懸けらるる者は凡て詛はるべし』と云へばなり。Rw& 律法は信仰に由るにあらず、反つて『律法を行ふ者は之に由りて生くべし』と云へり。Q!& 律法に由りて神の前に義とせらるる事なきは明かなり『義人は信仰によりて生くべし』とあればなり。GP& されど凡て律法の行爲による者は詛の下にあり。録して『律法の書に記されたる凡ての事を常に行はぬ者はみな詛はるべし』とあればなり。gOG& この故に信仰による者は、信仰ありしアブラハムと共に祝福せらる。YN+&聖書は神が異邦人を信仰に由りて義とし給ふことを知りて、預じめ福音をアブラハムに傳へて言ふ『なんぢに由りてもろもろの國人は祝福せられん』と。UM#&されば知れ、信仰に由る者は是アブラハムの子なるを。pLY&録して『アブラハム神を信じ、その信仰を義とせられたり』とあるが如し。#K?&然らば汝らに御靈を賜ひて汝らの中に能力ある業を行ひ給へるは、律法の行爲に由るか、聽きて信ずるに由るか。gJG&斯程まで多くの苦難を受けしことは徒然なるか、徒然にはあるまじ。vIe&汝らは斯くも愚なるか、御靈によりて始りしに、今肉によりて全うせらるるか。 H9&我は汝等より唯この事を聞かんと欲す。汝らが御靈を受けしは律法の行爲に由るか、聽きて信じたるに由るか。=G u&愚なる哉、ガラテヤ人よ、十字架につけられ給ひしままなるイエス・キリスト、汝らの眼前に顯されたるに、誰が汝らを誑かししぞ。F!&我は神の恩惠を空しくせず、もし義とせらるること律法に由らば、キリストの死に給へるは徒然なり。0EY&我キリストと偕に十字架につけられたり。最早われ生くるにあらず、キリスト我が内に在りて生くるなり。今われ肉體に在りて生くるは、我を愛して我がために己が身を捨て給ひし神の子を信ずるに由りて生くるなり。UD#&我は神に生きんために、律法によりて律法に死にたり。jCM&我もし前に毀ちしものを再び建てなば、己みづから犯罪者たるを表す。/BW&若しキリストに在りて義とせららんことを求めて、なほ罪人と認められなば、キリストは罪の役者なるか、決して然らず。fAE&人の義とせらるるは律法の行爲に由らず、唯キリスト・イエスを信ずる信仰に由るを知りて、キリスト・イエスを信じたり。これ律法の行爲に由らず、キリストを信ずる信仰によりて義とせられん爲なり。律法の行爲によりては義とせらるる者一人だになし。a@;&我らは生來のユダヤ人にして、罪人なる異邦人にあらざれども、0?Y&されど我かれらが福音の眞理に循ひて正しく歩まざるを見て、會衆の前にてケパに言ふ『なんぢユダヤ人なるにユダヤ人の如くせず、異邦人のごとく生活せば、何ぞ強ひて異邦人をユダヤ人の如くならしめんとするか』y>k& 他のユダヤ人も彼とともに僞行をなし、バルナバまでもその僞行に誘はれゆけり。b==& その故はある人々のヤコブの許より來るまでは、かれ異邦人と共に食しゐたるに、かの人々の來りてよりは、割禮ある者どもを恐れ、退きて異邦人と別れたり。<}& されどケパがアンテオケに來りしとき、責むべき事のありしをもて面前これと諍ひたり。;& 唯その願ふところは我らが貧しき者を顧みんことなり、我も固より此の事を勵みて行へり。:& また我に賜はりたる恩惠をさとりて、柱と思はるるヤコブ、ケパ、ヨハネは、交誼の印として我とバルナバとに握手せり。これは我らが異邦人にゆき、彼らが割禮ある者に往かん爲なり。9'&(ペテロに能力を與へて割禮ある者の使徒となし給ひし者は、我にも異邦人のために能力を與へ給へり)&8E&反つてペテロが割禮ある者に對する福音を委ねられたる如く、我が割禮なき者に對する福音を委ねられたるを認め、e7C&然るに、かの名ある者どもより――彼らは如何なる人なるにもせよ、我には關係なし、神は人の外面を取り給はず――實にかの名ある者どもは我に何をも加へず、y6k&然れど福音の眞理の汝らの中に留らんために、我ら一時も彼らに讓り從はざりき。Y5+&これ私に入りたる僞兄弟あるに因りてなり。彼らの忍び入りたるは、我らがキリスト・イエスに在りて有てる自由を窺ひ、且われらを奴隷とせん爲なり。a4;&而して我と偕なるギリシヤ人テトスすら割禮を強ひられざりき。3&我が上りしは默示に因りてなり。かくて異邦人の中に宣ぶる福音を彼らに告げ、また名ある者どもに私に告げたり、これは我が走ること、又すでに走りしことの空しからざらん爲なり。x2 k&その後十四年を歴て、バルナバと共にテトスをも連れて、復エルサレムに上れり。21 a&わが事によりて神を崇めたり。0 }&ただ人々の『われらを前に責めし者、曾て暴したる信仰の道を今は傳ふ』といふを聞き、Z/ /&キリストにあるユダヤの諸教會は我が顏を知らざりしかど、A. &その後シリヤ、キリキヤの地方に往けり。W- )&(茲に書きおくる事は、視よ、神の前にて僞らざるなり)K, &主の兄弟ヤコブのほか孰の使徒にも逢はざりき。+ }&その後三年を歴て、ケパを尋ねんとエルサレムに上り、十五日の間かれと偕に留りしが、(* K&我より前に使徒となりし人々に逢はんとてエルサレムにも上らず、アラビヤに出で往きて遂にまたダマスコに返れり。) '&御子を我が内に顯して其の福音を異邦人に宣傳へしむるを可しとし給へる時、われ直ちに血肉と謀らず、i( M&されど母の胎を出でしより我を選び別ち、その恩惠をもて召し給へる者.' W&又わが國人のうち、我と同じ年輩なる多くの者にも勝りてユダヤ教に進み、わが先祖たちの言傳に對して甚だ熱心なりき。& -& 我がユダヤ教に於ける曩の日の擧動は、なんぢら既に聞けり、即ち烈しく神の教會を責め、かつ暴したり。{% q& 我は人より之を受けず、また教へられず、唯イエス・キリストの默示に由れるなり。o$ Y& 兄弟よ、われ汝らに示す、わが傳へたる福音は、人に由れるものにあらず。[# 1& 我いま人に喜ばれんとするか、或は神に喜ばれんとするか、抑もまた人を喜ばせんことを求むるか。もし我なほ人を喜ばせをらば、キリストの僕にあらじ。" !& われら前に言ひし如く今また言はん、汝らの受けし所に背きたる福音を宣傳ふる者あらば詛はるべし。4! c&されど我等にもせよ、天よりの御使にもせよ、我らの曾て宣傳へたる所に背きたる福音を汝らに宣傳ふる者あらば詛はるべし。  &此は福音と言ふべき者にあらず、ただ或人々が汝らを擾してキリストの福音を變へんとするなり。 -&我は汝らが斯くも速かにキリストの恩惠をもて召し給ひし者より離れて、異なる福音に移りゆくを怪しむ。W )&願はくは榮光、世々限りなく神にあらん事を、アァメン。. W&主は我らの父なる神の御意に隨ひて、我らを今の惡しき世より救ひ出さんとて、己が身を我らの罪のために與へたまへり。  &願はくは、我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。] 5&及び我と偕にある凡ての兄弟、書をガラテヤの諸教會に贈る。9 o&人よりに非ず、人に由るにも非ず、イエス・キリスト及び之を死人の中より甦へらせ給ひし父なる神に由りて使徒となれるパウロ、 願はくは主イエス・キリストの恩惠・神の愛・聖靈の交感、なんぢら凡ての者と偕にあらんことを。9m 凡ての聖徒なんぢらに安否を問ふ。9m 潔き接吻をもて相互に安否を問へ、D 終に言はん、兄弟よ、汝ら喜べ、全くなれ、慰安を受けよ、心を一つにせよ、睦み親しめ、然らば愛と平和との神なんぢらと偕に在さん。M われ離れ居りて此等のことを書き贈るは、汝らに逢ふとき、主の破る爲ならずして建つる爲に我に賜ひたる權威に隨ひて嚴しくせざらん爲なり。 われら弱くして汝らの強きことを喜ぶ、また之に就きて祈るは、汝らの全くならん事なり。X) 我らは眞理に逆ひて能力なく、眞理のためには能力あり。ta 我らは汝らの少しにても惡を行はざらんことを神に祈る。これ我らの是とせらるるを顯さん爲にあらず、よし我らは棄てらるる者の如くなるとも、汝らの善を行はん爲なり。[/ 我は我らの棄てらるる者ならぬを汝らの知らんことを望む。_7 なんぢら信仰に居るや否や、みづから試み自ら驗しみよ。汝らみづから知らざらんや、若し棄てらるる者ならずば、イエス・キリストの汝らの中に在す事を、kO 微弱によりて十字架に釘けられ給ひたれど、神の能力によりて生き給へばなり。我らもキリストに在りて弱き者なれど、汝らに向ふ神の能力によりて彼と共に生きん。)K 汝らはキリストの我にありて語りたまふ證據を求むればなり。キリストは汝らに對ひて弱からず、汝等のうちに強し。h I われ既に告げたれど、今離れをりて、二度なんぢらに逢ひし時のごとく、前に罪を犯したる者とその他の凡ての人々とに預じめ告ぐ、われ復いたらば決して宥さじ。~  w 今われ三度なんぢらに到らんとす、二三の證人の口によりて凡てのこと慥めらるべし。t a また重ねて到らん時、わが神われを汝等のまへにて辱しめ、且おほくの人の、前に罪を犯して行ひし不潔と姦淫と好色とを悔改めざるを悲しましめ給ふことあらん乎と恐る。 ) わが到りて汝らを見ん時、わが望の如くならず、汝らが我を見んとき、亦なんぢらの望の如くならざらんことを恐れ、かつ分爭・嫉妬・憤恚・徒黨・誹謗・讒言・驕傲・騷亂などの有らんことを恐る。e C 汝らは夙くより我等なんぢらに對して辯明すと思ひしならん。されど我らはキリストに在りて神の前にて語る。愛する者よ、これ皆なんぢらの徳を建てん爲なり。V% 我テトスを勸めて汝らに遣し、これと共にかの兄弟を遣せり、テトスは汝らを掠めしや。我らは同じ御靈によりて歩み、同じ足跡を蹈みしにあらずや。dA 然れど我なんぢらに遣しし者のうちの誰によりて汝らを掠めしや。yk 或人いはん、我なんぢらを煩はさざりしも、狡猾にして詭計をもて取りしなりと。5c 我は大に喜びて汝らの靈魂のために物を費し、また身をも費さん。我なんぢらを多く愛するによりて、汝ら我を少く愛するか。# 視よ、茲に三度なんぢらに到らんとして準備したれど、尚なんぢらを煩はすまじ。我は汝らの所有を求めず、ただ汝らを求む。それ子は親のために貯ふべきにあらず、親は子のために貯ふべきなり。 9 なんぢら他の教會に何の劣る所かある、唯わが汝らを煩はさざりし事のみならずや、此の不義は請ふ我に恕せ。  我は徴と不思議と能力ある業とを行ひ、大なる忍耐を用ひて汝等のうちに使徒の徴をなせり。S われ汝らに強ひられて愚になれり、我は汝らに譽めらるべかりしなり。我は數ふるに足らぬ者なれども、何事にもかの大使徒たちに劣らざりしなり。#? この故に我はキリストの爲に微弱・恥辱・艱難・迫害・苦難に遭ふことを喜ぶ、そは我よわき時に強ければなり。hI 言ひたまふ『わが恩惠なんぢに足れり、わが能力は弱きうちに全うせらるればなり』さればキリストの能力の我を庇はんために、寧ろ大に喜びて我が微弱を誇らん。g~G われ之がために三度まで之を去らしめ給はんことを主に求めたるに、\}1 我は我が蒙りたる默示の鴻大なるによりて高ぶることのなからん爲に、肉體に一つの刺を與へらる、即ち高ぶることなからん爲に我を撃つサタンの使なり。_|7 もし自ら誇るとも我が言ふところ誠實なれば、愚なる者とならじ。されど之を罷めん。恐らくは人の我を見われに聞くところに過ぎて、我を思ふことあらん。v{e われ斯くのごとき人のために誇らん、されど我が爲には弱き事のほか誇るまじ。pzY かれパラダイスに取去られて、言ひ得ざる言、人の語るまじき言を聞けり。yw われ斯くのごとき人を知る(肉體にてか、肉體の外にてか、われ知らず、神しり給ふ)bx= 我はキリストにある一人の人を知る。この人、十四年前に第三の天にまで取去られたり(肉體にてか、われ知らず、肉體を離れてか、われ知らず、神しり給ふ)rw _ わが誇るは益なしと雖も止むを得ざるなり、茲に主の顯示と默示とに及ばん。^v5 !我は籠にて窓より石垣傳ひに縋り下されて其の手を脱れたり。u} ダマスコにてアレタ王の下にある總督、われを捕へんとてダマスコ人の町を守りたれば、vte 永遠に讃むべき者、すなはち主イエスの神また父は、我が僞らざるを知り給ふ。Is  もし誇るべくは、我が弱き所につきて誇らん。Xr) 誰か弱りて我弱らざらんや、誰か躓きて我燃えざらんや。gqG ここに擧げざる事もあるに、なほ日々われに迫る諸教會の心勞あり。vpe 勞し、苦しみ、しばしば眠らず、飢ゑ渇き、しばしば斷食し、凍え、裸なりき。&oE しばしば旅行して河の難、盜賊の難、同族の難、異邦人の難、市中の難、荒野の難、海上の難、僞兄弟の難にあひ、n3 笞にて打たれしこと三たび、石にて打たれしこと一たび、破船に遭ひしこと三度にして、一晝夜海にありき。 ~~i~}g|{{izDz8yy0xx.wwvv.uuTttFss ruqqRppMooQoEnnSmm>llkk>jjsj*iihh#ggffeedCccbbRaaoaK``b` __H^^%]],\\%[[ZIYYYXXzX"WWNVV=UUUGTTITSSWRRpQQRPP>POO:NNjN MMGLL'KK+JcJIIHhHGGLFFVEENDDFCCBJAAxA$@@?*>>-==U<u:彼は汝らが我を助くるに當り、汝らの居らぬを補はんとて、己が生命を賭け、キリストの事業のために死ぬばかりになりたればなり。pY:されば汝ら主にありて歡喜を盡して彼を迎へ、かつ斯くのごとき人を尊べ。 :この故に急ぎて彼を遣す、なんぢらが再び彼を見て喜ばん爲なり。又わが憂を少うせん爲なり。>u:彼は實に病にかかりて死ぬばかりなりしが、神は彼を憐みたまへり、啻に彼のみならず、我をも憐み、憂に憂を重ねしめ給はざりき。-:彼は汝等すべての者を戀ひしたひ、又おのが病みたることの汝らに聞えしを以て悲しみ居るに因りてなり。G:されど今は先われと共に働き共に戰ひし兄弟、すなはち汝らの使として我が窮乏を補ひしエパフロデトを、汝らに遣すを必要のことと思ふ。I :我もまた速かに往くべきを主によりて確信す。a~;:この故に我わが身の成行を見ば、直ちに彼を遣さんことを望む。}-:されどテモテの錬達なるは汝らの知る所なり、即ち子の父に於ける如く我とともに福音のために勤めたり。d|A:人は皆イエス・キリストの事を求めず、唯おのれの事のみを求む。v{e:そは彼のほかに我と同じ心をもて眞實に汝らのことを慮ぱかる者なければなり。z:われ汝らの事を知りて慰安を得んとて、速かにテモテを汝らに遣さんことを主イエスに頼りて望む。?yy:かく汝等もよろこべ、我とともに喜べ。x:さらば汝らの信仰の供物と祭とに加へて、我が血を灌ぐとも我は喜ばん、なんぢら衆と共に喜ばん。w}:かくて我が走りしところ勞せしところ空しからず、キリストの日にわれ誇ることを得ん。hvI:是なんぢら責むべき所なく素直にして、此の曲れる邪惡なる時代に在りて神の瑕なき子とならん爲なり。汝らは生命の言を保ちて、世の光のごとく此の時代に輝く。Ou:なんぢら呟かず疑はずして、凡ての事をおこなへ。t: 神は御意を成さんために汝らの衷にはたらき、汝等をして志望をたて、業を行はしめ給へばなり。Gs: されば我が愛する者よ、なんぢら常に服ひしごとく、我が居る時のみならず、我が居らぬ今もますます服ひ、畏れ戰きて己が救を全うせよ。r!: 且もろもろの舌の『イエス・キリストは主なり』と言ひあらはして、榮光を父なる神に歸せん爲なり。q : これ天に在るもの、地に在るもの、地の下にあるもの、悉とくイエスの名によりて膝を屈め、gpG: この故に神は彼を高く上げて、之に諸般の名にまさる名を賜ひたり。ow:既に人の状にて現れ、己を卑うして死に至るまで、十字架の死に至るまで順ひ給へり。Un#:反つて己を空しうし、僕の貌をとりて人の如くなれり。sm_:即ち彼は神の貌にて居給ひしが、神と等しくある事を固く保たんとは思はず、?ly:汝らキリスト・イエスの心を心とせよ。Ok:おのおの己が事のみを顧みず、人の事をも顧みよ。j:何事にまれ、徒黨また虚榮のためにすな、おのおの謙遜をもて互に人を己に勝れりとせよ。i:なんぢら念を同じうし、愛を同じうし、心を合せ、思ふことを一つにして、我が喜悦を充しめよ。h }:この故に若しキリストによる勸、愛による慰安、御靈の交際、また憐憫と慈悲とあらば、{g q:汝らが遭ふ戰鬪は、曩に我の上に見しところ、今また我に就きて聞くところに同じ。f ':汝等はキリストのために啻に彼を信ずる事のみならず、また彼のために苦しむ事をも賜はりたればなり。Oe :凡ての事において逆ふ者に驚かされぬを知ることを得ん。その驚かされぬは、彼らには亡の兆、なんぢらには救の兆にて、此は神より出づるなり。d  :汝等ただキリストの福音に相應しく日を過せ、さらば我が往きて汝らを見るも、離れゐて汝らの事をきくも、汝らが靈を一つにして堅く立ち、心を一つにして福音の信仰のために共に戰ひ、c ':これは我が再び汝らに到ることにより、汝らキリスト・イエスに在りて我にかかはる誇を増さん爲なり。%b E:我これを確信する故に、なほ存へて汝らの信仰の進歩と喜悦とのために、汝等すべての者と偕に留らんことを知る。Ka :されど我なほ肉體に留るは汝らの爲に必要なり。` -:我はこの二つの間に介まれたり。わが願は世を去りてキリストと偕に居らんことなり、これ遙に勝るなり。_  :されど若し肉體にて生くる事わが勤勞の果となるならば、孰を選ぶべきか、我これを知らず。Z^ /:我にとりて、生くるはキリストなり、死ぬるもまた益なり。 ] :これは我が何事をも恥ぢずして、今も常のごとく聊かも臆することなく、生くるにも、死ぬるにも、我が身によりてキリストの崇められ給はんことを切に願ひ、また望むところに適へるなり。\ ':そは此のことの汝らの祈とイエス・キリストの御靈の賜物とによりて、我が救となるべきを知ればなり。[ 3:さらば如何、外貌にもあれ、眞にもあれ、孰も宣ぶる所はキリストなれば、我これを喜ぶ、また之を喜ばん。uZ e:かれは我が縲絏に患難を加へんと思ひ、誠意によらず、徒黨によりて之を宣ぶ。Y }:これは福音を辯明するために我が立てられたることを知り、愛によりてキリストを宣べ、X }:或者は嫉妬と分爭とによりてキリストを宣傳へ、あるものは善き心によりて之を宣傳ふ。7W i:かつ兄弟のうちの多くの者は、わが縲絏によりて主を信ずる心を厚くし、懼るる事なく、ますます勇みて神の言を語るに至れり。{V q: 即ち我が縲絏のキリストの爲なることは、近衞の全營にも、他の凡ての人にも顯れ、U : 兄弟よ、我はわが身にありし事の反つて福音の進歩の助となりしを汝らが知らんことを欲するなり。lT S: イエス・キリストによる義の果を充して、神の榮光と譽とを顯さん事を。fS G: 善惡を辨へ知り、キリストの日に至るまで潔よくして躓くことなく、rR _: 我は祈る、汝らの愛、知識ともろもろの悟とによりて彌が上にも増し加はり、Q :我いかにキリスト・イエスの心をもて汝ら衆を戀ひ慕ふか、その證をなし給ふ者は神なり。mP U:わが斯くも汝ら衆を思ふは當然の事なり、我が縲絏にある時にも、福音を辯明して之を堅うする時にも、汝らは皆われと共に恩惠に與るによりて、我が心にあればなり。O ':我は汝らの衷に善き業を始め給ひし者の、キリスト・イエスの日まで之を全うし給ふべきことを確信す。lN S:是なんぢら初の日より今に至るまで、福音を弘むることに與るが故なり。QM :常に汝ら衆のために、願のつどつど喜びて願をなす。AL :われ汝らを憶ふごとに、我が神に感謝し、 K :願はくは我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。NJ :キリスト・イエスの僕たる我ら、パウロとテモテと、書をピリピにをるキリスト・イエスに在る凡ての聖徒、および監督たちと執事たちとに贈る。I0願はくは朽ちぬ愛をもて我らの主イエス・キリストを愛する凡ての者に御惠あらんことを。H30願はくは父なる神および主イエス・キリストより賜ふ平安と、信仰に伴へる愛と、兄弟たちに在らんことを。pGY0われ彼を遣すは、我が事を汝らに知らせて、汝らの心を慰めしめん爲なり。F0愛する兄弟、主に在りて忠實なる役者テキコ、我が情況わが爲す所のことを、具に汝らに知らせん。 E90語るべき所を憚らず語り得るように、我がためにも祈れ、我はこの福音のために使者となりて鎖に繋がれたり。aD;0又わが口を開くとき言を賜はり、憚らずして福音の奧義を示し、C30常にさまざまの祈と願とをなし、御靈によりて祈り、また目を覺して凡ての聖徒のためにも願ひて倦まざれ。RB0また救の冑および御靈の劍、すなはち神の言を執れ。vAe0この他なほ信仰の盾を執れ、之をもて惡しき者の凡ての火矢を消すことを得ん。<@s0平和の福音の備を靴として足に穿け。a?;0汝ら立つに誠を帶として腰に結び、正義を胸當として胸に當て、>-0 この故に神の武具を執れ、汝ら惡しき日に遭ひて仇に立ちむかひ、凡ての事を成就して立ち得んためなり。='0 我らは血肉と戰ふにあらず、政治・權威、この世の暗黒を掌どるもの、天の處にある惡の靈と戰ふなり。^<50 惡魔の術に向ひて立ち得んために、神の武具をもて鎧ふべし。^;50 終に言はん、汝ら主にありて其の大能の勢威に頼りて強かれ。D:0 主人たる者よ、汝らも僕に對し斯く行ひて威嚇を止めよ、そは彼らと汝らとの主は天に在して、偏り視たまふことなきを汝ら知ればなり。 990そは奴隷にもあれ、自主にもあれ、各自おこなふ善き業によりて主より其の報を受くることを汝ら知ればなり。U8#0人に事ふる如くせず、主に事ふるごとく快くつかへよ。7-0人を喜ばする者の如く、ただ目の前の事のみを勤めず、キリストの僕のごとく心より神の御旨をおこなひ、6w0僕たる者よ、キリストに從ふごとく畏れをののき、眞心をもて肉につける主人に從へ。p5Y0父たる者よ、汝らの子供を怒らすな、ただ主の薫陶と訓戒とをもて育てよ。O40さらばなんぢ幸福を得、また地の上に壽長からん』[3/0『なんぢの父母を敬へ(これ約束を加へたる誡命の首なり)c2 A0子たる者よ、なんぢら主にありて兩親に順へ、これ正しき事なり。g1G0!汝等おのおの己のごとく其の妻を愛せよ、妻も亦その夫を敬ふべし。d0A0 この奧義は大なり、わが言ふ所はキリストと教會とを指せるなり。m/S0『この故に人は父母を離れ、その妻に合ひて二人のもの一體となるべし』*.O0我らは彼の體の肢なり、-0己の身を憎む者は曾てあることなし、皆これを育て養ふ、キリストの教會に於けるも亦かくの如し。|,q0斯くのごとく夫はその妻を己の體のごとく愛すべし。妻を愛するは己を愛するなり。+0汚點なく皺なく、凡て斯くのごとき類なく、潔き瑕なき尊き教會を、おのれの前に建てん爲なり。* 0キリストの己を捨て給ひしは、水の洗をもて言によりて教會を潔め、これを聖なる者として、) 0夫たる者よ、キリストの教會を愛し、之がために己を捨て給ひしごとく、汝らも妻を愛せよ。X()0教會のキリストに服ふごとく、妻も凡てのこと夫に服へ。s'_0キリストは自ら體の救主にして教會の首なるごとく、夫は妻の首なればなり。F&0妻たる者よ、主に服ふごとく己の夫に服へ。0%[0キリストを畏みて互に服へ。y$k0凡ての事に就きて常に我らの主イエス・キリストの名によりて父なる神に感謝し、#w0詩と讃美と靈の歌とをもて語り合ひ、また主に向ひて心より且うたひ、かつ讃美せよ。["/0酒に醉ふな、放蕩はその中にあり、むしろ御靈にて滿され、I! 0この故に愚とならず、主の御意の如何を悟れ。I  0また機會をうかがへ、そは時惡しければなり。yk0されば愼みてその歩むところに心せよ、智からぬ者の如くせず、智き者の如くし、0この故に言ひ給ふ『眠れる者よ、起きよ、死人の中より立ち上れ。さらばキリスト汝を照し給はん』yk0 凡てかかる事は、責めらるるとき光にて顯さる、顯さるる者はみな光となるなり。U#0 彼らが隱れて行ふことは之を言ふだに恥づべき事なり。U#0 實を結ばぬ暗き業に與する事なく、反つて之を責めよ。I 0 主の喜び給ふところの如何なるかを辨へ知れ。O0 (光の結ぶ實はもろもろの善と正義と誠實となり)pY0汝ら舊は闇なりしが、今は主に在りて光となれり、光の子供のごとく歩め。9m0この故に彼らに與する者となるな。w0汝ら人の虚しき言に欺かるな、神の怒はこれらの事によりて不從順の子らに及ぶなり。M0凡て淫行のもの、汚れたるもの、貪るもの、即ち偶像を拜む者どもの、キリストと神との國の世嗣たることを得ざるは、汝らの確く知る所なり。|q0また恥づべき言・愚なる話・戯言を言ふな、これ宜しからぬ事なり、寧ろ感謝せよ。 0聖徒たるに適ふごとく、淫行、もろもろの汚穢、また慳貪を汝らの間にて稱ふる事だに爲な。)K0又キリストの汝らを愛し、我らのために己を馨しき香の献物とし犧牲として、神に献げ給ひし如く、愛の中をあゆめ。W )0されば汝ら愛せらるる子供のごとく、神に效ふ者となれ。0 互に仁慈と憐憫とあれ、キリストに在りて神の汝らを赦し給ひしごとく、汝らも互に赦せ。mS0凡ての苦・憤恚・怒・喧噪・誹謗、および凡ての惡意を汝等より棄てよ。s_0神の聖靈を憂ひしむな、汝らは贖罪の日のために聖靈にて印せられたるなり。) K0惡しき言を一切なんぢらの口より出すな、ただ時に隨ひて人の徳を建つべき善き言を出して、聽く者に益を得させよ。 0盜する者は今よりのち盜すな、むしろ貧しき者に分け與へ得るために手づから働きて善き業をなせ。* O0惡魔に機會を得さすな。U #0汝ら怒るとも罪を犯すな、憤恚を日の入るまで續くな。j M0されば虚僞をすてて各自その隣に實をかたれ、我ら互に肢なればなり。yk0眞理より出づる義と聖とにて、神に象り造られたる新しき人を著るべきことなり。!=0心の靈を新にし、mS0即ち汝ら誘惑の慾のために亡ぶべき前の動作に屬ける舊き人を脱ぎすて、pY0汝らは彼に聞き、彼に在りてイエスにある眞理に循ひて教へられしならん。a;0されど汝らはかくの如くならん爲にキリストを學べるにあらず。a;0恥を知らず、放縱に凡ての汚穢を行はんとて己を好色に付せり。w0彼らは念暗くなりて、其の内なる無知により、心の頑固によりて神の生命に遠ざかり、#?0されば我これを言ひ、主に在りて證す、なんぢら今よりのち、異邦人のその心の虚無に任せて歩むが如く歩むな。J 0彼を本とし全身は凡ての節々の助にて整ひ、かつ聯り、肢體おのおの量に應じて働くにより、その體成長し、自ら愛によりて建てらるるなり。pY0ただ愛をもて眞を保ち、育ちて凡てのこと首なるキリストに達せん爲なり。~'0また我等はもはや幼童ならず、人の欺騙と誘惑の術たる惡巧とより起る樣々の教の風に吹きまはされず、#}?0 我等をしてみな信仰と神の子を知る知識とに一致せしめ、全き人、すなはちキリストの滿ち足れるほどに至らせ、U|#0 これ聖徒を全うして職を行はせ、キリストの體を建て、{0 彼は或人を使徒とし、或人を預言者とし、或人を傳道者とし、或人を牧師・教師として與へ給へり。mzS0 降りし者は即ち萬の物に滿たん爲に、もろもろの天の上に昇りし者なり。^y50 既に昇りしと云へば、まづ地の低き處まで降りしにあらずや。x!0されば云へることあり『かれ高きところに昇りしとき、多くの虜をひきゐ、人々に賜物を賜へり』と。dwA0我等はキリストの賜物の量に隨ひて、おのおの恩惠を賜はりたり。#v?0凡ての者の父なる神は一つなり。神は凡てのものの上に在し、凡てのものを貫き、凡てのものの内に在したまふ。Fu0主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つ、ytk0體は一つ、御靈は一つなり。汝らが召にかかはる一つ望をもて召されたるが如し。Ls0平和の繋のうちに勉めて御靈の賜ふ一致を守れ。Ur#0事毎に謙遜と柔和と寛容とを用ひ、愛をもて互に忍び、uq e0されば主に在りて囚人たる我なんぢらに勸む。汝ら召されたる召に適ひて歩み、p}0榮光世々限りなく教會によりて、又キリスト・イエスによりて在らんことを、アァメン。&oE0願はくは我らの中にはたらく能力に隨ひて、我らの凡て求むる所、すべて思ふ所よりも甚く勝る事をなし得る者に、 n0その測り知るべからざる愛を知ることを得しめ、凡て神に滿てる者を汝らに滿しめ給はん事を。m}0凡ての聖徒とともにキリストの愛の廣さ・長さ・高さ・深さの如何ばかりなるかを悟り、ylk0信仰によりてキリストを汝らの心に住はせ、汝らをして愛に根ざし、愛を基とし、sk_0父その榮光の富にしたがひて、御靈により力をもて汝らの内なる人を強くし、 j 0piY0:15この故に我は天と地とに在る諸族の名の起るところの父に跪づきて願ふ。h0 されば汝らに請ふ、わが汝等のために受くる患難に就きて落膽すな、是なんぢらの譽なり。g}0 我らは彼に在りて彼を信ずる信仰により、臆せず疑はずして神に近づくことを得るなり。|fq0 これは永遠より我らの主キリスト・イエスの中に、神の定め給ひし御旨によるなり。ew0 いま教會によりて神の豐なる知慧を、天の處にある政治と權威とに知らしめん爲なり。d30 また萬物を造り給ひし神のうちに、世々隱れたる奧義の經綸の如何なるもの乎をあらはす恩惠を賜はりたり。c!0我は凡ての聖徒のうちの最小き者よりも小き者なるに、キリストの測るべからざる富を異邦人に傳へ、b0我はその福音の役者とせらる。これ神の能力の活動に隨ひて我に賜ふ惠の賜物によるなり。,aQ0即ち異邦人が福音によりキリスト・イエスに在りて共に世嗣となり、共に一體となり、共に約束に與る者となる事なり。`-0この奧義は、いま御靈によりて聖使徒と聖預言者とに顯されし如くに、前代には人の子らに示されざりき。m_S0汝等これを讀みてキリストの奧義にかかはる我が悟を知ることを得べし。s^_0即ち我まへに簡單に書きおくりし如く、この奧義は默示にて我に示されたり。a];0汝等のために我に賜ひたる神の恩惠の經綸は汝ら聞きしならん、o\ Y0この故に汝ら異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となれる我パウロ――p[Y0汝等もキリストに在りて共に建てられ、御靈によりて神の御住となるなり。Z}0おのおのの建造物、かれに在りて建て合せられ、彌増に聖なる宮、主のうちに成るなり。Y0汝らは使徒と預言者との基の上に建てられたる者にして、キリスト・イエス自らその隅の首石たり。yXk0されば汝等はもはや旅人また寄寓人にあらず、聖徒と同じ國人また神の家族なり。W}0そはキリストによりて我ら二つのもの一つ御靈にありて父に近づくことを得たればなり。sV_0かつ來りて、遠かりし汝等にも平和を宣べ、近きものにも平和を宣べ給へり。U0十字架によりて怨を滅し、また之によりて二つのものを一つの體となして神と和がしめん爲なり。 T 0!S;0:15彼は我らの平和にして、己が肉により、樣々の誡命の規より成る律法を廢して、二つのものを一つとなし、怨なる隔の中籬を毀ち給へり。これは二つのものを己に於て一つの新しき人に造りて平和をなし、R0 されど前に遠かりし汝ら今キリスト・イエスに在りて、キリストの血によりて近づくことを得たり。5Qc0 曩にはキリストなく、イスラエルの民籍に遠く、約束に屬する諸般の契約に與りなく、世に在りて希望なく、神なき者なりき。,PQ0 されば記憶せよ、肉によりては異邦人にして、手にて肉に行ひたるかの割禮ありと稱ふる者に無割禮と稱へらるる汝ら、)OK0 我らは神に造られたる者にして、神の預じめ備へ給ひし善き業に歩むべく、キリスト・イエスの中に造られたるなり。RN0 行爲に由るにあらず、これ誇る者のなからん爲なり。M}0汝らは恩惠により、信仰によりて救はれたり、是おのれに由るにあらず、神の賜物なり。AL{0これキリスト・イエスに由りて我らに施したまふ仁慈をもて、其の恩惠の極めて大なる富を、來らんとする後の世々に顯さんとてなり。IK 0共に甦へらせ、共に天の處に坐せしめ給へり。 ]~~H}}y}{{zzyyQxwNvv*utssGrqq{qpLooAn|nmml-kzjjoiijhh g]gff e[e ddcc$bb(aa`:_^^]]\Z[[[7ZZYYXX0WWPVVyUU[TT4SBRnQjPPP"OxONMMMLL K JJ&I&HGGMF|FEbDD>CCBGAAH@?>>b=s<uX願はくは平和の主、みづから何時にても凡ての事に平和を汝らに與へ給はんことを。願はくは主なんぢら凡ての者と偕に在さん事を。LX然れど彼を仇の如くせず、兄弟として訓戒せよ。 9Xもし此の書にいへる我らの言に從はぬ者あらば、その人を認めて交ることをすな、彼みづから恥ぢんためなり。<sX 兄弟よ、なんぢら善を行ひて倦むな。)KX 我ら斯くのごとき人に、靜に業をなして己のパンを食せんことを、我らの主イエス・キリストに由りて命じかつ勸む。X 聞く所によれば、汝等のうちに妄に歩みて何の業をもなさず、徒事にたづさはる者ありと。|qX また汝らと偕に在りしとき、人もし働くことを欲せずば食すべからずと命じたりき。X これは權利なき故にあらず、汝等をして我らに效はしめん爲に、自ら模範となりたるなり。#?X價なしに人のパンを食せず、反つて汝等のうち一人をも累はさざらんために勞と苦難とをもて、夜晝はたらけり。 X如何にして我らに效ふべきかは、汝らの自ら知る所なり。我らは汝らの中にありて妄なる事をせず、5 cX兄弟よ、我らの主イエス・キリストの名によりて汝らに命ず、我等より受けし傳に從はずして妄に歩む凡ての兄弟に遠ざかれ。s _X願はくは主なんぢらの心を、神の愛とキリストの忍耐とに導き給はんことを。 Xかくて我らの命ずることを汝らが今も行ひ、後もまた行はんことを主によりて信ずるなり。v eXされど神は眞實なれば、汝らを堅うし汝らを護りて、惡しき者より救ひ給はん。}Xわれらが無法なる惡人より救はれんこととを祈れ。そは人みな信仰あるに非ざればなり。 !X終に言はん、兄弟よ、我らの爲に祈れ、主の言の汝らの中における如く、疾く弘りて崇められん事と、mSX願はくは汝らの心を慰めて、凡ての善き業と言とに堅うし給はんことを。-X我らの主イエス・キリスト、及び我らを愛し恩惠をもて永遠の慰安と善き望とを與へ給ふ我らの父なる神、veXされば兄弟よ、堅く立ちて我らの言あるひは書に由りて教へられたる傳を守れ。Xまた我らの主イエス・キリストの榮光を得させんとて、我らの福音をもて汝らを招き給へばなり。\1X されど主に愛せらるる兄弟よ、われら常に汝等のために神に感謝せざるを得ず。神は御靈によれる潔と眞理に對する信仰とをもて、始より汝らを救に選び、X)X これ眞理を信ぜず不義を喜ぶ者の、みな審かれん爲なり。gGX この故に神は、彼らが虚僞を信ぜんために惑をその中に働かせ給ふ。8iX 不義のもろもろの誑惑とを行ひて、亡ぶる者どもに向はん、彼らは眞理を愛する愛を受けずして、救はるることを爲ざればなり。m~SX 彼はサタンの活動に從ひて來り、もろもろの虚僞なる力と徴と不思議と、)}KXかくて其のとき不法の者あらはれん、而して主イエス御口の氣息をもて彼を殺し、降臨の輝耀をもて彼を亡し給はん。p|YX不法の秘密は既に働けり、然れど此はただ阻めをる者の除かるるまでなり。p{YX彼をして己が時に至りて顯れしめんために、彼を阻めをる者を汝らは知る。az;Xわれ汝らと偕に在りし時、これらの事を告げしを汝ら憶えぬか。2y]X彼はすべて神と稱ふる者および人の拜む者に逆ひ、此等よりも己を高くし、遂に神の聖所に坐し己を神として見する者なり。&xEX誰が如何にすとも、それに欺かるな。その日の前に背教の事あり、不法の人すなはち滅亡の子あらはれざるを得ず、>wuX或は靈により、或は言により、或は我等より出でし如き書により、主の日すでに來れりとて、容易く心を動かしかつ驚かざらん事を。v 3X兄弟よ、我らの主イエス・キリストの來り給ふこと、又われらが主の許に集ふことに就きては、汝らに求む。Ou X これ我らの神および主イエス・キリストの惠によりて、我らの主イエスの御名の汝らの中に崇められ、又なんぢらも彼に在りて崇められん爲なり。jt OX これに就きて我ら常に汝らのために祈るは、我らの神の汝等をして召に適ふ者となし、能力をもて汝らの凡て善に就ける願と信仰の業とを成就せしめ給はんことなり。Ls X その時は主おのが聖徒によりて崇められ、凡ての信ずる者(なんぢらも我らの證を信じたる者なり)によりて讃められんとて來りたまふ日なり。~r wX かかる者どもは主の顏とその能力の榮光とを離れて、限りなき滅亡の刑罰を受くべし。oq YX神を知らぬ者と我らの主イエスの福音に服はぬ者とに報いをなし給ふとき、]p 5X即ち主イエス焔の中にその能力の御使たちと共に天より顯れ、+o QX汝らに患難を加ふる者に患難をもて報い、患難を受くる汝らに、我らと共に安息をもて報い給ふは、神の正しき事なり。n 9Xこれ神の正しき審判の兆にして、汝らが神の國に相應しき者とならん爲なり。今その御國のために苦難を受く。"m ?Xされば我らは、汝らが忍べる凡ての迫害と患難との中にありて保ちたる忍耐と信仰とを、神の諸教會の間に誇る。Rl X兄弟よ、われら汝等につきて常に神に感謝せざるを得ず、これ當然の事なり。そは汝らの信仰おほいに加はり、各自みな互の愛を厚くしたればなり。k }X願はくは父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。j 9Xパウロ、シルワノ、テモテ、書を我らの父なる神および主イエス・キリストに在るテサロニケ人の教會に贈る。giGN願はくは主イエス・キリストの恩惠、なんぢらと偕に在らんことを。^h5N主によりて汝らに命ず、この書を凡ての兄弟に讀み聞かせよ。FgNきよき接吻をもて凡ての兄弟の安否を問へ。0f[N兄弟よ、我らのために祈れ。Ue#N汝らを召したまふ者は眞實なれば、之を成し給ふべし。edCN願はくは平和の神、みづから汝らを全く潔くし、汝らの靈と心と體とを全く守りて、我らの主イエス・キリストの來り給ふとき責むべき所なからしめ給はん事を。*cON凡て惡の類に遠ざかれ。9bmN凡てのこと試みて善きものを守り、a7N預言を蔑すな、`7N御靈を熄すな、|_qN凡てのことを感謝せよ、これキリスト・イエスに由りて神の汝らに求め給ふ所なり。^1N絶えず祈れ、]+N常に喜べ、\!N誰も人に對し惡をもて惡に報いぬやう愼め。ただ相互に、また凡ての人に對して常に善を追ひ求めよ。[3N兄弟よ、汝らに勸む、妄なる者を訓戒し、落膽せし者を勵まし、弱き者を扶け、凡ての人に對して寛容なれ。[Z/N その勤勞によりて厚く之を愛し敬へ。また互に相和ぐべし。YN 兄弟よ、汝らに求む。なんぢらの中に勞し、主にありて汝らを治め、汝らを訓戒する者を重んじ、jXMN 此の故に互に勸めて各自の徳を建つべし、これ汝らが常に爲す所なり。 W9N 主の我等のために死に給へるは、我等をして寤めをるとも眠りをるとも己と共に生くることを得しめん爲なり。V'N それ神は我らを怒に遭はせんとにあらず、主イエス・キリストに頼りて救を得させんと定め給へるなり。U Nされど我らは晝に屬く者なれば、信仰と愛との胸當を著け、救の望の兜をかむりて愼むべし。FTN眠る者は夜眠り、酒に醉ふ者は夜醉ふなり。[S/Nされば他の人のごとく眠るべからず、目を覺して愼むべし。R Nそれ汝等はみな光の子ども晝の子供なり。我らは夜に屬く者にあらず、暗に屬く者にあらず。Q Nされど兄弟よ、汝らは暗に居らざれば、盜人の來るごとく其の日なんぢらに追及くことなし。;PoN人々の平和無事なりと言ふほどに、滅亡にはかに彼らの上に來らん、妊める婦に産の苦痛の臨むがごとし、必ず遁るることを得じ。sO_N汝らは主の日の盜人の夜きたるが如くに來ることを、自ら詳細に知ればなり。WN )N兄弟よ、時と期とに就きては汝らに書きおくるに及ばず。SNそれ神の御旨は、なんぢらの潔からんことにして、即ち淫行をつつしみ、m=SN我らが主イエスに頼りて如何なる命令を與へしかは、汝らの知る所なり。p< [Nされば兄弟よ、終に我ら主イエスによりて汝らに求め、かつ勸む。なんぢら如何に歩みて神を悦ばすべきかを我等より學びし如く、また歩みをる如くに増々進まんことを。Y;+N かくして汝らの心を堅うし、我らの主イエスの、凡ての聖徒と偕に來りたまふ時、われらの父なる神の前に潔くして責むべき所なからしめ給はんことを。):KN 願はくは主、なんぢら相互の愛および凡ての人に對する愛を増し、かつ豐にして、我らが汝らを愛する如くならしめ、9!N 願はくは我らの父なる神みづからと我らの主なるイエスと、我らを導きて汝らに到らせ給はんことを。 8N 我らは夜晝祈りて、汝らの顏を見んことと、汝らの信仰の足らぬ所を補はんこととを切に願ふ。7 N 汝等につきて我らの神の前によろこぶ大なる喜悦のために、如何なる感謝をか神に献ぐべき。O6N汝等もし主に在りて堅く立たば我らは生くるなり。|5qN兄弟よ、われらは諸般の苦難と患難との中にも、汝らの信仰によりて慰安を得たり。04YN然るに今テモテ汝らより歸りて、汝らの信仰と愛とにつきて喜ばしき音信を聞かせ、又なんぢら常に我らを懇ろに念ひ、我らに逢はんことを切に望み居るは、我らが汝らに逢はんことを望むに等しと告げたるによりて、J3 Nこの故に最早われ忍ぶこと能はず、試むる者の汝らを試みて、我らの勞の空しくならんことを恐れ、なんぢらの信仰を知らんとて人を遣せり。#2?N我らが患難に遭ふべきことは、汝らと偕に在りしとき預じめ告げたるが、今果して汝らの知るごとく然か成れり。&1ENこの患難によりて動かさるる者の無からん爲なり。患難に遭ふことの我らに定りたるは、汝等みづから知る所なり。,0QNキリストの福音において神の役者たる我らの兄弟テモテを汝らに遣せり。これは汝らを堅うし、また信仰につきて勸め、i/ MNこの故に、もはや忍ぶこと能はず、我等のみアテネに留ることに決し、B.N實に汝らは我らの光榮、我らの喜悦なり。-3N我らの主イエスの來り給ふとき、御前における我らの希望、また喜悦、また誇の冠冕は誰ぞ、汝らならずや。, N(我パウロは一度ならず再度までも)なんぢらに到らんと爲たれど、サタンに妨げられたり。+-N兄弟よ、われら心は離れねど、顏にて暫時なんぢらと離れ居れば、汝らの顏を見んことを愈々切に願ひて、k*ON我らが異邦人に語りて救を得させんとするを拒み、神を悦ばせず、かつ萬民に逆ひ、かくして常に己が罪を充すなり。而して神の怒はかれらに臨みてその極に至れり。[)/Nユダヤ人は主イエスをも預言者をも殺し、我らを追ひ出し、h(IN兄弟よ、汝らはユダヤに於けるキリスト・イエスにある神の教會に效ふ者となれり、彼らのユダヤ人に苦しめられたる如く、汝らも己が國人に苦しめられたるなり。 ' N かくてなほ我ら神に感謝して巳まざるは、汝らが神の言を我らより聞きし時、これを人の言とせず、神の言として受けし事なり。これは誠に神の言にして、汝ら信ずる者のうちに働くなり。 &N 御國と榮光とに招きたまふ神の心に適ひて歩むべきことを勸め、また勵まし、また諭したるを。[%/N 汝らは知る、我らが父のその子に對するごとく各人に對し、$3N また信じたる汝等にむかひて、如何に潔く正しく責むべき所なく行ひしかは、汝らも證し神も證し給ふなり。G#N 兄弟よ、なんぢらは我らの勞と苦難とを記憶す、われらは汝らの中の一人をも累はすまじとて、夜晝工をなし、勞しつつ福音を宣傳へたり。;"oNかく我らは汝らを戀ひ慕ひ、なんぢらは我らの愛する者となりたれば、啻に神の福音のみならず、我らの生命をも與へんと願へり。j!MN汝らの中にありて優しきこと、母の己が子を育てやしなふ如くなりき。  Nキリストの使徒として重んぜらるべき者なれども、汝らにも他の者にも人よりは譽を求めず、!N我らは汝らの知るごとく何時にても諂諛の言を用ひず、事によせて慳貪をなさず(神これを證し給ふ)5cN神に嘉せられて福音を委ねられたる者なれば、人を喜ばせんとせず、我らの心を鑒たまふ神を喜ばせ奉つらんとして語るなり。^5N我らの勸は、迷より出でず、汚穢より出でず、詭計を用ひず、MN前に我らは汝らの知るごとく、ピリピにて苦難と侮辱とを受けたれど、我らの神に頼りて大なる紛爭のうちに、憚らず神の福音を汝らに語れり。i MN兄弟よ、我らの汝らに到りしことの空しからざりしは、汝ら自ら知る。O N 神の死人の中より甦へらせ給ひし御子、すなはち我らを來らんとする怒より救ひ出すイエスの、天より降りたまふを待ち望むことを告ぐればなり。 'N 人々親しく我らが汝らの中に入りし状を告げ、また汝らが偶像を棄てて神に歸し、活ける眞の神に事へ、| sNそれは主のことば汝等より出でて、啻にマケドニヤ及びアカヤに響きしのみならず、神に對する汝らの信仰のことは諸方に弘りたるなり。されば之に就きては何をも語るに及ばず。` ;N而してマケドニヤ及びアカヤに在る凡ての信者の模範となれり。 !Nかくて汝らは大なる患難のうちにも、聖靈による喜悦をもて御言をうけ、我ら及び主に效ふ者となり、| sNそれ我らの福音の汝らに至りしは、言にのみ由らず、能力と聖靈と大なる確信とに由れり。且われらが汝らの中にありて汝らの爲に如何なる行爲をなししかは、汝らの知る所なり。l SN神に愛せらるる兄弟よ、また汝らの選ばれたることを知るに因りてなり。: oNこれ汝らが信仰のはたらき、愛の勞苦、主イエス・キリストに對する望の忍耐を、我らの父なる神の前に絶えず念ふに因りてなり。f GNわれら祈のときに汝らを憶えて、常に汝ら衆人のために神に感謝す。Q Nパウロ、シルワノ、テモテ、書を父なる神および主イエス・キリストにあるテサロニケ人の教會に贈る。願はくは恩惠と平安と汝らに在らんことを。D我パウロ手づから安否を問ふ。わが縲絏を記憶せよ。願はくは御惠なんぢらと偕に在らんことを。X)Dアルキポに言へ『主にありて受けし職を愼みて盡せ』と。&EDこの書を汝らの中にて讀みたらば、之をラオデキヤ人の教會にも讀ませ、汝等はまたラオデキヤより來る書を讀め。p YD汝らラオデキヤにある兄弟とヌンパ及びその家にある教會とに安否を問へ。I  D愛する醫者ルカ及びデマス汝らに安否を問ふ。 D 我かれが汝らとラオデキヤ及びヒエラポリスに在る者との爲に甚く心を勞することを證す。 yD 汝らの中の一人にてキリスト・イエスの僕なるエパフラス汝らに安否を問ふ。彼は常に汝らの爲に力を盡して祈をなし、汝らが全くなり、凡て神の御意を確信して立たんことを願ふ。P D またユストと云へるイエス汝らに安否を問ふ。割禮の者の中ただ此の三人のみ、神の國のために働く我が同勞者にして我が慰安となりたる者なり。nUD 我と共に囚人となれるアリスタルコ及びバルナバの從弟なるマルコ、汝らに安否を問ふ。此のマルコに就きては汝ら既に命を受けたり、彼もし汝らに到らば之を接けよ。3D 汝らの中の一人、忠實なる愛する兄弟オネシモを彼と共につかはす、彼等この處の事を具に汝らに知らせん。}Dわれ殊に彼を汝らに遣すは、我らの事を知らしめ、又なんぢらの心を慰めしめん爲なり。D愛する兄弟、忠實なる役者、主にありて我とともに僕たるテキコ、我がことを具に汝らに知らせん。D汝らの言は常に惠を用ひ、鹽にて味つけよ。然らば如何にして各人に答ふべきかを知らん。U#Dなんぢら機をうかがひ、外の人に對し知慧をもて行へ。|qD之を我が語るべき如く顯させ給はんことを願へ、我はこの奧義のために繋がれたり。'Dまた我らの爲にも祈りて、神の我らに御言を傳ふる門をひらき、我等をしてキリストの奧義を語らしめ、BD汝ら感謝しつつ目を覺して祈を常にせよ。x kD主人たる者よ、汝らも天に主あるを知れば、義と公平とをもて其の僕をあしらへ。d~AD不義を行ふ者はその不義の報を受けん、主は偏り視給ふことなし。}D汝らは主より報として嗣業を受くることを知ればなり。汝らは主キリストに事ふる者なり。j|MD汝ら何事をなすにも人に事ふる如くせず、主に事ふる如く心より行へ。G{D僕たる者よ、凡ての事みな肉につける主人にしたがへ、人を喜ばする者の如く、ただ眼の前の事のみを勤めず、主を畏れ、眞心をもて從へ。az;D父たる者よ、汝らの子供を怒らすな、或は落膽することあらん。gyGD子たる者よ、凡ての事みな兩親に順へ、これ主の喜びたまふ所なり。RxD夫たる者よ、その妻を愛せよ、苦をもて之を待ふな。aw;D妻たる者よ、その夫に服へ、これ主にある者のなすべき事なり。)vKDまた爲す所の凡ての事、あるひは言あるひは行爲、みな主イエスの名に頼りて爲し、彼によりて父なる神に感謝せよ。bu=Dキリストの言をして豐に汝らの衷に住ましめ、凡ての知慧によりて、詩と讃美と靈の歌とをもて、互に教へ互に訓戒し、恩惠に感じて心のうちに神を讃美せよ。,tQDキリストの平和をして汝らの心を掌どらしめよ、汝らの召されて一體となりたるはこれが爲なり、汝ら感謝の心を懷け。^s5D凡て此等のものの上に愛を加へよ、愛は徳を全うする帶なり。r!D また互に忍びあひ、若し人に責むべき事あらば互に恕せ、主の汝らを恕し給へる如く汝らも然すべし。 q9D この故に汝らは神の選民にして聖なる者また愛せらるる者なれば、慈悲の心・仁慈・謙遜・柔和・寛容を著よ。\p1D かくてギリシヤ人とユダヤ人、割禮と無割禮、あるひは夷狄、スクテヤ人・奴隷・自主の別ある事なし、それキリストは萬の物なり、萬のものの中にあり。)oKD 新しき人を著たればなり。この新しき人は、これを造り給ひしものの像に循ひ、いよいよ新になりて知識に至るなり。^n5D 互に虚言をいふな、汝らは既に舊き人とその行爲とを脱ぎて、mDされど今は凡て此等のこと及び怒・憤恚・惡意を棄て、譏と恥づべき言とを汝らの口より棄てよ。glGD汝らもかかる人の中に日を送りし時は、これらの惡しき事に歩めり。Xk)D神の怒は、これらの事によりて不從順の子らに來るなり。jDされば地にある肢體、すなはち淫行・汚穢・情慾・惡慾・また慳貪を殺せ、慳貪は偶像崇拜なり。yikD我らの生命なるキリストの現れ給ふとき、汝らも之とともに榮光のうちに現れん。yhkD汝らは死にたる者にして、其の生命はキリストとともに神の中に隱れ在ればなり。OgD汝ら上にあるものを念ひ、地に在るものを念ふな、+f QD汝等もしキリストと共に甦へらせられしならば、上にあるものを求めよ、キリスト彼處に在りて神の右に坐し給ふなり。;eoDこれらの誡命は、みづから定めたる禮拜と謙遜と身を惜まぬ事とによりて知慧あるごとく見ゆれど、實は肉慾の放縱を防ぐ力なし。D yD神は凡ての滿ち足れる徳を彼に宿して、=C uD而して彼はその體なる教會の首なり、彼は始にして死人の中より最先に生れ給ひし者なり。これ凡ての事に就きて長とならん爲なり。fB GD彼は萬の物より先にあり、萬の物は彼によりて保つことを得るなり。A #D萬の物は彼によりて造らる、天に在るもの、地に在るもの、見ゆるもの、見えぬもの、或は位、あるひは支配、あるひは政治、あるひは權威、みな彼によりて造られ、彼のために造られたればなり。r@ _D彼は見得べからざる神の像にして、萬の造られし物の先に生れ給へる者なり。Q? D我らは御子に在りて贖罪すなはち罪の赦を得るなり。x> kD 父は我らを暗黒の權威より救ひ出して、その愛しみ給ふ御子の國に遷したまへり。x= kD 而して我らを光にある聖徒の嗣業に與るに足る者とし給ひし父に感謝せん事なり。< 'D また神の榮光の勢威に隨ひて賜ふもろもろの力によりて強くなり、凡ての事よろこびて忍び、かつ耐へ、; 9D 凡てのこと主を悦ばせんが爲に、その御意に從ひて歩み、凡ての善き業によりて果を結び、いよいよ神を知り、 t[~}}||U{{zzyy>xxwnvuu1tLtsarrEqqzppoo=nn&mmgmllDkk(jjcii^hhuh&ggRffDeedcncbBaa``c__^^^]]=\\>[[\[&ZjYYY2XXWCVVuUU$TT1SSRRRQQ/PP9OONMWLL=KKZK$JIIAHGGFFEEDD#CCBfAA@??c>>*=HXulまた主は我を凡ての惡しき業より救ひ出し、その天の國に救ひ入れたまはん。願はくは榮光世々限りなく彼にあらん事を、アァメン。eWClされど主われと偕に在して我を強めたまへり。これ我によりて宣教の全うせられ、凡ての異邦人のこれを聞かん爲なり。而して我は獅子の口より救ひ出されたり。V!lわが始の辯明のとき誰も我を助けず、みな我を棄てたり、願はくはこの罪の彼らに歸せざらんことを。[U/l汝もまた彼に心せよ、かれは甚だしく我らの言に逆ひたり。Twl金細工人アレキサンデル大に我を惱せり。主はその行爲に隨ひて彼に報いたまふべし。,SQl 汝きたる時わがトロアスにてカルポの許に遺し置きたる外衣を携へきたれ、また書物、殊に羊皮紙のものを携へきたれ。0R[l 我テキコをエペソに遣せり。Ql 唯ルカのみ我とともに居るなり。汝マルコを連れて共に來れ、彼は職のために我に益あればなり。&PEl デマスは此の世を愛し、我を棄ててテサロニケに往き、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに往きて、3Oal なんぢ勉めて速かに我に來れ。\N1l今よりのち義の冠冕わが爲に備はれり。かの日に至りて正しき審判主なる主、これを我に賜はん、啻に我のみならず、凡てその顯現を慕ふ者にも賜ふべし。aM;lわれ善き戰鬪をたたかひ、走るべき道程を果し、信仰を守れり。aL;l我は今供物として血を灑がんとす、わが去るべき時は近づけり。|Kqlされど汝は何事にも愼み、苦難を忍び、傳道者の業をなし、なんぢの職を全うせよ。BJl耳を眞理より背けて昔話に移る時來らん。yIkl人々健全なる教に堪へず、耳痒くして私慾のまにまに己がために教師を増し加へ、H'lなんぢ御言を宣傳へよ、機を得るも機を得ざるも常に勵め、寛容と教誨とを盡して責め、戒め、勸めよ。=G ulわれ神の前また生ける者と死にたる者とを審かんとし給ふキリスト・イエスの前にて、その顯現と御國とをおもひて嚴かに汝に命ず。^F5lこれ神の人の全くなりて諸般の善き業に備を全うせん爲なり。Ewl聖書はみな神の感動によるものにして、教誨と譴責と矯正と義を薫陶するとに益あり。JD lまた幼き時より聖なる書を識りし事を知ればなり。この書はキリスト・イエスを信ずる信仰によりて救に至らしむる知慧を汝に與へ得るなり。vCelされど汝は學びて確信したる所に常に居れ。なんぢ誰より之を學びしかを知り、yBkl 惡しき人と人を欺く者とは、ますます惡にすすみ、人を惑し、また人に惑されん。Awl 凡そキリスト・イエスに在りて敬虔をもて一生を過さんと欲する者は迫害を受くべし。J@ l またアンテオケ、イコニオム、ルステラにて起りし事、わが如何なる迫害を忍びしかを知る。主は凡てこれらの中より我を救ひ出したまへり。v?el 汝は我が教誨・品行・志望・信仰・寛容・愛・忍耐・迫害、および苦難を知り、#>?l されど此の上になほ進むこと能はじ、そはかの二人のごとく彼らの愚なる事も亦すべての人に顯るべければなり。;=ol彼の者らはヤンネとヤンブレとがモーセに逆ひし如く、眞理に逆ふもの、心の腐れたる者、また信仰につきて棄てられたる者なり。L<l常に學べども眞理を知る知識に至ること能はず。&;El彼らの中には人の家に潜り入りて愚なる女を虜にする者あり、斯くせらるる女は罪を積み重ねて各樣の慾に引かれ、j:Ml敬虔の貌をとりてその徳を捨つる者とならん、斯かる類の者を避けよ。d9Al友を賣る者・放縱なる者・傲慢なる者・神よりも快樂を愛する者、v8el無情なる者・怨を解かぬ者・譏る者・節制なき者・殘刻なる者・善を好まぬ者、,7Ql人々おのれを愛する者・金を愛する者・誇るもの・高ぶる者・罵るもの・父母に逆ふもの・恩を忘るる者・潔からぬ者、N6 lされど汝これを知れ、末の世に苦しき時きたらん。|5ql彼ら一度は惡魔に囚はれたれど、醒めてその羂をのがれ、神の御心を行ふに至らん。4 l逆ふ者をば柔和をもて戒むべし、神あるひは彼らに悔改むる心を賜ひて眞理を悟らせ給はん。g3Gl主の僕は爭ふべからず、凡ての人に優しく能く教へ忍ぶことをなし、a2;l愚なる無學の議論を棄てよ、これより分爭の起るを知ればなり。1!l汝わかき時の慾を避け、主を清き心にて呼び求むる者とともに、義と信仰と愛と平和とを追ひ求めよ。;0ol人もし賤しきものを離れて自己を潔よくせば貴きに用ひらるる器となり、淨められて主の用に適ひ、凡ての善き業に備へらるべし。//Wl大なる家の中には金銀の器あるのみならず、木また土の器もあり、貴きに用ふるものあり、また賤しきに用ふるものあり。P.lされど神の据ゑ給へる堅き基は立てり、之に印あり、記して曰ふ『主おのれの者を知り給ふ』また『凡て主の名を稱ふる者は不義を離るべし』と。y-kl彼らは眞理より外れ、復活ははや過ぎたりと云ひて、或人々の信仰を覆へすなり。, lその言は脱疽のごとく腐れひろがるべし、ヒメナオとピレトとは斯くのごとき者の中にあり。g+Glまた妄なる虚しき物語を避けよ。かかる者はますます不敬虔に進み、*'lなんぢ眞理の言を正しく教へ、恥づる所なき勞動人となりて、神の前に錬達せる者とならんことを勵め。A){l汝かれらに此等のことを思ひ出さしめ、かつ言爭する事なきやう神の前にて嚴かに命ぜよ、言爭は益なくして聞く者を滅亡に至らしむ。 (l 我らは眞實ならずとも、彼は絶えず眞實にましませり、彼は己を否み給ふこと能はざればなり』|'ql もし耐へ忍ばば、彼と共に王となるべし。若し彼を否まば、彼も我らを否み給はん。y&kl ここに信ずべき言あり『我等もし彼と共に死にたる者ならば、彼と共に生くべし。A%{l この故に我えらばれたる者のために凡ての事を忍ぶ。これ彼等をして永遠の光榮と共にキリスト・イエスによる救を得しめんとてなり。$-l 我はこの福音のために苦難を受けて惡人のごとく繋がるるに至れり、されど神の言は繋がれたるにあらず。#lわが福音に云へる如く、ダビデの裔にして死人の中より甦へり給へるイエス・キリストを憶えよ。d"Al汝わが言ふ所をおもへ、主なんぢに凡ての事に就きて悟を賜はん。?!yl勞する農夫まづ實の分配を得べきなり。O l技を競ふ者、もし法に隨ひて競はずば冠冕を得ず。}l兵卒を務むる者は生活のために纏はるる事なし、これ募れる者を喜ばせんとすればなり。^5l汝キリスト・イエスのよき兵卒として我とともに苦難を忍べ。 l且おほくの證人の前にて、我より聽きし所のことを他の者に教へ得る忠實なる人々に委ねよ。Z /lわが子よ、汝キリスト・イエスにある恩惠によりて強かれ。I  l願はくは主かの日にいたり主の憐憫を彼に賜はんことを、彼がエペソにて我に事へしことの如何ばかりなりしかは、汝の能く知るところなり。Z /lそのロマに居りし時には懇ろに尋ね來りて、遂に逢ひたり。  l願はくは主オネシポロの家に憐憫を賜はんことを。彼はしばしば我を慰め、又わが鎖を恥とせず。 }lアジヤに居る者みな我を棄てしは汝の知る所なり、その中にフゲロとヘルモゲネとあり。r _lかつ委ねられたる善きものを我等のうちに宿りたまふ聖靈に頼りて守るべし。{ ql 汝キリスト・イエスにある信仰と愛とをもて我より聽きし健全なる言の模範を保ち、^ 7l 之がために我これらの苦難に遭ふ。されど之を恥とせず、我わが依頼む者を知り、且わが委ねたる者を、かの日に至るまで守り得給ふことを確信すればなり。` ;l 我はこの福音のために立てられて宣傳者・使徒・教師となれり。O l この恩惠は今われらの救主キリスト・イエスの現れ給ふに因りて顯れたり。彼は死をほろぼし、福音をもて生命と朽ちざる事とを明かにし給へり。^ 7l 神は我らを救ひ聖なる召をもて召し給へり。是われらの行爲に由るにあらず、神の御旨にて創世の前にキリスト・イエスをもて我らに賜ひし恩惠に由るなり。7 ilされば汝われらの主の證をなす事と、主の囚人たる我とを恥とすな、ただ神の能力に隨ひて福音のために我とともに苦難を忍べ。{ qlそは神の我らに賜ひたるは、臆する靈にあらず、能力と愛と謹愼との靈なればなり。~ wlこの故に、わが按手に因りて汝の内に得たる神の賜物をますます熾にせんことを勸む。I  l是なんぢに在る虚僞なき信仰をおもひ出すに因りてなり。その信仰の曩に汝の祖母ロイス及び母ユニケに宿りしごとく、汝にも然るを確信す。c  Al我なんぢの涙を憶え、わが歡喜の滿ちん爲に汝を見んことを欲す。   lわれ夜も晝も祈の中に絶えず汝を思ひて、わが先祖に效ひ清き良心をもて事ふる神に感謝す。@  {l書を我が愛する子テモテに贈る。願はくは父なる神および我らの主キリスト・イエスより賜ふ、恩惠と憐憫と平安と汝に在らんことを。  -l神の御意により、キリスト・イエスにある生命の約束に循ひて、キリスト・イエスの使徒になれるパウロ、 }bある人々この知識を裝ひて信仰より外れたり。願はくは御惠なんじと偕に在らんことを。'bテモテよ、なんぢ委ねられたる事を守り、妄なる虚しき物語、また僞りて知識と稱ふる反對論を避けよ。|qbかくて己のために善き基を蓄へ、未來の備をなして眞の生命を捉ふることを爲よと。jMb善をおこなひ、善き業に富み、惜みなく施し、分け與ふることを喜び、Gb汝この世の富める者に命ぜよ。高ぶりたる思をもたず、定なき富をたのまずして、唯われらを樂しませんとて萬の物を豐に賜ふ神に依頼み、\1b主は唯ひとり不死を保ち近づきがたき光に住み、人の未だ見ず、また見ること能はぬ者なり。願はくは尊貴と限りなき權力と彼にあらんことを、アァメン。 b時いたらば幸福なる唯一の君主、もろもろの王の王、もろもろの主の主、これを顯し給はん。b汝われらの主イエス・キリストの現れたまふ時まで汚點なく責むべき所なく、誡命を守れ。;ob われ凡ての物を生かしたまふ神のまへ、及びポンテオ・ピラトに向ひて善き言明をなし給ひしキリスト・イエスの前にて汝に命ず。/Wb 信仰の善き戰闘をたたかへ、永遠の生命をとらへよ。汝これが爲に召を蒙り、また多くの證人の前にて善き言明をなせり。b 神の人よ、なんぢは此等のことを避けて、義と敬虔と信仰と愛と忍耐と柔和とを追ひ求め、5~cb それ金を愛するは諸般の惡しき事の根なり、ある人々これを慕ひて信仰より迷ひ、さまざまの痛をもて自ら己を刺しとほせり。}3b されど富まんと欲する者は、誘惑と羂、また人を滅亡と沈淪とに溺らす愚にして害ある各樣の慾に陷るなり。3|abただ衣食あらば足れりとせん。y{kb我らは何をも携へて世に來らず、また何をも携へて世を去ること能はざればなり。dzAbされど足ることを知りて敬虔を守る者は、大なる利益を得るなり。pyYbまた心腐りて眞理をはなれ、敬虔を利益の道とおもふ者の爭論おこるなり。#x?bその人は傲慢にして何をも知らず、ただ議論と言爭とにのみ耽るなり、之によりて嫉妬・爭鬪・惡しき念おこり、)wKbもし異なる教を傳へて、健全なる言すなはち我らの主イエス・キリストの言と、敬虔にかなふ教とを肯はぬ者あらば、 vb信者たる主人を有てる者は、その兄弟なるに因りて之を輕んぜず、反つて彌増々これに事ふべし。その益を受くる主人は信者にして愛せらるる者なればなり。汝これらの事を教へかつ勧めよ。1u ]bおほよそ軛の下にありて奴隷たる者は、おのれの主人を全く尊ぶべき者とすべし。これ神の名と教との譏られざらん爲なり。mtSb斯くのごとく善き業も明かなり、然らざる者も遂には隱るること能はず。jsMb或人の罪は明かにして先だちて審判に往き、或人の罪は後にしたがふ。rb今よりのち水のみを飮まず、胃のため、又しばしば病に罹る故に、少しく葡萄酒を用ひよ。dqAb輕々しく人に手を按くな、人の罪に與るな、自ら守りて潔くせよ。8pibわれ神とキリスト・イエスと選ばれたる御使たちとの前にて嚴かに汝に命ず、何事をも偏り行はず、偏頗なく此等のことを守れ、poYb罪を犯せる者をば衆の前にて責めよ、これ他の人をも懼れしめんためなり。Un#b長老に對する訴訟は二三人の證人なくば受くべからず。m3b聖書に『穀物を碾す牛に口籠を繋くべからず』また『勞動人のその價を得るは相應しきなり』と云へばなり。plYb善く治むる長老、殊に言と教とをもて勞する長老を一層尊ぶべき者とせよ。k3b信者たる女もし其の家に寡婦あらば、自ら之を助けて教會を煩はすな。これ眞の寡婦を教會の助けん爲なり。Ojb彼らの中には既に迷ひてサタンに從ひたる者あり。i'bされば若き寡婦は嫁ぎて子を生み、家を理めて敵に少しにても謗るべき機を與へざらんことを我は欲す。2h]b 彼等はまた懶惰に流れて家々を遊びめぐる、啻に懶惰なるのみならず、言多くして徒事にたづさはり、言ふまじき事を言ふ。Rgb 初の誓約を棄つるに因りて批難を受くべければなり。vfeb 若き寡婦は籍に記すな、彼らキリストに背きて心亂るる時は、嫁ぐことを欲し、Peb 善き業の聲聞あり、或は子女をそだて、或は旅人を宿し、或は聖徒の足を洗ひ、或は惱める者を助くる等、もろもろの善き業に從ひし者たるべし。d}b 六十歳以下の寡婦は寡婦の籍に記すべからず、記すべきは一人の夫の妻たりし者にして、cb人もし其の親族、殊に己が家族を顧みずば、信仰を棄てたる者にて、不信者よりも更に惡しきなり。Rbbこれらの事を命じて彼らに責むべき所なからしめよ。aa;bされど佚樂を放恣にする寡婦は、生けりと雖も死にたる者なり。|`qb眞の寡婦にして獨殘りたる者は、望を神におきて、夜も晝も絶えず願と祈とを爲す。8_ibされど寡婦に子もしくは孫あらば、彼ら先づ己の家に孝を行ひて親に恩を報ゆることを學ぶべし。これ神の御意にかなふ事なり。3^ab寡婦のうちの眞の寡婦を敬へ。s]_b老いたる女を母の如くに勸め、若き女を姉妹の如くに全き貞潔をもて勸めよ。i\ Mb老人を譴責すな、反つて之を父のごとく勸め、若き人を兄弟の如くに、[ bなんぢ己とおのれの教とを愼みて此等のことに怠るな、斯くなして己と聽く者とを救ふべし。pZYbなんぢ心を傾けて此等のことを專ら務めよ。汝の進歩の明かならん爲なり。pYYbなんぢ長老たちの按手を受け、預言によりて賜はりたる賜物を等閑にすな。[X/b わが到るまで、讀むこと勸むること教ふる事に心を用ひよ。&WEb なんぢ年若きをもて人に輕んぜらるな、反つて言にも、行状にも、愛にも、信仰にも、潔にも、信者の模範となれ。6Vgb 汝これらの事を命じかつ教へよ。U3b 我らは之がために勞しかつ苦心す、そは我ら凡ての人、殊に信ずる者の救主なる活ける神に望を置けばなり。/b酒を嗜まず、人を打たず、寛容にし、爭はず、金を貪らず、#=?bそれ監督は責むべき所なく、一人の妻の夫にして、自ら制し、愼み、品行正しく、旅人を懇ろに待し、能く教へ、r< _b『人もし監督の職を慕はば、これよき業を願ふなり』とは、信ずべき言なり。y;kb然れど女もし愼みて信仰と愛と潔とに居らば、子を生むことに因りて救はるべし。R:bアダムは惑されず、女は惑されて罪に陷りたるなり。O9b それアダムは前に造られ、エバは後に造られたり。p8Yb われ女の教ふることと男の上に權を執ることとを許さず、ただ靜にすべし。I7 b 女は凡てのこと從順にして靜に道を學ぶべし。s6_b 善き業をもて飾とせんことを。これ神を敬はんと公言する女に適へる事なり。53b また女は恥を知り、愼みて宜しきに合ふ衣にて己を飾り、編みたる頭髮と金と眞珠と價貴き衣とを飾とせず、4wbこれ故にわれ望む、男は怒らず爭はず、何れの處にても潔き手をあげて祈らんことを。D3b我これが爲に立てられて宣傳者となり、使徒となり(我は眞を言ひて虚僞を言はず)また信仰と眞とをもて異邦人を教ふる教師となれり。d2Ab彼は己を與へて凡ての人の贖價となり給へり、時至りて證せらる。1 bそれ神は唯一なり、また神と人との間の中保も唯一にして、人なるキリスト・イエス是なり。a0;b神は凡ての人の救はれて、眞理を悟るに至らんことを欲し給ふ。d/Ab斯くするは美事にして、我らの救主なる神の御意に適ふことなり。g.Gb是われら敬虔と謹嚴とを盡して、安らかに靜に一生を過さん爲なり。.- Wbさればわれ第一に勸む、凡ての人のため、王たち及び凡て權を有つものの爲に、おのおの願・祈祷・とりなし・感謝せよ。, 9bその中にヒメナオとアレキサンデルとあり、彼らに涜すまじきことを學ばせんとて、我これをサタンに付せり。E+ b或人よき良心を棄てて信仰の破船をなせり。a* =bわが子テモテよ、汝を指したる凡ての預言に循ひて、我この命令を汝に委ぬ。これ汝がその預言により、信仰と善き良心とを保ちて、善き戰鬪を戰はん爲なり。) 3b願はくは萬世の王、すなはち朽ちず見えざる唯一の神に、世々限りなく尊貴と榮光とあらん事を、アァメン。a( =b然るに我が憐憫を蒙りしは、キリスト・イエス我を首に寛容をことごとく顯し、この後、かれを信じて永遠の生命を受けんとする者の模範となし給はん爲なり。4' cb『キリスト・イエス罪人を救はん爲に世に來り給へり』とは、信ずべく正しく受くべき言なり、其の罪人の中にて我は首なり。& b而して我らの主の恩惠は、キリスト・イエスに由れる信仰および愛とともに溢るるばかり彌増せり。d% Cb われ曩には涜す者、迫害する者、暴行の者なりしに、我を忠實なる者として、この職に任じ給ひたればなり。われ信ぜぬ時に知らずして行ひし故に憐憫を蒙れり。Q$ b 我に能力を賜ふ我らの主キリスト・イエスに感謝す。]# 5b これは我に委ね給ひし幸福なる神の榮光の福音に循へるなり。X" +b 淫行のもの、男色を行ふもの、人を誘拐すもの、僞るもの、いつはり誓ふ者の爲、そのほか健全なる教に逆ふ凡ての事のために設けられたるを知るべし。!  b 律法を用ふる者は、律法の正しき人の爲にあらずして、不法のもの、服從せぬもの、敬虔ならぬもの、罪あるもの、潔からぬもの、妄なるもの、父を撃つもの、母を撃つもの、人を殺す者、W  )b律法は道理に循ひて之を用ひば善き者なるを我らは知る。r _b律法の教師たらんと欲して、反つて其の言ふ所その確證する所を自ら悟らず。Q bある人々これらの事より外れて虚しき物語にうつり、i Mb命令の目的は清き心と善き良心と僞りなき信仰とより出づる愛にあり。: ob昔話と窮りなき系圖とに心を寄する事なからしめよ。此等のことは信仰に基ける神の經綸の助とならず、反つて議論を生ずるなり。( Kb我マケドニヤに往きしとき汝に勸めし如く、汝なほエペソに留まり、ある人々に命じて、異なる教を傳ふることなく、X +b書を信仰に由りて我が眞實の子たるテモテに贈る。願はくは父なる神および我らの主キリスト・イエスより賜ふ恩惠と憐憫と平安と、汝に在らんことを。! ?b我らの救主なる神と我らの希望なるキリスト・イエスとの命によりて、キリスト・イエスの使徒となれるパウロ、 ~}}}'|5{{9zzyyxCwwAvvbuu/ttss-rr}qqpooqontmm^ll^kkzjj0iThhgffree`ddc~bboaa`k__?^]\\[s[ ZYYlYXLWW>5=<32211E0//Y.---,w+***&)((( ''3&&%%,$$'#b"!!M y'vEb9 S  = /KX-S^[5 そは潔めらるる者を一つの供物にて限りなく全うし給ふなり。RZ 斯くて己が仇の己が足臺とせられん時を待ちたまふ。mYS 然れどキリストは罪のために一つの犧牲を献げて限りなく神の右に坐し、X  すべての祭司は日毎に立ちて事へ、いつまでも罪を除くこと能はぬ同じ犧牲をしばしば献ぐ。W この御意に適ひてイエス・キリストの體の一たび献げられしに由りて我らは潔められたり。2V] 後に『視よ、我なんぢの御意を行はんとて來る』と言ひ給へり。その後なる者を立てん爲に、その先なる者を除き給ふなり。U- 先には『汝いけにへと供物と燔祭と罪祭と(即ち律法に循ひて献ぐる物)を欲せず、また悦ばず』と言ひ、T' その時われ言ふ「神よ、我なんぢの御意を行はんとて來る」我につきて書の卷に録されたるが如し』と。9Sm なんぢ燔祭と罪祭とを悦び給はず、R' この故にキリスト世に來るとき言ひ給ふ『なんぢ犧牲と供物とを欲せず、唯わが爲に體を備へたまへり。UQ# これ牡牛と山羊との血は罪を除くこと能はざるに因る。LP 然れど犧牲によりて、年ごとに罪を憶ゆるなり。O もし之を得ば、禮拜をなす者、一たび潔められて復心に罪を憶えねば、献ぐることを止めしならん。XN + それ律法は來らんとする善き事の影にして眞の形にあらねば、年毎にたえず献ぐる同じ犧牲にて、神にきたる者を何時までも全うすることを得ざるなり。>Mu キリストも亦おほくの人の罪を負はんが爲に一たび献げられ、復罪を負ふことなく、己を待望む者に再び現れて救を得させ給ふべし。mLS 一たび死ぬることと死にてのち審判を受くることとの人に定りたる如く、SK もし然らずば世の創より以來しばしば苦難を受け給ふべきなり。然れど今、世の季にいたり己を犧牲となして罪を除かんために一たび現れたまへり。J  これ大祭司が年ごとに他の物の血をもて聖所に入るごとく、屡次おのれを献ぐる爲にあらず。/IW キリストは眞のものに象れる、手にて造りたる聖所に入らず、眞の天に入りて今より我等のために神の前にあらはれ給ふ。)HK この故に天に在るものに象りたる物は此等にて潔められ、天にある物は此等に勝りたる犧牲をもて潔めらるべきなり。G おほよそ律法によれば、萬のもの血をもて潔めらる。もし血を流すことなくば、赦さるることなし。RF また同じく幕屋と祭のすべての器とに血をそそげり。LE 『これ神の汝らに命じたまふ契約の血なり』と。VD% モーセ律法に循ひて諸般の誡命をすべての民に告げてのち、犢と山羊との血また水と緋色の毛とヒソプとをとりて、書および凡ての民にそそぎて言ふ、LC この故に初の契約も血なくして立てしにあらず。mBS 遺言は遺言者死にてのち始めて效あり、遺言者の生くる間は效なきなり。9Am それ遺言は必ず遺言者の死を要す。Y@+ この故に彼は新しき契約の中保なり。これ初の契約の下に犯したる咎を贖ふべき死あるによりて、召されたる者に約束の永遠の嗣業を受けさせん爲なり。J?  まして永遠の御靈により瑕なくして己を神に献げ給ひしキリストの血は、我らの良心を死にたる行爲より潔めて活ける神に事へしめざらんや。>  もし山羊および牡牛の血、牝牛の灰などを穢れし者にそそぎて其の肉體を潔むることを得ば、 = 山羊と犢との血を用ひず、己が血をもて只一たび至聖所に入りて、永遠の贖罪を終へたまへり。)<K 然れどキリストは來らんとする善き事の大祭司として來り、手にて造らぬ此の世に屬せぬ更に大なる全き幕屋を經て、;- 此等はただ食物・飮物さまざまの濯事などに係り、肉に屬する定にして、改革の時まで負せられたるのみ。D: この幕屋はその時のために設けられたる比喩なり、之に循ひて献げたる供物と犧牲とは、禮拜をなす者の良心を全うすること能はざりき。 9 之によりて聖靈は前なる幕屋のなほ存するあひだ、至聖所に入る道の未だ顯れざるを示し給ふ。8! されど奧なる幕屋には、大祭司のみ年に一度おのれと民との過失のために献ぐる血を携へて入るなり。y7k 此等のもの斯く備りたれば、祭司たちは常に前なる幕屋に入りて禮拜をおこなふ。 6 櫃の上に榮光のケルビムありて贖罪所を覆ふ。これらの物に就きては、今一々言ふこと能はず、>5u その中に金の香壇と金にて徧く覆ひたる契約の櫃とあり、この中にマナを納れたる金の壺と芽したるアロンの杖と契約の石碑とあり、I4  また第二の幕の後に至聖所と稱ふる幕屋あり。|3q 設けられたる幕屋あり、前なるを聖所と稱へ、その中に燈臺と案と供のパンとあり。N2  初の契約には禮拜の定と世に屬する聖所とありき。1- 既に『新し』と言ひ給へば、初のものを舊しとし給へるなり、舊びて衰ふるものは、消失せんとするなり。d0A 我もその不義を憐み、この後また其の罪を思ひ出でざるべし』と。5/c 彼らはまた各人その國人に、その兄弟に教へて、なんじ主を知れと言はざるべし。そは小より大に至るまで、皆われを知らん。.# 「されば、かの日の後に我がイスラエルの家と立つる契約は是なり」と主いひ給ふ。「われ我が律法を彼らの念に置き、そのこころに之を記さん、また我かれらの神となり、彼らは我が民とならん。z-m この契約は我かれらの先祖の手を執りて、エジプトの地より導き出しし時に立てし所の如きにあらず、彼らは我が契約にとどまらず、我も彼らを顧みざりしなり」と主いひ給ふ。),K然るに彼らを咎めて言ひ給ふ『主いひ給ふ「視よ、我イスラエルの家とユダの家とに、新しき契約を設くる日來らん。p+Yかつ初の契約もし虧くる所なくば、第二の契約を求むる事なかりしならん。#*?されどキリストは更に勝れる約束に基きて立てられし勝れる契約の中保となりたれば、更に勝る職を受け給へり。k)O彼らの事ふるは、天にある物の型と影となり。モーセが幕屋を建てんとする時に『愼め、山にて汝が示されたる式に效ひて凡ての物を造れ』との御告を受けしが如し。('然るに若し地に在さば、既に律法に循ひて供物を献ぐる祭司等あるによりて祭司とはなり給はざるべし。'-おおよそ大祭司の立てらるるは供物と犧牲とを献げん爲なり、この故に彼もまた献ぐべき物あるべきなり。&聖所および眞の幕屋に事へたまふ。この幕屋は人の設くるものにあらず、主の設けたまふ所なり。 % 今いふ所の要點は斯くのごとき大祭司の我らにある事なり。彼は天にては稜威の御座の右に坐し、2$]律法は弱みある人々を立てて大祭司とすれども、律法の後なる誓の御言は、永遠に全うせられ給へる御子を大祭司となせり。J# 他の大祭司のごとく先づ己の罪のため、次に民の罪のために日々犧牲を献ぐるを要し給はず、その一たび己を献げて之を成し給ひたればなり。A"{斯くのごとき大祭司こそ我らに相應しき者なれ、即ち聖にして惡なく、穢なく、罪人より遠ざかり、諸般の天よりも高くせられ給へり。 !9この故に彼は己に頼りて神にきたる者のために執成をなさんとて常に生くれば、之を全く救ふこと得給ふなり。^ 5されど彼は永遠に在せば易ることなき祭司の職を保ちたまふ。かの人々は死によりて永くその職に留ることを得ざる故に、祭司となりし者の數多かりき。Oイエスは斯くも優れたる契約の保證となり給へり。\1彼は誓なくしては爲られず、誓をもて祭司とせられ給へり。即ち彼に就きて『主ちかひて悔い給はず、「なんじは永遠に祭司たり」』と言ひ給ひしが如し。I かの人々は誓なくして祭司とせられたれども、 9(律法は何をも全うせざりしなり)更に優れたる希望を置かれたり、この希望によりて我らは神に近づくなり。F前の誡命は弱く、かつ益なき故に廢せられ、|qそは『なんぢは永遠にメルキゼデクの位に等しき祭司たり』と證せられ給へばなり。  P:16又メルキゼデクのごとき他の祭司おこり、肉の誡命の法に由らず、朽ちざる生命の能力によりて立てられたれば、我が言ふ所いよいよ明かなり。#?それ我らの主のユダより出で給へるは明かにして、此の族につき、モーセは聊かも祭司に係ることを云はざりき。yk 此等のことは曾て祭壇に事へたることなき他の族に屬する者をさして云へるなり。I  祭司の易る時には律法も亦必ず易るべきなり。 もしレビの系なる祭司によりて全うせらるる事ありしならば(民は之によりて律法を受けたり)何ぞなほ他にアロンの位に等しからぬメルキゼデクの位に等しき祭司の起る必要あらんや。|q そはメルキゼデクのアブラハムを迎へし時に、レビはなほ父の腰に在りたればなり。 また十分の一を受くるレビすら、アブラハムに由りて十分の一を納めたりと云ふも可なり。-かつ此所にては死ぬべき者十分の一を受くれども、彼處にては『活くるなり』と證せられた者これを受く。X)それ小なる者の大なる者に祝福せらるるは論なき事なり。 されど此の血脈にあらぬ彼は、アブラハムより十分の一を取りて約束を受けし者を祝福せり。P レビの子等のうち祭司の職を受くる者は、律法によりて、民すなはちアブラハムの腰より出でたる己が兄弟より、十分の一を取ることを命ぜらる。 -先祖アブラハム分捕物のうち十分の一、最も善き物を之に與へたれば、その人の如何に尊きかを思ふべし。 父なく、母なく、系圖なく、齡の始なく、生命の終なく、神の子の如くにして限りなく祭司たり。8 iアブラハムは彼に凡ての物の十分の一を分け與へたり。その名を釋けば第一に義の王、次にサレムの王、すなはち平和の王なり。"  ?此のメルキゼデクはサレムの王にて至高き神の祭司たりしが、王たちを破りて還るアブラハムを迎へて祝福せり。!イエス我等のために前驅し、永遠にメルキゼデクの位に等しき大祭司となりて、その處に入り給へり。pYこの希望は我らの靈魂の錨のごとく安全にして動かず、かつ幔の内に入る。>uこれ神の謊ること能はぬ二つの變らぬものによりて、己の前に置かれたる希望を捉へんとて遁れたる我らに強き奨勵を與へん爲なり。}この故に神は約束を嗣ぐ者に御旨の變らぬことを充分に示さんと欲して誓を加へ給へり。wおほよそ人は己より大なる者を指して誓ふ、その誓はすべての爭論を罷むる保證たり。X)斯くの如くアブラハムは耐へ忍びて約束のものを得たり。^5『われ必ず、なんぢを惠み惠まん、なんぢを殖し殖さん』と、 9 それ神はアブラハムに約し給ふとき、指して誓ふべき己より大なる者なき故に、己を指して誓ひて言ひ給へり、mS 怠ることなく、信仰と耐忍とをもて約束を嗣ぐ人々に效はんことを求む。gG 我らは汝等がおのおの終まで前と同じ勵をあらはして全き望を保ち、5~c 神は不義に在さねば、汝らの勤勞と、前に聖徒につかへ、今もなほ之に事へて御名のために顯したる愛とを忘れ給ふことなし。} 愛する者よ、われら斯くは語れど、汝らには更に善きこと、即ち救にかかはる事あるを深く信ず。v|eされど茨と薊とを生ぜば、棄てられ、かつ詛に近く、その果ては焚かるるなり。{!それ地しばしば其の上に降る雨を吸ひ入れて耕す者の益となるべき作物を生ぜば、神より祝福を受く。,zQ墮落する者は更にまた自ら神の子を十字架に釘けて肆し者とする故に、再びこれを悔改に立返らすること能はざるなり。?yy神の善き言と來世の能力とを味ひて後、[x/一たび照されて天よりの賜物を味ひ、聖靈に與る者となり、muキリストは肉體にて在ししとき、大なる叫と涙とをもて、己を死より救ひ得る者に祈と願とを献げ、その恭敬によりて聽かれ給へり。lまた他の篇に『なんじは永遠にメルキゼデクの位に等しき祭司たり』と言ひ給へるが如し。_k7斯くの如くキリストも己を崇めて自ら大祭司となり給はず。之に向ひて『なんじは我が子なり、われ今日なんじを生めり』と語り給ひし者、これを立てたり。|jq又この貴き位はアロンのごとく神に召さるるにあらずば、誰も自ら之を取る者なし。i之によりて民のために爲すごとく、また己のためにも罪に就きて献物をなさざるべからず。hw彼は自らも弱に纒はるるが故に、無知なるもの、迷へる者を思ひ遣ることを得るなり。%g E凡そ大祭司は人の中より選ばれ、罪のために供物と犧牲とを献げんとて、人にかはりて神に事ふることを任ぜらる。 f9この故に我らは憐憫を受けんが爲、また機に合ふ助となる惠を得んがために、憚らずして惠の御座に來るべし。)eK我らの大祭司は我らの弱を思ひ遣ること能はぬ者にあらず、罪を外にして凡ての事、われらと等しく試みられ給へり。/dW我等には、もろもろの天を通り給ひし偉なる大祭司、神の子イエスあり。然れば我らが言ひあらはす信仰を堅く保つべし。#c? また造られたる物に一つとして神の前に顯れぬはなし、萬の物は我らが係れる神の目のまへに裸にて露るるなり。;bo 神の言は生命あり、能力あり、兩刃の劍よりも利くして、精神と靈魂、關節と骨髓を透して之を割ち、心の念と志望とを驗すなり。a3 されば我等はこの休に入らんことを務むべし、是かの不從順の例にならひて誰も墮つることなからん爲なり。v`e 既に神の休に入りたる者は、神のその業を休み給ひしごとく、己が業を休めり。?_y 然れば神の民の爲になほ安息は遺れり。^!若しヨシュア既に休を彼らに得しめしならば、神はその後、ほかの日につきて語り給はざりしならん。_]7久しきを經てのち復、日を定めダビデによりて『今日』と言ひ給ふ。曩に記したるが如し。曰く『今日なんじら神の聲を聞かば、こころを頑固にするなかれ』#\?然れば之に入るべき者なほ在り、曩に善き音信を傳へられし者らは、不從順によりて入ることを得ざりしなれば、X[)また茲に『かれらは、我が休に入るべからず』と云へり。yZk或篇に七日めに就きて斯く云へり『七日めに神その凡ての業を休みたまへり』と。}Ysわれら信じたる者は、かの休に入ることを得るなり。『われ怒をもて「彼らは、わが休に入るべからず」と誓へり』と云ひ給ひしが如し。されど世の創より御業は既に成れるなり。DXそれは彼らのごとく我らも善き音信を傳へられたり、然れど彼らには聞きし所の言益なかりき。聞くもの之に信仰をまじへざりしに因る。W 3然れば我ら懼るべし、その安息に入るべき約束はなほ遺れども、恐らくは汝らの中これに達せざる者あらん。mVS之によりて見れば、彼らの入ること能はざりしは、不信仰によりてなり。 U又かれらは我が安息に入るべからずとは、誰に對して誓ひ給ひしか、不從順なる者にあらずや。 T9また四十年のあひだ、神は誰に對して憤ほり給ひしか、罪を犯してその死屍を荒野に横たへし人々にあらずや。S然れば聞きてなほ怒を惹きし者は誰なるか、モーセによりてエジプトを出でし凡ての人にあらずや。R'それ『今日なんじら神の聲を聞かば、その怒を惹きし時のごとく、こころを頑固にするなかれ』と云へ。mQSもし始の確信を終まで堅く保たば、我らはキリストに與る者となるなり。P 汝等のうち誰も罪の誘惑によりて頑固にならぬやう、今日と稱ふる間に日々互に相勸めよ。O 兄弟よ、心せよ、恐らくは汝等のうち活ける神を離れんとする不信仰の惡しき心を懷く者あらん。[N/ われ怒をもて「彼らは、我が休に入るべからず」と誓へり』M  この故に我この代の人を憤ほりて云へり、「彼らは常に心まよい、わが途を知らざりき」と。yLk 彼處にて汝らの先祖たちは我をこころみて驗し、かつ四十年の間わが業を見たり。|Kqその怒を惹きし時のごとく、荒野の嘗試の日のごとく、こころを頑固にするなかれ。aJ;この故に聖靈の言ひ給ふごとく『今日なんぢら神の聲を聞かば、#I?キリストは子として神の家を忠實に掌どり給へり。我等もし確信と希望の誇とを終まで堅く保たば、神の家なり。 Hモーセは後に語り傳へられんと爲ることの證をせんために、僕として神の全家に忠實なりしが、[G/家は凡て之を造る者あり、萬の物を造り給ひし者は神なり。#F?家を造る者の家より勝りて尊ばるる如く、彼もモーセに勝りて大なる榮光を受くるに相應しき者とせられ給へり。sE_彼の己を立て給ひし者に忠實なるは、モーセが神の全家に忠實なりしが如し。D 3されば共に天の召を蒙れる聖なる兄弟よ、我らが言ひあらはす信仰の使徒たり大祭司たるイエスを思ひ見よ。mCS主は自ら試みられて苦しみ給ひたれば、試みられるる者を助け得るなり。AB{この故に神の事につきて憐憫ある忠實なる大祭司となりて、民の罪を贖はんために、凡ての事において兄弟の如くなり給ひしは宜なり。XA)實に主は御使を扶けずしてアブラハムの裔を扶けたまふ。m@Sかつ死の懼によりて生涯、奴隷となりし者どもを解放ち給はんためなり。5?c子等はともに血肉を具ふれば、主もまた同じく之を具へ給ひしなり。これは死の權力を有つもの、即ち惡魔を死によりて亡し、t>a また『われ彼に依頼まん』 又『視よ、我と神の我に賜ひし子等とは……』と。d=A 『われ御名を我が兄弟たちに告げ、集會の中にて汝を讃め歌はん』#<? 潔めたまふ者も、潔めらるる者も、皆ただ一つより出づ。この故に彼らを兄弟と稱ふるを恥とせずして言ひ給ふ、M; それ多くの子を光榮に導くに、その救の君を苦難によりて全うし給ふは、萬の物の歸するところ、萬の物を造りたまふ所の者に相應しき事なり。z:m ただ御使よりも少しく卑くせられしイエスの、死の苦難を受くるによりて榮光と尊貴とを冠らせられ給へるを見る。これ神の恩惠によりて萬民のために死を味ひ給はんとてなり。t9a萬の物をその足の下の服はせ給へり』と。既に萬の物を之に服はせ給ひたれば、服はぬものは一つだに殘さるる事なし。されど今もなほ我らは萬の物の之に服ひたるを見ず。[8/汝これを御使よりも少しく卑うし、光榮と尊貴とを冠らせ、)7K或篇に人證して言ふ『人は如何なる者なれば、之を御心にとめ給ふか。人の子は如何なる者なれば、之を顧み給ふか。|6qそれ神は我らの語るところの來らんとする世界を、御使たちには服はせ給はざりき。5'神また徴と不思議とさまざまの能力ある業と、御旨のままに分ち與ふる聖靈とをもて證を加へたまへり。S4我ら斯くのごとき大なる救を等閑にして爭でか遁るることを得ん。この救は初め主によりて語り給ひしものにして、聞きし者ども之を我らに確うし、3若し御使によりて語り給ひし言すら堅くせられて、咎と不從順とみな正しき報を受けたらんには、u2 eこの故に我ら聞きし所をいよいよ篤く愼むべし、恐らくは流れ過ぐる事あらん。1 !御使はみな事へまつる靈にして、救を嗣がんとする者のために職を執るべく遣されたる者にあらずや。0 ' 又いづれの御使に曾て斯くは言ひ給ひしぞ『われ汝の仇を汝の足臺となすまでは、我が右に坐せよ』と。I/   而して汝これらを袍のごとく疊み給はん、これらは衣のごとく變らん。されど汝はかはり給ふことなく汝の齡は終らざるなり』と言ひたまふ。x. k これらは滅びん、されど汝は常に存へたまはん。これらはみな衣のごとく舊びん。i- M また『主よ、なんぢ太初に地の基を置きたまへり、天も御手の業なり。", ? なんぢは義を愛し、不法をにくむ。この故に神なんぢの神は歡喜の油を、汝の友に勝りて汝にそそぎ給へり』と。+ されど御子に就きては『神よ、なんじの御座は世々限りなく、汝の國の杖は正しき杖なり。 * また御使たちに就きては『神は、その使たちを風となし、その事ふる者を焔となす』と言ひ給ふ。u) eまた初子を再び世に入れ給ふとき『神の凡ての使は之を拜すべし』と言ひ給ふ。O( 神は孰の御使に曾て斯くは言ひ給ひしぞ『なんぢは我が子なり、われ今日なんぢを生めり』と。また『われ彼の父となり、彼わが子とならん』と。{' qその受け給ひし名の御使の名に勝れるごとく、御使よりは更に勝る者となり給へり。X& +御子は神の榮光のかがやき、神の本質の像にして、己が權能の言をもて萬の物を保ちたまふ。また罪の潔をなして、高き處にある稜威の右に坐し給へり。F% この末の世には御子によりて、我らに語り給へり。神は曾て御子を立てて萬の物の世嗣となし、また御子によりて諸般の世界を造り給へり。}$ w神むかしは預言者等により、多くに分ち、多くの方法をもて先祖たちに語り給ひしが、l# S願はくは主イエス・キリストの恩惠、なんぢらの靈と偕にあらんことを。r" _及び我が同勞者マルコ、アリスタルコ、デマス、ルカ皆なんぢに安否を問ふ。`! ;キリスト・イエスに在りて我とともに囚人となれるエパフラス、  -而して我がために宿を備へよ、我なんぢらの祈により、遂に我が身の汝らに與へられんことを望めばなり。  我なんぢの從順を確信して之を書き贈る。わが言ふところに勝りて汝の行はんことを知るなり。 兄弟よ、請ふ、なんぢ主に在りて我に益を得させよ、キリストに在りて我が心を安んぜよ。 我パウロ手づから之を記す、われ償はん、汝われに身を以て償ふべき負債あれど、我これを言はず。f G彼もし汝に不義をなし、または汝に負債あらば、之を我に負はせよ。] 5汝もし我を友とせば、請ふ、われを納るるごとく彼を納れよ。s aもはや奴隷の如くせず、奴隷に勝りて愛する兄弟の如くせん爲なりしやも知るべからず。我は殊に彼を愛す、まして汝は肉によりても主によりても、之を愛せざる可けんや。T #彼が暫時なんぢを離れしは、或は汝かれを永遠に保ち、7 iなんぢの承諾を經ずして斯くするを好まざりき、是なんぢの善の止むを得ざるに出でずして心より出でんことを欲したればなり。 9 我は彼をわが許に留めおきて、我が福音のために縲絏にある間、なんぢに代りて我に事へしめんと欲したれど、> y 我かれを汝に歸す、かれは我が心なり。l S かれ前には汝に益なき者なりしが、今は汝にも我にも益ある者となれり。+ Q 既に年老いて今はキリスト・イエスの囚人となれる我パウロ、縲絏の中にて生みし我が子オネシモの事をなんぢに願ふ。8 m むしろ愛の故によりて汝にねがふ。u eこの故に、われキリストに在りて、汝になすべき事を聊かも憚らず命じ得れど、 3兄弟よ、我なんぢの愛によりて大なる勸喜と慰安とを得たり。聖徒の心は汝によりて安んぜられたればなり。@ {願ふところは、汝の信仰の交際の活動により、人々われらの中なる凡ての善き業を知りて、榮光をキリストに歸するに至らんことなり。l Sこれ主イエスと凡ての聖徒とに對する汝の愛と信仰とを聞きたればなり。K われ祈るとき常に汝をおぼえて我が神に感謝す。  願はくは我らの父なる神および主イエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と、汝らに在らんことを。{  q我らの姉妹アピヤ、我らと共に戰鬪をなせるアルキポ及び汝の家にある教會に贈る。  }キリスト・イエスの囚人たるパウロ及び兄弟テモテ、書を我らが愛する同勞者ピレモン、A {v我と偕に居る者みな汝に安否を問ふ。信仰に在りて我らを愛する者に安否を問へ。願はくは御惠、なんぢら凡ての者と偕にあらん事を。 !vかくて我らの伴侶も善き業を務めて必要を資けんことを學ぶべし、これ果を結ばぬ事なからん爲なり。dAv 教法師ゼナス及びアポロを懇ろに送りて、乏しき事なからしめよ。8iv 我アルテマス或はテキコを汝に遣さん、その時なんぢ急ぎてニコポリなる我がもとに來れ。われ彼處にて冬を過さんと定めたり。s_v かかる者は汝の知るごとく、邪曲にして自ら罪を認めつつ尚これを犯すなり。[/v 異端の者をば一度もしくは二度、訓戒して後これを棄てよ。-v されど愚なる議論・系圖・爭鬪、また律法に就きての分爭を避けよ。これらは益なくして空しきものなり。nUvこの言は信ずべきなれば、我なんぢが此等につきて確證せんことを欲す。神を信じたる者をして愼みて善き業を務めしめん爲なり。かくするは善き事にして人に益あり。 vこれ我らが其の恩惠によりて義とせられ、永遠の生命の望にしたがひて世嗣とならん爲なり。  vgGv:6我らの行ひし義の業にはよらで、唯その憐憫により、更生の洗と、我らの救主イエス・キリストをもて豐に注ぎたまふ聖靈による維新とにて、我らを救ひ給へり。jMvされど我らの救主なる神の仁慈と、人を愛したまふ愛との顯れしとき、e~Cv我らも前には愚なるもの、順はぬもの、迷へる者、さまざまの慾と快樂とに事ふるもの、惡意と嫉妬とをもて過すもの、憎むべき者、また互に憎み合ふ者なりき。 ~~C~}r})||{{)zzyxx*wwuvvCuu~u,tt7sssrq4pfotnn mm6lkkukjFiihhgffee.ddcpbbkaa`__D^^!]]V\[ZZ[ZY>XX6WW V?UUGTT5S|RR=QQGPP0OO"NMMLlKKKcJJII)HHGFFFEEDDCBB"AA @?>>j>==A<&&0%%M$$<## "k!![ GF4H7@/ck`U5y Y v S alB7/? 3イエス・キリストの使徒ペテロ、書をポント、ガラテヤ、カパドキヤ、アジヤ、ピテニヤに散りて宿れる者、>'その人は知れ、罪人をその迷へる道より引囘す者は、かれの靈魂を死より救ひ、多くの罪を掩ふことを。j=Mわが兄弟よ、汝等のうち眞理より迷ふ者あらんに、誰か之を引囘さば、[</かくて再び祈りたれば、天雨を降らし、地その果を生ぜり。);Kエリヤは我らと同じ情をもてる人なるに、雨降らざることを切に祈りしかば、三年六个月のあひだ地に雨降らざりき。:'この故に互に罪を言ひ表し、かつ癒されんために相互に祈れ、正しき人の祈ははたらきて大なる力あり。 9さらば信仰の祈は病める者を救はん、主かれを起し給はん、もし罪を犯しし事あらば赦されん。#8?汝等のうち病める者あるか、その人、教會の長老たちを招け。彼らは主の名により其の人に油をぬりて祈るべし。y7k 汝等のうち苦しむ者あるか、その人、祈せよ。喜ぶ者あるか、その人、讃美せよ。t6a わが兄弟よ、何事よりも先づ誓ふな、或は天、あるひは地、あるひは其の他のものを指して誓ふな。只なんぢら然りは然り否は否とせよ、罪に定めらるる事なからん爲なり。V5% 視よ、我らは忍ぶ者を幸福なりと思ふ。なんぢらヨブの忍耐を聞けり、主の彼に成し給ひし果を見たり、即ち主は慈悲ふかく、かつ憐憫あるものなり。m4S 兄弟よ、主の名によりて語りし預言者たちを苦難と耐忍との模範とせよ。3w 兄弟よ、互に怨言をいふな、恐らくは審かれん。視よ、審判主、門の前に立ちたまふ。y2k汝らも耐へ忍べ、なんぢらの心を堅うせよ。主の來り給ふこと近づきたればなり。#1?兄弟よ、主の來り給ふまで耐へ忍べ。視よ、農夫は地の貴き實を、前と後との雨を得るまで耐へ忍びて待つなり。s0_汝らは正しき者を罪に定め、且これを殺せり、彼は汝らに抵抗することなし。j/M汝らは地にて奢り樂しみ、屠らるる日に在りて尚おのが心を飽かせり。#.?視よ、汝等がその畑を刈り入れたる勞動人に拂はざりし値は叫び、その刈りし者の呼聲は萬軍の主の耳に入れり。G-汝らの金銀は錆びたり。この錆なんぢらに對ひて證をなし、かつ火のごとく汝らの肉を蝕はん。汝等この末の世に在りてなほ財を蓄へたり。9,m汝らの財は朽ち、汝らの衣は蠧み、o+ Y聽け、富める者よ、なんぢらの上に來らんとする艱難のために泣きさけべ。L*人善を行ふことを知りて、之を行はぬは罪なり。j)Mされど今なんぢらは高ぶりて誇る、斯くのごとき誇はみな惡しきなり。#(?汝等その言ふところに易へて『主の御意ならば、我ら活きて此のこと、或は彼のことを爲さん』と言ふべきなり。v'e汝らは明日のことを知らず、汝らの生命は何ぞ、暫く現れて遂に消ゆる霧なり。#&? 聽け『われら今日もしくは明日それがしの町に往きて、一年の間かしこに留り、賣買して利を得ん』と言ふ者よ、%3 立法者また審判者は唯一人にして、救ふことをも滅ぼすことをも爲し得るなり。なんぢ誰なれば隣を審くか。_$7 兄弟よ、互に謗るな。兄弟を謗る者、兄弟を審く者は、これ律法を誹り、律法を審くなり。汝もし律法を審かば、律法をおこなふ者にあらずして審判人なり。[#/ 主の前に己を卑うせよ、然らば主なんぢらを高うし給はん。"w なんぢら惱め、悲しめ、泣け、なんぢらの笑を悲歎に、なんぢらの歡喜を憂に易へよ。!!神に近づけ、さらば神なんぢらに近づき給はん。罪人よ、手を淨めよ、二心の者よ、心を潔よくせよ。p Yこの故に汝ら神に服へ、惡魔に立ち向へ、さらば彼なんぢらを逃げ去らん。!神は更に大なる恩惠を賜ふ。されば言ふ『神は高ぶる者を拒ぎ、へりくだる者に恩惠を與へ給ふ』と。-聖書に『神は我らの衷に住ませ給ひし靈を、妬むほどに慕ひたまふ』と云へるを虚しきことと汝ら思ふか。>u姦淫をおこなふ者よ、世の友となるは、神に敵するなるを知らぬか、誰にても世の友とならんと欲する者は、己を神の敵とするなり。jM汝ら求めてなほ受けざるは慾のために費さんとて妄に求むるが故なり。D汝ら貪れども得ず、殺すことをなし、妬むことを爲れども得ること能はず、汝らは爭ひまた戰す。汝らの得ざるは求めざるに因りてなり。 !汝等のうちの戰爭は何處よりか、分爭は何處よりか、汝らの肢體のうちに戰ふ慾より來るにあらずや。X)義の果は平和をおこなふ者の平和をもて播くに因るなり。2]されど上よりの智慧は第一に潔よく、次に平和・寛容・温順また憐憫と善き果とに滿ち、人を偏り視ず、虚僞なきものなり。[/妬と黨派心とある所には亂と各樣の惡しき業とあればなり。|qかかる智慧は上より下るにあらず、地に屬し、情慾に屬し、惡鬼に屬するものなり。wされど汝等もし心のうちに苦き妬と黨派心とを懷かば、誇るな、眞理に悖りて僞るな。! 汝等のうち智くして慧き者は誰なるか、その人は善き行状により柔和なる智慧をもて行爲を顯すべし。A{ わが兄弟よ、無花果の樹オリブの實を結び、葡萄の樹、無花果の實を結ぶことを得んや。斯くのごとく鹽水は甘き水を出すこと能はず。I  泉は同じ穴より甘き水と苦き水とを出さんや。pY 讃美と呪詛と同じ口より出づ。わが兄弟よ、かかる事はあるべきにあらず。ve われら之をもて主たる父を讃め、また之をもて神に象りて造られたる人を詛ふ。}されど誰も舌を制すること能はず、舌は動きて止まぬ惡にして死の毒の滿つるものなり。 獸・鳥・匍ふもの・海にあるもの等、さまざまの種類みな制せらる、既に人に制せられたり。2 ]舌は火なり、不義の世界なり、舌は我らの肢體の中にて、全身を汚し、また地獄より燃え出でて一生の車輪を燃すものなり。) K斯くのごとく舌もまた小きものなれど、その誇るところ大なり。視よ、いかに小き火の、いかに大なる林を燃すかを。 -また船を見よ、その形は大く、かつ激しき風に追はるるとも、最小き舵にて舵人の欲するままに運すなり。| qわれら馬を己に馴はせんために轡をその口に置くときは、その全身を馭し得るなり。 我らは皆しばしば躓く者なり、人もし言に蹉跌なくば、これ全き人にして全身に轡を著け得るなり。 3わが兄弟よ、なんぢら多く教師となるな。教師たる我らの更に嚴しき審判を受くることを、汝ら知ればなり。mS靈魂なき體の死にたる者なるが如く、行爲なき信仰も死にたるものなり。-また遊女ラハブも使者を受け、これを他の途より去らせたるとき、行爲によりて義とせられたるに非ずや。 かく人の義とせらるるは、ただ信仰のみに由らずして行爲に由ることは、汝らの見る所なり。#?またアブラハム神を信じ、その信仰を義と認められたりと云へる聖書は成就し、かつ彼は神の友と稱へられたり。|qなんぢ見るべし、その信仰、行爲と共にはたらき、行爲によりて全うせられたるを。我らの父アブラハムはその子イサクを祭壇に献げしとき、行爲によりて義とせられたるに非ずや。jMああ虚しき人よ、なんぢ行爲なき信仰の徒然なるを知らんと欲するか。s_なんぢ神は唯一なりと信ずるか、かく信ずるは善し、惡鬼も亦信じて慄けり。5c人もまた言はん『なんぢ信仰あり、われ行爲あり、汝の行爲なき信仰を我に示せ、我わが行爲によりて信仰を汝に示さん』と。R~斯くのごとく信仰もし行爲なくば、死にたる者なり。A}{汝等のうち、或人これに『安らかにして往け、温かなれ、飽くことを得よ』といひて體に無くてならぬ物を與へずば、何の益かあらん。[|/もし兄弟或は姉妹、裸體にて日用の食物に乏しからんとき、{3わが兄弟よ、人みづから信仰ありと言ひて、もし行爲なくば何の益かあらん、かかる信仰は彼を救ひ得んや。vze 憐憫を行はぬ者は憐憫なき審判を受けん、憐憫は審判にむかひて勝ち誇るなり。sy_ なんぢら自由の律法によりて審かれんとする者のごとく語り、かつ行ふべし。>xu それ『姦淫する勿れ』と宣ひし者、また『殺す勿れ』と宣ひたれば、なんぢ姦淫せずとも、若し人を殺さば律法を破る者となるなり、dwA 人、律法全體を守るとも、その一つに躓かば是すべてを犯すなり。|vq されど若し人を偏り視れば、これ罪を行ふなり。律法、なんぢらを犯罪者と定めん。u'汝等もし聖書にある『おのれの如く汝の隣を愛すべし』との尊き律法を全うせば、その爲すところ善し。Xt)彼らは汝らの上に稱へらるる尊き名を汚すものに非ずや。s然るに汝らは貧しき者を輕んじたり、汝らを虐げ、また裁判所に曳くものは、富める者にあらずや。>ruわが愛する兄弟よ、聽け、神は世の貧しき者を選びて信仰に富ませ、神を愛する者に約束し給ひし國の世繼たらしめ給ひしに非ずや。mqS汝らの中にて區別をなし、また惡しき思をもてる審判人となるに非ずや。bp=汝等その華美なる衣を著たる人を重んじ視て『なんぢ此の善き處に坐せよ』と言ひ、また貧しき者に『なんぢ彼處に立つか、又はわが足下に坐せよ』と言はば、,oQ金の指輪をはめ華美なる衣を著たる人、なんぢらの會堂に入りきたり、また粗末なる衣を著たる貧しき者いり來らんに、n わが兄弟よ、榮光の主なる我らの主イエス・キリストに對する信仰を保たんには、人を偏り視るな。(m K父なる神の前に潔くして穢なき信心は、孤兒と寡婦とをその患難の時に見舞ひ、また自ら守りて世に汚されぬ是なり。l 人もし自ら信心ふかき者と思ひて、その舌に轡を著けず、己が心を欺かば、その信心は空しきなり。Ik  されど全き律法、すなはち自由の律法を懇ろに見て離れぬ者は、業を行ふ者にして、聞きて忘るる者にあらず、その行爲によりて幸福ならん。fj G己をうつし見て立ち去れば、直ちにその如何なる姿なりしかを忘る。{i qそれ御言を聞くのみにして之を行はぬ者は、鏡にて己が生來の顏を見る人に似たり。ih Mただ御言を聞くのみにして、己を欺く者とならず、之を行ふ者となれ。g されば凡ての穢と溢るる惡とを捨て、柔和をもて其の植ゑられたる所の靈魂を救ひ得る言を受けよ。8f m人の怒は神の義を行はざればなり。+e Qわが愛する兄弟よ、汝らは之を知る。されば、おのおの聽くことを速かにし、語ることを遲くし、怒ることを遲くせよ。(d Kその造り給へる物の中にて我らを初穗のごとき者たらしめんとて、御旨のままに眞理の言をもて、我らを生み給へり。:c o凡ての善き賜物と凡ての全き賜物とは、上より、もろもろの光の父より降るなり。父は變ることなく、また囘轉の影もなき者なり。5b gわが愛する兄弟よ、自ら欺くな。>a y慾孕みて罪を生み、罪成りて死を生む。K` 人の誘はるるは己の慾に引かれて惑さるるなり。_ 9 人誘はるるとき『神われを誘ひたまふ』と言ふな、神は惡に誘はれ給はず、又みづから人を誘ひ給ふことなし。7^ i 試錬に耐ふる者は幸福なり、之を善しとせらるる時は、主のおのれを愛する者に、約束し給ひし生命の冠冕を受くべければなり。@] { 日出で熱き風吹きて草を枯らせば、花落ちてその麗しき姿ほろぶ。富める者もまた斯くのごとく、その途の半にして己まづ消え失せん。\ } 富める者は、おのが卑くせられたるを喜べ。そは草の花のごとく過ぎゆくべければなり。E[  卑き兄弟は、おのが高くせられたるを喜べ。ZZ /斯かる人は二心にして、凡てその歩むところの途定りなし。AY かかる人は主より何物をも受くと思ふな。 X 但し疑ふことなく、信仰をもて求むべし。疑ふ者は、風に動かされて翻へる海の波のごときなり。1W ]汝らの中もし智慧の缺くる者あらば、咎むることなくまた惜む事なく、凡ての人に與ふる神に求むべし、さらば與へられん。V 忍耐をして全き活動をなさしめよ。これ汝らが全くかつ備りて、缺くる所なからん爲なり。QU そは汝らの信仰の驗は、忍耐を生ずるを知ればなり。iT Mわが兄弟よ、なんぢら各樣の試錬に遭ふとき、只管これを歡喜とせよ。nS Y神および主イエス・キリストの僕ヤコブ、散り居る十二の族の平安を祈る。IR  願はくは恩惠なんぢら衆と偕に在らんことを。Q 汝らの凡ての導く者、および凡ての聖徒に安否を問へ。イタリヤの人々、なんぢらに安否を問ふ。P なんじら知れ、我らの兄弟テモテは釋されたり。彼もし速かに來らば、我かれと偕に汝らを見ん。pOY 兄弟よ、請ふ我が勸の言を容れよ、我なんじらに手短く書き贈りたるなり。N その悦びたまふ所を、イエス・キリストに由りて我らの衷に行ひ、御意を行はしめん爲に凡ての善き事につきて、汝らを全うし給はんことを。世々限りなく榮光、かれに在れ、アァメン。#M? 願はくは永遠の契約の血によりて、羊の大牧者となれる我らの主イエスを、死人の中より引上げ給ひし平和の神、mLS われ速かに汝らに歸ることを得んために、汝らの祈らんことを殊に求む。K} 我らの爲に祈れ、我らは善き良心ありて凡てのこと正しく行はんと欲するを信ずるなり。J 汝らを導く者に順ひ之に服せよ。彼らは己が事を神に陳ぶべき者なれば、汝らの靈魂のために目を覺しをるなり。彼らを歎かせず、喜びて斯く爲さしめよ、然らずば汝らに益なかるべし。dIA かつ仁慈と施濟とを忘るな、神は斯くのごとき供物を喜びたまふ。H 此の故に我らイエスによりて常に讃美の供物を神に献ぐべし、乃ちその御名を頌むる口唇の果なり。mGS われら此處には永遠の都なくして、ただ來らんとする者を求むればなり。dFA されば我らは彼の恥を負ひ、陣營より出でてその御許に往くべし。yEk この故にイエスも己が血をもて民を潔めんが爲に、門の外にて苦難を受け給へり。D 大祭司、罪のために活物の血を携へて至聖所に入り、その活物の體は陣營の外にて燒かるるなり。^C5 我らに祭壇あり、幕屋に事ふる者は之より食する權を有たず。8Bi 各樣の異なる教のために惑さるな。飮食によらず、恩惠によりて心を堅うするは善し、飮食によりて歩みたる者は益を得ざりき。aA; イエス・キリストは昨日も今日も永遠までも變り給ふことなし。@} 神の言を汝らに語りて汝らを導きし者どもを思へ、その行状の終を見てその信仰に效へ。 ? 然れば我ら心を強くして斯く言はん『主わが助主なり、我おそれじ。人われに何をなさん』と。8>i 金を愛することなく、有てるものを以て足れりとせよ。主みづから『われ更に汝を去らず、汝を捨てじ』と言ひ給ひたればなり。=' 凡ての人、婚姻のことを貴べ、また寢床を汚すな。神は淫行のもの、姦淫の者を審き給ふべければなり。v<e 己も共に繋がるるごとく囚人を思へ、また己も肉體に在れば、苦しむ者を思へ。g;G 旅人の接待を忘るな、或人これに由り、知らずして御使を舍したり。,: U 兄弟の愛を常に保つべし。99m 我らの神は燒き盡す火なればなり。8- この故に我らは震はれぬ國を受けたれば、感謝して恭敬と畏懼とをもて御心にかなふ奉仕を神になすべし。)7K 此の『なほ一度』とは震はれぬ物の存らんために、震はるる物すなはち造られたる物の取り除かるることを表すなり。 69 その時、その聲、地を震へり、されど今は誓ひて言ひたまふ『我なほ一たび地のみならず、天をも震はん』と。z5m なんじら心して語りたまふ者を拒むな、もし地にて示し給ひし時これを拒みし者ども遁るる事なかりしならば、況して天より示し給ふとき、我ら之を退けて遁るることを得んや。d4A 新約の仲保なるイエス及びアベルの血に勝りて物言ふ灑の血なり、|3q 天に録されたる長子どもの教會、萬民の審判主なる神、全うせられたる義人の靈魂、 2 されど汝らの近づきたるはシオンの山、活ける神の都なる天のエルサレム、千萬の御使の集會、1w その現れしところ極めて怖しかりしかば、モーセは『われ甚く怖れ戰けり』と云へり。0 これ『獸すら山に觸れなば、石にて撃るべし』と命ぜられしを、彼らは忍ぶこと能はざりし故なり。 / ラッパの音、言の聲にあらず、この聲を聞きし者は此の上に言の加へられざらんことを願へり。d.A 汝らの近づきたるは、火の燃ゆる觸り得べき山・黒雲・黒闇・嵐、/-W 汝らの知るごとく、彼はそののち祝福を受けんと欲したれども棄てられ、涙を流して之を求めたれど囘復の機を得ざりき。,  恐らくは淫行のもの、或は一飯のために長子の特權を賣りしエサウの如き妄なるもの起らん。5+c なんじら愼め、恐らくは神の恩惠に至らぬ者あらん。恐らくは苦き根はえいでて汝らを惱し、多くの人これに由りて汚されん。*  力めて凡ての人と和ぎ、自ら潔からんことを求めよ。もし潔からずば、主を見ること能はず。)} 足蹇へたる者の履み外すことなく、反つて醫されんために汝らの足に直なる途を備へよ。B( されば衰へたる手、弱りたる膝を強くし、/'W 凡ての懲戒、今は喜ばしと見えず、反つて悲しと見ゆ、されど後これに由りて練習する者に、義の平安なる果を結ばしむ。J&  そは肉體の父は暫くの間その心のままに懲しむることを爲しが、靈魂の父は我らを益するために、その聖潔に與らせんとて懲しめ給へばなり。)%K また我らの肉體の父は、我らを懲しめし者なるに尚これを敬へり、況して靈魂の父に服ひて生くることを爲ざらんや。y$k 凡ての人の受くる懲戒、もし汝らに無くば、それは私生兒にして眞の子にあらず、 # 汝らの忍ぶは懲戒の爲なり、神は汝らを子のごとく待ひたまふ、誰か父の懲しめぬ子あらんや。v"e そは主、その愛する者を懲しめ、凡てその受け給ふ子を鞭うち給へばなり』と。D! また子に告ぐるごとく汝らに告げ給ひし勸言を忘れたり。曰く『わが子よ、主の懲戒を輕んずるなかれ、主に戒めらるるとき倦むなかれ。R  汝らは罪と鬪ひて未だ血を流すまで抵抗しことなし。' なんじら倦み疲れて心を喪ふこと莫らんために、罪人らの斯く己に逆ひしことを忍び給へる者をおもへ。nU 信仰の導師また之を全うする者なるイエスを仰ぎ見るべし。彼はその前に置かれたる歡喜のために、恥をも厭はずして十字架をしのび、遂に神の御座の右に坐し給へり。I  この故に我らは斯く多くの證人に雲のごとく圍まれたれば、凡ての重荷と纏へる罪とを除け、忍耐をもて我らの前に置かれたる馳場をはしり、3 (これ神は我らの爲に勝りたるものを備へ給ひし故に、彼らも我らと偕ならざれば、全うせらるる事なきなり。dA '彼等はみな信仰に由りて證せられたれども約束のものを得ざりき。a; &(世は彼らを置くに堪へず)荒野と山と洞と地の穴とに徨へり。A{ %或者は石にて撃たれ、試みられ、鐵鋸にて挽かれ、劍にて殺され、羊・山羊の皮を纏ひて經あるき、乏しくなり、惱され、苦しめられ、[/ $その他の者は嘲笑と鞭と、また縲絏と牢獄との試錬を受け、)K #女は死にたる者の復活を得、ある人は更に勝りたる復活を得んために、免さるることを願はずして極刑を甘んじたり。 9 "火の勢力を消し、劍の刃をのがれ、弱よりして強くせられ、戰爭に勇ましくなり、異國人の軍勢を退かせたり。w !彼らは信仰によりて國々を服へ、義をおこなひ、約束のものを得、獅子の口をふさぎ、G この外なにを言ふべきか、ギデオン、バラク、サムソン、エフタ、またダビデ、サムエル及び預言者たちに就きて語らば、時足らざるべし。 信仰に由りて遊女ラハブは平和をもて間者を接けたれば、不從順の者とともに亡びざりき。a; 信仰に由りて七日のあいだ廻りたればエリコの石垣は崩れたり。3 信仰に由りてイスラエル人は紅海を乾ける地のごとく渡りしが、エジプト人は然せんと試みて溺れ死にたり。 信仰に由りて彼は過越と血を灑ぐこととを行へり、これ初子を滅す者の彼らに觸れざらん爲なり。&E 信仰に由りて彼は王の憤恚を畏れずしてエジプトを去れり。これ見えざる者を見るがごとく耐ふる事をすればなり。w キリストに因る謗はエジプトの財寶にまさる大なる富と思へり、これ報を望めばなり。y k 罪のはかなき歡樂を受けんよりは、寧ろ神の民とともに苦しまんことを善しとし、m S 信仰に由りてモーセは人と成りしときパロの女の子と稱へらるるを否み、) K 信仰に由りて兩親はモーセの生れたる時、その美しき子なるを見て、王の命をも畏れずして三月の間これを匿したり。5 c 信仰に由りてヨセフは生命の終らんとする時、イスラエルの子らの出で立つことに就きて語り、又おのが骨のことを命じたり。  信仰に由りてヤコブは死ぬる時ヨセフの子等をおのおの祝福し、その杖の頭によりて禮拜せり。pY 信仰に由りてイサクは來らんとする事につきヤコブとエサウとを祝福せり。' かれ思へらく、神は死人の中より之を甦へらすることを得給ふと、乃ち死より之を受けしが如くなりき。|q 彼に對しては『イサクより出づる者なんぢの裔と稱へらるべし』と云ひ給ひしなり。&E 信仰に由りてアブラハムは試みられし時イサクを献げたり、彼は約束を喜び受けし者なるに、その獨子を献げたり。P されど彼らの慕ふ所は天にある更に勝りたる所なり。この故に神は彼らの神と稱へらるるを恥とし給はず、そは彼等のために都を備へ給へばなり。X) 若しその出でし處を念はば、歸るべき機ありしなるべし。L 斯く言ふは、己が故郷を求むることを表すなり。G 彼等はみな信仰を懷きて死にたり、未だ約束の物を受けざりしが、遙にこれを見て迎へ、地にては旅人また寓れる者なるを言ひあらはせり。#? この故に死にたる者のごとき一人より天の星のごとく、また海邊の數へがたき砂のごとく夥多しく生れ出でたり。! 信仰に由りてサラも約束したまふ者の忠實なるを思ひし故に、年邁ぎたれど胤をやどす力を受けたり。O~ これ神の營み造りたまふ基礎ある都を望めばなり。}' 信仰により異國に在るごとく約束の地に寓り、同じ約束を嗣ぐべきイサクとヤコブと共に幕屋に住めり、5|c 信仰に由りてアブラハムは召されしとき嗣業として受くべき地に出で往けとの命に遵ひ、その往く所を知らずして出で往けり。n{U 信仰に由りてノアは、未だ見ざる事につきて御告を蒙り、畏みてその家の者を救はん爲に方舟を造り、かつ之によりて世の罪を定め、また信仰に由る義の世嗣となれり。Jz  信仰なくしては神に悦ばるること能はず、そは神に來る者は、神の在すことと神の己を求むる者に報い給ふこととを、必ず信ずべければなり。Py 信仰に由りてエノクは死を見ぬように移されたり。神これを移し給ひたれば見出されざりき。その移さるる前に神に喜ばるることを證せられたり。wxg 信仰に由りてアベルはカインよりも勝れる犧牲を神に献げ、之によりて正しと證せられたり。神その供物につきて證し給へばなり。彼は死ぬれども、信仰によりて今なほ語る。w! 信仰によりて我等は、もろもろの世界の神の言にて造られ、見ゆる物の顯るる物より成らざるを悟る。>>\==Mまた多くの人かれらの好色に隨はん、之によりて眞の道を譏らるべし。|= sされど民のうちに僞預言者おこりき、その如く汝らの中にも僞教師あらん。彼らは滅亡にいたる異端を持ち入れ、己らを買ひ給ひし主をさへ否みて、速かなる滅亡を自ら招くなり。<  預言は人の心より出でしにあらず、人々聖靈に動かされ、神によりて語れるものなればなり。u; eなんじら先づ知れ、聖書の預言は、すべて己がままに釋くべきものにあらぬを。U: %かくて我らが有てる預言の言は堅うせられたり。汝等この言を暗き處にかがやく燈火として、夜明け、明星の汝らの心の中にいづるまで顧みるは善し。i9 M我らも彼と偕に聖なる山に在りしとき、天より出づる此の聲をきけり。I8  いとも貴き榮光の中より聲出でて『こは我が愛しむ子なり、我これを悦ぶ』と言ひ給へるとき、主は父なる神より尊貴と榮光とを受け給へり。I7  我らは我らの主イエス・キリストの能力と來りたまふ事とを汝らに告ぐるに、巧なる作話を用ひざりき、我らは親しくその稜威を見し者なり。~6 w我また汝等をして我が世を去らん後にも、常に此等のことを思ひ出させんと勉むべし。5 9そは我らの主イエス・キリストの我に示し給へるごとく、我わが幕屋を脱ぎ去ることの速かなるを知ればなり。r4 _ 我は尚この幕屋に居るあいだ、汝らに思ひ出させて勵ますを正當なりと思ふ。.3 W されば汝らは此等のことを知り、既に受けたる眞理に堅うせられたれど、我つねに此等のことを思ひ出させんとするなり。2  かくて汝らは我らの主なる救主イエス・キリストの永遠の國に入る恩惠を豐に與へられん。:1 o この故に兄弟よ、ますます勵みて汝らの召されたること、選ばれたることを堅うせよ。若し此等のことを行はば躓くことなからん。0  此等のものの無きは盲人にして遠く見ること能はず、己が舊き罪を潔められしことを忘れたるなり。=/ u此等のもの汝らの衷にありて彌増すときは、汝等われらの主イエス・キリストを知るに怠ることなく、實を結ばぬこと無きに至らん。H.  敬虔に兄弟の愛を、兄弟の愛に博愛を加へよ。H-  知識に節制を、節制に忍耐を、忍耐に敬虔を、W, )この故に勵み勉めて汝らの信仰に徳を加へ、徳に知識を、@+ {その榮光と徳とによりて我らに貴き大なる約束を賜へり、これは汝らが世に在る慾の滅亡をのがれ、神の性質に與る者とならん爲なり。L* キリストの神たる能力は、生命と敬虔とに係る凡てのものを我らに賜へり。是おのれの榮光と徳とをもて召し給へる者を我ら知るに因りてなり。~) w願はくは神および我らの主イエスを知るによりて、恩惠と平安と汝らに増さんことを。Z( 1イエス・キリストの僕また使徒なるシメオン・ペテロ、書を我らの神および救主イエス・キリストの義によりて、我らと同じ貴き信仰を受けたる者に贈る。 'なんぢら愛の接吻をもて互に安否を問へ。願はくはキリストに在る汝ら衆に平安あらんことを。 & 汝らと共に選ばれてバビロンに在る教會、なんぢらに安否を問ふ、わが子マルコも安否を問ふ。J%  われ忠實なる兄弟なりと思ふシルワノに由りて、簡單に書き贈りて汝らに勸め、かつ此は神の眞の恩惠なることを證す、汝等この恩惠に立て。L$ 願はくは權力世々限りなく神にあれ、アァメン。# もろもろの恩惠の神、すなはち永遠の榮光を受けしめんとて、キリストによりて汝らを召し給へる神は、汝らが暫く苦難をうくる後、なんぢらを全うし、堅うし、強くして、その基を定め給はん。" なんぢら信仰を堅うして彼を禦げ、なんぢらは世にある兄弟たちの同じ苦難に遭ふを知ればなり。! 愼みて目を覺しをれ、汝らの仇なる惡魔、ほゆる獅子のごとく歴迴りて呑むべきものを尋ぬ。m S又もろもろの心勞を神に委ねよ、神なんぢらの爲に慮ぱかり給へばなり。 この故に神の能力ある御手の下に己を卑うせよ、さらば時に及びて神なんぢらを高うし給はん。2]若き者よ、なんぢら長老たちに服へ、かつ皆たがひに謙遜をまとへ『神は高ぶる者を拒ぎ、へりくだる者に恩惠を與へ給ふ』^5さらば大牧者の現れ給ふとき、萎まざる光榮の冠冕を受けん。O委ねられたる者の主とならず、群羊の模範となれ。,Q汝らの中にある神の群羊を牧へ。止むを得ずして爲さず、神に從ひて心より爲し、利を貪るために爲さず、悦びてなし、7 iわれ汝らの中なる長老たちに勸む(我は汝らと同じく長老たる者、またキリストの苦難の證人、顯れんとする榮光に與る者なり)!されば神の御意に從ひて苦難を受くる者は、善を行ひて己が靈魂を眞實なる造物主にゆだね奉るべし。yk義人もし辛うじて救はるるならば、不敬虔なるもの、罪ある者は何處にか立たん。/W既に時いたれり、審判は神の家より始るべし。まづ我等より始るとせば、神の福音に從はざる者のその結局は如何にぞや。 9されど若しキリステアンたるをもて苦難を受けなば、之を恥づることなく、反つて此の名によりて神を崇めよ。8i汝等のうち誰にても或は殺人、あるひは盜人、あるひは惡を行ふ者、あるひは妄に他人の事に干渉する者となりて苦難に遭ふな。&Eもし汝等キリストの名のために謗られなば幸福なり。榮光の御靈すなはち神の御靈なんじらの上に留り給へばなり。' 反つてキリストの苦難に與れば、與るほど喜べ、なんぢら彼の榮光の顯れん時にも喜び樂しまん爲なり。yk 愛する者よ、汝らを試みんとて來れる火のごとき試煉を異なる事として怪しまず、N もし語るならば、神の言をかたる者のごとく語り、事ふるならば、神の與へたまふ能力を受けたる者のごとく事へよ。是イエス・キリストによりて事々に神の崇められ給はん爲なり。榮光と權力とは世々限りなく彼に歸するなり、アァメン。} 神のさまざまの恩惠を掌どる善き家司のごとく、各人その受けし賜物をもて互に事へよ。9m また吝むことなく互に懇ろに待せ。a;何事よりも先づ互に熱く相愛せよ。愛は多くの罪を掩へばなり。d A萬の物のをはり近づけり、然れば汝ら心を慥にし、愼みて祈せよ。 -福音の死にたる者に宣傅へられしは、彼らが肉體にて人のごとく審かれ、靈にて神のごとく生きん爲なり。y k彼らは生ける者と死にたる者とを審く準備をなし給へる者に己のことを陳ぶべし。a ;彼らは汝らの己とともに放蕩の極に走らぬを怪しみて譏るなり。D なんぢら過ぎにし日は、異邦人の好む所をおこなひ、好色・慾情・酩酊・宴樂・暴飮・律法にかなはぬ偶像崇拜に歩みて、もはや足れり。 これ今よりのち、人の慾に從はず、神の御意に從ひて、肉體に寓れる殘の時を過さん爲なり。7 iキリスト肉體にて苦難を受け給ひたれば、汝らも亦おなじ心をもて自ら鎧へ。――肉體にて苦難を受くる者は罪を止むるなり――w彼は天に昇りて神の右に在す。御使たち及びもろもろの權威と能力とは彼に服ふなり。Mその水に象れるバプテスマは肉の汚穢を除くにあらず、善き良心の神に對する要求にして、イエス・キリストの復活によりて今なんぢらを救ふ。}sこれらの靈は、昔ノアの時代に方舟の備へらるるあひだ寛容をもて神の待ち給へるとき、服はざりし者どもなり、その方舟に入り水を經て救はれし者は、僅にしてただ八人なりき。Lまた靈にて往き、獄にある靈に宣傅へたまへり。_7キリストも汝らを神に近づかせんとて、正しきもの正しからぬ者に代りて、一たび罪のために死に給へり、彼は肉體にて殺され、靈にて生かされ給へるなり。 もし善をおこなひて苦難を受くること神の御意ならば、惡を行ひて苦難を受くるに勝るなり。,Qかつ善き良心を保て。これ汝等のキリストに在りて行ふ善き行状を罵る者の、その謗ることに就きて自ら愧ぢん爲なり。5c心の中にキリストを主と崇めよ、また汝らの衷にある望の理由を問ふ人には、柔和と畏懼とをもて常に辯明すべき準備をなし、~!たとひ義のために苦しめらるる事ありとも、汝ら幸福なり『彼等の威嚇を懼るな、また心を騷がすな』I}  汝等もし善に熱心ならば、誰か汝らを害はん。|3 それ主の目は義人の上にとどまり、その耳は彼らの祈にかたむく。されど主の御顏は惡をおこなふ者に向ふ』^{5 惡より遠ざかりて善をおこなひ、平和を求めて之を追ふべし。 z 『生命を愛し、善き日を送らんとする者は、舌を抑へて惡を避け、口唇を抑へて虚僞を語らず、)yK 惡をもて惡に、謗をもて謗に報ゆることなく、反つて之を祝福せよ。汝らの召されたるは祝福を嗣がん爲なればなり。|xq終に言ふ、汝らみな心を同じうし、互に思ひ遣り、兄弟を愛し、憐み、へりくだり、bw=夫たる者よ、汝らその妻を己より弱き器の如くし、知識にしたがひて偕に棲み、生命の恩惠を共に嗣ぐ者として之を貴べ、これ汝らの祈に妨害なからん爲なり。#v?即ちサラがアブラハムを主と呼びて之に服ひし如し。汝らも善を行ひて何事にも戰き懼れずばサラの子たるなり。yukむかし神に望を置きたる潔き女たちも、かくの如くその夫に服ひて己を飾りたり。&tE心のうちの隱れたる人、すなはち柔和、恬靜なる靈の朽ちぬ物を飾とすべし、是こそは神の前にて價貴きものなれ。jsM汝らは髮を辮み、金をかけ、衣服を裝ふごとき表面のものを飾とせず、 r `q ;:2妻たる者よ、汝らもその夫に服へ。たとひ御言に遵はぬ夫ありとも、汝らの潔く、かつ恭敬しき行状を見て、言によらず妻の行状によりて救に入らん爲なり。pwなんぢら前には羊のごとく迷ひたりしが、今は汝らの靈魂の牧者たる監督に歸りたり。Vo%木の上に懸りて、みづから我らの罪を己が身に負ひ給へり。これ我らが罪に就きて死に、義に就きて生きん爲なり。汝らは彼の傷によりて癒されたり。vneまた罵られて罵らず、苦しめられて脅かさず、正しく審きたまふ者に己を委ね、s=<<;}:9987766y55144D33A2z1100/..V-- ,G+*)) ('}&R%%{$##J"g!!S hTLZ/v=uE7 d S  O }2pDN3^[5かれ來りて御座に坐したまふ者の右の手より卷物を受けたり。wZg我また御座および四つの活物と長老たちとの間に、屠られたるが如き羔羊の立てるを見たり、之に七つの角と七つの目とあり、この目は全世界に遣されたる神の七つの靈なり。;Yo長老の一人われに言ふ『泣くな、視よ、ユダの族の獅子・ダビデの萠蘗、すでに勝を得て卷物とその七つの封印とを開き得るなり』X}卷物を開き、これを見るに相應しき者の見えざりしに因りて、我いたく泣きゐたりしに、mWS然るに天にも地にも、地の下にも、卷物を開きて之を見得る者なかりき。V また大聲に『卷物を開きてその封印を解くに相應しき者は誰ぞ』と呼はる強き御使を見たり。U 3我また御座に坐し給ふ者の右の手に、卷物のあるを見たり、その裏表に文字あり、七つの印をもて封ぜらる。>Tu 『我らの主なる神よ、榮光と尊崇と能力とを受け給ふは宜なり。汝は萬物を造りたまひ、萬物は御意によりて存し、かつ造られたり』AS{ 二十四人の長老、御座に坐したまふ者のまへに伏し、世々限りなく活きたまふ者を拜し、おのれの冠冕を御座のまへに投げ出して言ふ、R} この活物ら御座に坐し、世々限りなく活きたまふ者に榮光と尊崇とを歸し、感謝する時、Q)この四つの活物おのおの六つの翼あり、翼の内も外も數々の目にて滿ちたり、日も夜も絶間なく言ふ、『聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、昔いまし、今いまし、のち來りたまふ主たる全能の神』2P]第一の活物は獅子のごとく、第二の活物は牛のごとく、第三の活物は面のかたち人のごとく、第四の活物は飛ぶ鷲のごとし。2O]御座のまへに水晶に似たる玻璃の海あり。御座の中央と御座の周圍とに四つの活物ありて、前も後も數々の目にて滿ちたり。N-御座より數多の電光と聲と雷霆と出づ。また御座の前に燃えたる七つの燈火あり、これ神の七つの靈なり。,MQまた御座のまはりに二十四の座位ありて、二十四人の長老、白き衣を纏ひ、首に金の冠冕を戴きて、その座位に坐せり。2L]その御座に坐したまふ者あり、その坐し給ふものの状は碧玉・赤瑪瑙のごとく、かつ御座の周圍には緑玉のごとき虹ありき。XK)直ちに、われ御靈に感ぜしが、視よ、天に御座設けあり。OJ この後われ見しに、視よ、天に開けたる門あり。初に我に語るを聞きしラッパのごとき聲いふ『ここに登れ、我この後おこるべき事を汝に示さん』UI#耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし」』2H]勝を得る者には我とともに我が座位に坐することを許さん、我の勝を得しとき、我が父とともに其の御座に坐したるが如し。>Gu視よ、われ戸の外に立ちて叩く、人もし我が聲を聞きて戸を開かば、我その内に入りて彼とともに食し、彼もまた我とともに食せん。yFk凡てわが愛する者は、我これを戒め之を懲す。この故に、なんぢ勵みて悔改めよ。nEU我なんぢに勸む、なんぢ我より火にて煉りたる金を買ひて富め、白き衣を買ひて身に纏ひ、なんぢの裸體の恥を露さざれ、眼藥を買ひて汝の目に塗り、見ることを得よ。DDなんぢ、我は富めり、豐なり、乏しき所なしと言ひて、己が惱める者・憐むべき者・貧しき者・盲目なる者・裸なる者たるを知らざれば、 Cかく熱きにもあらず、冷かにもあらず、ただ微温きが故に、我なんぢを我が口より吐き出さん。&BEわれ汝の行爲を知る、なんぢは冷かにもあらず熱きにもあらず、我はむしろ汝が冷かならんか、熱からんかを願ふ。5Acラオデキヤに在る教會の使に書きおくれ。「アァメンたる者、忠實なる眞なる證人、神の造り給ふものの本源たる者かく言ふ、R@ 耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし」$?A われ勝を得る者を我が神の聖所の柱とせん、彼は再び外に出でざるべし、又かれの上に、わが神の名および我が神の都、すなはち天より我が神より降る新しきエルサレムの名と、我が新しき名とを書き記さん。m>S われ速かに來らん、汝の有つものを守りて、汝の冠冕を人に奪はれざれ。;=o 汝わが忍耐の言を守りし故に、我なんぢを守りて、地に住む者どもを試むるために全世界に來らんとする試錬のときに免れしめん。w<g 視よ、我サタンの會、すなはち自らユダヤ人と稱へてユダヤ人にあらず、ただ虚僞をいふ者の中より、或者をして汝の足下に來り拜せしめ、わが汝を愛せしことを知らしめん。S;われ汝の行爲を知る、視よ、我なんぢの前に開けたる門を置く、これを閉ぢ得る者なし。汝すこしの力ありて、我が言を守り、我が名を否まざりき。P:ヒラデルヒヤにある教會の使に書きおくれ。「聖なるもの眞なる者、ダビデの鍵を持ちて、開けば閉づる者なく、閉づれば開く者なき者かく言ふ、R9耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし」M8勝を得る者は斯くのごとく白き衣を著せられん、我その名を生命の書より消し落さず、我が父のまへと御使の前とにてその名を言ひあらはさん。/7Wされどサルデスにて衣を汚さぬもの數名あり、彼らは白き衣を著て我とともに歩まん、斯くするに相應しき者なればなり。n6Uされば汝の如何に受けしか、如何に聽きしかを思ひいで、之を守りて悔改めよ。もし目を覺さずば、盜人のごとく我きたらん、汝わが何れの時きたるかを知らざるべし。#5?なんぢ目を覺し、殆ど死なんとする殘のものを堅うせよ、我なんぢの行爲のわが神の前に全からぬを見とめたり。R4 サルデスに在る教會の使に書きおくれ。「神の七つの靈と七つの星とを持つ者かく言ふ、われ汝の行爲を知る、汝は生くる名あれど死にたる者なり。R3耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし」32a我また彼に曙の明星を與へん。1彼は鐵の杖をもて之を治め、土の器を碎くが如くならん、我が父より我が受けたる權威のごとし。0w勝を得て終に至るまで我が命ぜしことを守る者には、諸國の民を治むる權威を與へん。R/ただ汝等はその有つところを我が到らん時まで保て。A.{我この他のテアテラの人にして未だかの教を受けず、所謂サタンの深きところを知らぬ汝らに斯くいふ、我ほかの重を汝らに負はせじ。M-又かれの子供を打ち殺さん、斯くてもろもろの教會は、わが人の腎と心とを究むる者なるを知るべし、我は汝等おのおのの行爲に隨ひて報いん。&,E視よ、我かれを牀に投げ入れん、又かれと共に姦淫を行ふ者も、その行爲を悔改めずば、大なる患難に投げ入れん。g+G我かれに悔改むる機を與ふれど、その淫行を悔改むることを欲せず。_*7されど我なんぢに責むべき所あり、汝はかの自ら預言者と稱へて我が僕を教へ惑し、淫行をなさしめ、偶像に献げし物を食はしむる女イゼベルを容れおけり。 )9われ汝の行爲および汝の愛と信仰と職と忍耐とを知る、又なんぢの初の行爲よりは後の行爲の多きことを知る。('テアテラに在る教會の使に書きおくれ。「目は焔のごとく、足は輝ける眞鍮の如くなる神の子かく言ふ、n'U耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし、勝を得る者には我かくれたるマナを與へん、また受くる者の外たれも知らざる新しき名を録したる白き石を與へん」y&kさらば悔改めよ、然らずば我すみやかに汝に到り、わが口の劍にて彼らと戰はん。X%)斯くのごとく汝らの中にもニコライ宗の教を保つ者あり。'$Gされど我なんぢに責むべき一二の事あり、汝の中にバラムの教を保つ者どもあり、バラムはバラクに教へ、彼をしてイスラエルの子孫の前に躓物を置かしめ、偶像に献げし物を食はせ、かつ淫行をなさしめたり。# われ汝の住むところを知る、彼處にはサタンの座位あり、汝わが名を保ち、わが忠實なる證人アンテパスが、汝等のうち即ちサタンの住む所にて殺されし時も、なほ我を信ずる信仰を棄てざりき。s"_ ペルガモに在る教會の使に書きおくれ。「兩刃の利き劍を持つもの斯く言ふ、! 耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし。勝を得るものは第二の死に害はるることなし」' G なんぢ受けんとする苦難を懼るな、視よ、惡魔なんぢらを試みんとて、汝らの中の或者を獄に入れんとす。汝ら十日のあひだ患難を受けん、なんぢ死に至るまで忠實なれ、然らば我なんぢに生命の冠冕を與へん。b= われ汝の艱難と貧窮とを知る――されど汝は富める者なり。我はまた自らユダヤ人と稱へてユダヤ人にあらず、サタンの會に屬く者より汝が譏を受くるを知る。!スミルナに在る教會の使に書きおくれ。「最先にして最後なる者、死人となりて復生きし者かく言ふ。>u耳ある者は御靈の諸教會に言ひ給ふことを聽くべし、勝を得る者には、われ神のパラダイスに在る生命の樹の實を食ふことを許さん」veされど汝に取るべき所あり、汝はニコライ宗の行爲を憎む、我も之を憎むなり。Pさればなんぢ何處より墜ちしかを思へ、悔改めて初の行爲をなせ、然らずして若し悔改めずば、我なんぢに到り汝の燈臺を、その處より取除かん。a;されど我なんぢに責むべき所あり、なんぢは初の愛を離れたり。X)なんぢは忍耐を保ち、我が名のために忍びて倦まざりき。nUわれ汝の行爲と勞と忍耐とを知る。また汝が惡しき者を忍び得ざることと、自ら使徒と稱へて使徒にあらぬ者どもを試みて、その虚僞なるを見あらはししこととを知る。 9エペソに在る教會の使に書きおくれ。「右の手に七つの星を持つ者、七つの金の燈臺の間に歩むもの斯く言ふ、R 即ち汝が見しところの我が右の手にある七つの星と七つの金の燈臺との奧義なり。七つの星は七つの教會の使にして、七つの燈臺は七つの教會なり。f Gされば汝が見しことと今あることと、後に成らんとする事とを録せ、  活ける者なり、われ曾て死にたりしが、視よ、世々限りなく生く。また死と陰府との鍵を有てり。C 我これを見しとき其の足下に倒れて死にたる者の如くなれり。彼その右の手を我に按きて言ひたまふ『懼るな、我は最先なり、最後なり、  その右の手に七つの星を持ち、その口より兩刃の利き劍いで、その顏は烈しく照る日のごとし。r _その足は爐にて燒きたる輝ける眞鍮のごとく、その聲は衆の水の聲のごとし。l Sその頭と頭髮とは白き毛のごとく雪のごとく白く、その目は焔のごとく、{ q また燈臺の間に人の子のごとき者ありて、足まで垂るる衣を著、胸に金の帶を束ね、l S われ振反りて我に語る聲を見んとし、振反り見れば七つの金の燈臺あり。U  % 曰く『なんぢの見る所のことを書に録して、エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、ヒラデルヒヤ、ラオデキヤに在る七つの教會に贈れ』r  _ われ主日に御靈に感じゐたるに、我が後にラッパのごとき大なる聲を聞けり。:  o 汝らの兄弟にして汝らと共にイエスの艱難と國と忍耐とに與る我ヨハネ、神の言とイエスの證との爲にパトモスといふ島に在りき。   今いまし、昔いまし、後きたり給ふ主なる全能の神いひ給ふ『我はアルパなり、オメガなり』F  視よ、彼は雲の中にありて來りたまふ、諸衆の目、殊に彼を刺したる者これを見ん、かつ地上の諸族みな彼の故に歎かん、然り、アァメン。+ Qわれらを其の父なる神のために國民となし祭司となし給へる者に、世々限りなく榮光と權力とあらんことを、アァメン。 また忠實なる證人、死人の中より最先に生れ給ひしもの、地の諸王の君なるイエス・キリストより賜ふ恩惠と平安と汝らに在らんことを。願はくは我らを愛し、その血をもて我らを罪より解放ち、4 cヨハネ書をアジヤに在る七つの教會に贈る。願はくは今在し、昔在し、後來りたまふ者、および其の御座の前にある七つの靈、 -此の預言の言を讀む者と之を聽きて其の中に録されたることを守る者どもとは幸福なり、時近ければなり。~ wヨハネは神の言とイエス・キリストの證とに就きて、その見しところを悉とく證せり。x mこれイエス・キリストの默示なり。即ち、かならず速かに起るべき事を、その僕どもに顯させんとて、神の彼に與へしものなるを、彼その使を僕ヨハネに遣して示し給へるなり。X +即ち我らの救主なる唯一の神に、榮光・稜威・權力・權威、われらの主イエス・キリストに由りて、萬世の前にも今も萬世までも在らんことを、アァメン  願はくは汝らを守りて躓かしめず、瑕なくして榮光の御前に歡喜をもて立つことを得しめ給ふ者、 }或者を火より取出して救ひ、或者をその肉に汚れたる下衣をも厭ひ、かつ懼れつつ憐め。; sまた彼らの中なる疑ふ者をあはれみ、~  神の愛のうちに己をまもり、永遠の生命を得るまで我らの主イエス・キリストの憐憫を待て。~} wされど愛する者よ、なんぢらは己がいと潔き信仰の上に徳を建て、聖靈によりて祈り、T| #彼らは分裂をなし、情慾に屬し、御靈を有たぬ者なり。{{ q即ち汝らに曰らく『末の時に嘲る者おこり、己が不敬虔なる慾に隨ひて歩まん』と。~z w愛する者よ、汝らは我らの主イエス・キリストの使徒たちの預じめ言ひし言を憶えよ。y 9彼らは呟くもの、不滿をならす者にして、おのが慾に隨ひて歩み、口に誇をかたり、利のために人に諂ふなり。vx gこれ凡ての人の審判をなし、すべて敬虔ならぬ者の不敬虔を行ひたる不敬虔の凡ての業と、敬虔ならぬ罪人の、主に逆ひて語りたる凡ての甚だしき言とを責め給はんとてなり』%w Eアダムより七代に當るエノク彼らに就きて預言せり。曰く『視よ、主はその聖なる千萬の衆を率ゐて來りたまへり。v ! おのが恥を湧き出す海のあらき波、さまよふ星なり。彼らの爲に暗き闇、とこしへに蓄へ置かれたり。au = 彼らは汝らと共に宴席に與り、その愛餐の暗礁たり、憚らずして自己をやしなふ牧者、風に逐はるる水なき雲、枯れて又かれ、根より拔かれたる果なき秋の木、"t ? 禍害なるかな、彼らはカインの道にゆき、利のためにバラムの迷に走り、またコラの如き謀反によりて亡びたり。s   されど此の人々は知らぬことを罵り、無知の獸のごとく、自然に知る所によりて亡ぶるなり。Fr  御使の長ミカエル惡魔と論じてモーセの屍體を爭ひし時に、敢へて罵りて審かず、唯『ねがはくは主なんぢを戒め給はんことを』と云へり。uq eかくの如くかの夢見る者どもも肉を汚し、權威ある者を輕んじ、尊き者を罵る。:p oソドム、ゴモラ及びその周圍の町々も亦これと同じく、淫行に耽り、背倫の肉慾に走り、永遠の火の刑罰をうけて鑑とせられたり。.o W又おのが位を保たずして己が居所を離れたる御使を、大なる日の審判まで、闇黒のうちに長久の繩目をもて看守し給へり。[n 1汝らは固より凡ての事を知れど、我さらに汝等をして思ひ出さしめんとする事あり、即ち主エジプトの地より民を救ひ出して、後に信ぜぬ者を亡し給へり。m  そは敬虔ならずして我らの神の恩惠を好色に易へ、唯一の主なる我らの主イエス・キリストを否むものども潜り入りたればなり。彼らが此の審判を受くべきことは昔より預じめ録されたり。sl a愛する者よ、われ我らが共に與る救につき勵みて汝らに書き贈らんとせしが、聖徒の一たび傳へられたる信仰のために戰はんことを勸むる書を、汝らに贈るを必要と思へり。Tk #願はくは憐憫と平安と愛と、なんぢらに増さんことを。Qj イエス・キリストの僕にしてヤコブの兄弟なるユダ、書を召されたる者、すなはち父なる神に愛せられ、イエス・キリストの爲に守らるる者に贈る。ri _汝に平安あれ、朋友たち安否を問ふ。なんぢ名をさして友たちに安否を問へ。Wh )速かに汝を見、たがひに顏をあはせて語らんことを望む。cg A 我なほ汝に書き贈ること多くあれど、墨と筆とにてするを欲せず、 f  デメテリオは凡ての人にも眞理にも證せらる。我等もまた證す、なんぢ我らの證の眞なるを知る。e 9 愛する者よ、惡に效ふな、善にならへ。善をおこなふ者は神より出で、惡をおこなふ者は未だ神を見ざるなり。d  この故に我もし往かば、その行へる業を思ひ出させん。彼は惡しき言をもて我らを罵り、なほ足れりとせずして自ら兄弟たちを接けず、之を接けんとする者をも拒みて教會より逐ひ出す。c  われ曩に聊か教會に書きおくれり。然れど彼らの中に長たらんと欲するデオテレペス我らを受けず。b }されば斯かる人を助くべきなり、我らも彼らと共に眞理のために働く者とならん爲なり。Za /彼らは異邦人より何をも受けずして御名のために旅立せり。(` Kかれら教會の前にて汝の愛につきて證せり。なんぢ神の御意に適ふやうに彼らを見送らば、その行ふところ善からん。o_ Y愛する者よ、なんぢ旅人なる兄弟たちにまで行ふ所みな忠實をもて爲せり。l^ S我には我が子供の、眞理に循ひて歩むことを聞くより大なる喜悦はなし。 ] 兄弟たち來りて汝が眞理を保つこと、即ち眞理に循ひて歩むことを證したれば、われ甚だ喜べり。 \ 愛する者よ、我なんぢが靈魂の榮ゆるごとく汝すべての事に榮え、かつ健かならんことを祈る。V[ )長老、書を愛するガイオ、わが眞をもて愛する者に贈る。NZ  選ばれたる汝の姉妹の子供、なんぢに安否を問ふ。LY  我なほ汝らに書き贈ること多くあれど、紙と墨とにてするを好まず、我らの歡喜を充さんために汝等にいたり、顏をあわせて語らんことを望む。TX # 之に安かれと言ふ者は、その惡しき行爲に與するなり。rW _ 人もし此の教を有たずして汝らに來らば、之を家に入るな、安かれと言ふな。V 9 凡そキリストの教に居らずして、之を越えゆく者は神を有たず、キリストの教にをる者は父と子とを有つなり。uU eなんぢら我らが働きし所を空しくせず、滿ち足れる報を得んために自ら心せよ。CT 人を惑すもの多く世にいで、イエス・キリストの肉體にて來り給ひしことを言ひ表さず、かかる者は人を惑す者にして、非キリストなり。S  彼の誡命に循ひて歩むは即ち愛なり、汝らが初より聞きしごとく、愛に歩むは即ち誡命なり。@R {婦人よ、われ今なんぢに願ふは、我らが互に相愛すべき事なり。これは新しき誡命を書き贈るにあらず、我らが初より有てる誡命なり。Q !われ汝の子供のうちに、我らが父より誡命を受けし如く、眞理に循ひて歩む者あるを見て甚だ喜べり。P 9父なる神および父の子イエス・キリストより賜ふ恩惠と憐憫と平安とは、眞と愛との中にて我らと偕にあらん。fO Gこれは我らの衷に止りて永遠に偕にあらんとする眞理に因りてなり。?N {長老、書を選ばれたる婦人および其の子供に贈る。われ眞をもて汝らを愛す。啻に我のみならず、凡て眞理を知る者はみな汝らを愛す。Qこれ水と血とに由りて來り給ひし者、即ちイエス・キリストなり。啻に水のみならず、水と血とをもて來り給ひしなり。^=5世に勝つものは誰ぞ、イエスを神の子と信ずる者にあらずや。j<Mおほよそ神より生るる者は世に勝つ、世に勝つ勝利は我らの信仰なり。g;G神の誡命を守るは即ち神を愛するなり、而してその誡命は難からず。|:q我等もし神を愛して、その誡命を行はば、之によりて神の子供を愛することを知る。:9 o凡そイエスをキリストと信ずる者は、神より生れたるなり。おほよそ之を生み給ひし神を愛する者は、神より生れたる者をも愛す。p8Y神を愛する者は亦その兄弟をも愛すべし。我等この誡命を神より受けたり。J7 人もし『われ神を愛す』と言ひて、その兄弟を憎まば、これ僞者なり。既に見るところの兄弟を愛せぬ者は、未だ見ぬ神を愛すること能はず。L6我らの愛するは、神まづ我らを愛し給ふによる。5 愛には懼なし、全き愛は懼を除く、懼には苦難あればなり。懼るる者は、愛いまだ全からず。 4かく我らの愛完全をえて、審判の日に懼なからしむ。我等この世にありて主の如くなるに因る。33我らに對する神の愛を我ら既に知り、かつ信ず。神は愛なり、愛に居る者は神に居り、神も亦かれに居給ふ。m2S凡そイエスを神の子と言ひあらはす者は、神かれに居り、かれ神に居る。v1e又われら父のその子を遣して世の救主となし給ひしを見て、その證をなすなり。m0S 神、御靈を賜ひしに因りて、我ら神に居り神われらに居給ふことを知る。/ 未だ神を見し者あらず、我等もし互に相愛せば、神われらに在し、その愛も亦われらに全うせらる。.w 愛する者よ、斯くのごとく神われらを愛し給ひたれば、我らも亦たがひに相愛すべし。/-W 愛といふは、我ら神を愛せしにあらず、神われらを愛し、その子を遣して我らの罪のために宥の供物となし給ひし是なり。#,? 神の愛われらに顯れたり。神はその生み給へる獨子を世に遣し、我等をして彼によりて生命を得しめ給ふに因る。I+ 愛なき者は、神を知らず、神は愛なればなり。*'愛する者よ、われら互に相愛すべし。愛は神より出づ、おほよそ愛ある者は、神より生れ神を知るなり。;)o我らは神より出でし者なり。神を知る者は我らに聽き、神より出でぬ者は我らに聽かず。之によりて眞理の靈と迷謬の靈とを知る。v(e彼らは世より出でし者なり、之によりて世の事をかたり、世も亦かれらに聽く。'3若子よ、汝らは神より出でし者にして既に彼らに勝てり。汝らに居給ふ者は世に居る者よりも大なればなり。D&凡そイエスを言ひ表さぬ靈は神より出でしにあらず、これは非キリストの靈なり。その來ることは汝ら聞けり、この靈いま既に世にあり。2%]凡そイエス・キリストの肉體にて來り給ひしことを言ひあらはす靈は神より出づ、なんぢら之によりて神の御靈を知るべし。$ 9愛する者よ、凡ての靈を信ずな、その靈の神より出づるか否かを試みよ。多くの僞預言者世に出でたればなり。2#]神の誡命を守る者は神に居り、神もまた彼に居給ふ。我らその賜ふところの御靈に由りて其の我らに居給ふことを知るなり。)"Kその誡命はこれなり、即ち我ら神の子イエス・キリストの名を信じ、その命じ給ひしごとく互に相愛すべきことなり。!}且すべて求むる所を神より受くべし。是その誡命を守りて御心にかなふ所を行へばなり。g G愛する者よ、我らが心みづから責むる所なくば、神に向ひて懼なし。[/神は我らの心よりも大にして一切のことを知り給へばなり。之に由りて我ら眞理より出でしを知り、且われらの心われらを責むとも神の前に心を安んずべし。ve若子よ、われら言と舌とをもて相愛することなく、行爲と眞實とを以てすべし。世の財寶をもちて兄弟の窮乏を見、反つて憐憫の心を閉づる者は、いかで神の愛その衷にあらんや。/W主は我らの爲に生命を捨てたまへり、之によりて愛といふことを知りたり、我等もまた兄弟のために生命を捨つべきなり。-おほよそ兄弟を憎む者は即ち人を殺す者なり、凡そ人を殺す者の、その内に永遠の生命なきを汝らは知る。}われら兄弟を愛するによりて、死より生命に移りしを知る、愛せぬ者は死のうちに居る。?y 兄弟よ、世は汝らを憎むとも怪しむな。G カインに效ふな、彼は惡しき者より出でて己が兄弟を殺せり。何故ころしたるか、己が行爲は惡しく、その兄弟の行爲は正しかりしに因る。U# われら互に相愛すべきは汝らが初より聞きし音信なり。,Q 之に由りて神の子と惡魔の子とは明かなり。おほよそ義を行はぬ者および己が兄弟を愛せぬ者は神より出づるにあらず。 9 凡て神より生るる者は罪を行はず、神の種、その衷に止るに由る。彼は神より生るる故に罪を犯すこと能はず。#?罪を行ふものは惡魔より出づ、惡魔は初より罪を犯せばなり。神の子の現れ給ひしは、惡魔の業を毀たん爲なり。ve若子よ、人に惑さるな、義をおこなふ者は義人なり、即ち主の義なるがごとし。おほよそ主に居る者は罪を犯さず、おほよそ罪を犯す者は未だ主を見ず、主を知らぬなり。s_汝らは知る、主の現れ給ひしは罪を除かん爲なるを。主には罪あることなし。^5すべて罪をおこなふ者は不法を行ふなり、罪は即ち不法なり。  ~+}}|`{;zz(yyxFw~vvCuBtsrrXqqrppBoo#n:mmlkkdjiiRhh(gff'ee dd4c?bb4a``I__^]\[[3ZZ"YuXX^XWkVVQUUwTT/SSRrQPPOOnNN-MLKK J.IIHYGG0FEE$DCC,BAAC@x@?4>>,= <];;P:99=88766 5~443622Y1100 /R..-,,A,+d**=)) (m''%&%%$0#\#"U!~ 5y LQt|U+%]3 n 6 4 u $ qi5)我この女を見るに、聖徒の血とイエスの證人の血とに醉ひたり。我これを見て大に怪しみたれば、}額には記されたる名あり。曰く『奧義大なるバビロン、地の淫婦らと憎むべき者との母』/W女は紫色と緋とを著、金・寶石・眞珠にて身を飾り、手には憎むべきものと己が淫行の汚とにて滿ちたる金の酒杯を持ち、\1かくてわれ御靈に感じ、御使に携へられて荒野にゆき、緋色の獸に乘れる女を見たり、この獸の體は神を涜す名にて覆はれ、また七つの頭と十の角とあり。ve地の王たちは之と淫をおこなひ、地に住む者らは其の淫行の葡萄酒に醉ひたり』1 ]七つの鉢を持てる七人の御使の一人きたり、我に語りて言ふ『來れ、われ多くの水の上に坐する大淫婦の審判を汝に示さん。8iまた天より百斤ほどの大なる雹、人々の上に降りしかば、人々雹の苦難によりて神を涜せり。是その苦難甚だしく大なればなり。B凡ての島は逃げさり、山は見えずなれり。M大なる都は三つに裂かれ、諸國の町々は倒れ、大なるバビロンは神の前におもひ出されて、劇しき御怒の葡萄酒を盛りたる酒杯を與へられたり。)Kかくて數多の電光と聲と雷霆とあり、また大なる地震おこれり、人の地の上に在りし以來かかる大なる地震なかりき。第七の者その鉢を空中に傾けたれば、聖所より御座より大なる聲いでて『事すでに成れり』と言ふ。pYかの三つの靈、王たちをヘブル語にてハルマゲドンと稱ふる處に集めたり。/W(視よ、われ盜人のごとく來らん、裸にて歩み羞所を見らるることなからん爲に、目を覺してその衣を守る者は幸福なり)8iこれは徴をおこなふ惡鬼の靈にして、全能の神の大なる日の戰鬪のために全世界の王たちを集めんとて、その許に出でゆくなり。 我また龍の口より、獸の口より、僞預言者の口より、蛙のごとき三つの穢れし靈の出づるを見たり。;o 第六の者その鉢を大なる河ユウフラテの上に傾けたれば、河の水涸れたり。これ日の出づる方より來る王たちの途を備へん爲なり。jM その痛と腫物とによりて天の神を涜し、かつ己が行爲を悔改めざりき。 第五の者その鉢を獸の座位の上に傾けたれば、獸の國暗くなり、その國人痛によりて己の舌を齧み、8 i かくて人々烈しき熱に燒かれて、此等の苦難を掌どる權威を有たちまふ神の名を涜し、かつ悔改めずして神に榮光を歸せざりき。y k第四の者その鉢を太陽の上に傾けたれば、太陽は火をもて人を燒くことを許さる。 '我また祭壇の物言ふを聞けり『然り、主なる全能の神よ、なんぢの審判は眞なるかな、義なるかな』と。 !彼らは聖徒と預言者との血を流したれば、之に血を飮ませ給ひしは相應しきなり』と云へるを聞けり。 われ水を掌どる御使の『いま在し昔います聖なる者よ、なんぢの斯く定め給ひしは正しき事なり。 第三の者その鉢をもろもろの河と、もろもろの水の源泉との上に傾けたれば、みな血となれり。'第二の者その鉢を海の上に傾けたれば、海は死人の血の如くなりて、海にある生物ことごとく死にたり。Dかくて第一の者ゆきて其の鉢を地の上に傾けたれば、獸の徽章を有てる人々とその像を拜する人々との身に、惡しき苦しき腫物生じたり。" ?我また聖所より大なる聲ありて、七人の御使に『往きて神の憤恚の七つの鉢を地の上に傾けよ』と言ふを聞けり。5c聖所は神の榮光とその權力とより出づる煙にて滿ち、七人の御使の七つの苦難の終るまでは、誰も聖所に入ること能はざりき。#?四つの活物の一つ、その七人の御使に、世々限りなく生きたまふ神の憤恚の滿ちたる七つの金の鉢を與へしかば、かの七つの苦難を持てる七人の御使、きよき輝ける亞麻布を著、金の帶を胸に束ねて聖所より出づ。U#この後われ見しに、天にある證の幕屋の聖所ひらけて、G主よ、たれか汝を畏れざる、誰か御名を尊ばざる、汝のみ聖なり、諸種の國人きたりて御前に拜せん。なんぢの審判は既に現れたればなり』kO彼ら神の僕モーセの歌と羔羊の歌とを歌ひて言ふ『主なる全能の神よ、なんぢの御業は大なるかな、妙なるかな、萬國の王よ、なんぢの道は義なるかな、眞なるかな。;~o我また火の混りたる玻璃の海を見しに、獸とその像とその名の數字とに勝ちたる者ども、神の立琴を持ちて玻璃の海の邊に立てり。@} {我また天に他の大なる怪しむべき徴を見たり。即ち七人の御使ありて最後の七つの苦難を持てり、神の憤恚は之にて全うせらるるなり。|3かくて都の外にて酒槽を踐みしに、血酒槽より流れ出でて馬の轡に達くほどになり、一千六百町に廣がれり。{}御使その鎌を地に入れて地の葡萄を刈りをさめ、神の憤恚の大なる酒槽に投げ入れたり。tza又ほかの火を掌どる御使、祭壇より出で、利き鎌を持つ者にむかひ大聲に呼はりて『なんぢの利き鎌を入れて地の葡萄の樹の房を刈り收めよ、葡萄は既に熟したり』と言ふ。[y/又ほかの御使、天の聖所より出で、同じく利き鎌を持てり。|xqかくて雲の上に坐したまふ者その鎌を地に入れたれば、地の穀物は刈り取られたり。wwg又ほかの御使、聖所より出で、雲のうへに坐したまふ者にむかひ、大聲に呼はりて『なんぢの鎌を入れて刈れ、地の穀物は全く熟し、既に刈り取るべき時至ればなり』と言ふ。;voまた見しに、視よ、白き雲あり、その雲の上に人の子の如きもの坐して、首には金の冠冕をいただき、手には利き鎌を持ちたまふ。u 我また天より聲ありて『書き記せ「今よりのち主にありて死ぬる死人は幸福なり」御靈も言ひたまふ「然り、彼等はその勞役を止めて息まん。その業これに隨ふなり」』と言ふを聞けり。at; 神の誡命とイエスを信ずる信仰とを守る聖徒の忍耐は茲にあり』8si その苦痛の煙は世々限りなく立ち昇りて、獸とその像とを拜する者、また其の名の徽章を受けし者は、夜も晝も休息を得ざらん。>ru 必ず神の怒の酒杯に盛りたる混りなき憤恚の葡萄酒を飮み、かつ聖なる御使たち及び羔羊の前にて、火と硫黄とにて苦しめらるべし。/qW ほかの第三の御使、かれらに從ひ大聲にて言ふ『もし獸とその像とを拜し、且その額あるいは手に徽章を受くる者あらば、Ppほかの第二の御使、かれに從ひて言ふ『倒れたり、倒れたり。大なるバビロン、己が淫行より出づる憤恚の葡萄酒をもろもろの國人に飮ませし者』So大聲にて言ふ『なんぢら神を畏れ、神に榮光を歸せよ。その審判のとき既に至りたればなり。汝ら天と地と海と水の源泉とを造り給ひし者を拜せよ』>nu我また他の御使の中空を飛ぶを見たり。かれは地に住むもの、即ちもろもろの國・族・國語・民に宣傳へんとて、永遠の福音を携へ、Bmその口に虚僞なし、彼らは瑕なき者なり。Pl彼らは女に汚されぬ者なり、潔き者なり、何處にまれ羔羊の往き給ふところに隨ふ。彼らは人の中より贖はれて神と羔羊とのために初穗となれり。Pkかれら新しき歌を御座の前および四つの活物と長老たちとの前にて歌ふ。この歌は地より贖はれたる十四萬四千人の他は誰も學びうる者なかりき。;joわれ天よりの聲を聞けり、多くの水の音のごとく、大なる雷霆の聲のごとし。わが聞きし此の聲は彈琴者の立琴を彈く音のごとし。@i {われ見しに、視よ、羔羊シオンの山に立ちたまふ。十四萬四千の人これと偕に居り、その額には羔羊の名および羔羊の父の名記しあり。h- 智慧は茲にあり、心ある者は獸の數字を算へよ。獸の數字は人の數字にして、その數字は六百六十六なり。 g9 この徽章を有たぬ凡ての者に賣買することを得ざらしめたり。その徽章は獸の名、もしくは其の名の數字なり。 f9 また凡ての人をして、大小・貧富・自主・奴隷の別なく、或はその右の手、あるいは其の額に徽章を受けしむ。e- 而してその獸の像に息を與へて物言はしめ、且その獸の像を拜せぬ者をことごとく殺さしむる事を許され、Jd  かの獸の前にて行ふことを許されし徴をもて地に住む者どもを惑し、劍にうたれてなほ生ける獸の像を造ることを地に住む者どもに命じたり。ac; また大なる徴をおこなひ、人々の前にて火を天より地に降らせ、b3 先の獸の凡ての權威を彼の前にて行ひ、地と地に住む者とをして死ぬべき傷の醫されたる先の獸を拜せしむ。a} 我また他の獸の地より上るを見たり。これに羔羊のごとき角二つありて龍のごとく語り、)`K 虜にせらるべき者は虜にせられん、劍にて殺す者はおのれも劍にて殺さるべし、聖徒たちの忍耐と信仰とは茲にあり。-_U 人もし耳あらば聽くべし。^3 凡て地に住む者にて、其の名を屠られ給ひし羔羊の生命の書に、世の創より記されざる者は、これを拜せん。]3 また聖徒に戰鬪を挑みて、之に勝つことを許され、且もろもろの族・民・國語・國を掌どる權威を與へらる。\w 彼は口をひらきて神を涜し、又その御名とその幕屋すなはち天に住む者どもとを涜し、|[q 獸また大言と涜言とを語る口を與へられ、四十二个月のあひだ働く權威を與へらる。JZ  また龍おのが權威を獸に與へしによりて、彼ら龍を拜し、且その獸を拜して言ふ『たれか此の獸に等しき者あらん、誰か之と戰ふことを得ん』5Yc 我その頭の一つ傷つけられて死ぬばかりなるを見しが、その死ぬべき傷いやされたれば、全地の者これを怪しみて獸に從へり。AX{ わが見し獸は豹に似て、その足は熊のごとく、その口は獅子の口のごとし。龍はこれに己が能力と己が座位と大なる權威とを與へたり。1W ] 我また一つの獸の海より上るを見たり。之に十の角と七つの頭とあり、その角に十の冠冕あり、頭の上には神を涜す名あり。*VO 海邊の砂の上に立てり。#U? 龍は女を怒りてその裔の殘れるもの、即ち神の誡命を守りイエスの證を有てる者に、戰鬪を挑まんとて出でゆき、gTG 地は女を助け、その口を開きて龍の口より吐きたる川を呑み盡せり。pSY 蛇はその口より水を川のごとく、女の背後に吐きて之を流さんとしたれど、VR% 女は荒野なる己が處に飛ぶために、大なる鷲の兩の翼を與へられたれば、其處にいたり、一年、二年、また半年のあひだ蛇のまへを離れて養はれたり。mQS かくて龍はおのが地に落されしを見て、男子を生みし女を責めたりしが、zPm この故に天および天に住める者よ、よろこべ、地と海とは禍害なるかな、惡魔おのが時の暫時なるを知り、大なる憤恚をいだきて汝等のもとに下りたればなり』と云ふを聞けり。 O 而して兄弟たちは羔羊の血と己が證の言とによりて勝ち、死に至るまで己が生命を惜まざりき。kNO 我また天に大なる聲ありて『われらの神の救と能力と國と神のキリストの權威とは、今すでに來れり。我らの兄弟を訴へ夜晝われらの神の前に訴ふるもの落されたり。GM かの大なる龍、すなわち惡魔と呼ばれ、サタンと呼ばれたる全世界をまどはす古き蛇は落され、地に落され、その使たちも共に落されたり。RL 勝つこと能はず、天には、はや其の居る所なかりき。K かくて天に戰爭おこれり、ミカエル及びその使たち龍とたたかふ。龍もその使たちも之と戰ひしが、J  女は荒野に逃げゆけり。彼處に千二百六十日の間かれが養はるる爲に神の備へ給へる所あり。 I9 女は男子を産めり、この子は鐵の杖もて諸種の國人を治めん。かれは神の許に、その御座の下に擧げられたり。DH その尾は天の星の三分の一を引きて之を地に落せり。龍は子を産まんとする女の前に立ち、産むを待ちて其の子を食ひ盡さんと構へたり。#G? また天に他の徴見えたり。視よ、大なる赤き龍あり、これに七つの頭と十の角とありて、頭には七つの冠冕あり。pFY かれは孕りをりしが、子を産まんとして産みの苦痛と惱とのために叫べり、E ' また天に大なる徴見えたり。日を著たる女ありて、其の足の下に月あり、其の頭に十二の星の冠冕あり。,DQ 斯くて天にある神の聖所ひらけ、聖所のうちに契約の櫃見え、數多の電光と聲と雷霆と、また地震と大なる雹とありき。C/ 諸國の民怒をいだけり、なんぢの怒も亦いたれり、死にたる者を審き、なんぢの僕なる預言者および聖徒、また小なるも大なるも汝の名を畏るる者に報賞をあたへ、地を亡す者を亡したまふ時いたれり』B! 『今いまし、昔います主たる全能の神よ、なんぢの大なる能力を執りて王と成り給ひしことを感謝す。mAS かくて神の前にて座位に坐する二十四人の長老ひれふし神を拜して言ふ、\@1 第七の御使ラッパを吹きしに、天に數多の大なる聲ありて『この世の國は我らの主および其のキリストの國となれり。彼は世々限りなく王たらん』と言ふ。a?; 第二の禍害すぎ去れり、視よ、第三の禍害すみやかに來るなり。G> このとき大なる地震ありて、都の十分の一は倒れ、地震のために死にしもの七千人にして、遺れる者は懼をいだき天の神に榮光を歸したり。=3 天より大なる聲して『ここに昇れ』と言ふを彼ら聞きたれば、雲に乘りて天に昇れり、その敵も之を見たり、<- 三日半ののち生命の息、神より出でて彼らに入り、かれら足にて起ちたれば、之を見るもの大に懼れたり。&;E 地に住む者どもは彼らに就きて喜び樂しみ互に禮物を贈らん、此の二人の預言者は地に住む者を苦しめたればなり』 :9 もろもろの民・族・國語・國のもの、三日半の間その屍體を見、かつ其の屍體を墓に葬ることを許さざるべし。D9 その屍體は大なる都の衢に遺らん。この都を譬へてソドムと云ひ、エジプトの云ふ、即ち彼らの主もまた十字架に釘けられ給ひし所なり。8  彼等がその證を終へんとき、底なき所より上る獸ありて之と戰鬪をなし、勝ちて之を殺さん。P7 彼らは預言するあひだ雨を降らせぬやうに天を閉づる權力あり、また水を血に變らせ、思ふままに幾度にても諸種の苦難をもて地を撃つ權力あり。M6 もし彼らを害はんとする者あらば、火その口より出でてその敵を焚き盡さん。もし彼らを害はんとする者あらば、必ず斯くのごとく殺さるべし。d5A 彼らは地の主の御前に立てる二つのオリブの樹、二つの燈臺なり。4w 我わが二人の證人に權を與へん、彼らは荒布を著て千二百六十日のあひだ預言すべし。#3? 聖所の外の庭は差措きて度るな、これは異邦人に委ねられたり、彼らは四十二个月のあひだ聖なる都を蹂躙らん。(2 K ここにわれ杖のごとき間竿を與へられたり、かくて或者いふ『立ちて神の聖所と香壇と其處に拜する者どもとを度れ、|1q また或物われに言ふ『なんぢ再び多くの民・國・國語・王たちに就きて預言すべし』&0E われ御使の手より小き卷物をとりて食ひ盡したれば、口には蜜のごとく甘かりしが、食ひし後わが腹は苦くなれり。n/U われ御使のもとに往きて、小き卷物を我に與へんことを請ひたれば、彼いふ『これを取りて食ひ盡せ、さらば汝の腹苦くならん、然れど其の口には蜜のごとく甘からん』M. かくて我が前に天より聞きし聲のまた我に語りて『なんぢ往きて、海と地とに跨り立てる御使の手にある展きたる卷物を取れ』と言ふを聞けり。;-o 第七の御使の吹かんとするラッパの聲の出づる時に至りて、神の僕なる預言者たちに示し給ひし如く、その奧義は成就せらるべし』z,m 天および其の中に在るもの、地および其の中にあるもの、海および其の中にある物を造り給ひし、世々限りなく生きたまふ者を指し、誓ひて言ふ『この後、時は延ぶることなし。|+q かくて我が見しところの海と地とに跨り立てる御使は、天にむかひて右の手を擧げ、>*u 七つの雷霆の語りし時、われ書き記さんとせしに、天より聲ありて『七つの雷霆の語りしことは封じて書き記すな』といふを聞けり。|)q 獅子の吼ゆる如く大聲に呼はれり、呼はりたるとき七つの雷霆おのおの聲を出せり。(w その手には展きたる小き卷物をもち、右の足を海の上におき、左の足を地の上におき、4' c 我また一人の強き御使の、雲を著て天より降るを見たり。その頭の上に虹あり、その顏は日の如く、その足は火の柱のごとし。L& 又その殺人・咒術・淫行・竊盜を悔改めざりき。k%O これらの苦痛にて殺されざりし殘の人々は、おのが手の業を悔改めずして、なほ惡鬼を拜し、見ること聞くこと歩むこと能はぬ、金・銀・銅・石・木の偶像を拜せり、$  馬の力はその口とその尾とにあり、その尾は蛇の如くにして頭あり、之をもて人を害ふなり。# この三つの苦痛、すなはち其の口より出づる火と煙と硫黄とに因りて、人の三分の一殺されたり。b"= われ幻影にてその馬と之に乘る者とを見しに、彼らは火・煙・硫黄の色したる胸當を著く。馬の頭は獅子の頭のごとくにて、その口よりは火と煙と硫黄と出づ。B! 騎兵の數は二億なり、我その數を聞けり。# ? かくてその時その日その月その年に至りて、人の三分の一を殺さん爲に備へられたる四人の御使は解放たれたり。3 ラッパを持てる第六の御使に『大なるユウフラテ川の邊に繋がれをる四人の御使を解放て』と言ふを聞けり。s_ 第六の御使ラッパを吹きしに、神の前なる金の香壇の四つの角より聲ありて、a; 第一の禍害すぎ去れり、視よ、此の後なほ二つの禍害きたらん。 9 この蝗に王あり。底なき所の使にして、名をヘブル語にてアバドンと云ひ、ギリシヤ語にてアポルオンと云ふ。s_ また蝎のごとき尾ありて之に刺あり、この尾に五月のあひだ人を害ふ力あり。! また鐵の胸當のごとき胸當あり、その翼の音は軍車の轟くごとく、多くの馬の戰鬪に馳せゆくが如し。X) 之に女の頭髮のごとき頭髮あり、齒は獅子の齒のごとし。3 かの蝗の形は戰爭の爲に具へたる馬のごとく、頭には金に似たる冠冕の如きものあり、顏は人の顏のごとく、s_ このとき人々、死を求むとも見出さず、死なんと欲すとも死は逃げ去るべし。)K されど彼らを殺すことを許されず、五月のあひだ苦しむることを許さる、その苦痛は、蝎に刺されたる苦痛のごとし。 9 地の草すべての青きもの又すべての樹を害ふことなく、ただ額に神の印なき人をのみ害ふことを命ぜられたり。jM 煙の中より蝗地上に出でて、地の蝎のもてる力のごとき力を與へられ、 9 かくて底なき坑を開きたれば、大なる爐の煙のごとき煙、坑より立ちのぼり、日も空も坑の煙にて暗くなれり。( K 第五の御使ラッパを吹きしに、われ一つの星の天より地に隕ちたるを見たり。この星は底なき坑の鍵を與へられたり。!; また見しに、一つの鷲の中空を飛び、大なる聲して言ふを聞けり。曰く『地に住める者どもは禍害なるかな、禍害なるかな、禍害なるかな、尚ほかに三人の御使の吹かんとするラッパの聲あるに因りてなり』\1 第四の御使ラッパを吹きしに、日の三分の一と月の三分の一と星の三分の一と撃たれて、その三分の一は暗くなり、晝も三分の一は光なく、夜も亦おなじ。 この星の名は苦艾といふ。水の三分の一は苦艾となり、水の苦くなりしに因りて多くの人死にたり。5c 第三の御使ラッパを吹きしに、燈火のごとく燃ゆる大なる星、天より隕ちきたり、川の三分の一と水の源泉との上におちたり。p Y 海の中の造られたる生命あるものの三分の一死に、船の三分の一滅びたり。 3第二の御使ラッパを吹きしに、火にて燃ゆる大なる山の如きもの海に投げ入れられ、海の三分の一血に變じ、b =第一の御使ラッパを吹きしに、血の混りたる雹と火とありて、地にふりくだり、地の三分の一燒け失せ、樹の三分の一燒け失せ、もろもろの青草燒け失せたり。a ;ここに七つのラッパをもてる七人の御使これを吹く備をなせり。 3御使その香爐をとり、之に祭壇の火を盛りて地に投げたれば、數多の雷霆と聲と電光と、また地震おこれり。gG而して香の煙、御使の手より聖徒たちの祈とともに神の前に上れり。q[また他の一人の御使、金の香爐を持ちきたりて祭壇の前に立ち、多くの香を與へられたり。これは凡ての聖徒の祈に加へて、御座の前なる金の香壇の上に献げんためなり。veわれ神の前に立てる七人の御使を見たり、彼らは七つのラッパを與へられたり。] 5第七の封印を解き給ひたれば、凡そ半時のあひだ天靜なりき。,Q御座の前にいます羔羊は、彼らを牧して生命の水の泉にみちびき、神は彼らの目より凡ての涙を拭ひ給ふべければなり』gG彼らは重ねて飢ゑず、重ねて渇かず、日も熱も彼らを侵すことなし。/Wこの故に神の御座の前にありて、晝も夜もその聖所にて神に事ふ。御座に坐したまふ者は彼らの上に幕屋を張り給ふべし。;o我いふ『わが主よ、なんぢ知れり』かれ言ふ『かれらは大なる患難より出できたり、羔羊の血に己が衣を洗ひて白くしたる者なり。  長老たちの一人われに向ひて言ふ『この白き衣を著たるは如何なる者にして何處より來りしか』! 『アァメン、讃美・榮光・知慧・感謝・尊貴・能力・勢威、世々限りなく我らの神にあれ、アァメン』~ 御使みな御座および長老たちと四つの活物との周圍に立ちて、御座の前に平伏し神を拜して言ふ、p}Y 大聲に呼はりて言ふ『救は御座に坐したまふ我らの神と羔羊とにこそ在れ』t|a この後われ見しに、視よ、もろもろの國・族・民・國語の中より、誰も數へつくすこと能はぬ大なる群衆、しろき衣を纏ひて手に棕梠の葉をもち、御座と羔羊との前に立ち、#{?ゼブルンの族の中にて一萬二千、ヨセフの族の中にて一萬二千、ベニヤミンの族の中にて一萬二千印せられたり。 zシメオンの族の中にて一萬二千、レビの族の中にて一萬二千、イサカルの族の中にて一萬二千、 yアセルの族の中にて一萬二千、ナフタリの族の中にて一萬二千、マナセの族の中にて一萬二千、xユダの族の中にて一萬二千印せられ、ルベンの族の中にて一萬二千、ガドの族の中にて一萬二千、/wWわれ印せられたる者の數を聽きしに、イスラエルの子等のもろもろの族の中にて印せられたるもの合せて十四萬四千あり。pvY『われらが我らの神の僕の額に印するまでは、地をも海をも樹をも害ふな』euCまた他の一人の御使の、活ける神の印を持ちて日の出づる方より登るを見たり、かれ地と海とを害ふ權を與へられたる四人の御使にむかひ、大聲に呼はりて言ふ、=t uこの後、われ四人の御使の地の四隅に立つを見たり、彼らは地の四方の風を引止めて、地にも海にも諸種の樹にも風を吹かせざりき。[s/そは御怒の大なる日既に來ればなり。誰か立つことを得ん』 r9山と巖とに對ひて言ふ『請ふ、我らの上に墜ちて御座に坐したまふ者の御顏より、羔羊の怒より、我らを隱せ。q 地の王たち・大臣・將校・富める者・強き者・奴隷・自主の人、みな洞と山の巖間とに匿れ、mpS天は卷物を卷くごとく去りゆき、山と島とは悉とくその處を移されたり。so_ 天の星は無花果の樹の大風に搖られて、生り後の果の落つるごとく地におち、#n? 第六の封印を解き給ひし時、われ見しに、大なる地震ありて日は荒き毛布のごとく黒く、月は全面血の如くなり、bm= ここにおのおの白き衣を與へられ、かつ己等のごとく殺されんとする同じ僕たる者と兄弟との數の滿つるまで、なほ暫く安んじて待つべきを言ひ聞けられたり。&lE 彼ら大聲に呼はりて言ふ『聖にして眞なる主よ、何時まで審かずして地に住む者に我らの血の復讐をなし給はぬか』/kW 第五の封印を解き給ひたれば、曾て神の言のため、又その立てし證のために殺されし者の靈魂の祭壇の下に在るを見たり。}jsわれ見しに、視よ、青ざめたる馬あり、之に乘る者の名を死といひ、陰府これに隨ふ。かれらは地の四分の一を支配し、劍と饑饉と死と地の獸とをもて人を殺すことを許されたり。jiM第四の封印を解き給ひたれば、第四の活物の『來れ』と言ふを聞けり。Jh かくてわれ四つの活物の間より出づるごとき聲を聞けり。曰く『小麥五合は一デナリ、大麥一升五合は一デナリなり、油と葡萄酒とを害ふな』Dg第三の封印を解き給ひたれば、第三の活物の『來れ』と言ふを聞けり。われ見しに、視よ、黒き馬あり、之に乘るもの手に權衝を持てり。Jf かくて赤き馬いで來り、これに乘るもの地より平和を奪ひ取ることと、人をして互に殺さしむる事とを許され、また大なる劍を與へられたり。jeM第二の封印を解き給ひたれば、第二の活物の『來れ』と言ふを聞けり。#d?また見しに、視よ、白き馬あり、之に乘るもの弓を持ち、かつ冠冕を與へられ、勝ちて復勝たんとて出でゆけり。1c ]羔羊その七つの封印の一つを解き給ひし時、われ見しに、四つの活物の一つが雷霆のごとき聲して『來れ』と言ふを聞けり。[b/四つの活物はアァメンと言ひ、長老たちは平伏して拜せり。!a; 我また天に、地に、地の下に、海にある萬の造られたる物、また凡てその中にある物の云へるを聞けり。曰く『願はくは御座に坐し給ふものと羔羊とに、讃美と尊崇と榮光と權力と世々限りなくあらん事を』 `9 大聲にいふ『屠られ給ひし羔羊こそ、能力と富と知慧と、勢威と尊崇と、榮光と讃美とを受くるに相應しけれ』_- 我また見しに、御座と活物と長老たちとの周圍にをる多くの御使の聲を聞けり。その數、千々萬々にして、^ 之を我らの神のために國民となし、祭司となし給へばなり。彼らは地の上に王となるべし』q][ かくて新しき歌を謳ひて言ふ『なんぢは卷物を受け、その封印を解くに相應しきなり、汝は屠られ、その血をもて諸種の族・國語・民・國の中より人々を神のために買ひ、\\1卷物を受けたるとき、四つの活物および二十四人の長老、おのおの立琴と香の滿ちたる金の鉢とをもちて、羔羊の前に平伏せり、此の香は聖徒の祈祷なり。 x1)\~@}}>||{zz>=i<<3;;":<998N77%66K544;32211)a;願はくは主イエスの恩惠なんぢら凡ての者と偕に在らんことを。これらの事を證する者いひ給ふ『然り、われ速かに到らん』アァメン、主イエスよ、來りたまへ。2]若しこの預言の書の言を省く者あらば、神はこの書に記されたる生命の樹、また聖なる都より彼の受くべき分を省き給はん。,Qわれ凡てこの書の預言の言を聞く者に證す。もし之に加ふる者あらば、神はこの書に記されたる苦難を彼に加へ給はん。2]御靈も新婦もいふ『來りたまへ』聞く者も言へ『きたり給へ』と、渇く者はきたれ、望む者は價なくして生命の水を受けよ。;oわれイエスは我が使を遣して諸教會のために此等のことを汝らに證せり。我はダビデの萠蘗また其の裔なり、輝ける曙の明星なり』,Q犬および咒術をなすもの、淫行のもの、人を殺すもの、偶像を拜する者、また凡て虚僞を愛して之を行ふ者は外にあり。3おのが衣を洗ふ者は幸福なり、彼らは生命の樹にゆく權威を與へられ、門を通りて都に入ることを得るなり。jM 我はアルパなり、オメガなり、最先なり、最後なり、始なり、終なり、jM 視よ、われ報をもて速かに到らん、各人の行爲に隨ひて之を與ふべし。D  不義をなす者はいよいよ不義をなし不淨なる者はいよいよ不淨をなし、義なる者はいよいよ義をおこなひ、清き者はいよいよ清くすべし。^ 5 また我に言ふ『この書の預言の言を封ずな、時近ければなり。A { かれ言ふ『つつしみて然すな、われは汝および汝の兄弟たる預言者、また此の書の言を守る者と等しく僕たるなり、なんじ神を拜せよ』> uこれらの事を聞き、かつ見し者は我ヨハネなり。かくて見聞せしとき我これらの事を示したる御使の足下に平伏して拜せんとせしに、d A視よ、われ速かに到らん、この書の預言の言を守る者は幸福なり』b=彼また我に言ふ『これらの言は信ずべきなり、眞なり、預言者たちの靈魂の神たる主は、速かに起るべき事をその僕どもに示さんとて、御使を遣し給へるなり。8i今よりのち夜ある事なし、燈火の光をも日の光をも要せず、主なる神かれらを照し給へばなり。彼らは世々限りなく王たるべし。R且その御顏を見ん、その御名は彼らの額にあるべし。'今よりのち詛はるべき者は一つもなかるべし。神と羔羊との御座は都の中にあり。その僕らは之に事へ、'河の左右に生命の樹ありて十二種の實を結び、その實は月毎に生じ、その樹の葉は諸國の民を醫すなり。1 ]御使また水晶のごとく透徹れる生命の水の河を我に見せたり。この河は神と羔羊との御座より出でて都の大路の眞中を流る。/W凡て穢れたる者また憎むべき事と虚僞とを行ふ者は、此處に入らず、羔羊の生命の書に記されたる者のみ此處に入るなり。X)人々は諸國の民の光榮と尊貴とを此處にたづさえ來らん。I 都の門は終日閉ぢず(此處に夜あることなし)yk諸國の民は都の光のなかを歩み、地の王たちは己が光榮を此處にたづさへきたる。j~M都は日月の照すを要せず、神の榮光これを照し、羔羊はその燈火なり。m}Sわれ都の内にて宮を見ざりき、主なる全能の神および羔羊はその宮なり。|3十二の門は十二の眞珠なり、おのおのの門は一つの眞珠より成り、都の大路は透徹る玻璃のごとき純金なり。A{{第五は紅縞瑪瑙、第六は赤瑪瑙、第七は貴橄欖石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十は緑玉髓、第十一は青玉、第十二は紫水晶なり。z!都の石垣の基はさまざまの寶石にて飾れり。第一の基は碧玉、第二は瑠璃、第三は玉髓、第四は緑玉、gyG石垣は碧玉にて築き、都は清らかなる玻璃のごとき純金にて造れり。mxSまた石垣を測りしに、人の度すなはち御使の度に據れば百四十四尺あり。 w9都は方形にして、その長さ廣さ相均し。彼は間竿にて都を測りしに一千二百町あり、長さ廣さ高さみな相均し。^v5我と語る者は都と門と石垣とを測らん爲に金の間竿を持てり。puY都の石垣には十二の基あり、これに羔羊の十二の使徒の十二の名を記せり。dtA 東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門あり。Ms 此處に大なる高き石垣ありて十二の門あり、門の側らに一人づつ十二の御使あり、門の上に一つづつイスラエルの子孫の十二の族の名を記せり。[r/ その都の光輝はいと貴き玉のごとく、透徹る碧玉のごとし。Aq{ 御使、御靈に感じたる我を携へて大なる高き山にゆき、聖なる都エルサレムの、神の榮光をもて神の許を出でて天より降るを見せたり。Ap{ 最後の七つの苦難の滿ちたる七つの鉢を持てる七人の御使の一人きたり、我に語りて言ふ『來れ、われ羔羊の妻なる新婦を汝に見せん』o)されど臆するもの、信ぜぬもの、憎むべきもの、人を殺すもの、淫行のもの、咒術をなすもの、偶像を拜する者および凡て僞る者は、火と硫黄との燃ゆる池にて其の報を受くべし、これ第二の死なり』sn_勝を得る者は此等のものを嗣がん、我はその神となり、彼は我が子とならん。Smまた我に言ひたまふ『事すでに成れり、我はアルパなり、オメガなり、始なり、終なり、渇く者には價なくして生命の水の泉より飮むことを許さん。Plかくて御座に坐し給ふもの言ひたまふ『視よ、われ一切のものを新にするなり』また言ひたまふ『書き記せ、これらの言は信ずべきなり、眞なり』Dkかれらの目の涙をことごとく拭ひ去り給はん。今よりのち死もなく、悲歎も號叫も苦痛もなかるべし。前のもの既に過ぎ去りたればなり』Vj%また大なる聲の御座より出づるを聞けり。曰く『視よ、神の幕屋、人と偕にあり、神、人と偕に住み、人、神の民となり、神みづから人と偕に在して、/iW我また聖なる都、新しきエルサレムの、夫のために飾りたる新婦のごとく準備して、神の許をいで、天より降るを見たり。h 我また新しき天と新しき地とを見たり。これ前の天と前の地とは過ぎ去り、海も亦なきなり。ag;すべて生命の書に記されぬ者はみな火の池に投げ入れられたり。pfYかくて死も陰府も火の池に投げ入れられたり、此の火の池は第二の死なり。 e9 海はその中にある死人を出し、死も陰府もその中にある死人を出したれば、各自その行爲に隨ひて審かれたり。'dG 我また死にたる者の大なるも小なるも御座の前に立てるを見たり。而して數々の書展かれ、他にまた一つの書ありて展かる、即ち生命の書なり、死人は此等の書に記されたる所の、その行爲に隨ひて審かれたり。 c9 我また大なる白き御座および之に座し給ふものを見たり。天も地もその御顏の前を遁れて跡だに見えずなりき。Vb% 彼らを惑したる惡魔は、火と硫黄との池に投げ入れられたり。ここは獸も僞預言者もまた居る所にして、彼らは世々限りなく晝も夜も苦しめらるべし。)aK かくて彼らは地の全面に上りて、聖徒たちの陣營と愛せられたる都とを圍みしが、天より火くだりて彼等を燒き盡し、`!出でて地の四方の國の民、ゴグとマゴグとを惑し戰鬪のために之を集めん、その數は海の砂のごとし。F_千年終りて後サタンは其の檻より解放たれ、w^g幸福なるかな、聖なるかな、第一の復活に干る人。この人々に對して第二の死は權威を有たず、彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年のあひだ王たるべし。s]_(その他の死人は千年の終るまで生きかへらざりき)これは第一の復活なり。\我また多くの座位を見しに、之に座する者あり、審判する權威を與へられたり。我またイエスの證および神の御言のために馘られし者の靈魂、また獸をもその像をも拜せず、己が額あるいは手にその徽章を受けざりし者どもを見たり。彼らは生きかへりて千年の間キリストと共に王となれり。G[底なき所に投げ入れ閉ぢ込めて、その上に封印し、千年の終るまでは諸國の民を惑すことなからしむ。その後、暫時のあひだ解放さるべし。|Zq彼は龍、すなわち惡魔たりサタンたる古き蛇を捕へて、之を千年のあひだ繋ぎおき、{Y q我また一人の御使の底なき所の鍵と大なる鎖とを手に持ちて、天より降るを見たり。Xその他の者は馬に乘りたまふ者の口より出づる劍にて殺され、凡ての鳥その肉を食ひて飽きたり。$WAかくて獸は捕へられ、又その前に不思議を行ひて獸の徽章を受けたる者と、その像を拜する者とを惑したる僞預言者も、之とともに捕へられ、二つながら生きたるまま硫黄の燃ゆる火の池に投げ入れられたり。&VE我また獸と地の王たちと彼らの軍勢とが相集りて、馬に乘りたまふ者および其の軍勢に對ひて戰鬪を挑むを見たり。/UW王たちの肉、將校の肉、強き者の肉、馬と之に乘る者との肉、すべての自主および奴隷、小なるもの大なる者の肉を食へ』DT我また一人の御使の太陽のなかに立てるを見たり。大聲に呼はりて、中空を飛ぶ凡ての鳥に言ふ『いざ、神の大なる宴席に集ひきたりて、RSその衣と股とに『王の王、主の主』と記せる名あり。>Ru彼の口より利き劍いづ、之をもて諸國の民をうち、鐵の杖をもて之を治め給はん。また自ら全能の神の烈しき怒の酒槽を踐みたまふ。dQA天に在る軍勢は白く潔き細布を著、白き馬に乘りて彼にしたがふ。[P/ 彼は血に染みたる衣を纏へり、その名は「神の言」と稱ふ。O 彼の目は焔のごとく、その頭には多くの冠冕あり、また記せる名あり、之を知る者は彼の他になし。;No 我また天の開けたるを見しに、視よ、白き馬あり、之に乘りたまふ者は「忠實また眞」と稱へられ、義をもて審きかつ戰ひたまふ。 M  我その足下に平伏して拜せんとしたれば、彼われに言ふ『愼みて然すな、我は汝およびイエスの證を保つ汝の兄弟とともに僕たるなり。なんぢ神を拜せよ、イエスの證は即ち預言の靈なり』5Lc 御使また我に言ふ『なんぢ書き記せ、羔羊の婚姻の宴席に招かれたる者は幸福なり』と。また我に言ふ『これ神の眞の言なり』Kw彼は輝ける潔き細布を著ることを許されたり、此の細布は聖徒たちの正しき行爲なり』&JEわれら喜び樂しみて之に榮光を歸し奉らん。そは羔羊の婚姻の時いたり、既にその新婦みづから準備したればなり。GIわれ大なる群衆の聲おほくの水の音のごとく、烈しき雷霆の聲の如きものを聞けり。曰く『ハレルヤ全能の主、われらの神は統治らすなり。#H?また御座より聲出でて言ふ『すべて神の僕たるもの、神を畏るる者よ、小なるも大なるも、我らの神を讃め奉れ』G3ここに二十四人の長老と四つの活物と平伏して御座に坐したまふ神を拜し『アァメン、ハレルヤ』と言へり。mFSまた再び言ふ『ハレルヤ、彼の燒かるる煙は世々限りなく立ち昇るなり』/EWその御審は眞にして義なるなり、己が淫行をもて地を汚したる大淫婦を審き、神の僕らの血の復讐を彼になし給ひしなり』@D {この後われ天に大なる群衆の大聲のごとき者ありて、かく言ふを聞けり。曰く『ハレルヤ、救と榮光と權力とは、我らの神のものなり。C また預言者・聖徒および凡て地の上に殺されし者の血は、この都の中に見出されたればなり』nBU今よりのち燈火の光なんぢの中に輝かず、今よりのち新郎・新婦の聲なんぢの中に聞えざるべし。そは汝の商人は地の大臣となり、諸種の國人はなんぢの咒術に惑され、A今よりのち立琴を彈くもの、樂を奏するもの、笛を吹く者、ラッパを鳴す者の聲なんぢの中に聞えず、今より後さまざまの細工をなす細工人なんぢの中に見えず、碾臼の音なんぢの中に聞えず、\@1ここに一人の強き御使、大なる碾臼のごとき石を擡げ海に投げて言ふ『おほいなる都バビロンは斯くのごとく烈しく撃ち倒されて、今より後見えざるべし。?天よ、聖徒・使徒・預言者よ、この都につきて喜べ、神なんぢらの爲に之を審き給ひたればなり』 >彼等また塵をおのが首に被りて泣き悲しみ叫びて「禍害なるかな、禍害なるかな、此の大なる都、その奢によりて海に船を有てる人々の富を得たる都、かく時の間に荒涼ばんとは」と言はん。=}バビロンの燒かるる煙を見て叫び「いづれの都か、この大なる都に比ぶべき」と言はん。G<斯ばかり大なる富の時の間に荒涼ばんとは」而して凡ての船長、すべて海をわたる人々、舟子および海によりて生活を爲すもの遙かに立ち、;'「禍害なるかな、禍害なるかな、細布と紫色と緋とを著、金・寶石・眞珠をもて身を飾りたる大なる都、 :9これらの物を商ひ、バビロンに由りて富を得たる商人らは、其の苦難を懼れて遙に立ち、泣き悲しみて言はん、89iなんぢの靈魂の嗜みたる果物は汝を去り、すべての美味、華美なる物は亡びて汝を離れん、今より後これを見ること無かるべし。 89 また肉桂・香料・香・香油・乳香・葡萄酒・オリブ油・麥粉・麥・牛・羊・馬・車・奴隷および人の靈魂なり。P7 その商品は金・銀・寶石・眞珠・細布・紫色・絹・緋色および各樣の香木、また象牙のさまざまの器、價貴き木、眞鍮・鐵・蝋石などの各樣の器、s6_ 地の商人かれが爲に泣き悲しまん。今より後その商品を買ふ者なければなり。D5 その苦難を懼れ、遙に立ちて「禍害なるかな、禍害なるかな、大なる都、堅固なる都バビロンよ、汝の審判は時の間に來れり」と言はん。4  彼と淫をおこなひ、彼とともに奢りたる地の王たちは、其の燒かるる煙を見て泣きかつ歎き、e3Cこの故に、さまざまの苦難、一日のうちに彼の身にきたらん、即ち死と悲歎と饑饉となり。彼また火にて燒き盡されん、彼を審きたまふ主なる神は強ければなり。w2gかれが自ら尊びみづから奢りしと同じほどの苦難と悲歎とを之に與へよ。彼は心のうちに「われは女王の位に坐する者にして寡婦にあらず、決して悲歎を見ざるべし」と言ふ。13彼が爲しし如く彼に爲し、その行爲に應じ倍して之を報い、かれが酌み與へし酒杯に倍して之に酌み與へよ。d0Aかれの罪は積りて天にいたり、神その不義を憶え給ひたればなり。//Wまた天より他の聲あるを聞けり。曰く『わが民よ、かれの罪に干らず、彼の苦難を共に受けざらんため、その中を出でよ。D.もろもろの國人はその淫行の憤恚の葡萄酒を飮み、地の王たちは彼と淫をおこなひ、地の商人らは彼の奢の勢力によりて富みたればなり』h-Iかれ強き聲にて呼はりて言ふ『大なるバビロンは倒れたり、倒れたり、かつ惡魔の住家、もろもろの穢れたる靈の檻、もろもろの穢れたる憎むべき鳥の檻となれり。, -この後また他の一人の御使の大なる權威を有ちて天より降るを見しに、地はその榮光によりて照されたり。R+なんぢの見し女は地の王たちを宰どる大なる都なり』;*o神は彼らに御旨を行ふことと、心を一つにすることと、神の御言の成就するまで國を獸に與ふることとを思はしめ給ひたればなり。8)iなんぢの見し十の角と獸とは、かの淫婦を憎み、之をして荒涼ばしめ、裸ならしめ、且その肉を喰ひ、火をもて之を燒き盡さん。('御使また我に言ふ『なんぢの見し水、すなわち淫婦の坐する處は、もろもろの民・群衆・國・國語なり。k'O彼らは羔羊と戰はん。而して羔羊かれらに勝ち給ふべし、彼は主の主、王の王なればなり。これと偕なる召されたるもの、選ばれたるもの、忠實なる者も勝を得べし』U&# 彼らは心を一つにして己が能力と權威とを獸にあたふ。%3 汝の見し十の角は十人の王にして未だ國を受けざれども、一時のあひだ獸と共に王のごとき權威を受くべし。|$q 前にありて今あらぬ獸は第八なり、前の七人より出でたる者にして滅亡に往くなり。# 五人は既に倒れて一人は今あり、他の一人は未だ來らず、來らば暫時のほど止るべきなり。v"e 智慧の心は茲にあり。七つの頭は女の坐する七つの山なり、また七人の王なり。!)なんぢの見し獸は前に有りしも今あらず、後に底なき所より上りて滅亡に往かん、地に住む者にて世の創より其の名を生命の書に記されざる者は、獸の前にありて今あらず、後に來るを見て怪しまん。 9御使われに言ふ『なにゆゑ怪しむか、我この女と之を乘せたる七つの頭、十の角ある獸との奧義を汝に告げん。 ;vlbXND:0&~~~~~~~~~~~~~z~o~d~Y~N~C~8~-~"~~ ~}}}}}}}}}}}}~}s}h}]}R}H}=}2}'}}}|||||||||||||w|l|a|V|K|@|6|+| || {{{{{{{{{{{{{{{p{e{Z{O{D{9{.{#{{ {zzzzzzzzzzzzzznzbzVzJz>z2z&zzzyyyyyyyyyyyysygy[yOyCy7y+yyyxxxxxxxxxxxxxxlx`xTxHxu2u&uuuttttttttttt~trtftZtNtBt6t*tttsssssssssssswsks_sSsGs;s/s#ss rrrrrrrrrrrr{rorcrWrKr?r3r'rrrqqqqqqqqqqqqtqhq\qPqDq8q,q qqppppppppppppxpmpapUpIp=p1p%pp pooooooooooo}oqoeoYoMoAo5o)ooonnnnnnnnnnnnunin]nQnEn9n-n!nn mmmmmmmmmmmmzmnmbmVmJm>m2m&mmmlllllllllll~lrlflZlNlBl6l*lllkkkkkkkkkkkkvkjk_kSkGk;k/k#kk jjjjjjjjjjjj{jojcjWjKj?j3j'jjjiiiiiiiiiiiitihi\iPiDi8i,i iihhhhhhhhhhhhxhlh`hThHh`2`&```___________~_r_f_Z_N_B_6_*___^^^^^^^^^^^^w^k^_^S^G^;^/^#^^ ]]]]]]]]]]]]{]o]c]W]K]?]3]']]]\\\\\\\\\\\\s\g\\\P\D\8\,\ \\[[[[[[[[[[[[x[l[`[T[H[<[0[$[[ [ZZZZZZZZZZZ}ZqZeZYZMZAZ5Z)ZZZYYYYYYYYYYYYuYiY]YQYEY9Y-Y!YY XXXXXXXXXXXXyXmXaXUXIX=X1X&XXXWWWWWWWWWWW~WrWfWZWNWBW6W*WWWVVVVVVVVVVVVvVjV^VRVFV:V.V"VV UUUUUUUUUUUU{UoUcUWUKU?U3U'UUUTTTTTTTTTTTTsTgT[TOTCT7T+TTTSSSSSSSSSSSSwSkS_SSSGS;S/S#SS RRRRRRRRRRRR|RpRdRXRLR@R4R(RRRQQQQQQQQQQQQtQhQ\QPQDQ8Q,Q QQPPPPPPPPPPPPxPlP`PTPHP>>>>>>>>>>>s>g>[>O>C>7>+>>>============w=k=_=S=G=;=0=$== =<<<<<<<<<<<|727'777666666666666s6g6[6O6C676+666555555555555w5l5`5T5H5<505$55 544444444444|4p4d4X4L4@444(444333333333333t3h3\3P3D383,3 33222222222222x2l2`2T2H2<202$22 211111111111}1q1e1Y1M1A151)111000000000000u0i0]0Q0E090-0!00 ////////////z/n/b/V/J/>/2/&///............~.s.h.].R.G.<.1.&...-------------v-k-`-U-J-?-4-)---,,,,,,,,,,,,,y,n,c,X,M,B,7,,,!,, ,++++++++++++|+p+d+X+L+@+4+(+++************t*h*\*P*D*8*,* **))))))))))))x)l)`)T)H)<)0)$)) )(((((((((((}(q(e(Y(M(A(5()(((''''''''''''u'i']'Q'F':'.'"'' &&&&&&&&&&&&z&n&b&V&J&>&2&&&&&%%%%%%%%%%%~%r%f%Z%N%B%7%+%%%$$$$$$$$$$$$w$k$_$S$G$;$/$#$$ ############{#o#d#X#L#@#4#(###""""""""""""t"h"\"P"D"8"," ""!!!!!!!!!!!!x!l!`!T!H!2&~rfZNB6*vj^RF:.# {ocWK?3'sg[OC7+wk_SG<0$ |pdXL@4(th\PE9-! ymaUI=1% }qeYMA5)vj^RF:." znbVJ>2&  0 ;  / :  . 9  - 8  , 7  + 6  * 5  ) 4  ( 3  ' 2  & 1  % 0  $ /  # .  " -  ! ,  +   *   )   (   '   &   %   $   #   "   !                                                         6  5  4  3   2   1   0   /   .   -   ,   +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                                   *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                                   >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                ~  }  |  {  z  y  x  w  v  u  t  s  r  q  p  o   n 8m 7l 6k 5j 4i 3h 2g 1f 0e /d .c -b ,a +` *_ )^ (] '\ &[ %Z $Y #X "W !V  U T S R Q P O N M L K J I H G F E D C  B  A  @  ?  > = < ; : 9 8 7  6 25 14 03 /2 .1 -0 ,/ +. *- ), (+ '* &) %( $' #& "% !$  # " !                                    1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        ' & % $ # " !                                        , + * ) ( ' & % $ # " !                                        & %~ $} #| "{ !z  y x w v u t s r q p o n m l k j i h g  f  e  d  c  b a ` _ ^ ] \ [  Z 4Y 3X 2W 1V 0U /T .S -R ,Q +P *O )N (M 'L &K %J $I #H "G !F  E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5 4 3  2  1  0  /  . - , + * ) ( '  &  P%  O$  N#  M"  L!  K  J  I  H  G  F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                                                                 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        H G F E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5 4~ 3} 2| 1{ 0z /y .x -w ,v +u *t )s (r 'q &p %o $n #m "l !k  j i h g f e d c b a ` _ ^ ] \ [ Z Y X  W  V  U  T  S R Q P O N M L  K  %J  $I  #H  "G  !F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '   &  ,%  +$  *#  )"  (!  '  &  %  $  #  "  !                                                                   !                                                                   4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                                   2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                          ~  }  |  {  z  y  x  w  v  u  t   s &r %q $p #o "n !m  l k j i h g f e d c b a ` _ ^ ] \ [ Z  Y  X  W  V  U T S R Q P O N  M %L $K #J "I !H  G F E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5  4  3  2  1  0 / . - , + * )  ( 8' 7& 6% 5$ 4# 3" 2! 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        + * ) ( ' & % $ # " !                                        ) ( ' & % $ # " !                                        # " !                                 ~ } | { z  y x w v u t s r q p o n m l k j  i  h  g  f  e d c b a ` _ ^  ]  -\  ,[  +Z  *Y  )X  (W  'V  &U  %T  $S  #R  "Q  !P   O  N  M  L  K  J  I  H  G  F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =   <   ;   :   9   8  7  6  5  4  3  2  1  0 / . - , + * )  (  '  &  %  $ # " !       B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        K J I H G F E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        . - , + * ) ( ' & % $ # " !    ~ } | { z y x w v u t s r q p o n  m  l  k  j  i h g f e d c b  a 3` 2_ 1^ 0] /\ .[ -Z ,Y +X *W )V (U 'T &S %R $Q #P "O !N  M L K J I H G F E D C B A @ ? > = < ;  :  9  8  7  6 5 4 3 2 1 0 /  . '- &, %+ $* #) "( !'  & % $ # " !                                 . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        " !                                                  ~ } | { z y x  w  v  u  t  s r q p o n m l  k #j "i !h  g f e d c b a ` _ ^ ] \ [ Z Y X W V U  T  S  R  Q  P O N M L K J I  H G F E D C B A @ ? > = < ; :  9  8  7  6  5 4 3 2 1 0 / .  - , + * ) ( ' & % $ # " !                       ' & % $ # " !                                        $ # " !                                         :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                                   2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %~  $}  #|  "{  !z  y  x  w  v  u  t  s  r  q  p  o  n  m  l  k  j  i  h  g  f  e  d  c  b  a  `  _  ^  ]  \  [   Z  Y  X  W  V  U  T  S  R  Q  P  O  N  M  L  K  J  I  H  G  F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =   <  *;  ):  (9  '8  &7  %6  $5  #4  "3  !2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                 &  %  $  #  "  !                                                            " !                                                                " !                                  0 / . - , + * ) ( ' & % $~ #} "| !{  z y x w v u t s r q p o n m l k j i h  g  f  e  d  c b a ` _ ^ ] \  [ Z Y X W V U T S R Q P O  N  M  L  K  J I H G F E D C  B A @ ? >  =  <  ;  :  9 8 7 6 5 4 3 2  1 0 / . - , + * ) ( '  &  %  $  #  " !                                                          -m|qeYMA5)~~~~~~~~~~~~u~i~]~Q~E~9~-~!~~ }}}}}}}}}}}}z}n}b}V}J}>}2}&}}}|||||||||||~|r|f|Z|N|B|6|+|||{{{{{{{{{{{{w{k{_{S{G{;{/{#{{ zzzzzzzzzzzz|zpzdzXzLz@z4z(zzzyyyyyyyyyyyytyhy\yPyDy9y-y!yy xxxxxxxxxxxxyxmxaxUxIx=x1x%xx xwwwwwwwwwww~wrwfwZwNwBw6w*wwwvvvvvvvvvvvvvvjv^vRvFv:v.v"vv uuuuuuuuuuuu{uoucuWuKu?u3u'uuuttttttttttttstgt[tOtCt7t+tttsssssssssssswsks_sSsGsm2m&mmmlllllllllll~lrlflZlNlBl6l*lllkkkkkkkkkkkkwkkk_kSkGk;k/k#kk jjjjjjjjjjjj{jojcjWjKj?j3j'jjjiiiiiiiiiiiisigi[iPiDi8i,i iihhhhhhhhhhhhxhlh`hThHhc2c&cccbbbbbbbbbbb~brbfbZbNbBb6b*bbbaaaaaaaaaaaawaka_aSaGa;a/a#aa ````````````{`o`c`W`K`?`3`'```____________s_g_[_O_D_8_,_ __^^^^^^^^^^^^x^l^`^T^H^<^0^$^^ ^]]]]]]]]]]]|]p]d]X]L]@]4](]]]\\\\\\\\\\\\u\i\]\Q\E\9\-\!\\ [[[[[[[[[[[[y[m[a[U[I[=[1[%[[ [ZZZZZZZZZZZ}ZqZeZYZMZAZ5Z)ZZZYYYYYYYYYYYYvYjY^YRYFY:Y.Y"YY XXXXXXXXXXXXzXnXbXVXJX>X2X&XXXWWWWWWWWWWW~WrWfWZWNWCW7W+WWWVVVVVVVVVVVVwVkV_VSVGV;V/V#VV UUUUUUUUUUUU{UoUcUWUKU?U3U'UUUTTTTTTTTTTTTtThT\TPTDT8T,T TTSSSSSSSSSSSSxSlS`STSHSP2P&PPPOOOOOOOOOOO~OrOfOZONOBO6O*OOONNNNNNNNNNNNvNjN^NRNFN:N.N"NN MMMMMMMMMMMM{MoMcMWMKM?M3M'MMMLLLLLLLLLLLLsLgL[LOLCL7L+LLLKKKKKKKKKKKKxKlK`KTKHKH2H&HHHGGGGGGGGGGG~GrGfGZGNGBG6G*GGGFFFFFFFFFFFFwFkF_FSFGF;F/F#FF EEEEEEEEEEEE|EpEdEXELE@E4E(EEEDDDDDDDDDDDDtDhD]DQDED9D-D!DD CCCCCCCCCCCCyCmCaCUCIC=C1C%CC CBBBBBBBBBBB~BrBfBZBNBBB6B*BBBAAAAAAAAAAAAvAjA^ARAFA:A.A"AA @@@@@@@@@@@@{@o@c@W@K@?@3@'@@@????????????s?g?[?O?C?7?+???>>>>>>>>>>>>x>l>`>T>H><>0>$>> >============|=q=f=[=P=E=:=/=$===<<<<<<<<<<<929&99988888888888~8r8f8Z8N8B868*888777777777777w7k7_7S7G7;7/7#77 666666666666{6o6c6W6K6?636'666555555555555t5h5\5P5D585,5 55444444444444y4m4a4U4I4=414%44 433333333333}3q3e3Y3M3A353)333222222222222u2i2]2Q2E292.2"22 111111111111z1n1b1V1J1>121&11100000000000~0r0f0Z0O0C070+000////////////w/k/_/S/G/;///#// ............{.o.c.W.L.@.4.(...------------t-h-\-P-D-8-,- --,,,,,,,,,,,,x,l,`,T,H,<,0,$,, ,+++++++++++}+q+e+Y+M+A+5+)+++************v*j*^*R*F*:*.*"** )))))))))))){)o)c)W)K)?)3)')))((((((((((((s(g([(O(C(7(+(((''''''''''''w'k'_'S'G';'/'#'' '&&&&&&&&&&&|&p&d&X&L&@&4&(&&&%%%%%%%%%%%%u%i%]%Q%E%9%-%!%% $$$$$$$$$$$$y$m$a$U$I$=$1$%$$ $###########~#r#f#Z#N#B#6#*###""""""""""""v"j"^"R"F":"."""" !!!!!!!!!!!!{!o!c!W!K!?!3!'!!!  s g \ P D 8 ,  xl`TH<0$ }qeYMA5)ui]QE9-" znbVJ>2&~rf[OC7+wk_SG;/# |pdXL@4(th\PD8,  ymaUI=1% }rfZNB6*vj^RF:/# {ocWK?3'th\PD8, xm  h  g f e d c b a ` _ ^ ] \ [ Z Y X W V U  T  S  R  Q  P O N M L K J I  H G F E D C B A @ ? > = < ; :  9  8  7  6  5 4 3 2 1 0 / .  - , + * ) ( ' & % $ # " !                      # " !                                                                            ( ' & % $ # " !                                        & % $ # " !                                        ) ( ' & %~ $} #| "{ !z  y x w v u t s r q p o n m l k j i h g  f  e  d  c  b a ` _ ^ ] \ [  Z Y X W V U T S R Q P O N M L K  J  I  H  G  F E D C B A @ ?  > "= !<  ; : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * )  (  '  &  %  $ # " !       ( ' & % $ # " !                                        ) ( ' & % $ # " !                                                                           4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                          ~  }  |   {  z  y  x  w  v  u  t  s  r  q  p  o  n  m  l  k  j  i  h  g  f  e  d  c   b  a  `  _  ^  ]  \  [  Z  Y  X  W  V  U  T  S  R  Q  P  O  N  M  L  K  J  I  H  G  F  E   D  0C  /B  .A  -@  ,?  +>  *=  )<  (;  ':  &9  %8  $7  #6  "5  !4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                             +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                                                  ( ' & % $ # " !                                        < ; : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                                   ~ } | { z y x w  v *u )t (s 'r &q %p $o #n "m !l  k j i h g f e d c b a ` _ ^ ] \ [ Z Y  X  W  V  U  T S R Q P O N M  L %K $J #I "H !G  F E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5 4  3  2  1  0  / . - , + * ) (  ' & % $ # " !                           / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                                                                                                                                                     * ) ( ' & % $ # " !     ~ } | { z y x w v u t s r q p o  n  m  l  k  j i h g f e d c  b (a '` &_ %^ $] #\ "[ !Z  Y X W V U T S R Q P O N M L K J I H G  F  E  D  C  B A @ ? > = < ;  : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . -  ,  +  *  )  ( ' & % $ # " !   !                                                                                                     &  %  $  #  "  !                                                            2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                               ~   }   |   {   z  y  x  w  v  u   t   s   r   q   p   o   n   m  9 l  8 k  7 j  6 i  5 h  4 g  3 f  2 e  1 d  0 c  / b  . a  - `  , _  + ^  * ]  ) \  ( [  ' Z  & Y  % X  $ W  # V  " U  ! T  S   R   Q   P   O   N   M   L   K   J   I   H   G   F   E   D   C   B   A  @  ?  >  =  <   ;   :   9   8   7   6   5   4  * 3  ) 2  ( 1  ' 0  & /  % .  $ -  # ,  " +  ! *  )   (   '   &   %   $   #   "   !                                                             )  (   '   &   %   $   #   "   !                                                            ; : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                  5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                     ~  }  |  {  z  y  x  w  v  u  t  s  r   q G p F o E n D m C l B k A j @ i ? h > g = f < e ; d : c 9 b 8 a 7 ` 6 _ 5 ^ 4 ] 3 \ 2 [ 1 Z 0 Y / X . W - V , U + T * S ) R ( Q ' P & O % N $ M # L " K ! J  I  H  G  F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +   * / ) . ( - ' , & + % * $ ) # ( " ' ! & %  $  #  "  !                                                        6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                  $ # " !                                                             3  2  1  0  /  .  -  ,  +   * ~  ) }  ( |  ' {  & z  % y  $ x  # w  " v  ! u   t   s   r   q   p   o   n   m   l   k   j   i   h   g   f   e   d   c   b   a   `   _   ^   ]   \   [   Z   Y   X   W   V   U 5 T 4 S 3 R 2 Q 1 P 0 O / N . M - L , K + J * I ) H ( G ' F & E % D $ C # B " A ! @  ?  >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !   8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  & % $ # " !                                          G F E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                  & % $ # " !                               ~  }  |   { / z . y - x , w + v * u ) t ( s ' r & q % p $ o # n " m ! l  k  j  i  h  g  f  e  d  c  b  a  `  _  ^  ]  \  [  Z  Y  X  W  V  U  T  S  R  Q  P  O  N  M   L 0 K / J . I - H , G + F * E ) D ( C ' B & A % @ $ ? # > " = ! <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !           +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                              % $ # " !                                                                                                   # " !              ~  }  |  {  z  y  x  w  v  u  t  s  r  q  p  o  n  m  l  k   j  # i  " h  ! g  f   e   d   c   b   a   `   _   ^   ]   \   [   Z   Y   X   W   V   U   T  S  R  Q  P  O   N   M   L   K   J   I   H   G  ; F  : E  9 D  8 C  7 B  6 A  5 @  4 ?  3 >  2 = i  @|pdXL@4(~~~~~~~~~~~~t~h~\~P~D~8~,~ ~~}}}}}}}}}}}}y}m}a}U}I}=}1}%}} }||||||||||||u|j|_|T|I|>|3|(|||{{{{{{{{{{{{{x{m{b{W{L{A{6{+{{{zzzzzzzzzzzzwzkz_zSzGz;z/z#zz yyyyyyyyyyyy|ypydyXyLy@y4y(yyyxxxxxxxxxxxxtxhx]xQxEx9x-x!xx wwwwwwwwwwwwywmwawUwIw=w2w&wwwvvvvvvvvvvv~vrvfvZvNvBv7v+vvvuuuuuuuuuuuuwuku_uSuGu;u/u$uu uttttttttttt|tptdtXtLt@t4t(tttssssssssssssusis]sQsEs9s-s!ss rrrrrrrrrrrryrmrarUrIr=r1r&rrrqqqqqqqqqqq~qrqfqZqNqBq6q*qqqppppppppppppwpkp_pSpGp;p/p#pp oooooooooooo|opodoXoLo@o4o(ooonnnnnnnnnnnntnhn\nPnDn8n,n nnmmmmmmmmmmmmymmmamUmIm=m1m%mm mlllllllllll~lrlflZlOlCl7l+lllkkkkkkkkkkkkwkkk_kSkGkX2X&XXXWWWWWWWWWWWWsWgW[WOWCW7W+WWWVVVVVVVVVVVVwVkV_VSVGV;V/V#VV UUUUUUUUUUUU{UoUcUWUKU@U4U(UUUTTTTTTTTTTTTtThT\TPTDT8T,T"TT TSSSSSSSSSSSS}SrSgS\SQSFS;S0S%SSSRRRRRRRRRRR~RrRfRZRORCR7R+RRRQQQQQQQQQQQQxQlQ`QTQHQL2L&LLLKKKKKKKKKKK~KrKgK[KOKCK7K+KKKJJJJJJJJJJJJwJkJ_JSJGJ;J/J#JJ IIIIIIIIIIII|IpIdIXILI@I4I(IIIHHHHHHHHHHHHuHiH]HQHEH;H0H%HHHGGGGGGGGGGGGGuGjG_GTGIG>G3G'GGGFFFFFFFFFFFFsFgF[FOFCF8F,F FFEEEEEEEEEEEExElE`ETEHEB3B'BBBAAAAAAAAAAAAsAgA]ARAGA>>>>>>>>>>>u>i>^>R>F>:>.>">> ============z=n=b=V=J=>=2=&===<<<<<<<<<<<.2.&...-----------~-r-f-Z-N-B-6-*---,,,,,,,,,,,,,x,l,`,T,H,<,0,$,, ,+++++++++++}+q+e+Y+M+A+5+)+++*************u*j*_*T*I*>*3*(***))))))))))))w)k)_)T)H)<)0)$)) )(((((((((((}(q(e(Y(M(A(5()(((''''''''''''v'j'^'R'F':'.'"'' &&&&&&&&&&&&{&o&c&W&K&?&3&'&&&%%%%%%%%%%%%z%o%d%Y%N%C%8%-%"%% %$$$$$$$$$$$$s$g$[$O$C$7$+$$$############x#l#`#T#H#<#0#$## #"""""""""""}"q"e"Y"M"A"5")"""!!!!!!!!!!!!!u!j!_!T!I!>!3!'!!! t h \ P D 8 ,  vk`UJ?4)zodYNC8-" znbVK?3'sh\PD8, ymaUI=1% ~rfZNB6*wk_SG;/# |pdXL@4)ui]QE9-! znbVJ>2&~rfZNB6*wk_SG;/# {ocWK?3(                               (  '  &  %  $  #  "  !                                              ~  }  |  {  z  y  x  w  v   u  't  &s  %r  $q  #p  "o  !n  m  l  k  j  i  h  g  f  e  d  c  b  a  `  _  ^  ]  \  [  Z  Y  X  W  V  U  T  S  R  Q  P  O   N  M  L  K  J  I  H  G  F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3   2  1  0  /  .  - , + * ) ( ' &  % $ # " !                                                                                                                                                                                                                                            v v v  v  v  v  v  v v v v v v~ v}  v| v{ vz v y v x v w v v v u vt vs vr vq vp vo vn  vm  vl  vk  vj  v i  v h  v g  v f  v e  vd  vc  vb  va  v`  v_  v^  v] l\ l[ lZ lY lX lW lV lU lT l S l R l Q l P l O lN lM lL lK lJ lI lH  lG lF lE lD lC l B l A l @ l ? l > l= l< l; l: l9 l8 l7  l6 l5 l4 l3 l2 l1 l0 l/ l. l- l, l+ l* l) l ( l ' l & l % l $ l# l" l! l l l l  l  l  l  l  l  l  l   l   l   l   l   l  l  l  l  l  l  l  l b b b b b b b b b  b  b  b  b  b b b b b b b  b b b b b b b b b b b b b b  b  b  b  b  b b b b b b b  b b b b b  b  b  b  b  b b b b b b b  b b b b b  b  b  b  b  b b b b b b b  b b b b  b  b  b  b  b b b b b b b  b  b  b  b  b  b  b  b  b   b   b   b   b   b  b  b  b  b  b  b  b X X X X X X  X  X  X  X  X X X X X X X  X X X X X X  X  X  X  X ~ X} X| X{ Xz Xy Xx Xw  Xv  X u  X t  X s  X r  Xq  Xp  Xo  Xn  Xm  Xl  Xk  Xj Ni Nh Ng Nf Ne Nd Nc Nb Na N` N_ N^ N] N\ N[ N Z N Y N X N W N V NU NT NS NR NQ NP NO  NN NM NL NK NJ NI N H N G N F N E N D NC NB NA N@ N? N> N=  N< N ; N : N 9 N 8 N 7 N6 N5 N4 N3 N2 N1 N0  N/ N. N- N, N+ N* N) N( N ' N & N % N $ N # N" N! N N N N N  N  N   N   N  N  N  N  N  N  N  N D D D D D D  D  D  D  D  D D D D D D D  D D D D D D D D D D D D D D  D  D  D  D  D D D D D D D  D D D D D D D D D D D D  D  D  D  D  D D D D D D D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D  D   D   D   D   D   D  D  D  D  D  D  D  D : : : : : : : : : : :  :  :  :  :  : : : : : : :  : : : : : : : : : :  :  :  :  :  : : : : : : :  : : : : : : : : :~ :} :| :{ :z :y :x :w :v :u : t : s : r : q : p :o :n :m :l :k :j :i  :h  :g  :f  :e  :d  :c  :b  :a  :`  :_  :^  :]  :\  :[  :Z  :Y  :X  :W  : V  : U  : T  : S  : R  :Q  :P  :O  :N  :M  :L  :K  :J 0I 0H 0G 0F 0E 0D 0C 0B 0A 0@ 0? 0 > 0 = 0 < 0 ; 0 : 09 08 07 06 05 04 03  02 0!1 0 0 0/ 0. 0- 0, 0+ 0* 0) 0( 0' 0& 0% 0$ 0# 0" 0! 0 0 0 0  0  0  0  0  0 0 0 0 0 0 0  0 0  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  0  0  0  0 0 0 0 0 0 0  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  0  0  0  0 0 0 0 0 0 0  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  0  0  0  0 0 0 0 0 0 0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0   0   0   0   0   0  0  0  0  0  0  0  0 & & & & & &  &  &  &  &  & & & & & & &  & & & & & & & & & & & & & & &  &  &  &  &  & & & & & & &  & & & & & &~ &} &| &{ &z &y &x &w &v &u &t &s &r &q & p & o & n & m & l &k &j &i &h &g &f &e  &d &c &b &a &` &_ &^ &] &\ &[ &Z &Y &X &W &V &U &T & S & R & Q & P & O &N &M &L &K &J &I &H  &G &F &E &D &C &B &A &@ &? & > & = & < & ; & : &9 &8 &7 &6 &5 &4 &3  &2  &1  &0  &/  &.  &-  &,  &+  &*  &)  &(  &'  & &  & %  & $  & #  & "  &!  &  &  &  &  &  &  &                                                                          !                                                                                                                                                                                                             ~ } |  { z y x w v u t s  r  q  p  o  n m l k j i h g  f e d c b a  `  _  ^  ]  \ [ Z Y X W V U  T S R Q P O  N  M  L  K  J I H G F E D C  B A @ ? >  =  <  ;  :  9 8 7 6 5 4 3 2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &   %   $   #   "   !                                               : 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 / . - , + * ) ( ' & % $ # " !                                        ( ' & % $ # " !                                                                                                          ~  }  |  {  z  y  x  w  v  u  t   s  "r  !q  p  o  n  m  l  k  j  i  h  g  f  e  d  c  b  a  `  _  ^  ]  \  [  Z  Y  X  W  V  U  T  S  R   Q  !P  O  N  M  L  K  J  I  H  G  F  E  D  C  B  A  @  ?  >  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3  2  1   0  /  .  -  ,  +  *  )  (  '  &  %  $  #  "  !                                             ( ' & % $ # " !                                                                                                                                                                            ~  }  |  {  z  y  x  w  v  u  t  s  r  q   p   o   n   m   l  k  j  i  h  g  f  e  d c b a ` _ ^ ] \ [ Z Y X W V  U  T  S  R  Q P O N M L K J  I !H  G F E D C B A @ ? > = < ; : 9 8 7 6 5  4  3  2  1  0 / . - , + * )  ( ' & % $ # " !                                                                                                $  #  "  !                                                                                                              !                                                                  ' & % $ # " !                ~ } | { z  y  x  w  v  u t s r q p o n  m l k j i h g f e d c b a  `  _  ^  ]  \ [ Z Y X W V U  T S R Q P O N M L K J  I  H  G  F  E D C B A @ ? >  = < ; : 9 8 7 6 5  4  3  2  1  0 / . - , + * )  ( ' & % $ # " !                                                                                                                                                                                                            , + * ) ( ' & % $ # " !           ~ } | { z y x w v u  t  s  r  q  p o n m l k lW|pdXMA5)~~~~~~~~~~~~u~i~]~Q~E~9~-~#~~ ~}}}}}}}}}}}}~}s}h}]}R}G}<}1}&}}}||||||||||||v|j|^|R|F|:|.|"|| {{{{{{{{{{{{{{o{c{W{K{?{3{'{{{zzzzzzzzzzzztzhz\zPzDz8z,z!zz yyyyyyyyyyyyyymyayUyIy=y3y(yyyxxxxxxxxxxxxxxxmxbxWxLxAx6x+x xxwwwwwwwwwwwwxwlw`wTwHwq3q'qqqppppppppppppspgp[pOpCp7p+pppooooooooooooxolo`oToHoj3j(jjjiiiiiiiiiiiiitihi\iPiDi8i,i iihhhhhhhhhhhhxhlh`hThIh=h1h%hh hggggggggggg}gqgegYgMgBg6g*gggffffffffffffwfkf_fSfGf;f/f#ff feeeeeeeeeee|epedeXeMeAe5e)eeeddddddddddddvdjd^dRdFd:d.d"dd cccccccccccc{cocccWcKc?c3c'cccbbbbbbbbbbbbtbib]bQbEb9b-b!bb aaaaaaaaaaaazanabaVaJa>a2a&aaa````````````s`g`[`O`C`7`+```____________x_l_`_T_H_<_0_$__ _^^^^^^^^^^^~^r^f^Z^N^B^6^*^^^]]]]]]]]]]]]w]k]_]S]G];]/]#]] \\\\\\\\\\\\|\p\d\X\L\@\4\(\\\[[[[[[[[[[[[u[i[][Q[E[9[-[![[ ZZZZZZZZZZZZzZnZbZVZJZ>Z2Z&ZZZYYYYYYYYYYYYsYgY[YOYCY7Y+YYYXXXXXXXXXXXXxXlX`XTXHX  =  <  ;  :  9  8  7  6  5  4  3   2  1  0  /  .  -  ,  +  *  )  (   '  &  %  $  #  "  !                                                                                                                                                                                                                                                         ~  }  |  {  z  y  x  w   v   u   t   s   r  q  p  o  n  m  l  k  j  i  h   g   f   e   d   c  b  a  `  _  ^  ]  \  [   Z   Y   X   W   V  U  T  S  R  Q  P  O  N M L K J I H G F  E  D  C  B  A @ ? > = < ; :  9 8 7 6 5 4 3 2 1  0  /  .  -  , + * ) ( ' & %  $ # " !                                                                                                                                                                                                                                             ~  }  |  {  z  y x w v u t s r  q p o n m l k j i h g f e  d  c  b  a  ` _ ^ ] \ [ Z Y  X  W  V  U  T  S  R  Q  P  O  N  M  L   K   J   I   H   G  F  E  D  C  B  A  @  ? > = < ; : 9 8  7  6  5  4  3 2 1 0 / . - ,  + * ) ( '  &  %  $  #  " !